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猫街暮らしの詩人さん https://sa-la-sa-i-poet.hateblo.jp/

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと/毎日が最新作/著書『心をみる猫の医者』https://amzn.to/2ERppud ほか

2020.10.02 第五詩集『心をみる猫の医者』発刊 詩:いつきさらさ 絵:伊藤乃吏子 アイコン画:Mari Nishimura

いつきさらさ
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2016/01/18

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  • 灰色、あるいはグレー

    灰色、あるいはグレー。 重く暗く、胸の真ん中が染まっていく。 「若い」と呼ばれる数字が先行していた年頃、 曇りの日は敵だった。 灰色、あるいはグレー。 そうだ、シルバーも。 重く暗く、胸の真ん中が埋まっていく。 汚れも目立ちにくいしどこにでもある。 どんな色にも合わせやすい。 カラフルなTシャツを選んで少し後悔を覚えても、 灰色が助けてくれる。 そうだ、今は。 時間をかけてわかることは、 世界中にとてもたくさんあるのに。 私たちは走り去っていくのだ。 ひとり残らず。

  • 折節の

    折節の - にこやかに、トゲを含んで。

  • ブログ名

    ブログ名を変更した。 「き」で始まる名前も気に入っていたが、早々に 飽きたorz もともと集客目的のない趣味のブログなので、その辺は自由にやっている。 ある時、「にこやかに、トゲを含んで。」というタイトルの作品を書いた。 これなら時代(え?)にも少しは合っているように思えて、ブログ名を変更した。 念のためざっくりと検索をかけてみたが、全く同じ文言が引っかかってくるようなこともなかった。 略すと「にこトゲ」になる。 なんだかかわいい(自画自賛)。 というわけで、詩と雑記のブログ「にこやかに、トゲを含んで。」をよろしくお願いいたします。 ⚠️お知らせ 06/25(土)、または06/27(日)、福岡…

  • あなたは気休めを口走った

    あなたは気休めを口走った - にこやかに、トゲを含んで。

  • 余程ましだ

    あふれだす 「優しい」の部類に属する感情 じわり広がる 「無関心」の部類に属する感情 バランスをとるのは難儀だが 誰かを軽蔑するよりは 余程ましだ 不確かな愛でも ないよりましだ

  • 運命共同体

    運命共同体 - にこやかに、トゲを含んで。

  • にこやかに、トゲを含んで。

    陥りがちな、「疎外感」や「孤独感」と無縁だ。 ただの感覚であって、 本当にそこに存在するわけではない。 陥りがちな、「集団心理」や「盲信」と無縁だ。 ただの好意が愛になるなら構わぬぬが、 それ以上でもそれ以下でもあってはいけない。 知ったかぶりをせず、 愛情以外の攻撃をかわす。 にこやかに、トゲを含んで。 生きやすく歩きやすくなるのか、 知らない。 何も、 知らない。

  • 集まっている-5

    Mari Nishimuraさんのアートと暮らし始めてから、龍と水との関係を知った。 それで、家中の龍さまの前に(ほとんどがマリドラさんである)水の器を置こうと試みたことがある。大変だった(^^; BASEで完売になった、小さめサイズの黒龍のアート。 あれの虹龍バージョンが、我が家にはある(サイズも少し大きい)。 他にも、立体の龍・掛け軸の龍・御神木に描かれたアート・御神木ではないアートなど、いずれも思い出深い。 家中の小皿や茶器を総動員。 水を入れ、あちらこちらに置いた。棚にも床にも。 ところがである。 掃除のたびに、道具や自分の体が当たって水をこぼしてしまう。 アートの中には、湿気を嫌うも…

  • 疎外感

    疎外感が 妙にしっくり肌となじむ そうだ 今まで気づかなかった 自分で決めることを すっかり怠けていた 遠くから眺めれば 喜びも悲しみも同じ色をしている 受け止め方が違えば 見える色もまた変化するだけのこと 疎外感が 妙にしっくり肌となじむ そうだ 今まで気づかなかった 自分で決めることを すっかり怠けていた 心地よさを忘れていた

  • 「鵜呑みにしない」のススメ

    鵜呑みにしないと けがをする 基本が超大事 という類いのものは 含みません アレンジすると意味がなくなって しまうんだから それが前置きで本題は次からね つまりね あなたが大好きで信頼して尊敬もして そんな人がいて(あたしにもいるよ) その人の言葉や考え方を とってもとっても参考にして 1から10まで肯定して依存しきって 日々を生きてる だとしたら うん ちょびっとだけ もったいないかもよ もちろん否定はしない (大好きで尊敬している)誰かの言葉に 縋り付きたくなることって あるものね(不安が蔓延ってるんだからねえ) 鵜呑みは楽だけども 自分を置いてきぼりにしちゃ もったいないよ 考えて考えて…

  • 戯言

    厭世にまみれる日もあるが 周囲には温厚である なぜなら 攻撃など意味がなく 時間の無駄だと知っているからだ 衝動的ではあるが 日々の歩みには慎重になる なぜなら まるめたメモの中に 宝が存在することを知っているからだ 愛力は1日にしてならず 胆力もまたしかり アマビエさん

  • あなただけの歩幅で

    許す 許さない その問題があなたを疲弊させるなら とっとと未来へ行ってしまいなさい やる やらない その問題があなたを縺(もつ)れさせるなら どんどこ先へ行ってしまいなさい 今は 答えを焦らない 今は 答えを急がない あなたの中に芽吹くから あなたの中に花咲くから 先へ先へと歩いて行きなさい あなただけの歩幅でもって

  • 落下するまで

    忘れる行為の なんと甘美なことよ あの子を消すのも あいつを消すのも なんと楽しいこと 時間が無駄になる 先に行こう 危うい綱渡りでも 落下するまでは 間違いなく自分の人生 だが 恐れる行為の なんと焦眉なことよ 体も心もたやすくからめとる 気持ちは動かさぬ 先に行こう 危うい綱渡りでも 落下するまでは 紛うことなき自分の命

  • ある夜

    熱帯夜ほどではないが 蒸し暑かった前夜 湿度が理由ではなく 温度が理由でもなく 相談したいような悩みもなく 体調もよく 寝返りすれば 冷感マットが心地よい ラジオはいつものように低く流して それでも わけもなく浅い眠りがくりかえされる 久しぶりの会合に興奮はなかった 久しぶりの会話に感動もなかった なのに まとわりついた何かが 僕を夢のそとにつなぎとめる 久しぶりの会合に後悔はなかった 久しぶりの会話に焦燥もなかった なのに まとわりついた何かが 僕を夢のそとにつなぎとめる

  • いちねんせい-2

    一筋の光が見えて 人らという生き物も 案外捨てたもんじゃないと チラと夢想する まあ 一縷の望みを持つ日が 全くないとは言い切れない この星の誰もが 右往左往にすっかり疲れ あるいは 自分だけの確信に危うくすがりながら なんとか巣食っている やがて光は闇を生む 光に染まれば闇が舞う 我先にと 完了したと 意味深いと 意味などないと 心ありものと心なきものの 鬩ぎ合いが 流れ続けるのだ RF素材

  • 夏と汗

    いわゆる汗拭きシートが、この季節は欠かせない。 在宅仕事が多く、好きにシャワーを浴びることは可能だが、人の出入りはあるし、それでなくても光熱費は気になるところだ。 携帯用・自宅用・ヒンヤリタイプといったシートのほかに、今年初めて介護用の清拭シートを購入した。 と言っても、家族が使うわけではない。 他ならぬ筆者が自分で使うためである(大変な汗かきなのだ😅)。 持ち歩くわけではないので、大判でお得な容量で自分の体質にあっているものをストックしている。 それから、真夏日であってもバスタブにきちんと浸かる習慣をつけた。 汗をきちんとかくことで、体調を調えていく。 すぐに何かが変わるわけではないが、ある…

  • 凡庸と

    凡庸と - にこやかに、トゲを含んで。

  • セミジェルその後

    sa-la-sa-i-poet.hateblo.jp 👚 👒 ⌚️ セミジェルと呼んでいいのかどうかわからないが、ネイルシールを取り寄せた話の続き。 色や種類を選ぶのに悩んでいる時間も、思いのほか楽しい。 ポイント割引もあったので、ラメ入り・ワンカラー・グラデの3種類で、練習してみることにした。 爪を整えておく。 アルコールで表面を拭いたり磨くとよいらしい。 台紙からピンセットを使って、ネイルシールを上部からゆっくり剥がし、甘皮をさけて爪にのせ、空気が入らないようにやや引っ張りながら貼る。 はみ出た部分を、やすりの荒いほうの面で削り落とし、細かい面で整えていく。 しばらくの間は水仕事などをせず…

  • 至急のお知らせ/にしまりちゃんの夢叶えチャンネル

    先日の福岡アートショウ会場にてカード決済をされた皆様、どうぞご確認のほど。 詳細はこちら。 ameblo.jp 🌹 💐 🌷 Mari Nishimuraさんが、Voicyを開始した(表?のブログにも書いたが、読者層が違うようなのでいいことにする)。←いいのか(^^)? チャンネル名は「にしまりちゃん夢叶えチャンネル」。 今までに、閉じられた場所でも開かれた場所でも語られてきた、いわばメソッドも含めて惜しげもなく公開されている。 更新時間こそ毎日異なるが、その語り口には迷いがない。 ところで、私自身の夢。 大きなものは大体叶っている。 推しさんに会って、伝えたかったことを伝える。 オリジナルイラ…

  • 臆病に

    臆病に - にこやかに、トゲを含んで。

  • 信じたい

    リセットしても リセットしても 尽きることがないのが 愛である …と信じたい

  • 道の途中

    わたしの前に(ましてや後に) 道なんてできっこない 道なんか見えっこない 自虐でも謙遜でもなく そんな風に落ち込む日は 不意に訪れる ごろんと寝転び 天井を見やれば ああそうだ 向こう側には空も海もあるんだったと 妙に納得して 道が見えないってことは 道の途中にいるからだ そんなことを思ったんだ

  • 朝(あした)

    朝(あした) - にこやかに、トゲを含んで。

  • いっぺんにむかない

    筆者の暮らす市でも、例のワクチン接種が始まっている。 職業・基礎疾患などの優先的条件には当てはまらないが、接種券が届く日も近いようである。 それはともかく、免疫力をあげる…というほど大仰ではなくとも、疲れの出やすい季節、体調を調えておきたい。 我が家では、市販の黒にんにくを利用している。 これも様々なタイプがあるのだが、バラバラの状態で安く販売しているものを冷凍しておき、「今週はちょっと大変」という時に、口にほおりこんでいる。 以前は、一度に皮をむいて容器に入れておいた。 ところが、だんだん面倒になり(汗)、シール付きの袋でそのまま冷凍保存。 食べる時に薄皮をむいている。 普段の生活リズムも大…

  • 生くるなり

    生くるなり - にこやかに、トゲを含んで。

  • かんき

    かんき - きほん、こどく。

  • 裏返し

    いやだ!が増えることは 好きだ!が増えることでもあるのだよ

  • のろくさと

    のろくさと - きほん、こどく。

  • わたしがそれを実行するまで。

    紙にメモするより、 スマホのメモ機能を使う日が増えてきた。 おかげでペンのインクは、 使わないままある種の匂いを放ってしまう。 自分では買わない。 ノベルティというありがたい名目ではあるのだが、 かなりたまってしまい、匂いを放ったものは処分するしかない。 さて、そろそろ新しい手帳の品定めをする季節。 どうやって揃えたものかと迷っている。 いっそのこと、耳元にチップでも埋め込んでしまえば。 時間が来ればボイスメモがあの人の声で、ささやいてくれる。 忘れそうになったら、繰り返し繰り返し。 わたしがそれを実行するまで。

  • 集まっている-4

    Mari Nishimuraさんのアート作品と暮らしている。 和室と浴室以外、「誰か」がいる。 音霊、瞬きなど、不思議な現象もそれなりに(^^; アートが喜んでいるのだそうだ ある日、MariさんのFacebookでアートショウの模様がpostされた。 花のようにも鳥のようにも見える抽象画が気になり、問い合わせた。 SNSでは、絵の全容がわからない。 なのに強く惹かれた。 それは、ピーコック(雄の孔雀)の絵であるとのこと。 縁というのかタイミングというのか、アートとの出会いはいつも不思議がつきまとう。 届いたらどんなふうに挨拶しようか。どこにいてもらおうか。 楽しみは尽きない。

  • シャワー

    浴びるのは、何も水とは限らない。 想いも言葉も 見えない何かも。 届くのは、手紙とは限らない。 想いも歌も 涼やかな森の風景も。 三度デートしたその人は、 音楽ファイルにたった一曲を、 容量の許す限り詰め込むような人だった。 ジャンル違いの音楽を何十曲と、 同じくぎっしり詰め込むわたしと対照的に。 違いを楽しむには至らず、自然消滅のように別れた。 隣にいなくてお互いに幸いだった。 喧嘩が絶えなかったろう。 年を重ねた今は、容易に想像がつく。 だが、昔の恋は時折悪さをする。 同じ一曲をぎっしり…ではないが、 リピート再生を大いに活用しているわたしがいる。 隣にいたかったけれどすれ違った、 あの人…

  • 函(はこ)

    タイトルから決めれば 何も浮かばず さらさら筆が走る日は 反吐が出るほど 自分を憎む 嘘つきになりたい 嘘つきでいたいわけじゃない 嘘つきと呼ばれたい 嘘つきと罵られたいわけじゃない 体を開いていても 心は閉じたまま 今日も 揺れる世界を甘受する

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