chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
犬や猫に与えてはいけない食品 https://dont-eat.hatenablog.com/

人間が食べても問題が無い食品であっても、犬や猫が食べると命を落とす危険性がある場合があります。

犬や猫は、自分の親のような存在である飼い主が食べている物に、強い興味を示して欲しがる事がよくあります。しかし、人間が食べても問題が無い食品であっても、犬や猫が食べると命を落とす危険性がある場合がありますので、しっかりと把握しておく必要があります。

犬や猫に与えてはいけない食品
フォロー
住所
新宿区
出身
新宿区
ブログ村参加

2015/11/14

arrow_drop_down
  • ネギ類

    玉ねぎ、にんにく、ニラなどのネギ類には、アリルプロピルジスルファイドという成分が含まれており、犬や猫が食べると赤血球が破壊されてしまうため、貧血、下痢、嘔吐、血尿、発熱、痙攣などを引き起こす恐れがあります。 また、肝臓にも大きな負担がかかり、肝臓肥大や黄疸が生じるようになり、命の危険を伴う事になります。 このネギ類に含まれる成分は、加熱調理をしても分解されずに残りますので、ハンバーグに含まれるわずかな玉ねぎや、すき焼きやしゃぶしゃぶなどの出汁やスープに溶け込んだものを口にする事によっても中毒症状が起こるため、絶対に与えてはいけません。

  • カフェイン

    チョコレート、ココア、コーヒー、お茶の葉などに含まれているカフェインの成分は、 犬や猫が食べると中枢神経が刺激されて興奮剤のような強い働きが起こります。 それにより、脈拍や心拍数、呼吸数が急激に増加したり、興奮や痙攣、失神などの発作を引き起こす恐れがあります。 そのため、急性心不全を起こして死に至る危険性がありますので、絶対に与えてはいけません。

  • カカオ

    チョコレートやココアの主原料であるカカオには、テオブロミンというカフェインに似た成分が含まれており、犬や猫が食べると中枢神経が刺激されて興奮剤のような強い働きが起こります。 それにより、脈拍や心拍数、呼吸数が急激に増加したり、興奮や痙攣、失神などの発作を引き起こす恐れがあります。 そして、カフェインの中毒症状と同様に急性心不全を起こす可能性がありますので、絶対に与えてはいけません。

  • ブドウ類

    犬や猫が巨峰やマスカット、干しぶどうなどのブドウ類を食べると、農薬や保存料の有無に関わらず、腎臓に大きな負担がかかります。 そのため、急性腎不全や慢性腎不全などの重篤な病気を引き起こす恐れがあり、命を落とす危険性があります。 菓子パンやパンケーキなどに含まれている少量のレーズンであっても、中毒症状を引き起こす恐れがありますので、絶対に与えてはいけません。

  • アボカド

    アボガドにはペルシンという成分が含まれており、犬や猫が食べると強力な殺菌作用によって胃腸に炎症が起こり、嘔吐や下痢(軟便)などを引き起こす恐れがあります。 このアボガドに含まれるペルシンは、品種によって少ない場合もありますが、少量でも中毒症状を引き起こす場合もありますので、絶対に与えてはいけません。

  • ナッツ類

    犬や猫がマカダミアナッツやアーモンド、ピーナッツやくるみなどのナッツ類を食べると、嘔吐や下痢、失神や痙攣などの中毒症状を引き起こす恐れがあります。 また、ナッツ類はとても消化が悪いため、大量に食べると未消化のまま腸管を詰まらせてしまう危険性があります。 細かく砕いたものであっても脂肪分が豊富に含まれているため、肥満の原因になる恐れがあります。 そして、リンやカルシウム、マグネシウムなどのミネラル分を豊富に含んでいるため、結石(尿石)ができやすくなり、腎臓や膀胱などの泌尿器の疾病を引き起こす可能性がありますので、絶対に与えてはいけません。

  • キリシトール

    キシリールは、イチゴやブロッコリーなどの果物や野菜にも含まれている天然の甘味料で、砂糖の代用糖としてガムやタブレットなどに使用されている糖アルコールの一種です。 犬や猫が食べるとインシュリン(血糖値を下げる働きのあるホルモン)の過剰分泌が起こり、血糖値の急激な低下を引き起こします。 それにより、極度の低血糖による痙攣発作や意識消失(気絶、失神、昏睡など)が起こり、命を落とす危険性が高まります。 命を取り留めた場合にも、肝臓や脳に障害が残る事がありますので、絶対に与えてはいけません。 犬の誤食が報告されるケースが多いですが、猫にも十分注意が必要な食品です。

  • 人間用の薬、サプリメント

    人間用に調合して処方された薬やサプリメントは、人間が口にしても問題無い場合でも、犬や猫が食べると嘔吐、下痢、痙攣、昏睡といった薬物中毒の症状を引き起こす恐れがありますので、絶対に与えてはいけません。 風邪薬や頭痛薬などに含まれているアセトアミノフェンという成分は、犬や猫にとっては強い毒性があるため、命を落とす危険性があります。 また、風邪薬の大半に使用されているイブプロフェンという成分は、肝臓や腎臓に大きな負担がかかります。 そのため、肝不全や腎不全などの重篤な病気を引き起こす恐れがあり、命を落とす危険性があります。 室内で殺虫剤や防カビ剤などの強い薬剤を使用した場合には、人間への影響は軽微で…

  • イカ、タコ、エビ、カニ、貝類、淡水魚

    生のイカ、タコ、エビ、カニ、貝類、淡水魚にはチアミナーゼという酵素が含まれており、犬や猫が食べるとビタミンB1が破壊されてしまうため、ビタミンB1欠乏症を引き起こす恐れがあります。 ビタミンB1には、エネルギーの生産や消費、筋肉や内臓、脳や神経などの体の各部位の働きをコントロールする重要な役割があります。 そのため、ビタミンB1欠乏症を起こすと、食欲不振、運動失調(ふらつき)などが見られたり、痙攣、失神、昏睡などの命に関わる危険な状態に陥る場合があります。 チアミナーゼなどの酵素は熱に弱い性質があるため、加熱する事によって酵素を破壊(無力化)する事ができますが、イカ、タコ、貝類などは消化が悪い…

  • 青魚

    イワシ、アジ、サバ、マグロなどの青魚には、不飽和脂肪酸(脂肪酸)が多く含まれており、犬や猫が食べると体内の脂肪が酸化して黄色脂肪症を引き起こす恐れがありますので、摂取量には十分注意する必要があります。 黄色脂肪症は、内臓脂肪や皮下脂肪が酸化する事によってゴツゴツした硬いシコリができるようになり、炎症が起こる事で痛みや熱が生じる病気です。 黄色脂肪症は黄色い色素(セロイド)の脂肪ができる事から、イエローファット(=黄色の脂肪)と呼ばれる事もあります。 また、いわしやあじの煮干には、マグネシウムが多く含まれていますので、結石(尿石)ができやすくなり、腎臓や膀胱などの泌尿器の疾病を引き起こす可能性が…

  • 鶏肉や魚の骨

    鶏肉の骨は、割れると鋭く尖った状態になるため、犬や猫が骨ごと飲み込んでしまった場合には、消化管を傷付けてしまう恐れがあります。 また、魚の骨も硬くて大きい場合には、喉に刺さったり、食道や胃腸を傷付けてしまう恐れがありますので、骨ごと与えないように十分注意する必要があります。 そして、加熱不足の肉や魚は、細菌や寄生虫の感染が起こる危険性があります。 犬や猫に寄生虫が多数感染した場合には、嘔吐や下痢、胃炎や腸炎、潰瘍といった胃腸障害が起こる事が多く、ひどい時には重度の貧血や栄養失調を引き起こす事によって、命に関わる場合もあります。 そのため、手作り食などで肉や魚を与える場合には、しっかりと火を通す…

  • 牛乳

    牛乳にはラクトース(乳糖)という甘味成分が含まれており、成犬や成猫が飲むと消化分解する事ができないため、下痢や軟便を起こす場合があります。 授乳期間中の子犬や子猫のうちは、このラクトースを分解する事のできる酵素(ラクターゼ)を体内に持っていますので、消化不良を起こす可能性は低いですが、個体差もありますので、与えすぎには十分注意する必要があります。 プレーンヨーグルト(無糖ヨーグルト)は、牛乳が発酵する過程において乳酸菌によってラクトースが分解されるため、成犬や成猫であっても下痢や軟便を起こしにくい傾向にあります。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、犬や猫に与えてはいけない食品さんをフォローしませんか?

ハンドル名
犬や猫に与えてはいけない食品さん
ブログタイトル
犬や猫に与えてはいけない食品
フォロー
犬や猫に与えてはいけない食品

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用