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Wein, Weib und Gesang https://blog.goo.ne.jp/pfaelzerwein

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター

Wein, Weib und Gesang
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2015/11/02

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  • バックステージは如何に

    35リットルを入れた。理由は給油する為に20分以上待ったからだ。154,9ユーロの心算で出かけたら制限時間の10分?を超えていて、157,9ユーロに値上がりしていた。それでは出てきた意味がない、18時前にまた下がる可能性があったから待った。待たないで他所に行くには残量に不安があった。最近は予備の4リットルが表示に表れにくくなっている。浮きの問題かもしれない。幸い予想通り下がったので多めに入れた。また週明けには入れなければいけないのだが、これで幾らかは足しになる。日曜日の夕刻であり、何時もよりも30分近く早くフランクフルトに着いた。街中の渋滞が殆どないので、アウトバーンも外側車線をゆっくり走れるために燃費もとても良かった。それでも復路は流石に230km超えは出せなくなってきたがそこまで飛ばしたので1時間2分...バックステージは如何に

  • 手元にあれば落ち着く

    乾いたボンドを発注した。手元にこれぐらい強力なものがないと落ち着かない。なにが何処で壊れるか分からないからだ。なんでも強力に接着する。瞬間接着剤はあっても強い荷重が掛けられるゴリゴリしたところには無理だ。序の蝋燭は前回が19CMの長いもので燃焼65時間だったが、0.8CM半径の小さな15CMの方が使い良さそうなので、その四本組42時間の四回分を13ユーロで発注した。前回は複数本要らないので試に8ユーロ台のを購入したが、今回の方が良さそうだ。秋の夜長で使うことも増えると思う。さてそこにラッカーを加えても送料無料にならないのでちょこちょこ見ていたら、今迄二枚購入したバスタオルが安売りで出ていた。今迄は一枚15ユーロ支払っていたので安くはない。2019年、2021年12月に購入している。五年近く使うと流石に起毛...手元にあれば落ち着く

  • 最大級評価の楽屋落ち

    (承前)演奏会特に独奏会で学ぶことも多い。なによりもその演奏家の歌い口はこれはどんなに同じ教育を受けてもやはり異なり個性となる。それが正しいとか誤っているとかの問題とは別にまさしくそのタレントの音楽性となる。同じテムポ指定がメトロノームで守られていても、そのリズムも異なり、音楽的な音の運びが異なる。器楽演奏家の場合は技術以前に声楽ほどではなくても肉体感もそこにあるかもしれない。演奏会の後半の初めに若書きのドビュシーのサクソフォーンの為の曲のイングリッシュホルンの為の編曲が演奏された。前半のサンサーンスの曲などで期待された、より大きな楽器を使ってのより大きな音も期待されたがそうはならなかった。一つにはオーボエでも決して胴音とはならないような発声があり、楽器を持ち換えてもやはりすんなりとした発声をしていた。ソ...最大級評価の楽屋落ち

  • 内容的にもぎっしり

    コーヒーが切れそうだ。プロドーモの安売りは来週になりそうなので、あと二回分をどうしようか、そしてミュンヘン本店で購入したガテマラ産を何時開けるか。もう少し寒くなってからの方が濃い目のコーヒーは美味いかもしれないからだ。毎日コーヒーを淹れるので切れる時は濃い紅茶で誤魔化す。新しいコーヒーは一度開けると酸化が進むので、三週間以内に飲むのが推奨されている。そういう中で二三日でも外泊するとなると、やはり開け時を考えることになる。週末への天候は若干好転するようだ。それでも日照時間は4時間から7時間なので、先週寝具を洗濯しておいてよかった。ミラノも最高気温20度ほどで凌ぎやすい気候になる予報。夏のシャツも回収してきたので、ここは上手にミラノ迄の衣裳を調整したい。そう言えば週末のプログラムのお勉強、そしてクロンベルクで...内容的にもぎっしり

  • 一流ソロ演奏家の実力

    ハイデルベルクではオーボエを聴いた。当代超一流の奏者フランソワ・ルル―のリサイタルであった。そこでも話されていたが、あの規模での開催はそれほど多くはないソロリサイタルで、全曲ピアノ伴奏で為された。嘗ての名人や特に新しい音楽を得意とする奏者ではピアノ無しでの曲を混ぜたりするのだが、それはなく一曲だけはイングリッシュホルンに持ち替えサクソフォーンの曲を吹いた。恐らく新たにリリースされたCDのプログラムを重視したのだろう。然し業者が来たり自身が直売りをするようなこともなかった。ドイツにおけるメディア業界の状況を反映している。要するに中途半端に超一流なのだ。奥さんのヴァイオリニストのリサ・バティスシュヴィリの方がスターであるのも変わらない。アンサムブルとしてはフルートのパユなどと組んで演奏会もしている様である。さ...一流ソロ演奏家の実力

  • 途上にボックス入り

    残念、途中給油した。ハイデルベルク往復は現在は94kmある、ラインの橋の工事などがなければ90kmない筈だ。マンハイムで足りそうにないので5リットル入れた。実際はリザーヴで更に5リットルあるのだが、信頼できない。不幸中の幸いでマンハイムの価格が金曜日に入れたものより安かった。それにしてもヘッドランプが見え難く夜は怖い。早く世界最高ヘッドランプの新車に乗り換えたい。帰りの橋の2メートル程の狭いところを通るのが怖い。一度は夜行帰りの酒気帯びでサイドミラーを飛ばした。自動運転ではラインを守って制限速度30kmで走ってくれるのだろうか?車は大学中央図書館の下に停めたが、早めに停めて2時間48分で6ユーロはまずまずである。中も広めで停めやすく、自動駐車装置があれば綺麗に出し入れ可能だ。駐車場のどれ入り口から両講堂の...途上にボックス入り

  • 睡魔に襲われる月曜日

    曇天で気温が下がって睡魔に襲われた。疲れがどっと出る感じである。何時間寝ても足りないかもしれない。一っ走りして一杯引っ掛けると最早起きているのが難しくなる。何時もの様に週明け朝一番でメールが入っていて、片付け仕事となった。走って下りてくると上がる時に見かけた年寄夫婦がいた。林の道に入って行ったので栗拾いかと思って尋ねてみると、大きな白いキノコを見せてくれた。旦那は結構足が悪そうなのでそこまでしてと思っていた。こちらの様子も気にしていて、注意を受けないかもと警戒していたようだ。初めて見るボール型のキノコで、スライスしてカツにして食する様だった。僕は分からないからといったら、先日も料理番組で観てと話していた。確かに肉厚であれだけの大きさなら粉をつければ腹は膨れるだろう。まあ様子を見ると年金受給者であっても嫁さ...睡魔に襲われる月曜日

  • 大人なる誉れ高い交感

    やはり疲れた。以前からなのだが、試飲のあとは摂取アルコール量以上に疲れる。肝臓への負担が大きいのではないか。通常の悪酔いとか飲み過ぎとかとは異なる疲れがある。帰ってから一杯引っ掛けるのも量に影響している。半日アルコールに曝される。酔わないように努力しているのも何か負担になるような気がする。更にリースリングの場合は酸が口中を攻撃する問題もある。しかし最近はそれを感じることが無くなったのは、ワイン酸としてこなれた酸のリースリングが主になって、リンゴ酸が残るようなものは少なくなり、また試飲しない事にもあるかと思う。要するに安物のワインは試さない。文学者レッシングに「ワインへ」と題した素晴らしい言葉がある。「ワインよ、飲むとなれば、若い時には何ごとにおいても冒険心に誘い、為になるようにその価値が分かるようにしてく...大人なる誉れ高い交感

  • 背筋が伸びる気持ち

    最後の酒気帯び運転だった。これで廃車迄試飲会の予定はない。少なくともミラノ行き迄には、残り三回の遠出だけだ。路上記念撮影もなく、まずまずだった。往路は土曜昼の買い物客の渋滞に合いそうな最短距離経路の工事迂回路を避けて、遠回りでアウトバーンを走り続けた。距離は10km以上伸びたかもしれないが、燃費よくノンストップで走れた。復路はラインの渡しのフェリーに乗せて走った。若干酒気は感じたがこれまた問題はなかった。来年はどうしようかと考える。宿泊を入れる程でなくても仮眠がトランクルームに足を入れて可能ではないかなどを考えると思う。数時間仮眠するとなると天候とか気温が重要になるか。自動運転で過信をするとより危険運転になりかねないと思う。車の調子はいい。然し、落差を乗り越える時などの当たりがとても強くなっている。恐らく...背筋が伸びる気持ち

  • 熟成葡萄を試食

    秋になって時計を見ることが多くなった。やはり陽が短いと一日が短くなるのかもしれない。反対に秋の夜長というのもある。現時点ではまだまだ夜は短く感じる。中々片付かないことが多い。朝が起き辛くなっているので始動が遅くなっているからでもある。夜具を夏から秋にした事で、寝室の掃除となった。蜘蛛の巣の除去も叶い、これで窓拭きを挟んで、冬支度となる。週末に出かける燃料を5.99と高めに30リットル給油したので前々日比で1ユーロ20も高くついた。その前に100㏄のエンジンオイルを足しておいた。ギリギリよりも下限よりも多めに入れておくと、静粛性と走りが違うことに気が付いたからだ。そのまま前倒しで走り、下りてきて葡萄を摘まんだ。上部のワイン農家のリースリングは甘かったが、その下のグランクリュになると酸味が効いていた。然しさら...熟成葡萄を試食

  • ミラノ2016年初日シリーズ

    土曜日に試飲会がある。往復220kmぐらいなので25リットル入れておけば足りる。然し週始めにヘイデルベルクにも出かけるために、安ければ30リットル入れておいてもよい。復路は現金を準備しておいて渡しに乗って帰ってくるのもいいだろう。但し今回は早めに出かけて早めに帰宅したい。アルコールの問題もあるが、なによりも車輛の問題があるからだ。出来る限り面倒なことなしに往復したい。その後のハイデルベルク、フランクフルト、クロンベルクとミラノ行の前には面倒なことは極力避けたい。さて指揮者ペトレンコは、ルガーノ湖畔に居を構え月曜日にミラノから呟いている歌手のグロイスベックの挙動から、恐らくそこに入ったのだろう。オックス男爵役のバスバリトンはそこでミラノの2016年の初日シリーズのポスターを見せてくれている。メータ指揮で主要...ミラノ2016年初日シリーズ

  • 永く記憶に残る熱狂

    (承前)二回目の靴使用後に入浴。一寸疲れが出たかもしれない。何年かぶりに太ももにも筋肉痛があった。同じコースを走っていながらそれを感じるということは明らかに負荷が掛かっているところが違うということだ。それ以上に腹筋や腰の裏にも筋肉痛がある。恐らく運動の質が向上したのだろうと思う。ここ一二年下着が小さく感じるようになっていた。一時はウエストが小さくなったことからサイズをXXLからXLへと下げてLへと向かっていた。しかし今は再びXXLが必要になって来た。然しジーンズのサイズは下がる一方だ。要するに体形が変わってきている。腰の筋肉が張るようになったのは急坂を駆け上るのを週に三回、ほぼ毎週最低600m程即ち200階建てぐらいを往復しているので三年程で筋肉が付く。これは今後健康上も宝物になると信じている。まあ、少な...永く記憶に残る熱狂

  • トスカニーニの委嘱作

    生中継放送を聴いた。休憩を挟んで余白を充分にとった三時間余りの番組だった。前半のヒット曲のメドレーに近いようなものはビッグバンドファンでなければ興味が薄いものだった。但しフィルハーモニーにマイクロフォンを立てた手の込んだ録音でCD化されたら評価が高いものとなるだろう。それでも前半から後半を聴き続けるのは辛かった。放送局でも絶賛の第二部になってドイツェオパーの管弦楽団が出て来て、休憩時に楽員とアナウンスでティテュス・エンゲルの紹介があって、「インテリサイドからのアプロ―チであると同時にベースの奏者としてスイングできることが貴重」とされていた。それは最初の曲「ハーレム」で発揮される。アルテュール・トスカニーニがニューヨークの作品を求めていたことから組曲をエリントンが委嘱を受けての作品で、エリントン自身がジャズ...トスカニーニの委嘱作

  • デュークの律動的力強さ

    金曜日に数カ月ぶりに入浴した。垢を落として、ダージリンを飲んでから快眠した。次は何時になるだろうか?新しい靴で走った後での疲れも取れて、更に足の角質の整備できたか。車の窓拭きはミラノに出かける前にするのは決まっている。因みに8月に塗ったラッカーは光が弱くなってより目立つようになって色褪せて来た。透明のコーティングをもう一度塗布しておく方がいいかもしれない。こうなれば輝きで誤魔化すだけだ。先ずは9月を乗り切るだけ。部屋の窓の陽射し避けは殆ど冬向きにしたので、窓拭きを何時頃にするかどうかである。ACelebrationforthe‘Duke’(Teaser)DukeEllington,"TaketheATrain"DukeEllington&JohnColtrane-TheFeelingOfJazz(1962...デュークの律動的力強さ

  • 追想の音響への眼差し

    (承前)ベルリンでの最終公演が生中継された。初日の演奏とは比較にならない音響だった。楽譜から音楽を読み取るとどのようになるかという典型で、初日から何を求めてやっていたかの成果が音響としても如実に表れていた。なるほどフィルハーモニーの音響から塊とはならないのでより精妙なアンサンブルが要求されるのだが、それが六回の本番演奏を通してアーテュキュレーションとデュナ―ミックをルーティン化させることで初めてものにしていた。特に一楽章の演奏は歴史的にブルックナー演奏の頂点であったろう。中継と本番などを通して今迄の全七回の演奏の四回を聴いたことになるが、想定通りの進化をしていて、ペトレンコ指揮のベルリンでの演奏としては最高峰だったろう。一楽章のフィナーレ迄の大きな弧の中で、初日の批評で言及された導入での爆発も全てが道理の...追想の音響への眼差し

  • この二年半の落とし前

    パジャマを長袖に替えた。予定より早かった。寝具は来週以降となるが、昨年は9月が暖かくて、8月に一度出した長袖を末に改めて出している。今夏は8月後半が暑かったのだが、乾いていて過ごしやすかった。その分9月に入ってからの冷えは異常である。窓拭きを済ましてもいいぐらいだが、10月に再び暖かくなるだろうか。新品の靴を下した。想定以上に違った。なによりも軽く感じる。計測では殆ど変わらない。固さやバランスが全く異なる。蹴りが入る以上に反動が前に出る感じで、今迄少なくとも二年半は腕の振りで無理して足を前に進めていた。それがなくても足が出るので、歩調がとても早くなる。計測は最高240となっているがそれは誤りとしても160を超えているところが何度かあるので、それなりのテムポは築かれた。それによって心拍数が上がりやすくなった...この二年半の落とし前

  • 超一流奏者とは如何に

    ルツェルンではいつものように前座催し物に出かけた。今回は昨年に続いて音楽祭コンテムポラリー楽団による世界初演の練習であった。無料の催しとあって若干異なる層の地元の聴衆が殆どなので興味深い。昨年はメルキ指揮のポッペの曲の練習だった。今回は初演で作曲家のリサ・シュトライも注文を付けていた。指揮者はヴィーンのクラングフォールムの代表で五月にもエンゲル指揮で北京で公演を敢行したベアト・フーラーで、お友達仲間でもある。作曲家としては馴染みがあるのだが、指揮者としては初めてで、痩せて若干印象が異なっていた。楽団はアカデミーのそれとどこが異なるのかはよく分からないがいつものように若い面々で、今回の初演曲のトラムペット協奏曲のソリストも嘗てのアカデミー生として活躍したジモン・へ―フェレで、フリードリッヒの弟子でもあって、...超一流奏者とは如何に

  • 無事だったラストラン

    現行の靴のラストランを行った。地面が濡れていたが雨が止んだので、少し肌寒いながらもゆっくり走れた。決して悪いスピードではなかった。ここ暫くでは早い方かもしれない。現在の状況での走り心地を記憶しておきたかったから、幾らかスポーティーに動けた。新しいものと比較すると足入れが悪いのは紐だけでなくて、靴の舌が分厚く固い。何故そうしてあるかは、底が弱いからだと感じた。底だけならば地下足袋のようにごつごつしてクッションがあまり効いていない。腰やら膝に来る感じはそこに原因があったのだろう。よって細かく石の上を渡るようなのはあまりうまくいかない。エアルの音楽祭からザルツブルクに廻った節のキムゼーの岩山を2000メートルほどまで登った時も余りしっくりは来なかった。つまり足捌きが上手にいかない。靴のバランスが先端の方に重かっ...無事だったラストラン

  • 不可欠の表向け秩序

    発注したシューズの配達が水曜日となりそうだ。少し迷っている。最後にもう一度現行の靴を履いて、そして洗いたい。然し足の裏に違和感もあって、一日でも早く新しのを履きたい気持ちもある。その一方出来れば室内で履いて、細かなところもチェックしたい。気温が下がると不調なところが顕著に出る。足の痛みは一月ほどでは元に戻らなくなる。朝も起きれなくなってきた。雨で陽射しがないと厳しい。夏のシャツを洗濯に出した。9月には普段にもう少し袖を通そうかと思ったが、厚いのを着れるので全く必要がなくなった。次のお出かけ用のシャツを考えておけばよい。三回の演奏会の前に試飲会で、それを一着で済ませると都合がよい。その後のミラノでの服装を考えながらになる。スカラ座への駐車場を研究した。どうもドウォーモの近辺は立体駐車場が多くて、大型車お断り...不可欠の表向け秩序

  • ルツェルンからの光景

    (承前)ベルリンでの定期公演が近づいている。その前にブルックナーの交響曲について補完的にもルツェルン音楽祭が作曲家のスイス旅行についてまとめているものを改めて目にすると、その1880年に旅行の感興をまとめた交響曲六番にも興味が。当地でも五番の曲説明に加えて、そのリンツ駅での操車場での情景が音楽化されているとされたが、なるほどと思わせる。カトリックの神秘主義者ブルックナーにとっては蒸気機関への畏敬の念はそのもの創造主へのそれそのものなのだが、同時に有名な鉄道マニアのドヴォルジャークや路面電車ファンのマーラーと同じく乗り鉄であったことも間違いなさそうだ。特にこのスケルツォは「新世界交響曲」など同様に走行感もある。余りに楽天的に映画音楽のようになるきらいもあるのだが、やはり注目したいのは緩徐楽章にファイヤーリッ...ルツェルンからの光景

  • 抵抗不可の45%引き

    ランニングシューズを検索した。古いモデルは出て来なかった。流石に経年変化で処分されてしまったのだろう。10年はもたないだろう。今からすると立派な靴を10年前に買っていた。現在の価格は殆ど変わらず生産地もより安い国に移って、フェアートレード保証が付いている。それで如何に安く生産コストを抑えているかは車の生産と同じである。よってどうしても質が落ちる。機能を最低保持して改良が為されるかどうか。前回2022年2月に購入したのが、足を痛めてからで、よりホールドされていて使えたのだが、それでも包まれ感が強く足の出し入れには靴ベラが必要になった。特に靴紐を自己改良したので余り開口が広がらず余計にその窮屈感は今でも変わらない。そして形状維持の高分子の硬さと支えなどが足入れ感の馴染みを与えなかった。ざっと後継のモデルは若干...抵抗不可の45%引き

  • 夏はゆく、秋の備え

    涼しくなって夏は終わった。南欧でも週明けからは摂氏20度を超えるだけの秋だ。ここワイン街道でも朝晩は6度まで落ちる。すると夏のパジャマと寝具では寒くなる。洗濯可能なのは再来週になるので、それ迄は今の儘か。そのパジャマは発注後に値上がりして、定価引きが7%と一時半分になった。20ユーロを超えると安くないという感じだ。逆に他の安売りものがやはり商品に割引のワケがあったのは確かになる。袖を通す前に履いてみた。腹回りがポイントで、大きくなくてそして押さえられない。丁度であった。サイズ52で93CMらしいが、嘗ては1メートル欲しかったのとは大分違う。ジーンズも30が問題なく履けるようになったのと相応している。ティーンエイジャーの時は28ぐらいだったのだろうか、32までは必要になっていた。アマゾン評価でもサイズ54の...夏はゆく、秋の備え

  • 圧倒的な後期浪漫の音

    昨年の復活祭新制作「影のない女」の映像がアーカイヴ化された。初めてリニアPCMで聴ける。今迄はTVやラディオ放送で非可逆的な圧縮音源でしか聴けなかったからだ。勿論生放送も当夜劇場にいたので聴けていなかった。なによりも想定以上に音響が強烈だ。三晩通ったわけだが、やはり初日の力の入り方は違った。通常のオペラもそうである。ざっと観るにやはり映像も初日のもののようで、取り分け染屋の女将のミナリーザ・ヴェレーラのデビュー歌唱が圧倒的だったの指揮者のペトレンコも花束を彼女に渡している。勿論音楽的には最終日の完成度も高く、二日目も歌手の交代以外には様々な利点があった。映像はまだ細かく観ていないので、どのように繋げてあるかなどはあまり分からない。舞台を観ながら聴くのと、映像を消して音を流すのではまた少し異なり、より声部の...圧倒的な後期浪漫の音

  • 変わり目の季節に

    発注した夏用パジャマが届いた。早速手触りを確かめた。完全に危惧が外れた。ジャージであるからシングルでもどれだけの厚さになるかは一切分らなかった。誰かが分厚いと書いていたのはボーデンゼーのシーサーのセカンドブランドの極薄生地と比較してだ。その生地も純綿としてもその表面加工や織機の薬剤の使い方などによっては若干変わる。つまり余りに密で空気を通さないと身体にくっつく感じで暑くて着ていられない時もある。それに比較すると分厚いのだが表面がメッシュ状なのでくっつきはしない。冬物がダブルにしているのは空気を通すと寒いからで、夏用としてこれはいいのではないか。洗濯しても密にならなければいいが、試してみないと分からない。後ほど袖を通してみて、大きさも含めて検討する。月曜日に走りに出かけると、大きな摘み取り機が走って来た。こ...変わり目の季節に

  • 期待する天才の裏側

    ザルツブルク音楽祭の歌手降板に関しての記事を読む。殆どキャンセルをしない若手のベルナイムが新制作日程を最後まで歌わなかったのは抗議が含まれていたということだ。要するに指揮者の名声などの都合で声を潰されるのは歌手だということで、長く歌えて大成功しない歌手が増えているのは何も自らに責任があるというものではないという声明である。これに関しては「オペラ、過酷な世界」のドキュメントの主題になっていて、そこで人気スターテノール歌手のヨーナス・カウフマン、既に声を失ったアスミク・グリゴーリアン、そしてその後人気の出たエルザ・トライジーク、ベチャラ夫妻などが自らの経験から後継者らに注意を喚起する番組だった。要するに圧力に負けて無理して歌手生命を短くするというものだ。今回の事件は音楽祭のヴィーナーフィルハーモニカーを十分に...期待する天才の裏側

  • 楽譜にないものとは?

    (承前)三楽章スケルツォは前の楽章の同じ様に始まり数倍速となる。同じようにニ短調からニ長調の調性までとなる。それをしてバロックのパロディーだとも書かれている。興味深いのはやはり一つ目主題からレントラーに入りというアッチァランドによるテムポの移動でもあろう。車中のラディオで今し方オーストリアの地方指揮者が語っていたが、そのボヘミア風のポルカに始まってと、その後のシュタムプターの中声部にはヨーデルがこだまするとなる。そしてそういう音楽は記譜が出来ないものだと断定する。然しそこで鳴らされるヴィーンの放送交響楽団を振る演奏では何が何だか分からない。ある声部を強調すればそれは創作の本望ではなく、そもそも全体像をこういう演奏ではとても示せない。ペトレンコ指揮において、こうした地方の二流指揮者が鳴らすようなものは、その...楽譜にないものとは?

  • 味のあるフラッシュ

    朝の肉屋の帰り道、自転車の少女とすれ違った。この辺りでは見ない顔で初めてだった。最初は肌色などが濃い目なのでラテン系の子かなと思った。スペインでもないしと思って、これを書いていると似た娘がいたと思い出した。スイスでロシア人ゆえにボイコットになったことから有名になって今最も売りに出されてチェリスティンである。余り売り込み方がよくないのでちょっかいを掛けるのだが、恐らくすれ違った子はあの黒海周辺の血筋だと予想する。西側でもなく、ウクライナでもなく、南でもないという感じである。ユダヤ系セム系としたら余計に話が合うか?勿論ミドルティーンの感じだから、もう一つその特徴も分かりにくいのだが、その若干はにかむ表情やペダルを踏み込む動感がとても良かった。朝から気持ちがよい。安い夏用のパジャマを発注した。先に目をつけていた...味のあるフラッシュ

  • 大らかに響き亘る伽藍

    (承前)ベルリナーフィルハーモニカー夏のツアー最終公演生中継を聴いた。とても素晴らしい中継で、今迄のペトレンコ指揮フィルハーモニカー演奏生中継としては最高の一つではなかろうか。他に思い浮かばない。会場にいれば生放送では聴いていないからだ。本月14日には今度はベルリンに戻っての二晩の最後が中継されるので、そこまでは少なくともこのブルックナーを何人も越えられない。つい数日前とは大きく異なっていた。勿論修正と慣れが最も大きな要素であろうが、それ以外の要素もあったのかもしれない。なによりもホルンを中心に緊張が勝っていた金管がおおらかに鳴り響いた。あの大きなドームの外的状況下で効を奏したのだろう。ざっと考えるに、ルツェルンの様には細かな音の伸びが期待できないアルバートホールの音響の中ではピアニッシシモも若干強めに吹...大らかに響き亘る伽藍

  • 先代からの大きな相続

    秋の試飲会第一号。今回は初めて世代替わりしてのグランクリュ試飲に申し込んだ。昨年は時間がなかったからだ。結論からすると、ゆっくりと味わえてよかった。20ユーロ取るのだが、先に予約していて、最終的には支払額は最小購入額200ユーロを超えので、最初からただ券を貰った。ただ券が好きなのだ。というか現金を持ち歩かない。会場が新しい醸造蔵だったので響いてとても聴き取り難かったが、おやじさんとの差はスマートさで、偏屈さがないことだ。お爺さんが更に偏屈だったのは想像できるのだが、なんといってもおかあさんがワイン女王で超一流人と絡むぐらいだからやはり洗練されてくる。受け付けしていたのはどうも彼の奥さんのように思ったが、器量はおかあさんに劣るが、ぴちぴちしていてよかったのだろう。醸造所の付き合いも長くなると三代と付き合うよ...先代からの大きな相続

  • 描き切れない普遍的価値

    今晩はBBCでプロムスを生中継聴く。なぜかプログラム順が裏から表へと明日へと進む。その裏プログラムの「我が祖国」は定期公演から数えて8晩目となるのだろうか。7晩であれだけの演奏をこなして、それ以上はとはいかないだろうが、びっちり今日もサウンドチェックで練習しただろうか。その細かな音楽的な裏のつけ方とかまでに音楽的意味合い、つまり聴力も失う作曲家がどのような音を頭の中で描いていたかまでは到底容易に描き切れない。だからこそ芸術音楽は何百年も同じ楽譜が繰り返されて演奏されても今でもそこに何かが見つかる。少なくとも指揮者ペトレンコの熱心なお勉強がなかったならば、一般音楽愛好家のみならず奏者もなんらそのことには気が付かずに一生を終えたに違いない。それは、共産党治世での民族解放的なイデオロギーでも、そしてその後の自由...描き切れない普遍的価値

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