chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 鬼骨抄 16 完結編

    エピローグ 後期の授業が始まって間もなく麻美と誠一が研究室に現れた。誠一は松葉杖を未だに手放せないようだ。その誠一の世話をまめまめしく麻美がやっている。まるで…

  • 鬼骨抄 15

    約束 私は脇腹に強い痛みを感じて意識を取り戻した。動かすと手足にも酷い痛みはあるものの骨折している様子はなかった。足下で小さなライトが弱々しい光を放っている。…

  • 鬼骨抄 14

    旧友幸いにも重治の襲撃で大怪我を負った隊員はいなかった。何人かは脳震盪を起こしていたがすぐに回復した。それに引き替え、合図と共に鬼の塒口から突入した部隊の被害…

  • 鬼骨抄 13

    とどかぬ思い 「先生。私に夫を説得させて下さい」沙也香の声はもう震えていなかった。そしてそこからは強い決意が感じられる。「しかし・・・」私は言い淀んだ。「多く…

  • 鬼骨抄 12

    策略重い沈黙が辺りを支配していた。聞こえるのは水滴が落ちる音だけだった。我々は重治の奇襲を受けた位置からやや下がった位置で増援を待っている。最後に設置した照明…

  • 鬼骨抄 11

    追跡私は沙也香が土蔵の鍵を保管していることを確認すると矢沢と数名の警官を伴って西の蔵に向かった。屋敷の敷地内は各所に照明が設置され昼のように明るく、かなりの数…

  • 鬼骨抄 10

    真実空が白々と明けた頃、大型のバスが次々に到着し始めた。矢沢の説明では一日繰り上げて山狩りを始めることになったのだそうだ。またバスに混じって隣接する県の猟友会…

  • 鬼骨抄 9

  • 鬼骨抄 8

    真実昨夜のパトカー襲撃を重く受け止めたのか福島県警が本腰を入れて動き出した。機動隊の警備中隊が石輪村に本部を設置して警戒を強化することになった。以前は三台だっ…

  • 鬼骨抄 7

    土蔵蔵から戻った私達は昼食を摂った後にそれぞれのミッションをこなすことにした。私は鬼骨抄と先ほど手に入れた鬼首紀の分析を継続すること。麻美には美緒に案内しても…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ポコシュートさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ポコシュートさん
ブログタイトル
ポコシュートの小説部屋
フォロー
ポコシュートの小説部屋

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用