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外資系社員が実践している成果の出る仕事術 https://vekitomo-0.hatenablog.jp/

本や仕事現場で学び、実践してきた仕事術、日々考えているその考えなどをこのブログに書いていきます。

 私が本や仕事現場で学び、実践してきたものや、日々考えているその考えなどをこのブログに書いていきます。  超がつくほど難しいプロジェクトで、200人のチームをリードするに実践してきた仕事術を書いていきます。 このブログの内容が少しでも誰かの役に立ったり、刺激になればと思っています。

vekitomo
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2015/08/31

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  • たとえ小さいと思える仕事でも大いなる責任をもって仕事をしよう!

    若手のうちは、単純で簡単な業務や、部分的な小さな仕事を担当することが一般的です。 しかし、これらの仕事がどんなに些細であっても、それには大きな責任が伴っています。 自分の仕事に責任を持つことは、キャリアの早い段階から重要なスキルを養うことになります。 自分が任されている仕事の結果を説明できるか 「責任を持つ」とは、簡単にいえば、自分の仕事の結果を他人に説明できる、ということです。これは、お客様や上司、他の部署、ビジネスの会議などでの説明を指します。 たとえば、お客様との会議で自分が担当した部分を他人に説明することが求められる場面もあります。 このような時に、「指示されたことをやっただけです」と…

  • 自分の値段を意識して仕事をしよう

    突然ですが、みなさんは「自分の値段」を知っていますか? 即答できなくても大丈夫です。まずはじっくり考えてみましょう。 「自分の値段」を割り出す方法 ① 時間・人月単価で値段がある場合 時間単価、人月単価で仕事をしているなら、その金額が自分自身が商品としての値段です。例えば、弁護士は時間単位で相談料が決まっているので、「時間単価=自分の値段(時間あたり)」です。システム開発の世界では、1カ月単価で料金を支払うことがよくあります。 ② 給与で値段を考える場合 お客様と直接接点がなく、上記のようなコスト設定がない場合は、会社からもらう給料で考えましょう。このとき、自分が受け取っている手取り給与額だけ…

  • 【Chapter 1】なぜ、その資料は 伝わらないのか ①~資料はビジネスの成果を左右するツール

    そもそも資料とは何か? ほとんどのビジネスパーソンは、資料というものにほぼ必ず接するでしょう。自分で資料を作って説明することもありますし、誰かが作った資料を読んだり、説明を受けたりすることもあります。 そして、資料というものはビジネスシーンにおいて、かなり大きな役割をしめているものです。 本書はそういった資料をどのように作成していくか、といった資料作成の基本について書いています。 これからその資料作成のテクニックを解説していきますが、その前にまず、「資料」とは何か?というところをきちんと整理しておこうと思います。 「資料」というと、パワーポイントで作った提案書や説明資料、というイメージが湧いて…

  • 「頑張る」ことは、アピールするポイントではない

    「一生懸命頑張ります!」「できるだけいい成果が出るように全力で頑張ります!」というような「頑張ります宣言」。 あなたも、聞いたことがあるのではないでしょうか。 一見、やる気を持って真剣に取り組みます、と言っているように見えますが、実は「頑張る」ということはアピールするポイントではありません。仕事で頑張ることは当たり前のことで、目的ではないからです。極端なことを言ってしまえば、頑張らなくても結果が出るならばOKです。逆に、いくら頑張っても結果が出なければ意味はありません。 残念なことに、役員レベルでも「私も一生懸命頑張っています。みなさんも一緒に頑張りましょう!」という掛け声を発する人もいます。…

  • 「自分の値段」を知ろう

    突然ですが、「自分の値段」を知っていますか。 即答できなくても大丈夫です。まずはじっくり考えてみましょう。 「自分の値段」を割り出す方法 ① 時間・人月単価で値段がある場合 時間単価、人月単価で仕事をしている人はその金額が、自分自身の商品としての値段です。例えば、弁護士は時間単位で相談料が決まっているので、「時間単価=自分の値段(時間あたり)」です。システム開発の世界では、1 カ月単価(人月単価)で料金を支払うことがよくあります。 ② 給与で値段を考える場合 お客様と直接の接点がなく、上記のようなコスト設定がない場合は、会社からもらう給料で考えましょう。このとき、自分が受け取っている手取り給与…

  • 「入社1年目のビジネススキル大全」を出版しました

    このたび、「入社1年目のビジネススキル大全」という本を出版しました。 入社1年目のビジネススキル大全 (三笠書房 電子書籍)作者:木部 智之三笠書房Amazon 入社1年目というタイトル付けになっていますが、これは自分自身が入社1年目から知っておきたかった、という意味でつけています。 私自身が、コツコツとスキルを習得し、キャリアを重ねてきた今になって、「入社1 年目から知っていれば……」と、悔やまれるスキルがたくさんあることに気づきました。 それを、時間を巻き戻す感覚で、「これだけ知っておけば、じゅうぶんに戦える!」というレベルにまとめ上げたのが本書です。 私はこれまで、たくさんの優秀な人たち…

  • 最高のディスカッションのための必須アイテム ~サランラップ

    会議やディスカッションをするとき、ホワイトボードを使うことが多いと思います。 ディスカッション内容を書きながら議論することで、論点がブレず、より深い議論をすることができます。 ですが、そのホワイトボードが十分でないことがよくあります。 十分でない、というのは、そもそも会議室にホワイトボードがなかったり、 すごく小さなホワイトボードだったり、ということです。 また、会議室でないところでディスカッションをするときには、大きなホワイトボードを移動させてきて使うこともあり、これはこれで面倒ですし、誰かが使っていたら使うことができません。 また、誰も使ってなかったとしても、前に使った人のメモが残ったまま…

  • 仕事の締め切りは常に「最短」で設定する

    2~3日で終わる仕事を、「月末までにやっておいて」と長い期限に設定するとどうなるでしょうか。ほとんどの場合、期限が近づいてきてから仕事に着手して、期限である月末に仕事が完了します。 これは、「学生症候群」といわれるもので、小学生のときの夏休みの宿題を思い出せば分かるでしょう。 ということを考えると、仕事の期限は「最短」で設定すべきなのです。3日で終わる仕事なら期限は3日後に設定するのです。 期限直前で着手して3日で終わっても、最短で設定して3日で終わっても同じ3日だ、と思うかもしれませんが、これは同じではありません。その仕事の未着手の時間が長いと非効率になってしまいます。まず、頭の中にその仕事…

  • リーダーは無駄な会議は30秒でリセットしよう

    会議が始まってから会議のテーマを議論したり、その会議のゴールが決まっていない状況で会議が始まったりするケースが良くあります。また、議論をするために必要な準備が十分でないこともよくあります。 そして、どのような会議になるかというと、参加しているほとんど人が「この会議、ムダだなぁ」と感じる会議になるのです。 リーダーであるあなたは、このような会議が始まってしまったら開始30秒で終わらせてしまいましょう。「会議をするための十分な準備ができてないから、リスケしよう」と。 みんながムダだと思っている会議を続けると、参加している人の時間をムダに使うことになりますし、精神的なストレス高めることにもなります。…

  • パワポ資料では、オブジェクト自体の情報を減らしたほうがいい

    最近、資料作成についてデザイナーに弟子入りして鍛錬中です。突き詰めようとするほど新しい発見があり、とても面白いです。 今回は、パワーポイントのオブジェクトが持つ「情報」について「なるほど~」を発見しました。 プレゼン資料を作るとき、 チャートには情報を詰め込みすぎないほうがいい 文字が少ないほうがいい ということが基本です。 それは、パワーポイントのオブジェクトについても同じことが言えます。 オブジェクトが持つ情報とは何でしょうか。 それは、 線 先の太さ 色 色の濃さ などです。 まず、こちらは私が最初に作った資料の図です。いま、資料作成のTipsをまとめたパッケージを作っているのですが、そ…

  • 小さい仕事でも自分の仕事に責任を持つ

    特に若いころの仕事は、小さく部分的な仕事や、単純で簡単な仕事を任されることが多いと思います。そして、そのような仕事はどうしても相対的に重要でないと思ってしまいます。また、自分が若手だということをいいように解釈し、責任感が低い状態で仕事をする人を見ることもよくあります。 このように言うと、「いや、そんなことはない。ちゃんと責任持って仕事をしています。」と思うでしょう。 責任を持って仕事をするとはどういうことでしょう。責任を持つとは、いろいろな解釈ができますし、役割、役職でも変わってきますが、ここでは、若手のうちの小さな仕事である、という前提とします。 簡単にいうと、自分の仕事の結果を説明できる、…

  • パソコンテクニック本を5/28に出版します

    5/28に東洋経済さんより『超速PC仕事術』という本を出版いたします。 www.amazon.co.jp 今回は仕事で必ずと言っていいほど使うパソコンのテクニックについて書きました。 パソコンテクニックは、知っているか知っていないかで大きな差が出てきます。テクニックを実践している人は本当に仕事が速いと思います。 でも、知らないとムダな作業時間を浪費してしまったりします。 知っているか知っていないか、使うか使わないか、の違いだけです。これが大きな仕事の差となってくるのだと思います。もちろんこれだけではありませんが。 ということで、普段の仕事の中で役に立つテクニックを中心にまとめました。使用頻度の…

  • パワポ資料をデザイナーに添削してもらったら、格の違いを見せつけられた

    最近、資料作成のデザインについて精進したいな、と思っており少し勉強をしています。 ちょっと前までは、あまりデザインについては気にしていませんでした。 ビジネス資料の基本はシンプルで、 色も3-5色くらいしか使わず 文字も少なめ 1チャート1メッセージ というものだからです。 私はもともと、極論を言ってしまうと内容が伝われば手書きでもいいと思っています。 見た目や色に時間をかけるぐらいなら、中身の質に時間をかけた方がいいからです。 その考えは変わってませんが、でも同じつくるなら見た目のいい資料のほうがいい、というのもあるので、 デザイン的なスキルも勉強したいな、と思っていました。 資料のデザイン…

  • Excelショートカットテクニックのベスト3!

    Excelはたくさんのショートカットやテクニックがあります。 それだけでたくさんの本が出ていますので、想像に易しだと思います。 今回はその中でも特に便利な3つのショートカットを紹介します。 私の中でのベスト3です。 この3つを使うだけでもかなりのExcelスピードアップになると思います。 【No.1】 [Ctrl+1]で「セルの書式設定」一発起動 Excelで「セルの書式設定」という機能を使ったことがない人はいないでしょう。本当によく使う機能だと思います。Excelは文字のフォント設定だけでなく、文字の表示形式やセルの罫、背景色など多くの設定をすることができるので、それだけ「セルの書式設定」と…

  • パワーポイントで画面キャプチャーを一発で取得するワザ

    PowerPointで資料を作っていると、画面キャプチャーを入れることがよくあると思います。そして、そのほとんどの場合、画面全体を使いたいのではなく、画面の一部分のみが欲しいのです。 そのとき、よくやる方法はPrint Screenで画面全体のキャプチャーを取り、それをWindowsのペイントに貼り、そこから欲しい部分を切り取る、そして、PowerPointにペーストする、という作業をします。 この手順を書いているだけでも面倒ですので、資料作成のときに何回も何回もこの作業をしてしまうと、かなりの時間ロストなってしまいます。そこで、画面の欲しい部分だけを一発で取得する方法があります。 挿入メニュ…

  • パワポイントの書式コピー作業を9割削減するワザ

    PowerPointのオブジェクトのコピペも面倒くさいですが、同じくらい面倒くさい作業が書式のコピペです。 オブジェクトの中に書いた文字のフォントやサイズ、また、オブジェクトの背景、枠線の色や太さなどをコピペすることがたくさんあります。 最初からバシッと、オブジェクトの色や文字のフォントが決まればそのような作業の必要はありませんが、PowerPointの場合、資料作成が進むにつれてオブジェクトが増えてきて、サイズのバランスが変わってきたり、メッセージに合わせて色を変更したり、オブジェクトの枠線の太さを変えたりという作業が発生してしまいます。そして、そのような作業は資料作成の終盤に発生することが…

  • なぜプロジェクトはトラブってしまうのか? ~永遠の課題?

    私は2002年からシステム開発の世界で仕事をしてきましたが、その当時からいままでずっとどこかしらでトラブルプロジェクトが起きていました。 それは別に自分の身の回りだけで起きていたわけでなく、業界を見回してもずっとどこかしらでトラブルプロジェクトは起きていました。 また、この業界には「デスマーチ」という名著があるくらいですので、やはりトラブルプロジェクトはいつの時代もある、ということなのでしょう。 デスマーチ 第2版ソフトウエア開発プロジェクトはなぜ混乱するのか【電子書籍】[ エドワード・ヨードン ]価格: 2420 円楽天で詳細を見る トラブルプロジェクトは、なくならないものなのでしょうか? …

  • パワポテクニック オブジェクトコピー編

    Excelは表形式で使えることと数式が使えることがメリットですが、PowerPointのメリットはオブジェクト(図)が使いやすいというところがメリットだと思います。ですので、PowerPointを使うということはオブジェクト操作をたくさんする、ということです。 PowerPointでは、多くの種類の図形や吹き出しなどがあり、それらをオブジェクトと呼びます。資料を作るときは、このオブジェクトをたくさん使います。そして、たくさん使うので一度作成したオブジェクトをコピーして流用することが多くあります。 例えば、ある作業の手順を図を用いて書くとき、矢印や説明のボックスのオブジェクトをひとつ作って、それ…

  • 英検3級 2次試験 面接対策

    子供が英検3級の1次試験をパスして、今度、2次の面接ということになったので、過去問をざっと見て傾向がつかめたので子供の追い込み学習用にパワポにまとめました。 せっかくまとめたので、ブログでシェアしようと思います。 はてなブログでファイルのアップロードがちょっとだけ手間なので、パワポを画像で添付しました。画像をダウンロードして印刷しても問題なく読めると思います。 私の分析結果からすると、センテンス、図、フリー質問のそれぞれ、構造やパターンがありました。 それを理解して、そこに頻出するパターンを中心に学習するのが良さそうです。 というのも、英検の勉強は1次の結果が出るまで2次の学習をすることがあま…

  • パワポのオブジェクトはShiftやCtrlを使うと綺麗に挿入できる

    今回は、PowerPointでオブジェクトを使うときのちょっとしたテクニックを紹介します。 正方形やまん丸を作りたいときは[Shift]を使おう 四角形のオブジェクトを使って正方形を描いたり、丸のオブジェクトを使って正円を描くのは結構難しいですよね。目で見て正方形やまん丸と思っても微妙に縦横のサイズが違ったりします。こんなときには[Shift]を使ってみましょう。そうすると綺麗な正方形や正円を描くことができます。 これは正三角形や正五角形にも使えます。それ以外にもハートなども綺麗なバランスで描くことができます。 オブジェクトのサイズ変更は[Shift]/[Ctrl]を使おう オブジェクトのサイ…

  • 図解思考のすすめ ~仕事で一歩抜けるために

    今回は、思考のテクニックとして、図をつかった仕事について書きます。 図を使った仕事をすると、コミュニケーションがとてもスムーズになります。それだけでなく、図解の思考回路ができると資料作成も速くなります。それだけでなく、情報整理などのにも効果的です。 ノートを取るときも図を使うといいですし、会議でホワイトボードを使って議論するときも図を書きながら進めると効率的に進めることができます。 資料作成も速くなりますし、何よりもわかりやすい資料をつくれるようになります。わかりやすい資料を作っていれば、おのずと上司や周りからの評価も上がっていきます。 図を使った仕事ができるようになると、あっという間に仕事の…

  • 人に教えることにチャレンジしていこう それが自分の成長につながる

    人に教えるということは、間違いなく自分の成長につながります。 まず、人に教えることで自分の理解が整理される、ということがあります。 これは自分が感覚で、体で覚えていることを、人に伝えるというプロセスの中で言語化しなければいけないので、ぼんやりとしていたことを明確に理解、整理されるのです。 また、教えるときには、質問が来たらどうしよう、と思うので、いろいろと調べるので、その結果、自分の知識も整理されますし広がります。 仕事の中で教えるのも自分の成長につながりますが、 講義形式で教える方が、より一層の成長につながります。 講義形式といっても、自分の周りの後輩たちを数人集めてレクチャーをする、といっ…

  • トラブル対応のときに最初にやること

    あのトラブルを何とかしてくれ、と言われたときからあなたは当事者である 「あのトラブルを何とかしてきてくれ、頼む」 と言われたその瞬間からあなたは当事者である。 そのプロジェクトで過去に何があろうが、過去に誰が何を言っていようが、それらをすべてひっくるめて、これからは自分の責任とする覚悟を持たなければならない。それが火消しリーダーになるということだ。 過去のことでお客様に何を言われても、文句は言えないし言ってはいけない。全てを受け入れて自分ごとにしなければ始まらない。 その覚悟がない人にはトラブルを対処することはできない。 いつまでも第三者的、評論家的な発言をしていてはいけない。メンバーもついて…

  • 課題管理の失敗 あるある

    プロジェクトには課題発生がつきもので、課題のないプロジェクトなんてないですね。 ですので、この課題というのをしっかりとマネジメントしておくことが重要なポイントです。 逆に、多くのトラブルを見てきた経験からすると、トラブルになるようなプロジェクトは課題管理が出来てないことがほとんどでした。 しっかりとした課題管理のポイントは、 担当者を明確にする 期限を切る 課題表の記載内容を具体的に書く です。 担当者が未記入や複数の名前が書かれていたり、期限が設定されていないケースを実に本当に散見します。 このような課題管理は、課題が解決されないまま放置される典型のパターンです。また読んでもよくわからない課…

  • 主観的な事実に振り回されてはいけない

    「昨日は35℃もあって、とても暑かった」 「昨日は35℃もあったけど、そんなに暑くはなかった」 この2つ、どちらが事実だろうか。どちらも事実である。ただし、主観的な事実と客観的な事実が混在しているのだ。 昨日が35℃であったというのは気象事象としての客観的事実であるが、暑いと感じたが感じなかったかは主観的な事実である。つまりその本人がどう感じたかである。 仕事をしていると主観的事実の嵐に囲まれることになる。さまざまなメンバーが「~~~だと思う」「~~~した方がいい」「こうなったのは~~~のせいだと思う」といった具合だ。 これらはすべてその本人の主観的意見だ。その人がそう思っていることは事実だが…

  • リスクにはプラスのリスクとマイナスのリスクがある

    仕事をしていると、「リスク」という単語が使われることがよくあります。 ですが、よくよく聞くと、それって「リスク」じゃないよなぁ、と思うケースがあります。 私自身も誤用しているのを聞くと自分の理解が不安になるので、リスクという意味を整理しておきたいと思います。 ここでは、一般的な意味の解釈とPMBOK(PMの知識エリア)での定義で整理しておきます。 リスクとは何か 調べるといろいろな定義がされていますが、Weblioによると リスクとは、将来いずれかの時に起こる不確定な事象とその影響、という意味である。 と書かれています。 リスクとは「計画から逸脱する可能性」 プロジェクトにおけるリスクは、「計…

  • 単なるKKDと意味のあるKKDの違い

    KKDとは、 勘(K) 経験(K) 度胸(D) の言葉からきています。 『あの人はKKDで仕事をするよなぁ』と年上の人のギャンブル的な仕事ぶりを揶揄するようなときに使われることが多い ですが、私は意味のあるKKDがあると思っています。 このKKDをきちんと分解すると、『経験』という単語が入っています。 私の解釈はこうです。 きちんとした経験(成功も失敗も)からくる勘を使って、度胸を持って判断する です。 私は、システム開発のPMとして数々の修羅場をくぐってきました。ですので、システム開発の状況を少し聞いただけでいろいろなことが瞬時に思い浮かんできます。 なぜそうなったのか プロジェクトメンバー…

  • Gmailのショートカット設定

    ここ最近のメールソフトの有力どころはOutlookとGmailです。 日本ビジネスメール協会の調査によると、Outlookが51%でGmailが38%です。この2つで約90%という2強時代ですね。 そんなGmailですが、Gmailはブラウザで使うことが多いので、ショートカットを使えるとは思ってない人もいますし、そもそも初期設定を変えないと使えるようになりません。 Gmailでのショートカットの設定方法を説明しておきましょう。 Gmailの画面の歯車のボタンを押してください。そうするとクイック設定の画面が出てきますが、さらに「すべての設定を表示」ボタンをクリックします。 次のような画面が出てき…

  • 仕事がデキる人たちがやっていること vol.20

    私がこれまで見てきた「仕事がデキる人たち」。 ふと、 その人たちがどのような仕事振りをしていたか どのような考え方をしていたのか どのような振る舞いをしていたのか ということをまとめて見ようと思いました。 仕事がデキる人たちがやっていることシリーズ的に少しづつ書いていってみようと思います。 少しづつ書いていきますが、こちらのカテゴリでまとめておきますので、他の記事もよろしければご覧ください。 vekitomo-0.hatenablog.jp 何人もの仕事のデキる人たちを思い出しながらネタ出しをしていますが、 必ずしもその人たちの全員がやっているこではありません。人によってはやっていたり、やって…

  • 実はメールの失敗は大したことはない

    日本ビジネスメール協会の興味深い調査結果について、以前のこちら↓の記事で書きました。 vekitomo-0.hatenablog.jp 今回はその中からいくつかの結果から、 メールの失敗は実は大したことはないのではないか? ということを書いてみたいと思います。 次のリストは調査結果からメールでの失敗に関する内容を抜粋したものです。 38.66%がメールの失敗を経験している 残業が多いと感じている人は失敗が多い 自分がした失敗の第1位は「添付ファイルの付け忘れ」(54.67%) 自分の失敗を指摘されたことがある人は45.16% 72.48%が受け取ったメールに失敗を見つけたことがある 見つけた失…

  • メールは使い方次第でプラスにもなるしマイナスにもなる

    今やメールはビジネスでは切っても切り離せないツールとなっています。私自身も本当にそう思います。 ですが、このメールの使い方しだいでは自分の首を締めてしまうこともあります。 メールが多くて残業時間が多くなってしまう、とか、多くのメールを処理して仕事をした気になってしまっている、といったケースがあります。 私は、 メールは重要なツールではあるが、メールの時間は最小限にすべき と考えています。 面白い調査結果があります。「日本ビジネスメール協会」というところのが毎年調査している結果です。 businessmail.or.jp 上のリンクのトップページに2020年度の調査結果の抜粋がありますが、私が面…

  • プロジェクト管理ツールの決定版!! を目指した管理ツールをリリースしました

    今回は、私がPMコンサルとして監修したプロジェクト管理ツールがリリースされましたので、その話をしたいと思います。 私はプロジェクトマネージャーとして、大炎上のプロジェクト経験が多く、というよりむしろ大炎上プロジェクトばかりを渡り歩いて来ました。 そして、常に悩むのがプロジェクト管理をどんなツールを使って行うか、でした。WBS、課題管理、進捗管理など、一般的なツールを使ったり、社内に転がっていたExcelベースのツールを使ったり、プロジェクトで代々受け継がれてきたツールを使ったりしてきました。 結果として感じていたのは、どのツールも 帯に短し襷(たすき)に長し でした。 超有名なWBS作成ツール…

  • 仕事がデキる人たちがやっていること vol.19

    私がこれまで見てきた「仕事がデキる人たち」。 ふと、 その人たちがどのような仕事振りをしていたか どのような考え方をしていたのか どのような振る舞いをしていたのか ということをまとめて見ようと思いました。 仕事がデキる人たちがやっていることシリーズ的に少しづつ書いていってみようと思います。 少しづつ書いていきますが、こちらのカテゴリでまとめておきますので、他の記事もよろしければご覧ください。 vekitomo-0.hatenablog.jp 何人もの仕事のデキる人たちを思い出しながらネタ出しをしていますが、 必ずしもその人たちの全員がやっているこではありません。人によってはやっていたり、やって…

  • プロジェクト管理で絶対におさえるべき3つの管理

    予定通り進まないプロジェクトの進め方作者:前田考歩,後藤洋平発売日: 2018/03/26メディア: Kindle版 プロジェクトマネジメントの基本 この1冊ですべてわかる作者:好川哲人発売日: 2014/05/30メディア: Kindle版 紙1枚に書くだけでうまくいく プロジェクト進行の技術が身につく本作者:前田 考歩,後藤 洋平発売日: 2020/04/15メディア: 単行本(ソフトカバー) 図解 これ以上やさしく書けない プロジェクトマネジメントのトリセツ (Panda Publishing)作者:西村克己発売日: 2015/03/01メディア: Kindle版 プロジェクトを管理する…

  • バッファーはリーダーのものにしておくべし

    極限のトラブル対応状態では、バッファーをどれだけ自分のものにできるかが勝負のポイントになります。 × 残念なトラブル対応 : メンバーが1週間かかると言っている、といってそのままその時間を鵜呑みにしてしまう ◎ デキる人のトラブル対応 : メンバーの自己申告の作業時間をそのまま受け取らずに、そこにあるバッファーを摘み取っている バッファーの設定次第でプロジェクトの成否が決まる 図にTeamAとTeamBの作業計画を示しています。Team-Aは、作業タスクごとにバッファーを計画しているもの。Team-Bは、タスクごとからはバッファーを排除し、すべてのバッファーを一番最後に持っていっているスケジュ…

  • プロジェクト管理は本当に必要なのか?

    プロジェクト管理は必要か? プロジェクトが立ち上がるとプロジェクト憲章を作り、プロジェクト計画を立て、キックオフというセレモニーをしてプロジェクトをスタートさせる。そして、マスタースケジュール、WBSで作業計画を立てて、進捗をトラッキングする。プロジェクト進行上発生する課題は課題表を使って管理する。 このようなことをしながらプロジェクトを進めていくのがPMBOKベースプロジェクト管理のお作法となっています。 さて、ここで問いかけです。 プロジェクト管理は本当に必要なのでしょうか? さて、プロジェクト管理の必要性をイメージしやすいように簡単な例で考えてみましょう。 東京から熱海まで歩いて行く、と…

  • マクロマネジメントとマイクロマネジメント ~ 放おっておいてもダメだし、過剰に管理してもダメである

    × 残念な人 : どんな状況でも、どんなチームでも、ひとつの管理方法しかできず、状況に合わせたマネジメントスタイルを使えない ◎ デキる人 : 状況が悪ければ、細かく・深く管理し、状況が安定してくればチームにまかせておくような管理ができる トラブル対応のときのマネジメントは、平常時のマネジメントよりもより一層の考慮が必要です。なぜなら、ちょっとした判断ミスやちょっとした時間のロスの積み重ねが大きな影響となり、トラブル解消の足を引っ張ってしまうからです。 そのようなことを避けるために、マクロマネジメントとマイクロマネジメントのメリット・デメリットを理解して、使い分けることが重要です。 マクロマネ…

  • 仕事の期限は無用に長くしない ~ 人はサボってしまうものだ。学生症候群とパーキンソンの法則。

    × 残念な人 : 3ヶ月後に終わってればいいタスクは、数日作業のものであっても3ヶ月後に期限を切ってしまう ◎ デキる人 : 数日で終わる仕事であれば、期限は短く切って長期間のタスクはつくらない。 夏休みの宿題をギリギリまでやらない『学生症候群』 みなさんは、小学生のときの夏休みの宿題はいつやっていましたか?私は、自信を持って夏休みの最後のギリギリのタイミングになってやり始めていた、と言えます。サザエさんのカツオくんが毎年、ギリギリに夏休みの宿題をやっていますが、あれを見て少なからず親近感を覚える人は多いと思います。 つまり、多くの人は期限のギリギリまで着手できない、という症候群を抱えている、…

  • ショートカットの探し方

    最初から知っているショートカットはありませんし、すべてのショートカットを覚えることも不可能です。ですので、そのときに使いたい知らないショートカットは探して調べるものです。 いくらテクニックを習得したつもりでも、初めて使うアプリケーションを使い始めたときは、知らないテクニックがたくさんあるので、インターネットや本などで学びます。例えば、私は会社が変わったときに、それまで使っていたメールソフトはLotus Notesというものでしたが、Outlookに変わりました。Lotus Notesでのショートカットやテクニックはかなり使いこなしていましたが、Outlookに関しては完全に初心者でした。Out…

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