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犬のカーミングシグナル https://calming-signals.hatenablog.com/

カーミングシグナルとは、犬が自分の気持ちや感情を相手に伝えるためのボディーランゲージの事です。

カーミングシグナルとは、犬が自分の気持ちや感情を相手に伝えるためのボディーランゲージの事で、生まれつき備わっている犬のコミュニケーション能力です。「Calming」には、落ち着かせる、鎮める、癒される、などの意味があり、「Signal」には、信号、合図、サイン、などの意味があります。

犬のカーミングシグナル
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2015/12/04

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  • 顔(視線)をそらす

    飼い主が犬の目をしばらく見つめると、犬は顔や視線をそらす事があります。 これは、「敵意は抱いてないよ」「喧嘩したくないよ」といった意思表示を示す行動で、初対面の犬同士が出会った時にもよく見られる行動です。 また、自分よりも立場が上の飼い主などから、困った事や苦手な事を命じられた時にも行う事があります。 顔や視線をそらした上に尻尾も振っている時は、対象物から視線をそらす事で自分の興奮を抑えようとする時で、散歩やご飯の前などに行う場合があります。

  • 目をパチパチさせる

    知らない犬が近づいてきた時、慣れていない場所に行った時、初対面の人に体を触られた時などに、犬がパチパチと何度も瞬きをする事があります。 これは、「落ち着かない」「そわそわする」といった気持ちの現われで、不安や緊張感、恐怖心などを感じている時に見せる仕草です。 緊張している犬に対して敵意が無い事を示したり、飼い主の気持ちを落ち着かせようとして行う場合もあります。

  • 鼻を上に持ち上げる

    特に何もニオイがしない時でも、犬が上を向いてニオイを嗅ぐような仕草をする時があります。 これは、「落ち着こうよ」という意味で、相手の犬の興奮を抑えようとしていたり、「敵意は抱いてないよ」といった意思表示を示す行動で、初対面の犬同士が出会った時にはよく見られる行動です。 飼い主に対しては、何らかの催促や欲求を示す時に行う事があります。

  • 鼻を舐める、舌をペロペロ出す

    犬をお風呂に入れようとした時や、動物病院で診察を受けている時などに、犬が鼻先を何度も舐めたり、舌をペロペロと出す事があります。 これは、「嫌だ」「怖い」といった不快感の現われで、不安や緊張感、恐怖心などを感じている時に見せる仕草です。 家族同士の喧嘩の際や、雷などの大きな音を聞いた時に、自分の気持ちを落ち着かせようとして行う場合もあります。

  • あくびをする

    飼い主が犬に対して叱った時や、動物病院で診察を受けている時などに、犬があくびをする事があります。 これは、「もうやめて」「怖い」などというストレスの現れで、自分や相手の気持ちを落ち着かせようとするための行動です。 家族同士の喧嘩の際や、雷などの大きな音を聞いた時に、不安や緊張感、恐怖心などを感じて行う場合もあります。 また、人間と同じように、リラックスしている時や眠い時にもする事があります。

  • 口をパクパクする

    犬とボール遊びをしている時や、ドッグランで駆け回っている最中などに、犬が口をパクパクする事があります。 これは、「落ち着こう」という合図で、自分の気持ちが高揚しすぎている時や、嫌な気持ちが湧いている時などに、それを抑えようとしている時に見せる仕草です。 他の犬に吠えられている時や、飼い主の「待て」の躾の時などに、高ぶっている自分の感情を抑えようと我慢している時に見せる事があります。

  • 歯をカチカチ鳴らす

    犬同士が出会った際に、片方の犬が興奮して吠えていると、もう片方の犬が歯をカチカチと鳴らす事があります。 これは、「落ち着こうよ」という合図で、相手の犬の興奮を抑えようとしているのです。 怖くて歯がカチカチしている訳ではありませんが、犬歯を剥きだしていたり、うなり声をあげている場合には、「近づくと攻撃するよ」という威嚇や攻撃の合図となります。

  • 座る(伏せる)

    犬との散歩中に、別の犬に出会った際に犬が急にしゃがみ込んだり、ドッグランで駆け回っている最中に、犬が突然地面に伏せる事があります。 これは、「落ち着こう」という合図で、自分や相手の犬の興奮を抑えようとしている時や、難しい状況でも安全を確保したい時などに見せる行動です。 そのような行動によって、相手の犬に対して敵意が無い事を示したり、飼い主に対して服従を示すなどの目的もあります。

  • 前足を片方だけ上げる

    犬との散歩中に、別の犬に出会った時や、来客で初めて見る人と接する時などに、犬が片方の足だけを上げる事があります。 これは、「落ち着かない」「そわそわする」といった気持ちの現われで、警戒態勢にある自分の気持ちを落ち着かせて、安心しようとするための仕草です。 また、狩猟犬は獲物を見つけた際にも、同じように片足を上げる仕草を見せる事があります。 このような時は、「何かいるぞ」「獲物だ」などと興味津々になっている状態で、飼い主に獲物を見つけた事を知らせるための合図で、ポインティングポーズと言われているものです。 そして、子犬も片足を上げる事がありますが、これは母親に対して母乳を催促する時や、遊んでほし…

  • 静止(フリーズ)する

    犬との散歩中に、別の犬に出会った時や、来客で初めて見る人と接する時などに、犬が突然静止(フリーズ)する事があります。 これは、「誰だ」「何者だ」といった緊張や警戒などの気持ちの現われで、その状況に注意を払っている状態です。 時には、前足を片方だけ上げる仕草とともに体を静止させて、警戒態勢にある自分の気持ちを落ち着かせようとする場合もあります。

  • 二人(二匹)の間に割って入る

    犬との散歩中に、同じように犬を連れて歩く人と出会った際に、飼い主同士が会話をし始めると、その間を犬が横切って歩いたり、割り込むようにして入ってくる事があります。 これは、「違う群れだよ」「これ以上近づかないで」という牽制や警告などの目的があります。 このようにする事で、異なる群れ同士の争いを避け、飼い主を守ろうとしているのです。

  • そばを離れて戻ってくる

    犬がそばにいたと思っていたら、ふと何処かへ行き、再び戻ってくる事があります。 これは、そわそわと落ち着きが無い訳ではなく、「ここなら安心」「ここが落ち着く」などという気持ちの現われで、飼い主の事に慣れて、飼い主のそばを縄張り(テリトリー)と思い、安心しきっている時に行う行動です。 犬同士の場合には、互いの事を認め合い、同じ群れの仲間として信頼しきっている時に見せる行動です。

  • ゆっくり歩いたり立ち止まる

    犬との散歩中に、同じように犬を連れて歩く人と出会った際に、その犬に意識を向けながら、急にゆっくり歩くようになったり、立ち止まる動作を繰り返す事があります。 これは、「落ち着かない」「そわそわする」といった警戒心の現われで、相手の犬がどのような反応(シグナル)を見せるのか、相手を刺激しないようにしながら注意を払っている時に行う行動です。 また、飼い主に叱られた時などに、飼い主の様子を伺ったり、飼い主の気持ちを落ち着かせようとして行う場合もあります。

  • カーブ(ジグザグ)を描いて歩く

    ドッグランで犬同士が出会った時などに、犬がカーブやジグザグを描きながら、遠巻きに近づいていく事があります。 これは、「敵意は抱いてないよ」「喧嘩したくないよ」といった意思表示を示す行動で、初対面の犬同士が出会った時にはよく見られる行動です。 逆に、相手の犬を凝視しながら、真っ直ぐに近づいていく場合には、敵意や攻撃の意志を持っている時に行う行動です。

  • 尻尾を振る

    犬は様々な感情を表現する上で、尻尾を振ったり、立てたりする事があります。 激しく左右に大きく振っている時は、「楽しい」「嬉しい」という気持ちが大きい時で、ゆっくりと左右に振っている時は、「楽しい」「嬉しい」という気持ちがやや小さい時です。 喜びの感情が最高潮の時には、尻尾をグルグルと回すようにして激しく振る事もあります。 急に尻尾を立てたり、左右に少しだけ振る時は、「落ち着かない」「そわそわする」といった気持ちの現われで、警戒心を持っている時の尻尾の振り方です。 尻尾を後ろ足の間に巻き込むようにしている時は、「怖い」「恐ろしい」といった不安や緊張感、恐怖心などを感じている時に見せる行動です。

  • 前足を伸ばしてお尻を上げる

    飼い主が室内でくつろいでいたり、ドッグランで顔見知りの犬と出会った時などに、犬が前足を伸ばしながらお尻を上げる事があります。 これは、「遊ぼうよ」「飛びついてよ」といった気持ちの現われで、飼い主や母犬に対して遊んでほしい時や、仲良しの犬とフレンドリーに接しようとしている時に見せる行動です。 そのまま相手にお腹を見せるようにして横になったり、何度も転がるようにしてお腹を見せている場合には、より強くアピールしている合図となります。

  • 転移行動(八つ当たり)

    犬が夢中になってカーペットや畳を堀り始めたり、ティッシュや新聞紙をグチャグチャに引き裂いたり、家の中を猛スピードで走り回るなど、変わった行動を行う場合があります。 これは、人や犬に対して、「遊ぼうよ」という合図を見せても相手にされなかったり、遊んではいけない者で遊ぼうとして飼い主に叱られた時など、有り余ったエネルギーを別の行動で発散しようとして行っている行動です。 このような転移行動(八つ当たり)を繰り返し行う事を常同行動(強制行動)と言い、時には自分の尻尾を追いかけたり、首や背中を掻き毟ったり、前足をずっと舐めたり噛むなどして、自傷行為に発展する場合もあります。

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