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悪性黒色腫・メラノーマで旅立ってしまった主人の闘病記。主人の思い出や残された私の独り言。

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2015/09/11

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  • 検査 その後

    子宮頸がん検査の結果が届きまたまた再検査に。そして、その再検査の結果3か月に1度の経過観察となった。異常細胞が見つかったとのこと。でも、その成長を止めることも無くすこともできないとのこと。ただただ、経過観察。う~~~~~んなん

  • 検診の結果

    昨年12月に職員検診があったそして1月末に検査結果が渡されたどーせ、中性脂肪とかいつもの注意喚起だろうと結果表を開くと、、、【再検査】の項目が2つも!1つは、マンモグラフィーで白い塊が右にも左にも見つかったもう1つは、子宮頸がんの可能性

  • 月日の流れ

    ブログの更新を半年もしていなかったんだ、、、。新しい職場になってから、あの頃を思い出しあの頃と重ねてしまいあの頃の気持ちが蘇り何とも複雑な心境で過ごしている。患者さんの薬が内服から点滴に代わり点滴の内容が代わり麻薬が頻繁に出されるようになる。そんな日々の

  • ターレー

    ターレー豊洲市場への移転ニュースでよく登場したターレー。人参ジュースを飲み始めた時市場に店を出している主人の友達に連絡した。 「今から行く」と電話して市場の駐車場で待っているとその友達は人参、リンゴ、レモンの箱をターレーに積んで駐車場まで来てくれた。3

  • ネット検索と本

    「悪性黒色腫 メラノーマ ステージⅣです」そう告知されてから、私はいろいろネット検索をした。どんな病気なのか。治療方法はあるのか。抗癌剤は何なのか。そして、本もどんどん買い込んだ。ステージⅣを克服した体験者の本。代替医療の本。食事療法の本。少しでも光が

  • 老いていくこと。気持ちは若いつもりでいても、体は正直なもの。日に日に、あちこちに違和感を感じる。膝が痛い、腰が痛い、指の関節が痛い。目がかすむ。原因不明のめまい。平坦な道でつまづいたり、なかなか名前が出てこなくなったり。何かをしよう!という気力も根性もな

  • ノーベル賞

    オプジーボの研究がノーベル賞に輝いた。2014年7月14日 小野薬品から発表された ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体「オプジーボ®点滴静注20mg、100mg」 根治切除不能な悪性黒色腫に対する製造販売承認取得のお知らせPD-1抗体薬としては世界初の承認。ち

  • 生 Ⅱ

    生きること。生きていくこと。それぞれのスタートラインから人生の1歩を踏み出して行く。生まれ持った性格に外的要因が関わって新たな性格も形成されいろいろな経験を通して考え方も変って行く。努力で報われることもあり努力しても、どうしようもないこともある。主人は小

  • この世に生まれる。この世で人生をスタートする。スタート地点はそれぞれ。裕福な家庭に生まれる。貧困な家庭に生まれる。愛情に包まれて生まれる。望まれずに生まれる。健康に生まれる。障害を持って生まれる。兄弟姉妹がいる、いない。平和な国に生まれる。戦闘の絶えない

  • もう1度

    もう1度、あの時に戻れたら、、、。口の中に黒いポツンができた時すぐに病院へ行かせていた。手術の前日、これからの自分が不安で不安でたまらなく励ましのメールを読んで泣いていた時大丈夫と抱きしめてあげる。癌センターからの帰り体調が悪いのに、どうしても青春18切

  • ホーホケキョ♪

    今日は月に2回だけの資源回収の日。この日を逃すと1ヶ月分の資源ゴミの山となり大変なことになるw気合を入れて早起きして家から少し遠い回収場所へ行った。すると 「カッコー、カッコー」とどこからか鳴き声がする。小さな神社はあるものの、こんな住宅地に?あまりにも

  • フェントステープ

    病院に勤務してから、主人に出されていた数々の薬を患者さんに出す立場となった。疼痛緩和のために出されたフェントステープ。この貼付薬が出された時の様子を思い出す。主人の体は薬を拒否し始めていた。飲み薬では吐き気を催すため、貼付剤を使用することとなった。そこで

  • 不眠解消

    長年勤めていた仕事を主人の看病のために辞めた。65歳まで約束されていた仕事だった。その時までに老後の資金をコツコツ貯める予定だった。1度仕事を辞めてしまうと、もう正社員で勤められる年齢ではない。定年を目前にした人を雇ってくれる会社はない。仕方無くパートの

  • それぞれの役割 ②

    知らない世界へ旅立つのはとても怖くて、とても不安で、とても孤独なこと。だから、傍にいて見送ってくれる人がいて欲しい。私は、その見送る役割だった。私には見送ってくれる人がいない。でも、旅立つ先で 迎えてくれる人がいる。それが主人の役割。だから怖くないし、不

  • それぞれの役割

    主人が旅立って3年目を迎えた時ふいに背中を押されたような気がした。いつまでも立ち止まっているな!後ろを振り返るな!前へ進め!と。その時から、私の中で心の鍵が一つ開いたような感じだった。そもそも、私達は何故出会ったのだろう。そして、共に歩むようになったのだ

  • 3年の月日

    主人が旅立って3年。もう3年なのか、まだ3年なのか。あなたは、どこに居るのですか?いつ帰って来るのですか?また山歩きしているのですか?道に迷ってしまったのですか?私はここで待っていますよ。ずっと、待っています。早く帰って来て下さい。にほんブログ村

  • ある夫婦の後姿

    3年前の今頃、、。ホスピス(緩和ケア病棟)に移っていた。解熱剤や抗生剤の点滴、モルヒネによる鎮痛のみ。全く食事も摂れず、食事に代わる点滴もない。そんな状態の主人の病室で、私だけ食事するわけにもいかず地下にあるコンビニでお弁当を買っては広いベランダのある共

  • 眠剤 ①

    先日 心療内科より出された 眠剤 ”ベルソムラ” を飲んでみた。仕事休みの前日の方が安心できる。いつも通り12時過ぎにベッドに入ったものの1時半を回っても目がランラン(笑)試してみるか!安定剤は服用したことはあるけど眠剤は初めて。1錠飲んで様子をみる。効い

  • 心療内科

    主人が旅立ってからの体調が思わしくなく特に酷かったのは不眠。他に頭痛、めまい、が続いていた。心はずっと重たいままだったしどうすれば良いのか迷った挙句心療内科へ行ってみた。最初に行った所ではこちらの症状を一方的に聞くだけで 「はい、薬を出しておきます」それ

  • 夜中のラジオ

    不眠の毎日が続き、夜になると、あ~また夜が来た と憂鬱になる。一応、12時頃にはベッドに入るもののどうやって眠りにつけば良いのかわからない。いつでも、どこでも寝ることのできた私はどこへいっちゃったんだろう?ゴロンゴロンと寝返りうったり軽く体操してみたり座

  • メッセージが消えた、、。

    無知であったが故のミス。悲しくて、情けなくて、やりきれない。スマホを新しく替えてからも旧スマホで以前のLINE履歴を見ることはできた。そこには、主人とのやり取りが残されていた。入院してからの、主人の気持ちや状況私から送った励ましの言葉。思い出のいっぱい詰まっ

  • ほら、食べたよ!

    自宅で過ごす最後の日となった時のこと。食欲が全くなくなり、水を飲んでも吐き気をもよおすようになっていた。少しでも食べて欲しくて、お粥や柔らかい煮物、主人が好きな食材で、いろいろ工夫して食事の用意をしていた。主人はどんどん痩せていく一方で何度が点滴を受けに

  • どこへ向かえばいい?

    ラビリンス、、、出口が見つからない。どうすればいい?何もかもが嫌になった。不眠が続き、朝が来るまで眠れない。1~2時間の仮眠で出勤。働くのが嫌になった。生活はどうする?休みの日は、1日中家の中で何をするわけでもない。何かしなければ!と思うけどやりたいこと

  • 意気地なし

    主人が居なくなってから、生きる張り合いもなくただ毎日、自分が生きていくためだけに働いてでも、何のために生きているのかも わからず早く主人の元へ行きたい!と常々思っていた。何に対しても無気力で何に対しても興味が持てず何にも関心がない。主人が居ればきっと楽し

  • 黒いポツン

    今朝、歯磨きをしていた時頬の内側にポツンとしたものが舌に触った。ん? と思って鏡で見てみると 黒い血豆のようなものが、、。ふと ”あの頃” が蘇った。主人の左頬の内側にできた黒い塊。口内炎か? 血豆か?その発見から半年で旅立ってしまった。普段口の中を見ると

  • 死にいたる病

    キルケゴールの「死にいたる病」 を読んだことを思い出した。 死にいたる病とは絶望であるその言葉がずっと頭に残っている。ここで言う ”死” とは肉体的な死ではなく、精神的な ”死”自己を失い、生を失うこと。生きながらに死んでいる状態。何の希望も持てず、毎日

  • 病院の売店

    入退院を繰り返した地元の大学病院。正面玄関を入ると、4Fまでの吹き抜けで明るいフロアが広がっている。時にはミニコンサートなど開かれることもあった。病院というイメージからは少々違った感じにも思えた。ここが病院でなければいい、、、と思った。しかし、白衣を着た病

  • 遺族外来

    先日、遺族外来の番組を見た。精神科の中に「遺族外来」を設け、遺族の精神的・身体的フォローをしているとのこと。一般的に ”鬱病”の人は、100人中3~4人であるが1周忌を終えた遺族100人中では15人ほどに。また死亡率も上がる。55歳以上の男性の場合、奥さんを

  • 教授回診

    オプジーボに関するニュースを見る度に思い出す。地元の大学病院に入院中のこと。主人は3回目のオプジーボ投与を控えていた。しかし体調が安定せず、受けられるかどうか心配な時期でもあった。普通、回診と言えば教授を筆頭にぞろぞろと大勢の医師を随え廊下を歩き1つずつ

  • ブログが与える影響

    主人の闘病中、同じメラノーマの患者さんのブログを毎日、毎日探しては目を通していた。同じ病気で闘っている方達の声は心に沁みわたった。患者さんの立場では、痛みや不安を訴える気持ちが主人と重なって同苦した。看病する立場では、我が心をすり減らして必死に支える姿に

  • まぼろしの年齢

    お誕生日 おめでとう!ケーキを買って来て、しばし主人の写真とお話。本当なら 3歳年齢が増えたのに、あなたは年齢が変らない。ずるいな~、私だけ歳とってしまう、、、。私があなたの元へ行った時 「おまえ、老けたな~」 って笑われそう。プレゼントは何がいいかな?

  • 生きていくこと

    私は今も生きています。生活のためにパートで働いています。でも、毎日あくせく働く気力も体力もなくその月が、その日が暮らせるだけの収入しか得ていません。特に何かをしたいという興味もなく仕事が休みの日は、家に引き籠る。あと何年生きるんだろう、、、。こんな毎日を

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