風の音、鐘の音、全国に轟いた民の音。23番・音楽堂。秩父札所道。
息の切らして登り切る石段に、納経所の休息場が救いの、秩父札所23番、松風山・音楽堂。秩父谷からの風が、心地よく、秩父34札所を開設した、13権者が、松風が音楽だと感心し、音楽寺にしたという。音楽、現代的な響きの言葉、漢字の起源は中国で、秦の始皇8年(紀元前239年)に完成した、『呂氏春秋』という書物に、記録されてるという。万葉集にも、風土記にも字面はある、と知ったけど・・・。👇コロナ禍の2021年5月3日、皐月の垣根の坂道、行き交う人たちとの挨拶も、首を縦横にして。登りきると、水屋、鐘楼、地蔵さんが、こじんまりと配置されてる。仕入れた知識、ここが秩父事件を繰り広げた、出発点かと思うと、感慨も深くなる。1884年(明治17年)国が提唱した、輸出で豊かな生活が出来ると、製糸の副業に民衆は、高利貸しからも、多額...風の音、鐘の音、全国に轟いた民の音。23番・音楽堂。秩父札所道。
2024/02/25 20:06