文亨進会長の最近の説教に関する摂理史的考察(2)－結語

文亨進会長の最近の説教に関する摂理史的考察(2)-代身者・相続者の揮毫と真のカイン・アベル宣布に関して-結語文亨進会長自分が告白しているように心理・情緒的に非常に索漠としていた真の家庭の構成員の家族内の生活経験は、各自の独特の性格形成と生活様態、または今後の公的社会的リーダーシップ性向の構成に極めて重要かつ決定的な影響を及ぼした。文國進理事長の場合は中間の弟の特性である競争心理が過度に強く、兄より優れているという点を顕示する為に客観的判断力を喪失し、無理やりに処世した。意思決定と状況対処において非常に挑戦的で革新的ではあるが、独断的で攻撃的で反社会的な性向が強く、全体状況を自分の支配権に隷属させ、自分の意図貫徹の為には他人の立場の考慮や多数の社会的安寧保障には犠牲を強制し度外視した。文亨進会長の場合は末子特有の...文亨進会長の最近の説教に関する摂理史的考察(2)－結語

独走体制革新とカイン・アベル宣布摂理（2）

文亨進会長の最近の説教に関する摂理史的考察(2)-代身者・相続者の揮毫と真のカイン・アベル宣布に関して-3.独走体制革新とカイン・アベル宣布摂理（2）3)真のカイン・アベル宣布の意味毀損と定着摂理逆行2012年9月の真のお父様聖和参拝期間に文仁進米国総会長が家庭上の問題で辞任するに従い、9月19日(天暦8.4)に文亨進世界会長が米国総会長に兼職の発令がされ、翌日の米国協会職員懇談会を皮切りに職務を遂行した（※38）。ところが真のお父様聖和前後の真のお母様の行績に対する強い問題提起などにより真のお母様と対抗した末に、2013年2月に米国統一教理事会表決によって解任された。世界会長という名目上の肩書きだけ持っているだけで、実質的権限は喪失され、所謂「代身者・相続者」の座から遠くなった。彼のパートナーの文國進財団理事...独走体制革新とカイン・アベル宣布摂理（2）

独走体制革新とカイン・アベル宣布摂理（1）

文亨進会長の最近の説教に関する摂理史的考察(2)-代身者・相続者の揮毫と真のカイン・アベル宣布に関して-3.独走体制革新とカイン・アベル宣布摂理1)文國進・文亨進兄弟独走体制革新の試みの挫折真の父母様は2010年7月から聖和されるまで天地人真の父母定着実体み言宣布大会及び天宙大会を通じて万王の王神様の実体として定着された完成のみ言を人類に相続して下さった（※28）。特に2011年2月3日(天基2年天暦1.1)の第44回真の神の日に天宙清平修練苑において真のお父様が発表された年頭標語「天情父母地和子女定着終最一体完了天宙定着天一国万歳」は当時の現実状況に対する摂理的根本解法と代案が余すところ無く盛り込まれていた（※29）。それにも関わらず、これを無視するかのように紛争の流れは止まることがなかった。先立って1月17...独走体制革新とカイン・アベル宣布摂理（1）

天一国定着の為の長子権承継とカイン・アベル一体化摂理

文亨進会長の最近の説教に関する摂理史的考察(2)-代身者・相続者の揮毫と真のカイン・アベル宣布に関して-2.天一国定着の為の長子権承継とカイン・アベル一体化摂理1)三代圏家庭定着及び長子権承継摂理とその離反現象真のお父様は2001年以後天一国定着時代に至るや、全てを任せて聖和されても可能なように文顯進会長を全摂理基盤に関与させるよう絶えず強調された。真のお父様が終わらせられずに逝かれるなら、真のお母様が責任を持って真の子女様たちに継代を引き継ぎ条件的なものを全て立てなければならないとして、継代を引き継ぐ万般の準備を重ねて求められた。同時に真のお父様を代理する子女たちと3代が一つになって推し進めなければならないと求められた。霊界に逝った4人の子女たちと共に地上に一人だけいれば、み旨を立てていくことができるとされ、...天一国定着の為の長子権承継とカイン・アベル一体化摂理

「代身者・相続者」揮毫作成の背景とその意味（2）

文亨進会長の最近の説教に関する摂理史的考察(2)-代身者・相続者の揮毫と真のカイン・アベル宣布に関して-1.真のお父様「代身者・相続者」揮毫作成の背景とその意味（2）3)文顯進会長ブラジル教会集会阻止と「異分子・爆破者」揮毫2010年5月22日から5月24日(天暦4.9-11)まで真のお父様が麗水清海ガーデンで海洋指導者修練生と近隣の食口たちを指導して沖釣りの精誠を捧げられた。続いて5月26日から6月4日まで(天暦4.13-22)麗水で沖釣りと食口指導をされた。真のお母様が5月31日(天暦4.18)に麗水に来られ、6月1日(天暦4.19)に天正宮に帰還された。その頃5月30日(天暦4.17)、南米訪問日程に出発する文顯進会長がブラジル教会を訪問した時、申東謀大陸会長が韓国本部の指示に従い文顯進会長の登壇を意図的...「代身者・相続者」揮毫作成の背景とその意味（2）

文亨進会長の最近の説教に関する摂理史的考察(2)-「代身者・相続者」揮毫作成の背景とその意味（1）

文亨進会長の最近の説教に関する摂理史的考察(2)-代身者・相続者の揮毫と真のカイン・アベル宣布に関して-目次------------------------序文1.真のお父様の「代身者・相続者」揮毫作成の背景とその意味1)天暦時代出発とアベル国連定着戴冠式・金婚式・統一聖和祝祭2)統一教側の弾圧に対応した文顯進会長の力量強化及び基盤拡張3)文顯進会長のブラジル教会集会阻止と「異分子・爆破者」揮毫4)「代身者・相続者」揮毫とその意味の歪曲及び誤用問題2.天一国定着の為の長子権承継とカイン・アベル一体化摂理1)三代圏家庭定着及び長子権承継摂理とその離反現象2)天一国定着の為のカイン・アベル一体化摂理3.独走体制革新とカイン・アベル宣布摂理1)文國進・文亨進兄弟独走体制革新の試みの挫折2)劣勢挽回の為の真の父母様宣布...文亨進会長の最近の説教に関する摂理史的考察(2)-「代身者・相続者」揮毫作成の背景とその意味（1）

文亨進会長の最近の説教に関する摂理史的考察(1) - 結語

結語私たちは先に真のお父様在世時の代表的偉業に該当する「万王の王神様解放圏戴冠式」とその摂理的意味、そしてそれに関連した一連の背景的事件を概括的に考察した。同時にその時に誕生した「真の父母国連」中心の天一国統治体制に関しても基本理解を持とうとした。特に最近、相当期間の沈黙を破って登場した文亨進会長が真の父母様後継者認識の原初的根拠をそこから探しつつあるだけに、その妥当性の可否にも関心を傾け、当時の教権勢力の動向に対しても事実的な検討を実施した。そういう過程において私たちは少なくとも2005年まで溯及される先行要件と予兆現象によって戴冠式と真の父母国連はまるで砂上の樓閣のように危なげで脆弱な基礎において成立されたことを把握した。これにより真の家庭及び天一国定着基盤は最初から亀裂と破局に至るように予見されていたと判...文亨進会長の最近の説教に関する摂理史的考察(1)-結語

3. 万王の王神様解放圏戴冠式の意味毀損と定着基盤決裂（2）

文亨進会長の最近の説教に関する摂理史的考察(1)3.万王の王神様解放圏戴冠式の意味毀損と定着基盤決裂（2）3)真の父母国連安着摂理と濁流の侵食万王の王神様解放圏戴冠式以後、真のお父様は依然として目標とされた主流摂理方向を一貫して導いておられた。それは即ち万王の王神様直接治理の中枢基盤である真の父母国連安着と定着に窮極的焦点が合わせられていた。2009年4月9日に10時間余りにわたり進められた天正宮の朝の訓読会において、この日を以って真の父母様がお一方しかいない万王の王神様と一体となった実体圏に立たれると明らかにされた。4月10日、2013年1月13日までに194ヶ国の分捧王連合会を通したモンゴル斑同族連合と父母国連設定の課題を強調された。[「史報」,第189号(2009.夏),98-100;第610集,9-14...3.万王の王神様解放圏戴冠式の意味毀損と定着基盤決裂（2）

3. 万王の王神様解放圏戴冠式の意味毀損と定着基盤決裂（1）

文亨進会長の最近の説教に関する摂理史的考察(1)3.万王の王神様解放圏戴冠式の意味毀損と定着基盤決裂1)文亨進会長後継者冊封式に変質された戴冠式文亨進会長をこれ以上選択の余地がない最後・最終後継者に擁護して多くの人々の声を高めたのはさほど古いことではなかった。李載錫前協会長は「2009年1月15日万王の王神様解放圏戴冠式を挙行する席で文亨進様ご夫妻に継承権を委譲され」、「真の父母様の系統は文亨進様ご夫妻に委譲された」と規定した。[「統一世界」,第470号,2010.8(天暦7),72.]呉澤龍(鮮文大)教授は「その戴冠式において文亨進世界会長夫妻は2004年8月20日に韓国国会で挙行された『第3イスラエルと第4イスラエルの平和の王戴冠式』の時に真の父母様が使用された御衣と王冠を着て行事に参加しました。・・・そし...3.万王の王神様解放圏戴冠式の意味毀損と定着基盤決裂（1）

2. 天一国定着時代中心摂理基盤の亀裂の様相（2）

文亨進会長の最近の説教に関する摂理史的考察(1)2.天一国定着時代中心摂理基盤の亀裂の様相（2）3)文亨進会長を立たせた文顯進会長活動体制接収の試み2008年3月17日に文孝進様が享年47歳で聖和し、3月19日に世界聖和式と原殿式が挙行された。[「統一世界」,第442号(2008.4),66-116.]4月18日に世界平和統一家庭連合の郭錠煥世界会長と黄善祚韓国会長の離任式及び文亨進世界会長兼韓国会長の就任式が天正宮で開かれた。真の父母様が文亨進会長夫妻に聖本(天聖経、平和訓経、原理講論)を伝授しながら、み言と祝祷を通じて、み言の内容・真の父母様実体圏・神様の心情の峠を越える王子・王女、代身者・相続者になろうとする信念を持って旧約・新約・成約・第4次アダム心情圏世界の王権を樹立する夫婦となり、またそういう主人に...2.天一国定着時代中心摂理基盤の亀裂の様相（2）