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空き家再生記 https://akiyasaisei.hatenablog.com/

香川県三豊市で空き家を購入し、カフェ開設に向けて家族みんなで古民家の再生を行っております。

空き家
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住所
三豊市
出身
香川県
ブログ村参加

2015/12/29

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  • 2階床張り

    二階客席の床を張りました。 床組みの不陸が大きく、調節だけで丸一日掛かってしまいました。 柱ー柱で5~6㎜高さが違うとビー玉が転がるようになるのですが、この現場では34㎜も違う所がありました。椅子がカッコよすぎて椅子の撮影会のようになっていますが、撮りたかったのは床と席の雰囲気です。 椅子に座った時の風景です。 丁度、堤防が隠れるように設計したのですが、カフェの客層を踏まえて女性の身長に合わせると、20~30mmほど窓を下げたほうが良かったかもしれません。

  • 漆喰テスト

    漆喰は他の左官材料に比べ扱いやすく、DIYに向いていると言われます。 テストで内部の壁を一部塗ってみました。 予想以上の仕上がりになり、剥がれてくる様子もないので一安心です。 しばらく置いて、ひび割れや色の変化が出てこないか確認しようと思います。 材料は、既調合品(水を入れて混ぜるだけ)の「大和しっくい」を使いました。 20㎏で送料込みで2800円です。これで約10畳施工できます。 外部の漆喰は、練り混ぜ済みの商品を使ったのですが、18㎏で約14000円でした。 大和しっくい(20㎏)+水(12㎏):2800円 練り混ぜ済み(18㎏):14000円 計算する約9倍の値段であることが分かります。…

  • パノラマ

    今日は暖かく、海がきれいだったので窓からの景色を収めてみました。

  • 八角柱

    カウンターの所に柱を新設しました。 柱に大きな傷があった事もあり、面を大きくとって八角形に加工しています。 「八」という数字は風水的に縁起が良いらしく、弁柄を塗って部屋のアクセントにしようと思います。

  • 手洗いカウンター

    トイレの手洗いカウンターを施工しました。 カウンターは楠(くすのき)、脚は大引きに使われていた古材を使いました。 なかなか野趣溢れる仕上がりになったと思います。

  • エコキュート

    エコキュートが設置されました。 思った以上に大きく感じます。業者工事終了後に目隠し用の板塀を施工予定です。

  • 和風、洋風

    ~風 明確な定義はないけれども、~足りうる要素を持っている時に使う言葉だと思うのですが、 和風、洋風とは何だろうかと考えることがあります。 日本瓦を使っているから和風、暖炉があるから洋風、いろいろありますが、板材の扱いが違うことが挙げられると思います。張り方、塗装、材種 中でも面白いと思ったのは、大先輩の大工の教えですが、板の幅が広いと和風、狭いと洋風になるそうです。 人間の顔はたった数ミリの違いだけで印象が変わりますし、板幅一つとっても油断なりません。

  • 浄化槽

    業者さんに発注した、浄化槽工事、水道工事も着々と進んでいます。 自分も遅れをとらないように、頑張ります。

  • 床張り

    床張りがスタートしました。 結局、床の仕上げは拭き漆(2回塗り)に決定しました。 地松の玄関框も同じように、拭き漆で仕上げました。 紫掛かった黒でいい感じになってくれたと思います。

  • 生かし取り

    石臼の支点になっていた石を生かし取りしました。 玄関に移設予定です。最初はあまりの重さにビクともせず、車用のジャッキでは歯が立たず、どうなることかと思いましたが、 あの手この手を使い、何とか移設完了しました。 どこから持ってきたのかわかりませんが、ユニックもない時代によくここまで運んだなと、不思議でなりません。

  • 足場解体

    長い間お世話になった足場が仕事を終えて去っていきました。外部工事は目途がついたので一安心です。 あと少し、下のほうの板張りが残っていますので、しっかりとやりきりたいと思います。

  • 板張り

    諸事情があり、4日ぶりの現場になりました。 今日は、風が吹く中、助っ人と一緒に板張りです。 「渋すぎず、甘すぎず」を目標に混色した外壁材が、イメージ通りに仕上がってくれたので、満足しております。休んでいる間に塗ってもらった漆喰も良い感じに仕上がっていました。

  • 見える見える詐欺

    最近、気が付いたのですが、このカフェは瀬戸大橋が見えるカフェだったようです。 地平線のかなたに見える白い点が瀬戸大橋です。

  • 黒カフェ

    白鷺城の別名で有名な姫路城ですが、秀吉の時代では黒い城だったようです。 うちのカフェも今、幻の黒カフェになっています。 透湿防水シートの上にバラ板を打ち、アスファルトフェルトを張った状態です。たぶん、話題に上がるだろうと思っていたのですが、案の定、黒い外壁もいいねという話が出てきました。 他の現場でも、この工程の時に来られた施主様は、同じようにおっしゃる事が多いです。 自分もそう思います。武家屋敷みたいでカッコいいなと ただ、黒白両方塗るわけにはいきません。 設計の難しいことは、何をするか決めることよりも、他の可能性をすべて切り捨て、やらない事を決めることだと思います。

  • 透湿防水シート

    透湿防水シートを張りました。 土壁から一転したので、急に工事が進んだような気分になります。 次は、見切りと胴縁の施工に取り掛かります。

  • 土壁

    土壁の補修をしました。 材料は解体した際にでた土壁を再利用しています。新築の時のように1から用意すると、すさを入れたり発酵させたりと手間がかかるのですが、再利用の場合は水を加えて練るだけで十分です。多めに確保しておいて正解でした。 紐は棕櫚縄を使用しました。面白いことに最初の左官さんは麻縄、次の修繕ではビニール紐が使用されていました。自分の場合は、補修すべき木舞のピッチが所々狭くなっており、麻縄では通しにくそうだし、ビニール紐だと恰好が悪いな、という消極的な選択だったわけですが、三者三様こだわりが感じられます。 建築史家の藤森照信さんの著書(タイトルは失念しました)で建築材料としての土について…

  • 踏み天井

    1階の天井を施工しました。(上の写真) 杉板(30㎜)を使用し、2階の床にもなる、踏み天井と呼ばれるものです。 ロフトや納屋などでよく使われます。 ここも元々は納屋だったようで、その名残が残っていました。仕上げは、拭き漆(3回)です。既存の部分(下の写真)との色合いも馴染んだかなと思います。

  • 柱補修

    柱の根本が見事なまでに腐っていました。補修しなくてはなりません。 しかし、この柱は隅柱(家の角にある柱)で通し柱(1階から2階まで続いている柱)取り換えることは困難で、壁を壊さないことには、継ぐこともできません。 どうしたものかと思い悩んだのですが、エポキシを使って補修することにしました。 最近では、文化財の補修にも用いられているようで、性能を確認したのですが、柱の補修に十分なものだと思います。 まず、柱に防腐剤(水性)を塗って乾燥させます。 次に低粘度エポキシ樹脂(写真右)を注入し、既存木部の強度を高めます。 さらに、エポキシパテ(写真左)を練り、形作ります。 最初は、100均の紙粘土みたい…

  • 水仙

    現場に水仙の花が咲きました。 花壇のようになっていたので、前の方が育てられていたものだと思います。 20年ほど人が住んでいないはずなのですが、毎年咲き続けていたのかと思うと、感慨深いものがあります。 これからも大切にしていきたいです。

  • 下準備

    このリフォームの場合、基準にできるようなものがなかったので、まずはレベルで水平の基準を作りました。 それをもとに新設する窓の部分の土壁を解体しました。 いい感じに瀬戸内の島々が見えるなと思うのですが、10分も掛からないくらいで解体できてしまったので、こんな簡単に壊れていいものだろうかと、少々不安になります。明日は、窓枠を入れたり、竹木舞を編みなおそうかと思います。

  • サッシ撤去

    解体も粗方終わり、不要なアルミサッシを三か所撤去しました。 日曜日に天気が崩れそうなので、やることはたくさんありますが、なんとかそれまでに形にできればと思います。

  • 外部解体

    今日から外部工事のスタートです。 せっかく今期の冬は暖冬だと思っていたのに、ここ数日で急に寒なってきたので、早めに片付けたいと思います。 期待していた分、余計に寒く感じます。 外部の解体をした写真です。 板の隙間から、水が入っていたようで、土壁がやられていました。 雨の当たりやすい下のほうが被害が大きかったです。もしくは樋がついていないので、跳ね返りの影響かもしれません。 柱も根本のほうが、腐っていました。 これから、補修に入ろうと思います。

  • 塗装完了

    外部板張り用の塗装、すべて完了しました。 塗料は、キシラデコールのエボニーとウォールナットとやすらぎ(白木用)を1:1:6で混合したものを使用しました。二回塗りです。 25坪分も塗ると塗りも塗ったなという気分になり、干している景色も壮観なものになりました。 次の塗装は、1.5倍もの量がある床材です。しかも三回塗りなのでなかなか骨が折れそうです。

  • 足場

    業者さんに足場を組んでもらいました。 これで安心して外部作業に取り掛かれます。

  • 束石施工

    束を支える束石を施工します。 工期や湿気対策を考えると、ベタ基礎で全面にコンクリートを打設したほうが良いとは思うのですが、見積もりをしてみたらビックリするような金額だったので、一つ一つ束石を据えることにしました。全部で50個あります。 まず最初に束石よりも少し大きな穴(40㎝角程度)を掘り、写真にある道具で底を締固めました。次に砂利(6号)を入れて、再度締固めます。 そのあとに束石を据えて、水平器で水平を確認、最後にモルタルで動かないように固定しました。 一日25個で二日でやろうと意気込んでいたのですが、12個しか据えられませんでした。穴を掘るのは重労働ですね。

  • 外部塗装

    大引きの施工と並行して、外部板張り用の材料を準備します。 材料:杉 相決板 4000×165×12 1回目の塗装で、キシラデコールのエボニーとウォールナットを1:1で混色したもの塗り、2回目でキシラデコールのやすらぎ(白木用)を塗ります。 写真は、1回目の塗装が終わった後に乾燥させている様子です。 冬のせいか全然乾かないので困っています。

  • 防蟻・防腐

    大引きをやり替えるにあたり、防蟻・防腐の施工をしました。 普段は業者さんに頼んで散布してもらうのですが、今回は予算の都合と極力自己完結できる施工をやってみようということで、自分で刷毛塗りしました。 自然界において、毒を持っている虫や植物は案外わかりやすい色をしていると思いますが、この塗料もそんな色をしており、絶対にシロアリを近づけないぞという気概を感じます。まあ、塗り残し防止のための着色かなとは思うのですが、ないよりはあるほうが良いと着色タイプの商品を選びました。 施工性に関しては、水を塗るようにシャバシャバしており、匂いなども気になりませんでした。

  • ジャスト・イン・タイム

    大野耐一さんの著作で「トヨタ生産方式」というものがあります。 ジャスト・イン・タイム(必要なものを、必要なときに、必要なだけ)の精神のもと、かんばん方式など世界のトヨタを支えるシステムの数々を紹介している本なのですが、学生の頃、多種少量生産に向けた方針ということで、なにか建築にも応用できるはずだと、ワクワクしながら読んでいたのを懐かしく思います。 しかし、なかなか理想どうりにはいきません。 「必要なものを」束一つとっても地面が不陸なので一か所一か所サイズが変わり、必要数が読みにくい 「必要なときに」自分の作業量や手伝ってもらった際の作業量を予測しきれず、度々予定が前後する 「必要なだけ」材料の…

  • 外観どうしよう

    現在の外観です。 短い軒、焼杉張り、総二階建て、アルミサッシ 基礎が石なのはカッコいいと思うのですが、なんとなく間延びした、野暮ったい印象を受けます。 また、元民家なので、このままカフェにするとお客さんに気付いてもらえないかもしれません。 そこで改修案を考えました。 プラン① 二階の一部をバルコニーにして、そこから瀬戸内の景色を一手に掴もうという案です。 荒々しい外観や海を肌で感じられそうで気に入ってはいるのですが、雨仕舞に難あり。 既存のアルミサッシには、木製の格子を付けようかと思います。 プラン② 道を挟んで堤防があるので、席に座った時に堤防が見切れる高さに窓を設定する案です。 横長の連続…

  • 掃除

    ここ二週間、ひたすら掃除ばかりに邁進しています。 箒で埃を叩き落し、雑巾で水拭き、最後に亜麻仁油でオイルフィニッシュを施します。 頑張ったかいがあったのか、名栗後の残る梁が蘇ってきたように思います。 最近、古民家再生ブログを見て回っているのですが、皆さん、梁や天井の清掃に苦労しているそうで、僕もあと少し頑張りたいと思います。

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