主に女性目線の作風を得意としております。現実社会で生きる人たちのリアルを描写し、恋愛やミステリー的な要素を加えながら、オリジナルの話を作っております。
嗣永シュウジ(つぐなが しゅうじ)です。主に純文学の小説を書いております。
「ダメ……、かな?」そう真剣に詰め寄られ、思わずこちらがたじろぐ。いや、もちろん嬉しくないわけじゃない。ただ、いざ実際に告白されてみると、それはそれで返事に困るというべきか、新田くんからの告白に、どう反応していいのかが判らなかった。「いや、ダメとかじゃないけど……」返事を濁し、そこまで答えて黙り込んだ。黙り込んだまま答えない私に、「けど?……」と、新田くんが催促するように訊いてくる。あまりに唐突過ぎる彼の告白に、そのあとのことまで考えておらず、「少し考えさせてくれないかな?……」と、少し間を置いてからそう答えた。私の微妙な反応に、今度は彼が押し黙り、数秒間、目を瞑ったまま天を仰ぐ。そして、自分を納得させるようとでもしているのか、それともただ落胆しているだけなのか、ゆっくりと二度頷いてから、「分かった……」と、力...『凍える愛情』XLI
いつも作品を読んで頂き、ありがとうございます。と、同時に、作品の投稿頻度が不定期且つ、遅くなっており申し訳ありません。現在、当ブログで投稿している『凍える愛情』に関しましては、今後も当ブログでの掲載を行っていきますが、作品が完成し次第、当ブログを閉鎖する予定です。今後の活動に置きましては、『小説家になろう』というサイトでの掲載を続け、何れは、そちらのサイトに統合する予定です。尚、そちらのサイトでは、私が過去に書き上げた『蝶々と灰色のやらかい悪魔』という新作?を投稿しておりますので、そちらも合わせて読んで頂けると幸いです。一作目の投稿のURLは、https://ncode.syosetu.com/n7953fu/1/と、なっております。現在、当ブログで連載中の『凍える愛情』に置きましては、加筆修正を加えたのちに、...今後の活動についてのお知らせ。
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