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あらいの https://masa1751.hatenablog.com/

体育会系男子大学生の日々をつらつら残しています。ちょっとした違和感も拾いたい。

違和感はどこにでも転がっています。

ariano
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住所
つくば市
出身
米沢市
ブログ村参加

2016/02/08

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  • 2024/4/13 勧善懲悪

    雑文。今週の雨で桜がけっこう散ってしまった。でも葉桜の状態でまあまあ保っている感じがするのは気のせいだろうか。3月がかなり寒くて*1、開花自体が去年よりもかなり遅かった。4月になっても寒かったり暖かかったりで満開はやはり短かった。たしかに桜もびっくりしているのかもしれない。私は桜並木や神社や公園にあるような桜の集合地帯ももちろん好いなあと思うのだけど、それよりも、住宅街とか道端にポツンと桜の樹が一つ場違い的に佇んでいるのに心惹かれる。そこだけがほんの数日間だけ異様なほどに輝く。際立つのだ。かつてそこにひとつ、桜の木を植えたきっかけが気になる。 今田美桜主演の『花咲舞が黙ってない』をみた。端的に…

  • 2024/04/12 入れて満足する

    ””よーし、キンキンにして飲むぞ””ってビールを冷凍庫に入れたまま凍らせてしまうことってないですか? 私はしょっちゅうあります。””ご飯は作っただけでお腹いっぱいになります””だとか、””本は買っただけで満足してしまう(そして積ん読になる)””だとか、なんだかそれと同じ類だと思っている。 そう、ビールの話。大抵のばあい””どうせこの1本で満足しないだろう””とか””これは食べた後あれと飲むために””って予約的な感じで入れるんだけど、入れていることをすっかり忘れ、挙句のはてにはビールをカチカチにしまうのです。1時間半とか経つともうキンキンを通り越してカチカチでそれならまあ諦めがつくんだけど、ちょ…

  • 2024/04/04 コミット

    とりあえず昨日のことを書く。日記って普通その日に起こったことを書くものだけど、昨日はあることで気分が高揚して朝の通勤で書いてしまった。山手線新宿から大崎あたりまでで書いた。いつも思うのだけど山手線の内回りとは何が内で何が外なのかほんとにわからない。上り下りと同じできっとこの環状線ができた歴史や東京駅をなんらかの起点としてちゃんとした納得の理由があるのだろうが、いつも混乱する。私の通う会社はたぶん世間一般的にいう営業会社。ストレスフルでスリリングで…あと何かもう一つ付け加えたかったけど思い浮かばない(できればSからはじまる言葉がいい)。ところがうちをやめた奴とこの会社の話になると""あのねあらい…

  • 2024/04/03 ネクタイと桜

    私がすごく凝っているといわけではないのだけど、他人の革靴、ネクタイが気になる。 “”この人いいな“” と思うのは1日でも数人。それは新宿渋谷品川田町と、まあまあ人がいるところを毎日通勤でとおっていてもなかなか居ない。ところが今日ネクタイの締め方が一級品な高身長スーツ男子がいた。チラッとしか見えなかったが、光沢のかかったコバルトブルーで金色の模様が散りばめられている。あれはプレーンノットではなくしっかりぷっくりとしたウィンザーノット。ディンプルも欠かさずにあった。そんなものを朝から見られたので少し気分がよい。コート、手持ち鞄を見るに新入社員か。雰囲気から営業ではなさそう、きちんとスーツを着るコン…

  • 田舎者にとっては夢みたいなすばらしい立地

    下北の不動産に勤める富山出身の同い年のおにーさんが薦めてきた。掘り出し物です!最高ですって何度も連呼するものだから借りてやった。そんな彼は田舎の近い男とルームシェアをしてるんだそうだ。渋谷まで電車で9分、シモキタまで歩いて15分のところに住んでた時の話です。 2017年10月に入居した時、敷いたログが部屋の大きさに対して大幅に足りなくて、フローリングの部分は誰に頼んだわけでもないのにキンキンに冷えていた。少なくとも秋冬春はまず素足ではたっていられない。これくらい冷えたビールはさぞや美味いだろうなとまったく面白くもないことを考えていた。 その秋大きな台風がやってきてベランダにある隣の部屋との「し…

  • あたたかい握力を感じた

    山形へ行ってきました。 「さいきん具合いぐねんだ。ご飯もあんまり食べらんねくて、ちょっと気が滅入ってる感じで」。この頃じいちゃん(父方)の具合がよくないようだ。本来であればこの暑い時期ではなく8月末に順調に子供がうまれ 、すこし涼しくなった時期に行きたかったのだけど。 米沢のじい(私の生まれ故郷、母方)が3年前に亡くなってから、ひとは齢八十を超えてから「チョット先で大丈夫」なんてことは本当にないんだと、経験的におもった。その米沢のじいが亡くなる2ヶ月くらい前、コロナ感染拡大はひどかったけど強行して行こうと思案した。でも、もう少し大丈夫。もう少しおちついたら、と言い聞かせて米沢に帰ることをやめた…

  • 6/23、STUTSのライブに参加@武道館

    このごろ、新しく迎える命のことを意識してか、自分が心動かされたことについてはしっかり書いておこうと思うようになった。なので投稿。何度目だろうこの挑戦、そしてこのような意気込み。 人生6度目のライブは、STUTS|LIVE INFORMATION|SMASH [スマッシュ] Official Siteでした。しかも人生初の武道館。これ、演者の側みたいな言い方だけど、観る側にとってもさすがにテンション上がったですよ。最寄りの九段下駅から向かう途中短パン、ダボダボのパンツ、サンダル、白ティ、黒いハット、UVカットしなさそうなおしゃれなサングラス等つけてる、いかにも「らしい」ファンたちで溢れかえってて…

  • 『怪物』をみた(是枝裕和×坂元裕二)

    妻と一緒に府中で鑑賞。雨も降ったり止んだりで初めは乗り気ではなかったけれど、坂元裕二だしな、いま少しは気持ちも明るいしな。今週逃したら来週まで待たせるの申し訳ないしな。といろんな理由から意を決して梅雨空の下家を出た。 大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子供たち。それは、よくある子供同士のケンカに見えた。しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した――。 https://filmarks.com/movies/106550 正直整理がついていないのもある。あまり詳しい…

  • Vaundy のライブへ@みなとみらい

    速報です。みなとみらいであったVaundy のライブへ行ってまいりました。2年前に知ったアーティスト。Vaundyを知ったのは、令和版「東京ラブストーリー」*1の主題歌。その時はさんざん「なんだこれ」と言っていたのに、4話になる頃にはApple Musicでヘビーローテーション。んで、今じゃこの始末。 実物をこの目でみるのはじつは通算2度目だった。それもちょうど1年前、有明であったナルバリッチのライブでサプライズゲスト、そのトップバッターでやってきていた。1曲しか歌ってないのに主役さんよりも嬉しくって涙が出たなあ。と、そんなことを思い出してふとしみじみ。歌ったのは大好きな彼らのコラボ「ASH」…

  • 「あの人若いよね」

    世の中には「あの人若いよね」といわれる人がいて、そういう人は関わっていて大抵気持ちがよい。僕の勝手な考えですがそういわれる人の要素としては、文字通り「日頃から若い人と接する機会が多い」だとか「若い人が好きなものに積極的に、そして無理なく接触している」みたいな傾向があるような気がしている。 対比されるワードとして「若造り」が挙げられるだろうけど、辞書を引くと「 実年齢より若く見えるような服装や化粧をすること」とあるように、何か物理的な方法で現状を変えようとすることなんだろう(もちろんそれが悪いなんて思っていなくて、あくまで対比としてです)。で、僕が挙げた「若く見える人」はやはり「若造りをしている…

  • 2022/05/16 0:34

    せっかく一度眠りに入ったのにそれが20分とか短いタイミングで目が覚めてしまうことがたまにある。その直後はわりにしっかり寝たぐらいの目覚めがあってこういうのは本当に困る。これじゃ「俺(私)はショートスリーパーだ」と錯覚(そう思い込みたくなる人が一定数いる)することもわからないでもない気がする。ボケた頭で考えていたことを仕方なくPCを開いて書き殴ってまた布団を被ろうと思う。 どの機種もそうか知らないけれどMacでは「きょう」と打つと「2022/05/16」と出る。「おととい」と打つと5月14日(土)と出せる。最近仕事などでその日の日付をメモる時にはこれを活用している。それで時間も書きたい時ってあり…

  • 『おいハンサム!!』(2022)がおもしろい 吉田鋼太郎・武田玲奈ほか

    タイトルのものはNetflixでたまたま見つけたドラマ、とある5人家族の話です。今年の1月からやってたらしい。ドラマの舞台はどうやら東京であるのだけど、劇中で具体的な地名は出てこない。3人姉妹の父役を吉田鋼太郎(源太郎)、母役をMegumi(千鶴)が、娘は年齢が上から順に木南晴夏(由香)、佐久間由依(里香)、武田玲奈(美香)が演じる。理由は特にないけど「このキャストなんかいいなあ」と思ってしまったし、三姉妹の名前に「香」が入っていて、またもやPerfumeかよと心の中で突っ込んだ。あれ、どっかでみたことあるぞこれ。 「何言ってんだよ!ハンサムで」 源太郎がそれっぽいいいこと(ほんとにいい言葉な…

  • 書くことと死ぬこと。

    人はいつ死ぬかわからない。これはまごうことなき事実です。普遍的なものです。が、かと言って、普段の生活の中であるいは仕事がめっちゃ忙しいとき「私、明日死ぬかもしれないな」とは考えませんね。よほど心身の状況がやばくない限り、「あしたはゆっくり休もう」とか、あるいは明日もまた仕事なのであれば、「あした楽したいから今日もう少し頑張ろうかな」とか、やっぱりあしたは生きる前提。周りの大半の人のことは知らないけれども、僕の場合だと「もし死なないとしたら」とか考えてなくて「今日はここまで、あしたはこうで…」と話は進めますし、それで実際時間も進みます。 ちょっと突飛だけど触れておきたいことがあります。死生観につ…

  • 受付の人あれこれ

    私の所属する会社はシェアオフィスを2つ契約していて、それぞれ社員は任意で利用ができる。1つは主に個室利用ができるもの。利用に応じてスポットで15分あたり150円ほどかかるため、よほどのことがない限り利用するのはきつい。もう1つは、シェアオフィスのビジネスラウンジ(フリーアドレスのようなもの)。時間単位では料金かからず空いていれば自由に使える(会社が大阪梅田で常時4人用個室を契約しているのでその特典という形)。後者のラウンジの有無は店舗によるけど、都内だけでも20箇所程度あるので困らない、便利だ。よく立ち寄る新宿西口のは6人入れるけど今のところ、ラウンジがいっぱいで入れなかったことはない。ああ、…

  • その日にしっかりと眠れることについて

    「もしその日に死んでしまうとしたら(あるいは明日は元気に生きられないかもしれない)と思って、その日を1日を懸命に生きよ」。 だらだらとネットサーフィンなんかをしていると上に書いた格言めいたものを見かける。それってけっこう簡単ではないことなんじゃないかと思ってしまう。だってそんなこと言ったってねえ。「今日は何もかもついてない、明日はいい日になりますように」と思いたいし、反発したくなってしまう。成果が目に見えてわかりづらいという点で一種の思い込みというか心構えというか、メンタル的な意味合いが強いんだろう。これは巷で話題になりがちな後回しぐせとは違うはずだ。 簡単ではないとか反発したくなる理由はなん…

  • 誕生日・長濱ねる・大岡山の傘/2022年2月16日(水)

    去年末のクリスマスイブ。確か金曜日だったと思う。朝から何もお腹に入れていなくてグロッキー状態だったわたしは昼ごはんを買いに階段を8階から降りていた。ラジオをイヤホンで聴いていると、こじるりの声が聞こえてきた。その番組がこじるりの番組かどうか知らなかったんだけど、ザッピングしてたらたまたまあの声が耳に入ってきて、反射的にこじるりだと思った。いつだったかSNSで、「ヒットする女優の要素として、声だけで誰かわかるかどうかじゃない?」というのが流れてきて、その人は持論の例に広瀬すずとか杉咲花をあげており、確かにと思った。 それで、こじるりの話にもどす。番組内の秋元康とのやりとりで「わたしの誕生日は12…

  • 消えるゴミ/2022年02月14日(月)

    社会人1年目、意識高い系だったので日経新聞を契約して読んでいた。読めるのはたいてい朝の出社時間。ぎゅうぎゅう詰めの満員電車に揺られながらページを捲るのは至難の業。乗車率200%を誇る埼京線であればなおさら(180%を超えると気がおかしくなります)。ピカピカのキレイなiPadで、涼しい顔をして電子版を読むおじさんを羨ましく、また恨めしく横目で見ながら「あんなので読んでも頭に入らねーだろ」と心の中で毒づいた。自身の缶詰状態に対する不快感の方が勝って、こちらこそほとんど頭に入らないし、まあ強がっていたわけである。1ヶ月足らずで紙で読むことは諦めて(周囲の目も気になった。我ながら)スマホの小さいビュー…

  • コロナを得て、酒がいらない/2022年2月9日(水)

    先週、コロナに罹りました。症状が治まって1週間がたった。書くか迷ったけれど備忘録として残しておきたい。「自分だけはかからないんだ」と出どころのしれない自信はもろくも崩れさり、はたして過信だったことがわかったけれど、もうここまでくるとしょうがない「選ばれたんだ」と思うしかない。 先週の月曜日。朝7時に凄く悪寒がしてめがさめた。発熱。会社を休んで発熱外来に電話。病院に行って検査に。タクシーの運転手には悪いと思ったけれど、2km歩く気力がなかったんだ。電子マネーに免じて許してほしい。鼻に綿棒突っ込まれてロビーで待つ。10分程度で結果が出る抗原検査では「陰性」と判断され、お薬をもらって帰宅。熱は薬で面…

  • ばかになってきたワイヤレスイヤホン/ 2022年1月25日(火)

    アマゾンにはほんとうにいろんなものが溢れている。お風呂に浮かせるあの黄色いアヒル(僕はその場面に立ち会ったことはないが…)5万羽セットや、わら人形なども売っているらしい。もちろんそんなものは買わないが、薬局やスーパーで調達するにはちょっと面倒な日用品とか多い量の飲み物を買うのによく活用している。 そこで買ったもので特によかったなと思うのがワイヤレスイヤホンである。字の如くイヤホンの紐のないワイヤレスイヤホンはもはや市民権を得ていて、そんな便利なものも2,000円を切るものから上は30,000円以上するものがアマゾンで買える。僕はもうかれこれ3年前以上前くらいになるか、2990円のものを選んで今…

  • 「それは書くに足らないことですよ」2022年1月23日(日)

    日々画面越しにいろんな種類の「発信」に出会う。彼らの姿、あるいは文章という形をとったそれは「何者か」になった様子である。私にとって、とても眩しくみえる。 だれも私の生活の振り返りなど読みはしない。いや、「好きで読みたいと思って読もうとしない」だろうか。私はいろんなエッセーやブログを読む中で「目に留まってしまう」「つい読み進めてしまう」そんな文章を書きたいと思ってきた(もちろんプロのように読ませられるとは毛ほども思っていない)。その動機は今となってはよく分からないし、もはやそれに固執する理由はない。でありながら?いまなにも書けない。ほとんど毎日のように、文章にしたら(個人的には)面白そうなことが…

  • 2021年11月23日(火)祖父の思い出

    やっと書こうと思う。 1年前、祖父が亡くなった。私にとっての祖父祖母で一番初めに鬼籍に入った。91歳だったか。よく生きたよ。死に目はおろか、まだ一度も墓参りに行っていない。というか、行きたくない。でも次の11日、私は一周忌のために山形へ向かう。お坊さんが忙しくてその日になったらしいが、奇しくもその日は母親の59歳の誕生日だ。 報せは母からのLINE電話だった。1年前の11月20日。平日の嫌というほど忙しい16時頃。平日の日中に電話がくるなんておかしい、なんかあったのだと直ぐに察知した。会議が終わって折り返すと、「じいちゃん死んじゃったよ」と母はいった。これからの段取りを簡潔に聞き、「そっちも気…

  • 2021年 10月 17日(日) /目黒とさつまいもと火事

    僕はオムライスを、女性は豚汁定食を食べ始めた時けたたましいサイレンが鳴った。その音の大きさからわれわれが入った店の前の小道を、赤くて大きな車体が通ると直ぐに分かった。店にいる誰もが。通り過ぎるかなと思いきや、その大きな車はこの店の目の前ピッタリに停まった。え?え? 店の中から一斉に人が出ようとした。警視庁のジャンパーを着た男が3人、消防団員がざっと6人くらい。まるでその建物を占拠するような感じで雑居ビルの入り口に待機し、何かを話し合っていた。そして何人かの団員が合図をして急いで階段を駆け上がっていき、それはドラマのワンシーンを見ているようだった。店員が慌てて「落ち着いてください落ち着いてくださ…

  • 2021年 10月 16日(土)ジャズと大阪と贈与

    土曜日朝9時。ベランダに出ると足の指先が冷えて、いよいよだなと思った。幾つかの種類の鳥が啼き、車は忙しそうに走っていた。土曜日の朝10時。アップルの空間ミュージック(ドルビー)で迷う事なくジャズを選らんだ。良い音に包まれながら布団にもぐり込み、それだけで幸せな気分になれる気がした。大きな音だししっかり聴いているし眠らないだろうと踏んでいた。僕はぬいぐるみを枕がわりにして寝転がり、疲れた頭を空っぽにしようと試みた。 電信柱と背の低い家屋が密集する路地裏の情景が浮かんだ。ついさっき見たものだ。家のベランダから見下ろせるそれは、東京下町特有のものだと住んでよく解った。岸政彦・柴崎友香共著エッセイの「…

  • 青山のマクドナルドでネタ合わせしていた

    世田谷に住んでいた時だから、もう確か3年も前の話だけれど、ある出来事があって、マクドナルド芸人(と勝手に呼んでいる)を急に思い出したので書き出している。ある出来事というのは、本当に大したことじゃない。 外苑前にある前職の会社で働いていた時のこと。確か一年目の秋だった。総務から雑誌編集の部署に異動して、何から何まで新鮮で本当に忙しかった時だったと思う。心の余裕なんてものはなく、遅めの昼ごはんのために昼の3時過ぎ、青山のマクドナルドに駆け込んだ。そこは青山通りに面していて、右手に行けば表参道、左に行けば外苑前駅がある。店の隣には自転車屋があり、道路を挟んで斜め前には今は移転して抜け殻となったエイベ…

  • 3月11日(水)

    * 3月11日になりました。あれから9年が経ちました。 年も経つと色々なことが”起こる”ものですね。いろいろ。思ったことを書きました。僕にとって3月11日は意味がある日です。身近な人を亡くしたわけではなく、僕自身当時住んでいた家を失ったわけでもない。僕自身が生活が不自由になるような体験もしていません。むしろその日を境に(と言っても良いくらい)僕は強くなりました。それは、何か一言では言えない、特別な日です。取り留めなくて、何度も書き直ししているわけではありませんが、話したいままに書きました。生活は、分断されることなんてなくてずっと、繋がっているものだと思うんです。 ** 僕はいま東京で働いていて…

  • 2月6日(木)

    観光やイベント、読んだ本や映画の内容など、インプットした記憶に定着させるためには「アウトプット前提でインプットする」ことが有効だと言われている。「この後書かなければならない」と自らにミッションを課すことで、心理的プレッシャーによるノルアドレナリンが分泌されて集中力が高まるのだと言う。編集部時代にも「普段の会話から、これは何かに書けそう、というポイントを探しながら過ごしなさい」と言われてきた。うん。『インプット大全』の著者・精神科医の樺澤氏も同じようなことを書いている。うん。 普段はあまりこういう本は買わないのだけど、物は試しと思って購読した。わたしは個人的にこういうのを「まとめて一気読みビジネ…

  • 1月21日(火)

    20日、「言葉ダイエット」の著者・橋口さんと、「読みたいことを、書けばいい」の著者・田中さんのトークイベント(@蔦屋書店代官山)に行ってきました。特定の誰かにあてる文章でもありませんが、とりあえず「アウトプット_No.1」として書いておきます。 -------- 田中さんの「読みたいことを、書けばいい」はもちろん読みましたし(お金を出して買いましたので、ちゃんと75円が田中さんの手元に行きます)、橋口さんの「言葉ダイエット」はイベントで手に入れました。最近本買いすぎ。反省はしていま…せん。橋口さんはツイッターを結構前から見ていて、「絶対この人優しい人だろ」と思ってました。いやあ、実際そうでした…

  • 1月16日(木)

    こないだ書いたものに、 「ちょっと友達とお茶するためとか、自主学習や本腰を入れて本を読もうとしたら難しくて、聴きに行く姿勢が要る」みたいなことを書いたけど、目を開くのを半分くらいにして、ぼーっとするにはジャズはとても最適です。そんな時に本が手元にあると、頭に入ってこないので、読んでいるふりをしているように見えます。クラシック音楽は作業や勉強に、ロックミュージックは街中を歩く時、R&Bは夕暮れ〜夜のドライブなんかがいいですね。こないだの年末、母親の運転で宮城から山形に移動する時、サックスとかピアノジャズをかけたら「いいね」ってなったんだけど、吹雪の山道で眠られると困ると思ってやめた。何にせよ、場…

  • 1月15日(水)

    最近のこと、書きます。 買っている猫ちゃんが4000gになりました。僕が出会ってからは500gくらい増えたそうだ。もこもこ、もこもこしているのは、冬毛のせいだけではなかったんですね。どうりで片手で抱えるのが大変になったわけだ。同居人の佐藤さんと「君はもうデブ猫ちゃんなんだよ」と、日々お説教しています。私は最近家にいることが多いので、この子と会話しています。自分ではあまり変なことだと思っていません。24歳になり初めて、猫と同じ屋内で、継続的に過ごすことをしていますが、かれらは本当に「1日の6〜7割は寝ているんだ」と思った。 転職エージェントに出してもらう求人票に「応募する」とアクションし、企業に…

  • 1月10日(金)

    社会人1年目は入社前の3月から12月まで、JR埼京線・北戸田駅が最寄りのところに住んでいた*1。新宿方面に一つ隣の戸田駅近くのショッピングモールに大きい書店があって(今もあるのかな?)、たまに仕事帰りに立ち寄った。書店併設のカフェのスペースも広くて、そこで本を読んで21時くらいになったら仕方なく帰るみたいなことを何回かしたことがある。その書店で、2回ほど購入を見送って結局買った本が以下で引用したもので、雑誌編集部の時はページをめくる手が全く進まなかったのだけど、最近はよく持ち歩いている。3度目にして買って手に入れた自分を褒めたい。特に今日印象に残ったところ。 ブランドマネジメントへの関心は90…

  • 1月9日(木)

    もう一つルールを作る。テーマは特に定めないにしても、エピソードや本の気になった 一節、誰かから聞いたこと(伝聞)をひとつは引用したい。記憶はとてもバイアスがかかりやすいので、引用内容は細かいところまで正確とは言えないかもしれない。手元に本やメモがあれば確認し、そうでなければ記憶のままに書きます。引用元に迷惑をかけない程度に。 ---- 『今ではどこでもお店ではジャズを流すようになった。蕎麦屋でジャズを聴くなんてジャズ喫茶を経営している時には思ってもいなかった*1。ジャズというものは本来「さあ聴くぞ」と前のめりになって聴くものなので、なんだか拍子抜けしてしまう*2」と言ったのは村上さん。共感した…

  • 1月8日(水)

    これから書くものは、ただの記録でしかない。1日の中で人と会う数が圧倒的に減り、言葉を話さなくなり、何についても書けないような気がする。語れないような気がする。これまで以上に断片的で、取り留めもないものになると思う。でも、そうやって学生時代から書いてきたのでしょうがないことだと思うしかない。所詮はひとり言で、自己満足で、誰からも結果を求められることではない。マラソンみたいだ。 社会人1年目の時。思っていること、書きたいことをうまく書けない時に学生時代に書いたそれに手を入れていた。原稿を直すのとは訳が違うけど、いま思えば原点的なものかもしれなかった。書いたことに対して恥ずかしい思いもあるのだけど、…

  • 12月29日(日)

    高校生まで育った土地の最寄駅の目の前に、広大なビール工場がある。「サッポロビール園」といい、そこにはビオトープという広場がある。小学生の頃、理科の授業で生物観察のために訪ねたことがあった。そこまでいい思い出はない。 入っていた少年野球チームの懇親会でビール園に行き、その会の終わり際に園のスタッフからビールキャラメルをもらった。どんな流れだったかわからないけど、それを素直に受け取って食べた。これがとんでもなく不味かった。キャラメルとも言えない、ただ苦いその形だけはキャラメルのお菓子に対し、誰が好き好んでお金を出すだろう? と12歳ながらに思った。あらゆる人間をビールを好きにさせるため? もちろん…

  • 12月25日(水)

    有給休暇の5日目に入った。土日を含めて約1週間、今のところ仕事のない生活を送っている。体も心もだいぶ休まった気がする。私の有給は16日あるのだけれど、 「それ、全部取れるの?」 と聞かれることが多い。しかも不安げに。世間的には、有給を取らせない=円満ではない、ということを意味するのだろうが、私が在籍したところは、幸いにも問題なかった。 面談をして、最終的には今後について相談するようになった50代の人事部の男性にもこんな言葉をかけられた。 「話しづらいかもだけど、これからは、人よりちょっと人事に詳しいおじさんだと思ってもらえればいいから」 まぎれもない冬が来た。この時期はスーツで外を歩くと、よく…

  • 11月17日(日)

    杉並の方に引っ越して来て約3ヶ月が経った。どこかで書いたかもしれないけれど、家の目の前には新宿、中野に直接行けるバス停がある。真横には小学校がある。徒歩1分のところには陸上競技場がある。そう、ゴム張りのやつ。 そこではだいたい週に1回、ランニングで繋がった人たちと走っている。汗を流し、涙・ヨダレを垂らし・・・とまではいかなくとも、わりに必死になって走っています。 結構本気で練習している中高生や、散歩のために歩いているおじさん、おばさんがいる。僕は30〜50代の市民ランナーの中だと比較的若い。25なんで。でも周りからすると「結構最近まで陸上やっていそうなのに、遅くね?」みたいに見られている気がす…

  • 11月2日(土)

    エントリを書くまで何も起こらなかったわけでなかった。ただ書けなかった。「書くに足ること」とまで言えないけど、僕にとっても色々なことが立て続けに起こった数ヶ月だった。季節でいうと夏から晩秋だ。彼らは、やってきたと思ったらサーっと去っていき、またどうもってやってくる。 ---- 木曜日のこと。ハロウィンは宮崎料理屋で沢山のビールや冷酒を身体にとり入れた。街中の猥雑な人混みを抜けてなんとか渋谷駅の改札を通り電車に乗り込んだ時、「意識」は後頭部から右斜め上40センチくらいのところにプカプカ浮かんでいるような気分だった。 墨田区の方に引っ越す今年の初めくらいまでも同じ沿線上に住んでいた。現自宅の最寄駅の…

  • 10月31日(木)

    半年間、お世話になった男性がいた。これからもお世話になるだろうが。 表参道の渋谷側、青学の目の前の紀伊国屋の真横に鍼灸院をかまえている先生がいる。その男性は今53歳だが、49歳の時フルマラソン3時間の記録を破った。つまり、50歳目前でサブスリーを果たした。これはすごいことである。本誌の連載で協力してもらっていたのでそのお礼を込めて今日は渋谷で飲んだ。よりによってこのハロウィンの日に、渋谷で。 東急本店の目の前、宮崎料理屋「魚山亭」。宮崎の地ビール「ひでじビール」というのは800円する。他にも1合800円から1100円する日本酒を何本もあけ、11時出てきた。先生はフラフラだった。僕はなんとか先導…

  • 9月30日(月)

    まだ日中の気温は高いですが、草木の放つ匂いを嗅いだり水色の空に浮かぶ雲の形を見ると「秋到来」といえるのではないでしょうか。遅いですか? こんなにいい季節は待ち焦がれるというわけではなく「ふいにそこにあるもの」という感じがあっていい。外に出たついでオフィスに戻るのに、ちょっと遠回りしたくなりますよね。 だいたい、9月上旬にある私の誕生日が来ると、何となくあっという間に9月がすぎて10月になる(小学生の頃から変わらず、9月ってなんだか忙しいのだ)。10月は月末の馬鹿騒ぎ・・・いや、ハロウィンが来る頃にはアタマとココロではもうクリスマス一色。なのでこれもすぐに終わって冬が来る。ちょっと肌寒いところで…

  • 9月6日(金)

    今朝の電車で「日記」と冒頭に置いて、長い文章を書いていら女性がいた。あの級数*1、行数の感じからすると、おそらく600字は超えていた。何度もスマホの画面を胸に寄せ、目を閉じながら何を書こうか考えている風だったーー。 あれはおそらく言葉を選ぶ「反芻」というもので、業務日報くらいの分量を日常的に書いていれば誰でも自分ごととしてわかりますよね。女性のその日記に、きっと読者はいないでしょうけど、妙に慎重な雰囲気でした。それは朝の8時30分のできごとだけど、内容は昨日のことだったか、あるいは今日のことだったかもしれない。秋晴れの日に思う。朝から語るに足る、書くに足ることがあるのはいいことですよね。 つい…

  • 7月11日(木)

    伊藤忠商事陸上部の人との情報交換会(という名の飲み会)に参加して、上司と飲み直し、その帰り。信濃町駅から中央・総武線に乗っている。あの商社と職場は徒歩10分くらいの距離。かれこれ10年弱、「ランニング」という話題ひとつで繋がりがある。いろんな話を聞いた。職種、業者を超えて合流できるのは「ランナーズ」ならではと言えると思っている…。もちろん企業は規模で品定めしているわけじゃないんです。でも、これまで雑誌に出てきた人たちは、往々にして、おもしろい。なぜか。「ラン」一つ考えているからです。気持ち良さを感じているだけじゃない。思考して、悩んで、試行錯誤して、その「実」を手繰り寄せているからストーリーが…

  • 7月8日(月)

    昨日の午後、雨だったので洗濯物を干しながら「ボクらの時代」を録画で見た。 「小説家の父を持つ」というのがテーマ。阿川佐和子、遠藤龍之介、檀ふみの3人*1がゲストで出演。ともに慶應義塾大学出身。遠藤龍之介氏は今年6月にフジテレビ社長に就任したばかり。最近よく見ているのですが今回は特によかった回でした。 個人的に面白かったこと フジテレビ社長・遠藤氏が小学生の時に読書感想文を書いていた時のこと。頭を悩ませながら「汗がダラダラ…」「日差しがジリジリと…」など、書いていると父の怖い顔がすぐ背後にあった。「おまえ、夏の暑さを表現するのに汗がダラダラと書いてどうするんだ。『日陰の涼しさ』を書けば伝わるだろ…

  • 7月1日(月)

    帰宅路の電車。総武線。ふと浮かぶ。"なぜ仕事終わりに酒が飲みたくなるのか?" 思いついて、メモ。くだらない自問。ちょっと気になり、本読みをやめて画面を撫でる。ただ酒を飲みたいのか。飲んでいる雰囲気を再現したいのか。わからないけど考えてみる。休みに飲むビールと平日のそれは全く、別物ですよね。説明、、、うまくできないんですが。極論。話がそれました。 お酒は「終わってから」「唐突に」「誰かと」というのが多い。朝10時、今日は早く終わらせてすぐかえるぞ!と意気込む。 14時、ああ今日も午後か。午後になってしまったことを自認する。 17時、1日のやったこと振り返ろう。振り返る。 19時、もう少し手をつけ…

  • 6月26日(水)

    手元に本がない時。電車でケータイ*1を眺めているだけでちょっとした罪悪感を覚える(罪悪感? )。 急を要するメールやメッセージなら別だけど、たまに気をぬくと本を忘れる。反省もせず、画面の中でめまぐるしくフローする「投稿」*2を眺める。それを2、3メートル離れたところから架空の自分が客観視(客観視?)して「画面に夢中になりすぎて顎が前に出てるぞ」とか「それなんの得になるんだ?」とか毒づいている。 学生時代は、地方新聞社に勤めたかった。あのニュースの池上さんは2冊以上「本」を携帯していないと気が済まないらしい。忘れるとわざわざ家に取りに帰るか、駅併設の本屋でぱぱっと買ってしまうとか。そのエピソード…

  • 6月6日(木)

    会社なう。つかれた。

  • 6月3日(月)

    ふたりの夏物語 杉山清貴&オメガトライブ('85) 5月を通り過ぎ、6月に差し掛かった。眩しかった新緑にも目が慣れてきて、いよいよ梅雨、そしてすぐそこには夏がやってくる。不意に何となく聞いた山下達郎の「ラブ・スペース」、杉山清貴&オメガトライブの「ふたりの夏物語」あたりがこの時期はいい。すごくいい。宇多田さんとか浜崎さんのもう少し前、エモい。さらにいうと松原みきの「真夜中のドア」あたりのしっとりさもいい。その時代に生を受けていないので、あまり具体的なエピソードはないですけどとにかく言えることは(自分の親とかも恐らくそうだったように)ここに書いていく曲はまずドライブにぴったりですよね。アルコール…

  • 6月2日(日)

    ものすごい当たり前のことを書く。 この頃は同じ屋根の下で佐藤さんとほとんど一緒に過ごしている訳だけど(おまけに会社も同じだ)、その中で、同じタイミングで都合のいい睡眠時間を迎えることはものすごくむずかしい。自分の睡眠サイクルでさえ、まだ把握することがままならないっていない。 僕に合っている睡眠時間は恐らく、6時間を下回るくらい。睡眠の質を調べるアプリで判る。日付が変わる前に寝つくというところが重要。計るようになってから今のところ7時間半以上は続けて寝ていないけど、6時間30分を超えるとここでいう「効率」は、睡眠時間6時間を下回るそれよりも10%減、80パーに乗らない。 このアプリの性能、信憑性…

  • 6月2日(日)

    6月1日(土)15時。集合時間の20分前に原宿門に着いたので時計台の脇に腰掛けて待っていた。葉っぱが風に揺れるところ、移動販売車に並ぶ人の様子を見ていた。濃紺のスーツを着た22、23歳と思われる男性2人組が手に紙袋をぶら下げてやってきた(ほとんど僕と同じくらいの年齢だと思う)。片方は背広を着て、もう片方は真っ白なワイシャツに無地のタイをつけていた。風があったのでその格好が適当だなと思った。僕は半袖のストライプシャツにカーキの丈の短いパンツ、オレンジのアディダスのシューズ。少し肌寒かった。彼らは土曜日の昼下がり、曇り空の混んだ公園をスーツでにこやかに笑って歩いていた。土曜日だけど仕事しているんだ…

  • 5月14日(火)

    4月29日に名取にある実家に帰った。東京駅から仙台駅まで新幹線を乗り、JR本線を南下し13分。変わらない。最寄り駅に降り立ってふと旧い友人に連絡をした。2歳からの仲だった。一番最後に会ったのは、独協大に通っていたもう一人の友人と清澄白河でコーヒーを飲んだ時なので3年ぶりだった。わざわざ茨城の県西から出てきてコーヒー1杯の時間しかなかった。それなりにショックを受けた出来事だと記憶している。その友達からすぐに返事が来た。今は奈良にいるという。「奈良?」目を疑った。東京西部にある実践女子大に通っていた友人の母方の実家は大阪だったので、その縁があると推測したが、そうではなかった。 実家は、駅の目の前に…

  • 令和元年 5月6日(月)

    「令和」、この漢字アイフォーンは変換できたけどWindows7はできない。令和になったその瞬間を、酔いつぶれた父とリビングで迎えた。此度は「崩御」という急に来るものではない。改元がすでに宣言され、さらに準備期間も1ヵ月あった。こういう流れを見ると、役所*1にも過去を反省しシステマチックな流れを改善させようとする動きがあるのだと感心してしまう。菅官房長官が筆書きの色紙を出してから、新聞やニュース、ネットなどそのやや硬い二文字がたくさん並んだ。私はおぎゃあといった瞬間に平成も6年目だったのでよくわからないけど、慣れるんだろう、きっとそのうちに。 この休みは仙台と熱海に行った。どこもかしこも呆れるく…

  • 4月28日(土)

    「ねこと神戸」 朝から風が強かったがよく晴れている日だ。カレーを作ってひと段落してた。僕は牛乳を飲みながらグレン・ミラーのムーンナイト・セレナーデ、イン・ザ・ムードを流した。床にいるねこの首を掻いてやると、ごろんと背中を床につけてお腹を見せてくれた。時には怖い顔をして指を噛み、どこかにいってしまうこともある。そこな中途半端さはない。イチかゼロだ。こいつはおすだけどどこか女性に似ていると感じることがある。 イラストレーターの和田誠さんと村上さんの共著「ポートレイト・イン・ジャズ」を久しぶりに手に取った。和田さんが描かれたジャズの名奏者の似顔絵(ポートレイト)に、村上さんが一人ひとりエッセイを書い…

  • 4月21日(日)

    福山雅治主演の「集団左遷!!」をみた。福山さんの配置される三友銀行蒲田支店は銀行本部による縮小(つまり廃店)する方針。AIによって人員は削減できる。1行つぶしたら10億円削減できる。そんな試算よってもたらされた(窮地ですね)支店に「とばされ」、人事部からは支店長に任命されながら「頑張らなくてよい」といわれるが片岡(福山)は奔走する・・・・。「目の前に仕事があったら、やってしまうんです。やりたくなるんです。サラリーマンなんで!」というのが印象的だった。なかなか日常ではありえない「大逆転」だからこそ、飛躍して想像(その先で共感)できる。おもしろい、になるわけですね。ちょっとおおげさだけど、その手法…

  • 4月15日(月)

    昨日、掛川新茶マラソンというのに出て、フルマラソンを無事ゴールした。坂は何度も歩いて走ってを繰り返したので、完走とはとてもじゃないが言えない*1が、4時間42分かかって何とかゴールした。昼前から雨の予報だったが前日あたりからどんどん予報が分かり、当日の15時までしっかり晴れてくれやがった。20㎞付近の海岸近くですっかりカンカン照りになり気温は恐らく体感で20度くらいまで上がっていたと思う。体調不良と脱水症状のダブルパンチで意識もうろうの寸前になり水をかぶったり、口をゆすいだりして何とか脚を動かした。「何とか脚を動かした」という至極曖昧だけど、もはやそれでしか表現できない。富士山を走るレースを取…

  • 4月10日(水)

    「どうにもできない他者に困っているなら、自分が変わるしかない」というのは環境適応やセルフコーチング、マインドフルネスの考え方ですが、私は「通勤」で先に書いたことをよく考えている。結構内容が飛ぶけど、電車ではなんで音楽が流れないんだろう、というのがここ1ヵ月程度の私の中の問題で、答えを出せないでいる。あったらだいぶリラックスできる気がしないでもないんだけど。好みが分かれるからだろうか?管理、選曲に困るから? クレームがきたら処理できないから? なぜ? 歯医者や高層ビルのエレベーターで流れている無意味なBGMは結構好きだ。 電車がいやで会社に行くのがいやになるというのはよく聞く話だけど、会社に通う…

  • 4月7日(日)

    松原に借りていたアパートの退去が完了した。一昨年の11月に契約をしたその日に来たコーヒー屋で一息つきながら、これを書いている。ここの店主は俳優・松田龍平を10ポイントくらい頼りなさげした感じの男性だ。基本的にキッチンは一人で忙しくこなしているが、表情があまり読めないので、余裕があるのかバタついているのかわからない。 東松原は京王井の頭線・下北沢の吉祥寺方面2つ先にある。あるいは同じ方面行きで、明大前の隣というと「ある程度」は通じる。渋谷から6つ目。それでもダメなら、井の頭線を渋谷から吉祥寺方面に10分のところと言うが、それでもたまに井の頭線がピンとこないこともある(確かに自分も都電荒川線とか、…

  • 4月6日(土)

    iPhone7にして2年以上たちボディのボロボロ度合いも限界なので、これを機に携帯を変えたいと思う。約10年使っているキャリアをソフトバンクから変えてもいいかなと思っているのですが、どなたか指南してくださいませんか? 以前格安スマホの話を聞いてみるかと下北沢のYモバイルに行ったら、あまり頼りなさげな男性店員に「大手キャリアに乗り換えの方がお得ですね」とバッサリ切られた(全然、高望みはしていないつもりだったが)。ドコモさんでもauさんにでも魂を売っていいと思っているので、そろそろきれいなiPhoneが使いたい。 写真を撮る際に画面上部のがぼやけるのと、ビデオで画面が左右に小刻みに揺れるのは卒業し…

  • 4月5日(金)

    東京エフエム、7時20分のCM。 女性「あぁ〜」 男性「どうしたの?」 女性「疲れてリポビタンDが開けられないの〜」 パキパキパキ(音) 男性「はい。今度からは疲れる前に飲むんだよ」 この時期、リクルートスーツで歩いている自分と同じくらいの年ごろの人たちは、どこかの新入社員か学生か見分けがつかないですね。ワクワクした顔、不安そうな顔、けっこう表情に出てます。僕も気をつけないと

  • 4月4日(木)②

    約2ヶ月ぶりくらいに、勤務後に帰宅ラン。職場から青山通りを赤坂まで下り、永田町を通って皇居周りの桜田門の方へ。そこからゆるゆる1キロ7分くらいのスピードで途中電話をしながら走って、馬喰町でギブアップ。エネルギー不足。どうにも、エネルギーが空で走るというのができない。ランナーズ的には、否、世間一般的にはエネルギーが空の中で走るのはよしとされているけれど、僕はどうにも夜はできない。朝は割に気持ちいいので空腹でもごまかせるけど、夜はそううまくはいかない。 途中、下り坂と信号が青はダッシュのサイン。しっかりスプリントする。 そうだ。ついでに言うと、日曜日、67kgだった。どれくらい驚けることかと言うと…

  • 4月4日(木)

    神奈川県の、とくに横浜って全然縁がなくて出身者の話を聞くといつもまずどの辺りの地理なのか聞いて思い浮かべる。聞いても思い浮かべても大概わからないのだけど、一先ず話がもつ。なぜか、3月初めから取材のために横浜に出ることが多くなった(今日もそうです)。母方の叔父は昔横浜に家を持っていたらしいけど僕はまったく土地に慣れてない。だからなのか渋谷新宿とはまた違う混み具合に感じ、圧倒され、体力が持っていかれる。 それに横浜と東京がこれくらい離れていることを知らなかった。てっきり、つい数駅くらいのご近所だと(さいたま市より遠いじゃないですか?と言ったら怒られそうだけど)。都市交通は発達して、地下鉄、私鉄では…

  • 3月31日(日)

    ピザの配達員がスクーターでに乗りながら大声で歌ってしまうくらい天気がいい。

  • 3月21日(木・祝)

    二日酔いで半日つぶれ、佐藤さんに怒られながら過ごした平日の今日は休みだった。週の中日に出勤しなくていいのは多幸感この上ない。稼ぎ方改革とかプレミアムフライデーとか(もっとあげたいけど中々でてこない)、どうでもいいから、政府主導で「週休3日」にしよう。それにしても気温も高かった重い頭で錦糸町を佐藤さんと歩いたけれど、鼻歌、口笛の人と何度かすれ違った。その気持ちは確かにわかる。 別れと出会いの季節3月は、かくあるべきです。 少し書きます。昨年の3月は好意に思っていた3つ上の女性(学生の頃に知り合い、至極純粋に精神的な面でいろいろ教えてくれた方)から「残念だけど、これからはあまりあなたのためにはなれ…

  • 3月11日(月)

    書きます。 今日は朝から雨が降り続けていた。変に明るかった。一日は特に何事もなく過ぎた。夜になっても風は生暖かかった。佐藤さんと「風の電話」の動画を見た。「風の電話」は大槌町の佐々木さんという男性宅に設置された電話ボックスで、黒電話の線は繋がれていない。どこからともなくそこへ人はやってきて、思う人に語りかける。あんまり文字に、言葉にできないけれど強烈で、それを見ていて涙が止まらなかった。 岩手日報「最後だとわかっていたなら」風の電話ー夢の中で帰ってきたー篇 - YouTube 僕には、あの震災で失った親族も身内もいない。僕は、被災した地域にいただけで、被災者ではない。だけどそういう他人の「語り…

  • 3月8日(金)

    仕事帰り頭が疲れている時、本屋に立ち寄りたくなる。何故かはわからない。わからないなりに何となく書きます。あまり共感してもらえないかもしれない。でも書きます。 仕事柄、文字活字を読むことは少なくない方だと思っています。「もうこれ以上お腹いっぱい」(ふさわしくないかもだけど)そう思いながら会社のエントランスを抜け、慣れた駅までの道を歩く。ふといつか読んだ本の一部分が頭に浮かぶ。反芻できる時もあれば、ぱっと浮かんですぐに消えてしまうこともある。あれはどこに書いてあったか脳内で探す作業は、音楽(メロディ)を似たようなシチュエーションで探すことの次に好きだ。戻る。頭の検索窓にかける。場面。人。性別。どう…

  • 3月7日(木)

    私の会社では毎月1週目の木曜日が、全社朝礼の会と決まっている。「来月の朝の会は、新入社員の入社式を含めて‥‥」そう聞こえたときもう3年目になるのか、と思った。いつも思うのだけど、その真っ只中にいたらあっという間だとかそういうことは思わな(思えな)くて、結果的に「早かった」「案外長かった」と感じるのだろう。この2年で何度、年齢を聞き直されたか…。それはともかく「3年目」という響きはやっぱりヤバイ。 私たち若者は、すぐにやめる、やっとゆとりから脱したかどうかというところ、素直だからまあ頑張るなどいろいろなレッテルをはられたり言われがある。その都度自分自信の身分について補足や弁解、誇張、あるいは訂正…

  • 3月5日(火)

    日曜日、東京マラソンの取材の帰り道に様子を日記にしたが、電車の中で寒くて手が強張り、また、そののちに佐藤さんに会ったのでエントリは「下書き」にしまわれたまま。ゴールのゲートすぐ脇に、日テレのアナウンサー男女と高橋尚子さん、そしてあのコンディションで3時間25分11秒で完走した山中伸也所長を見たこと以外、個人的に印象深いことはなかった(もちろん取材としては、内容のこゆいモノであったことは間違いない・・・)ので、別に掘り返すほどのものでもない、しまっておく。 それにしても、、、晴れるのはこんなにも気分がいいものなのか、と今朝の出勤時からほくほくした気分でいる。

  • 3月2日(土)

    渋谷駅から吉祥寺方面の井の頭線に乗っていたとき。どこからともなく「マイ・フェイバリット・シングス」のメロディが聞こえてきた。文庫本から目線を上げると、4歳くらいの男の子が座席にひざ立ちになり、窓外を眺め、そして口ずさんでいた。聞き間違いかと思ったがそうではなかった、えも言えぬ気分にさせられた。あれは実にうまい口ずさみだった。 私は学生時代にジョン・コルトレーンのアルバム集でたまたまこのメロディ(楽曲)を知ったが、世の大半はJR東海によるCMの「そうだ京都に行こう」だろう。また、最近だと日本がミュージック・ヴィデオの舞台にもなったとされる「セブン・リングス」(アリアナ・グランデ)で同曲をオマージ…

  • 2月28日(木)

    私の好きな社会学者は猫を飼っている。その人いわく身近な動物を擬人化してもそれは無意味だという。例えば猫はただ鳴き、ただしっぽを振る。ツルツルした材質の雑誌の表紙の上に居座ることを好む。感情を持っていないというよりも本質的に私たちが理解できない。猫にある意識や彼ら独自のコミュニケーション超えて、私たちの認識や理解、解釈は介入することができない。生物学的に研究したことがないので断言はできないが甘える、寂しがるというのはそう勝手に、人間が解釈しているだけなのだ、と10ヶ月ほど猫と過ごしてみて思った。はじめにあえて、飼っている、と書いたがこれも恐らく誤りで、猫が来た、住んでいるという認識が正しいのだと…

  • 2月22日(金)

    日は、時間は結果的に早く過ぎるものです。意識的に早くなることはないです。 今日が金曜日かどうか、少なくともカレンダーで3回、スマホで2回は確認した気がする。ついこないだアナザースカイ見たばっかりだよ? がっちりマンデーでがっちりしたよ?という感じです。 村上春樹さんがある雑文で本当にそうだと思うと強く共感して引用している言葉に、「締め切りがある人生は早い」というのがある。誰のかはわからない。僕もその時、拙いながらに編集業務に携わる人間の一人として強く頷いた。言葉の綾だけど「締め切りがある人生は早い」は、何かを編集したりする物書きしたりする人間に限ったことではないよな、と後でふと気づいた。 今日…

  • 2月20日(水)

    こないだの佐藤さんとの会話。 いつだったか「季節の変わり目の匂いっていいよね」ってある友だちに言ったら、よくわからないみたいな反応をされたんだよね、と言う。僕もその、よく分からないみたいな反応をされたことがある身で、その時少し悲しい気分になった。所詮は匂い、所詮は人それぞれなので、数値で比較や検討できないけど「季節の変わり目」に決定的な匂いがあると信じてやまない。あると思っている。そんな夜はどこまでも走りたい。大抵それは、15分ほどで終わるのだけれど今日はどこまでも走れそうな気がする。気がするだけなんだけど。 この気温でも目が痒くならない! 何らかのアレルギー反応がないということは、花粉症では…

  • 2月14日(木)

    昨日は可愛い後輩の誕生日だった。お陰で二日酔いがひどい。学習をしない。「この日は仕方ないよね」というしょうもない言い訳を作り、お酒を飲んで、翌日後悔する。きれいすぎる方程式。この頃はあまり量を飲まなくなったからか、なぜか翌日に残る。学ぶ=後悔である。お昼休みに神宮前→外苑→青山→赤坂御所で7キロラン走っておいてよかった。適度に寒いのでちょうどいい。 14日、今日はバレンタインデー。あまり(全くと言ってもいい)意味のない不思議なラベル。最寄り駅までの帰り道、チョコが入っているであろう紙袋を腕に提げている男性を早速発見! お返しには何をあげますか? 誰の得もならない題名を考える必要も無くなった。そ…

  • 2月12日(火)

    私が大学3年生から現在にかけて4度くらい繰り返して読んだ『ノルウェイの森』(村上春樹)の物語序盤には、中央・総武線沿いがよく出てくる。時代設定は大学闘争のあった1968〜69年頃。主人公ワタナベが想いを寄せる直子と四ツ谷付近で散歩をする場面は春らしく、また学生らしい。あまり上手な想像はできなくて、現在のその風景にイメージの中で登場人物を並べてみる。「そんな風に東京で学生生活を送れたらきっと楽しいだろうなあ」と茨城で思ったものだった。だからいまでもほぼ毎日のように使う黄色とオレンジの路線に近寄るだけで、なんか、ふと学生のころの気分がよみがえる。 そういうことが起きるから東京は好きだ。逆を言えば、…

  • 2月9日(土)

    23時53分。こんな時間に井の頭線。昨日と違って今日は少しお酒を含んでいる。 昨年末から数回、中学校の同級生とふらっと集まって中目黒で飲んでいる。今日はとても寒かった。もちろん私たちがいるのは東京なんだけど、ほんの一瞬だけでも心や頭が仙台に飛ぶ(自分たちの実家は名取という仙台に隣接する小さい町なんだけど、飲むとなったらやはり仙台なのです)。集まってはじめはちょっとだけアイスブレイクがいるんだけど、杯が乾かされるにしたがってじわじわと溶けていく。一つの確固たる繋がりがあると、それだけで話題が尽きない。それはお酒のいいところも助けていて、純粋にそういった冷たいものをどんどんと内側から温めていくとこ…

  • 2月8日(金)

    スマートフォンの画面が周りから見えてしまう。いま人は覗き見防止シートを使わないみたいだ。人と接近する電車では見たくなくてもその画面の中身が目に入ってくる。もちろん自分だって、他人からしてみればその1人ですが。 いま渋谷。今週はたくさんメールを打ったなぁと感覚的に思い、つい、佐藤さんに「チャットって楽だね」とライン上で送ってしまった。ほんとうに楽だよね。宛先とか打たなくていいし。こんな時間に渋谷だけど、実はお酒を飲んでいません。びっくりするよね。まわり。酔っ払い(お酒に酔う人)は、周りからこんな風に見えるのか、と。 みなさんのスマホの画面にはインスタグラムのページががうつっている。そして大抵それ…

  • 2月7日(木)

    神宮前の会社から代々木八幡まで約2.5キロ走って小田急線で帰宅。 タンパク質を摂る(特にいいお肉を食べる)と力がみなぎる。はまっている乳酸菌のタブレットで体調もすこぶるいい。お酒を控えて十分な睡眠を取れば前日の疲労も軽くなる。走れば少しでも気分がスッキリする。おかげで風邪は引かないし、幸いインフルエンザにも罹ってない。食べ物でもなんでも、ものごとの「効果を最大限に期待」することは、消費者の特権だと思う。そのポジティブな思考は、唯一僕が誇れることかもしれない。大学で学んだ知識(と言えると心から信じたい)が辛うじて僕の生活を支えてくれている。

  • 2月5日(火)

    神宮前2丁目から渋谷駅東口側を経由して明治通りを原宿側へ、途中代々木公園陸上競技場で6周くらい走り、井の頭通りを西へ西へ、松原の方に帰ってきた。帰宅ラン10キロ。寄り道なしだと6キロ程度なのでちょっとした距離稼ぎ。単調な一直線の道でも代々木上原あたりのアップダウンがすごいんです。ちょっとクタクタ。よく眠れそう。

  • 1月31日(木)

    1月はフルマラソンを入れてようやく200キロ到達しました。一応初めてです。もともとはトラック1/4〜1周の人間ですので、ね。2月はレースなしでも250キロを踏んで、春の掛川に向けて走ります。 2月もみなさまよろしくお願いします。 日が落ちてきた17時頃、外は9度あったので雪は誤報かと思いきや、21時に会社を出たときちょうど雨が雪に変わる瞬間でした。もうすぐ1月が終わります。あったいうまのような、長かったような。やはり前者ですね。 こんな寒い夜は、多くカヴァーされているボビー・ヘブのサニーを聴いてウキウキして、アヴァーントのマイ・ファースト・ラヴでしっとりとした気分で床に就きましょう。 何度も言…

  • 1月30日(水)

    本厚木駅から乗った小田急線に揺られながらあいみょんさんの「今夜このまま」を聴いている。このナンバーは、昨年の10月〜12月の秋クールに日テレ系で水曜10時から放送していた『獣になれない私たち』というドラマの主題歌で、佐藤さんとハラハラしながら全話見きった。その内容は断腸の思いで残念ながら割愛するけれど、単純に共感する部分がとても多く、気づいたら手のひらがかたい拳になっていた。改めて社会人として一日一日を生きるようになると、大人を主な登場人物として置くドラマは、共感をうむ装置なんだと実感させられる。それが評判が良い、おもしろいと言われればそうであるほど。 視聴者は、語られるべき部分は語られずに想…

  • 1月29日(火)

    日曜日のフルマラソンのおかげで、今朝まで歩くのもままならなかったのですが、取材を通じてちっちゃい筋トレを繰り返したらスイッチが入ったのか、帰宅はランニングで帰ってくることができました。夕ご飯を入れたので遠回りして8キロくらい。9時半前に会社を出て1時間かけて帰宅。 以前から思っていたことは、帰宅ランにはR&Bがよく合う(朝は何が合うだろう?)。特に、冬は。アリーヤのバック・アンド・フォルスやハートブロークン。マーゴットBのキス・オブ・ライフ。アーヴァントのマイ・ファースト・ラヴなんかが至高でした。走らないと帰れない、休めないっていうあの、なんとも言えないアンニュイな状況に曲の気分がマッチする。…

  • 1月24日(木)

    キーボードと画面と印刷したページと雑誌のバックナンバーを往復する1日はあっという間に過ぎるものですが、振り返るとそれなりに「よく人と話した」「よく笑った」なあと思う。 19時、八重洲ブックセンター本店で開かれた、帝京大学の中野監督と経済作家の黒木亮さんの講演会に行った。人様の一方的な講話で、久しぶりに「面白い」と感じ、よく言葉にはできない充実感があった。終始笑いが絶えませんでした。 黒木さんは箱根駅伝でかの瀬古さんからタスキを受け取った早大競走部出身で、現在はロンドンに在住。経済小説や「冬の喝采」という箱根駅伝を題材とした自伝的小説を書いておられる(ランナーズ3月号に書評があります)。中野監督…

  • 1月23日(水)

    日中は気温が上がって暖かかったが、だからといって特にいいことはなかった。特筆すべきことはない。だからこそ何かを文字にしなければならない。 春先、気温が上がるにつれて、街ゆく人の表情が緩んで行くのを見るのが好きだ。逆もまた然り。冬に向けて階段を降りるように気温が下がり街ゆく人の表情がこわばっていくのを見るのも好きだ。なんとなく思うのは、暖かいのも寒いのも、楽しいのも辛いのもみんな一緒だということ。

  • 1月17日(木)

    朝は葛飾区の水元公園で4月号の表紙撮影。風もなく、絶好の日和。モデルも天気もいいから、バッチリだったと思う。 夜は、日比谷で月1度定例のランナー交流会。 先週末は、25キロを走ってから高校の合宿でも30キロくらい走って運動しすぎたので、今週は9時半を過ぎると瞼がかくのごとくシャッターのようにガラガラと落ちてきてしまう。眠かった。でもいろんな方の話を聞けたしよかったとしよう。次月はもっと女性に来てもらうように工作します。

  • 1月16日(水)

    帰宅路の総武線。 精巣がんは体中に転移。ステージ3で生存率は50パーセントを下回ったが、かつてガンではなかった身体で達成したウルトラマラソン(42.195km以上の距離のマラソン)のタイムを越えるために、"走ること"を諦めなかった1人の男性ランナーの語りを聞いた。大久保さんはランナーズに励まされた、と何度も言った。そういう読者がわたしたちの宝であることはもちろんのこと、いることを想定した上で真摯に誌面作りをあたろうと強く感じた。 人生を変えてくれるほどの本にであう確率はどんなものだろう。24年の経験だけでいうと、それは数字にはできないと想像する(したら途端につまらなくなる)。雑誌がそれの一つに…

  • 1月15日(火)

    16時、昼食をとるために会社を出た時に、久しぶりに濡れた道路を見た。どうやら午後いちの会議の間に、サッと降ったらしかった。 というのも降ったところを見ていないので、降っているところをいまいち想像できなかった。それは、ちょっと長い間雨にあわなかったというのと、会社を出た時の空がいやに明るく、その透き通った青さがきれいだったから。 人生2度目のフルマラソンまであと12日。ちょっとずつドキドキしてきた。自分への至上命令はペースを上げないこと。それだけを今はイメージ。イメージは日と回数を重ねると、具現化することができる。この私にでさえ、かつての競技経験でそれが何度かあった。運良くその教科書が職場には沢…

  • 12月27日(木)〜31日(月)

    27日は埼玉県にある某大学に取材に行った。午後は南砂町に大きなベッドのマットレスを取りに行った。夜は佐藤さんのご友人方と神保町の焼き鳥屋で乾杯をした。 28日は佐藤さん含めた会社の同僚と那須どうぶつ王国にいった。どうぶつ王国のある高台だけ大雪で、とにかく寒かった。夜は池袋でクラフトビアを飲んだ。 29日、30日は部屋の大掃除をして、本を買って読んで過ごした。平和な日だった。 31日。大晦日。普段は山形にある祖父母の家で過ごしているのだけど、ことしはこっち(東京)で。総武線のホームで祖父に電話。祖母には「(東京)満喫してるんだもんね」って元気よく言われて、ちょっとだけ 胸が痛くなった。はたしてど…

  • 12月25日(火)、26日(水)

    12月25日(火) 夕方4時頃、内線をもらって1階に急いで降りると、男性がケーキの箱を2つ持っていた。「荒井さん。はい、メリークリスマス」とだけ言い、箱を手渡して去っていった。その方にとっての日常、「仕事」に戻った。 その方は以前私が制作を担当した広告に協力いただいた方で、ケーキ屋さんでもあった。パッとケーキを渡して帰っていく、こんな体験したことがなかったので胸がほっこりとした。美味しくいただきました。 佐藤さんは別の予定があったので、私は同期と後輩たちと、お酒を飲んで楽しく過ごした。 12月26日(水) 満員電車に揺られ、スーパーが年末年始一色になっていて、今年のクリスマスは終わってしまった…

  • 12月24日(月)

    12月24日ということで、メリークリスマス?とても寒かった。風が冷たかった。人が多かった。肌がヒリヒリする。 今日は家でゆっくりするつもりが、結局都内を歩き回り疲れはてた。 東急のケーキがおいしい。ロゼは1、2杯飲んだだけ。1kg弱ある塊の肉をローストビーフにしてやろうと試みたけど、ちょっと火が通っていなかった。でも肉肉しい感じがよい。ミネストローネとエビと卵とブロッコリーのサラダはちょうどよかった。 僕と佐藤さんの生まれ故郷が舞台の「スウィング・ガールズ」を家で観た。おやすみなさい

  • 12月23日(日)

    天皇誕生日。お言葉はネットニュースで見たけれど、胸に込み上げるものがありました。「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵(あんど)しています」だそう。平和とは何か考えさせられて、私が生まれた平成は終わろうとしている。 朝9時に代々木公園で市民ランナーのスクワットを写真撮影。次号に使う。園内はランナーであふれていて、走りたい!と思った。体調を崩した自分を心で叱った。 おいしいお肉のおかげでだいぶよくなったので、買ったばかりのイヤホンおろすがために23時半、4キロほどジョグと30mダッシュを3本。ぐっすり眠れそう。アディダスのシューズもなじんできて嬉しい。 明日は朝ラン後に…

  • 12月22日(土)

    ※今日はランナーズ2月号の発売日です。皆さま書店にお立ち寄り、お手にとってください。 登山。ラーメン。ドライブ。罹患 今日はこれまで何度も登ったことがある筑波山を駆け上がり! の予定がアキレス腱痛い、具合が悪いでリカさんとほとんど歩き。山頂で焼きだんごを食べて、写真撮って、お参りして。 クリスマス前、年の瀬っていう感じがあまりしなかったけど、参拝前、大きな門の上に施された謹賀新年はかっこよかったです 私のおすすめラーメンを2人ですすり、スターバックスラテを買って、帰り道はエレクトロニックダンスミュージックをじゃんじゃん流して常磐自動車道を南下し、首都高湾岸線接続時に道を間違え下道に降りてからま…

  • 12月21日(金)

    のどの痛みがいつもと違くて、ちょっとカゼっぽい。明日は高校大学とお世話になった(?)方と、これまでさんざん登ってきた筑波山に登りに行くというのに。 のど飴2粒、カレーライス1杯、コーヒー2杯、おにぎり1つ、1Lオレンジジュース1本。うどんは2.5玉、アサヒビール1缶。 10月末のハロウィーンが終わったあたりから「クリスマス」に浮かれた街の雰囲気が好きなんだけど、この大東京にいるのが2年目にもなるとその気分も薄れてきたみたいだ。これが慣れというものだろうか。あるいは心に余裕がないのか。 今年は平和にクリスマスを迎えられそうです

  • 12月20日(木)

    0時を過ぎたけど一応4日目。今日は会社の忘年会に参加。いや幹事の役を仰せつかった。甘かったです。 決してお世辞ではなく大げさでもなく、たくさんの市民ランナーあっての「ランナーズ」なので、日頃からお世話になっている方がたを神宮外苑の我が社オフィスにお招きし、忘年会。交流会は毎月第三木曜日と決まっている。時期も時期なので忘年会。 小さい頃にテレビから聞こえてきたボウネンカイをいま自分が口にしているのが少しおかしくて、なぜかっていうとよくわからない。みなさんこぞって言い過ぎじゃあるまいか。忘年会も新年会もしくみがよくわからない。ただの飲み会でしかないはずだ どうも。ご無沙汰してます。年の瀬ですね。え…

  • 12月19日(水)

    快晴。エネーチケーによると昨日に比べて2度気温が低いとのことだったが妙にポカポカした日だった。 2件取材。 午後3時に神田駿河台でインフルエンザの予防接種をした。でも走らずにいられず、自宅で夜ご飯を食べて21時半から13キロ、1時間15分のランニング。 後半はお尻とアキレス腱が痛くてほとんど歩くようなスピード。身体は冷え切って、急いでシャワーを浴びる。 ぼっちランは自分の身体との対話。いい時間。夏よりも冬のほうが走られる不思議。当たり前っちゃ当たり前だけど不思議。 おやすみなさい

  • 12月18日(火)

    朝が来た。アイフォーンに元々入っているアラーム音ではなく、クイーンのサムバディ・トゥ・ラブを聴いたらすんなりと起きられた。もっとも、1番の目覚ましはねこの手。今日は甘噛みつきでした。 いつもより45分早く起きるだけで、会社最寄りの駅には1時間弱早く到着。なんだか得をした気分。 16時14分のキャットストリートは人がゆっくりと動いていて心地よかったが、表参道へ向かう道、明治通りは混んでいた。 イヤホンを介して耳に音楽がじゃんじゃん入ってくるけど、会話する人の口元だけを見ているとそれが口パクに見えた。

  • 12月17日(月)

    彼女(以下、佐藤さん)と京都に1泊3日の小旅行に出かけた週末は結局走らなかった。その代わりと言ってなんだけど、1日2万3千歩以上歩いた。宿泊をともなう東京、京都間の外出を「小(旅行)」と呼べるかどうかは定かではないけれど、初めて(の宿泊をともなうお出かけ)という事実は変わらない。たのしかった。 佐藤さんの家の目の前にある河辺を往復すると5kmとれる。21時半からそれを2往復した。宇多田ヒカルのフレーバー・オブ・ライフを聴きながら僕の頭と心は小学校6年生になっていた。 今日は1km4分40秒のペースで、脚が「自動的に動く」ように訓練した。途中、余裕ができて目線を上げた。走りながら見あげる東京の夜…

  • 「ウマーベラス」(モンマジ×サンドウィッチマン)とその向こう

    MONKEY MAJIK × サンドウィッチマン / ウマーベラス(歌詞付き) こないだミュージックステーションにモンキーマジック(以下、モンマジ)が出ていて、久しぶりだなと思った。その横には仙台市出身で漫才師のサンドウィッチマンがいた。彼らがコラボしていたことは、その以前に朝のニュースで知っていたので驚かなかった。驚いたのは「ウマーベラス」のクオリティの高さにだった。個人的に気に入ったから“高さ”といってしまっているのかもしれないのだけど。個人的にはMVの70年代EW&Fへのオマージュが大好きです。「レトロと近未来感の融合がダサさを超えてウケると思う」というのがメンバーのコメントらしい。 「…

  • 福居良という男がいた

    秋といえばジャズ、秋といえば雨。つまりジャズとは雨の日に聴くものです。なので僕としては難しくてもジャズについて書いてみます。ジャズは聴いていること自体あまり公言できるものではなくて(当たり前だけど相手が反応に困るであろうからです)、もし仮に同じ空間にいてその時に僕が選曲したら「ああ好きなんだ」と悟ってもらえればいいな程度の気持ちです。とはいえそんなシチュエーションは少ないです。父親に影響を受けていて、やはりしっかりと受け継いでいます。ボイスがある方は母親で、インストゥルメンタルは父親です。どちらも楽器は全くできない一般人であるけれど。 福居良というジャズピアニストがいた。「いた」というのだから…

  • 「カフェに行きたい」

    すっかり秋です。年がら年中このような気候だったらとても嬉しいのですが、かつてヴィヴァルディがクラシック音楽で表現した「四季」もやっぱり捨てがたいので200日くらいだといかがでしょう? 「カフェ」といえば私の中ではブラックコーヒー。でも最近はカフェオレやカフェラテが台頭してきていて、ブラックコーヒーを頼むことが少なくなってきている。カフェオレはブラックに比べて、店によって、より味が異なるので、その比較をしてみると楽しいです。コーヒーといえばブラックがやっぱり主流だけど、最近はあまり頑固なことも言わなくなり、他のものにも「積極的に」手を出すようにしている。けれど、ブラックを頼んでミルクや砂糖を入れ…

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