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明日咲く花 http://asusakuhana.blog.fc2.com/

花より男子の2次小説になります。牧野つくしちゃんを主人公に書いてます♪

asuhana
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2015/10/23

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  • 類くんお誕生日会チャットのお知らせ

    2024年 類くんお誕生日チャット会のお知らせ本年の類誕イベントは、都合により開催することが難しくなりました。楽しみにしていて下さった皆様、大変申し訳ございません。その代わりと致しまして、team Rui主催のお誕生日チャット会を開催したいと思います。開催期間:3月29日 21時~ 3月30日 23時59分開催場所:LINE オープンチャット(開催時間まではパスワードがかかっております)メンバーと一緒に、ワイ...

  • 愛なんていらないから11

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  • 類誕イベントサイトにお越しの皆様へ

    類誕イベントサイトにお越しの皆様へイベントサイトにお越し下さり、ありがとうございます。今回読者の方より「サイトが見られない」というお話を伺いました。幾つかの原因が考えられますので、下記に方法を記載致します。ご対処いただいたうえでサイトが見られないとのことでしたら、再度ご連絡いただければと存じます。なお現在、新しいテンプレートに変更手続き作業中です。ご不便をお掛け致しますが、どうぞ宜しくお願い致しま...

  • 2023 類誕イベントー告知

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  • 終____始まり

    春が来る前に何かが終わり。春の到来と共に何かが始まる。満開の桜と共に、何かが始まるって日本ならではだなーと思っています。明日咲く花を書き始めた頃は、小学生だったパンダ。なんと高校を卒業しました。コロナ禍の中で始まった高校生活。どうなることやらと思っていましたが、コロナとは別に____いろいろ(本当に色々)ありましたが、なんとかこうとか無事に卒業。馬鹿な子ほど可愛い。まさしくその通りの言葉で、大好き...

  • 愛なんていらないから 10

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  • 無花果 最終話

    彼女は、俺の目を真っ直ぐに見ながら緩やかに微笑み「重くてすみません」そう謝った。「俺を愛してくれてありがとう」俺は、冷静に振り返れば恥ずかしい言葉を……でも、自分の気持ちそのままの言葉を返していた。生きててくれて______再びあらわれてくれて_____俺を愛し続けてくれて_____ありがとう。「そんな風に言って後悔しても知りませんよ。私の愛_____本当に重いんですよ。なんせ年季が入ってますんで」「うん。ありがとう。...

  • baroque 98

    薫がいる場所を目指して、つくしは扉を開け外に飛び出し庭を駆ける。ただただ薫に会いたいその気持ちだけで________つくしは走る。庭木の揺れる音に薫は振り向いた。目の前には息せき切ったつくしがいた。万感の思いが薫の中を駆け抜けていき、残るのは、愛おしくて愛おしくて、ただただつくしを愛おしく思う気持ちだけ。「薫……」愛おしい彼女が自分の名を呼ぶ。それだけで喜びが込み上げてくる。薫が手を伸ばせば、つくしは目に涙...

  • 禁花〜愛しいあなた〜09

    ...

  • 禁花~愛しいあなた~07

    ...

  • 禁花〜愛しいあなた〜06

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  • 禁花~愛しいあなた~04

    愛している。愛している。狂おしいほどにお前を愛している。...

  • 禁花~愛しいあなた~03

    ...

  • 禁花~愛しいあなた~02

    ...

  • 禁花~愛しいあなた~01R

    禁花の存在を知った日愛しても愛しても、どうにもならない事があるんだってわかった。だからあたしは、愛を捨て、享楽を選んだ。...

  • 愛なんていらないから 08

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  • 紅蓮 114

    誰かの行動が、思いがけない歯車になって誰かの運命を動かしていく。...

  • baroque 96

    ...

  • まだ気づかない Fin 類つく

    牧野の肩が小さく小さく揺れている。抱きしめたい。でも……いまは……小さく揺れる肩を類は見守った。牧野がゆっくりと振り向く、フィレンツェの風に牧野の黒髪がサラサラと揺れた瞬間。あの日フィレンツェの朝靄の中で見た幻の彼女がそこにいた。類の中で全てが繋がっていく。類は手を伸ばして牧野を抱きしめた。幻の彼女が消えてしまわないように。「牧野、俺、今気がついたよ。初めてあんたと出逢った瞬間から心奪われてたんだって...

  • 2022 類リレー告知

    『2022 類リレー告知』Tomber amoureuxteam Ruiによる類誕イベントを開催します♬サイトオープン:3月23日(水)0時~4月12日(火)23時59分コメントはオープンコメントのみ受け付け致しますどうしても秘密でコメントを残したい場合は、各サイト様へ直接コメントをお願い致します。お馴染み!拍手小話もありますよっ♪♪↓↓↓↓↓ 此方から、どうぞ(*´∀`)♪Tomber amoureux 管理人:team Rui...

  • 愛なんていらないから 05

    確かあたしは、横手物産の福山係長とアポを取ったはずだ。福山係長は真っ直ぐな髪の小柄な人だったよ……な?うんっ そうだ。小学生のあの夏休み。メモリースポーツ大会を目指して日夜訓練に励んでいたあたしの脳が、コノオトコハ、フクヤマカカリチョウ デハナイ。と言っている。まぁブームはあの夏休みの日々で終わったが、わりそのお陰でかし物覚えはいいはず一、一に山係長は女性だ。じゃあ なぜ、あの受付嬢はこの部屋にあた...

  • 愛なんていらないから03 つかつく

    くしゅんっ くしゅんっ くしゅんっ小さなくしゃみが3回出て、あら?誰かがあたしに惚れた?なんて暢気に笑ったら「やだぁ、牧野先輩風邪ですか? うつさないでくださいよ。先輩仕事いっぱい残ってますよね?」いやいやいや、今田さんあなたの仕事の間に合わない分だよね?「ってか、鼻水飛んでません? 美香、もう食べる気失せちゃったんですけどぉ。もう牧野先輩の奢りですよ」えっ、もうあと残りって、一口だよね? その一...

  • 紅蓮113

    「あらっ、凄い。佐久間さんは、香子さんの事、本当によく覚えていらっしゃるのね。こんなに愛情溢れる方にご幼少期の頃見て頂いたなんて、香子さん貴女本当に幸せね。あらっ、いやだ。もしかして佐久間さんが日本に帰っていらっしゃったのは、香子さん、貴女のお子さんを佐久間さんに見て頂くため?」目を輝かせた静が問えば「えぇ、本当は、そうして頂きたいところですのよ。でも、佐久間、今は新しいお嬢さんを見ているのでしょ...

  • まだ気づかない15 類つく

    「あぁーーーーー」たわわになる葡萄を見つめながら、雪之丞は呟いた。早くくっついちゃえばいいと思ったのも、類に発破をかけたのも自分だ。それでも____類から貰った電話の後、何度も何度もため息をついた。覚悟してたとは言え「結構、キツイよね あぁーーーーあ」そんな雪之丞のボヤキを知らない牧野は、真っ赤な顔をしたまま車を降りて、勝手知ったる我が家の如く、雪之丞のもとに向かって歩き出す。類は、そのあとを__...

  • パンダ徒然に ~受験とマッチョと呼び出しと~

    お久しぶりです。皆さんお元気でいらっしゃいますか?毎年恒例の総誕を無事終え______ほんの少し、書くことを思い出したと同時に、時折、いただくお話の続きが気になりますの。の言葉を思い出し、続きを書きだしました。途中になっているお話の完結を目指してゆっくりと頑張ります。←とりあえず鼓舞するのに宣言しときます!...

  • baroque 96

    雛子がポツリと漏らした言葉を拾い上げ、潮騒の音を聞きながら二人手をつないで歩いている。雛子は、総二郎の話を楽しそうに聞き、総二郎の話を広げ、自然と総二郎が新たに興味を持ちそうな話へと続けていく。「雛ちゃん、雛ちゃんはいま何に興味があるの?」総二郎の問いに、雛子は嬉しそうに「総くんの、織りなす世界かな」「俺の____織りなす世界?」雛子は、コクンと頷くと「えぇ、総くんの手から作り出される世界はとって...

  • 愛なんていらないから02 つかつく

    久しぶりにぐっすりと眠った朝。ベッドサイドに置かれた金を見た。なんだこれは?もう一度見ても、変わらずにそれはそこに置いてある。まぁそれはそうだ。あるものがないという方が物理的に可笑しいのだから。それにしてもだ_____なんだこれは?そう考えてから、ベッドから立ち上がり部屋の中を見回した。目頭を押さえて昨夜の事を思い出す。________いつものように眠れずに、眠剤を酒で飲んでから、秘書の沖田に命じ...

  • 愛なんていらないから つかつく

    おめでとうーーーおめでとうーーーー歓声と拍手と花が舞う。色とりどりの花びらが舞う。あぁ、綺麗 人生最良の日だ!!そう思いながら、あたしは笑みを浮かべ手を振る...

  • 紅蓮 112

    「私、あの日まで___ウェヌスのエクボを生まれつき持つ日本人が珍しいだなんて知りませんでしたの。私にそのことを教えてくれたのは、隣の家に引っ越してきた駐在員の奥様でしたわ。玲久と同じ年のお子さんが居て、プールで遊ばせていた時に、『あらっ、玲久ちゃん、ウェヌスのエクボがあるのね。くびれたウェストが約束されたようなものね。って、言うことは絢子さんにもあるのね。うーーんいいな。親子二代でスタイルよしで美...

  • まだ気づかない14 類つく

    類の顔を見た瞬間……恋に免疫のない牧野は気まずくて気まずくてたまらなくなった。一方、類の方は……牧野が叫んだ『雪ちゃん……会いたい』という言葉に心を抉られていた。重たい空気が二人の間を流れている。あまりの重さに耐えきれなくなった牧野は類に「……専務、私、何か専務のお気に障るようなことしましたでしょうか?」思い切ってぶつけてみた。「別に」この雰囲気が嫌で思い切って聞いたとう言うのに、あまりにも素っ気ない言葉...

  • baroque 95

    時政夫人は、飲み物を口にしたあと「薫様、私ね、こうやって洋平さんを手に入れましたのよ。洋平さんは正義感が強くて優しい人でしたから。婚約者に捨てられた私が父に傷つけられるなんて____そんな間違った扱いを許せない人でしたのよ」「全てが翠子さんの計算だったということですか?」薫の問いに、時政夫人は美しく微笑み「_____私ね、洋平さんが居ないと息が上手く出来ませんのよ。自分を失わないで生きるためにしょ...

  • baroque 94

    「薫様、お久しゅうございます」嫋やかな空気を纏い、時政夫人がお辞儀する。時政夫人の人となりを知らなければ、夫人を表す時に使われる、女傑・豪胆・革新的と言う言葉がこれ程も似合わない人はいないだろうと薫は感じる。抜ける様な肌の白さに小さな体躯。緩やかに微笑みを浮かべるさまは、まるで京人形のようだ。いいや、夫人の人となりを熟知していたとしても、彼女の姿形は彼女の内面を表す言葉とは似合わない。薫と夫人の付...

  • 猫 04

    ニャォーン猫が鳴いた。陽だまりの中、ムゥを膝に抱えたつくしが微睡んでいる。ムゥもくるりと丸まり幸せそうに眠っている。総二郎の唇が柔らかな笑みを作る。事の切っ掛けは、大々的な区画整理だった。色々あって、ずっと半家猫だったムゥを何故か西門で面倒見ることになったのだ。最初は勿論つくしやワタル、その他諸々のムゥの出没場所だった家の住人が引き取ると言ったのだが、つくしは一人暮らしの上に出張で家を空ける事が多...

  • 猫 03

    ニャオォーン 猫が鳴いたワタルの腕から飛び出したムゥが、人の輪に囲まれた女の元に一目散に走っていった。ムゥは女の足にスリスリしながら、鈴を転がしたような声で鳴く。女は膝を折りムゥに手を伸ばし喉元を撫でながら「えっ ムゥ? 久しぶり。元気だった? もうすっかりお兄ちゃんになったね。なんだか貫禄がついて、ちぃたんに似てきね」ムゥがゴロゴロと喉を鳴らして喜んでいる。ワタルの背後に居た総二郎の目に入ったの...

  • 猫 02

    ニャオォーン猫が鳴いた。その夜総二郎は珍しく酔っ払っていた。やるせ無い気持ちを抱えて昼間からずっと飲んでいたからだ。迎えの車を途中で返し、あてもなくブラブラ見知らぬ路地裏を歩いていた。路地裏で猫が鳴くなんて珍しいことでも何でもないことだ。でも、なんだか気になって総二郎は声の主を見つけるために路地裏を覗いた。声の主は、ニャオォーン ともう一声鳴いて、総二郎に擦り寄る。総二郎はしゃがみ込み「おっ、お前...

  • 猫 01

    ニャオォーン 猫が鳴いた。思い返せば、それがドミノ倒しの一コマ目だったのだろう。鳴き声につられ、お隣の藍田さんから貰った椅子から立ち上がり窓を開け外を見た。藍田さんから貰った椅子は、チャーチチェアと呼ばれる代物で背面に聖書を入れるボックスが付いていてつくしのお気に入りだ。藍田さん宅にお呼ばれした時にその椅子を褒めたら気前良くくれたのだ。恐縮するつくしに、「じゃあ、ムゥに しばらくおやつ上げてやって...

  • 総二郎BD 告知

    今年も総ちゃんのお誕生日がやってきましたーっ♥去年に引き続き、今年も短編集にはなりますが、4年続いた「ちゃぷん」から離れてみました♪今年のテーマは「HAPPENING」♪いろんなドジ話やハプニングをお届けしたいと思います。さてさて、ドジなのはつくしちゃんか?総ちゃんか?!それではチーム総ちゃんずのご紹介~♥ gypsophila room♥Gipskräuter様 明日咲く花 ♥ asu様 柳緑花紅 ♥ 河杜 花様 Pas de Quatre ♥ p...

  • Rival amoureux あとがき

    Thank you for coming !!...

  • Rival amoureux スピンオフ④ -GPS-

    スピンオフ④『花沢オートキャンプ場物語~真夜中のたんけん~』...

  • Rival amoureux スピンオフ③ -星香-

    スピンオフ③『煙が目にしみる』...

  • Rival amoureux スピンオフ② -聖-

    スピンオフ②『3 years later』...

  • Rival amoureux スピンオフ① -plumeria & asu-

    スピンオフ①『~Birthday Present~』...

  • Rival amoureux 第5話 -空色-

    第5話...

  • Rival amoureux 第4話 -asu-

    第4話...

  • Rival amoureux 第3話 -りおりお-

    第3話...

  • Rival amoureux 第2話 -星香-

    第2話...

  • 2021塁リレー告知

    Rival de l'amourteam Ruiによる類誕イベントを開催します♬サイトオープン:3月25日(木)0時~4月15日(もく)23時59分今回は3月25日(木)12時のプレリュードからスタートコメントはオープンコメントのみ受け付け致しますどうしても秘密でコメントを残したい場合は、各サイト様へ直接コメントをお願い致します。お馴染み!拍手小話もありますよっ♪♪↓↓↓↓↓ 此方から、どうぞ(*´∀`)♪Rival de l'amour 管理人:team Rui...

  • 水音〜03〜

    ちゃぷん水槽の金魚が跳ねた瞬間「つくしー、あんた恋でもしたん?」インディゴちゃんに聞かれた。「ふへっ? あたしが恋? ナイナイ」「あらそっ。薫社長様が随分と気に病んでたから」「コフッ なんで薫社長が気にやむのよ」「そりゃぁーねー まぁ薫も可哀想って事よね」「ひどっ その方のお祖父様とやらに連日こき使われて、可哀想なのは、あたしなんですけど」「あらっそうね。でもあんた、その割には肌艶凄くいいんじゃな...

  • 水音〜ちゃぷん〜02

    ちゃぷんっお湯に浸かれば冷えきり強張った身体が解れていく。「まさか……こんな所で会うなんてだよね」自宅マンションからほど近い加茂川のほとりで、つくしは総二郎と七年ぶりに再会した。大学二年の終わり、かつての恋人だった道明寺司と別れた。道明寺と何処ぞのご令嬢との政略結婚が決まったからだ。正式に話が決まる半年前に道明寺は、つくしに全てを話し、別れたくないと懇願し足掻いてくれた。結果、どうにもならなかった。...

  • 水音〜ちゃぷん〜 01

    ぱちゃん……水が跳ねる音がした。水面を見つめ波紋を探せばぱちゃんっちゃぷんぽちゃん幾つもの水音と波紋が広がった。波紋を見つめる顔に笑顔が浮かんでいく。加茂川のほとりで偶然再会してから一年。あの日と同じ、月の初めの木曜の夜ここで会う。背後を振り向けば、呑気な笑顔浮かべた女がいる。総二郎は眉を顰め「ったぁっ 牧野 水切り本当に下手だな」「そっ、そう? 今日は三回くらい水切りした気がするけど」「何個石投げ...

  • お知らせです

    今年も総ちゃんのお誕生日がやってきましたーっ♥総誕と言えば3年続いたちゃぷんリレー・・・でも今年は「ちゃぷん短編集」でございます♡濃厚エロもあり、エロ楽しい話もあり、総ちゃんジャナイ異質な?エロもあり!色んなちゃぷんを楽しんでいただけたらと思います♡それではチーム総ちゃんずのご紹介~♥ 明日咲く花 ♥ asu様 柳緑花紅 ♥ 河杜 花様 Pas de Quatre ♥ plumeria様そして今は海外でお仕事中の「Live and let...

  • まだ気づかない13 類つく

    類は牧野を抱きしめる。牧野の匂いが類の欲をくすぐる。顎先を持ち上げ唇を合わせようとした瞬間……雪之丞の顔がよぎった。類は牧野をもう一度抱きしめてから「ねぇ牧野、ちょっと一緒に着いてきて欲しい所があるんだけどいいかな?」そう声をかけた。1時間後……「専務 これって、プライベートジェットとかいうんじゃないですか」「快適でしょ。司が貸してくれて、ラッキーだったよね」「ラッキーって、一体どこに行こ「あっ、牧野...

  • まだ気づかない12 類つく

    類は牧野を抱えたまま、車を降りた。手揉みをしながら挨拶をしてくる初老の男達に「無理言って悪かったね。寄付金はあれくらいで良かったかな?また何かあったら、田村に連絡しといて。じゃっ お借りするね」爽やかに告げると、スタスタと男達の前を通り過ぎる。「あっ 花沢さまっ」追い掛けて来ようとする男等に「もう用はないから着いてこないでね」とってもにこやかに、それでいてどこか冷たく言い切った。角の道を曲がると共...

  • 『2020 類リレー告知』

    petit logement douilletteam Ruiによる類誕イベントを開催します♬サイトオープン:3月23日(月)0時~4月14日(火)23時59分お話しスタート:3月24日(火)0時~コメントはオープンコメントのみ受け付け致しますどうしても秘密でコメントを残したい場合は、各サイト様へ直接コメントをお願い致します。お馴染み!拍手小話もありますよっ♪♪↓↓↓↓↓ 此方から、どうぞ(*´∀`)♪petit logement douillet 管理人:team Rui...

  • まだ気づかない11 類つく

    いくつもの視線に晒されて「腰、腰、腰、腰」と言葉を繰り返す牧野を、類は抱き抱えながら「早退するって、田村に言っといて」ニッコリと笑って爽やかに去っていった。バタンっ秘書室のドアが閉まった5秒後________「いまのって、いまのって、そういう事よね?」そんな言葉を皮切りに「キャーーーーーーッ」「オォーーーーー」と歓声が上がった。「うぅうぅっ」美人秘書が涙を流し悲し……「ヤッターーーー」いいや、喜び「はい、は...

  • まだ気づかない10 類つく

    「せ、せ、専務ーーー」いつも強気の牧野が涙目になりながら類を見上げる。いつもと違う牧野の表情が、一瞬触れた唇が_______類の鼓動を早くさせ、無意識の中で育んできた恋心を意識させる。牧野を膝に抱えたまま類の思考は、過去を旅する。「せ、専務……花沢専務っ、あっもう花沢っ!」牧野が何度も何度も類を呼ぶ。それでも類の思考は過去に思いを巡らしたまま。牧野の声が嗄れた頃_________「あんた、ポスター泥棒したよね?」唐...

  • まだ気づかない09

    眠ろうと思えば思うほどに目が冴えて眠れずに、何度も何度も寝返りを打った。オス鳥が求愛の歌を歌い出す頃、漸く眠りについた。漸くついた眠りの中で_______類は夢を見た。フィレンツェの丘でいつか見た彼女が、黒髪を揺らしながら振り向く。あの時見えなかった彼女の顔が何故か_______牧野になっていて、あどけない表情の中に色香を纏わせて微笑みながら駆け出してくる。嬉しくなって、両手を広げ抱きしめようとした、今まさにの...

  • baroque91

    沈みゆく太陽が空を黄金色から緋色に染め上げていく。「見て見て 総くん。このデザート、2匹のウサギの絵が描かれてる」はしゃぐように雛子に言われ、総二郎は寄り添うように、雛子の前の緋色に縁取られた皿をのぞき込む。美しい二人が仲睦まじく寄り添うその姿は、窓から見える緋色の空と相まって、どこか幻想的だ。そんな二人の姿を見て篠田は嬉しそうに微笑んだ「……そう言えば、西門の後援会に、克昭さんも入ったのよね?」「...

  • 総誕イベント・愛と欲望の果て~能登でちゃぷん~後書き

    <後書き>皆様、こんにちは。総誕イベント、全話無事に終了することが出来ました。ありがとうございました。如何でしたか?てんこ盛りのサプライズだったでしょ?(笑)笑ってニヤけて下さいましたか?❤それでは本日は去年同様、ポンコツながら纏め役をしたplumeriaの後書きと言いますか「舞台裏」でございます。最後にメンバーからのメッセージもありますのでお付き合い下さいませ。あれはまだ夏の暑い日・・・。いきなりるいかさん...

  • 総誕イベント・愛と欲望の果て~能登でちゃぷん~番外編・Kiss me by 河杜 花

    ちゃぷん……。檜の爽やかな香りが、湯を通してつくしの身体に優しく纏う。ちょうどよい湯加減が、疲れを癒してくれる。それにしても、先日旅行した能登のお湯はとっても良かった。温泉のローションも最高だし、なんて言ったってあのお湯のとろみ具合!お肌がしっとりして、それでいて滑らかで、すべすべになった肌に総二郎も喜んで…………。ふと、乱れに乱れまくって、躰も心も蕩けきったあの能登での夜の営みが脳内リプレイされた。リ...

  • 総誕イベント・愛と欲望の果て~能登でちゃぷん~番外編・「まっちゃいろ」 by りおりお

    総二郎の誕生日も無事終わり、西門邸へ戻った二人その姿は以前にも増して仲睦まじいそんな二人が縁側に並んで座り、中庭を見ていた「もうすっかり寒くなったね。」「あぁ。 あっという間に冬になったよな。」「それにしても、今年の総の誕生日は凄かったね。 皆、忙しいのにわざわざ総の誕生日をお祝いする為に来てくれたんだもん、総の人徳だよね。」(単に邪魔をしに来ただけだろうけど、まあ久しぶりに皆と会えたことは嬉しか...

  • 総誕イベント特別編『西門邸物語~ポチが来た~』by GPS

    総二郎に追い出されるような勢いで温泉旅館を出た5人。類にあきら、司に桜子、そして滋はワイワイと迎えの車が待っている駐車場に向かっていた。「あ~!楽しかったねぇ!」「滋さんったらあんなもの先輩に……くすっ、どうなるのかしら」「えぇ~?そりゃニッシーが頑張るんじゃない?」「でも昨日だって私のローションで遊んでるはずだもの。西門さんの奥様に必要なのは体力だけですわね」「あははっ!つくし、頑張れ~!」「うふ...

  • 総誕イベント・愛と欲望の果て~能登でちゃぷん~番外編・「飛んでお江戸でいい湯だな」 by 星香

    愛と欲望の果て~能登でちゃぷん~ 番外編 ※こちらのお話は、第十一話の幕間的なお話となります ゆるーく、お付き合い下さいませ…時は令和。二百年ぶりに光格天皇以来の上皇さまが誕生するわ、闘球ラグビー世界大会ワールドカップなるものが、花のお江戸東京で開催されるわの大騒ぎ。そんな中でもこの男。昨晩、最愛の嫁を散々抱きつぶし、朝も早よからちゃっぷん、ちゃっぷんと、イイご身分でご満悦。「あ~最高だな…。これでつ...

  • 総誕イベント・愛と欲望の果て~能登でちゃぷん~最終話 by Aria

    最終話「こんな所で着替えないでっ!」と身体をもじもじさせながら襖を閉められた。ここに来て必要あんのか?それにしても滋の用意したこの抹茶色……つくしには効果が絶大の様だ。本人は必死に隠してたみたいだがあいつらが帰る前から、身体がピンクに染まりグラスを触るのすら少し躊躇していた。指先まで敏感になってるんだな。あの時のつくしの顔は俺がトロットロにしてやっても中々拝めない顔だ。それをあいつらに見られたのは癪...

  • 総誕イベント・愛と欲望の果て~能登でちゃぷん~第十話 by everyone

    第十話こちらのお話は参加者の合作となります誰がどの部分を書いたのか?書いていない人もいるとかいないとか……?想像しながらお楽しみくださいませ(*´∇`*)小松空港展望デッキ、良く晴れた空を見上げていた類は目当ての一機の着陸を確認。相変わらず 派手と呟き、空港のロビーへと踵を返した。『……あ、司?』『なんだ珍しいな』『まぁね、ねぇ総二郎の誕生日祝いしない?』『は?……俺は忙しいんだよっ!』『石川の花沢リゾートな...

  • 愛と欲望の果て ~能登でちゃぷん~ 第五話

    珠洲岬に降り立てば「綺麗だね」「あぁ 綺麗だな」そんなありふれた言葉しか出なくなるほどに圧倒される。目の前に広がったのは、碧い碧いどこまでも碧い海だった。ビュービューと煩いほどに風が吹く。どちらからともなく、手を伸ばし繋いでいた。繋いだ手が凄く温かく感じた瞬間「幸せだなぁ」風の音に紛れてしまいそうな、つくしの小さな呟き。その小さな呟きに、この手の温もりの本当の正体を知る。喜びは二倍に、悲しいことは...

  • まだ気づかない08 類つく

    現在、牧野は非常に困っている。原因はいくつかあるのだが、一番の困りポイントが、雪之丞がオランダに行ってこの方、ゆっくり話しが出来ていないことだ。牧野にとって雪之丞は、ある意味〝特別〟だ。困ったときは、雪之丞。何かあったら雪之丞。いや、何がなくとも雪之丞。出会ってから十年の間に培わされた関係だ。学生の頃は、ほぼ毎日。社会人になってからだって、少なくとも週に二回は会っていたのだ。そこまで考えて、はたと...

  • 楽し嬉しのお知らせ

    今年も総ちゃんのお誕生日がやってきましたーっ♥総誕の代名詞(?)となったちゃぷんリレー、今年もやっちゃいます~!タイトルは……『 愛と欲望の果て ~能登でちゃぷん~ 』何ともまた……な、タイトルですね(笑)えぇ、中身はご想像にお任せします♡そして、今年は新メンバーにIRIS* ♥ Aria様を引き摺り込みお迎えしました~!(るいか様、海の向こうで読んでくれるかな?+.(*'v`*)+)それでは公開日時とチーム総ちゃんずのご...

  • 愛と欲望の果て ~能登でちゃぷん~

    慌てて食った能登牡蠣がつくしの口の中にスルリと吸い込まれて、咀嚼音と共に喉が上下する。そんななんでもない事なのに……やべっマジ色っぺい。先ずは、しっかり腹ごしらえさせてからなんて思っていたが、食べる行為はどこかエロティックで、俺の欲を擽りやがる。「っん?総、どうしたの?ソレ見せてよ」「あっ、っん」そうだ先ずは、コレの存在だ。透明のボトルの中には、金箔が浮遊した黄金色の液体。つくしがボトルに手を伸ばす...

  • まだ気づかない07 類つく

    「ハァッー」 突然の牧野の溜息に、類が顔をあげた。牧野が何か言いたげに類を見る。類は牧野から視線を逸らした。「ふぅっーーーー」牧野は類に一歩近付いて、ため息を吐く。類は、その溜息を振り払うかのように、「コホンッ」咳払いを一つしてから「決まったこと。牧野も了承したろ?」「だって……」「だっては、ない」「でも……」「でももない」「専務……意地悪ですよね」「あんた随分とハッキリ口にすんね」「それは そうですよ...

  • まだ気づかない06 類つく

    「早く、くっついちゃえばいいのに」雪之丞は、パソコンのデスクトップ画面に映る牧野に呟いた。本音を言えば、今だって雪之丞は、牧野が欲しくて欲しくてたまらない。十年の恋心に終止符を打つなんて、そんなに生易しいものじゃないのだから。十年間……一番そばにいた……だからこそわかる。「なーんで、気がついちゃったのかな。なーんで、類さんいい男だったのかな」本当は、最後の最後までもがきたかった。憐憫でも、同情でも、な...

  • まだ気づかない05 類つく

    「ズビッ……ズビビっ 雪ちゃん気をつけて行ってきてね 元気でね」「うんっ つくしちゃんも元気でね」「雪ちゃん、Bedankt tot nu toe(これまでありがとう)」「Graag gedan(どういたしまして) ……って、つくしちゃん、オランダ語、練習してくれたの?」「……まだ挨拶くらいしか出来ないから……帰ってきたら雪ちゃん教えてね」牧野は、大きな瞳に涙を溜めながら雪之丞を見上げる。「そうだね……でも……類さんにオランダ語習って、遊びに...

  • まだ気づかない04 類つく

    「専務って本当に笑い上戸ですよね」「牧野が変なことばっかりするからだろう」「えぇーーー人のせいですか?専務だって随分と変なことしてますけど……」牧野の言葉に類は、手身近にあった書類を丸めるとポカンっと叩きながら「牧野のフォローしてるとだろう」「あぁーーーーーー 暴力上司ですわぁー コンプライアンス委員会の登場ですよね」「何が、ですわだよ。それより朝頼んどいた書類は?」「いまお手許に丸められているかと...

  • まだ気づかない 03 類つく

    「ふぅーーっ」一拍置いて、周りを見回せば……タラリと冷や汗が出る。どうやら牧野……乗ってはいけないエレベーターに乗ってしまったようだ。なるべく目立たないように小さくなってみたけれど、閉まる直前に乗ってきた人間が目立たないわけもなく……トホホ状態だ。それでも、目立たないように精一杯小さくなってうつむいた。そんな中《たしか君、牧野……つくしさんだったよね?》とても綺麗なスワヒリ語で話しかけられた。だ、だ、誰、...

  • まだ気づかない02 類つく

    六度目の出会いは、気に入らない見合い相手を撒くために紛れ込んだ仮装パーティー。余興で出て来たキャラクターマスコットがダンスするのを見て、後ろの女が嬉しそうに声をあげた《 おぉーーー懐かしい! 私も着ぐるみ着てバイトしてた事あるんだよね! でねでね、頑張ったって言って金一封貰ったのが花沢。それまで色々バイトしてたけど、外部の業者にも親切で頑張りを認めてくれるなんてウチの会社くらいだったんだよ。もう一発...

  • まだ気づかない01 類つく

    「うわっ 虹 虹ですよ専務!しかもダブルレインボーですよ。ダブルレインボーって幸運の象徴なんですよ。専務、今日は間違いなくついてますよ!ラッキーデイです。一緒に宝くじ買いましょう。宝くじえっ? いらないんですかぁ。 えぇー残念! 買う時半分。当たれば一儲け出来るかと思ったんですけどねチッ 残念あっ、冗談ですって、冗談。それより、虹って言えばですね、小さな頃、繰り返し繰り返し同じ虹の夢を見てたんですよ。...

  • barque 92

    つくしには、答えを待つほんの少しの沈黙が、永遠にも感じられるほどに長く感じた。「由那と一緒だから? ううん、亜矢ちゃんも生徒会長だったのよ。私も生徒会の役員をしていたから、白泉で一番信頼できるとみんなが認めた人物が生徒会長になるんだってよく知っていたの……貴女が白泉の生徒会長になるって聞いて、あぁやぱっりって気がして嬉しかったの。それに……白泉の交友関係は一生涯続くものですもの。つくしちゃんは、白泉で...

  • baroque 91

    薄茶の花びらを手のひらに乗せ見つめる。「……どんなにしても、戻らないもの……か……」ポツリと呟いてから窓を開け、手のひらの上の花びらを風に乗せた。風に乗った小さな花びらの行方は、直ぐに分からなくなった。それでも長い間、つくしは窓の外を見続けた。ドアがノックされ「亜矢様がお見えになられました」黒崎の声がして我に返った。「あっ はい いま」風に吹かれて乱れた髪を整えるために鏡を覗けば、酷く疲れた顔の自分に出...

  • 紅蓮 111

    ...

  • 巡り会い 17

    「ちょっ、何笑ってるの?もう、ホントあんたってば 信じられないっ クシュンッ」文句と共に、もう一つ大きなクシャミをした瞬間……腕を引かれ、大きな胸に包まれた。あの頃とは何もかもが違う筈なのに……抱かれた温もりがひどく懐かしい気がして、つくしの心は、一瞬の間、17のあの日に舞い戻り、司を見上げた。つくしは、次の瞬間……唇に熱を感じた。何が起こったのか、何をされているのか分からないままに、その熱を受け入れて...

  • 無花果の花は蜜を滴らす 13

    敵情視察だと言って、桜子と連なり滋さんが、あたしを送ってくれた。「お初にお目にかかります。大河原滋と申します。大切なつくしさんにご迷惑お掛けした上に、長々とお引き留めする形になってしまって誠に申し訳ございませんでした」さっきまで大口開けて馬鹿笑いしてたとは思えない様な令嬢らしい微笑みを浮かべ、優雅に会釈した。瞳子おば様は「息子も直に戻って来るので、ご迷惑でなければお茶でもいかがしら?」滋さんと桜子...

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