秩父札所道、パッション地元民の慈眼寺。
札所12番野坂寺から車で5分、秩父市街地に13番慈眼寺があり、2021年5月、コロナ禍にあっても、お花畑駅から2分というアクセスに、参拝者は多かった。1486年から本堂は、明治11年(1878年)の秩父大火で、焼失したが、明治34年(1901年)に、一番四萬部寺の本堂を模して再建された。広い敷地にこじんまりした本堂、この本堂の再建には、地元民の地道な努力があったという。山門をくぐると右手に経蔵があり、一切経1630巻が納められた輪蔵があり、まわすことで一切経の功徳にあずかれる。秩父札所の縁起で開創者と伝えられている、十三権者(じゅうさんごんじゃ)の木像も安置されている。十三権者の下には、秩父札所の1番から34番まで、廣重・豊国が描いた、観音霊験記の版画絵が掲げられてる。秩父札所道、パッション地元民の慈眼寺。
2024/01/31 21:58