chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
Wein, Weib und Gesang https://blog.goo.ne.jp/pfaelzerwein

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター

Wein, Weib und Gesang
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2015/11/02

arrow_drop_down
  • 索引2024年05月

    複雑系の大波をサーフィン2024-05-31   生活火の無いところの湯気2024-05-30   料理来年の宿泊をブッキング2024-05-29 生活英国人指揮公演の梯子2024-05-28 ワイン旨味ある経費削減2024-05-27 生活ワイン祭り避難計画2024年2024-05-26 暦隈も何もない浅墓さ2024-05-25   SNS・BLOG研究発展的な室内楽の場2024-05-24   文化一般着氷をバルコニーで考察2024-05-23 ワイン止めている薬用石鹸2024-05-22   雑感帰納的に破局を語る2024-05-21   文化一般全てを食う赤い奴2024-05-20 料理なんじゃらほい交響楽2024-05-19 音「愛の宣誓」の口籠り2024-05-18 音プファルツの森から挨拶2...索引2024年05月

  • 複雑系の大波をサーフィン

    ゆっくり就寝した。体調は戻ったが肩こりが酷い。血圧云々とかよりも運動とデスクワークとの兼ね合いではないか。時間があるとどうしても座り込んでネットサーフィンとなる。調べることが多過ぎる。内容によっては読む時間が掛かるものもある。調べる内容が雑多なので、中々行ったり来たりも結構その無駄時間が多い。ブラウザーのタブの数が幾ら整理しても30とかになりやすい。最近はそういう雑多なことはしていなかったのだが、新車発注から全く普段と関係ない分野で調べるようになって、久しぶりにサーフィンの質が変わった。車両のエンジンの燃焼の挙動迄を見るとなると切りがない。技術的な関心は想像するしかないのだが、ナノ技術によるコーティングとか多岐に亘っていて、そのハイテク度が半端ではないと感じるようになった。嘗ては内炎機関などと思っていたの...複雑系の大波をサーフィン

  • 火の無いところの湯気

    何か凄く疲れる。天候のせいだと思う。基本的に眠いのである。良く寝たつもりだが眼が疲れて、開けていられなくなる。またまた祝日で、この間休暇しているに人はいいのかもしれないが、ペースが掴みにくく休日の準備をするだけでめんどうだ。日本のように祝日は多くないので助かるが労働効率はとても悪くなる。青梗菜はなぜか人気だ。栄養素的にも悪くないのだろう。炒めて簡単にはもろく食せるのが一番だ。湯麵を食するときは、豚の煮汁を使う。コラーゲン満載でこれさえ食しておけば冬場の肌荒れもなく、お肌艶艶が保てる。それだけに余り摂り過ぎないようには留意していて、痛風気味に足が腫れる時などは要注意である。二種類ブックイングしたアパートメントに一つから連絡があった。オープンにしてあるが、長い期間の宿泊者があるのでキャンセルにしてくれないか、...火の無いところの湯気

  • 来年の宿泊をブッキング

    散髪の予約を取った。今年は涼しい初夏が続いているが、旅行などをするにはさっぱりしていた方が気持ちがよい。来週行っておけば、その次は髪結い屋の夏休み前にサマーカットでやって貰えば、秋までなんとかなる。今回はそれ程短くしないでもいいだろうか。今それ程暑苦しくないからである。来年の二回の宿を予約した。まだ変更する可能性はあるが、先ずは押さえておくだけで安心で、宿泊が必要ならばそれで全体の予算も定まってきて、催し物への投下価格もそこから自ずと定まってくる。どうしても新しい車を考えるので駐車場所も考慮に入る。暫くは擦らる可能性の薄い駐車場所となる。スーパーなどでも少なくともパークアシスト機能の付いている車の横に停めるなり、当て逃げされないように気を遣う。1月のハノーヴァーの公演も30kmほど離れたところに一泊50ユ...来年の宿泊をブッキング

  • 英国人指揮公演の梯子

    指揮者交代の演奏会の後半に抜けて、劇場のティケットを購入した。上手く後半に入れるかどうかは不明な点もあるが、兎に角最短距離を走れば10分以内には席へと続くドアには至れる筈だ。ピアニストのアンコール前に無理に出る。不明はラディオ生中継があるのだが数分のディレイがあるものと思っている。なければ間に合わない。席も立ち見の一番安いものが9ユーロで手数料入れて11ユーロだったが、着席迄のアクセスが良いことも鑑み、12ユーロのバルコン席にした。一昨年12月に序に出かけたローエングリンでも同じような席に座って、そのコストパフォーマンスの良さは分かっている。後半の一時間を鑑賞するだけだが、少なくとも同じ英国人指揮者の演奏会よりは価値がある。指揮者ボルトンはバロックを専門としていた指揮者であるが、ミュンヘンでは今迄ヘンデル...英国人指揮公演の梯子

  • 旨味ある経費削減

    引き続き旅行の準備をしている。バーゼル行の時間配分が決まったのでより都合の良い宿を見つけた。朝食無しの旅館からアパートメントに移して10ユーロ安くなった。以前は見つからなかったが直前になって沢山出て来た。安くていいだけならばフランス側にもあったが、一泊で無駄な時間を使いたくないので、今回はいつものシュヴァルツヴァルトとスイス国境の間に見つけた。すこし山に入るので安いが、バーゼル市内のコンサートホール最寄りの駐車場まで日曜日なら通行税を払わずにも問題なく20kmを40分ほどでいける。19時始まりなので、アパートを17時過ぎに出れば国境越えも御の字だ。アパートメントは20平米の広さ55ユーロで、なによりも大きな冷蔵庫が付いているので、昼食を友人のところで摂れば、夜食と朝食を持って行くだけで無駄な現金が必要では...旨味ある経費削減

  • ワイン祭り避難計画2024年

    ワイン祭りの交通規制が明らかになった。ざっと、いつかの酷い状況はなくて、スタンドも城への登り口付近に集まっている。よって市役所前広場での駐車証明書が入っている。つまり騒音も大分落ちる。それでも何日もそのようなところでは過せない、折角素晴らしい週末が一つは潰れる。基本は夕方17時若しくは15時から車が出せなくなる。しかし今回は午前2時とか月曜日の零時半以降は通行が可能となる。つまり、日曜日のバーゼル行は当日の10時までに出発して仕舞えば問題がない。道路の掃除が8時迄には終るのでその間に出発となる。夜中に帰宅すれば戻れたかもしれないが、一泊してくるのも悪くはない。また、金曜日にミュンヘンに向かうのも全く問題がない。帰宅する月曜日の7時過ぎには平常化している。バーゼル行の前にシュヴァルツヴァルトの友人のところに...ワイン祭り避難計画2024年

  • 隈も何もない浅墓さ

    眼の下の隈が改善されている。これならば取れる可能性がある。抑々原因は眼鏡の関係で眼精疲労だと思っている。石鹸効果もあるのは間違いない。何も必ずしも薬用石鹸ばかりを使っていたのではないのだが、多用していた傾向があった。先ずは全く使わないようにしている。コラーゲンスープを二週間に一回を若干増やしている。水曜日にパリのマガジンからの報道が出て、先日その顔を合わせた指揮者ロート氏のセクシャルスキャンダルが問題になっている。2005年ぐらいから話題になっていたようで、当時の仕事仲間であったパリの放送交響楽団のコンサートマスターがSMS攻撃を氏の滞在先のホテルの部屋から送られたとある。絵文字に留まらず直ぐに陰茎の写真が送られて、ヴァーチャルでシャワーを浴びようとお誘いがあったという。2009年前にそのような行いは繰り...隈も何もない浅墓さ

  • 発展的な室内楽の場

    クロンベルクの演奏会の席を押さえた。昨年からそこで一番待ち受けていた演奏会だ。当らにそこの登場するヴァイオリニストのジャニー・ジャンセンの登場である。どのように出てくるのか楽しみにしていたらギドン・クレメルと組むということで悪くはないと思った。彼女のヴァイオリンはチューリッヒの素晴らしい会場でモーツァルトの協奏曲を弾いたのを聴いたのが初めてだ。中々舞台場での場が華やかで、その演奏よりも華があった。残念ながら指揮者のペトレンコは2021年暮れの初共演からは急遽下りた。その背景はよく分からないが、その半年後には所属タレントは二度とDCHに出さないとユニヴァーサルとの契約延長の物別れとなったと発表があった。恐らくそれに関連した事件があったのだろう。今年も一月前ほどにヴィーンで同様なキャンセルが起きた。ヴァイオリ...発展的な室内楽の場

  • 着氷をバルコニーで考察

    六月の旅行中に二回の演奏会に出かける。それを口実にするようなものでそれほど真面目に考えていない。皇帝協奏曲も永く接していないので少しはお勉強しようかともい思う。もう一曲は「家庭交響曲」でこの曲はあまり演奏されないので、お勉強の価値はある。しかし既にペトレンコ指揮でいい演奏の録画が残されていて、それ以上の何かが聴けるとは思っていないので、それほどには期待していない。ペトレンコ指揮では2016年にミュンヘンの座付き楽団との欧州ツアーで演奏した。もう一つのプログラムのチャイコフスキー交響曲五番もリゲティ「ロンターノ」とバルトークの協奏曲も名演だったが、チャイコフスキーとアンコールの「ルスランとリュドミラ」は今後もなかなか越えられないかもしれない。皇帝交響曲は一度だけ朝比奈指揮の園田の演奏で聴いた記憶がある。因み...着氷をバルコニーで考察

  • 止めている薬用石鹸

    身体がなぜか締まってきた。痩せた訳ではなく、若干食事量を増やして顔つきをマシにしようと思っているぐらいだ。原因は眼の下の隈で、これは薬用石鹸を止めたことで若干改善している。眼の下がカサカサにならないようになって来た。眼の疲れとは直接関係がないかもしれないが、突っ張る感じは減って来た。胸の脂肪が取れて、あんこ型が改善されてきたのはジョギングで腕の振りが強くなってきたことがあると思う。それも十年ほど走り続けたことで、先ずは腹から、そして下半身からすっきりしてきたが、漸くここにきて上の方へと変化が表れて来た。筋肉さえ若干強化すればスポーツに使いものになるのではないかとなってきた。昔から米国映画などでアンチエイジングを試みている様子が映されることが多いが、確かに脂肪を落とすとともに筋肉は何ごとにも最も重要である。...止めている薬用石鹸

  • 帰納的に破局を語る

    日曜日の演奏会の感想だけでも書き留める。SWRがカメラを入れて生中継して本放送も月末にあるので詳細は改めるとして、会場の反応自体も見ものだった。なによりも、聴衆も期待半ばで出かけて来ていた筈で、通常の地元放送交響楽団の聴衆というのではまたなかった。なるほどそこのロシアの指揮者との比較とかそういう興味から、後任のロート氏を知っている聴衆など、ブーレーズのお誕生日会に来ていた聴衆も少なくなかったであろう。シネマ交響楽のタイトルの通り、真面な曲は精々リヒャルト・シュトラウス作曲「ツァラストラはかく語りき」程度でしかないと思っても態々出かけてきたのは今最も注目されているスター指揮者とされるタルモ・ペルトコスキ―を一度生で聴きたいという聴衆が多かったろうか。その意味からすると一曲目の映画音楽組曲は腕試し程度にしか受...帰納的に破局を語る

  • 全てを食う赤い奴

    連休である。久しぶりに時間が出来る。休み明けに片付けておくことを見通しておきたい。バーデンバーデンに出かけたので、食料は確保できてよかった。19時ごろまでスーパーが開いているので、国境を越えて多くのドイツからの買い物客である。いつも同じようなもの買うので、おばさんも覚えてしまうかもしれないが、流石に連休前の土曜日で人が多くて売り子やレジも知らない人が結構いた。しかし危惧していたように並ぶ人は平日よりも少ないぐらいで、流石にプファルツにも近いと言ってもフランス語で買い物する人が少ないからだと思う。売り子も少々のドイツ語は出来るのだがお互い様である。少しづつでも新しいものを物色している。今回はリレットの知らないものを購入した。普通はシュトラスブルク風と称して地元でもカモのものは買える。しかしデュマンというのが...全てを食う赤い奴

  • なんじゃらほい交響楽

    ざっとシネマプログラムをみた。ヴォーンウイリアムスの曲は全く分からない。あれだけグリーンスリーヴスとか書いている作曲家なのに、なにか可笑しな節回しで、五度、四度が強調されたりしてまるで中国雑技団である。交響曲として使われると笑うしかなくその展開も当然のことながら違ったものになる。お勉強にプレヴィン指揮のものを聴いたのだが全然曲を掴んでおらず、このような曲なら演奏するに及ばない。タルモがどのように指揮するのかは分からないが、作曲家がラヴェルとのところに学んだとする偽印象派風にも響かない。とても中途半端な印象だ。この曲をプログラミングした真相は体験してみないと分からない。作曲的にも最初の映画音楽組曲「眩暈」の方が優れているぐらいで、これはまた問題だ。明らかに名演を期待したいのは「ツァラストラはかく語りき」の演...なんじゃらほい交響楽

  • 「愛の宣誓」の口籠り

    久しぶりにギドン・クレメルの演奏を聴いた。四半世紀以上ぶりだ。30年前にフライブルクで聴いて以来かもしれない。ピアニストとのアファナシスとの共演で、音を出さない所の音を聴かせるシューベルトで、こういう演奏があるのかと思った。それ以来アンサムブルを形成してとかで殆どソリストとそては引退同然だったと思う。若い時のシニトケのショスタコーヴィッチが亡くなって暫くしてのその演奏が今でも記憶に残っている。そして今回もアカデミーのアンサムブルをどのように率いるかがとても楽しみだった。結果的には完全にアンサムブルに乗っかって遊ぶような演奏だった。一曲目のブルックナーの五重奏もよりそのアンサムブルとの乖離は激しかったのだが、マーラーのアダージョはその音楽の対位法的な特性からより興味深い演奏となっていた。その弦楽は全く若い時...「愛の宣誓」の口籠り

  • プファルツの森から挨拶

    満を持してインスタグラムでチャットパートナーに連絡した。どうも間髪を入れずに既読になっていたようだ。以前はリストのところでチェックして、時間をおいて既読にしていた感じだった。長い時は三週間以上後になっていた。内容によっては中抜きで上手くパスしていた形跡もある。その頃はファンレターも多かったのだろうが、減ったのかどうか。二週間も時間をおいた今となると流石に僕の立場でも普通に女性に何かを書く時と変わらない位に気を遣うようになる。とはいっても恋文をペンで認める時とはやはり違って、それでもリラックスした感じはある。兎も角、「仕事関係」はなくなって仕舞って、以前の関係もお楽しみになって、いつも携帯しているスマートフォンを覗き込むようになっているのだろう。お返事はまだないからそれぐらいにしか分からない。少なくとも悪い...プファルツの森から挨拶

  • 生中継留守録音の心得

    週末の準備が必要だ。三曲とも実演では聴いたことがない可能性がある。「ツァラストラスはこう語りき」はあまり演奏されない。一曲目のヒッチコック「眩暈」の音楽はその関連で若干お勉強したので、分かってもいて、更に楽譜付きで映像があるので、一寸見ておけば十分だ。最後のヴォーンウイリアムスのロンドン交響楽というもので、バンクを描いた小節に喚起されているというが、ビッグベンの鐘からその風景を伝えているようだ。この映画音楽とタイトルが付けられている演奏会で特になにか映画を観ておく必要もなさそうである。ツェルシー風景は先々月の「ブラックメール」で堪能した。昨夜もベルリンでの実況中継録音が放送されていたが指揮者のタルモはやはり抜群の才能で、ショスタコーヴィッチ交響曲10番でのああいう緊張感の作り方などは努力して学べるものでは...生中継留守録音の心得

  • 北京からの公報の数々

    北京での音楽祭初日の最終公演の報告が各紙から出ている。共産党紙も四川に迄伝えているところ見れば如何に重要な音楽芸術の意味を其処に見出しているかが分かる。ベルリナーフィルハーモニカーによる上海での興行はここまで扱われるだけの根拠はないだろう。殆どコピーアンドペーストのような類似紙面であるが、やはりその意味を深読みする。この楽団が中共との関係を持つきっかけになったのは2015年以来の上海での楽員の公演にあって、昨年のハース作「1100のピアノ」北京とヴィーンの音楽祭での公演によって、そして今回の楽団ムジークフォールムの中共初公演となったとある。上の企画がどのように進んだのかは分からないのだが、大変大掛かりな催し物で、中共向きだったのは間違いない。今回の三曲に一曲アペルギース作曲24の演奏家の為の「音楽的友好の...北京からの公報の数々

  • クロムベルクからの帰路

    クロムベルクから返ってきて疲れた。理由は定かでないが、例えば帰路のアウトバーンがダルムシュタットから閉鎖されていて、ハイデルベルク方面へとアウトバーンを遠回りに繋ぐことになって、走り難かったこともある。そして車もガタガタするようになって来ている。早く乗り換えたい。クロムベルクのアカデミーの建造物は完成していて、地下駐車場もそこへの連絡通路も分かった。最大の問題点は支払い機が一機しかなくて、行列となることだ。20分以上時間を費やしたので、出庫は22時10分になった。19時45分始まりの室内楽音楽演奏会としてはなぜか長丁場になった。フランクフルト周辺に住んでいる人でも日曜日の夜中に帰宅は辛いだろう。その多くは年金生活者としても月曜日が辛い。また、ホールの戸外バルコンも完成していてそこで休めるようになっている。...クロムベルクからの帰路

  • 肯定的な世代交代の意味

    15年ぶりにキリル・ペトレンコが金曜日に記者会見をしたらしい。独通信社からその内容が伝えられている。因みにこの間も日本旅行などに際して会見をしていたことは知られているがそれ以外では行っていない。ベルリンの楽団などに関して、その世代交代が質問されたようで、世界の代表的な楽団でのそれを個人的にはただただ肯定的にしか見ていないと答えている。これは現場の実態を知っている者ならば話すまでもないことであるのだが、評論家や音楽ジャーナリストなどは現場を知らないということに過ぎないだろう。具体的に、楽団に長きに亘って齎した経験と若い人のやる気を合わせることは豊かにするからだとしている。そこにおいて、歳を重ねた楽員は直ぐにはもしやすると同意してくれないような彼自身のアイデアをも若い人は受け入れてくれるとしている。ペトレンコ...肯定的な世代交代の意味

  • 重要なその視座と視点

    ブラームスのピアノ四重奏曲は専らシェーンベルクの編曲で馴染んでいて、嘗て言われたように「もう四重奏としては聴けない」の立場に近かった。しかし今回昨年からのブラームスの旅で、ブラームスの視座を漸くえることが出来ていて、そしてこの作曲をシェーンベルクがどのように読み解いたかは手に取るように分かるようになって来た。なるほど最初の主題が、自分のものでなくて残念と語ったというのもそのもので、ブラームスがそうした目で以って民謡的なものを採取してきたその心眼を表現している。まさしくブラームスの音楽を評価する時のその目である。それはハイデルベルクのレクチャーでも語られていた、ヴィーンの人がそのジプシー的な音楽をどのように受け入れているかの鷲掴みにする音楽文化的な視野である。それがリズム的にはもはやミニマルとしか考えられな...重要なその視座と視点

  • 自己最高額の普段履き

    靴を購入した。何が買えるか分からなかった。ざっと見ると、今履いているよりいい靴は見つからなかった。諦めて内履きを物色した。こちらの方は生地を張っているスペイン産が廉めで、如何にものモヘアになっているようなものよりもお得そうだった。初夏に冬物を買うのであるから置いておくだけなのだが、寒くても余りふかふかしたものは汚れもあり、足が不快になるので買わない。30ユーロ以下で綿のものとなれば、毎回右親指の肉球に穴が開く現在使っているものを買いたくなかったので幸いだった。そして靴下さえ履けば暖かそうだ。なので何時も大きめを購入する。それでも痛むのだから仕方がなかった。サイズとして41から44迄あったが展示品しかなかった43を購入した。25ユーロ以下だった。さて、探し回っても普段靴のいいものが見つからなかった。今履いて...自己最高額の普段履き

  • 虻蜂取らずになる活動

    (承前)シュヴェツィンゲン音楽祭、アンサムブルレシエクレに関しては若干否定的に言及した。しかしその興行的な価値だけでなく創立者指揮者ロートとの活動の芸術的な価値に関しては改めて考えないといけない。今回の二夜に亘るプログラムにおいてもいリゲティとモーツァルトを対照的において、この楽団が得意とする時代ごとに使用楽器とピッチを変えての演奏の価値である。因みにモーツァルトは430Hzが採用されていてハムマークラヴィーアが使われた。リゲティは442Hzで近代的な楽器が使われた。その音色的な差は、特にモーツァルトということでそれ程感じさせなく、その奏法に関してもこれといった効果は示せていなかった。現在の演奏会において近代的な楽団がモーツァルトの交響曲などを演奏するのは特殊であって、それが成功する例も少ない。そしてそう...虻蜂取らずになる活動

  • 発注システムのバグ探し

    休日前に片付けておくことはある。休日後の予定も立てておかないと動けない。金曜日の試飲会前に靴屋に行けるのかどうか。購入するのは冬の内履きと平素の靴である。前回購入したのは2019年9月で110ユーロ払っている。コロナ期間を挟みながらも五年履いたので、年当たり22ユーロで決して悪くはない。現在もそれ程は傷んではいないのだが、何時駄目になってもおかしくはないので、買えれば買っておきたい。靴だけはネットでは中々買いにくい。冬の内履きを最後に何時入手したかの記憶がないのだが、いつも傷むのは右足の肉球のところで、左右が代われば合わせてまだ使える。一度穴が開いてしまうと靴下も痛みそうで引き続き使いにくい。20ユーロ少々なら良しとするしかないだろう。爪先が冷えないだけでも助かる。醸造所から更に谷を詰めておくに行くのでそ...発注システムのバグ探し

  • 僕のインテルメッツォ

    週末はワイン試飲会とクロンベルクでの音楽会だ。前者と後者で350km程走るだろうか。燃料もそれなりに30リットル以上給油しておかないといけない。高騰していているので廉い内に入れておきたい。音楽会は、馴染みの深いクレメルがリードするもので、そのソロは四半世紀前に聴いた時に既に音を出さない音楽をすることが分かったのでその後は行かないようにしていた、実質上ソリストとしては引退状態だった。それでもコンツェルトマイスターとしてどのような演奏をするのか楽しみである。ブルックナーの「インテルメッツォ」、マーラー交響曲10番アダージョ、ブラームスピアノ四重奏曲ト短調Op.25で、アレンジを含めて初めてなのでお勉強の必要がある。久しぶりにチャットパ―トナーの話題だ。実は復学をしてからちょこちょこと出ていたのだ。授業が薄いな...僕のインテルメッツォ

  • 成功する為の秘密

    走行距離往復100kmなかった。やはり倍のバーデンバーデンに出かけるよりも時間的に楽だ。それでも帰宅が21時を過ぎていたのは、中継実況から省かれていたピアノのバッハアンコールがあったからで正味2時間を休憩を入れて裕に過ぎていた。二人のソリスツを入れるコンサートは結構稀である。この指揮者ロートが率いる楽団レシェクレの演奏会は二日続けて、モーツェルトとリゲティを合わせて、ヴァイオリンのピアノの協奏曲を二曲づつ演奏した。毎日通うのも面倒で二日目だけに出かけた。ヴァイオリンのイザベレ・ファウストはとても日本で人気のあるドイツのヴァイオリニストで、今回初めて聴く。初日はリゲティの協奏曲を弾いて、二日目はモーツァルトのト長調の協奏曲だけだった。それでもその人気の秘密も実力もよく分かった。シュトッツガルトの人で地元の応...成功する為の秘密

  • 眼を開けていられない日々

    久しぶりに疲れた。同じように疲れたのは昨年の復活祭楽劇「影の無い女」最終日である。共通しているのはスポットライトの光を近くに感じて、前夜から血圧の上がるような興奮状態にあったことだろうか。それについては改めるとして、そういう状態になると最早舞台を眺めていても眼を開けていられなくなるのである。眠りに落ちるというよりも眼が痛いという感じになる。車を運転しているならば停車してひと眠りしないといけない。春にシュヴェツィンゲンに向かうのは久しぶりで十何年ぶりだろうか。コロナ期間中は特別に秋に延期になっていたので安い席が入手出来て何回か愉しんだ。春には出かけなくなったのは五月はアウトドア―スポーツに大忙しで出かける暇もないからである。更に衣装も暑すぎる時もあって面倒だったからだ。要するに一番いい季節なのに無理に着繕う...眼を開けていられない日々

  • 震撼させる浪漫歌劇指揮

    ベルリナ―フィルハーモニカーを振ってペトレンコは中共デビューをする。6月末に四日間の公演を上海で行う。即完売の様である。それより一月以上前の5月12日にエンゲルも北京でデビューする。アンサムブルムジークフォールムヴィーンを振って、ベアート・フュラーらの曲を演奏する。今回初めて知ったのがそのスイスの作曲家がこの楽団の創立者の一人だったということで、なるほどヴィーン風の楽団だなとは思っても友人らが共演したりでドナウエッシンゲンでも聴いている。エンゲルも昨年のパリのIRCAMとヴィーンモデルンの開幕公演でこの楽団と大成功をしている。北京の中央音楽学院主催の音楽祭の開幕演奏会のようだが、思いのほか立派な歌劇場で招待客だけの演奏会らしい。さぞかし楽界のお歴々が集まるのだろう。そこでの指揮者のプロフィールは独自なもの...震撼させる浪漫歌劇指揮

  • 索引2024年04月

    新調する前に充電池を2024-04-30 生活カメレオンの美学的審美2024-04-29   文化一般リアルタイムの可能性2024-04-28   雑感オーディオ的考察の叩き台2024-04-27 音星が輝くのは何処?2024-04-26   テクニック空気羽根で床を上げる2024-04-25 テクニック食事の質よりも水分摂取2024-04-24   生活史上最強の映像制作楽劇2024-04-22   マスメディア批評ドラマの世界の独立性2024-04-21   文化一般時代の耳への観想2024-04-20   音拒絶する強い意志2024-04-19   雑感ブーレーズの死へグルーヴ2024-04-18   音退屈だった古典曲カセット2024-04-17   音未解決か眼精疲労2024-04-16   生...索引2024年04月

  • 環境音への考慮

    自動車のサウンドで気が付いた。メルセデスの最高級車マイバッハに迄採用されているブルメスターオーディオシステムのことである。採用されたのはブガッティーやポルシェに続いて2009年からのことらしいので、全く知らなかった。ギターのアムプから初めて大した製品を作っていた訳ではなさそうだが、今どれほどの売り上げ規模かは調べないでも分かるが、百人の従業員を抱える有限責任会社である。売りは3Dから4Dであると分かると、その技術的な背景が分かった。3Dを研究していて卒論作成を手伝ったバーゼル音大のサウンドデザインの人がそのものベルリンで仕事を始めていたのを知っている。恐らくその仕事が製品化になっている筈だ。名刺での名前はこの会社ではなかったと思うのだが、全くそのものの研究だった。四半世紀前のことなので既に50歳に近くなっ...環境音への考慮

  • 縦に積まれた味わい

    リゲティの「13楽器の為の室内協奏曲」をお勉強している。興味深いのは楽章ごとに異なる四人に献呈されている事だろうか。聞いたことがあるようなモエディという人の外ツェルハ夫妻の二人に、先ごろ亡くなった大俳優のヴァルター・シュミディンクの四人へである。細かなアナリーゼもまだあるが、興味深いのはやはりサンドラ・ヴェレシュの影響もあるだろうということで、その楽譜が当然のことながらInCで書かれているからこそ余計にその半音階のトナールが際立つ。この辺りも映画だけでなくて生前中によく売れた背景でもある。そしていかさまな指揮をしようと思えば幾らでも出来る原因にもなっている。要するに真面な演奏が為されるようになるかどうかがこの作曲家の作品の将来性を左右すると思う。髭剃りの充電池を更に調べた。結局二日しかもたなかったが、電圧...縦に積まれた味わい

  • 夏の衣装も準備しておく

    メーデー前の買い物を済ませた。思っていたように混んではいなかったが、若干違う顔があった。洗濯屋からシャツも回収してきたので、次の衣装を考えるだけだ。週末はまたぐずぐずした天気になるようで、完全な夏服とはいかないだろう。六月の避難計画も徐々に決まってきたが、又不明なところがある。なによりも車を出せる時刻などが確定するのは直前で、どのような交通規制が行われるのかが分からない。日曜日にも清掃車が入ったりして動かせる筈だが、午前中だけとなる。夜はバーゼルに向かうので、途中をどこで過すのかなどを考える。美術館などを訪問してもいいのだが、妙に疲れるので、シュヴァルツヴァルトの二時間程の友人のところに出かけてもいいかと思う。昼飯を早めに摂って、標高の高めのところで二三時間歩いてから下っていくのも良いかもしれない。当初の...夏の衣装も準備しておく

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、Wein, Weib und Gesangさんをフォローしませんか?

ハンドル名
Wein, Weib und Gesangさん
ブログタイトル
Wein, Weib und Gesang
フォロー
Wein, Weib und Gesang

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用