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あめみか https://takiji13.hatenablog.com/

思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

過去の記憶とメディアを主な情報源とした思想・哲学・世迷言を根拠もなく、情報の裏も表もとらずに偏屈な妄想だけをよりどころとして、風雪に耐えない風説を綴っております。思考の源泉は一です。

たりんこ
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2015/11/06

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  • メイジーニアス:2024年搾取問題

    人口ボーナスの惰性が法や慣習の硬直化をみせ搾取構造を保存してきました。 超少子高齢化社会の到来により人口ボーナスが人口オーナスへと転調して久しくも有効な手段を効することができず旧態依然とした方法を進めてきたゆがみが矯正されることを示す1つのランドマーク、エポックメイキング的な出来事が2024年問題。 すべてではないにしろ大きく寄与した人口ボーナスによる成功体験に取りつかれて、経済の不調も賃金を抑えて労働時間を延ばすことで乗り切ろうとし、それがいつしか、それも間もなく手段から目的化して搾取構造が黙認されてきました。 企業も政府も仕方がない、それが当然だと問題視することも少なく常態化し、それを変革…

  • 自民党の正しい斬り方

    自民党、つまり自由民主党。 これを自由-民主-党と切って読んでいるから本質を捉えそこねるのです。 このように読んでしまうとさも市民に重きをおいた人民のための政党かのような印象を抱いてしまいます。 しかしそうではない。 正しくは自由民-主-党と区切るのが本来の読み方です。 このように読めば党名が偽りを申しているのではなく、本音と建前的な美辞麗句を並べているのでもなく、ちゃんと端から公明正大嘘偽りなく堂々とその姿勢を明言していることがわかるのです。 つまりは自由民が主(あるじ)だと宣言している党であるということが。 ここで言われる”自由民”のなかに我々は一般人は含まれません。 自由民は日本国の市民…

  • 事の始まり・傷心

    ひとの生涯は生まれることで始まるが、物語はひとが害されることで始まる。 映画や小説、アニメ、その多くはひとの死を中心として、またはそれを発端として物語が動き出す。昨今隆盛を極めている異世界ものなどその最たるもので、主人公が死ぬところから話が始まる。主人公が死ななければお話にならないのである。 こんなことをふと思ったのは、ここのところあまり読んでこなかった小説(物語)をいくつか読んでいて、たまたまなのか必然に突き当たったのか「しょっちゅうひとが死ぬなぁ…あっほらまた死んだ」「また殺し屋が出てきたよ。殺し屋ってそんな一般的なものなの?市民権得てるんだねぇ」なものが続き、振り返ってみると火サス(火曜…

  • 自由と欲望の相似性

    不老不死でも身体・自由を拘束されては苦しみ・不自由は常人よりも大きい。 死にたくとも自由には死ねないのだから。 したがって自由は不老不死に勝る。 自由とは自らの意思で決めること。 ただしその意思は教育や文化、情報などによって形成されてゆくもの。 となると自由は自由か? 自由の記憶、継承される自由、遺伝する自由、…。 自由は思考から生まれる。 老化しない、死にたくない、死なないという自由、あるいは願望。 願望は大きな括りの上では自由の一種。 何を望みその思考・選択肢・想像からなにを選ぶか、選べるかという自由。 思考のない生物は反応により動いているだけなので「~をしたい」という欲望がない。 つまり…

  • 極端な国に極端あれかし

    LGBTQやクオータ制など「日本の未来を憂いて…」みたいな独善を振りかざして批判するひとがいますが、その結果、追い込まれて自ら命を断ってしまうひとが増えたのでは本末転倒。問題の深刻化に寄与しているだけ。人口は減り、それこそ未来の納税者も納税額も減る一方なのですから。 日本は賃金が上がらず睡眠時間は短く、相対的貧困率が高く自殺者が多い。投票率が低くて女性議員が少なく、男女で賃金や昇進などまだまだ不合理な差があって、家事育児はいまだ女性が担っていることが多い男社会…こんな極端な国のために死んでやることなんかない。 生まれてこのかたずっと日本育ちでは気づきづらいかもしれないけれど、日本は”普通”では…

  • 遵法あっぷあっぷ

    日本における(ひいては世界においても共通する)経済や人口や自殺といった数々の問題はルーツを一にし、その解決策は同根なのではないかとおもいます。 つまりそれは賃金。 韓国の賃金水準、日本並みに 地域・分析レポート - 海外ビジネス情報 - ジェトロ 日本ではこれまで賃金が上がってゆかず将来への漠然とした不安も募ってゆき余裕を失い希望が縮退してゆきました。 お金は種々の自由を広げます。 賃金が上がらないということは個々の自由も広がりません。 そして個々の孤立は広がっていきます。 こうなると「最近の若いものはお金を使わない、飲みに行かない、欲がない」とはホントウでしょうか。 賃金・立法・遵法 で…

  • 民主主義の名を冠した暴力

    直接的物理的暴力に対して(民主主義への否定と)批判することは当然で正当でそうあるべきものです。 ただ、あまりにそのことがショッキングでセンセーショナルで顕在的であるばかりに潜在的な暴力に霞がかかり、その影響力が過小評価されてしまうことには強い違和感をもちます。 潜在的な暴力はその性質上、顕在的な暴力に比べて長期に渡ることが多いものです。 個人においては懸命かつ長期に渡り活動を続けてきた人々がいます。一方で、政党や政府、議会においてはどうでしょう。その問題点や危険性は認知されていましたし、提言や注意喚起の声もあがっていました。にも関わらずそれを放置してきたのです。少なからず当事者や(潜在的)被害…

  • 現代アートの潮流は”塗り込められて黒”

    現代アート、特にペインティングは基本的に黒の世界、塗り込める、塗り重ねる黒の時代にあると思う。その欲を、内なる様々な色をもった色彩豊かなその情動を塗り重ねてゆくために必然的に暗い色調、黒基調となってゆく。 (黒より鼠色や錆色の方が多い気がするけれど…) 欲動、欲望の表れのように見えるので本能的で野性的な滋味がある。美しさを追求した古典的な芸術は抑揚が効いていてとても知性的かつ理性的な精緻さを極めている。前者は足し算的で後者は引き算的な手法である。 パッティングやバラマキ、流し込みや垂れ流し、振りまきに引き裂き、作為を極力廃して偶然に任せることも多く、というか場合や作品によってはそれが主体、メイ…

  • 腐敗した組織に共通する1つの定め

    標題のごとく、腐敗した組織は共通してある1つの特徴を有しています。 それは…組織の長の任期を延長ないし撤廃していること。 任期に定めを設けている理由にはさまざまありますが、その最たるものが腐敗の防止および新陳代謝の促進。 そうであるにも関わらず、それを忌避・拒絶し、任期の延伸または破毀することは腐敗の促進および新陳代謝の防止に他なりません。新陳代謝が起こらないから陳陳堆積するばかりで新新伸展しないのは当然の理。 腐敗の狼煙 任期の延長を提起することは腐敗の狼煙であり、それが実現された暁には、既に組織がそれを強行できるほどの権力を掌握してしまっているという権限不在の顕現。 それほどまでに権勢に偏…

  • 汚金と落言葉

    今回の銃撃事件を皮切りに、日本における宗教と政治の関わりの問題が一挙に表面化し、連日、特に旧統一教会と一部の自民党議員との関わりや二世信者の苦悩、勧誘や金銭問題が報道されるようになり、あの日を境に状況が急変の様相を呈しています。 こうなると後付的ではありますが、とても不謹慎でまったく正しくなく不誠実ではありますが、あえて言ってしまうと、こうなってはあれはある種、必要悪になってしまいました。 本来はそうしてはいけなかったのです。こうなる前になんとかしなければならなかったのです。事が起こる前に想像力をはたらかせて被害者のことを思い、実態を調査して事前に手を打たなければならなかったのです。 事実の一…

  • 「○○はアートなのか?」と問うのはもうやめにしよう

    アートを主語にする たとえば「フィギュアはアートなのか?」といったように「○○はアートなのか?」と問うことはもうやめて、「アート(と)は○○なのか?」や「アートではないものは何か?」と問題提起してゆくときがきたのではないかとおもう。 これは(本質的には)「アートとはなにか?」を問う変則変形変異体であり、それを可能としているのはアートのもつ汎神論的性格にあるとおもう。 というのも「人生はアートだ」とか「分子の結晶構造はアートのようだ」とか「絵になる風景」「芸術的な犯行手口」といった言い方はまったく不自然ではなく成立しており、それはあまりにも抽象的なものでも曖昧なものでも目に見えないものでも単なる…

  • 全知全能の存在はひとの願望が投影されたもの

    全知全能というけれど、それが人格をもつものであるのなら、それは全知全能の存在を信じるひとの願望が投影されたものではないでしょうか。 全知全能の存在を語る前に、まず前知とはなにか、全能とはなにか、ほかの言い方をすると「知る」とはなにか、"知"や知性といったものはなにか、どういうものか、知そのものとは、能力とは、力とはなにかを解明しなければなりません。少なくとも、それを定義づけなければなりません。 叡智な子の親は全知か? わたしたちは「全知(の存在)」を過大評価してはいないでしょうか。『オーバーロード』のアインズとデミウルゴスやアルベドらの関係のように。創造主・造物主にまさる被創造物がいるかもしれ…

  • 美術は技巧、アートは鮮度が命

    とくに日本において美術とアートとは常に同義ではありません。 また、すべての美術、アートがそうであるわけではありませんが、昨今の傾向として美術は技巧、アートは新規性を土台としているものとして使い分け・言い分けられているように感じます。 そこでここでは美術とアートとはそういったものだと措定して話をすすめます。 技巧の美術 日本において「美術家・芸術家」なるものは中世あたりまではいなかったのではないかとおもいます。 これは古代日本人には美意識や技能がなかったということではなく、作者個人の表現、自由な創造物、独立した意思の表出手段を行使する・行使できる方法や場所、環境がなく、その意味で美術家・芸術家は…

  • それを信用と呼ばず期待と言おう

    信頼に傷がつく、信頼を損なう、信頼関係に与信管理、信用調査に信用貸し、株式信用取引に信用創造… 信用や信頼なんて言葉を使うからややこしかったり勘違いしたりするのだ。 だからこれからは「信用」なんて言わず「期待」と言おう。 期待に傷つく、期待を損なう、期待関係に期待(値)管理、期待(値)調査に期待貸し、株式期待取引に期待創造… 信頼に傷がついたり損なったりするとヘビーな感じがするけれど、期待に傷がついたところで屁でもないし、期待を損なったところで「ごめんね~」ぐらいの軽みが出てきませんか?期待を裏切っているのでそれほどの軽みはないか…。 期待はライトでヘビー級な信用 「信用」を「期待」とした方が…

  • 振動の美学

    心震わす振動=感動 日本では「センスがある・ない」と言うとき、それは多くの場合「才能の有無」についての言及だったりしますが、英語のsenseは才能というより感覚のこと。才能はsenseというよりtalentのこと。 なにかを上手くできる ー 例えばスポーツとか ー や審美眼があるというのはセンス、talent才能があるからというより、その事物と、なんというのか相性がいいというのか、感得できるというのか、sense感覚が開いているというのか、…なにかそういうことなのではないかとおもうのです。 その何かわからないけれども感じ取っている何かというのは❝振動❞であり、震え震わされているその状況・状態が…

  • 不老不死に勝る自由

    充溢した力が謀る願望 古代より絶大な権力を手にした為政者は、ゆるがぬ力を得たその上で、または、それに次いで、不老不死を求めました。 では、不老不死を求める土台となっているもの、その第一義、その前提となっているものはなにかといえば、それは、思うがまま、我がまま、願えば叶う自在の境地、つまりは自由(自在)。 しかしひとは力に満ち足りていると、そのこと - 自由は不老不死に勝るということ - を見逃しがちになる。 顚倒する願い 不死であっても病や怪我などによって体が蝕まれて激痛とともに生きていかなければならないとしたらどうでしょう。 仮に病や傷を負っても痛みはコントロールでき - 痛みをなくしてしま…

  • 『記号消費社会論』最良の入門書にしてひとつの到達点

    発散する記号、破綻した生産、破産に向かう消費 ボードリヤールの『消費社会の神話と構造』に書かれていることがわかれば、あるいはこの本に書かれていることに興味がもてれば、記号消費社会論との親和性が高いのではないかと思います。 …というより、記号論・記号学や消費社会論、記号消費といった単語に引っかかりを覚えたり、それらがどういうものなのか気になっているひとでなければそもそもこの本を手に取ることはないでしょう。 そしてまた、記号や消費という言葉に関心を持っていてそれらについて調べたり考えたり想像したりしたひとであれば、なんとなくでもそのイメージは思い浮かべられて、曖昧にでもその意味はなんとなくとれてい…

  • 自由主義という名のユートピア

    ※ここで言う「自由主義」あるいは「自由主義者」とは、俗に世間であげつらわれている悪いイメージをもつそれのことであり、まったく関係ないというわけではありませんが、ハイエク、ましてや"新”自由主義の旗手フリードマンのそれを意味するものではありません。 大勢天国の乱 自由主義とは理想論の極北にある実効性のない非現実な現象世界。 したがって、これを無理に現出しようとする営みは無害どころか迷惑極まりない態度。 しかし、これを唱える側はテクニカルな分析を施して巧みに現実味から目をそらさせ欺いてくる。 また、これを見聞する者は生活に関わる「お金」についての事柄であるため、その当の「お金」に過度なリアリティを…

  • 仕事の定義の変革のとき

    仕事の公式 AIによりヒトの仕事が縮小していくことが予測されている昨今。 そしてその実感も徐々に生活の中でも見られるようになってきた直近。 仕事を定義づける。 または仕事の定義を変えるときがきたのではなかろうか? 時給換算される仕事 現代では仕事は生活の糧を得るための労働のこと。 もっと端的に言ってお金のことであり、仕事の大きさは概ね、特にパートタイムやアルバイト、サラリーマンにおいては「時間×お金(時給)」、要は時給のことになっていることでしょう。 そうでなくとも(年俸制や月給制のひとであっても)誰しも一度は計算したことがあるのではないでしょうか? 「わたしの一時間あたりの給料は何円なのだろ…

  • 「きゃ~」という黄色い声についての一考察

    疑問を抱いたいきさつ ワイドショーの芸能コーナーにおいて、ジャニーズ関連のニュースが報じられたとき、映画の舞台挨拶かなにかで会場中から、会場を埋め尽くす「きゃ~」という黄色い声援が飛び交っている映像が「きゃ~」というスーパーインポーズ、「きゃ~」という文字を重ねたテロップとともに流れました。 と、そのときです…「きゃ~」…って、なにっ? 「きゃ~」の意味はなんだろう? と、フッ、と疑問が降ってきたのでした。 そしてそのあとにこんな仮説がムクムクと湧き上がってきました。 ほんとうに「きゃ~」と言っているのだろうか? ほんとうは「いや~」と言っているのではなかろうか? と。 どうにでもあなたの好き…

  • 斜視

    「あなたがどこにいても見つけられるように、あなたが産まれるずっと前から用意していたのよ。」 遺伝という理由や病気が原因といったように、理由や原因はあっても、意味はない。 意味がないのだからどんな意味をつけてもいい。 そうしてつけられた意味は正しくするのであり、絶対的に正しいし、正しくなるものであって間違いではない。 意味づけられたというただそれだけで、それだけが根拠であっても、たとえ途中で意味が変わっても、意味を変えても、そんな脆く繊細で不確定なものであっても意味を持たせられたその時々、意味づけられたその時々で、常に正しい。 その意味の正解は意味づけた本人に依拠し、それだけで根拠となり正しいの…

  • 難眠は果断に不断に睡魔を乞う

    なんじな不眠症 床について30分や1時間ほど経っても眠れないことがあるからといって不眠症だとはいってほしくないなぁ。 30分や1時間ほどで眠れるのなら割と早い方で「ラッキー」。 朝?お昼?起床したとき「昨日(あるいは今日)はいい日だった」とおもえるからね。 ふとんにはいって1時間ほどで眠れたら割とラッキーな方。 布団にはいってひどいときは3時間や5時間まんじりともせずなんてこともあります。 さすがに毎日そんな状態がつづくということはなく、すぐに、そうね~3分ほどかな?それで眠れる日もあります。 1年を通して入眠までの時間を平均するとだいたい1時間ぐらい?といったかんじです。 なんじ不眠の刑に処…

  • カブキとはマンガだっ!…だ?

    歌舞伎とは漫画だ 歌舞伎におけるストップモーション。見得[みえ]。 この見得により感情の高まり、つまりは”見せ場”を強調します。 マンガでは1コマ1コマすべてストップモーションではありますが、読み手の頭のなかでは動いていることでしょう。 しかしながら、その動きですら"止まる"ときがあります。 それは必殺技を繰り出すときや感極まったときなど、効果線や見開きなど、マンガ特有の技法を駆使してそのシーンを強調表現しているとき。 見得を切るとき、場面は止まり。 "キメる"ときには、シーンを止める。 つまり "見せ場"は止まる! マンガとはカブキだ 赤は正義、青は悪、黒(茶)は妖怪であることを、そして模様…

  • 『新実在論』図解化計画 ーその思索と失策の過程―

    『なぜ世界は存在しないのか』というタイトルに惹かれ…というよりかは引っかかりを感じて一読してみました。 読んでいてまず思ったことは、内容の重複があまりにも多くて辟易、わずらわしい、まどろっこしい、Eテレでの著者であるマルクス・ガブリエルさん(以下「ガブさん」)の語り口に反してアンシャープネス…出版するに際して紙幅が必要だったのかもしれませんし、推敲や編集がおそまつだったのかもしれませんが、ガブさんから送られてきた原稿を編集者が受け取った時系列順に並べましたというような連載小説やエッセイといった感が常につき纏いやがりました。 ここまでが苦労させられたわずかばかりの腹いせの悪口や怒りの吐露といった…

  • 図解!マルクス・ガブリエル『なぜ世界は存在しないのか』② ~「意味の場」について~

    新実在論における「意味の場」 マルクス・ガブリエル著『なぜ世界は存在しないのか』の265ページの用語集にある新実在論における「意味の場」の定義は以下のようになっています。 意味(Sinn) 対象が現象する仕方のこと。 意味の場(Sinnfelder) およそ何かが現われてくる場。 意味の場の存在論(Sinnfeldontologie) 「およそ何かが現象している意味の場が存在するかぎり、何も存在しないということはなく、そこに現象している当の何かが存在している」とする主張。存在すること=何らかの意味の場に現象すること。 存在(Existenz) 意味の場の性質。その意味の場に何かが現象していると…

  • 図解!マルクス・ガブリエル『なぜ世界は存在しないのか』① ~「対象領域」について~

    新実在論における「対象領域」 マルクス・ガブリエル著『なぜ世界は存在しないのか』の273ページの用語集にある新実在論における「対象領域」の定義は以下のようになっています。 対象領域(Gegenstandsbereich) 特定の種類の諸対象を包摂する領域。そのさいには、それらの対象を関係づける規則が定まっていなければならない。 対象(Gegenstand) 真偽に関わりうる思考によって考えることのできるもの。そのさい、すべての対象が時間的・空間的な拡がりをもった物であるわけではない。夢のイメージや数も、形式的な意味において対象である。 ※ページ数は電子書籍のものを基としております。したがって、…

  • 『「表現の不自由」展』というインスタレーション

    『「表現の不自由」展』という現象 「表現の不自由」展は議論と脅迫を呼んだ慰安婦像をモチーフとした「平和の少女像」などを展示したことにより期間半ば(開催から3日目)にして中止となったので、企画展としては失敗、それも大失敗。 しかしそのために『「表現の不自由」展』という”作品”は、この企画展中もっとも成功した(インスタレーション)作品、それも超大作となりました。 そしてまた今なお成長し続けている… 不滅の 『「表現の不自由」展』 たかが一企画展に人々が右往左往する様は滑稽に思われるひともあったでしょう。 また反対に、政治的に、プロパガンダに”芸術”の名をカモフラージュに国辱を与えるものとして利用し…

  • ネーミングに見る日本社会の硬直性かな

    おやじギャグというものがありますが、オヤジが「おやじギャグ」を言ってしまうのは脳機能の低下による"抑制の効かなさ"によるものなのだそうです。 年寄ると下とおなじでゆるくなってしまい何かの拍子でついつい放出されてしまうものなのでしょうね。 単に「ギャグ」が好きだという方もいらっしゃるでしょうから個人差があるのでしょうけれども、ただ、「おやじギャグ」が好きだという女性はあまり、というか滅多におりませんから性差は有意にあると思われます。 「おやじギャグ」表象文化論 おやじギャグを言ってしまうのは一般的に、また名称からいっても"おやじ"、中高年男性です。「ギャグ」ではなくわざわざ「おやじギャグ」と呼称…

  • 「責任」という言葉をめぐって

    歴代総理のなかで「任命責任」を認めた件数は最多なのではないだろうか? そしてまた、それでもなお続投する総理はこの先あらわれることはないのではなかろうか。 まあそんなことはよいとして… 結果責任と経過責任 任命責任を認めはしたがさりとて別段なにかアクションをおこすということはない。 「なにかアクション」というのは例えば責任を取って辞任するといったこと。 上の文で「責任」という言葉が二度でてきますが、その意味するところは別のもの。同音異義語どころか同言異義語。 この場合の「任命責任を認める」というのは謂わば「任命した非を認める」ということ。 ということはこの「責任」という言葉は「過ち」や「過失」、…

  • 紙幣の図柄刷新に際しておもう令和元年

    新紙幣私案 すでに決まってしまいもう発表もされてしまったのでどうしようもないことではありますが… 1,000円札は平成天皇、5,000円札は持統天皇、10,000円札は神武天皇 でいいじゃない。 日本の紙幣なわけだし、THE日本人なわけだし、月岡芳年のあの印象的な版画とかかっこいいし、戦後で生前退位って唯一なわけだし、日本の起源・太祖ー中興の祖(的な)ー今上(というか現代)なわけだしさ。 なのにこれまで一度としてすべての紙幣の図柄がオール天皇で固められたことがないということに個人的には一抹の違和感を覚えるのです。 政治的なこともあるのだろうし、偽造防止の観点から肖像画ではなく写真が残っている人…

  • 昨今の指導者の”指導力不足"に触れておもうところ

    マネジメント能力の欠けた敏腕経営者 昭和中期以降のいわゆる「成功者」といわれる経営者の大半は、生産力や製造技術がまだ未熟で、かつ人口が拡大局面にあったため、ある程度つくればつくるほど売れるという供給力が需要を牽引することができた近代の主流派経済学が夢想・想定した理論にほぼ適うような状況・環境にあったからという場合が少なくない… 今のままでは少子化対策は種々の問題を解決しないばかりか出生率の改善が逆にリスクを高めてしまう - あめみか …にも関わらず、製造技術が高まり人口が縮小局面に入って久しく、なおかつ稼ぎ頭が二次産業から三次、そして四次産業が台頭し、さらには第四次産業革命到来か?という時期(…

  • 注意力散漫のススメ:忘れることで発揮される力

    最近、特に20代から50代にかけてパーソナルトレーナーをつけてカラダをつくることが流行っているらしい。テレビを見ているとそんな気がする。CMやバラエティ、情報番組など、その手の話を聞かない日がないというほどあふれているでしょう? そんな映像を見ていていっっつもひっかかるのが「意識してっ!」っていう掛け声。トレーニングに励んでいるようなときには「どの筋肉を使っているか意識して。ここに力入れて…」、ダイエットに勤しんでいるようなときには「今日なにをどれぐらい、どのタイミングで摂ったかを意識して…」といった風に。 でもそれってどうなのかな? 食事に関してはそれほど違和感ないのですが、運動については……

  • ルールを守る必要のないひとがつくるルール

    「部外者」のルール 企業や学校など、その組織内の規則を決めるのは常にその規則の「外に」いるひと。 自分はその規則の適用範囲外の安全圏にあるものだから平気で不合理な規則をつくったり、それが非合理的な規則であることに気づかないし気づけない。 そのことに気づいていたり、もうとっくに時代遅れの時代錯誤な代物になっていることを認識しつつもその規則を変えようとはしないルールブックメーカーがおりますが、それは多少の効率化や生産性といったものを犠牲にしようとも固持したい支配体制、ルールの外という安住の地を手放したくはないという欲求がはたらいているから。 誰が自ら好んで自らを縛り付けようとおもうでしょうか。誰が…

  • 機能・形態・デザイン

    生活感のない設計 加湿器のタンクってなぜにどれもこれも縦長なんでしょう? 縦に長いものだからシンクで給水しづらいったらありゃしない。 いったんヤカンかなにかに水をくんで、それを介して給水すればいいのでしょうけれども、1アクション多くてめんどうだわ。 加湿器を設計しているひとは自分で給水しているのかな?と疑いたくなる。 掃除機同様加湿器も男が設計しているのではないかと疑っています。 (女の設計した掃除機もあるでしょうけど…) 発想はこのように 空気清浄機能つき加湿器なんかだと大きなファンを設けつつ、とはいえ場所は取らないように極力小型でスリムな設計にしたいから、給水タンクは縦長でサイド面にってこ…

  • カントの雑な道徳伝言ゲーム

    「汝の意志の格率が常に同時に普遍的立法の原理として妥当しうるように行為せよ」 ↓異訳 「あなたの道徳がいついかなるときも絶対的な道徳に適うように生きなさい」 ↓異訳 「あなたにとっての正しさがどんなときでも万人の正しさと合致するように行動しなければならない」 ↓異訳 「あなたの正義が状況や環境や時代に関わらず全人類にとっての正義と違わない言動をせよ」 ↓異訳 「あなたが正しいと疑わないことがだれにとっても正しいことと同一であるようなふるまいをしなさい」 ↓異訳 「正しいことをしなさい」 ↓異訳 「(倫理的に世間に)恥ずかしいことをすなっ!」 最後の方は伝言ゲームのように飛躍して原形からだいぶ変…

  • 政治家にすこしは見習ってもらいたい情報発信力

    『新世代が解く!日本のジレンマ 2018元日スペシャル 「根拠なき不安」を越えて』で望月優大さんが「不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~」という若手次官の作成したパンフレットについて触れていて気になったのでちょっとのぞいてみました。 半年ほど前にネット上に公開されていっとき世間をにぎわせていたんですってね。知らなかったわぁ…。 試みへの私的評価…のようなもの 後半に行くにつれ主張の重複が目立ち、内容もそう大したものではなく、「現代日本の問題点まとめサイト」的なもので、これを作成したのが若手官僚からなるチームによるものではなかったら、本人たちがインタビューで答えて…

  • すでに完成していた!?パノプティコン

    現代に降誕したパノプティコン ジェレミー・ベンサムが考案し、そのおよそ150年後にミシェル・フーコーが『監獄の誕生-監視と処罰』にて取り上げた全方位監視システム「Panopticon(パノプティコン)」。 ベンサム自身パノプティコン建設に私財を投じてその実現を目指し、また世界各地で全方位監視型施設がいくつか建てられはしたものの、それはパノプティコンの完成形ではなく、あくまでパノプティコン型施設にとどまるものでした。 しかし、パノプティコンが発案されてからおよそ200年後の現代、気づかないうちにそれは完成しており、すでに一部の人たちの生活のなかに入り込んでいたのでした。 パノプティコン概要 パノ…

  • 健康を害する医療は治療ではない

    私は先先先月から歯がシクシクしみはじめたよ なんだか奥歯がしみて食事のたびに気になっていたので歯医者さんへと行くことにしました。 ただいろいろ重なり立て込んでいて当分の間ちょうどサラリーマンのように日曜日ぐらいしか都合がつかず、となるとこれまで通っていた歯科医院は休日やっていないので、新たに休日もやっている歯科医院を開拓するしかなくなってしまって、「どこもたいして変わらないだろう」と安易に決めてしまったのが失敗のもと、いやいや大大失敗のもとだった。 近くに休日診療している歯科医院なんてないだろうなぁ〜…とおもいつつ一応ためしに検索してみると…あったわ。 しかもそこは10年ほど前、いっとき弟が通…

  • 歴史的茶番劇!?

    勝利・当選後に選挙期間中に声高に掲げていた公約には目もくれず、選挙期間中は一言もしない、もしくは声を潜めて訴えてきたものだけを"民意を得たり"と独断断行し"勝者の歴史"が紡がれてゆく。 およそ100年後、今が歴史となったとき、社会科の授業などで「なぜあのとき国民は、日本はこんなマヌケな選択をしたのか」と言われるであろう茶番に参加したくはないのです。 政治に興味がないのでも思考停止に陥っているのでもなく、すすんで笑われ者のひとりになるようなまねはしたくないのです。 その意思表示のためのボイコット・棄権もあり?なのではないかなーと、おもうのです。 「選挙は意思表示の手段であって、それを放棄する・選…

  • その腰痛の原因…もしかしたら筋肉痛かもしれない

    いやいやいやそれはない。だってこんなに痛いんだよ。なのにこの痛みがただの筋肉痛なわけがない。 ないないない、それはないわぁ~。そんなわけがない。 …と、そう思うでしょぉ? ヘイト・ペインは突然に 重いものを引っ張って、引きずって動かしているそのとき、ピキッ…と例の鋭く鈍い痛みが走る。 とはいえ初めてのことではないから、もう何度目かのピキッなので「あぁ~やっちゃったぁ~」と、ちょっとなれたもの。 ただ、痛めたままだと普段の動き、日常生活に支障があるので、できるだけはやく治したいもの。 そこで、この機会に、前からちょっと興味はあったのだけれどなかなか足の向くことのなかった"針"に行ってみようとおも…

  • 平和的!?交通テロ

    ほんの1台の故障車によって数キロ圏内数時間に及ぶ重篤な交通渋滞。 交通網張り巡る都市部であっても一部道路を通行止めにするとトラフィックジャムどころかトラフィックマヒ。 交通網はあっても逃げ道迂廻路がなく余力のないキツキツ交通網。 都市機能集約しすぎ。 人口密度高すぎ。 通勤通学時間が画一的すぎる。 … これじゃあ災害時に交通が機能するわけがない。 それに…これは決して提案しているわけではなく、けたたましくカンカンガンガン警鐘を鳴らすものですが…交通テロ起こすの容易すぎる。たいして人手も資金も必要とせず確実にダメージ与えられるわ。 渋滞は簡単に起きる・起こせる もしもわたしが敵対する国の指導者だ…

  • "法の精神"を蝕む長時間労働

    現在、長時間労働といってまず思い浮かぶ産業は配送業でしょう(←例の印象的な映像とかね)。 そしてこれは以前、聞きかじってはいたのですが高速(道路)催眠現象(ハイウェイ・ヒプノーシス)。 長時間労働による睡眠不足で判断力の低下。 加えて高速道路催眠現象。 睡魔のワンツーパンチ。 これで「居眠り運転するな」なんて無茶でしょう。 むしろ何十年も居眠り事故を起こさず就労していることが奇跡的なことで、そのひとはきっと一重足りない二重苦にさらされている奇跡の人たち。 それほど困難で不可能におもわれることを課しながらわき見事故より居眠り事故を起こした場合の方が罰則が厳しいって…それじゃあ仮に居眠り事故であっ…

  • レキシのレキピ ~夏の終わりに歴史の声を聴く~

    ただのコミックバンドかとおもたらちがたよ。 音楽CDを借りにいったらキャンペーン中で、10枚で1,000円だっていうものだから、無理にでも10枚は借りてやろうと、ぐるぐる、ぐ~るぐる店内を見回し探し回ったのですが、あと1枚がみつからない。 なんでもいいのだけれど、ほんとになんでもいいわけではない。 そんな相反する感情。 そんなおり、邦楽のある方角の、ある棚のあるところで右に折れ、棚の一番上をみやると、表紙をこちらに向けたレコメンドCDの1つに力強い筆文字で「レキシ」…と。 (後でわかったことですが、これは「レキシ」ではなくレキシ(池田貴史)5枚目のCD「Vキシ」でした。) Vキシ アーティスト…

  • 議会制度は一院制がいいのか?二院制がいいのか?それとも…

    民主政治は衆愚政治となりやすく、独裁政治は恐怖政治となりやすい。 とはよく聞かれる意見でしょう。 イメージとな異なり、民主政治は手放しで称揚されるほど優れた政体ではありません。為政者が有能で徳性を備えているのであれば判断・実行のはやい独裁政治は民主政治に勝ります。 (疑似的なものはあるかもしれませんが、表立っては)これから日本が独裁政治へと移行するとは考えづらいものです。 その日本でとられている議会制度は二院制。 国民の声、少数派の意見を議会の俎上に載せ議論することは大切なことではありますが、衆議院の優越で結局は棄却されるだけでただの時間稼ぎか浪費にしかなっていないのではないかと思われる参議院…

  • Windowsの先進性(?)

    Windows(あるいはMicrosoft)が先進的であったことがあったでしょうか? あの機能はあれをパクっ…参考にしていてぇー、あの方式はあれをマネ…採用しているでしょう? …いやっ! あったわ! Windowsの先進的なと・こ・ろ。 破廉恥にも他企業・他製品のいいとこどりしておいて泰然としていると・こ・ろ。 …というのは冗談として、Windowsの先進的なところはぁ~…… セキュリティホール・脆弱性の発見されるはやさ! バージョンアップやアップデート直後ばかりか、あまりにも先進的であるために勢い余って発売前から脆弱性が指摘されていることもあります。 一歩どころか踏み出す前から欠陥があるなん…

  • 計算高い経産相の錯誤?

    「経済最優先」といって行われる経済政策のほとんどは、なぜか決まってその「経済」をないがしろにしたひどいものばかり。むしろその手を打たないことが最善策であったというものもあります。(消費税増税とかね。) 経済産業省。 経済産業省とは自己矛盾を抱えたまったく存在意義の不可解な中央省庁です。 というのは、たとえば、「経済・景気」というものはある程度、または多少なりともコントロールできると考えるから省庁として創設され今もって存立しているのでしょうけれども、その結果が史上初の長く続くデフレ(不況)。 財政出動でデフレは脱却できるのだから、またそれは経済産業省ではなく政府・日銀によるものだと考える方もある…

  • なんども見たいデジャ・ブに恋して

    哲子の恋はデジャ・ブの部屋 以前放送されたEテレ『哲子の部屋』で、『恋はデジャ・ブ』という映画が取りあげられていました。 あらすじなどははしょるとして、要はタイムループ(タイムリープ)ものです。 哲子の部屋 ?: 哲学って、考えるって何? 作者: NHK『哲子の部屋』制作班,國分功一郎 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2015/05/01 メディア: 単行本 番組では、この映画で、同じ一日をくり返す主人公フィル・コナーズが街角に立つホームレスの男性の前を通過するとき、このわずかな間なのだけれど、その接し方が毎回ちがっていると指摘していました。 「映画を観ているひとは細かいところまで…

  • 辛口で情報量の豊富なお得な雑誌LDK

    喫茶店にいきました。 ランチをたべました。 ふだん雑誌をみることはなく、こんなとき、つまりは外へ出てなにかを待っているとぐらいしか雑誌を手にすることはありません。 それで今日、お店に置かれていてお食事が運ばれてくるまでの手持ちぶさたのおともにと何気なく手にした雑誌、それがLDK。 感想は…「なんだこの情報量は!」…です。 今日みたのは2017年7月号(5月27日発売)。 この号の特集は『LDKがテストしてわかったベスト収納で解決!「収納劇的ビフォーアフター」ほか』ですが、収納についての記事はビフォ→アフター写真のどちらもモノが多くてパッと見ちがいがわかりづらく、紙面に写真や文字がぎゅうぎゅうに…

  • ワルツなメイプル超合金

    2017年6月1日(木)放送『アメトーーク!「○○じゃない方芸人 2017」』で『メイプル超合金』がネタおわりに「ブパパ ブパパ ブパパ~」と言って終わるということを知って、この「ブパパ」のリズム/フレーズどこかで聞いたことあるなぁ~…とおもって「ブパパ」について調べてみました。 すると「ブパパ」はザ・ドリフターズのコントのオチのときに流れる曲を参考にしたのだ!…という情報もありましたが、どうやらそうではなく、特に意識して生まれたものではないようです。 (ドリフのそれは「ブパパ ブパパ ブパパ~」ではなくって「ブパパ ブッパパパッパ ブッパパパッパ ブッパッパ」ですものねぇ。) ドリフのオチの…

  • うどんもおいしいお蕎麦屋さん

    イベントごとというのはつづくもので、葬儀・法要・披露宴・その他、「都度、帰るのめんどいらえぇ~。部屋空いてんだから(諸事情により空き家となっている実家)使えばええじゃん。」ということで「そぅお~」と旅程ひと月ほどのイベント固め打ち静岡ツアー。 県内での移動が多く、食事はもっぱら外食。そこで発見おいしいところ。 最近では「麺」といえば「らーめん」のことを指すようですが、わたしは蕎麦派なので「麺」といえば「蕎麦」。 食にあまり関心がないのでわたしの意見が通ったというわけではないのですが、これまた「麺」といえば「らーめん」ではないうどん派がいて、その提案によりそばもうどんも食べられる「そば処 戸隠」…

  • 「はてなスター」の「ページ読み込み時間」に及ぼす影響について(多分に私感)

    ブログの表示速度ってどんなもんだろう? なにが足を引っ張っているのだろう? と『GTmetrix Website Speed and Performance Optimization』の「Waterfall Chart」で視覚的に確認してみたところ…

  • 天才をつぶす大衆

    「はやすぎた天才」と言われるけれど、天才からしたら「時代も大衆も十分おそい、おそすぎる」。 「世間知らずな天才科学者」と言うけれど、「大衆、世間が天才科学者を知らない」のであって、知らなければならないのは世間の方。 「常識のない、常識の通じない天才科学者」と言ってしまうけれど、常識に染まっては大衆に同化して突出せず、天才とはなりづらい。 また同様に「妥協しない天才、天才でも妥協が必要」と言っているけれど、妥協続きで天才を大衆化していたら、天才は出づらく、また生きづらい。 「大衆も理解できるように、大衆の理解を得られるように」と数少ない天才に"降りてくる"ことをすすめるばかりで数の圧倒的に多い大…

  • 初リジェクトされた3つ目のLINEスタンプの申請からリリースまでをちょいせつ(解説)

    目安は1週間! 【LINEスタンプが承認されるまでの流れ】 2017年4月19日水曜日14:00ごろ 申請する 2017年4月21日金曜日16:00ごろ リジェクトされる 2017年4月21日金曜20:00ごろ 画像を差し替え再申請する 2017年4月26日水曜日19:00ごろ 承認される 2017年4月27日木曜日21:00ごろ リリースする 2017年4月27日木曜22:00ごろ LINE STOREに反映される リジェクトされたイラストについてはこちらをご参照ください。→「LINEスタンプの審査にかかる時間は今、結構そっこうコケコッコーなり。」 リジェクトされなければ申請出してから6日。…

  • 潜在的に「既存」?なデジタル著作物

    ここのところほぼ一日中イラストの着色作業に明け暮れているのですが、そのイラストを描いていて画像を拡大して修整するのにピクセルをみつめておりますと、こんなことをおもいます… (わたしの場合はそのうちLINEスタンプ申請しようとおもっているのでW370px×H320px、余白をとるので実際の描画範囲は350×300を念頭に置いて考えてしまうのですが、)350×300だから10万5千ピクセル。 このおよそ10万個ほどのドットの集まり一点一点に(24ビット1670万色だと数字があまりにも大きくなってしまうので)8ビット256色つけられるので256^105,000。 輪郭線だけで考えるなら白黒二値なので…

  • めでたさのわからない「おめでとう」

    ご報告が遅れましたが、あの子は無事、高校入試合格しました。 (あの子ではなくわたしの奮闘記の一端はこちら→「数字で見る!これだけは覚えておきたい高校受験生391の英単語」) それで「合格報告」と称した集金にやってきたのですが、やっぱりわからない…入学や進学、あるいは入社が決まったとき、なぜ「おめでとう」と言うのでしょう?おめでたいことなのでしょうか? 「こどもの成長を祝う」であったり、「努力が報われた」ということであれば「おめでとう」ですが、江戸、明治、大正、昭和と平均寿命はのび、こどもの死亡率が下さがっておおむね無事成長することが一般的にはフツーとなった平成、選ばなければ特段の努力もなく進学…

  • ビジネスパーソン必見!?明日、職場で使えるかもしれない無料イラスト6選

    いい加減に乗り切るビジネスパーソン ノリノリの 「Ride on ライオン」先輩と 「トントン拍子」に 「伝票」をさばくもミスばかり。 呼び出しくらって カクカクシカ(ク)シカ(ク)になりながら四角四面に「斯く斯く然々」と説明するも乗り切れず、怒る上司に うらにわにはにわにわにはにわにわとりがいる 「裏庭にはワニ、庭にはワニ、鶏がいる」家に閉じこめられるも 「飄々」としているメンタルのつよいふたりなのでした。 使い勝手のわるい6選 これまで描いてきたイラストのなかに豚やライオンがいなかったから"追記"するとこなくって、それで今回、描いたイラストどうやって載せようか考えた結果、こんなんなりました…

  • 構成の良いコンセプト・アルバム

    CDの売上げが落ち込み、音楽はネット配信のもので欲しい曲だけを買うというのが今やフツーとなっている若者には今やもうなじみがないのかもしれませんが、音楽の販売には大別してシングルとアルバムとがあります。 「ベスト・アルバム」といってヒット曲を集めたCDが今も売られていますし、お手元にお持ちの方もおられるでしょうから「CDアルバムってなに?」という方はいらっしゃらないとはおもいますが。 「アルバム」と一括りに申しましてもそのアルバムには先述したようにヒット曲だけを収めたものや発表順に並べたもの、コンセプト・アルバムといわれるものもあり、その種類・形式にはいくつかあります。 いずれにしましても「こう…

  • ブログに「私的ネット掲示板」的な「コメント通信欄」を設けてみる実験

    ブログにのせる"お問い合わせ先"の種類はいくつもあるでしょう。 たとえば… メールアドレスやそのリンクを張る 匿名性を維持するためにメールフォームサービスを利用してお問い合わせページを設置する 「ご連絡はtwitterやFacebookでおねがいします。」とSNSへと促す 住所をのせてお手紙でいただく 電話番号を記して生の声をお聞きする などなど。 某国のある政府高官の方などは送受信履歴を残さず安全に連絡を取り合うためにメールサービスのアカウントを共有して"下書き"を利用するといった方法を用いていましたね。 結局はこの手の話しではよくある恨み辛みアナログラインで露見してしまいましたけれども…。…

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