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Wein, Weib und Gesang https://blog.goo.ne.jp/pfaelzerwein

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター

Wein, Weib und Gesang
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2015/11/02

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  • 索引2025年5月

    ごっくん無しで往復2025-05-31   試飲百景見逃す出合いの機会2025-05-30 文化一般酸いも甘いもの春2025-05-29 料理消化試合前の最終戦2025-05-28 文化一般ライン河下流の風景2025-05-27 アウトドーア・環境弁証法的音楽表現の振幅2025-05-26   音支援企業での演奏会2025-05-25 雑感慈しむの美への弁証法2025-05-24 文化一般ドーム横フィルハーモニー2025-05-23 雑感怒り狂うまでもない駐車料2025-05-21 雑感ボンの近くまで引き返す2025-05-20 文化一般オランダからの風味2025-05-19 料理五種類の食事を準備する2025-05-16 生活木曜日ライヴの音素材2025-05-15 音週末旅行前の確認事項2025-05...索引2025年5月

  • ごっくん無しで往復

    ナーヘから無事帰宅した。新しい車で初めての試飲会行だった。色々と考えていたが、なによりも自動運転の効用が大きかった。もし酒気帯びで何かが起きるとしたらマニュアルに転換するときの判断ミスだろう。出来る限り運転させて、その動きを監視することに集中すると、どんどんと醒めて来る。抑々一口もごっくんしていないので、摂取したアルコール量は下限で、恐らく呼吸検査に出ない程度だと思う。ビール500ミリの方が酔い心地がある。そういえばそれぐらいは復活祭でも飲んでいた。然し試飲会の怖さは幾らでも摂取しようと思えば限がないことで、自制の難しさに尽きる。この調子ならば二三時間中に走りに行ける。問題は明日も南ワイン街道で試飲会があるので、酔い疲れのようなものを残さずに翌朝起きることである。実は金曜日早朝は眼の調子など神経系統に来て...ごっくん無しで往復

  • 見逃す出合いの機会

    日曜日の準備もしている。バーデンバーデンで亡くなった作曲家ブーレーズの100年記念の催し物の一つである。その作品から「レポン」という曲が演奏される。電気拡声器を使ったイントロダクションのコーダの付いた八部構成のライヴエレクトロニクス作品であるが、この作曲家の特徴となったワーキングインプログレス作品のようで、指揮者自身が初演したドナウエッシンゲン音楽祭では20分ほどの曲となっている。最終版は倍あるが、まだ詳しくは調べていない。どうもい作曲家の指揮でザルツブルク音楽祭で体験している様だ。そのプログラムがある筈なのだが見つからない。その後東京でフェスティヴァルをやるように偵察の梶本事務所の重役が来ていた。その代わりレポンのスコア付きの動画と2015年のパリでの同じ楽団アンサムブルアンテムコムテムプランをピンチァ...見逃す出合いの機会

  • 酸いも甘いもの春

    金曜日は試飲会である。三日間続けて各方面に往復するので、燃料を25リットル入れておいた。全部で400km以上は走るので足りないのだが、先ずは蓄電量を増やして、様子を見る。車の中で休む為には電気は欠かせない。初日に遠くまで行って、翌日は近場で、酔い疲れなどでふらふらしないようにする。日曜日はバーデンバーデンである。酒気帯びよりも毎年の様に疲れが溜まってくるのが試飲会である。アルコールは抜けていても神経が散漫なことはあるので、それが問題なのだ。試飲する2024年のワインの出来の報告をそれらの資料から先に読んで準備をしておく。2025年の今年はとても寒い。冬は寒くなかったのだが6月まで涼しい春は今年初めての経験で、やはり中欧は北国だと初めて思った。日本よりも永くワイン街道に住んでいるのでその感覚は間違いない筈だ...酸いも甘いもの春

  • 消化試合前の最終戦

    シュヴェビッシェハーレは観光地としても有名である。然し出かけたことはない。バーデンヴュルテムベルク側のロマンティック街道としてもよいようなところだろう。そこへと同じアウトバーンの降り口から南北反対に同じような距離にあるのが今回出かけたヴュルト社の本社だった。そこの美術館の横にオーナーの奥さんの名前を付けた音楽会場がカルメンフォールムである。そこでは気が付かなかったのだが司会進行と挨拶をしていたのが彼女だと思う。そこで若干ぶしつけな話しとなっていて、旦那もTVなどに出るのは好きなようだが、なんとなく昔の大阪丸ビルオーナーのドケチの吉本を思い起こさせる。会場は550人弱の小規模な中ホールなので、指揮者が誰でも初のベルリナーフィルハーモニカー公演は行きたいと思った。幸い予定通りのペトレンコ指揮で、A席130ユー...消化試合前の最終戦

  • ライン河下流の風景

    週明けは忙しかった。そして一回開けて走っただけで疲れた。週末は二回のワイン試飲会とブーレーズフェストだ。ブーレーズのお勉強はどうしようかと考える。曲自体はレポンであるから、楽譜はなさそうで、演奏のヴィデオや資料を研究するぐらいか。問題はワイン試飲会で、南ワイン街道はアルコール帯びを制御可能だが、もう一件は若干異なる要素がある。正午には到着して、いざとなったら一眠りするぐらいの方がいいのか。幾ら口から吐き出しても、アルコール帯び運転は避けられない。あとは暖かいお茶以外の飲み物をポットに一杯詰めていくことか。アムステルダム旅行はそれなりに楽しめた。やはり低地の水路の間にあるような土地柄と風光にはフランスのような豊かさはないのだが、風情はあった。フェルメールにしてもその他の画家にしても題材が豊富で、其の儘が絵に...ライン河下流の風景

  • 弁証法的音楽表現の振幅

    (承前)ケルンでのマーラー九番、なによりも会場の音響が大きかった。舞台での楽器のウォーミングアップでそれは分かった。形状通りに扇形の背後の壁が下手奥のコントラバスを跳ね返す。それに影響を受けるかのようにオーボエなどが輪郭が呆けて仕舞う。反面その間に座る上段のホルンはよく通った。舞台上でも癖があるのだろう。前者の点は本拠地のベルリンよりも長所であるが、後者の発散と暈けは短所でしかない。概ね倍音成分は伸びるようで、ドーム構造が活きて、その容積も十分あるから飽和しないのだろう。弦はそれで倍音成分が綺麗に広がるが、伸びて滲むようなことはなく短い。この辺りの残響特性は絶妙だと感じられた。この会場の最大の利点かもしれない。同じように扇型であり、カラヤンが大阪の旧フェスティヴァルホールをイメージしたというザルツブルク大...弁証法的音楽表現の振幅

  • 支援企業での演奏会

    指揮者ペトレンコが楽員に向かってお辞儀をしていた。そういえばこれで来シーズンまでは振らない、もしかするとベルリンをも離れるのかもしれない。支配人ツェッチマンの話しは出ていたが、見かけたのはアムステルダムで隣に座っていたチェロのマイニンガーだけだった。聴いているときにこちらの顔を見られて熱心な人と思われただろう。メディア担当だったからメールを貰ったかもしれない。結局選ぶ席で廻りに玄人が沢山いた。もう一人日本かららしい人と言葉を交わさなかったのだが、後で考えると贔屓の楽員さんのお父さんだったかと思った。気が付いていたら話しかけていたが後の祭りだった。次を顔を見たら分かるだろう。着いた席で写真を思い出してなんとなく分かったのだ。走行距離290kmで現地で若干道に迷ったがまずまずだ。但しスポーツモードで走行したの...支援企業での演奏会

  • 慈しむの美への弁証法

    (承前)先週木曜日ベルリンからの中継、お話しの部分を初めてゆっくり聴いた。生では持って行く食事の準備に追われていたからだ。なによりも興味深かったのは中継以後のベルリンでのマーラー九番演奏史の話しとペトレンコの解説部分である。オンデマンドでDLした。ペトレンコ指揮が14人目のフィルハーモニカーで振る指揮者ということだ。初演その後のことから長く取り上げられなかったのは、ナチ政府による演奏禁止もあるだろうが、1960年代のルネッサンスまでは同時代の音楽としても十分な評価を得ずに音楽として古びて仕舞っていたということらしい。そこで1964年の初録音へと続く指揮者バルビローリでの成功まで待たなければいけなかったとなる。人気指揮者のということでそのメロディアスな音楽がウケたのはよく分かる。1972年にジュリーニ、そし...慈しむの美への弁証法

  • ドーム横フィルハーモニー

    ケルン往復をした。出発は12時30分頃で、休みながら16時10分過ぎにフィルハーモニー地下に入庫、22時20分までに出庫に2,5ユーロ支払った。今迄で最も安い割引だ。ホールの駐車場のようで、入り口からしてシカネーンになっていて恐ろしい。幸いぶつけることはなかったが、出庫のことが気になるほど難しく、実際に出口で前後させて時間が掛かった。今迄で最も難しい車庫入れ出しの一つだ。それにしても駅前のドーム広場に繋がるライン河沿いのロケーションなので、そこに停めるとバッチリ市内観光が可能だ。6時間制限を使わない訳にはいかない。予定はなかったのだが、ドームとの位置関係や河畔のレストランなどをざっと見て、問題となっている河畔の喧騒とホールの関係なども見たかった。それ以上に驚いたのは西部ドイツ放送局が駅前にあることで、まさ...ドーム横フィルハーモニー

  • 怒り狂うまでもない駐車料

    (承前)アムステルダムの土曜日の演奏会の中継録画がオンデマンドとなった。早速プロトンというVPNを挟んでDLした。流石に公共放送のサイトなので其の儘は落とせないようになっているが、用は果たした。残念乍ら映像だけでなく音声もあまり使いものにならなかったのに気が付いた。肝心の一楽章のWutの怒り狂ってが真面に聴きとれない。直ぐに気が付いたのは未だ土曜日に聴いたところだったからだ。そこで留守中に宿で仕掛けておいた録音を初めて再生した。核心的な部分であった。その他の楽章で終楽章はマイクを通して聴くと明らかに跳ね返りの多い舞台上の音響ゆえか弦楽があまりにも分厚くなっている。サウンドチェックしてもやはりアウェーで本拠地で演奏するような特徴は一朝一夜では直せない。ケルンでどれほど合わせてくるのか?ケルンもベルリンに比較...怒り狂うまでもない駐車料

  • ボンの近くまで引き返す

    (承前)昨晩帰宅したところだ。明後日には然し同じ経路を少なくとアール川のボンへ向かうところまで走って、そこからケルン方向へ方向を変えて往復する。片道246kmで3時間弱になっている。これを逆算すると20時始まりなので、15時前に出かけても渋滞で間に合わないかもしれない。ブランチ後にゆっくりと出れるように準備万端整えておく。明日火曜日までには安ければ満タンにしておくと、週末に更に補給すればよい。終演はどうして拍手喝采が長く、21時30分過ぎにしか出庫は不可能だ。すると帰宅は早くても午前様で、クリティカルな25時前を目指す。結構その区間は坂とカーヴもあるが自動運転が眠気に繋がらない。理由はいちいち道を凝視しないでも優れたライトやら前車追従機能で走れるからだろう。但し今回は日没後の走行になるので、眠気覚ましの準...ボンの近くまで引き返す

  • オランダからの風味

    日曜日の22時前に帰宅。充電池は2%とか、走行距離0Kmとかになっていた。結局頑張ってドイツ国内に入って街道のTotalスタンドで169セントの安い燃料を25L補給。残り370km程をそれで帰還。充電残量も最後で使い果たした。燃費その他は改めて纏める。美術館は14時からの券を完全に使い切った。入り口も2分待たずに入れた。中もそれ程混んでおらず、普通に鑑賞可能だった。三層はざっと通った。マーラー交響曲七番との関連の「夜警」は修復中だった。大きさからすると若しかしたら今迄も観ていなかったかもしれない。記憶が曖昧である。然しそれ以外の若書きやその周辺の絵画は全く見慣れないものも多かった。これも幾らかは記録しておかないと忘れる。アムステルダムのマーラー関連展示も悪くなかった。少なくともコンセルトヘボーでは展示とし...オランダからの風味

  • 五種類の食事を準備する

    燃料を満タンにした。スーパーE5を40リットル入れて69ユーロなので、期待したように原油から安くなっていない。それでも充電100%で最低800kmは走れる。アパートメント経由で、美術館の駐車場まで片道526km、往復で1100kmぐらいだろう。国境からワイン街道まで300km程なので丁度800km程になる。やはり100%充電で国境を超えるかどうかになる。上手に使って走行距離を伸ばしたい。往路で時間があれば国境前で満タンにすれば帰宅可能か。これで出発時刻8時に完全充電して直ぐに出かけられるように準備しておく。電動で国道に入る前にハイブリッドでエンジンを始動させてアウトバーンに入る。渋滞の時にハイブリッドにすれば、燃費も落とさない。アパートに駐車して80%ぐらいの蓄電残量が狙いである。ピクニックは、パンが余っ...五種類の食事を準備する

  • 木曜日ライヴの音素材

    ミニノートブックも数時間点けておいても電池がもちそうである。車から電源を取らないでも使える。サムソナイトのソフトカヴァーに入れているので、動かしても車に傷をつけないだろう。木曜日のベルリンからの生中継を録音して、そこにもストレージしておく。先ずは、車用のストレージを完成させてしまう。内容は、楽譜とブレゲンツの録音、1938年のヴィーンでのヴァルター指揮のSP録音の二種類の編集ファイル。木曜日の分はスマートフォンに入れるか、グーグルドライヴにあげておく。復路の為に来週の週末演奏会のお勉強に同じヴァルター指揮ヴィーナーフィルハーモニカー1936年演奏の田園交響曲をストレージする。田園交響曲と言えば最後に聴いたのがベーム指揮ヴィーナーフィルハーモニカー演奏で、録音もステレオ録音のそれに馴染みがあって、同じく定番...木曜日ライヴの音素材

  • 週末旅行前の確認事項

    アムステルダムへの旅行の準備はほぼ出来た。あとは現金を50ユーロ程下しておくのと、出来るだけ安い燃料を満タンにして、充電を出発直前に100%まで上げるようにする。更にトランクルームに掃除機をかけて、旅行毎の汚れ方を見る。食料はジャガイモサラダとアスパラガスサラダを木曜日に仕上げて密閉容器で冷蔵庫に入れる。フランケンのブラウジルファーナ―を冷しておく。土曜日の生中継のラディオ録音は今迄の試験からするとなんとかなりそうだ。生中継映像の方は生再放送が日曜日15時55分からあるようなので、地域ブロックを避けるためにオランダ国内で再生しようかと思う。ネット環境は車載のヴォーダフォンで問題なく中継されるかどうかは分らない。往路で試す。最短経路からするとフェンロという街が国境になる。放送が終わるのが17時30分なので、...週末旅行前の確認事項

  • シュパーゲルサラタ準備

    金曜日にいつもの様に走りに車を出そうとした。すると我が郵便桶に何かを入れる女性二人組がいた。見覚えもなく、役所の人でもない感じだったので、車の窓を開けた。すると愛想の良さそうな30代の女性が、旦那が日本に行ったので一度会いたいとかいうことだった。なぜ日本人と分かったのかと尋ねると、名前からだという。いつ日本に行ったのかと尋ねて、こちらは長く日本に行っていないから日本は知らないけどと付け加えた。週末に独日協会のヴァンデルングがあるから情報流すよと話しておいた。そのこともあって戻って来て、早めに封書を開封すると日本語だった。読むまでもなく、例の勧誘だと分かった。感じ良い女性だったので騙されていたが、まあそういう人たちが独日協会に来ても救われないのだろう。こちらの反応の様に救われなければいけないのは彼女たちなの...シュパーゲルサラタ準備

  • 変容するパラダイム

    九番三楽章はやはり難物だ。演奏者だけでなくて、聴者も楽譜を描けないといけないような、読み込めてないと追いつけないようなところがある。当然のことながら今回はベルリナーフィルハーモニカーを指揮するので、技術的にも遥かに整理整頓され明確化されるのは確実だ。それでもフーガとなるとそれはそれはそれなりに耳が追えないと厳しい。それだけに今回の演奏がいつもの様に歴史上初めての真面な演奏となりそうである。それを2021年10月2日の中継録音や記録記憶から再確認した。あのテムピで正確に表情をつけるのは普通の管弦楽団では不可能で、音色だけでは済まない。そうした難曲をベルリンの本拠地での二回の予行演習だけで、アムステルダムでの本番で問う。ある意味、9月での演奏に残されるところもあるのだろうが、今回は歴史的に残るものである。交響...変容するパラダイム

  • マーラー九番の真髄

    マーラー交響曲九番のお勉強とその準備を始めた。素材として、楽譜は手元にあるウニファーサル出版版で、無料DLサイトのものとかわらないようだ。然し古い版というのもあってそれも落としておく。車でも拡大して見れるからだ。その他音源では、なによりも2021年10月2日のブレゲンツでのペトレンンコ指揮の中継録音である。当日そこにいると普通はあらが目立ち始めるが、再度聴き始めると素晴らしい。思っていたよりも指揮者がやりたいことが分かる。つまり来週木曜日の生中継での予想がつきやすい。それは翌日が早いので、その場で録音したものを持参できるように直ぐに準備しなければいけない。そして今回は通常は三回定期演奏会で披露して、最終日に生中継されるものが二回に留まっている。三回目はアムステルダムの本番である。ベルリンではいつ三回目を指...マーラー九番の真髄

  • 狙う季節もののニシン

    午前中は摂氏一桁へと放射冷となっている。運動するにはよいのだが、あとが疲れて、逆に寝つきも悪くなった。やはり洗車で疲れた様だ。特に力をかけた訳ではないのだが、なんとなく全身が重い。ビール一缶で寝つきが悪くなる筈もないのだが、何かが違った。よく分からないが、気温が下がるとエネルギーが喰われて腹が減る。四旬節間の節食の影響が続いている感じで、特に歯の調子が悪かったので、自らの意志よりも節食になっていた。胃袋は幾らでも入るのだが、習慣づくとそれ程食さないでも我慢できる。甘いものあないと倒れそうになることもある。それでも痩せる訳ではないが、既にベスト体重にあって、少し量を食すると増える。問題は持続力がなく、直ぐに空腹感を覚えることで、筋力が落ちるなどと同じでスタミナが足りなくなるというのに近い。これを早急に戻した...狙う季節もののニシン

  • 計画された第九の神殿

    (承前)第九交響曲の合唱付きの理解が難しい。それはやはりそのテキストの音化にもあるだろう。それがノイドイツェシューレとされて、それ以前の楽聖の交響楽団の純音楽的な古典的な形式感や内容に対して、より広範な教養的な意思をそこに表現するのが芸術の使命とされたような創作意思を尊ぶ思潮でもあった。評論としてはロベルト•シューマン、作曲としてこの第九が挙げられる。楽聖のその教養やその学識などは議論されることが多いようであるが、音楽家としてヘーゲル風の弁証法的な論理が同時代人の芸術として徹底している事には間違いない。実際にそのような創作活動の中で、より自らの経験も以っての「ミネルヴァの梟は黄昏に飛び立つ」という言葉の声明がそこに込められる。それがペトレンコが基準にしている初代ビュローによって厭わしく思われた芸術的な立場...計画された第九の神殿

  • 拭った高圧洗浄のあと

    走る前に運動着で洗車に出かけた。前回出かけたところで、一ユーロづつコインを買わなければいけない。現金払いなのでコインがなければはじまらない。小銭を作るのにスーパーで3ユーロ近い子供のチョコレート菓子を購入した。前回は3ユーロしかなかったので、反対側のホイールボックスの泥が綺麗にならなかった。満遍なくやるつもりで今回は4ユーロある。実際にやる前に落としどころをよく観察しておいた。そして1コイン毎にも確認した。勿論、汚れに近づいて直接攻撃すれば塗装が傷む。高圧洗浄の機械には10㎝開けろと書いてあるが、30㎝見当でやっている。そこはウォッシュストリートもあって、待つ車が並んでいたが、こちらの目的は高圧水洗とあとは購入しておいたアマゾンの洗車手袋で拭うだけである。洗車機での事故や傷を避けることもあるが、先ずは汚れ...拭った高圧洗浄のあと

  • 来シーズンの全貌をみる

    ベルリナーフィルハーモニカーの来シーズンプログラムが出た。漏れ聞こえたものや他のツアープログラムなどからそれ以上に知りえたのは、一月末の定期公演でのブラームス協奏曲とスクリャビン交響曲3番である。この交響曲はヴィーンでコロナ期間に指揮して中継された。ブラームスの方は、ドッペル協奏曲は既にミュンヘンで演奏して米国ツアーにもしていたが、ヴァイオリニストの選定だけだった。クロムベルクで教えることになったジャニー・ヤンセンが弾くと同時に年間を通してのレジデンスソリストに選ばれている。昨秋にクロムベルクでの「四季」の演奏を聴いたが、来月も出かけるようにティケットを持っている。その他では、ヴァルトビューネでレスピーギを指揮することぐらいで、ヴィーンで指揮する予定で準備していたものだった。これらが次のシーズンの合衆国旅...来シーズンの全貌をみる

  • 貧すれば鈍する連中

    貧すれば鈍するである。ベルリンの文化相が辞表を提出したようだ。文化予算削減の圧力で、この元ドイツェグラモフォンのプロデューサーが音楽関係者らにルサンチマンな感情を持つのは分りやすい。世界中にこうした単純な政治家が増えていて、記事でも書かれるように自らのキャリアの為にありとあらゆるエゴで成果を出そうとするので、抑々そこに議論もなにも存在しない。要するに最初から社会のリーダーの体を為していない連中の一人である。抑々メディアの世界が20世紀における特にポップスに限らずカラヤン時代の大きな産業として発展したために、その大衆化と商業化と平行していた。そういう所での事業の方法として、契約を結ぶタレントを徹底的に道具化する必要があった。抑々音楽家などが芸術的であればあるほどそうした産業とは馴染まないことを指揮者カラヤン...貧すれば鈍する連中

  • 楽日の緞帳の前で

    (承前)千秋楽の雰囲気は前回とはまた少し異なった。入場者数は少なかったが、相変わらずレクチャーには少なくない人が詰めかけていた。但し三回目に聴いてメモするような新たな話しはなかった。客層は隣に座った親子連れの様にインサイダーの比率も少なくなった。最初はあまりにも小さな子供で、年齢制限がどうかなと思ったがその声などを聴くと予備の子役だと直ぐに分かった。やはり歯切れが違う。更に結構強めな咳をしたり、隣の父親風と話しをしたリフランス語の台詞が始まると復唱していたりした。公演後にお父さんらしきが良かったろうと声をかけて来る前から、舞台の子役にヨハーンと呼び掛けているので、父親で隣に兄弟だと分かった。そして子役の声が声変わり風になっていたので、今回はお兄さんだったということを確かめた。前回は初日と同じ弟のヴィクトー...楽日の緞帳の前で

  • 30年ぶりのアムステルダム

    アムステルダム行を若干考える。天候がまだ分からないが、なんとなくで考えておく。今まで来ていたシャツも思っていたほど汚れてはおらず場合によれば旅行時にはまだ使える。然しそこまで使うと普段着へと落ちてしまう可能性が強い。元々はアムステルダムに三泊する旅程だったが、マーラーフェスト最終日に残る必要がないことが早めに分かり、同時に月曜日午前中には自宅にいる必要もあって、一泊分の100ユーロ分を節約した。チェックイン可能時刻が14時と早いので、頑張って500kmを休憩入れて6時間少しで駆け抜けたい。8時過ぎに出ればなんとか15時迄には入れるか。渋滞がなければ蓄電池一瞬100%充電で出発すればアムステルダム市内往復を電気走行可能な筈である。給油は一度どこかで安いどころで少しだけすれば足りる。それでも土曜日の演奏会の前...30年ぶりのアムステルダム

  • 一寸自慢の楽譜用モニター

    フランクフルト往復、22時20分過ぎに戻って来た。16時過ぎに出発して、全ての用が足せた。想定以上の収穫があった。なによりも千秋楽の内容であるが、楽譜で再確認すべきことも見つかった。大成功であった。往路は今の車になって初めて最短距離でライン河向こうまで走ってヘッセン州に入れた。長く工事中だった経路が開放されたからで、劇場の地下ガレージ迄104kmはバーデンバーデンに迫る。アルテオパーへは歩けるぐらいなのだが、経路が変わる。最近は苦手にしていた経路なのだが車のナヴィに従う。渋滞もなかったので、早く着き過ぎる為に往路の二カ所で停車したが、それでも車庫入れは18時5分前ほどになった。最上階は満車で、一挙に地下三階まで下りて駐車した。宿泊するときのいい場所を探す為だったが、一長一短であった。朝7時過ぎまで夜間料金...一寸自慢の楽譜用モニター

  • 最後にもう一度

    幾らかは調べた。然しまだ全然足りない。これだけ凝縮している素材でありながら、何故か情報がエントロピーの法則で広がっている。楽器編成も実際そのようになっている。それでも音楽的な書法がそれへの必然性があることを分析しないと語れない。一つ気が付いたことは楽譜を拡大して見ることで、フランス語のテキストを確り読めた。そのイントネーションのつけ方が、三部になって3‐5連符のリズムのイデー化など興味深いところに進んでいる。指揮者エンゲルが窺っていたのはそうした理論化のイデーだったのだが、どうもそれが指示動機の扱い方だけでなく、そこに何かあると気が付いた。既に亡くなって仕舞っているのでエンゲルも本人に確認できないが、創作家からすれば、私にでも気が付くようなことは能力のある指揮者ならば必ず留意するようになることを想定して最...最後にもう一度

  • 気温摂氏30度までの拡張

    五月に向けて洗車は出来なかった。時間が無かった。虫がついたが、もう一度フランクフルト往復するので、そのあとまで待とう。燃料も15リットル追加で44%。走りに行く森へは電動にして、残量4%まで使い切った。これで80%迄充電しておくと、350km以上走れる。まだ楽譜に目を通せていない。楽日への最後のチャンスである。我武者羅に見ても得ることがないので、先ずは外堀を埋めておく。先週末のフランクフルトでの新制作「ランヴィシブル」の6回目公演そしてその後の交流会を受けて、改めて調べておくことを纏める。三全音の扱いと、ペンタゴンに一つ増やした形での6音階、それが音列のようになるのではなく、細胞として上下に重ねられる書法。そこでクラスターの扱いにも留意しておけばなんとかなるのか。指揮者エンゲルが質問していた様に、死のアコ...気温摂氏30度までの拡張

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