世界標準の東洋医学の体の見方、病気のとらえ方、対処法や症状別の漢方、食事、ツボ等の情報を配信します。
寒い日にあったかーいホットミルク。 でも本当は体を冷やしてしまっている?!
皆さま、こんにちは。 お読みいただきありがとうございます。 今日は体を温める飲み物と冷やす飲み物について書きたいと思います。 寒い日には温かい飲み物が飲みたくなりますね。 ここ数日、寒かったので、 ホットコーヒーにホットミルク、あったかい緑茶など飲まれた方は 多いんじゃないでしょうか。 けれど、これらの飲み物はすべて体を冷やしてしまっています! 漢方薬にも体を温めるものと冷やすものがあるように、 飲みものにも温めるものと冷やすものがあります。 “冷やす”作用がある飲み物も温めて飲むことで 一時的に体がぽかぽかと温まった様に感じます。 しかし本来持つ“冷やす”作用により、結果として体を冷やしてし…
前回は五行説を説明しました。 中医学にはもう一つ基本的な考え方があります。 それが陰陽(いんよう)説。 五行説と合わせて陰陽五行説とも言います。 陰陽とは字の通り陰(かげ)と陽(ひ)のことです。 陰陽説では自然界の様々な物事の発生・発展・変化は その内部に相互対立する陰と陽が存在するために生じると考えます。 太陽があるから陰ができる。 昼間が明るいから夜が暗く感じる。 陰と陽はそれぞれ独立したものではなく、 一方があるからもう一方があるといったように 相対的な関係、表裏一体の関係にあります。 自然界を陰と陽に分類すると、 陽・・・上、天、日、晴れ、火、熱、動、昇、外、明るい、、、 陰・・・下、…
中医学の基本的な考え方のひとつに五行説があります。 『五臓六腑』という言葉を聞いたことはありませんか? これも五行説の1つにあたり人の内臓(内側)を5つの臓に分ける考え方です。 五行説は人の体だけでなく、自然界の現象、味、色など 世の中の森羅万象を5つに分ける考え方です。 五臓・・・肝・心・脾・肺・腎 五腑・・・胆・小腸・胃・大腸・膀胱 五季・・・春・夏・土用・秋・冬 五色・・・青・赤・黄・白・黒 五味・・・酸・苦・甘・辛・鹹(しおからい) これはほんの一部ですが、このように5つに分けて考えます。 中医学では分けたものはそれぞれに関連しあっていると考えます。 例えば、冬。 五臓の腎、五腑の膀胱…
前の記事でもふれましたが東洋医学と西洋医学の違いをまとめます。 東洋医学 症状だけでなく、体質や生活スタイルなどを総合的に見て治療する 長期的に服用しても副作用が少ない西洋医学 病名をつけ治療する 効果が早いそれでは詳しく解説します↓↓ 東洋医学は症状以外にも体の状態を総合的に判断して治療します。そのため、病名のつかないもの、例えば「病院ではなんともないと言われたんだけど…」「風邪を引きやすい…」などの場合も体質改善を含めた治療ができます。同じ風邪の症状であっても、人それぞれで体質も異なるため、同じ治療になるとは限らないのも東洋医学の特徴です。 また副作用が少ないため、長期間服用しても安心です…
皆さま、はじめまして 薬剤師hanaです。 最近現代医療を補充するものとして、伝統医学やその他の代替療法を活用する流れが強まっています。 その中で今最も注目されているのが、中国伝統医学(東洋医学)です。 病気を特定し病変部位を治療していく現代医学と異なり、中国伝統医学(東洋医学)は病気の治療だけではなく、個人の体質や体調にあった養生方法や生活を提案しています。 本ブログでは世界標準の中国伝統医学の体の見方、病気のとらえ方、対処法などの情報を配信します。 東洋の知識を日常生活で役立ていただけるようわかりやすくお伝えします。 皆さまの日常がより健康でいきいきとしたものになりますように… 少しでもお…
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