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2015/09/09

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  • 「散歩の記録」

    動く生活のかつみンです。 パワハラかパワハラじゃないかの行方 登場人物 ç佐藤(48女性)・・・営業部・配送担当パート 上本(50男性)・・・営業部・主任 谷口(55男性)・・・営業部・社員 ・ ・ 稲盛(58女性)・・・佐藤の同僚、名前のみ 小会議室で。両手をデスクの上で組み、丁寧に話している上本主任。 神妙に聞いている配送業務のパート、佐藤。 上本 「実は、佐藤さん、一応ね、念の為に聞いてみたんよ」佐藤 「はー、誰にですか?」上本 「僕も前々から何か気になってたし。私らところ、知っての通り4人しか居ないでしょ。すっきりしなイカんやろと思って、この際・・・」佐藤 「ええ」上本 「で、稲盛さん…

  • 「散歩の記録」

    映像制作、TV、ドキュメントの演出、 自動車鈑金塗装、有機農業を経て、 「ホンマ、巧くいかんわ!ほやけど、1日1度、笑わななー!」と思い至った、 動く生活のかつみンです。 器械体操部を廃れさせたアカンタレ高校生だったボクのある一日 今週のお題「わたし器械体操部でした」 登場人物 ボク・・・ボク 下田 ・・・同級生 先輩・・・幻の体操部員 真っ青な空を突き裂く、 眩ゆいジェット機を追う、 ひこうき雲が一際白い。 アブラゼミが暑苦しく鳴いてる放課後。 ボロボロの木造体育館の裏での出来事。 いつものように休憩していたボクと下田。 このたった2人だけの器械体操部員が、 突然の訪問者にキョトンとする。 …

  • 「散歩の記録」

    映像制作、TV、ドキュメントの演出、 自動車鈑金塗装、有機農業を経て、 「ホンマ、巧くいかんわ!ほやけど、1日1度、笑わななー!」と思い至った、 動く生活のかつみンです。 「ずっと前・・・」 *新幹線開通、東京オリンピック、大阪万博当時の昭和のころ *土曜日の授業は午前で終わり=半ドン 小学生の頃の土曜日が好きだ。明日は休み。 宿題もない。 友達との約束もない。 気だるい。 たまに一人。 やるせなく不思議な快感。昼下がりの午後。 いつもの帰り道をトボトボ。なぜかとっても安心する。 なんとも落ち着かないようで、 まぁいいや、落ち着いちゃおうという奇妙な感じがとっても好きだった。 なにより明日は休…

  • 「散歩の記録」

    映像制作、TV、ドキュメントの演出、 自動車鈑金塗装、有機農業を経て、 「ホンマ、巧くいかんわ!ほやけど、1日1度、笑わななー!」と思い至った、 動く生活のかつみンです。 わるいユメ 病弱でいつも入退院を繰り返し腹を抱え苦しんでいたオカンは 何かを怖がっていた。 いつも酒で酔いつぶれ、言葉でなじり、拳で殴りつけるオヤジ。イヤでイヤで、オレは布団のなかで、たじろいでいた。 多分、隣のアニキも悲しんでいただろう。そんな、 オヤジの酒のない顔があるとき、ホンの少し嬉しかった。 ホンの少し。 ホンの少し。 そう、次の日、また、酒が顔を変えるから。ふるさとを捨て、ふるさとを失った、二人の親に育てられたオ…

  • 「散歩の記録」

    映像制作、TV、ドキュメントの演出、 自動車鈑金塗装、有機農業を経て、 「ホンマ、巧くいかんわ!ほやけど、1日1度、笑わななー!」と思い至った、 動く生活のかつみンです。 「振り返って・・・」 登場人物 ジュン ・・働いている人 かおる ・・ 同上 ジュン 「あっち行ったり、こっち来たり、また、あっち行き、こっち来、私どないしょ」かおる 「どないも、一体、どうしたん」ジュン 「振り返って、イヤになったんや」かおる 「何に?」ジュン 「ボクに・・・」かおる 「ウチにもアルアル、心配せんでええ」ジュン 「あんな、いっちゃん最初、小さいプロダクションで映像制作のアシスタントやってたやん」かおる 「お…

  • 「散歩の記録」

    映像制作、TV、ドキュメントの演出、 自動車鈑金塗装、有機農業を経て、 「ホンマ、巧くいかんわ!ほやけど、1日1度、笑わななー!」と思い至った、 動く生活のかつみンです。 「どっち・・・?」 登場人物 ジュン ・・働いている人 かおる ・・ 同上 ジュン 「なんでも出来るってええことないな、不器用の方がええかも れんな」かおる 「隣の芝生が青、見えるんちゃうん」ジュン 「そうかもしれんけど、ちゃうと思うねん」かおる 「何や?ほな、何んでもかんでもせえへんかったらええやん」ジュン 「そやけど、でけへんねん」かおる 「なんで、簡単なことちゃうん」ジュン 「そやな、例えば、何か覚えることが3つあって…

  • 改訂版・社会に貢献するチャリティー活動を考えてる人

    映像制作、TV、ドキュメントの演出、 自動車鈑金塗装、有機農業を経て、 「ホンマ、巧くいかんわ!ほやけど、1日1度、笑わななー!」と思い至った、 動く生活のかつみンです。世界が揺れ動いてる中、 今回、今、一度、改めて、「社会に貢献するチャリティー活動を考えてる人」へ、お話しさせてもらいます。というのは、やっぱり、今でも、 チャリティー活動で、日々、充実しているからです。 なので、 社会貢献で収入を得たい人 「社会に貢献する(人のためになる)仕事がしたい。 経験、知識ゼロでも大丈夫かな。安定して働けるの?」こういった疑問に答えます。 ✔️本記事の内容 1、社会貢献の仕事、収入の有り無しをまとめて…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    のんびり、ぶらーっと、新宮散策を楽しみ、大阪へ10/3・14日目 5時に目覚める。 ブラリ散策し、お土産を買おうと、一度、宿を出る。市内の中央通り、駅前本通りをウロウロ歩き、 コース違いで行きそびれた阿須賀神社に寄る。 歩けなかった熊野古道のコースに立つ標識阿須賀神社・参道阿須賀神社民家の和菓子屋「松葉屋」で、 ”天の川という大納言琥珀”を買う。 「松葉屋」右手、下に並ぶ、「天の川という大納言琥珀」熊野速玉大社の傍にある土産物屋では、 ”じゃばらサイダー”を買う。 土産物屋宿に戻り、荷物を整理して、新宮駅に向かう。新宮から松坂までのJR紀勢本線、普通列車の中、 10日間、歩いて来た道の断片が、…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    「小雲取越」小口から桜峠、百間ぐら、請川を経て最終地、熊野本宮大社へ10/2・13日目 美味しかった朝食!朝食を楽しみ、 ご主人から教わった「小雲取越」登り口へ。 6:20 いざ、スタート!国道44合線のトンネルを抜け、 左に折れ、 赤木川に架かる小和瀬橋を渡り、 しばらく行くと登り口。 小口トンネル44合線の分岐点これから進む請川までの図小和瀬橋赤木川脇道の階段を登ると「小雲取越」の標識最後のルート、さて、行きますか! で、 出ました出ました、道標! 中辺路(小雲取越)・21不思議に思いパチリ!アタイです! またまた、シャドーでパチリ!お陰様で、いい天気になりました! 爽やかな青空最終日にし…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    「大雲取越」熊野那智大社から船見茶屋跡、越前峠を経て、小口まで10/1・12日目朝食時間の関係で、 7:30 「美滝山荘」出発! 「美滝山荘」 最初に言っときます。 このコース、ラス前の1日、ホント、しんどかったです!まず、宿から熊野那智大社まで 昨日の急階段をまた、登らなければいけません。 (仕方ないですが・・・)で、大雲取越、小口までの登り口から、 熊野古道、中辺路を進みます。 大雲取越、小口までの登り口ルートマップを失くしてたので、 昨日、宿で調達した英語版(しか見当たらなかった)のマップを活用する。 (熊野那智大社〜小口〜請川〜熊野本宮大社のあと2日分の工程が載ってる)登り口の階段から…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    熊野速玉大社から那智駅、補陀洛山寺を経て、熊野那智大社へ9/30・11日目6:35 居心地のいい「Hanare」をスタート!伊勢路の次は、 中辺路の一部、「熊野三山」を目指す。1日目、新宮から那智を経て、熊野那智大社へ 2日目、那智大社から、大雲取越を抜け小口へ 3日目、小口から、小雲取越を抜け熊野本宮大社へ伊勢路と違って、3日間ということが、気持ちを和らげる。 リラックスして新たな気分で、サァ、出発だ!!今日、明日の宿も確保してあるし。 最終日は新宮だからどうにかなるだろう! もう一度、快適な「Hanare」ってな手もあるしね!ただ、ここからの中辺路は、 伊勢路のルートマップと違うルートマッ…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    紀伊井田から紀宝町へ、迷うも無事、新宮、熊野速玉大社に到着!! 9/29・10日目(その2)13:10 JR紀伊井田駅着 紀伊井田駅ホーム駅舎内時刻表・新宮まで、列車で、あと二駅このレールが羨ましい ここからは、とくに峠越えもなく、 くねくねと細い道を上へ下へ。道標を宛に紀宝町の中を行く。 新宮まで6㎞ここでも、みかん・・・ で、このみかん販売所のところで迷う。この辺り、道標もなく、 (道を間違ってしまったため、道標を見つけられなかったかもしれない) まっすぐ下って行くと、行き止まり。「アリャ!???」坂道を引き返し、 「ハァハァ」 と云いながら、別の道を・・・?「アリャリャ??」紀宝バイパス…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    大泊から松本峠、熊野市を抜け、花の窟神社を経て、阿田和まで 9/29・10日目(その1)素朴な民宿「まるせい』を 6:30 スタート。国道を少し進むと、 松本峠への登り口。 松本峠登り口大泊海岸新宮まで26㎞ 「もうスグだ!秒読み段階だ!」 杖を手に山道に入るぞ!まだ、少々歯茎が痛みますが・・・!「ファイト!!」 7:05 距離も短く、苦もなく着いた、 松本峠。 松本峠 道標だけがひっそりと・・・、 でも、少し行くと、 立派なお地蔵様が迎えてくれた。 松本峠のお地蔵様木本登り口へ向かう スタンプラリーもあったが、すっかり忘れていた! しばらく行くと、 七里御浜が見えた エッチラ、ホッチらで・・…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    曽根次郎坂太郎坂から二木島峠、逢神坂峠、波田須神社を経て大泊まで 9/28・9日目昨晩、貰った弁当。 朝としては量が多い、持って行くには厳しい、 無理やり食べ、6:00 スタート。雲行きが怪しく、今にも雨が降ってきそうだ。 天気よ、もってくれ!体も重い。 そして、疲れとストレスか、歯茎が痛む。 熱いもの、冷たいものを飲んだり、食べたりした時は、特に痛む。「かなわんわ〜」国道を小一時間歩き、 やっと、峠道へ。 甫母(ほぼ)峠への標識 杖をお借りして、前へ進む。 曽根次郎坂、太郎坂・01/39 曽根次郎坂、太郎坂。 志摩の国と紀伊国の境で、 「次郎」「太郎」は「自領」「他領」に由来しているという。…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    八鬼山から三木峠、羽後峠を経て賀田へ 9/27・8日目 雨は上がった。 一安心、でも、空はどんより。鍵を掛け、Kさんに出発を連絡する。充分、丸1日の休息後、 7:00 スタート。 街を抜ける矢ノ川に群れる白鷺尾鷲の街を抜け、矢ノ川橋を渡り、 しばらく行くと八鬼山の案内標識。 見えにくてすみません。真ん中の標識です。8:00 八鬼山登山口。 八鬼山登り口石標標識案内板杖 (新宮まで62㎞)登り口も豪勢だ!用意されていた杖を握り、 およそ130分、3,830m!「いざ、進め!」 なんと02/63!! 道のりは長〜い。 始まったばかり・・・ 石畳は続く・・・。 熊野古道の石畳は最後の最後まで続く・・…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    アルベルゲ『山帰来』での休息 9/26・7日目 雨の音で目覚める。 6時過ぎ。 身体が慣れてしまったようだ。 山の麓の宿なので、霧に包まれ先は見えない。 雨だけがザーザー降っている。 ほんと、明日、大丈夫なのか思案する。 小降りになったところでKさん宅へ。 丁度、近くのおばさんとバッタリ会い、一緒に伺う。 Kさんのお友だちで、同じ大工さんがお互いのロッジ風家屋を建てたようだ。 穏やかなご主人とお友だち、 そして、Kさんが淹れてくれたコーヒーを楽しむひと時を過ごす。 サンティアゴ巡礼を走破したベテランのKさんに今後の予定を聞かれ・・・、まだ1週間もある現実、 疲労も溜まっている、 大丈夫かという…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    馬越峠麓の宿、アルベルゲ『山帰来』から尾鷲の街へ 9/25・6日目(その2)長〜い坂道を、 墓地の間をテクテク、テクテク。車道のガードを潜り、いよいよ街へ。 が、ほとんど、閉まっている。やはり、緊急事態宣言下! 「アチャー!大丈夫かな・・・、 ラーメンか丼もの食べたいのになぁー」 家の前で、作業していたご夫婦に聞く。指し示し、 「あの斜め前の店、惣菜とか弁当あるよ」 「それから、ずーっーと行った、見えるかな、あの赤い看板。 そこレストラン、やってると思うよ」「ありがとうございます」 馬越屋。 馬越屋(一応、まちの駅です) 調理パン、おにぎりを買い、 後で取りに来ますと、置いといてもらう。その先…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    相賀から馬越峠を経て尾鷲まで 9/25・6日目(その1)今日も早く、6:15 スタート。こんなに早く出発することもないが、 日々の習慣、また、アクシデントがあった場合のことを考えてしまい、 早々、宿を後にする。 熊野古道、伊勢路の1つのポイント、 馬越峠越え、その峠からの天狗倉山(てんくらやま)登頂。そして、下ってすぐのところにある、 山小屋風の宿「アルベルゲ山帰来(さんきらい)」 でゴール。今日は、 こぢんまりした予定だが、疲れも溜まってきてるし、 歩く距離は5.5㎞と短いけど、 けっこう、キツそうな道のりだ。 6:45 朝日を浴びる便ノ山橋を渡る。 便ノ山橋 標識を確認しながら、 頼もしい…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    紀伊長島から相賀まで 9/24・5日目朝、買っておいた、おにぎり、パンを食べ、6:25 スタート。魚まち、長島造船を経て、 国道42号を進み、一石峠へ向かう。 長島橋、長島港が拡がる造船所かなり大きいが写真では感じられないかな?42号を外れ、踏切を渡り、峠道に入る。7:30一石峠、着。小さな峠なので、 時間もかからず、 気持ちよく越える。 一石峠8:10せっかくなので、 古里温泉街を抜け、 案内板 古里海水浴場へ。 シーズンが終わった古里海水浴場、海の家(緊急事態宣言下でもあった)「夏真っ盛りなら、ひと泳ぎするのになぁ〜」海沿いの遊歩道を進み、 舗装道に出て、 さらに進むと、林道に入った。しば…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    伊勢柏崎から紀伊長島まで 9/23・4日目6:30に朝食を頂き、 7:15 出発。 昨晩、足の水泡を潰すために、針を貸してくれた女将さん。 今朝は、火打ち石を打って、送ってくれるではないか。嬉しくなり、パワーが漲ってくる。 踏み込むたび、痛む足も、徐々に慣れて行く。 大内山から梅ヶ谷、 そして、ツヅラト峠までの道のりは、 国道と平坦な道がほとんど。「熊野古道?」ってな感じで、時々、不安がよぎる。道標や幟も少なく、「これで大丈夫?」って思ってしまう。 なので、道標や幟が現れると、「ホッ!」と、胸を撫で下ろす。 8:00太陽も輝き、 巡り会えた、 この一瞬、このタイミングに感動。 青空は気持ちをホ…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    川添から伊勢柏崎まで 9/22・3日目 無理を言う客1人、 私に、 何かと気にかけてくれた「岡島屋」さん。 ご主人がパチリ! 美味しい朝食を頂き、 栃原発、7:25の列車で川添へ。紀伊本線は1日、数本しかなく、 時間は調べておいたほうがいい。 備えあれば憂いなしだ。 7:35 川添スタート。 暗〜い、曇り空。 しばらくすると小雨!!「今日は雨の中か?」腹を決める。 リュックにカッパを羽織らせ、 折畳みを手に、トボトボ歩く。行先確認で地図、スマホを見る。昨日、失くした老眼鏡、 予備を持ってきてたので、大助かり! 八柱神社国道から脇へ入る時の道標しばらく、国道を歩きエッチラ、ホッチラ、 多少、道に…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    田丸から女鬼峠、川添まで 9/21・2日目興奮してるんだろう、夜中、2、3度目が覚め、 結局、5時半に起きる。 今日から本格的にスタート。 気が張る。 駅前参考に伊勢市から紀勢本線で田丸へ。6:20。 無人駅だ! 運転手さんに切符を渡し、下車。 朝日が素晴らしい!紀勢本線はワンマン列車で、この先はほとんど無人駅田丸駅駅前熊野古道伊勢路図絵武者隠しの碑石碑初めてお目にかかる、伊勢路の道標スタンプラリーのQRコードも。新宮まで158km 7:17 通学中の女子中学生とすれ違う。「おはようございます!」先に元気のいい挨拶が飛んでくる。偉い!!!「おはよう」気分がいい、足が弾む! 標識があると安心考え…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    伊勢神宮・外宮から内宮へ 9/20・1日目 大阪の茨木市、JR総持寺駅、始発に乗り、 鶴橋駅から特急で伊勢市駅へ。 伊勢志摩ライナー荷物をロッカーに預け、 参宮線で二見ヶ浦へ拝みに行く。 今日、泊まるドミトリー「風見荘」へチェックイン。 (荷物だけお願いしに行ったらチェックインできたのです) 風見荘身一つ。 気軽に、伊勢神宮の外宮に参拝。天気は良好、気持ちいい! 豊受(とようけ)大神宮【外宮】風宮(かぜのみや)風の神をおまつりする別宮多賀宮・豊受大神の荒御魂をおまつりする別宮大土乃御祖神をまつる別宮正宮循環バスで内宮へ。 皇大(こうたい)神宮【内宮】順を追って、拝む。 風日祈宮(かざひのみのみ…

  • 熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

    プロローグ・前夜 9/19 いよいよ明日、熊野古道に出発!歩行トレーニングも1日、8キロほど、およそ2週間ほどする。 持ち物準備もOK。しかし、「あ〜、やっぱ、やめよかー。しんどいなぁー。なんでやねん?」ってな感情が湧いてきてしまう。任務というか仕事に挑む感じ。 そんなことを、勝手に思っちゃうのだ。 未知なことで怖いんだろうな。「タイ、ラオス、バックパックの旅」の時もそうだった。ダメ、ダメ、ダメ、公言済み。 邪気を払い、寝る。 近鉄・特急券(買ったもんなぁ〜)ご参考に! 👇フリーランスと正社員の良いとこ取りした働き方を実現する手厚い保障の【midworks】 マンツーマンで転職活動を支援するコ…

  • 「ときどき、散歩3」

    憧れのビジターセンターで働いてみて! 期間限定ですけど、「雲仙天草国定公園・ 諏訪の池ビジターセンター(休暇村)」 でバイトしてました。 で、 「憧れは憧れ、やはり、本気の志がないと続かないと思いました」 アウトドア派。 山好き、自然大好き。 野外活動、野鳥、動植物の観察に目がない。 都会の便利さよりも、 多少、不便でも、 スローでナチュラルな生活で落ち着く人には、 堪らないだろうなって思いました。 私も、一時は、 ハイキング、山登り、バードウォッチングに熱を入れ、 いわゆる、 森林カウンセラー、自然保護官(レンジャー)に夢を抱いたクチです。 なので、運良く、期間限定のバイトですが、 メインス…

  • 「ときどき、散歩2」

    「ヒーロー」 僕はもう大人。 でも、みんなからは『臆病もの』って呼ばれてる。 「だれか助けて~!子どもが川に落ちたの!助けて~!」 僕は駆けて行った。 「助けて!お願い。誰か、どなたか。わたし、泳げないの・・・」 慌てうろたえる母親。 5才の女の子が踠いてる。 「ゴボッゴボ・・・ゴボ・タチュケ・・・」 『僕はドキドキした。 早くしないと・・・でも、だれか、そう、誰か、きっと・・・ 僕より大きくて、頑丈で、強い誰かが、きっと、助けるぞ!』 「・・・ゴボ・タチュケ・・・」 『僕は周りを見た・・・みんな黙っている!?』 「お願い。早く。お願い。助けて」 『やっぱり、黙っている。そして、僕も』 「・・…

  • 「ときどき、散歩」

    陣地ゴッコ 土の塊や石を投げあって、住処を作って遊んだ。 「陣地ゴッコ」という。 荒れた畑、田んぼの中、林の中、橋の下、どこでも住処になった。 敵、味方に別れて、どちらかが、ホンマに血を流し、泣くまで、 そのゴッコは終わらなかった。 というよりも、そうなってしまうのだ。 そうなるって分かっているのに、 夢中になって、土の塊や石(ホントの石)を投げあい、よけあった。 当然、エスカレートしてゆき、本気になってしまう。 大きい石を探し、投げる。 言ったことじゃない・・・、ケガをする。 「痛〜!!」 おでこを触る。 血が手に付いてる。 「血ィー、出てるわー!」 みんな、我を忘れて、ゴッコは終わる。 こ…

  • 数々の仕事が私を生かしてくれた!

    映像制作→自動車鈑金塗装業→有機農業&数々のバイトを経て、 現在、人と喋るのが苦手の職人、技術系の私が、 NGOのチャリティー活動中!動く生活のかつみンです。 「こんな、悩み、持ってませんか?」 ✔️一攫千金、富や名声からほど遠いけど、 人並みの生活がしたいだけ・・・今のままでいいの? 「大事なのは勇気を持つことです」 ✔️マナー、身なり、誠意、責任感、熱意があれば大丈夫! 「自分を卑下しないで!負のオーラが表面に出てきますよ」 ✔️ちゃんと見てる人が手を貸してくれます。 これを書いてる私は、現在、63歳。 チャリティー活動経験、2年ほど。 月、15日程の活動で、15〜22万ほど稼いでます。 …

  • 「ときどき、散歩」

    人道支援チャリティーをはじめたこと 20才半ば頃から、気になっていた。危険な地域、自らの命も落とし兼ねない場所へ、 しかも生活環境が覚束ないフィールドへ・・・。他人の命を助けに行く、 そのエネルギー、犠牲心、情熱、責任感・・・、 その志すものはどこからくるんだろうかと、 不思議に思いつつ、憧れていた。私もしたい、やりたい、なりたいけど、 貧弱な心根の弱い私には・・・。到底無理、出来っこない! そんな私が、 63才の今、人を助ける行為の核たる意味を 自分自身の腹に落とし込まないまま、 そう、そんなことは判らないまま、人道支援団体のチャリティー活動で日々走り回ることになった。 繁華街。 街頭でチャ…

  • 朧げな記憶、夢うつつな「助監督、回顧録」8

    映像制作、動画編集をメインに、現在、NGOチャリティー活動中! 動く生活のかつみンです。 過去の自分の、その時、その作品に携わって学んだ考え方、 作法、ルール、生き方、思考を思いつくままランダムに振り返っていきます。何か、気付き? が、あれば、嬉しいです! 「流れ星佐吉」 (1984 連続テレビ時代劇) 監督:原田 雄一 出演:郷 ひろみ 樋口 可南子 1回限りの松竹大船撮影所 体験(No.8) 松竹大船制作の連続テレビ時代劇「流れ星佐吉」。花村座の花形女形・夢之丞が、「流れ星の佐吉」の名で世を騒がせた怪盗として、 座員のおしの、仙之助、お政、喜八らとともに悪を倒すために立ち上がる作品です。 …

  • 思うよにはイかない「助監督、回顧録」7

    映像制作、動画編集をメインに、現在、NGOチャリティー活動中! 動く生活のかつみンです。 過去の自分の、その時、その作品に携わって学んだ考え方、 作法、ルール、生き方、思考を思いつくままランダムに振り返っていきます。何か、気付き? が、あれば、嬉しいです! 「誘われて二人旅 ー露天風呂・嫁と姑の仲良し芝居ー [前、後編] 」 (1986 12月OA 月曜ドラマ9) 監督:石田 勝心 出演:叶 和貴子 高森 和子 「専業妻vs職場妻 華麗な女のたたかい [前、後編] 」 「専業妻vs職場妻 [前、後編] (仮題)」 「(1987 12月OA 月曜ドラマ9) 監督:日高 武治 出演:泉 ピン子 勝…

  • 新体験 ➡︎ ただ今、吸収中「助監督、回顧録」6

    映像制作、動画編集をメインに、現在、NGOチャリティー活動中! 動く生活のかつみンです。 過去の自分の、その時、その作品に携わって学んだ考え方、 作法、ルール、生き方、思考を思いつくままランダムに振り返っていきます。何か、気付き? が、あれば、嬉しいです! 「血液型殺人事件・霧の那須高原 襲われた女探偵」 (1985 12月OA 土曜ワイド劇場) 原作『焦茶色のパステル』「血液型殺人事件」 (仮題) 監督:鷹森 立一 出演:中野 良子 浅野 ゆう子 緊張の中、甘い囁き体験(No.6) 面倒見のいいY先輩の誘いで、 東映テレビプロダクションの2時間ドラマに参加できました。にっかつ撮影所から東映大…

  • 時間は戻らない。空虚な「助監督、回顧録」5

    映像制作、動画編集をメインに、現在、NGOチャリティー活動中! 動く生活のかつみンです。 過去の自分の、その時、その作品に携わって学んだ考え方、 作法、ルール、生き方、思考を思いつくままランダムに振り返っていきます。何か、気付き? が、あれば、嬉しいです! 「少女・村下孝蔵」(1985 4月撮影 music video) 監督:中原 俊 出演:立石 夕香 頼りにされなかった体験(No.5) にっかつ撮影所にお世話になっていたとき、 声を掛けてもらって、 初めてMV(music video)の仕事をしました。(MVは、まだ出始めたばかりで、アナログ制作のシンプルなモノでした) 中原俊監督の直下で…

  • 探究心に圧倒された「助監督、回顧録」4

    映像制作、動画編集をメインに、現在、NGOチャリティー活動中! 動く生活のかつみンです。過去の自分の、その時、その作品に携わって学んだ考え方、 作法、ルール、生き方、思考を思いつくままランダムに振り返っていきます。 そこから見えてきた「何か」があれば、 これからの暮らしに再起動させ、より楽しく、充実できるようにします。 気になる方は、是非、見て下さい。 「死体持参花嫁事件」(1985 7月OA 月曜ワイド劇場) 「麻里子・その愛」 (仮題) 監督:小沼 勝 出演:三原 じゅん子 筧 晃司 見る目の無さ体験(No.4)パッと思い出すのは、三原じゅん子さんの頑張りです。 ひたすら一生懸命取り組んで…

  • カラダを張って仕事をする「助監督、回顧録」3

    映像制作、動画編集をメインに、現在、NGOチャリティー活動中! 動く生活のかつみンです。 過去の自分の、その時、その作品に携わって学んだ考え方、 作法、ルール、生き方、思考を思いつくままランダムに振り返っていきます。 そこから見えてきた「何か」があれば、 これからの暮らしに再起動させ、より楽しく、充実できるようにします。 一見してください。 「蘭の肉体」(1984 9月公開 にっかつ) 監督:西村 昭五郎 脚本:鹿水 晶子 出演:小田 かおる にっかつロマンポルノ体験(No.3)高校時代、ズキズキウズウズして遠くから眺めていた 「にっかつロマンポルノ」。まさか、助監督の道を歩みはじめて、 3作…

  • イイ人に出会うと夢が拡がる「助監督、回顧録」2

    映像制作、動画編集をメインに、現在、NGOチャリティー活動中! 動く生活のかつみンです。過去の自分の、その時、その作品に携わって学んだ考え方、 作法、ルール、生き方、思考を思いつくままランダムに振り返っていきます。 そこから見えてきた「何か」があれば、 これからの暮らしに再起動させ、より楽しく、充実できるようにします。 気になる方はご覧下さい。 「私が愛した危険な女」(1984 9月OA 土曜ワイド劇場) 「私が愛した悪女」 (仮題) 監督:野田幸男 出演:小野寺 昭 叶 和貴子 1本フル体験(No.2)2回目の仕事。 助監督として、初めて丸々1本、参加した作品。面倒見のいい助監督の先輩Yさん…

  • 夢に突っ走っていた僕の「助監督、回顧録」

    映像制作、動画編集をメインに、現在、NGOチャリティー活動中! 動く生活のかつみンです。 過去の自分の、その時、その作品に携わって学んだ考え方、 作法、ルール、生き方、思考を思いつくままランダムに振り返っていきます。 そこから見えてきた「何か」があれば、 これからの暮らしに再起動させ、より楽しく、充実できるようにします。 気になる方は必見です。 「夕ぐれ族」(にっかつ・1984) 監督:曽根中生 出演:春やすこ 松本ちえこ 初体験(No.1) 27才。僕が初めて、カチンコ打てると偽って(でないと雇ってもらえない)、 助監督の応援として、3泊の4日間、駆り出された初めての仕事です。 で、3泊4日…

  • 夢を見つけよう、求めよう、探そう!フリーランスってどうなの?

    映像制作、動画編集をメインに、現在、NGOチャリティー活動中! 動く生活のかつみンです。フリーランスって「コトバ」気になってる人へ。「その業界でNo.1ってとこまで行かなくてもいいんだ。その業界で仕事をして、将来、チョっこっと給料(収入)上げたい。人生をもう、ちょっと良くしたい。でも、勤め人だったら実現しそうにもないかな・・・?」 フリーランスだったら・・・? 仕事が自由に選べて、行動できる。 自分独自のライフスタイルも実現可能かも!?「フリーランスってどうなの?収入、不安定で心配。将来も心配。社会保障も心配。心配だらけだけど自由じゃないの。不安だけど楽しいかも。社会の認知度もグッと上がってき…

  • 61才で始めた、初めてのセールス(人を相手に喋る仕事)の魔法

    映像制作、ドキュメント演出→自動車鈑金塗装業→有機農業を歩んできた、動く生活のかつみンです。 人と喋るのが苦手の職人、技術系の私が、2019年6月(今から1年半前)、チャリティー活動というセールスを始めました! そこで、食わず嫌いの私は感心しました。 何を・・? 職人は「手に職」なら、営業は「口に魔法」と思ったワケです。 なので、今回は、 チャリティー活動のセールスで私なりに感じた事をランダムに述べていきます。「営業、セールス、考えてるけど→ちょっと不安。競い合うなんて。知識もなし、頭の回転も良くないし・・・などなど、思案中の方、なんらかの参考になれば嬉しいです」 初めてするセールスがチャリテ…

  • 夢見た仕事に挫折した今、人生は「こんなもんかいな」と納得させることにしました。その理由。

    映像制作、ドキュメント演出→自動車鈑金塗装業→有機農業→チャリティー活動「ホンマ、巧くいかんわ!ほやけど、1日1度、笑わななー!」動く生活のかつみンです。 今回は、 『目指していた仕事(映像制作関連)に挫折して、次にしたい仕事を求め、 フワフワ、ふらふら浮遊していたが見つからなかった・・・、 結局、私の人生は「こんなもんかいな」と納得させることにしました』 なので、 今、仕事、人生に思い悩んでる人。迷ってる人。気になる人。 自分を奮起させる参考になれば嬉しいです。 ✔️本記事の内容 1、父経営の「自動車鈑金塗装業」の引き継ぎも出来ず、廃業へと。 2、心機一転、「有機農業」で自立しようと長崎、雲…

  • 社会に貢献する仕事、チャリティー活動を始めた理由(大阪発)

    映像制作、TV、ドキュメント演出業。 自動車板金塗装業、有機農業を歩み、 「ホンマ、巧くいかんわ!ほやけど、1日1度、笑わななー!」動く生活のかつみンです。今回、改めてブログを動かします。というのは、 今、チャリティー活動で、日々、楽しんで充実しているからです。 なので、社会貢献で収入を得たい人「社会に貢献する(人のためになる)仕事がしたい。経験、知識ゼロでも大丈夫かな。安定して働けるの?」こういった疑問に答えます。 ✔️本記事の内容 1、社会貢献の仕事、収入の有り無しをまとめてみました 2、経験、知識ゼロでも問題ないチャリティー活動 3、雇用形態は?安定してるの? この記事を書いている私は、…

  • 番外編・承ります!

    簡単・シンプルな動画編集「とってもシンプルですが、作品を見て、喜ばれた!」 「次のやるべき目的が判った!」 「客足が増えた!」 花咲稲荷神社/kyoto まずは【始めの第一歩】というお声にお応えしようと、 シンプルを基本にした動画編集、制作を目指しました。 「とにかく始めて!1度作ってみたい」 「お金を掛けられない」 「高品質なものでなくていい」 「伝えたいことを伝えたいだけ」 ・・・などなど ●基本はカット断ぎ/質素なテロップ(文字情報)のみ 時間、2〜3分/音楽、版権フリー活用/ナレーション(ご本人又は無し)●会社案内/販促PR/商説明/イベント、行事の記録 お手元の素材を使っての編集作業…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その75

    6月29日(火)、15日目最後の日。興奮している、AM5:30、起床。 荷物をまとめ、1Fのフロアーに下り、 サービスのコーヒーとトーストをゆったり頂き、 デポジット、100THBを返金してもらい、チェックアウト。無料とはうれしい!ドミ出た所、ドンムアン空港手前を高速道が走っている フライトまでドンムアン空港内を見学。 事前のネット情報で得た、どんな料理でも気軽に食べられる 広くて感じいいお店を探すが、なかなか、見つからない。 国際線ターミナルをウロウロ、ウロウロ、 廻っているうちに、国内線のターミナル、ロビーに出る。国際線ターミナル『おお!何で、こっちは、こんなに、キレイでオシャレなんだ!』…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その74

    入ると先ほどの女性2人がチェックイン中。 興奮しているのか、ギャーギャーうるさい! と、思っていたら、フロントの女性が静かにしてくれって注意! どこの国も同じだ。310THB+デポジットの100THBを支払い、チェックイン。 結構きれいで、フロントの女性も感じいい。 さらに、コーヒー、クッキー、トースト、カップラーメンなどなどの 無料サービスもあり充実している。 誰も居ない6ベッドルームの1ベッドに案内され、 荷を降ろし、一息つくと、 廻りの散策に出かける。「ダイアモンド&ラストホステル」はショッピングエリアの一角にあり、 ここは、化粧品の問屋街を中心に各商店等々が拡がっている区域の様だ。 屋…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その73

    ドンムアン駅、着。 空港の反対側、 国道の上に設けられた長い歩道橋を渡り、宿探しだ。 どんよりとした雲、雨がパラパラ、落ちてきた。 慌てる。 途中、歩道橋を右に降り、 飲食物メインの屋台が並ぶ通りを、真っ直ぐ突き進んでいく。 屋台が終わった辺りに交差点があり、それを左に主要道路を渡る。『たぶん、こうだったよな・・・?』 しばらく行くと橋があり、渡ると感じ良さそうなカフェバーがある。 『夜、ここで、一杯。いいかも』と進む。多分、この辺りだったような気がする、が・・・、 宿らしき建物は見当たらない。 なんとも言えない。 判らない。 尋ねるしかないな。タイに慣れてきた私は、住所を手に、屋台準備中の女…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その72

    『さて、ビールでも』 と、予定の帰路コースから大きく逸れ、寄り道する。 どんどん、進んで行くと、お店や屋台がパラパラ見え出し、 ついには市場のある商店街地域へ入ってきた。 先ほどの落ち着きとは、打って変わって、 タイ独特のあの雑踏感とブチャとした食物の匂い。 そして、大事なことを思い出す、 『11時過ぎてるやん。あかんがな、ビール・・・』 でも、ビールが置いてある小さな店があったので、 聞く。 「ビアー?」 「いいよ」 私は、ニッコリ! 『次は、焼き鳥やなぁ』 と屋台を探し、2本買う。一応、人目のつかない、寂れた小さな公園で、 焼き鳥をつまみに、ビールを飲み干す。 『ここは日本かい!』と自嘲す…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その71

    巨大な仏像が横に寝転んでいるワット・ロカヤスタに行く。 途中、象に乗って楽しんでいる観光客がいたので、パチリ!到着したものの、人は疎ら。 そして、巨大仏像を目にすると、 『そうか、今、ここに、居るんやなぁ・・・』 日本を出て、異国の地、タイという国の地面に立っていることを、 不思議に思い、束の間、ジーンとくる。右腕のLになっている所の窪み・・・ですが判りにくいですね!仏像の顔の凹みには鳥の巣。いい住処かもしれない。お供えはどうかと、花を売り込む兄ちゃんを拒む。 悪いような気もするが、観光客相手に商売け丸出しで、供える気にはなれない。 『さてと、これでいいかな』 疲れてきたのか、 それとも、 明…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その70

    駅前のパサク川を渡し舟、5THBで渡り、 待ち構えていたサイクルショップで、 パスポートを提示し、自転車、50THBを借りる。 人それぞれだが、アユタヤ駅前で借りると 橋を渡るために遠回りすることになるらしい。 ドンデッド以来の自転車。 異郷の地を駆ける自転車、 風を切り、何とも言えず気持ち良い。 渡し舟、5THBサイクルショップ、オーナーまずは、真っ直ぐ進みました。並ぶ観光客用バスの奥がワット・マハタート地図を手に自分なりにコースを描く。 一つひとつ廻っていては、1日あっても足りない。 なので、3箇所ほどに絞る。 まずは宮殿と樹木の根に埋もれた仏の顔で有名なワット・マハタート、50THBを、…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その69

    6月28日(火)、14日目AM7:00、バンコク発 Den Chai行 アユタヤへ。Train No.111に乗車6時20分に”ジャストベッドホテル”を後にし、 地図を手に、検討をつけた道をファランポーン駅へ向かう。 やっぱりこの様な時は気が滅入る。 間違わないのか、遅れないのか、切符買えるのか・・・と、 いつも緊張してしまう。尚更、未知の国、外国では。そして、何事もなく、20THBの切符を購入して、アユタヤ行きの普通列車に乗り込む。 フーっと、だら〜と、リラックス!ホント、一安心。 車内、進行方向、右側が4人掛け、左側が6人掛け。 私は4人掛け、窓側に座り、外の様子を気分良く眺めていた。そこ…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その68

    中華屋の隣で売っているココナッツアイスクリームの屋台。 気になり見ていた私に、 「これ、ご馳走になりましたから、アレ、ご馳走しますよ」 とEさん。 半切りにした茶色のココナッツの器に盛ったアイスクリームに ココナッツの欠片とチョコを掛けた一品。 頂きます。 「ウマイ!ゴチソウサンデス、Eサン!」ご馳走になったので、値段覚えてません。撮られてました。熱気に溢れた通りを抜けると、 私はEさんが居たので、 安心してセブンイレブンのATMで、無事、1000THB下ろす。 いつものことだが、現金を引き出す時は緊張する。 短い時間だったが、引きあげることになり、 Eさんは、例のバスアプリで帰りに乗る、バス…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その67

    カオサン通り。 想像通り、人々が行き交い、賑わい、熱気に溢れていた。 気を使って、Eさん、 「時間もそろそろ、何か食べましょうか?店に入るか、屋台で安いモノ買ってでもいいし」 「そうですね」 私たちは何気に鶏やソーセージを焼いている屋台に引き込まれて行った。 「食べましょうか?」 「いいですね」 私はチキン、Eさんはソーセージをかぶり付きながら、 ビールが欲しい私はどこの店に入ろうかなとカオサン通りを見ていた。 が、アッという間に終点。 「なんだ、これだけ!?そんなことないやろ」 「いえ、この先に1本通りがありますので、そこも」 とカオサンと並行して走る通りに出て、引き返す。カオサン通りもちろ…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その66

    タイの庶民に混じって、路線バス6.5THB、24円に揺られ、 対岸のワットアルン行きの渡し舟6THBに乗船して、 ワットアルンの門をくぐる。 入場料、二人分100THBを払い拝観。もちろん出します。奥の建物を抜けると乗船場船上にて揺られて降りた桟橋からワットアルンを望む入場門 急勾配の階段が建造物に威圧感を醸し出す・・・城塞・・・、 写真を撮りながら、ぐるりと廻り、上に登ると、 対岸のワットポーの全体が一望できる。奥に見える茶系の屋根がワットポー手前と対岸の乗船場Eさんが、 「撮って上げます。自分が写っていた方がね!写ってなかったら雑誌の写真と一緒ですもんね」 と、度々に気を使って撮ってくれる…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その65

    待っている間、サッカー(ワールドカップ)を見ようと、 TVをイジっていたら画面が映らなくなった。 触ってはいけないスイッチを押したかも・・・。フロントへ行き、身振り手振りで説明。 気前よく、直ぐ、部屋に来てくれ、TVをチェック・・・、 だが、すんなり、元に戻らない。 TVを壁より離し、設定器を触りだし、大掛かりになった。 案の定、タイムアウト・・・。Eさんから、ロビーに着いたとラインが入る。 慌てて、ロビーに向かう。 待たせたEさんに、 「すみません。今、テレビ、直しているんです。少し待ってください」 と、引き返し、調整の様子を見る。 が、終わる気配がしない。 「もう、TVいいです。見ないです…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その64

    6月27日(火)、13日目迎えにきたKさんに、 「申し訳ありません。スマホ、貸してください。決算したいんです」 出鼻から無礼な頼み事をする。 これで、帰国前日の明日泊まる、ドンムアン空港近くのドミの予約、完了。 昨晩も私のiPhoneでは決済が出来なかったのだ。 「すみませんね、Kさん」バスステーションに向かう途中ソンテウを乗り継ぎ、108THBでバンコク行きのバスのチケット購入。 Kさんも数日後、日本に帰るということでチケット購入。振り返ると、私は日本人に助けられっぱなしで、一人で交渉、立ち向かっている場が少なすぎるんじゃないか!これでは、大きくなれんぞっ!と気が引ける。バスが発車するまで待…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その63

    再集合!陽が落ちる頃、 Kさんに連れられ、昨日来た、見慣れた誘惑の通りを行く。 Kさん、歩みを止め、 「この店も見ていこうか?」別店に入る。 昨日と同様、舞台では女性たちが愛想を振舞っているが、 中には、「知らないわよ」と頭を垂れている女性もいる。でも、閑散としているのだ。 「時間、悪かったかな。全員、揃ってないよな。多分、第1陣、入ったんだよな・・・」 『ということは・・・』 「どう・・・?」 いい感じの女性も居たが、やはり、昨日の24番が浮かび・・・、濁しながら返答。 「そうやなぁー・・・」 「・・・じゃ、行くか!」 「そうですね」 と、呆気なく出て行く。で、メインの店。 「ああ・・・ここ…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その62

    観光客満載のフェリーに乗船、30分。 毎日こんな状態だと云う。嬉しい限りだ。 西洋人から韓国、中国、そして、私、日本人たちが引っ切りなしに、この観光都市、ここパタヤーを始め、プーケット、チェンマイ、バンコク、ウボンラチャターニー各地に流れるタイという国はこれから益々、繁栄していく予感がする。フェリー 島に着くと各方面へ向かうソンテウがお待ちかねで、呼び込み合戦が繰り広げられている。 20THBのポテチを仕入れ、目当てのソンテウに乗り込みビーチに向かう。 ここで、私は昨日分も含め、500THBをKさんに渡しておく。あとはお任せ。 (ここのソンテウは高かった気がする。どこの国も特別地域はそんなもん…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その61

    6月26日(火)、12日目6時半に迎えに来てくれたKさんにスマホを借りる。 嫌がることなく、気持ちよく対応してくれた。 これで、バンコク、”ジャストベッドホテル”、バッチリ、ゲット!Kさんオススメの朝のお粥を食べに向かう。 滞在中は、毎朝、欠かさず、食べるという絶品のお粥らしい。 正直言って、ほんまに旨い! 最高の一品だった!そのお店 でも、この店に来るまでに、 実は、ソンテウの兄ちゃんと大ゲンカのKさん。 やる時はやる底力。ホテルから来るには、 一度ソンテウを乗り換えなきゃ行けない、コースなのだが、 最初のソンテウが、通常コースを行かず、中途半端な所で降りろと言う。 それじゃ、目的の別コース…

  • 夜景 マッサージ店が軒並み続き、ひっきりなしに声を掛けてくる女性たち。 「社長サーん!」 「ありがとう」 「どうぞぅ・・・」 スペシャル系も本道も混ざって、ゴッタ煮状態。 で、その時、わたし好みの女性に、 「ねぇ・・・」 って、手を引っ張られる。 「おお!!!」 と、砕けそうになるが、どこかで、ハンドのみか・・・、 やっぱ、全身で洗ってもらいたいなぁ〜と、強い意志が甦り、振り切る。 (でも、一度はお手合わせしたかったなと心残りがあることはある)GoGoBerとCafeBerの密集ストリートをしばらく歩いていると、 蠢く女性たちの、男を求め金を得る逞しさを、何故か肌感覚で感じるようになった。 女…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その60

    翌日。 颯爽と、Kさんは小ザッパリした服装で登場。 ホテルまで迎えに来てくれて、ソンテウを2回乗り換えて、 ガーデニングスペースのお洒落なレストランに連れて行ってもらった。「静かな方がいいかなと思いまして」 「凄い!いいところですね」 「何にします?魚、肉、どうしましょうか?」 「私、残念ながら、魚貝系は苦手なので」 「アァ、そうですか、だったら…」 Kさんにメニューを見繕ってもらう。入ったところ奥のガーデンスペースまずは、シンハービールで乾杯! 隣のテーブルではムッチリミニスカの可愛いハイネケンキャンペーンガールが お客に自慢のビアーを注いでる。 「どう、ハイネケン頼むと注いでくれるよ」 「…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その59

    なんとプールも!室内部屋へ入ると、早速、シャワーを浴び、 Kさんが茶化したあのマッサージ店に足を運ぶ。 行く前に、周りの店を見て回ったが、なぜかいい感じがしたのだ。11:30入店。 深夜バスに乗ってきたことなんかすっかり忘れてけっこう、ハイだ。 タイ古式+オイル、2時間コースに挑戦。 2Fに上がり、 薄暗いカーテン仕切りの個室空間に入り、 スッポンポンになり、用意された七分パンツを穿く。 『っていうことは?・・・さぁ、これからだ!』 実はスペシャル有りじゃないの、ってな雰囲気になり、 それはそれでいいんじゃないの、ってなノリで、 若い女性の手が私の全身をマッサージ。 手、腕、背中、腰、足、お尻…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その58

    メインストリートに沿って、広〜いビーチ沿いの遊歩道を歩く。 ガイドブックなどで必ず見る風景だが、私はこういうところは苦手だ。 人が少ない、ゆったりとしたところ、そう、ドンデッドみたいな素朴なところがいい。 でも、来た以上、寄ってみたものの、こんなに”混雑”していると思わなかった。「ねぇ、写真、撮ったげる。アレ、PATTAYAって看板、ハリウッドみたいね。 前に立って!そう、そこ!いい?」 パチリ!ヒルトン「このホテルがここで有名なヒルトン。面白いところだよここは。 あのさ、さっきの人もね、1日、2人の女の子とさ、遊ぶんだ・・・何か判らない事とか、行きたいとこあれば、連絡頂戴、案内するからさ。で…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その57

    一息つくと、まずは、泊まる宿だ。 深夜バスで節約したし、たまにはいいホテル泊まろうかな。 ピックアップしていた候補から、”スタッコート3”を選ぶ。 『リーズナブルで屋外プール付き、夜のプレイスポットの中心街。決まりだ!』 今までは3桁止まりやったが、奮発して4桁。でも若い数字。いいんじゃない。 『私、多少、価値観がタイ感覚になってきたかな〜』 と、1泊550THB、1880円。2泊しようと決める。 1泊はしんどい。寝て起きたと思ったら、出発準備。 これは、とっても長い旅の場合は面倒で余計に疲れ、落ち着かない。 せめて、2泊して、次の日ぐらいはゆっくりしたいもんだ。 1泊はホント、移動中継地点に…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その56

    6月25日(月)、11日目空も白々明けてきた。 パタヤー近くに入るとバスが所定の降車場所に止まりはじめ、少人数づつ客を降ろしていく。 パタヤーの標識文字がチラッと目に入る。メインストリートみたいだ。 慌て、運転席を覗き込み、 「ヘイ!パタヤー、パタヤー?」と聞く。 「OK、シッダウン。まだ、先、パタヤー」 と危ないからと、注意。 窓外を眺めていると。その街並みをアトにして、郊外を抜け、工場地帯を走ってるではないか? 心配だ。再び、覗き込み、 「パタヤー、OK?」 「(うるせえなぁ〜ってな顔で)OK・・・」 不安で臆病な自分が出てる。 案の定、心配することなく、雑多な看板が並ぶストリートが現れは…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その55

    いつの間にか、眠りについた。 そして、目が覚めてしまった・・・、 『ウー、トイレに行きたい!・・・休憩はまだか?』 悶々としていると、セブンイレブンのあるガソリンスタンドに入った。 ガソリン補給だ! 「ヤッター!!!」 助かった。 用を足し、ホッとして、チョコを買う。ガス補給のための休憩このバス!右奥がステーション再出発、もうひと眠りしたら、目的地パタヤーだ。 が、また、催してきた! ダメだ!仕方がない、眠っていた隣の男性を起こし、 1Fの車内トイレへ目指す。 だが、開けた途端、目に入ったのは・・・!!!小さい正方形の中心にある楕円形の便器と、 日本でもよく使う青色のバケツに入った水とその中に…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その54

    バスに乗って、微睡んで、18:30。 戻って来たぞ、ウボンラチャターニー。 早速、バスチケット窓口へ。 「パタヤー・・・」 「ない!」 無しやて・・・。 「絶句!」 「日曜、無いよ!」 「休みか、そうやな、日曜・・・行く人おらんのか・・・」 途中で、付き添ってくれたオバさんガイドも済まなそうに励ます。 「そうなの、日曜、休みなの。残念ね・・・泊まるトコ、ありますか?」お世話になった、お嬢ちゃんとこの宿に戻るか、何かの時のために選んでいた、ここから近くのプール付きのシャレたホテルで1泊して、明日、昼間のバスでパタヤー入りしようかと、iPhoneを弄っていた時、 オバさんガイドが私を見つけ、 「1…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その53

    14:10分。 メコン川を渡る橋の手前あたりにあったバスターミナル(気がつかなかった)で降ろされ、チケット持って、ウボン発、15時に乗り換えろと指示された。 (らしい。ことば判らないとこうなる)バスターミナルで、チケット、窓口に出す。 ウボン行きの指定席番号が書かれたチケットに交換してくれた。 一枚の紙片が、どういう伝達方法か判らないが、引き継がれる。でも、 出発までには、まだ50分もある。 しんどいな。 廻りをプラプラ。 蝿が飛んで、くる、くる、くる。 只今、スッカラカンで何も買えず。 多分、THBでも使えそうと思うがコミュニケーションがしんどいし、 特に欲しいモノもない。待人に肌の手入れ、…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その52

    吹きさらしの広場の片隅に小さなチケット受付場所だけがある、 殺風景なバスターミナルである。 そこに群れる私たち観光客。 小さな窓口に、チケットを出し、正規のバスチケットと交換する。 私もチケット(というか紙片みたいなモノ)を出し、 「ウボン!」と渡す。バスチケットと交換してくれた。その時、隣の長髪の男が、 「Where are you from?」と聞いてきた。 「Japan」 長髪の男は後ろに居るもう一人の若者に、 「Japan」と伝える。 陽に焼けて真っ黒な若者は、 「僕も日本からです。彼は韓国です。で、日本の?」 と私にニコニコ返答! 「京都です」 「僕は北海道です」 「そうなんだ。で、…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その51

    6月24日(日)、10日目部屋の前で迷ったのか? 牛が草を食んでいる。 『さぁ、無事に船着場で船に乗り、ウボン行きのバスに乗り換え、国境を越え、 タイに入り、パタヤー行きの深夜バスに乗って行けるんだろうか?』 と不安を抱き乍ら、チンピラ風兄ちゃんに別れを告げ、握手してチェックアウト。面倒見の良かったチンピラ風オーナーと。 心配なので船着場に早めに行き、様子を確認。 当然乍ら、誰も居ないし、フェリーの気配もしない、、船乗りらしき人も居ない。 閑散とした雰囲気の中、殺風景な掘建小屋と川に係留している生気のない細長い木造船が漂っているだけ。 『ここでいいんかいな・・・? 今から走って、着いた時のフェ…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その50

    陽が暮れ始めた頃、AYさんの宿に自転車で向かう。 すると、昨日、買ったオレンジのパンツを爽やかに揺らし乍ら、 ニコニコやって来る彼女と出会った。 「おお、それ、明るいやん」 「そーう・・・あのさ、あの乱暴な運転していた人の店、あったでしょ。あそこで、 私の言っている美味しい鍋と焼肉あるんだって。だから、そこ行こ!」 と、2人で向かう。入る直前、店前のメニューを確認。 「?」 AYさん、腑に落ちない。違う感じがするらしい。 「私、どこかで見たんだよなぁ。でも、ここ、メニュー・・・無いなぁ・・・」 と呟いている。 「ちょっと、フェリー船着場の方へ戻ってみようか」 「ええ、でも、あの兄ちゃんに言った…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その49

    ひと息ついた60のオッさん、私は、やっと口を開く。 「体力あって、強いんやな」 「そう、けっこう歩いたりもするし、それに好きだし。こう見えてもパワーあるんだ」 私はパクセーでのことを思い出し、 「そうやな、大したもんや。アンタみたいにドンドン歩く女の子、初めてちゃうかな。 今までは、そやな、苦手な人ばっかりみたいやったな」 「女の子がよく話す普通の会話、ドラマがどうの。美味しいお店があるの。流行りのファッションは?昨日、アレ、面白かったね。・・・などなど。そういうの、私、興味ないっていうか、嫌いなの。仕方ないけど、皆んな、そんな日常の繰り返しじゃない。私、何も持ってないけど、そんなの嫌だから、…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その48

    さて、あの来た道を帰ろう。ペダルを踏む。 しばらく行くと集会所みたいな所から民族音楽が聴こえてくる。 通り過がりに見ると若者が演奏していた。 その音楽を耳に、凸凹道、水溜りの悪戦苦闘の始まり始まり。 でも、慣れてくると結構気持ちいい。 こう走ると上手くいくぞ。 だから、こっちをこう攻めようと・・・先を読み乍らのドライビングテクニック。 バシャーと水を弾くのも1つの方法だと、夢中になってくる。時折、やってくるソンテウの観光客とは互いに笑顔で手を振り挨拶。 さっきまでのこと、これから先のこと、何もかも忘れてただ手を大きく振る。 それだけ。 そんなとき、フト浮かぶ。 『こんなことしてていいんだろうか…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その47

    畑、草叢、鬱蒼と繁った樹々の中、 凸凹道を、ある時は、ど真ん中に大きな水溜りがある道の脇を、幾度も幾度も、 バランスを崩さず進んで行かねばならない。 日々、起こるスコールの形跡だろう。 そんな道が続く・・・。時々、観光用ソンテウが私たちを追い抜いて行く。 時には、前を行く牛飼いの群れを追い抜いたり、 また、ノロリと横切る牛の群れの隙を狙って突破したりする。 「結構あるね」 「もうすぐでしょう」しばらくすると、民家が見え始め、住民が集会をやってる吹き抜けの木造家屋の前を通り過ぎ、だだっ広い休憩所兼お食事処がデンと構えている場所に出る。 「着いたかな、滝は?」 そんな気配がしない。「見てあれ、イル…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その46

    トムズ・バンガローの前の道をフェリー船着場の反対、南側へ進んで行く。相変わらず凸凹道に、水溜り、土塊、危うい板の橋とこれでもかと続く。 そして、観光客相手のレストラン兼ショップ兼飲み物売場がたまに軒を並べる。 洗濯物がズラリと干された島の人の家。 立ち話をしている島の人。 「サバーイディー」こんにちはと私は挨拶する。 笑顔で返ってくる。 「サバーイディー」 走って行くと川向こうに家並みが現れ、対面の島が近ずいて来る感じがする。 どんどん進んで行くと、対面の島に向って立派な大きな石造りの橋が、 黄土色に光るメコン川の上に架かっている。そして、橋を渡り切った袂の川縁には洒落たホテルや店が並んでいる…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その45

    6月23日(土)、9日目起きると下痢気味、トイレ近し。 朝食サービスのなさそうなチンピラ風兄ちゃん、改め若ダンナのお店。 でも、何か食べさせてくれるだろうと思い、Cafeへ。 若ダンナ、奥さん(ここで、奥さんと判る)、二人の娘さんが和気藹々と パンとスクランブルエッグを食べている。 「Hey、何か、食べ物ない?」 「こんなんでいいか?」 と自分らが食べているモノを指す。 「いい!食べたい!」 若ダンナは奥さんに朝食の用意を告げ、自分はコーヒーを沸かしに行く。 メコン河が眺められる席に着く。まもなく、若ダンナがラオコーヒーを持ってきて料金を請求。 「8000Kip」 渡す。 「ニッコリ」 「食べ…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その44

    「ヘーイ!居るよ!」 誰かが声を掛ける。 「?・・・」 私を荒っぽい運転で送ってくれた飛ばし屋兄ちゃんだ。 「アソコ」 見ると、AYさんがメコン川が目前に広がるバンガロー風のカフェで寛いでる。店に入り、 「どうしてここに?」 「歩いていたら、彼に会って、呼び止められて。この店もやってるんだって」 「ああ、そう。アイツは何者なん?」 「そうね、何モンやろね」フェリー着き場と私の宿と中間くらいにあるカフェだ。 アイツのお陰で再び、彼女と出会えたんだから感謝しないとアカンかな、 それとも、まぁ、こんな狭い所だし、互いに散歩すれば会うよなってことかな。「で、宿は?あれから、もっと奥にあったの?」 「違…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その43

    休息してフェリー船着場までブラブラ歩く。 30分ほど掛けて、観光客相手のオシャレなバンガローやビアバー、 素朴な宿、雑貨屋に挟まれた土塊のガタガタ1本道をのんびりと行く。1本道の脇に入ると、そこは、田畑が拡がっている。 田舎だ。裸足の小さい子が駆け廻っている、一つも二つも昔の時代。 けど、スマホ片手に、日本でいう小学5、6年生くらいの子が、 二輪のバイクをビュンビュン、ぶっ飛ばして行く。 ガタガタ1本道を。 素早く移動できる貴重な交通手段なんだろう。 『警官はいるんだろうか?まぁ、いいや・・・』売れている店、売れていない店。 観光客相手のリゾートとしての島。 そして、耕す畑。 半農半Xの地をプ…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その42

    案内されたお部屋。 どデカイ、ダブルベッド。 天井のどデカイ、扇風機。 トイレ&シャワールーム。 小振りのテラスにベンチ。 窓外はリゾート風、景色。 もう満足! で、日本円で1300円ほど、言うことなしよ!シャワーを浴び、先ずは、ラオビール130円を飲みに、 チンピラ風兄ちゃん経営者のバーへ行く。 チンピラ風兄ちゃんは、すでに、 何処からか集まってきた似た者同士の仲間たちとワイワイガヤガヤ、 ビアーを煽って楽しそうだ。 「ビアープリーズ」 チンピラ風兄ちゃんが、足元のケースからビール1本を取り出し、 栓を抜き、グラスを渡してくれる。 「そこ、座れよ」 と、仲間の中に招き入れ、氷が漂っているボッ…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その41

    AYさん、程よく戻って来て、メコンの褐色の川を横切り、ドンデッド島へ。 川面スレスレの船、その開放感、来たぞっ!!って感じ。 なのに、私の弱い部分が、 『明日、帰る、フェリーとバスの見当つけないとダメだぞ』と囁いている。 「ウルサイ!先ずは宿へ行くことだ!」メコン川、船上でフェリーが着く。 島に上がると、観光客目当てに装った店舗の佇まい並ぶ。ドンデッド船着場歩いて、宿探してみようかと、2人でトボトボ。 私の、お目当ては”Mr Tho's Bungalows"ミスター・トーズ・バンガロー。 彼女の宿と共に探しながら15分くらい歩いたかな、 心配になって目に入った飲み物、雑貨店の兄ちゃんに、 iP…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その40

    到着。 ギラギラ太陽の真下、 映画「明日に向かって撃て!」のラストシーン、 ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが大銃撃で殺されていった、 開発途上のあの場所、 そう!ボリビアみたいな所にミニバスが停まった。一同皆んな、初めてなのに、徐に、既に行き先を心得ているかの様に、 屋台が並ぶ土道を、ある一方向に歩いていく。 メコン川にあるフェリー乗り場へ。 灼けつく太陽と土埃と屋台。 まだまだ、未開拓な地。 そこに、並んでいるATM。 感心する、この様な場所にも健全と立っているATM。 で、一体、何時、誰が、現ナマを補充に来るんだ。 こんな所へ!ATM天晴れである。 フェリー乗り場へ行く途中乗…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その39

    バスの出発時間に、AYさんと落ち合い、ドンデッド行きのバスに乗る。 「?!そうなんだ(ここで体験する)ロングハイエース、これがバスなんだ!」 荷物は運転手が、後部にある空きスペースに、お構いなしに、 ギュッギュッギュッと押え込む。 乗り込み、私は、2人掛けに座り、AYさんは横に座るかなと思いきや、 彼女は一人掛けに座っている。 『2人とちゃうん・・・!?」と惑っていると、 「こんな時はギュウギュウ詰めにされるから、一人掛けがいいのよ」とアドバイス。 『ハハーン、さすが!』で、すかさず、彼女の前の一人掛けに移る。 案の定、出発したバスは次から次へと各ホテルを廻り、 体格の良い一回りも二回りも大き…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その38

    6月22日(水)、8日目ロビーで20半ばの若い男が、 「ニホンゴ、スコシ」と、声を掛けてくる。 「そう」再度、確認。 「ここに、日本人居なかったの?」 「居た。一昨日、帰った」 「そう、私は昨日、来たんだ」 「帰った・・・のか、私は、今からドンデッド、ここに行くんだけど」 地図を見せ、 「また、ウボンラチャターニーに戻るためには、ここパクセーに来ないと行けないの?」 「・・・??」 「それとも、ドンデッドからパクセー来るまでに、どこかウボンラチャターニー行きに乗り換えるバス・ステーションあるの?知らない?」 「・・・判らない」 昨日の若いアンちゃんが出勤して来て、同じことを聞く。 「ここ、この…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その37

    パクセー。 ここは、目的地の中継点みたいな滞在なんだな、単なる通過点かなと、思ったりもしたが、 私にとっては、やはり、これも一つの旅の行程、密度の高い確かな、断片である。で、暗い夜道、彼女のホテルから4、5分のところ、明るい時と違って暗い時の風景がしっくりこない。迷いに迷って、2、3の人に尋ねたりして、 心細くなるも、30分ほど、やっとの事で宿に着く。 振り返れば、1ブロック先に進めばいいところを、何故か何度もその手前まで来たハズなのに、その先を行かなかったんだ。思い込みは怖いもんだ。 1ブロック先の左手に在ったのに。ヤレヤレ、シャワーを浴びようと、部屋のドアを開けると、 若い金髪の女性が右手…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その36

    陽が傾きかけた頃、街を散策がてら、いい店あったら入ろうかとテクテク、ウロチョロ。 スーパーマーケットみたいな露店の集まった所、 カフェ、ピッツア屋、ヴィエンチャン行きバスターミナル・・・。 素っ裸の5才くらいの可愛い女の子が水浴び、私はパチリ。市場AYさんはのっそりと歩く黒猫を見つけると、ミラーレスカメラを出し、パチリ。 「おお、いいモノ持ってるやん」 ニッコリ笑んで、 「私、ホント猫好きなの!家でも飼ってるし。おばあちゃんも猫、だーい好きなんですよ」 再び、シャッターチャンスを狙ってパチリ。「お店ないよね!私のホテルの反対側に行ってみようか?」 「そうやね」 「私、結構歩くの好きなの」 「お…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その35

    ホテル近くに着くと、とっても軽〜い感じの短パンとビーサンの彼女がやって来た。 その溢れるリラックス感が私の強張り感を柔らかくしてくれた。 旅道中、ピリピリした神経はこういうときに緩〜く、一気に解きほぐすんだなぁと、 その変わり身に感心するばかり。 会った途端、たまたま、そこにあったチケット屋で彼女は、 目当てのチケットの表示を見て躊躇なく、 明日行く、ドンデッド行きのチケット(バス&フェリー付き)、65000Kip、1枚を購入。 ペラペラの書式の紙片に、値段、行き先、時間、サインをして一丁あがり。 ナントまぁ、お手軽、大丈夫?この料金の分配はどうなんの? バス会社に船会社、ここの代理業者、さら…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その34

    「フォレストホテル&レストラン」カタカナだ!フォレストホテル&レストラン『ホンと、日本人、居るかな・・・』とチェックイン。 若いアンちゃんが、ニコニコして「OK」、 「日本人は居ますか?」 宿を予約するときに、日本のおじさんが居ると書かれてあったので・・・。 「居ない!」 「えっ!」 「昨日いた、今日いない!」 「帰ったの?」 「居ない!」 ホントに昨日まで居たのか、すでに、居なくなっていたのかは、不明のまま。 でも、日本の食料品なども売ってるし、日本料理メインのホテルなので、多分、経営者はそのおじさんなんだろう。 アンちゃん、解ってンのかなぁ・・・? 「ニホンゴ、スコシ、ワカリマスカ?」 「…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その33

    乗り込んでしばし車窓を眺める。 タイと違って素朴、床上の家屋をよく目にする。 ヤギ、水牛・・・動物たちもウロウロ。メコン川を渡る2時間ほど揺られメコン川を渡る。 もうすぐだろう・・・。 バスはバスステーションらしからぬ所で停車し、私たちは降りた。 というか。、降ろされた感じだ。 「パクセー、パクセー」との叫び声と共に、ソンテウ(ロコバス)に案内され流されるまま、乗り込む。 実は、ここからパクセー中心街のホテルに行くまで、まだ、かかるらしい。 喚く、運転手。 「運賃100THB!?」何がなんだか判らないまま、 走るソンテウの後方に去っていく景色をぼんやり眺める。中央の白の車、多分、ホンダ?プレー…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その32

    建物に群がっている人々は、順番らしい順番はなく、 思い思いにパスポートを窓口に差し出している。 入国証明が必要なのだ。でないと不法侵入で捕まるのだ。 でも、この手続きをせずに先へ、行こうと思えば難なく行けそうなのである。 厳重そうでもあるが軽い感じもするシチュエーションだった。 人々はTHBを添え、パスポートを提出。苦手なトコロ AYさんは、 「日本はお金取らないハズ」とパスポートを渡すが、 係官が、 「100THB、100THB!」と叫んでいる。 仕方なしに支払うAYさん。 私も例に習って手続きを完了する。 私一人では絶対シドロモドロで迷いまくっていただろう。 返ってきたパスポートには新しい…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その31

    バスは国境に着き、出入国手続きに向かう。 荷物はこのままで、バスはそまま移動する。 この時、私は何も考えておらず、普通に手続きが終わると、 この停まっているバスに戻るのかなと思っていた。 (でも、そんな事はないハズです。何しろ国を超えるんだから) 出国窓口に並び、順番が進むに連れて、 『バスは?荷物は?・・・ああ、そうだ、戻れないんだ!?で、バスは何処に居るの??』 心がアタフタ、焦り出し、不安に襲われ乍らも、乗客の皆んなが平然と手続きを済ませ、何食わぬ顔でドンドン先に進んで行くのを見ると、 それに従って、私も先に進んで行ったらいいんだと、落ち着かないまま、前例に習う。 『でも、そうだ!今は、…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その30

    「国境はまだかなあ・・・」 様子をチラリ。 「起きてるみたい。よし!・・・Where are you from?」 「日本です」 「!?ああ、そうですか。私も、60ですが、初めての一人旅です。1度は経験したくて」「そうですか。いいじゃないですか」 「旅慣れた感じですが、もういろんな所へ」 「はい、私の母も好きなので小さい頃から、よく連れられて・・・、今では一人で行きますよ」 「どんな所へですか」 「やっぱり東南アジア方面ですね、なかでもラオスが一番いいの」 「ふーん・・・」 「人とか風景とか素朴で、私、人混みの都会より田舎の素朴な所が好きなの」 「ああ、いいですねー。で、いつから旅に?私は、1…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その29

    6月21日(水)、7日目「戻って来たら、またヨロシクね」 と、お母さんとお嬢さんとで各々2ショットでパチリ!お母さんとお嬢さんの運転でバスターミナルへ。 市内中心を横切って行かず、外周りをどんどんスピードアップして、 ベンツを飛ばす飛ばす。 80キロ以上をヴィーーンって感じ。 お嬢さん、大人しそうに見えて凄いやん! 20分程で到着。チケット購入とバス乗り場への案内、 お嬢さんのお陰で難なくあっという間に完了。 「コープクン クラップ!(ありがとうございました)」 50プラスの200THBをお礼に渡す。 お母さんとお嬢さんの礼を頂き、別れる。 「Good by」バスターミナル 国境越えラオス、パ…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その28

    6月20日(火)、6日目そろそろ溜まった服も洗わないと。 と、洗濯機を借りる。 30THBと書いてあるが40THBと言われる。 量が多いからかなと、黙って渡す。 その間、のんびり本でも読もうかと風通しの良い、軒下のテーブル席でくつろぐ。SINGHAが置かれた軒下のテーブル席、ここで皆んなと話した。奥は洗濯物を干す場所 そのうち、私を見てやって来たお嬢さんと隣国のラオスの話になり、 近いよ、行き方、いい所よ、等々、 明日、150THBでバスステーションまで送るよと、 いつの間にかラオス行き、決定! お願いすることにした。 勢いもあるが、どこかで、折角だから慌ててバンコクへ戻るより、 未知への新体…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その27

    昼過ぎ、ランチタイムか・・・。 新しく教えてもらったピザ屋へ、1枚300THB!高級食物だ!止め。 次に聞いた、ベーカリー屋、ケーキショップみたいな店を外から伺う。 やってるか、やってないか判らない状態で、なによりも、やはり高級そうだ!止め! 日本ではこんなに高くないぞ!でも、タイでは高いんだな・・・。 『お嬢ちゃんは、やっぱりお嬢ちゃんだな』と、歩く。裏手のリバー公園おばちゃんがガチャ、キャチャ、ガチャと中華鍋を揺すっている。 『焼きめしやん!欲しい!』 気付いたおばちゃん、「English?No!!」ってあからさまに追っ払われる。 『まぁ、ええけど。嫌な事あったんやろな』とブツブツ。ほんじ…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その26

    6月19日(火)、5日目何か興奮しているようで、様々な夢を見ているのか、現実なのか、不明のまま朝を迎える。朝、7時ごろ、パンを食べ、予定をiPhoneのマップアプリで考える、 宿とかの手配なども本当に便利だ。 『しかし、こんままでいいのだろうか。直接、当たって泊まるって段取りにしないの。肌と肌の触れ合いを望むんだろ・・・』 『そうだよなぁ。私にはやっぱり憧れていた冒険家の精神なんて、これぽっちも持ってないんだろうな。先が見通せないなんて不安だ(今までの考動で実証済み)。なので、先手の宿探しや列車の切符手配に必死だ。先の事をバシバシ決めず、当て所もなく緩やかに、のんびり行こうとしようとするが、 …

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その25

    先ずはと思い、お嬢ちゃんにフリーWiFiのパスワードを聞くと、 入れ替わりにお父さんがニッコリやって来て、バンガロー風の建物の中を案内してくれる。ロビー奥、2階へ上がる階段前に、 ソファー、テーブル、テレビなどがあるくつろぎスペースが設けられており、 サイドボードに置かれた 「このカフェ、ウォーターはフリーです」 と、階段を上っていく。 広い踊り場を折り返し上に上がる。 天井にはよく外国映画で見る、どデカイ扇風機がゆっくり回っている。正面に2部屋ある、右の部屋に案内される。 ダブルベッドに天井から垂らされた蚊帳、机と椅子と扇風機。 木造りの素朴な一室。 「オーー、イイやん!」と鍵を渡され一息。…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その24

    「アラ、何だか・・・普通の家やん、ほんと、ココ?」 「OK、OK、ココ、ココよ」”Near Train Guesthouse” ニア トレイン ゲストハウスと、門のチャイムを鳴らし、人を呼ぶ、トゥクトゥクのオッちゃん。 結構、サービスしてくれるんだ! でも・・・、 「出てこないやないの。大丈夫か?」 トゥクトゥクのオッちゃんは門扉を開け、家のドア横のチャイムを鳴らし乍ら、叫ぶ。 「ヘーイ、居るの。誰か?(想像のコメントです)」 ・・・しばらくして、ヌボーッと、おばちゃんが出てくる。 「何、何なの?(ほんとそんな感じだった)」 「お客さんだよ」 私は挨拶し、iPhoneでアゴタの予約契約書を見せ…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その23

    『さてと・・・』 そろそろ、宿へ行こうと、 駅方面に向かうであろうロコバス(ソンテウ)を捕まえようと、 通りに出て待つがなかなか通らない。 廻りを見回しても、別方向に向かうロコバスがチラホラ走っていくだけ。 マズイ!来るかな!異国の地での、この心境は結構、不安になっていく。ブボーーーッ、来た来た、思わず駆けて行き、 「ウボンラチャターニー、行く?」って地図を見せ、ゲット! 後ろの席はイッパイで、運転席の横、助手席に座る。 ロコバスはタクシーみたいに、合図して、止めるのだ。 『おいおい、やれば出来るじゃないか!』 この頃から、少々、自信というか不安が減り、勇気が出てきた感じがする。で、しかし、降…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その22

    広い公園の一つの入場口へ何気に向かい、次の行き先を思案していたら、 中年の快活な男性が声を掛けてきた。 「どこから?」 「日本」 「タイ語は?」 「だめ!」 「エングリッシュ、少し」 「うん・・・見たい所、行きたい所ない?」 「特には・・・」 「うーーん・・・?!」 どこか、いい所に案内したがっているようだ。 「ヘイ、どこかないのか?」 「えーと、ここは、ここかな・・・」 今の位置確認のため、地図を広げ、教えてもらい、聞いているのだが、 話が素直に通じたのか知りようもないが、 「よし、ここだ!」と、バイクを取りに行って、 「乗れ!」 「いいの?」 「OK!」 「メットは?」 「要らん!」バイカ…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その21

    大きな河のほとりに出る。 土色に濁ったムーンリバー、ロコバスで渡った河だ。ムーンリバー河沿い、少し先から賑やかな雰囲気が漂ってくる建物の一角がある。 行く。 市場だ、公共市場・・・かな。市場 例のパンパンビニール袋詰めの、 ご飯類、山盛りの野菜、果物、生魚、揚げ物、衣服、雑貨類が所狭しと並び、 独特の有機的な匂いが立ち込めている。 煮たり、炒めたり、揚げたりの食材の匂いが暑い気温と交じって鼻に衝く。 好奇心がウンザリ感に変わり、その場から逃げていく。 フーッと一呼吸、 『昼メシか・・・』 どうしたもんかなとプラプラと行くと小さな屋台が目に付く。 中年のオッちゃんが小さな肉まんみたいなパオズみた…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その20

    生まれて初めて、ロコバスに乗り、街を目指す。 早速、イキのいいオッちゃんが、珍しいのか、降りるまで私に世話を焼き、 四六時中、喋り捲り、ワイワイはしゃいで楽しんでいる。 サングラス、赤シャツのイキのいいオッちゃん面倒だなと思ったが、 『ええーイ、もうイイや、ノっちゃえ!ここまで来たんだから、それをしないでどうする?オイ、聞いてるのか、あんた!』 と、潜在している引っ込み思案の勇気のないネガティブ思考を蹴散らし、開き直る。 言葉は通じないが、地図を手に、身振り手振りで対応。 ふー、心配することはなんもなかった。 『今、ここで、お前は、どこ行きたいの?どうの、こうの・・・。そこなら、ここで、降りた…

  • 60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その19

    6月18日(月)、4日目 列車から降りると、そこは辺鄙なホーム。 小さな駅、ウボンラチャターニーである。ウボンラチャターニー駅、ホームウボンラチャターニー駅で、 早速、帰りの列車の時刻を知りたくて、 喋れない英語(もちろんタイ語はNG)で案内係らしき女性に質問、 「ツゥモロー、トレイン、タイムスケジュール・・・?」 「!!??ちょっと待って!ツーリストガイド??!!」 と、女性は言っているらしい。 「・・・・・」ウダウダしていると、 とっても感じのいい若い女性、ツーリストガイドがやって来て、 気持ち良く私を助けてくれた。・バンコク行きの列車のこと ・ここから街への行き方 ・荷物の預かり場所 ・…

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