自然と人間世界を媒介する「整えられた身体」 【読書メモ】『聖地巡礼 ライジング 熊野紀行』
身体を整えて感覚を研ぎ澄ましていく。 そういうことに本気で取り組む人は少ない。 心身の不調を感じても、なぜそうなるのかを深く考える人は少ない。 “自分自身” をよく理解(realize)しようとする人は少ない。 科学技術の発達は、人を鈍感で浅はかで傲慢にさせることに繋がっているのかもしれない。 極めて優秀な人工知能やロボットが普及していったとき、私たちは自分自身の存在価値や存在意義というもの…
2020/01/07 17:45