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Wein, Weib und Gesang https://blog.goo.ne.jp/pfaelzerwein

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター

Wein, Weib und Gesang
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2015/11/02

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  • 索引2024年06月

    知的に働くよしよしな制御2024-06-30   文化一般上海公演での指揮者評価2024-06-29   音我について来る認識2024-06-28 アウトドーア・環境チャーター飛行の話題2024-06-27 雑感新たな視座が拓かれるか2024-06-26 料理ボックスボイテルの夕食2024-06-25 ワイン官能次第の相性2024-06-24   女夏至の週末のお愉しみ2024-06-23 料理夏至を越えての一雨2024-06-22 暦フランケン葡萄処漫遊記2024-06-21 試飲百景エマニュエル夫人の家2024-06-20   アウトドーア・環境飽和するぬるま湯環境2024-06-19   音髭剃り完備で一安心2024-06-18   雑感「ヴェニスに死す」の導入2024-06-17   歴史・時事フ...索引2024年06月

  • 知的に働くよしよしな制御

    日本からのお土産のスパークリングワインが面白かった。山形の高畠ワイナリーという所からのシャルドネのもので、ブルートとなっていて、実際に全く悪くはなかった。炭酸を注入しているだけにしては泡の肌理も細かった。小瓶で一杯づつしか飲んでいないので、その実力とまでは評せないが決して悪いものではなかった。そういえばそれを持ってきた人が宿で開ける時にコルクを飛ばしていた。その無様さを今は笑うのだが、嘗て引っ越しの壁塗りの手伝いに出かけて打ち上げのゼクトを開ける時にコルクを天井にぶつけて白い粉が上から落ちてきたことがあった。余り人を笑えない。しかしそういう人が仕事で天秤などを使っていることが信じられなくて訊ねると、デジタル式だという。なるほど身体が不自由でもどのような仕事にでもつけるようになることはとてもいいことだ。それ...知的に働くよしよしな制御

  • 上海公演での指揮者評価

    今晩はミュンヘンからの生中継だ。新制作リゲティ作「ルグランマカーブル」のラディオ放送である。ケントナガノが指揮して演出ヴァリコフスキーなのでそれほど質の低い新制作とはならないだろう。しかし初日に私は出かけていない。それが全てを語っているだろう。要するに今晩の公演で期待されるものがそれほど高くはないとなる。同作品は現支配人のドルニーの先生のモルティエ―支配人時代に作曲者臨席の下で上演されて、作曲家がかんかんになっていたのを具に見た。問題点は指揮者のエサペッカサロネンにもあったのだが、それよりははるかに上手にやると思う。しかし、現在のあの座付き管弦楽団の最上質の音楽をそこから引き出せるかどうかはとても疑問に思っている。コロナ期間中にオールスターガラ公演でナガノもペトレンコが形作った楽団を指揮したのを聴いていて...上海公演での指揮者評価

  • 我について来る認識

    暑くなりそうだった。前晩に走っておいたので、買い物の前に少し身体を動かしたかった。パンもないので朝から、前晩から準備をしておいた三種の出汁で味噌汁を作り、納豆や塩海苔や梅干しで米一合を食した。その元気で10時前に出かけた。燃料も入れないと標高440mの峠まで上がれない。比較的安く10リットルだけ給油して、10時30分過ぎに森に入る。いつもの近道は棘に覆われて苦労して、掃除の為のブラシを引っかけて失った。なんとかハイキング道に出て、向こう側の谷に下りていく。10時40分には始められた。完璧ではなかったが、先日からの掌が吸い付く感じは続いていて、とても手に荷重が出来るようになっている。チュークも変えていないので、どこが変わったのかは分からない。この間に握力がつくようなトレーニングもしていない。あり得るのはラン...我について来る認識

  • チャーター飛行の話題

    ベルリナーフィルハーモニカーのツアーブログが更新されている。初日のレセプションや室内楽風景、出待ちの様子などが写っている。街の写真は思ったより瞠目すべき光景ではない。それはフィルハーモニカーにとっても初中共のペトレンコにとっても似たようなものだろう。シベリア育ちの人にとっては国境近くの中共とは違う文化を感じるかもしれないが。中共の報道で興味深かったのは、ベルリンから上海へのチャーター便に関してである。ボーイング777のようで、フランクフルトから飛んでいる東方航空の機材をを四月から申請して出発二日前にベルリンへと移動させて、今回の運行に当ったようだ。十時間の飛行をあって、なるほどロシア上空の最短コースを飛ばしていることが分かる。通常はルフトハンザを使うところであるが、今回は上海側のオファーがあってかこうした...チャーター飛行の話題

  • 新たな視座が拓かれるか

    ダルマイヤーでいつものフィレを購入した。今回は初めてそこにベリーソースをつけてくれた。それだけで急に高級料理になった。それを二種類購入していたテリーヌの一つのバムビのそれにもかけた。それに合わせてゲヴュルツトラミナーをゾンマーハウゼンで選んでいたのだ。嘗てはドイツのトラミナーは甘口のレイチ風味が強いだけのリキュール酒のようなものだった。しかし流石にそのような市場が無くなったので最近は時々真面なトラミナーに出合えるようになった。トラミナーというとその名の通りの南ティロルの街での特産で、その標高2000メートルに至る尾根筋の冷たい空気が夜中の入りて来て清涼感のある果実の熟成を可能にしている。彼のイタリアでもあの谷でしか収穫できないような素晴らしい作物がある。勿論それに匹敵するようなワインは収穫されないが、場合...新たな視座が拓かれるか

  • ボックスボイテルの夕食

    漸く夏らしくなってきた。降雨確率も10%ほどなので洗濯日和である。冬の間には洗濯出来なかった防寒用のナイトグローブや部屋着用ジーンズなどを一気にと思われる。週一回の洗濯を二日続けて三回は回すのではなかろうか。エコモードでは一サイクルが3時間半ほど掛かるので、夏至過ぎとはいっても、朝から二回を天日で綺麗に乾かすのはそれ程容易ではない。週末にアスパラガスの残りをべーコンと一緒に炒めた。燻製臭が2021年のジルファーナ―の香ばしさにあっていた。所詮深みはないのだがちょこちょこと食事に合わせるには遜色はなかった。ボックスボイテルを三本しか購入しなかったが、ここ数週間で飲み干すにはそれで十分だった。つまりそれ以上あっても飽きるだけである。やはり経年変化を楽しみながらのまとめ買い可能な白ワインはリースリングしかないと...ボックスボイテルの夕食

  • 官能次第の相性

    ドキドキした。血圧が上がった。久しぶりにチャットパートナーに書いたら、秒速で既読になって、返事が来た。お昼前のことだった。先週の試飲の写真に一寸説明を加えて書いて、「君の官能感性がワインを語る助けになったのだが」と、改めて口説いたのだった。実際に彼女に何かを求めるとしたらそういう感性の反応である。そもそも未経験な彼女がセックスチャットなどをやるには、そうした性的な官能への興味無しにはあり得ないのであり、擽られ反応の熾烈さはそうした感帯の敏感さとして存在するからこその背景があった。要するにそこが彼女のツボだと今も考えていて、短い映像からも最初から彼女のタレントとして大評価している点でもあるのだ。感性の敏感さはなにも性感帯のみではない。そしてそれをどのように表現するかに尽きる。返事は、「尋ねてくれてありがとう...官能次第の相性

  • 夏至の週末のお愉しみ

    今晩はベルリンからの生中継である。フィルハーモニカーのシーズン最終公演で、新シーズン初めは8月の終わりである。ブルックナー交響曲五番とスメタナ「我が祖国」の二曲なので時間を掛けてのお勉強が可能となる。どこまで深くやるべきか。次の旅行はその夏のツアーでのルツェルンである。よって、シャツも洗濯に出そうと思ったら、7月8日までお休みだった。新品の汚れた白シャツなので早めにどのようにしようかと迷う。マイン河沿いで購入したジルファーナ―の為にアスパラガスの屑を購入した。先ずやりたかったのはアスパラガスサラダである。その為に賞味期間切れになるサーモンの燻製も購入しておいた。決して安くはなかったのだが、サラダの付け合わせに簡単に食せる。サラダの方はバター炒めそしてレモン汁とワインで火にかけて、本来ならばサワークリームな...夏至の週末のお愉しみ

  • 夏至を越えての一雨

    本年は夜中に雨が降った。しかし野外で最後まで気持ちよく飲めていたのはよかった。午後4時頃から試飲もしていたので、久しぶりにアルコール量も上がった。その試飲もとても成果が上がった。現在の醸造主任になってから最高の出来だった。何年かの年度が良かったのではなく、その技がものになってきたからだ。比較で音楽監督ペトレンコを引き合いに出すと、三部作あたりから自由自在に成って来たその感じに強い。つまり狙っている通りの成果を出して来ているということで、とても信頼できるようになってきた。今後の購買も若干力点を入れれるようになると思う。グーツリースリングからグランクリュまで選択で比較試飲したのだが、今迄は一度も成功していなかった四年間の酵母への接触での酵母臭零の出来合いは見事というしかなかった。2023年産レッヒべッへルと2...夏至を越えての一雨

  • フランケン葡萄処漫遊記

    ヴュルツブルク訪問の目的の一つにワインの試飲もあった。四半世紀前に出かけた時は可也上流のフォルカッハとかで物色した覚えがあて、そこのマドンナ像の絵葉書が今も手元にある。その後所謂フランケンヴァインに関しては、リースリングのメッカに住んでいるものとしてはその土壌の石灰質からして評価するのは難しくなって、試飲しに行くだけの価値は見いだせなかった。要するにすっきり辛口とか言われるそれは、直ぐに黄色くなってしまうような質の悪い表層的な辛口リースリングでしかないとなる。本格的なリースリングは雑食砂岩のエッジの効いた辛口でしかない。そのような中でもミュンヘンのダルマイヤーなどでのシルファーナーの食事への合い易さなどから見直していた。そこで今回は、時間のある日曜日に開いているVDP加盟醸造所からシュロース・ゾンマーハウ...フランケン葡萄処漫遊記

  • エマニュエル夫人の家

    来年一月世界初演初日の席を押さえた。残念乍ら最高の席は定期会員に出ていた。仕方がない。リディア・シュタイヤー演出なのでそれなりに舞台も観察したかったが、奈落のエンゲル指揮と両方への視線は欠かせない。またヴェルトミュラーの音楽自体は分かっていて又楽団の程度も分かっている、寧ろ聴衆の反応の方を確かめたい。ハノーファーの歌劇場で委嘱作「ミュンヘンのイスラエル」で、初日後にはレセプションもあるようだ。直前に狙っていた場所も戻り券として出るかも知れないので、その時は26ユーロを捨てればよい。劇場に地下駐車場もあるようで、宿も郊外なので面倒な市街地に入る必要もなく、宿からは空いているアウトバーンを通る予定なので大きな問題はない筈だ。厳寒期でも四輪駆動車は心強い。宿代も50ユーロで、往復1000kmも走らないので燃料も...エマニュエル夫人の家

  • 飽和するぬるま湯環境

    今回の旅行の目的はヘルクレスザールでのBR交響楽団であった。今迄何回も機会を狙っていたが中々都合が合わなかった。日本で取り分け人気のある同放送交響楽団は何度も聴いているが満足した演奏会は殆どない。精々コリンデーヴィス指揮の演奏会ぐらいだったか。それにしてもプログラムすらあまり記憶にないぐらいでその演奏の質が知れていいたことになる。そして創立以来のこの楽団を育んだホールでの演奏を初めて聴いてとても多くのことが分かった。それだけでも大きな価値があった。新ホールが云々されている今日その意味をもう一度考えてみたい。先ずホールの響きは抜群だ。しかし同時に直ぐに音が飽和しまうことが分かった。要するにサチッてしまうのである。ピアノソロぐらいなら何とかなってもバロック編成までで、大き目のピアノ協奏曲ではもう使えない。要す...飽和するぬるま湯環境

  • 髭剃り完備で一安心

    充電池を日本から運んできて貰った。パナソニックの純正品である。電圧もアンペア数も同じで形が同じならば安いものを選んだ。680円ほどでドイツで入手可能なのは10ユーロ超えるので三分の一ほどの価格だった。しかし髭剃り自体は現在の為替レートでも130ユーロぐらいが二万円ほどとなっている。若干仕様は異なっている。電池交換は練習していたので数分も掛からなかった。旅行前にフル充電した。最初の使用で80%程迄落ちたので、充電池ではなく回路が壊れているのか疑問で、旅行に充電アダプターを持参した。二回目の使用で80%へと三回目でもその感じであったので、ヴァージン充電では充分に充電池が使いきれないのか、それとも回路の問題なのかの結論は出なかった。帰宅日の三回目の使用で60%程が見えてきたので、やはり二度目のフル充電に期待する...髭剃り完備で一安心

  • 「ヴェニスに死す」の導入

    ヴュルツブルクから無事帰宅した。宿を10時過ぎに出て、12時半までに帰宅する想定であったが、途中工事渋滞などもあって一時間程遅れた。総括として、出発前に予定通りいかず、動機付けもなかったのだが、結果としてはやはり出かけたことで得られることは少なからずあった。ミュンヘンでヴュルツブルクでとそれなりの成果があったということだ。百聞は一見に如かずに尽きる。往路はネットで調べていたように、ニュルンベルクに出ずに真っ直ぐに短絡して宿の部落へとアンスバッハでアウトバーンを下りて、国道を走った。一部混んでいたり、街中を通過しなければいけなかったが、それ以外はすんなりと走れて20kmほど近く短縮した燃費も悪くならなかった筈だ。到着予定時刻も殆ど変わらずで15時に到着した。16時にはミュンヘンへと向かえて、17時18分にオ...「ヴェニスに死す」の導入

  • フランス食生活の易さ

    週末の旅行の準備である。ミュンヘンのキャンセルもあり、ヴュルツブルクの試飲会のこともありなんの為に出かけるのか不明になって来て、極力出かける意欲が無くなった。予約など準備をしていなかったのならケルンに向かっていただろう。あとは車を傷めないように無事計画通り熟すのみである動機付けがないと往々にして事故を起こしそうだ。なによりも気温が下がってヤル気が無くなった。仕方なくパンだけを購入しに行って、帰りに少し長い距離をゆっくりと走った。身体を疲れさせることで意欲を取り戻すぐらいでしかない。チャットパートナーも恐らく夏のセメスター期末の追い込みで、そっとしておいてあげたいので堪え時である。それにしても一年間あのような生活をしていて学業に励めるとすればそれはとても偉いと思う。楽器をやったり絵をかいたりと結構優雅なんだ...フランス食生活の易さ

  • 無人の国境から瑞西往復

    バーゼルへの乗り入れは若干問題があった。国境超えまではリーエンというライン河の右岸の最奥のスイス国境の地区を目指し、そこから市内に入っていく。そこでナヴィが落ちた。恐らくローミングする為の料金が残っていなかったので、オンラインのナヴィが効かなくなったのだろう。オフラインに切り替える為には一度オフにしないといけなかったようだ。それでも目的地のカジノは音大の下で、中心地にあることは分かっているので其の儘中心へと向かう。若干ややこしいのはドイツの大都市などでも旧市街と言えばセントラルになるのだがここはクラインバーゼルとか右岸にあって、橋を渡って左岸に移るまでは突き進むしかない。そこまで来ると土地勘も冴えて来て、直ぐに駐車場のあるクンストムーゼウムの案内が出て来た。これで一安心で、入り口を見落とさないようにゆっく...無人の国境から瑞西往復

  • 確立された芸術活動

    (承前)ジム-ラゲスの新曲「Trustme」初演はとても価値があった。厳密には前々日に同じプログラムがコペンハーゲンで演奏されたことから二回目になるのだろうか。それでもこの曲がそうした歴史的な意味があるのかどうか、それはまた別の話しである。夜中中身近にハンディ―をおいて大事な人のことを考えて一夜を過ごす、そのような大枠の中で朝七時が繰り返されるとそのコンセプト自体は比較的単純である。その間にボサノヴァから、半音階的スケール、またはオスティナート、そして激しいアコードが破局的に響く。その秀逸さは音楽的にそうした旋回を構成してしまう音楽性でしかない。まさしく頭の音楽には留まらない勘の良さが、こうしたシアターピースには欠かせない情感性を伴い尚且つ多用な視座をそこに現出させる劇場性と音楽的な表現力が限られた素材に...確立された芸術活動

  • 今後へ問いかけインタヴュー

    先日新たに公表されたケルンでの演奏会、その背景が新聞記事のインタヴューで分かった。ティーテュス・エンゲルの予定表には入っていなかった「メルティング・ポット」というクロスオーヴァーの演奏会である。演奏会というよりもイヴェントというべきだろう。内容はデスメタルの作曲家でその音楽アクセントから最も現代のブルックナーとなっているベルンハルト・ガンターの作品で、交響楽団に加えてラップやDJにブレークボクサー、ブレークダンサーが一緒にやるというものである。だから客層も双方からで、会場もホールなどではないパーティー会場。そしてこのイヴェントは元々は地元の老舗のギュルツェニッヒ楽団をその首席指揮者ロートが振ることになっていたようで、今回のMeToo事件でサドンデスでお役目御免となったことからこの作品を既に指揮したことがあ...今後へ問いかけインタヴュー

  • ゆっくり休めた宿

    シュヴァルツヴァルトの友人のところを15時前に出た。レーラッハの宿には16時に入る予定だ。ワイン街道を出たのも遅れて、そこには13時過ぎに着いていたので二時間近く滞在していた。もう少し時間があれば山道を通ろうと思っていたが、急いで最短距離を走るよりもアウトバーンに向かった方が早く燃費もいい。宿には時間前に着いたが、鍵明けの連絡が入っていなかったので電話をして鍵を受け取った。上階で部屋を掃除していたらしい。回りには葬儀屋があり、建築のガラなどのコンテナが積んであった。生活ごみ廃棄上も裏側で喫煙所で火をつけると夢洲の様に爆発するかもしれない。なるほどこれで55ユーロでも84点しか評価されていなかった理由が分かった。更に宿はボーディングハウスと名乗り、長期の滞在者も受け入れている様だった。またそこのオーナーが「...ゆっくり休めた宿

  • 永遠朝七時の目覚まし

    石を首に下げていた。それだけでは会場に入れなかった。しかし積極的な聴衆であることは確認されただろう。あるおばさんは、「これはまたエレガントな―」とスイス語で仰った。そもそも服装からして危ないのだが、やっぱりストーンズとは違う。どこがとなる。今回の演奏会はそのタイトルの通り女性の新しい作品を並べて聴いて貰うというものだった。それだけで価値があって意義のある催しだったと言うのは、18時15分から始まったレクチュアーでの指揮者エンゲルの話しでも婉曲的に主張されていた。つまり世界で24%だかはベートーヴェンの楽曲が演奏されるところで、女性の作品は全体の1.9%にしか満たないこと、つまり希少価値である証拠が挙げられた。追々、そこでは新しい音楽が多くとなる。最初に演奏された曲の作曲家ムンドリーはチュッリッヒで作曲家教...永遠朝七時の目覚まし

  • 全く動じない森の住人

    無事帰宅した。途中で路上記念撮影がなければだ。石を首から下げて、眼鏡に触れたようだが、枠に触れたのだろう。ティタンであるから剥げる可能性があるが、あの程度なら大丈夫だろう。レンズだけは無傷でいたい。それでなくても一年経って若干度の感じが変わってきている。往路はシュヴァルツヴァルトの友人のところで食事をした。どうも五年ぶりぐらいの訪問でその間も電話を貰ったらしいが、出なかったというものだ。勿論出ないのは借金取りから逃げる為と話しておいた。冗談半分で半分は本気に受け止めるような人たちで、それだけ私のことを知っている。四十年程のお付き合いなので、嘘は効かない。新たに手を入れた客室も見せて貰ったが、結構空いていた。なるほど一部屋などは地元の古い木を使った内装で素晴らしかったが、どの部屋も昨今の使い方からすると、二...全く動じない森の住人

  • ストーンズで変わる人生

    祭りの交通閉鎖のこともあり早めに荷物を詰める。既に広場に車を移して、日曜日の朝に制限が解けたりするのを待たずに好きな時刻に出かけられるようにする。出がけに何かを気にしたりするのは嫌である。朝10時に再び閉鎖されるとなると、清掃の7時過ぎからその間までの間隙を縫ってとなる。早起きして更に時を待つとなると嘆かわしい。夜中にも開けてあるようだが、道路にガラス類や椅子が散らばっているだけでなく、人が寝ているかもしれない。さて、先ずは3mのUSBケーブル、それに付随する差し込み、お泊りセット、一泊であるから何も要らないのだが、次の週にも備える。パンツも、ジーンズにするとは思うのだが、持って行く。ジャケットも入れる。靴が同じだから融通が利く。替えの靴下も必要だ。車のトランクに前日から入れておくのはそれぐらいか。髭剃り...ストーンズで変わる人生

  • 年間20ユーロの倹約

    ベットの中で燃料代を確認した。前日までの最低価格が出ていて、更に数キロ走ると1.67とここ暫くでは可也いい価格だと分かった。寝ていられず、走りに出かけることにした。週末は金曜日から交通閉鎖があるので、夕方に涼しくなって安くなったところで一走り序に給油というのは出来ない。すると早めに片付けておく方がいい。なるほど日曜日の午前中の出発時の価格が安ければそれでも往路で入れれるのだが、それは不明であり、出かけからうろうろするよりもと決断した。さて4セント安ければ、50リットル入れれば2ユーロになる。そこで数キロ往復を計算すると10キロ余分に走るだけで1.67ユーロ消費するので差はなくなる。そうなると近場で給油して早めに走って身体を解しておいた方が良しと結論。なんとか1.71で給油で86ユーロ。余分に入っていると思...年間20ユーロの倹約

  • 詰将棋のような遊び

    天気が良かったので、夕方に運動をした。久しぶりにボールダーに出かけた。パンを取りに行く序に寄れるようにしていた。そこからまわると結構な大廻になるのだが、序がある方が少しでも経済的だ。長く試す心算はなくて、短く試して引き続き走ることで経済的にも時間的にも圧縮可能と思ったからである。どうも昨年の五月以来らしい。前回は写真を撮るために試したのだが登れなかった。そこで一番容易な課題の一つだったのだが解決できなかった。今回も可也難しいところを触ってから、試した。印象としては身体は軽い感じがしていたのだが、ここという第四手の核心が少し怖かった。一度落ちるとマットの上にダメージを受けずに綺麗に立てたので、再挑戦となった。ボールダーはクライミングに比較すると制限された中での必勝を決める丁度詰め将棋のようなもので、そのムー...詰将棋のような遊び

  • 今秋のミラノ旅行準備

    ミラノのスカラ座のティケットを初めてネット購入した。システムは比較的わかりやすく多くは英語で確かめられる。10月のスカラ座での「ばらの騎士」再演をペトレンコが指揮するからで、宿は大分以前に押さえておいたり、準備をしていたものだ。抑々ペトレンコが、ベルリン就任後はオペラ指揮をしない約束になっていたので、復活祭以外ではミュンヘンでのトリスタン上演以降初めての指揮となる。つまり解禁されたということで今後の動静を伺いたい。復帰は夏のザルツブルクが先行すると予想していたが、恐らく住まいからも近いこともありやはりミラノでの成功は重要視されるだろう。べルリンで終生やるとした発言の後ろにはこうした合意がなされていたことになる。今回の演出はザルツブルクでメスト指揮で為されたハリークッファーのもので、ミュンヘンでの新制作「マ...今秋のミラノ旅行準備

  • 洪水の床屋話し

    床屋に出かけた。幸い上手な人がやってくれたのでよりよくなった。これで夏休み前までは気持ちよく過ごせる。現時点では暑くはなっていなかったので襟元は不快ではなかったが、気温が上がれば大きな差が出る。運動すると一番差が出る。首が冷えるのが一番良い。そこでの話は洪水の話しで、この辺りは涼し過ぎるとかいうが、過ごしやすいだけで、洪水地域とは大違いだと髪結いさん。「あのドナウ流域はいつもだからね」とこちらの天国ぶりを語るしかない。冬は雪も少なく、春も早く、夏もそれ程暑くはなく、風通しが良い。欧州の環境では百傑に入ると思うのだ。ドイツは大抵のところは知っているが大都会圏でこのワイン街道から移りたいというところはあまりない。ただ一つの環境問題であった原発が廃炉になってからは不安要素は殆どない。戦闘機が練習に飛ばなくなった...洪水の床屋話し

  • ルネッサンスの倫敦交響曲

    (承前)全く楽譜を読めていなかった指揮者タルモ・ペルトコスキ―がプログラムのメイン曲ヴォーンウイリアムスで見事な演奏をする。この偽印象派の作曲家の作品はそれなりに録音もされている。比較的有名なのはダニエル・バレンボイムが英国の室内合奏団で小曲を重ねて録音などをしたりしていたことであるが、今回のような交響曲を立派に演奏はしていない。今回はプレヴィン指揮等の録音は聴いていたのだが、恐らく英国人指揮者で得意な人はいるのだろう。しかしタルモが指揮するような素晴らしい演奏は出来ていない筈だ。この若い指揮者がルネッサンスとなる演奏をしていることになる。「オペラ座の怪人」の音楽で喜んでいたのだろうが、その奥にある英国の音楽素材を丁寧に読みだしていて、五音階の終止も上手につけていて、中華民国雑技団とはならない。そして今回...ルネッサンスの倫敦交響曲

  • 今後のシュミレーション

    ナーヘでの試飲会だった。とても価値があった。帰路の酒気帯びはやはり気持ち悪かったが、昨年よりも速度違反の疑いはない。比較的しっかりしていたと思う。しかし記憶が飛んでいる区間もある。どうしても来年新車でというシュミレーションを兼ねている。自身が問題がなくとも例えばマイバッハに当てられたら、酒気帯びだけに責任を擦り付けられるとなるとやはり怖い。新しい車は渋滞とか急ブレーキでの見逃しは避けられて、車線を越えての衝突も避けられる。しかし当てられるのを防ぐのはどこ迄避けられるのかは分からない。速度違反は自車のカメラが速度規制を監視しているので急な工事現場などでも見落としはない。やはり巻き添え事故となるとこれは酒気帯びはとても不利である。車両保険も下りない可能性もある。やはり一時間ほどのところでも宿泊の可能性も考える...今後のシュミレーション

  • 猿のように習って

    (承前)金曜日には地元放送局から聖霊降臨祭の録音が流れた。放送交響楽団にデビューしたタルモ・ペルトコフスキーのインタヴューや指揮中継録音が流れた。予定されていた録画は未だにアップロードされていない。改めてマイクで収録した音を流し聞いても印象は全く変わらなかった。寧ろ最初「眩暈」組曲での演奏で、練習時間も十分に取れなかったこともよく分かった。誰もヘルマンの曲に時間は掛けないのだろうが、それとは別に下準備して、あり得る注意どころを十分に把握していなかったということだろう。全てにおいて時間不足準備不足しか感じられない。何故力もない者がレーベルと契約を結ぶと駄目になるか?それにはれっきとした原因がある。放送番組を紹介した書き込むにレーベルDGからの反応があったが、それだけ反響に関心を持っていて、なによりも現在進行...猿のように習って

  • 売り出しに並んだ用

    コンセルトヘボの売り出しに並んだ。10時売り出しの最初はサーヴァーが落ちていたが、数分後には並び番号を貰えた。2300番ぐらいだが20分待ちだった。数分早まった。前日からお目当てのべルリナーフィルハーモニカー公演の一つは売り切れ表示を出していたので、違う目的で並んだ。もう一つの公演も誰が指揮することになるか分からないので、エールフランスの飛行士が再び入る可能性が最も強いのだが、滞在しているとなると安い席を購入してもよいかと思った。安いと言っても平素のホームの楽団の定期演奏会とは異なって、50ユーロから230ユーロと高価で、殆どルツェルンの音楽祭価格に近づいていた。よって、その辺りも確かめたかった。それでももう一つの公演も順番が回ってきた時には売切れていて、他のシカゴ交響楽団公演やNHK交響楽団公演の空き席...売り出しに並んだ用

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