明治から平成へ〜札幌市開拓の歴史を追いかけます。
昔は日本史の授業なんて大嫌いだったのに、気づいたら「趣味」で古文書や文献を読んだりしてます。(札幌郷土史に限る)
本日2月3日(金)15時より、こばやし峠の新たなトンネル「盤渓北ノ沢トンネル」が開通します。ぜひ開通の瞬間に行きたかったのですが、予定が合わず…あらためて落ち着いてから行こうと思います。約1年前に小林峠の歴史について書いていましたが、ここ最近はやはりアクセスが増えていました。注目されている時に読んでもらえることで、歴史を記憶してくれる方が一人でも増えてほしいなと思っています。また、あらためて記事をあ...
さて前回の記事では小林峠の歴史について触れましたが、今回は道の形の変遷を見ていこうと思います。やはり気になるところは、『現在と初代のルートの違い』、『それ以前の山道ルート』でしょう。それぞれの時代の空中写真を同じ位置に重ね合わせ、比較しました。part1の内容とあわせてご覧ください。<全体像>①開拓時代の山道ルート 1)国土地理院撮影の空中写真(昭和36年撮影)②初代小林峠 2)国土地理院撮影の空中写真(...
北ノ沢と盤渓をつなぐ「小林峠」札幌の南区と中央区の区境にあり、市中心部から数十分でいける数少ない峠の一つでもあります。現在はトンネル化工事も進み、平成28年度中には供用開始を目指しているようで、いずれ注目を浴びることになるでしょう。個人的にも関わり深いため、少し思い入れのある道。この「小林峠」が今回の題材です。part1.歴史とその背景①開拓時代<始まりは一本のケモノ道>北ノ沢の旧名:八垂別(ハッタリベツ...
今や日本三大歓楽街の1つにまでなったすすきの。その地名の由来については諸説あり、「ススキが生い茂っていたことから」というものや、「薄井龍之の名からとった」という説もあります。先日、たまたま読んでいた資料の中に、この由来について書いてある部分がありましたのでご紹介します。札幌昔話(札幌昔日譚) 石川定治氏談内※これは明治31年7月~9月に北海道毎日新聞(北海タイムスの前身)に連載されたもので、 明治...
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