何年経っても霧の中を彷徨っている。わかってる。結局、いくら頑張っても砂上の楼閣なのだ。周りの誰も気づいていないだろう。気づく時は、私自身のすべてが崩れ去った後…
「今日はなんて日なの?まるで厄日だわ」珍しく腹立たしいことが立て続けて起こり、自分でもどうしていいかわからないくらい憤慨していた。気持ちを切り替えなきゃ。た…
通い慣れた道。重い足取り。心地よい秋風に吹かれてふと立ち止まり、空を見上げた。きれいな茜空がすべてを包み込んでいた。私は思わず、胸いっぱいに空気を吸い込んだ。…
クリッとした丸い目。真っ白なふわふわのしっぽ。いたずらをして私を困らせる。そして、私を笑顔にしてくれる。大切な家族。でもね、最近どうしようもない不安にかられ…
あなたが旅立ってから、もうすぐ8年。ひとりの生活にもすっかり慣れました。憶えてる?一緒に歩いた街並みも随分変わったんだよ。あまりにも変わり過ぎて、今見たら驚…
「ブログリーダー」を活用して、香泉夕月さんをフォローしませんか?