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生きていくなんてわけないよ https://www.sun-ahhyo.info/

ディズニーファンによる映画感想・批評サイト。東京、香港、上海、アメリカ旅行記など、国内外ディズニーパークを楽しむための情報も。

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2015/11/05

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  • 香港エクスプレスのカード決済ができなさすぎてマジだるいって話。

    GWに弾丸香港を決めまして、先日ギリギリの航空券購入に挑戦しました。 KIX-HKG間の最安航空券といえば香港エクスプレス、もしくはPeach Aviationのどちらかになりますが、今回は香港エクスプレスで航空券を取りました。 LCCがもっと安くなる裏ワザ 格安航空券徹底活用術 作者:三才ブックス 三才ブックス Amazon [SUPBOX] スーツケース 機内持ち込み キャリーケース USBポート付き キャリーバッグ カップホルダー付き 隠しフック機能 充電機能 大型 静音 ダブルキャスター 耐衝撃 360度回転 軽量 修学 泊まる 旅行 出張 (Sサイズ/39L/機内持込, ブラック) …

  • 【雑記】こっそり放送大学の全科履修生になっていた話。その2

    前回の続きです。 多分みんなの期待通りにはならないから、気持ちいのは私だけ。 www.sun-ahhyo.info 目次 目次 放送大学ってこんな感じ 放送大学生は「学割」対象 通信指導 編入時単位認定の結果 運命の単位認定試験 結果と感想 というわけで第2学期(2024年春)がはじまる おすすめ記事 放送大学ってこんな感じ 僕もよく知りませんが、一応放送大学ってこんな感じです。 授業はテキストが送られてきて、BS(CS?)とかラジオとかインターネットで配信されている授業を好きなペースで見進めて、途中で一回「通信指導」(提出課題)を挟み、学期終わりに単位認定試験を受けます。 昔は単位認定試験も…

  • 【雑記】こっそり放送大学の全科履修生になっていた話。その1

    もうこのブログをこまめにチェックしている人はいないだろうと踏んで、 とても個人的な記事を記録しておこうと思います。 実は昨年秋より放送大学の全科履修生、つまりは社会人兼大学生になりました。 ずっと内緒にしていたのはやっぱりエネルギー切れで単位取れず、退学してなかったことになると恥ずかしいから。それすらネタにできるほどメンタルが強くないというか、自尊心が高いんですね僕は。クソみたいな自尊心だけど。 目次 目次 経緯 入学するためにやったこと そして、入学申し込み 選んだ科目 ぜんぜん授業聞けない、ぜんぜん教科書読めない おすすめ記事 経緯 背景を説明しておくと、私は関西の某私大を入学し124単位…

  • ディズニー映画『ウィッシュ』目的と手段が逆転すると、いい結果は生まれない。

    ウォルト・ディズニー・カンパニー100周年記念作品であり、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作の第62作目『ウィッシュ』 私はDオタであり映画感想ブロガーであるからして、この作品の感想を書かねばならない。 このブログがいかに形骸化していようとだ。 もやはブログに向き合う時間などほぼほぼ皆無というか、オタ活すらまともにできていないくらい、ある意味で人生は充実?してはいるんだけど、 どうでもいい作品なら書かない、けどこれは僕が書かなきゃいけないと思った作品なので、今更ながら書くのである(紀貫之構文) 『ウィッシュ』、多分だけどタイトルから逆算して作られた映画だと思う。 目次 目次 デ…

  • 2023年ベスト級。新・実写版『ホーンテッド・マンション』悲しみにとらわれて、生きることを諦めるな。

    『ホーンテッド・マンション』(原題:Haunted Mansion)を見た!!!! そもそも2003年に既に実写映画化され、結果的にあんまりパッとしない結果に終わった『ホーンテッド・マンション』を、どんな理由で再映画化するのか、そこに意味はあるのか・・・10年以上に渡る再映画化のプロジェクトの中で巨匠監督の降板劇などもあり、ディズニーファン的には期待3割、不安7割くらいで迎えた公開初日であった。 結果、これぞ見るアトラクションと言わんばかりの臨場感と、アトラクションの要素をうまく抽出し、エモさを感じさせながらも、「アトラクション」が主人公ではなくしっかりとキャラクターに感情移入させることのでき…

  • ピクサー初の大ベタなラブストーリー『マイ・エレメント』むき出しの想いを抱えて生きること。

    ディズニー/ピクサー最新作『マイ・エレメント』(原題:Elemental)観ました。 ピクサーとしては『バズ・ライトイヤー』以来の作品。 例によって、わざわざ邦題を変えた効果はそんなに無さそうだった。 それよりも日本版ポスターは映画の一番美味しいシーンを思わせるのである種ネタバレなんじゃないかと思ったり・・・。 それよりもそれよりも、米国より1ヶ月公開遅れなのマジで勘弁してください。 そんなこんなで、他にもかけてない感想が下書きに溜まりに溜まっているが、『マイ・エレメント』感想です。 あ、時間がなく吹き替えで見たんだけど、 玉森くんはキャラにぴったりでめちゃくちゃ良かったよ。 ※この記事は現在…

  • 【雑記】Threadsが始まった。ディズニーオタ的所感を綴る。

    新世代のSNS、Threadsが始まりました。 www.threads.net Threadsってなんや?っていう人のために簡単に説明しておくと、 「Instagram(Meta社)が開発したテキストベースのSNS、というかTwitter」です。 まだ発足したてだからかはわからないけど、 用途は限りなくシンプルかつ、 Twitterにそっくりで使い勝手もかなり似ているところが挙げられます。 TwitterにできてThreadsにできないことは今後改善されていくような気がするし (検索に関してはInstagramが結構クソなので変わらないかもしれないが) そこらへんは気長に待ちます。 私自身は「…

  • 実写版『リトル・マーメイド』の「存在意義」とは。私の偏見すら越えていく。

    偉そうに差別や偏見をなくそうだの、ずっと言っていたけど、もちろん私にも偏見がある。 人は誰しも偏見や差別心があるということに気づかされる映画の代表格といえば『ズートピア』だが、それはまた別の話。 私が持っていた偏見はまた少し特殊といえば特殊で、今回の映画が「ロブ・マーシャル監督作品である」「オリジナルや続編ではなくリメイク」ということで、期待値がかなり低かった。 実際そういう部分ももちろんあって「今年いちばんの最高傑作!」というほどの出来でもないのだけど、僕自身彼の作品をもう少し丁寧に見てもいいのかな、という気持ちになった。 というわけで、実写版『リトル・マーメイド』の感想です。 リトル・マー…

  • 『劇場版 名探偵コナン 黒鉄の魚影』とスピッツ「美しい鰭」について。

    このブログでも度々楽曲紹介している、私の大好きなバンド、スピッツが『劇場版 名探偵コナン』の主題歌を担当するという報せを聞いた時、私は「今年は行くか・・・」と決意した。 コナン映画を劇場で見るのはこのブログでも書いた『紺青の拳』以来だ。 間でCOVID-19の流行による『緋色の弾丸』の1年公開延期などもあったりしたのも懐かしい。 (そういえば『緋色の弾丸』の主題歌は私の大好きな東京事変、『ハロウィンの花嫁』はBUMP OF CHICKENだった・・・) 国内アニメに対する興味がてんでない私ではあるが、妻の姉妹が揃ってコナンファンであったりで、前回劇場で映画を見たときよりもコナンに対するポジティ…

  • 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.3』僕はウジ虫だった、でももう「負け犬の日々」は終わり。

    『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.3』(原題:Guardians of the Galaxy vol.3)を観ました。 MCUでも個人的に一番お気に入りのシリーズで、思い入れもかなりあるんだけど、 「もう終わりかー」と思ってしまうと非常に寂しく、そして「がっかりしたくないな」という気持ちが強くて逆にワクワクを高めずにドライな気持ちで臨みました。 結果、めちゃくちゃ大満足。 これまでのガーディアンズらしい馬鹿馬鹿しさも持ちながら、全体的にトーンはウェットでダーク。ただそのウェットさが「エモさ」に直結しているので、辛気臭さいところも嫌じゃない。 これまで3作と『アベンジャーズ:インフィ…

  • ディズニーランド・パリのモノポリーをするために関東まで行った話。

    知らんわ。という人も多いと思うのですが、私関西在住でございまして。 1月の終わりのタイミングで関東に足を運んで、こないだのディズニーランド・パリ旅行で買ったモノポリーをやる会を開催しました。 幸いにもお忙しい中、有志の方々が無償でお手伝いしてくださった上に、 プレイ動画を私のYouTubeにアップさせていただくことも許可いただきましたので、 このブログに経緯とか裏話とか色々記載したいな、と思います。 当日も、振り返ってみても、そして動画の編集中も楽しかった!! 目次 目次 メンバー選定 開催場所 余談:ユーキャン大阪に来訪 当日 ディズニーランド・パリ版モノポリーの所感 ゲーム終了後 感想 完…

  • 『Dingletuber』プレゼント企画「GiveAwayなんてわけないよ」のお知らせ。

    帰国したらやるぜ#GiveAwayなんてわけないよ のパリ編#すん旅DLP2022 — すん➡️マストドンへ移行 (@s_ahhyo) November 9, 2022 というわけで、とっくのとうに帰国しまして、 ブログのDLP旅行記も完結、 YouTubeのDLP Vlogも完結ということですので、 やりますか、第2回「GiveAwayなんてわけないよ」を。 ただ今回は、せっかく(2年前に)YouTubeを始めたのでYouTubeの企画、という体で進めていきたいと思います。 一応ブログを読んでいるだけでも条件さえ揃えば全然応募できますが、是非ともYouTubeを見ていただきたい気持ちでいます…

  • 【雑記】ディズニー公式系PodcastとD23 Inside Disneyのススメ

    ポッドキャストって聴いてる人どれくらいいるんだろう。 いわゆるwebラジオ的なもので、生放送ではなく静的なコンテンツ、iTunesとか(iPhoneにはPodcast専用アプリもあって私はそれを利用している)Spotifyとか、プラットフォームはさまざまだけど、要は誰かが喋ったりしているのをただ聞くWebコンテンツだ。 ポッドキャストという存在自体は古くから認識しつつ、今までそんなにちゃんと聴いたことがなくて、ここ2年くらいの間に「長い通勤時間に英語のリスニングでもするか」と思って始めたのがきっかけで、今は色々聴いてる。 YouTubeも好きなKevin's English Roomの英語雑談…

  • 実写版『ピノキオ』「優等生」を目指しすぎた、非常に欲張りな映画。

    ロバート・ゼメキスによる実写版『ピノキオ』があったことを覚えている人はどれくらいいるだろうか。 正直9月くらいの話で全然最近なのだけど、黒人ブルーフェアリーの話だけが一部で大炎上して、作品自体は全然見られていないような気がする。 それもそのはず、本作は巨匠ロバート・ゼメキス、主演トム・ハンクスという夫人にも関わらず、劇場公開一切なしのDisney+限定公開となった。 なんていうか、よくこんな画面の暗いシーンばかりの映画を劇場公開せずにご家庭の映像機器スペックに頼ろうと思ったな、と思う。コーチマンのシーンとかほぼ真っ暗だったぞ。 今現在、Netflixがギレルモ・デル・トロ監督のストップモーショ…

  • 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! 旅行編 その8 〜帰国!さらば、ディズニーランド・パリ!〜

    長らく連載してきましたディズニーランド・パリ旅行記もいよいよ最終回です。 もうあんまりディズニー関係なくなって来ますので、心してお読みください。 もしかしたら番外編とかも書くかもしれないし、書かないかもしれません。 また、YouTubeの方もまだ完成に至っていないので、 もう少し気長にお付き合いいただければと思います。 前回の記事 www.sun-ahhyo.info 目次 目次 リゾートにさよなら 空港で朝食 チェックイン Yotel Lounge CDG - TPE 慌ただしい台湾 帰国 関空ラウンジNodoka 最後に 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! おすすめ記事 …

  • 『ヘラクレス』は名作?キャラの魅力と最強の音楽でパッケージされた、不思議な作品。

    『ヘラクレス』(原題:Hercules)という不思議な作品がある。 『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン』『ライオン・キング』『ポカホンタス』『ノートルダムの鐘』という作品が次々と発表されたディズニー・ルネサンスの時代。 それらの作品たちはディズニー的な軽快さやキャッチーさを持ちながらも、大人でも楽しめるような重厚感やシリアスさを併せ持つ魅力的な作品ばかりであった。 そんな中、公開された『ヘラクレス』という作品はそれらと明らかに空気感が異なっていた。 私はギリシア神話に詳しいわけではないし、「こんなのギリシア神話なわけないだろ!」という怒りの声自体は『ヘラクレス』を見て明らかに伝わっ…

  • マジックキングダムを楽しむための映画7作

    というわけで、はい。 マジックキングダムを楽しむための映画7選です。 なんか・・・なくない??? もう「マジックキングダム型パーク」は東京、アナハイム、香港、上海と書いてきたので、改めて「マジックキングダム」で作品絞り出すほど、なくない??? そんな苦し紛れの7選になりますが、よろしかったらお楽しみください。 目次 目次 シンデレラ 美女と野獣 ダンボ メイク・マイン・ミュージック 塔の上のラプンツェル ジャングル・クルーズ トロン:レガシー その他おすすめ 楽しむための○作シリーズ シンデレラ シンデレラ ダイヤモンド・コレクション MovieNEX アウターケース付き [ブルーレイ+DVD…

  • 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! 旅行編 その7 〜ビストロ・シェ・レミー、そして念願のD-Light!〜

    ディズニーランド・パリ旅行記、いよいよクライマックスになりそうな予感。 前回の記事です。 www.sun-ahhyo.info 目次 目次 ビストロ・シェ・レミーへ! さらばウォルト・ディズニー・スタジオ ディズニーランド・パークへ、ジャックとのグリ!! 「ここではあたしらみんなイカれてんのさアイスクリーム」 30周年パレード「It's Time to Shine」 再びディズニーランド・パークへ。 アラジンのウォークスルー お土産探しの旅 念願のD-Light! そしてIlluminations 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! おすすめ記事 ビストロ・シェ・レミーへ! …

  • 『バズ・ライトイヤー』「過ち」に囚われすぎず、変化に適応せよ。

    『バズ・ライトイヤー』(原題:Lightyear)ひっさびさのピクサー作品劇場公開でしたが、興行的には残念な結果に終わってしまったみたいですね。 私個人的には、映画を見たタイミングのメンタル的な部分もあり、 非常に励まされる内容にもなっていて、 前向きになれるきっかけをもらえた良い作品でした。 またアンチから「逆張り乙」って叩かれちゃうな〜。 というわけで感想です。 キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 4K UHD [4K ULTRA HD+ブルーレイ] [Blu-ray] クリス・エヴァンス Amazon 目次 目次 幼きアンディが観た物語 大人の視聴に耐えうる本格SF 「ポンコツ…

  • 歴史的芸術映画作品『ファンタジア』この作品に、そろそろ素直になろう。

    ディズニー映画『ファンタジア』が昨年、劇場にてリバイバル公開されていた。 www.fashion-press.net 1940年に公開されたディズニー長編アニメーション第3作『ファンタジア』は2020年で80周年を迎えた。 2020年からJALのファンタジア機や、東京ばなな等のファンタジアコラボフードやグッズ、そしてディズニーオンクラシックのファンタジアコンサートなど、80周年を記念した様々な企画が繰り広げられている。 その中でも、もっとも原点に立ち返った「劇場上映」が行われたというのは非常に喜ばしいことである。 ご存知の通り、ディズニー作品の劇場再公開はめったに行われない。あってもシネマイク…

  • 『トロン』難解そして退屈、視聴者を置いてゆく前衛芸術映画の「先見の明」

    今日は『トロン』です。 クリスマスだから、こういうのもいいよね。 イルミネーション感あるし。(ないか) 正式タイトルは『トロン』なのだけど、いろいろあって続編の『トロン:レガシー』の方がポピュラーというか、キャッチーになってしまって、そちらを『トロン』と呼ぶ人が増えたのか、なぜかタイトルが変わって『トロン:オリジナル』としてDisney+やソフト販売されています。不遇。 世界で初めて本格的にCGを導入した映画として話題となったこの作品 正直言ってCG映画が当たり前のように登場するようになった現在では CGクオリティが非常に陳腐に見えてしまうし、 そこにこだわりすぎたが故のストーリーの浅さも非常…

  • 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! 旅行編 その6 〜クラッシュ・コースター&WEBアドベンチャー、二大人気アトラクションに挑戦!〜

    パリ旅行記 旅行編、その6です! いよいよパークにイン最終日!! その8くらいで終わりそうですね。 最後までお付き合いくださいませ。 ここにきて動画の公開とブログ記事の更新が逆転しましたが、 『ディズニー・セコイア・ロッジ 宿泊レポート』が公開されましたので こちらの動画もよかったらご覧ください。 こちらの動画のいいところは私が登場しないところです。 www.youtube.com 前回の記事 www.sun-ahhyo.info 目次 目次 夜中の徘徊 アール・オブ・サンドイッチで朝食購入 EMTでWDSに入場!クラッシュ・コースターへ! 最新のアトラクション「WEBアドベンチャー」を体験!…

  • MCUドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』禁じ手を繰り出す異色展開、爽快感よりもメッセージを。

    観ましたか?『シー・ハルク:ザ・アトーニー』 どうでもいいけどジ・アトーニーじゃない?ちょっと英語わからないです。 わからないといえばこの作品そのものが結構わからない感じでした。 いやわかるんだけど、わからないというか。 途中まで結構楽しみながら観ていた気がする、というか確実に途中までは楽しかったんですが、後半不穏な空気が漂いすぎて最終回でダメでした。 シーハルク最終回観ました私は嫌いですね〜 — すん☂️ (@s_ahhyo) October 16, 2022 いや嫌いって言ってもうてるがな。 ※当記事はDisney+で配信中のドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』のネタバレを含みます。 イ…

  • 『魔法にかけられて2』音楽は最高…でも、私たちの期待も魔法もとけてなくなる凡作。

    『魔法にかけられて2』(原題:Disnenchanted)を観ました。 (モーガン以外の)オリジナルキャストの再集結、メンケン&シュワルツの再来、「ちゃんと歌ってくれる」イディナ・メンゼルに、さらに追加されたミュージカルキャスト・・・と、ミュージカル面で幾分もパワーアップした本作、 Disney+オリジナルということでもちろんご家庭で見たわけだが、 歌がいいのとアクションが結構派手だったので映画館で見たかったな、という感じだった。 じゃあ肝心のドラマはどうだったのかというと・・・みたいな。 詳しく、書きます。 ※当記事は現在Disney+で配信中の映画『魔法にかけられて2』のネタバレを含みます…

  • 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! 旅行編 その5 〜DLPレストランでフードファイトの巻〜

    パリ旅行記 旅行編のその5です。 パリに到着してから2日目後半です。よろしくお願いします。 前回の記事 www.sun-ahhyo.info 目次 目次 フロンティアランドでハロウィンの残り香を アドベンチャーランドへ Toad Hall Restaurantへ! パリ版「カリブの海賊」へ 体力の限界を感じる Walt's An American Restaurant ホテルへ、そして意識消失 おまけ 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! おすすめ記事 フロンティアランドでハロウィンの残り香を ファントムマナー体験後はフロンティアランドをうろうろ。 徐々にクリスマスの装いとなっ…

  • エプコットを楽しむための映画7作

    WDW行きたいですね。 WDW50周年とDLP30周年を天秤にかけ、DLP30周年にいくことにしたけど、 DLP30周年は期間延長、WDW50周年はそのまま終了ということになって、ちょっとだけ悲しい気持ちです。DLP楽しかったからいいんだけどさ・・・けどさ・・・。 まぁ私自身の個人的な事情により渡米がかなりハードル上がってしまったので、どちらにせよWDW50周年は無理かな。 その気持ちを少しでも紛らわすためにエプコットを感じられる映画を紹介いたします。 来たる海外旅行のできるタイミングに向けて、高めていこうぜ。 A Portrait of Walt Disney World: 50 Years…

  • 『殿様とスティッチ』が面白かったことを否定できない。

    複数の意味で今更すぎるんだけど、 だいぶ前に『殿様とスティッチ』全3巻読み終わりました。 『殿様とスティッチ』全3巻読了あのさぁめちゃくちゃ面白かったんだが — すん☂️ (@s_ahhyo) February 12, 2022 感想はタイトルの通りで、もうタイトルだけで終わってもいいんじゃないかと思うくらいなんですが、 あまりにもブログを書かなさすぎているのもあり、 ちゃんと書いてみます。ちゃんと書けるかな。ドキドキ。 目次 目次 『殿様とスティッチ』 完全なるギャグコメディ 捨て一は家族 まとめ おすすめ記事 『殿様とスティッチ』 『殿様とスティッチ』が発表されたのは2020年1月ごろ。 …

  • 『ミッキー誕生前のウォルト』エンタメの王者の知られざる過去

    12月5日はウォルトの誕生日、ということで 『ミッキー誕生前のウォルト』(Walt Before Mickey)です。 このブログでも幾度となく紹介している映画ですが、かなり前に観て以来私も観ていないのですが、結構好きな作品です。 ディズニーファンにとっては「ウォルト・ディズニーの苦難の時代」は多分常識的に知られていると思うのですが、一般の人はどうなのだろうか。 もし知らない人がいれば、あのエンタメの王者・金の亡者ウォルト・ディズニーもこんな苦労をしていたのだよ、のほぼ「苦労」だけで構成されているこの作品を見ていただければ、ちょっとはウォルトの印象も変わるのではないかな。 私は大昔にNetfl…

  • 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! 旅行編 その4 〜Extra Magic Timeで静かなディズニーランドを満喫!〜

    お待たせしています。 パリ旅行記 旅行編のその4です。 パリに到着してから2日目の記録です。よろしくお願いします。 前回の記事 www.sun-ahhyo.info 目次 目次 おまけ 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! おすすめ記事 2日目朝。 ディズニーホテル宿泊者+年間パスのMagic PlusもしくはInfinityを持っているゲストが パークオープン1時間前から遊べるExtra Magic Timeに合わせて、その準備のために少しだけ早起きします。 8時半からEMTなんだけど、6時半くらいには準備していたと思う。 8時過ぎにホテルを出て、昨日よりも軽装で手荷物検査→…

  • 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ずっと「正しい理想」を追い求めている。

    『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(原題:Black Panther/Wakanda Forever)を観ました。 非常に象徴的な作品だと思う。 アフリカの架空の国家ワカンダを舞台にアフリカ系黒人ヒーローと、その国民たるアフリカ系の人々が織りなす、スリリングで、カッコよくて、メッセージ性の強い作品、それが前作だった。 2018年に公開された1作目『ブラック・パンサー』はBlack Lives Matterにポジティブな側面で勇気を与えつつ、かつて先進国がアフリカの発展途上国に対し行ってきた仕打ちを再度認識させる映画となった。 その1作目から4年。 主人公ティ・チャラを演じたチャドウィ…

  • 【雑記】金曜ロードショーでちょっとマイナーなディズニー映画を流して欲しくない?

    地上波でちょっとマイナーなディズニー映画、観たくないですか。 長らくディズニー映画を地上波で観ていない気がしませんか。 地上波で観ていたとして、ピクサー作品か「アナ雪」、「ラプンツェル」、「ベイマックス」とかの黄金期、「アラジン」、「美女と野獣」とかのルネサンス期、パイレーツとスターウォーズとアベンジャーズだけな気がしませんか。 金曜ロードショーが、最近なんかWebで「みたい映画リクエスト」を取って、懐かしの名作を放送してくれるようにはなったけど、そりゃ懐かしの名作は何度観てもおもしろいけど、結局『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と『天使にラブソングを…』を何回も観ている気がしませんか。(テレ…

  • 『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』荒削りな大冒険映画が提示する「私たちの問題」と「希望」。

    『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』(原題: Strange World)観ました。 どうでもいいけど、『ストレンジ・ワールド』という映画はすでにあるっぽいので邦題が必要だという理屈は甘んじて受け入れるとして、「ワールド」と「世界」で意味被ってるんですがもっといいサブタイトルなかったん? まぁまぁ、邦題ツッコミはそこらへんにするとして。 『ストレンジ・ワールド』とってもよかったんじゃないでしょうか。 ドン・ホール監督の魅力がこれでもか!と出ていた気がするよ。 そしてとってもわかりやすい。わかりやすすぎたかもしれません。 僕らの時代でいう『トレジャー・プラネット』のような大冒険活劇として、…

  • 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! 旅行編 その3 〜Magic Over Disneyとパリ限定マーベルホテルでビュッフェ!〜

    パリ旅行記の旅行編その3。 まだ1日目です。 前回の記事はこちら。 www.sun-ahhyo.info 目次 目次 ホテルの部屋へ 再びウォルト・ディズニー・スタジオ・パークへ ホテルでグーフィーグリーティング パリ限定のマーベルホテル、Hotel New York -The Art of Marvel-へ! おまけ 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! おすすめ記事 ホテルの部屋へ チェックイン自体は朝のうちにやっていたのですが、 おそらく電話番号を+81のあと0を省くのを忘れておりSMSが届かず、 「部屋番号はSMSで教えるよ!」と言われていたのに番号がわからないままでし…

  • 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! 旅行編 その2 〜ウォルト・ディズニー・スタジオ・パークで遊ぶよ!〜

    ディズニーランド・パリ旅行記の旅行編その2です。 いよいよパークに入ります、お待たせしました。 前回の記事はこちら。 www.sun-ahhyo.info 目次 目次 ウォルト・ディズニー・スタジオ・パークへ アベンジャーズ・キャンパスでランチ フライト・フォースを体験 トゥーン・スタジオ、ワールズ・オブ・ピクサーをうろうろ そして、レミーのエリアへ 10分待ちのタワー・オブ・テラーへ 一旦パークを退園 おまけ 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! おすすめ記事 ウォルト・ディズニー・スタジオ・パークへ ディズニーランド・パリにはパークが2つあり、ひとつがディズニーランド・パー…

  • 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! 旅行編 その1 〜出発からホテルチェックインまで〜

    というわけで行ってきました。 ディズニーランド・パリ。 仕事が人手不足で忙しさのピークを迎えていたり、プライベートで処理しなきゃいけないことがいくつかあったりで、 ギリギリまで落ち着かなかったのですが、何とか。 今回は私としては珍しく、大きなトラブルもなく帰ってきました。 そして楽しめました! それではまたしばしお付き合いくださいませ。 前回の記事 www.sun-ahhyo.info 目次 目次 準備編の続き・Visit Japan Webの登録 最終パッキング・そして出発 空港・フライト・まずは台北へ トランジット・イン・タイペイ 2本目のフライト・台北からパリへ パリ着、ディズニーへ ホ…

  • 『ソー:ラブ&サンダー』の悪ふざけを、ずっと受け止めきれずにいる。

    結構前の話ですが、『ソー:ラブ&サンダー』を観たよ。 ちゃんと劇場で見たのだけど なんやかんやで感想を書くのがこんなにも遅くなってしまいました。 タイカ・ワイティティ監督の作品は『マイティ・ソー:バトルロイヤル』("Thor:Ragnarok")はそれなりに面白いかな、という感じで サーチライト・ピクチャーズで作った『ジョジョ・ラビット』がとても良くて大好きだったので、本作もまぁまぁ期待はしていたのですが 何となく求めていたものとは違っていた上に、私の価値観と相違する部分もあり、結構苦しい作品でした。 ソー:ラブ&サンダー 4K UHD MovieNEX [4K ULTRA HD+3D+ブルー…

  • 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! 準備編 その3 〜ホテル・レストラン予約等〜

    出発まであと1ヶ月切りました。 もう結構、あとはパッキングするだけみたいな気がします。 毎日そわそわしている。 無事に出発して楽しんで帰ってこれますように。 前回の記事 www.sun-ahhyo.info 目次 目次 Vlog用ビデオカメラ購入 ホテル予約 レストラン予約 年パス届く パリ市内、行く? 海外旅行保険加入 現地通信手段 渡航前最後の準備編 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! おすすめ記事 Vlog用ビデオカメラ購入 前々回にちょっと書いたのですが、 YouTube動画撮影用の簡単なビデオカメラが欲しいな、と思っていて。 GoProも迷ったのですがやはりちょっと…

  • 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! 準備編 その2 〜年パスの買い方〜

    まだ全然旅立たない旅行記。 準備編が終わりません(当たり前だけど出発までまだ2ヶ月もある) タイトルがどんどん長くなるのどうにかしたいですね。 今回は「日本にいながらディズニーランド・パリの年パスを買う方法」です。 いろいろありました・・・。 必要なのは冷静さと忍耐強さです。 僕はどちらでもないので大変でした。 前回の記事 www.sun-ahhyo.info Best of Disneyland Paris Walt Disney Records Amazon 目次 目次 年パスの種類おさらい ディズニーランド・パリの年間パスを買う方法 日本語・英語ページからの購入は不可 年パス購入の流れ …

  • 【雑記】D23加入者はディズニーアカウントの名前を日本語表記にしてはいけない。

    もう何もわからない人は何もわからないと思うのですが、 「D23」という米国ディズニーファン向けの公式ファンクラブがありまして、 「ディズニーアカウント」という世界共通ディズニーサービス向けのアカウントが存在しているのだけど、 ベースが米国にあるので、本名を登録するときに名前を日本語表記にしていると ちょっとめんどくさいことになる、D23加入者はちょっとソンする、みたいなできごとがありましたので記録します。 東京ディズニーシー 20周年 アニバーサリー・セレクション [Blu-ray] ディズニー Amazon 目次 目次 ディズニーアカウント D23 日本語表記の罠 D23 メンバーギフト動画…

  • 『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』あり得た「幸せ」に別れを告げて。

    『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)を観た。 すごい濃度だったね。 まだ『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』やもっと言うと『ブラック・ウィドウ』の感想も書いてないのだけど、そもそも求められてない気もするので良いことにする。 ここずっと心にも時間にも余裕がなかったこともあり、どういう話になるかあんまり予想もできてなかったので、その分衝撃展開に「なんだってーー!」と楽しめたので良かったです。 語るね。 ※この記事は映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のネタ…

  • 【旅行記】30周年のディズニーランド・パリに行こう! 準備編 その1

    2022年夏、私に限界がきました。 ええ、限界です。 ウワァァァアン!!海外パーク行きたいヨォ!!! — すん☂️ (@s_ahhyo) August 7, 2022 最後にディズニーパークに行ったのは2020年の東京ディズニーリゾート。 その前は2019年のアナハイム(D23 EXPO) 実に2年、海外パークに至っては3年行けていません。 そもそもそんなパークばっかり行っている奴だったか?というと 正直そんなことはないのですが このコロナ禍で「落ち着いたら今度こそ・・・」と思い続けて気づけば3年。 当初こそ緊急事態宣言だ外出抑制だ一時給付金だといろいろやってくれていたけど、 今やもう政府はな…

  • 英語の現在形は「今現在」じゃないことが感覚的にわかった出来事。

    もう5年前の話になってしまうのですが、 カナダの西海岸側、ブリティッシュ・コロンビア州のビクトリアという街にワーキング・ホリデーに行っていました。 そこで3ヶ月ほど語学学校に通っていたのですが、 授業を聞いている中でなんとなく今まで掴めていなかった感覚というか、 少なくとも私が中高と日本の学校で英語を学んでいる上で重要視されていなかったな、というのが表題の件についてでした。 英語学習者がつまづくポイントとして教師側が理解していれば授業で教えてもらって人もいるかもしれないし、 頭のいい方は日本語の文章を読んだだけでも感覚的に掴んでしまうのかもしれないし、 単に私が授業を聞いていなかっただけなのか…

  • 地に足ついた大傑作『私ときどきレッサーパンダ』の「赤」に込めた比喩。

    『私ときどきレッサーパンダ』(原題:Turning Red)を観た。 観たっつって、観たのは3月の話なんだが、もう全然ブログ書いておらず あの頃はまだ寒かったのにすっかり暑くなってしまった。いかがお過ごしですか。 もう次作の『バズ・ライトイヤー』も公開されてしまったけど 当時ディズニー/ピクサー最新作 ピクサー史上ふたりめの女性監督ドミー・シーが贈る、 これまでのピクサーとは一味も二味も違うのになんだか懐かしい そんな作品『私ときどきレッサーパンダ』(原題:Turning Red) めちゃくちゃ面白かったよ。 私ときどきレッサーパンダ MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+M…

  • 『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』あまりにも誠実さに欠ける「挑戦」

    By http://www.impawards.com/2022/chip_n_dale_rescue_rangers_ver3.html, Fair use, Link 賛否両論あるかと思いますし、 私も面白いと思う部分はあったのですが 正直言って嫌いな部類です、ありがとうございました。 これは私の持論なのですが、 「ディズニーは子供向けの作品だけを作っているのではない」 としたうえで、 「ディズニーが子供を意識せずに作品を作ると誰向けでもなくなる」 という傾向にあると思っていて、 まさにこの作品ってそれに近いというか 少なくともかなり狭い部類の人たちの間でしか喜ばれていない作品なんじゃない…

  • 『ぼくと魔法の言葉たち』自閉症の少年と家族にディズニー映画がもたらした奇跡。

    『ぼくと魔法の言葉たち』というドキュメンタリー映画がある。 2016年に製作されたアメリカのインディーズ映画で、原語版タイトルは「Life, Animated」 自閉症を患う青年、オーウェン・サスカインドの人生と、彼ら家族の奮闘、彼らがいかにして失われた言葉たちを取り戻したかを描くドキュメンタリーである。 このドキュメンタリー映画をこのブログで紹介するには理由があって、 この映画がただ素晴らしい映画というだけでなく、 彼らが言葉を取り戻すきっかけとなった大きな原動力に「ディズニー映画」という要素があるからだ。 本作はディズニー映画ではないながら、ディズニー作品の過去の映像をふんだんに使用したデ…

  • 【東京ディズニーランド小説】エピローグ「迷子たちは花火を夢の国で見たかった」

    この小説はフィクションです。実在の人物や団体、テーマパークなどとは一切関係ありません。 また、某所にすでに存在しないアトラクション、グッズ、メニューなどが登場する場合があります。 2021年9月に新型コロナウィルスの脅威がひと段落し、登場人物たちがマスクなしで生活している架空の時間軸を舞台としています。歴史的事実と若干の乖離があることを理解してお読みください。 *** 夜風のないファンタジーランドで蒸し暑い空気に包まれながら、興奮して熱くなった体で、私は呆然と立ち尽くしていた。イッツ・ア・スモールワールドのシンボルである、建物の正面中央のスマイル・フェイスが、ゆらゆらと左右に首を揺らしている。…

  • 【東京ディズニーランド小説】第10話「ミッキー・マウスをよろしく」

    この小説はフィクションです。実在の人物や団体、テーマパークなどとは一切関係ありません。 また、某所にすでに存在しないアトラクション、グッズ、メニューなどが登場する場合があります。 2021年9月に新型コロナウィルスの脅威がひと段落し、登場人物たちがマスクなしで生活している架空の時間軸を舞台としています。歴史的事実と若干の乖離があることを理解してお読みください。 こちらの小説は作品投稿サイト NOVEL DAYS でもお読みいただけます。 *** やってしまった。 その日は完璧にしたくて、朝早く起きてパパとママの朝ごはんを準備したのに、メグミに邪魔された。パパは、あたしが用意したお味噌汁と目玉焼…

  • 【東京ディズニーランド小説】第9話「脚のない亡霊」

    この小説はフィクションです。実在の人物や団体、テーマパークなどとは一切関係ありません。 また、某所にすでに存在しないアトラクション、グッズ、メニューなどが登場する場合があります。 2021年9月に新型コロナウィルスの脅威がひと段落し、登場人物たちがマスクなしで生活している架空の時間軸を舞台としています。歴史的事実と若干の乖離があることを理解してお読みください。 本章は交通事故の描写、自傷行為、および性暴力描写を含みます。ご注意ください。 *** 23年ぶりの東京ディズニーランドだ。その頃は、父も母もまだ生きていて、愛はまだ産まれてなかった。 ほとんど記憶には残っていないが、私が住む家にはその頃…

  • 【東京ディズニーランド小説】第8話「写真と指先」

    この小説はフィクションです。実在の人物や団体、テーマパークなどとは一切関係ありません。 また、某所にすでに存在しないアトラクション、グッズ、メニューなどが登場する場合があります。 2021年9月に新型コロナウィルスの脅威がひと段落し、登場人物たちがマスクなしで生活している架空の時間軸を舞台としています。歴史的事実と若干の乖離があることを理解してお読みください。 こちらの小説は作品投稿サイト NOVEL DAYS でもお読みいただけます。 *** 場違いな感じがする。 私はペンを走らせ、チェックインの書類を書きながら思った。 「河口 総一郎様ですね。お調べしますのでお待ちください」 キャストがカ…

  • 【東京ディズニーランド小説】第7話「いつメンディズニー最強物語」

    この小説はフィクションです。実在の人物や団体、テーマパークなどとは一切関係ありません。 また、某所にすでに存在しないアトラクション、グッズ、メニューなどが登場する場合があります。 登場人物がパークおよび周辺施設の利用についてモラルに反する行為を行なっていますが、本文はそれらを推奨する意図は一切ありません。 2021年9月に新型コロナウィルスの脅威がひと段落し、登場人物たちがマスクなしで生活している架空の時間軸を舞台としています。歴史的事実と若干の乖離があることを理解してお読みください。 *** 大阪梅田発、東京ディズニーリゾート行きの夜行バスに乗って、あたしら4人はやって来た。 バイト先のいつ…

  • 【雑記】ひとりでAdvent Calendar 2021を振り返る

    adventar.org 本来であれば12月になる前に「ひとりアドベントカレンダーやりますよ!」と煽ってから始めるべきだったのですが、 あまりにも事前準備(書き溜め記事の用意)ができておらず、 事前告知一切なしでヌルッとはじめてヌルッとおわりました。 気づいていない人が大半かと思いますが、ひとりでブログアドベントカレンダーしています — すん☂️ (@s_ahhyo) December 3, 2021 始めた理由としては、 ユーキャンさんとやったラジオで彼の主催する「カンベアドベント」を 「ひとりで25日分書きなさいよ」みたいな感じでネタで煽ってたので、 煽ったからには実際にやればできるんだよ…

  • ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ長編の12年・11作を振り返る

    最新作『ミラベルと魔法だらけの家』でウォルトディズニーアニメーションスタジオ長編作品は記念すべき60作品目となった。 50番目の作品から数えてこの11作がこの先も続いていくウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品における転換期であると感じられる。12年・11作という、全然キリの良くない、ちょっと気持ち悪い数字だが、これからたくさんの作品が作られていくにあたってきっと重要になる時期であるように思う。 目次 目次 塔の上のラプンツェル/Tangled(2010) くまのプーさん/Winnie-the-Pooh(2011) シュガー・ラッシュ/Wreck-it-Ralph(2012) アナ…

  • 『ジャングル・ブック』は、現代を生きるための許しであり、バイブル。

    なぁ、生きていくなんてこたぁわけないよ こんな風にやりゃあ、一発さ。 WDASでウォルト・ディズニーが最後に手がけた長編アニメーション『ジャングル・ブック』の日本語吹き替え版のセリフであり、私は自分のブログタイトルもこのセリフから引用している。 私が『ジャングル・ブック』という映画を好きな理由はいくつかある。 いくつかあるけど、本音で言えば「ただ何となく好き」というのが一番の理由だ。 今回はこの「何となく好き」を紐解いていって、改めて『ジャングル・ブック』ってこういう映画だったんだというのを自分なりに納得する機会にしたいと思う。 (「だから好き」という理由になるかはわからないが) 悩みなど何も…

  • おすすめのディズニー短編アニメーション30作

    ついにやります。30選。 これまで7選と10選はたくさんやってきたけど30選は初めてです。 いかんせん数が多いので超!簡単に紹介します。 っていうか雑感?みたいな・・・。 正直ディズニーの歴史が長すぎて&ディズニー+登場による新作発表ペースが異常なため、追えていない部分があるんですが、ちょっと勘弁してもらいたいですね。 2020年くらいまでを基準に、押さえておきたい作品と、私個人で好きなものを選出してみました。正直30作でも選びきれない。 結構ベタな選出だと思うので初心者にも優しいかなと思います。 それでは! ディズニー・ショートフィルム・コレクション ブルーレイ+DVDセット [Blu-ra…

  • ピクサーの監督を語る その7:ピート・ドクター

    というわけで、これまで6回に渡り解説してきた「ピクサーの監督を語る」シリーズ最終回。 昨年のdアドベントから書き始めて実に1年かかってしまった。 最後はピクサー・アニメーション・スタジオ現チーフ・クリエイティブ・オフィサーのピート・ドクター氏。 私はこれまで何度もピート・ドクターの映画に泣かされて来た。 そして、どんどん削ぎ落とされ「変化していく作風」が面白い監督だ。 そこらへんも語れたら、と思う。 前回 www.sun-ahhyo.info 目次 ピクサー作品とその監督一覧 例によって、ピクサー映画長編作品の監督を列記していく。 (このリストは毎回載せる) トイ・ストーリー(1995)/ジョ…

  • 【東京ディズニーランド小説】第6話「君との時間に憧れて」

    この小説はフィクションです。実在の人物や団体、テーマパークなどとは一切関係ありません。 また、某所にすでに存在しないアトラクション、グッズ、メニューなどが登場する場合があります。 本作におけるキャストの描写は筆者の想像による創作が多く含まれます。 2021年9月に新型コロナウィルスの脅威がひと段落し、登場人物たちがマスクなしで生活している架空の時間軸を舞台としています。歴史的事実と若干の乖離があることを理解してお読みください。 *** こんにちはー。何名様でしょうか?2名様。足元番号1番でお待ちください。こんにちはー。何名様でしょうか?2名様。足元番号2番でお待ちください。こんにちは。何名様で…

  • 映画を超えた映画『アナと雪の女王』で、私たちはもっと繋がれる。

    2021年12月18日に逝去されたアナ役吹き替え声優の神田沙也加さんのご冥福をお祈りいたします。 ショッキングな出来事がありました。 それでも私のような一般人にはできることはかなり限られていると思うので、私には私ができることをやって、前向きに生きていくしかないんですね。 それこそ『アナ雪2』の時のアナのように。 絶望に打ちのめされても、前に進んでいく。 ここから先はいつも通りです。 いつも通りの「生きていくなんてわけないよ」が始まります。 目次 目次 ただの映画ではなく「現象」であり「共通言語」 凍ってしまった「心」の物語 「鏡」と「夏に恋する雪だるま」 従来の女性像としてのアナの素晴らしさ …

  • 女性エンパワーメントを考えるディズニー映画10作

    「ピクサーの監督を語る その6」でブレンダ・チャップマンについて書いてたらふと思いついたので書くことにしました。 なんか全体的に読み味が一緒になってしまっているのは、私のフェミニズムに対する知識の甘さなのか、ディズニーのフェミニズムがワンパターンなのか(前者の可能性の方が高い)あと単純に私はまだまだディズニー作品を全然観れていないのだな、と思う次第です。 筆者である私は男性ですので、まだ偏見というか考え至らない部分もあるにはあると思うので、 もし気になったことがあればご教示いただきたく思います。 目次 目次 メリー・ポピンズ 美女と野獣 プリンセスと魔法のキス メリダとおそろしの森 アナと雪の…

  • ピクサーの監督を語る その6:その他

    最終回ではなくて、最終回の一個前。 ピート・ドクターCCOは大トリに持っていくので「その他」に含んでいません。 本日は1作のみ携わっている監督たちを語ろうと思います。(あんま語れないかも。) 前回 www.sun-ahhyo.info 目次 目次 ピクサー作品とその監督一覧 マーク・アンドリュースとブレンダ・チャップマン、最高を作るための戦い。 アニメキャラにもなった、ピーター・ソーン 監督初挑戦だったブライアン・フィー 最高の『タワテラ』を頼むぜ、ジョシュ・クーリー! ピクサーの中で「独自性」確立したエンリコ・カサローザ どうなる?ドミー・シー バズ・ライトイヤーを愛しすぎた男(仮)アンガス…

  • 【東京ディズニーランド小説】第5話「バッド・ドリーム・レクイエム」

    この小説はフィクションです。実在の人物や団体、テーマパークなどとは一切関係ありません。 また、某所にすでに存在しないアトラクション、グッズ、メニューなどが登場する場合があります。 2021年9月に新型コロナウィルスの脅威がひと段落し、登場人物たちがマスクなしで生活している架空の時間軸を舞台としています。歴史的事実と若干の乖離があることを理解してお読みください。 *** 9年ぶりの東京ディズニーランドだ。私は車椅子に座る姉を連れ、ワールドバザールのショップにいた。今時の女の子がつけそうな大きなリボンがついたピンクゴールドのカチューシャを手に取り、姉に渡す。 「お姉ちゃん、ほらこのカチューシャどう…

  • 『ザ・マペッツ』は夢を追いかける人へ向けたハリウッド讃歌。

    マペット・ショーのキャラクターたちがディズニーのIPであることを知ったのは今から10年ほど前に公開された『ザ・マペッツ』が最初だった。 日本では2012年5月にごく限られた映画館で、それでも全国公開され、当時学生で京都に住んでいた私は二条のTOHOシネマズまで足を運んだものである。 日本におけるマペットたちの知名度は限りなく低いと思う。私も大学生になるまで存在だけを認知しているような程度だったし、正直今も詳しいかというとそんなことはない。 世間的な知名度は、カーミット・ザ・フロッグがかろうじてストリートファッションのアイコンとしてアパレルが着用されている程度だろう。名前を知っている人がどれだけ…

  • 『ザ・ビートルズ: Get Back』伝説のバンドの崩壊前夜。美しく無さも、美しい。

    「解散?バンドみたいに?ビートルズみたいに?」 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にて、ブルース・バナー博士がこのセリフを発したのが2018年のことだ。 ウォルト・ディズニー・カンパニーは、ウォルト・ディズニーとその兄ロイ・O・ディズニーという二人の兄弟と、ごく少数のスタッフからスタートした会社で、『蒸気船ウィリー』などのミッキー・マウスシリーズや『白雪姫』などの長編アニメーションで成功を収めたほか、世界各国に「ディズニーパーク」と呼ばれるテーマパークを建設し、一大企業としてのし上がっている。 1920年代にスタートしたこれらの事業は100年近く経った今でも止まる勢いを知らず、WDWの…

  • 【東京ディズニーランド小説】第4話「熊劇場神話体系」

    この小説はフィクションです。実在の人物や団体、テーマパークなどとは一切関係ありません。 また、某所にすでに存在しないアトラクション、グッズ、メニューなどが登場する場合があります。 2021年9月に新型コロナウィルスの脅威がひと段落し、登場人物たちがマスクなしで生活している架空の時間軸を舞台としています。歴史的事実と若干の乖離があることを理解してお読みください。 *** ロビー。総勢18頭の熊たちのポートレートと、彼らの愛らしい小物や栄光の歴史が並ぶ部屋。建物は木製で、古き良き南部アメリカ開拓時代の趣。それでいて、最先端の空調設備が9月の厳しい残暑を和らげてくれており心地よく、多少のアンバランス…

  • ディズニー・ハリウッド・スタジオを楽しむための7作

    なんとなく、新型コロナが落ち着いてきた感と、 オミクロン株とかいう新手がやってきてソワソワな感じが辛いですね、海外行きたいです。 というわけで、定期的にやっているこの「10作/7作」シリーズ、 今回はウォルト・ディズニー・ワールドのディズニー・ハリウッド・スタジオを楽しむのにおすすめの7作です! あれだよ! だってウォルト・ディズニー・ワールド50周年だし!今思い出したけど! 行きたいねWDW! A Portrait of Walt Disney World: 50 Years of The Most Magical Place on Earth (Disney Editions Deluxe…

  • 奇作『イカボードとトード氏』はディズニー初のクライム・アクション&ホラー長編?

    『イカボードとトード氏』(原題:The Adventure of Ichabod and Mr.Toad)という作品を知っているだろうか。 非常に特殊な作品なので、ちょっと説明が大変だが、 この記事タイトルは若干盛っている部分もあるので全ては鵜呑みにしないでほしい。 数年前まではなかなか気軽に観ることのできない作品だったが、ディズニー+の登場により簡単に観れる作品となり非常にありがたい。(新ディズニー+移行に伴い一時的に消えてまだ復活してないようだけど) 私は海外版blu-rayを購入したけど、ハズレの盤に当たったようで、本編途中で映像が乱れてしまいちゃっと観れなかったこともあり、結局ディズニ…

  • ピクサーの監督を語る その5:ダン・スキャンロン

    というわけでいよいよ終わりが見えて来た「ピクサーの監督を語る」シリーズ。 第5回はダン・スキャンロン監督。 前回に引き続き、監督作が2本しかないねぇ。 ちなみにあなたはスキャンロン派?それともスカンロン派?私は今なお迷っています。 前回の記事 www.sun-ahhyo.info 目次 目次 ピクサー作品とその監督一覧 『モンスターズ・ユニバーシティ』での衝撃のデビュー パーソナルな思い出からスタートした『2分の1の魔法』 「知らない一面」「弱さ」に気づくこと。 ブラッド・バードとの対称性 刺さる人はめちゃくちゃ刺さる ピクサーの監督を語るシリーズ ピクサー作品とその監督一覧 例によって、ピク…

  • 【東京ディズニーランド小説】第3話「世界はせまい、世界はおなじ」

    この小説はフィクションです。実在の人物や団体、テーマパークなどとは一切関係ありません。 また、某所にすでに存在しないアトラクション、グッズ、メニューなどが登場する場合があります。 2021年9月に新型コロナウィルスの脅威がひと段落し、登場人物たちがマスクなしで生活している架空の時間軸を舞台としています。歴史的事実と若干の乖離があることを理解してお読みください。 *** 9月某日。舞浜駅。1週間に渡り降り続いた雨がようやく上がり、昨日から夏を思い出したような、湿度の高い暑さと晴れがぶり返していた。まだ朝の10時だというのに太陽はすでに全力の照りつけを見せている。Tシャツの内側で、汗が背中を伝うの…

  • さらば、ディズニー・トゥーン・スタジオ その2

    その昔、こんな記事を書きました。 www.sun-ahhyo.info その後、帰国してからディズニーチャンネルを見るようになると、WDAS作品よりも版権料が安いのかなんなのか、かなり頻繁に放送されるディズニー・トゥーン・スタジオ作品。 そしてディズニー+の登場により、さらに作品へのアクセスが容易になった現在。 この度新たに観た作品も結構溜まって来たのでちょいちょい感想を投下していこうと思います。 前回ディズニー・トゥーン・スタジオとさらばしてから、かなりの年月が過ぎていますが、一応続編です。 ぶっちゃけ、下書きに眠っていたネタの消化月間だよ! 目次 目次 わんわん物語 II シンデレラ II…

  • 『レミーのおいしいレストラン』芸術家のプライドとウォルト的精神の再定義。

    『レミーのおいしいレストラン』は、こと飲食業においては害獣として扱われる「ねずみ」を主人公とした料理アニメだ。 ピクサーアニメーションスタジオ第8作目、『Mr.インクレディブル』のブラッド・バード監督は、当初ヤン・ピンカヴァにより制作がスタートした本作を彼の降板後、まるっと作り変えた。当初の作風は知る由もないが、出来上がった完成作品は「さすがブラッド・バード」といえる出来となっている。 僕がブラッド・バードを語ると毎回褒めてるのか貶しているのかわからなくなるけど、 今回もそんな感じだと思ってくれれば間違いないよ。 ジ・アート・オブ レミーのおいしいレストラン 作者:カレン ペック 発売日: 2…

  • 【東京ディズニーランド小説】第2話「マイ・プリンス、アイ・プリンス」

    この小説はフィクションです。実在の人物や団体、テーマパークなどとは一切関係ありません。 また、某所にすでに存在しないアトラクション、グッズ、メニューなどが登場する場合があります。 2021年9月に新型コロナウィルスの脅威がひと段落し、登場人物たちがマスクなしで生活している架空の時間軸を舞台としています。歴史的事実と若干の乖離があることを理解してお読みください。 *** ディズニーランドのシンデレラ城の前でプロポーズを画策する男性は多いと思う。でも、プロポーズ「される」男性は、この世の中にどれほどいるだろうか。しかも、男性に。 「はじめ、結婚しよう。一緒にイギリスに行って、そこで暮らそう」 僕は…

  • 『アルテミスと妖精の身代金』誤解を、パズルのように解いていけ。

    だっっっっれも興味ないかもしれんが、せっかく観たので感想書くよ。 というわけで当初劇場公開作品予定だったディズニー実写映画『アルテミスと妖精の身代金』(原題:Artemis Fowl) 公開延期&新型コロナの影響で劇場公開が絶望的となりDisney+限定配信作品として、今現在も視聴可能。 監督はディズニーでいうと『シンデレラ』『マイティ・ソー』でおなじみのケネス・ブラナー。 なんか面白かった気もするんだけど、 構造上どうしようもない締まりのなさがある作品。 まぁ、いかにもケネス・ブラナーが撮りそうな良くも悪くも凡作って感じの作品だったよ。 目次 目次 誤解を解き、理解していく物語。 長編シリー…

  • ウォルト・ディズニーの誕生日に観たい映画10作

    12月5日はウォルトの誕生日。 ということでウォルト生誕120周年を記念して、やります。 「ウォルトの誕生日に観たい映画10作」 今回は「観たい10作」ですので、実際私が観たことがない映画がふんだんに含まれております。なので普段の「皆様にご紹介」のスタンスとは若干異なるのでご了承ください。 ぶっちゃけソフト入手困難&鑑賞が難しい作品ばかりです。 がんばれディズニー+日本版! よろしく! 目次 目次 Walt Disney ミッキー誕生前のウォルト As Dreamers Do:The Amazing Life of Walt Disney Walt & El Grupo Frank&Ollie…

  • ピクサーの監督を語る その4:リー・アンクリッチ

    「ピクサーの監督を語る」シリーズ第4回はリー・アンクリッチ監督。 ただ、どうしよう。監督作が2本しかない。 ピクサー初期から編集に携わっており、メインの監督作は2本だけだけども共同監督などで存在感を発揮していた方。 2019年にピクサーを退社したが、正直もっとたくさんの作品を作って欲しかった。 前回 www.sun-ahhyo.info 目次 目次 ピクサー作品とその監督一覧 涙腺崩壊必至のウェットな作品作り ベタだからこそ、すっと胸に落ちる満足感 ラセターには描けない『トイ・ストーリー3』 ピクサー初のミュージカルで体現するRepresentation Matters 『シャイニング』とリー…

  • 【東京ディズニーランド小説】第1話「ディズニーランドの妖精」

    この小説はフィクションです。実在の人物や団体、テーマパークなどとは一切関係ありません。 また、某所にすでに存在しないアトラクション、グッズ、メニューなどが登場する場合があります。 2021年9月に新型コロナウィルスの脅威がひと段落し、登場人物たちがマスクなしで生活している架空の時間軸を舞台としています。歴史的事実と若干の乖離があることを理解してお読みください。 *** やってしまった。 まだ大丈夫、まだ大丈夫と、騙し騙しで気づかないふりをしていた心の糸は、どうやら限界まで張り詰めていたらしい。 夫の何気ない言葉に私は思わずキレてしまった。 人目を憚らず、感情が溢れ出すままに夫を怒鳴ったあと、私…

  • 『エターナルズ』ではじめる人類愛。個に触れること、個に向き合うこと。

    公開されてからもう1ヶ月経ったので、ええとこの映画レビュアーのええ感じのレビューはもう出るだけ出ただろう。 それはそれとして僕は僕で、『エターナルズ』の話をしようと思う。 「この作品はこう読み解く!」とか「こういう見方の映画!」とかではなく、 もう、ただ好きだった話をしていくことにしよう。 『エターナルズ』すごく好きだった。 すごく僕はしっくりくる作品だった。 ※この記事は現在公開中の映画『エターナルズ』のネタバレを含みます。 目次 目次 宇宙人だけど、人間臭い、魅力的なヒーローチーム 多国籍ヒーローチームなんかカッコいいに決まってるだろ 歴史的出来事から「愛を説く」 セレスティアルズにしてみ…

  • 『ミラベルと魔法だらけの家』持つ者も、持たざる者も救っていく、圧倒的優しさの映画。

    ディズニー長編アニメーション第60作品目『ミラベルと魔法だらけの家』(原題:Encanto)を観てきました。 だらける! pic.twitter.com/NhrR4Q4hSg — すん☂️ (@s_ahhyo) November 27, 2021 「ミラベる!」より「だらける!」を推したい。 普段邦題クソクソ言ってるのにこうなると配給の思う壺だな。 概ね想定通り期待通りの内容かつ、おきまりの御都合主義展開ながらも、アニメーションの鮮やかさやキャラクターたちの魅力が突き抜けていたのでかなり大好きな作品になりました、『ミラベル』。 御都合主義も、これはピクサー作品じゃなくてディズニー作品だからこそ…

  • 『ピーター・パン2/ネバーランドの秘密』現実主義者である「大人の」私たちへ。

    ここ最近、日本版ディズニー+から『ピーター・パン2/ネバーランドの秘密』が消えるだの、やっぱり消えないだの、すったもんだあったらしい。 ディズニー・トゥーン・スタジオ制作の続編映画はこき下ろし&観ず嫌いがちな私だが、『ピーター・パン2』は意外や意外、結構好きなのである。 なので是非とも一度観て欲しい映画ではあるのだ。 実に十数年ぶりになるが、消える前に、と思い再視聴した(結局撤回されたけど) 映画公開以後、少なからずファンはいるものの、正直ここまで話題になるのはかなり久しぶりだろうし、もう若干タイミングを逃した感はあるが、書くよ。 『ピーター・パン2』やっぱいいのよ。 ピーターパン2/ネバーラ…

  • 【雑記】YouTube&Instagram始め(てい)ました。

    盛り上がりに欠けるのよ。 というわけで、久々に映画感想でもなんでもない記事です。 たまにはいいよね。 目次 目次 YouTubeチャンネル"Dingletuber" Instagram Twitterも おすすめ記事 YouTubeチャンネル"Dingletuber" www.youtube.com 今年の6月にYoutTubeチャンネルを始めました。 かなーり探り探りでやっているので、クオリティのブレ具合が半端ないのですが、 まぁ、盛り上がらないながらもそこそこの方に観ていただいており 非常に助かっております。 現時点で私が出演する動画が4本、 D23 EXPOで撮影したアラン・メンケン氏の…

  • 興奮と失望の揺さぶり。Disney+『モンスターズ・ワーク』とは何だったのか。

    ピクサー製作『モンスターズ・インク』のその後を描くDisney+リミテッドアニメシリーズ『モンスターズ・ワーク』(原題:Monsters at Work)が2021年7月9日より日本でも配信され、全10話で先日終了した。 かねてからの『モンスターズ・インク』『モンスターズ・ユニバーシティ』のファンである我々にとって、この2ヶ月間は期待と失望、興奮と興醒め、天国と地獄のような期間だった。 本作はシリーズの過去2作品を制作したピクサー・アニメーション・スタジオではなくTVシリーズを主に手がけてきたTVAことディズニー・テレビジョン・アニメーションが制作。 2021年突如我々の前に現れたメンヘラ彼女…

  • 『シャン・チー/テン・リングスの伝説』「ありのまま」は負の面をも受け入れること。

    『ブラック・ウィドウ』の感想も、早く書こうね。 というわけで、観て来たぜ『シャン・チー/テン・リングスの伝説』 IMAXで観るのは『アナと雪の女王2』以来な気がするな。 で、この『シャン・チー』 主演はほぼ無名のアジア人俳優、コテコテのステレオタイプ中華色全開のあのトレイラーなどで、不安要素もあるにはあったのだが、 もう、文句のつけようがないくらい快作であった。 いや、多少の文句は言うけど。 ※当記事は現在公開中の映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の内容に触れます。 目次 目次 存在自体に価値のある映画 軽快な、エンターテイメント&アクション 「ホワイトウォッシュ」への反省 父と母、そ…

  • 『フリー・ガイ』自由のための戦い。そして「ディズニー的在り方」への肯定と否定。

    2021年日本で劇場公開された20世紀スタジオ作品としては『ノマドランド』以来の2作目となる本作『フリー・ガイ』 20世紀FOXがディズニーに買収されてしまった後、日本法人もウォルト・ディズニー・ジャパンに吸収され、よくある流れで本作は配信かDVDスルーあたりにされてしまうのではと危惧していたが、意外や意外、夏休み映画がひしめくこのタイミングにしっかりと本作を劇場公開してくれた。 これは主演のライアン・レイノルズが過去に出演した『デッドプール』や『名探偵ピカチュウ』が日本でもヒットしたおかげかもしれないし、20世紀スタジオジャパンの残党のみなさんが頑張ってくれたからかもしれない(ウォルト・ディ…

  • 『スペース・プレイヤーズ』待望の続編。しかし感じるのは、可能性より「限界」

    違う。 私が求めていたものとあまりにも違う。 いや、お前の求めてるものなんか知らんわという読者の声が聞こえてくるが、ちょっと待ってほしい。 1996年に制作されたワーナー・ブラザースの名作『スペース・ジャム』 その続編にあたる『スペース・プレイヤーズ』(原題:Space Jam / A New Legacy)が本日(8/27)日本で公開され、兼ねてから前作の大ファンであった私は公開初日、仕事終わりに映画館へと向かった。 そもそも、前作を超えるクオリティのものはなかなか生み出せるものではないし、 予告編を見た時点から、若干嫌な予感はしていたのである。 前作から25年。 公開してすぐ観たわけではな…

  • 映画『ジャングル・クルーズ』見え隠れする「海賊」の影。信念はどこに?

    実写版映画『ジャングル・クルーズ』を観た。 私にしては結構期待していたのである。 そして、これもまた典型的なパターンなのだが、 期待してた分、期待値にはなかなか届かないのである。 (もう私のブログをよく読んでくれている方にはお馴染みだよね) 断っておくと、普通に面白かった。 でもさぁ、言いたくなるところはたくさんあるよ。 ※この記事は現在公開中の映画『ジャングル・クルーズ』のネタバレを含みます。 目次 目次 『パイレーツ・オブ・カリビアン』の再来 感じざるを得ない「二番煎じ」 ポリコレ的前進か、後退か 面白いより、気になるが勝つ おすすめ記事 『パイレーツ・オブ・カリビアン』の再来 そもそもま…

  • 『ラマになった王様』見くびるな、これはただのコメディではない。

    2000年代のウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品は商業的にはかなり苦戦していた、いわゆる「暗黒期」と呼ばれていた時代である。だが、奇妙で面白い作品がたくさん産まれたという点では、かなり豊作の時代だったように思う。 いつか「パッとしないけど愛おしい〜」で紹介したように、 今回紹介する『ラマになった王様』も、奇妙で、泣けて、笑えて、ものすごくふざけていて、それでいて誰かの胸にざっくりと風穴を開けるような切なさを孕んだ作品でもある。 『ラマ王』、再評価してみないか。 ラマになった王様 オリジナル・サウンドトラック アーティスト:サントラ,ムーチョ★ヒデキ(西城秀樹),フレンズ・フォー…

  • ディズニー・アニマル・キングダムを楽しむための7作

    ジャンボ!ハバリ? オーランドに行きたくて死にそうです。 みんなもそうだろ? ってことで、コロナ禍の現在 日本はかなりスローペースでのワクチン接種となり (やっと始まったけどオリンピックのためにボランティアにワクチン回すとかで足りなくなったらしい) 若年層の今年中の接種完了がかなり怪しくなっている中、 WDWはなんと、ワクチン接種済みならほとんどのケースでマスク未着用でもオッケーになったとかいうニュースも舞い込み、「国のトップが変わるだけでここまで変わるか・・・」と驚かされている今日この頃です。 ホール・オブ・プレジデンツに早くバイデンを飾れ。 では、少なくとも2022年くらいまでは海外旅行は…

  • 『あの夏のルカ』大胆な想像力と繊細な心情描写。少年たちが選んだ未来。

    非常にシンプルな映画である。 メッセージ性もそれほど強くない。 だからこそ心に訴えかける感動はよりダイレクトなものになる。 2021年6月18日にDisney+で配信開始されたピクサー長編最新作『あの夏のルカ』(原題:Luca)はそういう映画だった。 96分に凝縮された、ひとつの小さな町での出会いと奮闘、友情のひと夏の物語。 とても素晴らしい映画だった。 ※この記事は現在Disney+で配信公開中の映画『あの夏のルカ』および他ディズニーやピクサー作品、また引用する他社の作品の内容に深く触れています。 目次 目次 想像力に魅了される 魅惑の街ポルト・ロッソ アルベルトという少年 それぞれの生き方…

  • ディズニー初期のオムニバス長編って、実際どうなの?

    ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオには暗黒期が3回ある。 1回目がウォルト時代の1942年ごろから『シンデレラ』が発表される1950年ごろまで、 2回目はウォルトの死後、1970年ごろから『リトル・マーメイド』で復活する1989年ごろまで、 そして3回目は2000年ごろから『塔の上のラプンツェル』で復活する2010年ごろまでだ。 この時期の作品は、それぞれ時代の波であったり会社の空気感や派閥争いによりものであったり、様々な理由で駄作が生まれてしまったり、内容は良くても映画がヒットしなかったりした。 その1回目にあたる暗黒期はちょうど戦時中〜戦後にかけてである。 『ダンボ』や『バンビ…

  • 『クルエラ』先読み不可能で魅力的、邪道で王道なディズニー実写化最高傑作。

    こんなにおもしろいなら、早く言ってくれればよかったのに。 毎度のように私は 「公開日が近づくと期待値がダダ下がりしており「どうせ大したことないんでしょ?」みたいなツイートをしてしまう病」を発症しており、 特に今回は公開されていたトレーラーから、多くの映画ファンが予想した「ディズニー版『ジョーカー』なのではないか」という予想に引っ張られ、 ここ数日は「そんな二番煎じを今更やったところで・・・」という態度だった。 公開日当日になって公開されたことに気づき、 まぁたまたま休みだったので観に行った『クルエラ』 クルエラ、大傑作でした — すん☂️ (@s_ahhyo) May 27, 2021 手のひ…

  • 【スピッツ・その4】スピッツのおすすめをさらに10曲紹介する

    3年前、スピッツの曲を3回にわたり30曲ほど紹介した。 その後2019年にスピッツのサブスク配信がスタートしたため、お気に入りの曲でのプレイリスト作成がより容易になったことから、 気づけばスピッツのお気に入り50曲入りプレイリストが4つも完成してしまった。 50曲編成のスピッツのプレイリスト(全て違う曲)が4つもできてしまいました。 pic.twitter.com/lHvUBAFQ3o — すん☂️ (@s_ahhyo) August 21, 2020 もうなんか、スピッツの好きな曲全曲紹介してもいいんじゃない?という気持ちにすらなってきた。 当時最新アルバムは『醒めない』とかシングルコレクシ…

  • 『白雪姫』が描く生きた感情表現。悪に打ち勝つのは、愛と人間らしさ。

    1937年、すべての始まりとも言える世界初の長編カラーアニメーション映画が誕生する。 ウォルト・ディズニー制作『白雪姫』(原題:Snow White and the Seven Dwarfs)である。 目次 目次 すべての長編アニメーション映画の元祖 果たしてテーマは「真実の愛」だろうか 「動く感情」の7人の小びと 度が過ぎた恐怖演出 「怒り」すら味方につける優しさ 「嫉妬」に狂わされる女王 悪に打ち勝つのは おすすめ記事 すべての長編アニメーション映画の元祖 『白雪姫』は世界中の様々なアニメーションの元祖である。 それまでもディズニーのアニメーションは高い評価を受けてきたが、本作は世界初の長…

  • 【MCUに出てくる楽曲まとめ その5】アイアンマン/スパイダーマン:ホームカミング

    鬼クソひさしぶりですが、地味にアクセスのあるMCUで流れる既存曲紹介シリーズです。 なんでこの2作やねん、というと とりあえずDisney+にないやつからやっていこうかなと思ったというだけです。 目次 目次 アイアンマン Back In Black / AC/DC Damn Kid / DJ boborobo Iron Man(Theme from the animated series) / John O'Brien and Rick Boston Institutionalaized / Suicidal Tendencies Slept On Tony With Dirt(Explici…

  • ピクサーの監督を語る その3:ブラッド・バード

    主要な人材の紹介が終わりつつある。 長らくお待たせしてしました。 というわけでこのブログではジョン・ラセター以上に語る機会の多い、ブラッド・バード監督を今回は紹介します。 紹介するっていっても、もっと詳しい人はいくらでもいるのだろうけど。 映画好きにとっては「ピクサーの人」っていう印象はそんなにないんじゃないかな。 この人は本当に書いてて楽しかった。 書くにあたって『ミッション:インポッシブル』を4作目まで見たりもしたんだけど、それがめちゃくちゃ面白かったのもよかった。 その1、その2はこちらからどうぞ。 www.sun-ahhyo.info www.sun-ahhyo.info 目次 目次 …

  • 『ノマドランド』居場所を見つけるためには、居場所を捨てなければいけない。

    ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞、 そしてアカデミー賞作品賞最有力候補である、 サーチライト・ピクチャーズ制作『ノマドランド』を観た。 21世紀FOXがディズニーに買収され、20世紀スタジオ、サーチライト・ピクチャーズがディズニーのものとなって早1年。 これまで社会にあらゆる角度から良作を提供して来たこれらのスタジオがディズニーの「ファミリー志向」により牙を抜かれてしまうのではないかと不安視していたが、 昨年日本公開された『ジョジョ・ラビット』に続き、本作もまた、その点に関しては安堵をもたらしてくれる意義深い作品であった。 そして、『ノマドランド』のような作品テイストは、 これまでの20世紀スタ…

  • 【USJ】スーパーニンテンドーワールドのテクニカルリハーサルを楽しんできた その2

    本日3月18日、USJのスーパーニンテンドーワールドがグランドオープンということで、 前回記事を書いた後になりますが、 またテクニカルリハーサルで遊びにいってきたので その様子を再び紹介しようと思います。 結局テクニカルリハーサルには計3度、行けました。 で、前回前々回行けなかったキノピオカフェにもやっと入れたので、 今回紹介しますね。 前回の記事をまだ読んでいない方はチェックをどうぞー。 その1 www.sun-ahhyo.info 入場整理券 まずは入場整理券の取得方法から。 グランドオープン後は有料のエクスプレスパスが最強になるかと思いますが(特に混雑時)無料の整理券も若干数配布されるっ…

  • 『ラーヤと龍の王国』信じることは「理解すること」未来を見据えた現代の物語。

    ディズニー配給の劇場公開作品としてはピクサーの『2分の1の魔法』以来、 ウォルトディズニーアニメーションスタジオ作品としては一昨年の『アナと雪の女王2』以来となる新作映画『ラーヤと龍の王国』(原題:Raya and the Last Dragon)を観た。 本作は劇場公開とディズニープラス・プレミアアクセス(通常月額費+特別料金)で同時公開という形式で公開された。 劇場公開決定!と銘打ったものの、配信と同時公開というのが興収への不安材料となり、ディズニーのビッグタイトルでありながらも主に東宝系の大型映画館での公開がなかなか決まらないという出来事もあった。 (実写版『ムーラン』が散々劇場で宣伝さ…

  • 【USJ】スーパーニンテンドーワールドのテクニカルリハーサルを楽しんできた。

    1月末と2月中旬に2回、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの新エリア「スーパーニンテンドーワールド」のテクニカルリハーサルに行ってきました。 だいたいTDRだと「スニークプレビュー」とかUSJでもいままでは「ソフトオープン」とか呼ばれていた、グランドオープン前のテスト期間ですが、 コロナ禍の緊急事態宣言によるグランドオープン日が未定になったことからニンテンドーエリアは「テクニカルリハーサル」という名目でオープンしているみたいです。 土日はそうでもないみたいですが、僕が遊びに行った2日は平日だったのでエリアのクローズ時間が早かったり、日によって整理券不要だったり整理券対応だったりと、人の多さによっ…

  • 『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』この世に生きる、すべてのチャーリー・ブラウンたちへ。

    世間は映画に「ヒーロー的なもの」を求めすぎなのかもしれない。 映画がどれだけ魅力的かを測るときに、 「主人公は物語の中で何を成し遂げたか」という要素が基準になってしまうときがある。 そういうときに、この映画みたいに主人公が「具体的に何か」を成し遂げていない映画は「つまらなかった」と評されてしまうかもしれない。 だから、こういう映画を見ると、 「ヒーローらしさとは何か」「主人公らしさとは何か」という基準や、 自分が考えている価値観が改めてリセットされるように感じる。 本日語るのはBlue Sky Studio制作、20世紀FOX配給『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』…

  • 2020年11月〜12月に観た映画まとめ

    一体誰が求めているのかは知らないよ。 それでも書くよ、自分のためだよ。 www.sun-ahhyo.info 目次 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 ノベライズ (ジャンプジェイブックスDIGITAL) 作者:吾峠呼世晴,矢島綾,ufotable 発売日: 2020/10/17 メディア: Kindle版 昨年3月からの緊急事態宣言中にアマプラでアニメ1期を(ナナメ観で)完走しまして、 まぁその時はあんまりハマらなかったんですけど、 劇場版の評価が映画界隈からもすこぶる良く、 職場の友人が観にいくというので、一緒に付いていって見ることにしたんです。 結果、めちゃくちゃ…

  • 『スターガール』が描く「ありのまま」が本当に行き着く先。

    遅ればせながら、ディズニー+オリジナルムービーの『スターガール』を観た。 米国のオーディションテレビ番組『アメリカズ・ゴット・タレント』で優勝した少女、グレース・ヴァンダーウォールが主演で、米国でヒットした同名の児童向け青春小説を映画化した作品である。 正直ディズニー+オリジナル作品は全く食指が動かず、『マンダロリアン』くらいしか観ていない。 実写版『わんわん物語』やケネス・ブラナーが監督した『アルテミスと妖精の身代金』すらまだ観てない怠惰っぷりである。ディズニー映画ファン失格だと自分でも思っている。 そんな中、2020年のディズニー作品がほとんど劇場公開がなかったのに年末になって焦り始めた私…

  • ピクサーの監督を語る その2:アンドリュー・スタントン

    というわけで、第2弾である。 アンドリュー・スタントンはディズニー界隈で有名というより、映画ファン・ドラマファンに有名な印象。 順当に行けば2番目はピート・ドクターだろって感じだが、彼はトリにとっておきたいな・・・という理由で、2番目はスタントン。 その1「ジョン・ラセター編」はこちら。 www.sun-ahhyo.info 目次 目次 ピクサー作品とその監督一覧 ピクサーの屋台骨的存在 ストーリーテリングの神様 『WALL.E』のもつ皮肉 観る人をぶっ刺す悲痛な叫び 『ズートピア』に投げた神の一声 『ジョン・カーター』の失敗 アンドリュー・スタントンはスター・ウォーズを撮れ おすすめ記事 ピ…

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