Sさんへ新日本風土記 始まりの奈良、という番組を見たよ。特に新婚旅行というのにも行かず、結婚した次の年の春、奈良 京都、は行って見ようという事で 寝台特急に乗り、行ったね。 二人とも石舞台を見たい、というので 遺跡というよりなんとなく宇宙人の基地っぽいイメージで 見たかったんだね、あの頃、SFよく読んでたしね(;^ω^)飛鳥の里を自転車で走った。蓮華畑が広がる地を。到着すると、山の中に大きな石が ド――ンと...
突然死の夫を亡くし 誰にも語れない思いを書いてきました。 7年目に入ります。 夫の事を考えた時 寂しさを感じた時 このブログに向かって書いてしまっています。
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Sさんへ新日本風土記 始まりの奈良、という番組を見たよ。特に新婚旅行というのにも行かず、結婚した次の年の春、奈良 京都、は行って見ようという事で 寝台特急に乗り、行ったね。 二人とも石舞台を見たい、というので 遺跡というよりなんとなく宇宙人の基地っぽいイメージで 見たかったんだね、あの頃、SFよく読んでたしね(;^ω^)飛鳥の里を自転車で走った。蓮華畑が広がる地を。到着すると、山の中に大きな石が ド――ンと...
3,4人乗れるボートに 夫と一緒に乗った夜 そのボートに泊れるそうだけど どうする?と相談しようとしたら 一緒だったのに いない、離れた所に いるようだ、でも 姿が薄い。姿も次は見えなくなってた目が覚めた。夢だった。夢だったのに 一緒にいたのに いつのまにか 姿が見えなくなったことが嫌でたまらず どうして 消えてしまったの、と 口に出して怒ってしまってた夢でぐらい そばにいて 包んでいて欲しかっ...
昨日、久しぶりに友人の来訪あり、もう、30年以上の付き合いの大切な友人。色々話していて楽しい。のだけど、時折、話してて耳に入れたくない、私にとって、とても苦しい話をする、彼女に悪気はない、普通の会話、日常の一コマ、お嬢さんからのお土産に紅茶をもらったからおすそ分けと、ティーバックを2個持ってきてくれた。シンガポールの高級紅茶なのだけど それほど美味しいとは思わないのよね、と1837ブラックティーは...
あれから、8年経っているのだけど強い悲しみや 強い辛さは1年ほどたつと 徐々に和らいできて2年過ぎると 引きこもっていたのが 散歩に出ることができるようになり夫のカメラを手に近くの川まで行き、水鳥を撮ったり、草花を撮ったりして今までの私じゃない事、きっと夫に乗っ取られているかな、私、と思うような事写真、をしている。夫に乗っ取られた私、こう思うのは楽しい、おかげで 自然と触れ合うことで 外の楽しさを知...
あるサイトでこんな文章を見た。一説によると,妻に先立たれた夫の寿命は平均3年,夫が先に逝った妻の寿命は平均15年だと. そして妻に先立たれた夫は,寂しげに墓参りに来るが,逆に妻の場合は生き生きとして現れると,或るお寺の住職の話もでた.よく、聞く話。夫は家事ができないから妻に依存してたから妻の喪失が そういう不便さも伴い、早く亡くなる。妻は夫が自分の行動を縛っていたから 亡くなったらイキイキと自分の人生...
母の弟91歳のおじが亡くなった。19歳の時 友人3人で北海道の旅をした。北海道周遊券を購入した。鹿児島から青函連絡船に乗るまではずっと、急行。特急だと特急料金がかかるので、ずっと急行。夜行列車だったので列車の中で2泊。途中東京駅で降り、東京駅の付近をちらっと見て 上野駅に行き、駅から出たのは その時だけ。リュック背負って旅する若者たちを 北海道の人達はカニ族って言ってるのをしった。北海道の人達はお...
8年前の2015年 私が娘と孫とで実家の母のところで1週間滞在して 帰る予定の前の日、夫は一人で亡くなった。突然死。明日は駅まで夫がいつものように 迎えに来てくれるはずだった。出かけた時は、いつも駅まで迎えに来てくれていたように 到着時間の10分前には駅についていた夫。明日は迎えに来てくれるはずだった。迎えに来てくれない事になるなんて 思いもしなかった。8年前の明日、駅に迎えに来てくれたのは夫では...
N響が青のオーケストラで出てきた曲を演奏する番組を見た。ベートーベンの第九の演奏会の事を思い出した。合唱付きの9番は編成も大きく、合唱団も必要だし、当時の学生オケにとっては 歌のソリスト4名 大学の合唱団だけでなく他の大学の合唱団にも歌ってもらおうということで 企画的に困難を要する選曲だった。(今は多くの学生オケが普通に演奏のだけど。)歓喜の歌の余韻が残るなか、指揮者がタクトを下ろすと。会場から大...
8月は やはり辛い月。でも 前より辛さが 辛さの濃度は同じだけど 頻度が減ったように思う。寝ている時以外は、ずっと、から 今は ちょっとしたきっかけでスイッチがはいり、後悔、寂しさ 風船のようにふわふわ漂う、現実に足がついてない感じ、等々が 押し寄せるのだけど四六時中ではなくなった。こうやって 涙の頻度が減っていくだろうか、ひとりでしか抱えきれない事は 相談できる人がいないから ひとりで 夫の考え...
NHKラジオの新日曜名作座で 宮本輝の「灯台からの響き」を聞いた。妻を亡くした夫が 一緒にやっていた中華そば屋を閉じ、自室に引きこもり 本を読む日々を送っていた。 ある日、本の中から妻あてのはがきが出てきた。 夫の知らない妻の過去、それを知りたくて 夫は はがきに書かれていた灯台巡りを自分もしてみることにした。灯台巡りをする仲で夫は妻と対話をし続ける,やがてはがきに書かれていた事の意味を知る事になる...
今朝、パソコンを開けた時、何気にBingチャットが目についた。ChatGPTと同じ機能?と思ってチャットしてみた。たわいないことを。 「夫の死後8年経つけど夫のと話したい、 どうしたら話せるのか、」と書いてみた。 私が知っているような内容が返信された。 「魂は存在するのだろうか」と 聞き、返事が返ってきた、 今度も知っているような内容が返信された。 「証拠となる何もないから やはり肉体の消滅と共に魂も...
久しぶりに、ほんと久しぶりに 夢で会えた。忘れないようにすぐ書くのが常だったけれど 今回は夢を見た日からすでに1か月以上経つ。物語のストーリーはよくわからないのだけど 夫が ちょっと先に立っていた。顔色が少し悪かった。どうしたのかな、と思いつつ 夫の方へ歩いて行った。どうしたの、大丈夫? と聞くと、何も言わず 抱きしめてくれた夢でなく、その時は現実だった。しばらくハグされて、目が覚めた。夢を見たこ...
お墓は高速を使って2時間のところにあります。結婚して初めて行った時は観光客気分で行った地。義母はバスを乗り継いで行っていました。 私たちが近くに住むようになってからは車で一緒に行けるようになり、義母は喜んでくれました。義母は年に2,3度行っていたようでしたが 私たちはお盆前の一回だけ。お盆の頃は暑いので 早朝に家を出発し お昼ご飯はとれたての新鮮な魚料理をたべ、人気のある観光地だったのだけど あち...
デジタル朝日の記事、読者から寄せられる 著者ㇸのことば に悪性脳腫瘍を公表したノンフィクション作家の佐々涼子さんの著書「エンド・オブ・ライフ」の後書きに書いてあった言葉が 紹介されていました。その読者も大切な人を亡くされていました。「身近な人がいなくなれば、世界は決定的にその姿を変えてしまう」「それでも不思議なもので、亡くなった人を今まで以上にとても近く感じる日もある」7年半たったけれど まだ私も...
名前を呼び、話しかける事が 自然にできるようになったかなあ、って思う。〇〇さん、ってずっと呼んでいた名前で呼びかけます。ただいま、お休み、おはよう。ね、見て、面白いねえk、おいしいね、どう思う?などなど 私たちはお互いおしゃべりではなかったし、 深刻な問題についても私が意見を聞いても、うー--ん、どうかなあ、と質問への答えをきっちり出してはくれなかった、当時、逃げってると、腹が立ってたのだったけど...
今朝 目が覚めたのが4時過ぎで 外は暗く起きるには早かったので スマホでラジオを聞くことにしました。ラジオを聞きながら いつしか眠っていたのでしょう。夢か うつつかの ぼんやりとした時間の中で バロック音楽が聞こえてきました。うっすらと目覚めてますずっと前の、いつもの朝でいつもの夫がそこにいました。当たり前に夫がいました。体も心もじんわりとした幸せな思いを感じました。7年前から感じたられなくなった ...
柳田邦男さんが翻訳したこの絵本の帯に 柳田さんが添えた文が月日が過ぎていく中で、人はいつしか 辛く悲しい別れでも、それを受け入れられるように心が成長するものです、と書いてます。7年過ぎました。でも 心が成長してないのでしょう。あの日の周辺を心は行ったり来たり。先へ進めません、町は変化し、体は年を取っているのだけどあの日常がとんでもなく恋しい、会いたいな、...
夫といたから、クラシック音楽が大好きになったのですが、だからこそ クラシック音楽を聞くのが辛くて 聞けませんでした。何年か前から少しずつ、少しずつ慣らしていって、 いまは きちんと聞けるようになりました。昨日、たまたま テレビ付けたら NHK Eテレで ラルス・フォークト のピアノ演奏を放送してました。追悼特集って字幕にでてました。昨日、彼を初めて知りました。演奏が始まる前 当日振る指揮者と その...
映画、ドラマ 本、音楽、等々ちっぽけなゴマみたいな言葉で涙が出てくる、もしかしたら、これは鬱なのか ただ涙が流れやすくなっただけなのか8年目にはいり、、他人は 私の夫が死んでしまって、私が未亡人、であることが当たり前の状況になってしまってる子供達だって、そんな感じで私の心のうちを察して欲しいわけでもなく 言葉をかけてほしいわけでもない私の心と 現状とのギャップが次第に大きくなってしまうことに順応し...
最近どうしたことか、嫌になるほど 落ち込むことをやっている。水の出しっぱなしで多額の水道料金が請求されたり、かなりな金額だった( ;∀;)アイロンを、どうしたことかいつもだったら、絶対しない事、アイロンのつけっぱなし、しかもテーブルにアイロンの熱い下の部分を乗せるなんてこと、スイッチをオフにしててもそんなことはしないのに、どうしたことか庭にでて 帰ってきてみたら焦げ臭いにおいがして テーブルが黒く焦げて...
お墓は高速を使って2時間のところにあります。結婚して初めて行った時は観光客気分で行った地。義母はバスを乗り継いで行っていました。 私たちが近くに住むようになってからは車で一緒に行けるようになり、義母は喜んでくれました。義母は年に2,3度行っていたようでしたが 私たちはお盆前の一回だけ。お盆の頃は暑いので 早朝に家を出発し お昼ご飯はとれたての新鮮な魚料理をたべ、人気のある観光地だったのだけど あち...
デジタル朝日の記事、読者から寄せられる 著者ㇸのことば に悪性脳腫瘍を公表したノンフィクション作家の佐々涼子さんの著書「エンド・オブ・ライフ」の後書きに書いてあった言葉が 紹介されていました。その読者も大切な人を亡くされていました。「身近な人がいなくなれば、世界は決定的にその姿を変えてしまう」「それでも不思議なもので、亡くなった人を今まで以上にとても近く感じる日もある」7年半たったけれど まだ私も...
名前を呼び、話しかける事が 自然にできるようになったかなあ、って思う。〇〇さん、ってずっと呼んでいた名前で呼びかけます。ただいま、お休み、おはよう。ね、見て、面白いねえk、おいしいね、どう思う?などなど 私たちはお互いおしゃべりではなかったし、 深刻な問題についても私が意見を聞いても、うー--ん、どうかなあ、と質問への答えをきっちり出してはくれなかった、当時、逃げってると、腹が立ってたのだったけど...
今朝 目が覚めたのが4時過ぎで 外は暗く起きるには早かったので スマホでラジオを聞くことにしました。ラジオを聞きながら いつしか眠っていたのでしょう。夢か うつつかの ぼんやりとした時間の中で バロック音楽が聞こえてきました。うっすらと目覚めてますずっと前の、いつもの朝でいつもの夫がそこにいました。当たり前に夫がいました。体も心もじんわりとした幸せな思いを感じました。7年前から感じたられなくなった ...
柳田邦男さんが翻訳したこの絵本の帯に 柳田さんが添えた文が月日が過ぎていく中で、人はいつしか 辛く悲しい別れでも、それを受け入れられるように心が成長するものです、と書いてます。7年過ぎました。でも 心が成長してないのでしょう。あの日の周辺を心は行ったり来たり。先へ進めません、町は変化し、体は年を取っているのだけどあの日常がとんでもなく恋しい、会いたいな、...