主に女性目線の作風を得意としております。現実社会で生きる人たちのリアルを描写し、恋愛やミステリー的な要素を加えながら、オリジナルの話を作っております。
嗣永シュウジ(つぐなが しゅうじ)です。主に純文学の小説を書いております。
マックで腹ごしらえを済ませ店を出たのは、食後に雑談をしていたこともあり、一四時を回っていた。まだ、さすがに観覧車に乗るには、ちょっと時間帯が早すぎしたので、敢えて観覧車乗り場をスルーし、しばらく園内を散策することのした。葛西臨海公園の園内には、水族園という水族館のような施設があり、事前に下調べをしたのだろう、新田くんが、「水族館があるらしいよ。行ってみようぜ!」と提案してくる。臨海公園の入り口の大きな噴水を横切り、ひとまず水族園に隣接した中央広場へと足を伸ばしたのだが、寒波のせいか休日だというのに、実際に公園を訪れている利用客は少なく、園内を定期運行しているパークトレイン(汽車型のバス)の二台あるうちの一台は、路肩に停車したままシートを掛けられており、完全に運行すらされていないようだった。さっきのマックの店内を...『凍える愛情』XLIV
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