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2015/08/22

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  • 台北1日目

    台北の1日目です。今日は台中から台北へと移動する日になっているので特に観光はありません。台中のホテルをチェックアウトした後、台中駅の近くにある統聯客運乗場へとスーツケースを引っ張って行き、台北のバスターミナルまでの乗車券を購入します。バスは2列1列のゆったりと座れるタイプでした。およそ2時間半かけて台北のバスターミナルへと到着、そこからMRT(地下鉄)に乗り換えてホテルの最寄り駅である中山國小駅まで移動しました。ホテルにチェックインしたのが14時半頃でしたが、一通り荷物を開いてから遅い昼ご飯は、ホテルから徒歩1分、24時間お店が開いている雙城街夜市の中で頂きました。台中でのツアーでかなり歩き込んで疲れも溜まっていたので夕方からの観光に出かける気にもなれず、足つぼ(足裏)マッサージを受けることにしました。■...台北1日目

  • 台中4日目の食事

    台中4日目の食事です。・抹茶小豆ソフトクリーム日月潭ロープウェイの終点、九民族文化村の手前にあるお店で戻りのロープウェイに乗るまでの時間を利用してソフトクリームを頂きました。昼食は伊達部の老街にあるお店で頂きます。何人かでまとまってテーブルを囲みます。小生は一人での参加だったので他8人の方と一緒に席に着きました。・豆腐のスパイシー醤油掛け・日月潭で獲れた小魚の炒め物・鹿肉と青菜の煮込み・猪肉と空心菜の炒め物・筍のスープ・白身魚の蒸し物・小エビの唐揚げ・椎茸と野菜の旨煮次々に出てくる料理は正式な名称はわからない物ばかりですが、山で獲れた獣肉や、湖で獲れた魚やエビを使ったサオ族の伝統料理を美味しく頂きました。晩御飯はツアーから帰ってきた時間も遅かったのと、小雨も降っていたのでホテルのすぐお隣のお店で簡単に済ま...台中4日目の食事

  • 台中4日目…日月潭、宮原眼科

    台中の4日目、この日は人気の観光地、「日月潭」へのツアーに参加しました。台中市内から大型バスに25人の観光客を乗せて1時間ちょっとで最初の目的地、日月湖の湖畔に建つお寺に到着です。■文武廟中国北朝宮殿式で山の斜面に建てられた廟で、孔子、武聖関羽、開基神明を祀っています。・文武廟入口の門湖畔を走る道路に面して建つもんです。・水雲宮門をくぐると正面に威容をただ問わせているのが水雲宮で、開基元祖および文昌帝君を祀っています。・水雲宮内部開基元祖および文昌帝君が祀られている内部です。・大成殿後殿に相当するのが大成殿です。・大成殿内部台湾の孔子廟で唯一、青銅の孔子坐像が祀られています。・大成殿上部から見た日月潭大成殿は会談で上部に登れるようになっています。そこからは水雲宮越しに日月潭を望むことが出来ます。・大成殿後...台中4日目…日月潭、宮原眼科

  • 台中3日目の食事

    台中3日目の食事です。昼ご飯は清境農場の見学を終えてから、その近くのお店にドライバーに案内され、少し遅めのランチを頂きました。■雞大王ツアーで同行していたフィリピン人の方3人と小生でテーブルを囲んで4人前セットの料理を頂きます。・老台菜煎豬肝豚レバーのソテーです。・高山高麗菜キャベツのシンプルな炒め物です。・鹹酥泰國蝦タイ風のスパイシーな蝦の塩茹でです。半分以上の海老が卵を持っていました。・香菇雞湯小型の椎茸とぶつ切りにしたの鶏肉のスープです。・窯烤甕仔雞・窯烤甕仔雞(解体後)鶏一羽を丸々焼いています。ビニル手袋をした係員の方があっという間にむしりながら解体してくれました。鶏の頭や脚までしっかりと入っています。・古早味雞油拌飯白飯に雞油(鶏の脂に刻んで焦がしたニンニクがたっぷり入ったもの)と台湾醤油を掛け...台中3日目の食事

  • 台中3日目…清境農場と高美湿地

    台中の3日目は、現地ツアーで台中市内からはかなり距離がある2つの観光地を訪問しました、■清境農場台中から1時間半ほど掛かる農場は、霧社から合歓山への途上の斜面に造られており、標高は1,750mの所にあります。農場内にかなりの標高差があるので、施設ごとにいくつかの入場口が設けられています。・清境農場の概要・馬術秀場への道で放牧されている羊10時45分から始まる馬術ショーに間に合うようにドライバーが計画してくれました。馬術ショーの会場までちょっと歩かねばなりませんが、その途中には放牧されている羊が沢山います。とても人に慣れていて、えさを求めてすり寄ってきます。羊の毛ってふわふわのイメージがありましたが、実際に触ってみると脂(ラノリン)で固まってごわごわ状態です。鳴き声も可愛らしい「メェー」ではなく、おっさんが...台中3日目…清境農場と高美湿地

  • 台中2日目の食事

    台中2日目の食事です。昼食は寶覺禪寺から台中公園へと向かう途中にあった歴史を感じる(古びた)市場の中のお店で頂きました。・肉粽(台湾ちまき)餅米の中に落花生や豚肉、茸などを入れたものを竹の皮で包んで蒸しあげています。仕上げにちょっと甘辛いソースを掛けてくれます。・燙青菜毎度おなじみさつま芋の葉を茹でています。これ馴染んでくると実に美味しい野菜です。・豬肝湯豚のレバーがたっぷり入ったスープです。薄い塩味にたっぷりの生姜が入っています。レバーの旨味がじっくりと味わえます。晩御飯は忠孝路觀光夜市で頂きました。■新海津海産路面店と露店の中間のようなお店です。珍しくビールも提供していることもあって、料理は大人数でつまむ大盛り系です。・台湾ビールビールは自分で冷蔵庫の扉を開けて取ってくるのが台湾風です。・水蓮菜ガガブ...台中2日目の食事

  • 台中2日目

    台中の2日目、この日は台中の市内観光です。貸自転車のU-bike2が使えるので、左ひざに爆弾を抱えている小生でも結構行動範囲が広がります。■台中孔廟台湾で人気がある孔子を祀った孔子廟です。台中の孔子廟は1976年の建築と比較的新しいものとなっています。・観徳門孔子廟への入り口の門、3つある門のうち大通りに面した門になります。・大成門孔子廟の本堂の入り口となっている門です。・本堂(大成殿)とそれを取り囲む側廊・大成門越しに見た大成殿大成門をくぐると柱列が並んでいます。その先に広場があり、本堂の大成殿が雄々しい姿を見せています。・大成殿・大成殿内部大成殿への中への立ち入りは出来ないようになっていましたが。内部には像はなく比較的シンプルな造りになっていました。■寶覺禪寺仏教寺院は少ない台中ですが、こちらは「台中...台中2日目

  • 台中1日目食事

    台中1日目の食事です。昼ご飯は台北でバスを乗り換える間の時間を利用して、台北駅地下2階のミニフードコートの様な所で頂きました。■1973継光香香鷄・香香炸鷄鶏肉の揚げ物をメインにしているお店、その中でもお薦めとなっている胡椒とスパイスをたっぷりと振りかけた鶏の唐揚げです。・炸滷米血米血というのは台湾ではポピュラーな、アヒル、豚、鶏、ガチョウ等の血をもち米に染み込ませた餅です。こちらのお店ではその米血をフライにしていました。持っちりした食感が癖になる美味しさです。晩御飯はU-bike2という公営のレンタル自転車を使って中華路夜市という所まで行ってみました。こちらは夜市となっていますが、大きな通りの両側に店が並んでいる、ちょっと夜市らしくない雰囲気です。■中華路大麺焿メインは肉粥や麺のお店ですが、小皿料理が美...台中1日目食事

  • 台中1日目

    台中の1日目です。この日は3泊した礁渓から台中まで移動します。午前中は部屋風呂で最後の温泉にゆったり浸った後、チェックアウト時刻ぎりぎりにホテルを出て、礁渓バスターミナルまで左ひざの痛みを騙し騙しスーツケースを引きずっていきました。礁渓バスターミナルから台北までは葛瑪蘭客運のバスで移動、台北からは統聯客運のバスに乗り換えて台中に向かいます。・台中駅外観現在台中のバスターミナルは改装中のために台中駅での停留所は臨時のとんでもない所になっていました。帰りのバスの切符の購入窓口も乗場も見当たらないような場所でしたが、台湾鉄道の台中駅が近くに見えていたのでそちらを目指して歩きます。現在の台中駅は3代目となっていて、きれいでとても大きな駅となっています。隣には旧駅舎も残っていました。・柳川水岸景観歩道1・柳川水岸景...台中1日目

  • 礁渓3日目の食事

    礁渓3日目の食事です。昼食は宜蘭に到着してから、宜蘭酒廠に向かう途中の露店で食べようと思っていましたが、そもそも店が少ないのと、締まっている店が多いこともあって、宜蘭酒廠のちょっと手前の新月廣場といういろいろなショップが入っているビルの1階にあるレストラン街で頂くことにしました。■Woosa洋食パンケーキの店となっていました。小生にしては珍しくサービス料の掛かるお店です。・鶏肉のコブサラダ・帆立と海老のトリュフソースお茶漬け丼かなり高級な料理です。コブサラダはそれだけで主食になるほどの分量、後場ドレッシングで美味しく頂きます。お茶漬け丼はトリュフの香りが漂います。帆立、海老以外にも海鮮がいろいろと入っていました。■蘭陽原創館・タロイモアイス蘭陽原創館の中のショップが飲み物類も提供していたので一休みで頂きま...礁渓3日目の食事

  • 礁渓3日目…宜蘭

    礁渓の3日目は、午前中は部屋風呂を楽しんだ後、台湾鉄道で礁渓の2つ先にある宜蘭(イーラン)まで行ってきました。■宜蘭站(駅)・宜蘭站正面駅舎の入口にキリンが長い首を伸ばしています。この後の写真でもわかると思いますが、宜蘭の街中にはこのようなオブジェがあふれています。■宜蘭駅前の広場(名称不明)宜蘭駅を出て道を渡った所にある小さな広場です。・空を走る汽車・トランペットを吹く兎この他にもいくつかのオブジェが並んでいました。・中央分離帯のカブトムシこんな所にもオブジェが飾られています。■宜蘭酒廠1909年創立の酒工場の一部が解放されているというので、駅から1kmほど歩いて訪問しました。ですが、肝心の(小生の興味があった酒を造る工程の見学)部分は無く、ショップと申し訳程度のVisitorCenterがあるだけでち...礁渓3日目…宜蘭

  • 礁渓2日目の食事

    礁渓2日目の食事です。昼食は温泉魚を体験した後、湯圍溝溫泉公園の近くのお店に飛び込みました。■北海岸鵝肉快炒鵝鶏と海鮮のお店です。日本語はおろか英語も全く通じないので注文にかなり手間取りましたが、それ以上に一品の分量がわからないのが不安に思っていたら見事にやってしまいました。・空心菜炒め・海老マヨのパイナップル添えフライにした海老に甘い台湾マヨネーズをこれでもかと掛けています。盛り付けでは見えませんがその下にはパイナップルが敷き詰められています。・鵝鶏肉鵝鶏を茹でて切り分けています。骨ごと出てくるので勢いよく齧り付くと怪我します(笑)。・海草の卵入りスープたっぷり摂り分ける分量のスープが出てきました。さすがに飲みきれず半分残してしまいました。とにかく一皿当たりの分量が半端ではないので、残すのもしゃくなので...礁渓2日目の食事

  • 礁渓2日目

    礁渓の2日目、11時ころまでは部屋で温泉に浸かって過ごしてから外出しました。今回は内容から小生の汚い脚の写真が多くなりますがご容赦願いますね。■湯圍溝溫泉公園ホテルから数分の所にある足湯を中心とした公園です。・湯圍溝溫泉公園入口・足湯1入口から入ってすぐの所に早速足湯がありました。もちろん小生も入り居ましたが写真は省略です。・足湯2・足湯2近景足湯1から温泉が流れる小川に沿って少し上ると次の足湯が見えてきます。こちらはかなりの暑さの源泉を4つの桝状に区切って少しずつ湯温を下げています。最初そうとは知らずに湧き出している枡に足を入れた小生、あまりの熱さに悲鳴を上げてしまいました。・足湯3入口から一番離れた所にある足湯です。大きな道沿いにあるんですが、竹がしっかり隠してくれています。■重口味温泉魚湯圍溝溫泉公...礁渓2日目

  • 礁渓1日目の食事

    礁渓1日目の食事です。礁渓1日目、朝食は羽田空港のANAラウンジ、昼食は機内食で済ませて、晩御飯は礁渓のホテルの近くにあるお店で頂きました。■焿爸子・套餐肉焿、魯肉飯、肉巻きのセットメニューです。・肉焿片栗粉をまぶして茹でたとろみのある衣を纏った肉を入れたスープです。めちゃ辛のラー油(ほんの少しだけ)と黒酢をお好みで掛けて頂きます。・魯肉飯台湾の定番食、豚肉を煮込んだ具を掛けたご飯です。こちらの具はあまり脂身がなく、赤肉(脂肪分の少ない肉)を使っていました。・肉巻き豚肉のミンチと刻んだ野菜を巻いて揚げています。ピンク色の付けダレで美味しく頂きます。あまりに熱くて汗が止まらない小生、禁断の甘いものに手を出してしまいます。(お店の名前は忘れました)・懐菖経典雪花冰凍らせたミルクのかき氷に、緑豆、紅豆(小豆)、...礁渓1日目の食事

  • 礁渓一日目

    礁渓一日目です。今日は日本からの移動が主体なので特別に観光はしていません。台北市内の松山機場(空港)に降り立った途端、30度の暑さと異常なほどの湿気のダブルパンチで殆どノックアウト状態になってしまった小生、空港からMRT(地下鉄)を使って(途中1回乗換)台北駅まで移動し、隣接するバスターミナルからバスで礁渓までやって来ました。バスが到着する礁渓バスターミナルから礁渓駅近くのホテルまでは15分ほど、止まらない汗をぬぐいながらスーツケースを引っ張りました。・葛瑪蘭客運(台北)台北バスターミナル(台北轉運站)は4階建ての大きなターミナルですが、礁渓行きのバスは葛瑪蘭客運が昼間はほぼ20分おきに出ています。・葛瑪蘭バスの内部2列1列の贅沢なつくりのバスになっています。台北から1時間15分ほどで礁渓に到着しました。...礁渓一日目

  • ベルギー王立美術館…ブリュッセル

    ブリュッセルの第4弾ではベルギー王立美術館に所属する4つの美術館の中から、15世紀から18世紀までの作品を収めた古典美術館の作品をご紹介します。ベルギー王立美術館はブリュッセルのほぼ中心部、ブリュッセル王宮のほぼ正面に建つ4つの美術館からなる複合美術館です。その中の一つ古典美術館には15世紀から18世紀までの作品が納められており、ピーテル・ブリューゲル(Ⅰ、Ⅱ)、ピーテル・パウル・ルーベンス、ヒエロニムス・ボスなど著名な画家の作品を含めて展示されています。・古典美術館エントランスホール・神殿奉献PhilippedeChanpaigne17世紀・楽器EvaristoBaschenis17世紀・バベルの塔JoosdeMomperⅡ16~17世紀・マグダラのマリアJanBrueghelⅠ16~17世紀・聖母戴冠...ベルギー王立美術館…ブリュッセル

  • マドンナ デッラ グレカ教会…ロコロトンド

    ロコロトンドの第8弾では、ロコロトンドにある教会で最古のものとされているマドンナデッラグレカ教会と、ロコロトンド駅から旧市街へ向かう途中に建つ小さなスピリト・サント礼拝堂を少しだけご紹介します。円形の旧市街を取り囲むサアン・ロッコ通りがアントニオ・ミトラ広場にぶつかる手前に建つマドンナデッラグレカ教会は、ロコロトンドで最も古い教会で、最初は7~8世紀頃に建てられ、その後15世紀に再建されています。マドンナデッラグレカ教会と言う名称のグレカ(=ギリシア)というのはロコロトンドにギリシャ正教の儀式が行われていたことを示唆しているのだそうです。小さな教会のファザードには中央丈夫に石造りのバラ窓、両端には聖ペテロと聖パウロの像が飾られています。内部はゴシック様式の3身廊となっており、かつて存在していたと思われるフ...マドンナデッラグレカ教会…ロコロトンド

  • 聖ペレグリーノ・エ・テレサ教会…アンコーナ

    アンコーナの第7弾では、サン・ペレグリーノ・エ・テレサ教会をご紹介します。サン・ペレグリーノ・エ・テレサ教会はアンコーナのドゥオーモ(サン・チリアコ聖堂)の建つ丘の登り口の手前、セナート広場に建っている銅で覆われた緑色のドームが印象的な教会です。教会は18世紀に建てられ、名称の通り聖ペレグリーノと聖テレサに奉献されていますが、地元ではスカルツィ教会と呼ばれているようです。教会の建物は8角形のプランとなっています。素朴なファザードには1対のドリス様式の柱が備え付けられています。城を主体としている内部はギリシア十字形となっており、2つの側面礼拝堂があります。左側の祭壇には「マリアの結婚」、右側の祭壇には「聖母と聖ガエターノと十字架のヨハネ」が飾られています。主祭壇はには13世紀に遡る中世の十字架が飾られていま...聖ペレグリーノ・エ・テレサ教会…アンコーナ

  • サン・パンタレオ教会(その2)…ドリアノーヴァ

    ドリアノーヴァの最2弾では、第1弾に続いてサルディーニャの中でも重要なロマネスク教会の一つとされるサン・パンタレオ教会をご紹介します。ドリアノーヴァはカリアリの北、おそよ20kmほどの所にあるコムーネです。カテドラーレ・サン・パンタレオ教会は、町の北側に建つ教会で、17世紀の初頭に元々のドリア教区がカリアリ教区に併合されるまでは司教座大聖堂として権威を持っていた教会です。聖パンタレオ(パンテレイモン)は、3世紀末から4世紀初頭の医師で、治癒者として崇敬を集めているようです。正面ファザードに並ぶ3つの入口の中央に掲げられているアーキトレーブ(矩形開口部を形造る帯状の装飾)は、大理石に蛇が掘られていますが、元々はこの地にあったローマ時代のテルメ跡から持ってきたものとされています。3身廊の教会内部にはいくつかの...サン・パンタレオ教会(その2)…ドリアノーヴァ

  • 旗手のアクロバティックな演舞…アスティー

    アスティーの第11段では、春と秋の2回開催されるパリオ(競馬)に伴って行われる旗手のアクロバティックな演舞の様子をご紹介します。パリオと言えばシエナのパリオがあまりに有名ですが、アスティーのパリオでは本番の競馬に先駆けて中世の衣装をまとった1000人以上の人々によるパレードや、パリオに参加するアスティー各地区(コントラーダ)を中心とする21チームの旗を持った旗手が繰り広げるアクロバティックなショーもあってパリオを見ることが出来ない(観覧席の券を購入できなかった)人も十分に楽しむことが出来ます。旗手によるショーは、旧市街の中心にあるサン・セコンド教会前の広場で、パリオの開催(夕方16時頃から)に先駆けて11時頃から行われます。鼓笛隊の演奏に合わせて旗を掲げた旗手が登場すると会場は熱気に包まれます。先ず最初に...旗手のアクロバティックな演舞…アスティー

  • ヴィラ チンブローネ… ラヴェッロ

    ラヴェッロの第10弾では、アマルフィーの街から北北東へ約2km、丘の上に広がるラヴェッロの街にあるヴィラチンブローネを複数回に分けてご紹介します。ヴィラチンブローネは、ラヴェッロの大聖堂の前から南へと細く続くサン・フランチェスコ通りをひたすら南へと向かった先、アマルフィ海岸の素晴らしい景観を望むことが出来る岬の上に広がる5つ星ホテルと広大な庭園です。観光客には「無限のテラス」として知られる大理石の胸像が並ぶ展望台が有名ですが、そこに至るまでの庭園やホテルとなっている建屋も本当に美しい所です。今回はヴィラの入り口から、ホテルの建屋に隣接した回廊と、そこから無限のテラス迄の庭園の様子を集めてみました。ヴィラチンブローネ…ラヴェッロ

  • サンフランチェスコ教会…アスコリ・ピチェーノ

    アスコリ・ピチェーノの第9弾では、旧市街の中心部にあるルネッサンス様式の広場であるポポロ広場の北側に面して建つサンフランチェスコ教会をご紹介します。この教会は1215年にアスコリを訪れたと言われている聖フランシスコにちなんで名付けられています。1371年に当時の司教によって洗礼者ヨハネに奉献、聖別されていますが、サンフランチェスコの名前がそのまま残っている教会です。13世紀の半ばに建築が始まり、完成は16世紀半ばと、ほぼ300年の年月を経て完成しています。教会のファザードはポポロ広場ではなく、広場から北へ続くトリビオ通りに面しており、3つの門が並んでいます、中央の門の上部のルネットのフレスコ画には聖母子を中心に左側に洗礼者ヨハネ、右側に聖フランチェスコが描かれています。またポポロ広場に面する側面にはゴシッ...サンフランチェスコ教会…アスコリ・ピチェーノ

  • ナヴォーナ広場の3つの噴水…ローマ

    ローマの第57段では、ナヴォーナ広場にある3つの噴水をご紹介します。南北に細長い形状をしたナヴォーナ広場は、古代ローマのドミティアヌス帝時代の競技場跡に造られています。またこの場所は4世紀初めのディオクレティアヌス帝の時代に、聖女アグネスが殉教した地ともいわれています。細長い広場の中央にはオベリスクを中心に4つの大河の擬人像を配したベルニーニ作の4大河の噴水があり、その北側にはジャコモ・デラ・ポルタが造った水盤(1575~1576)に19世紀末の彫刻が配されたネプチューンの噴水、南側にはベルニーニのデザインにより、アントニオ・マーリが彫ったムーア人の噴水が配置されています。4大河の噴水の大河は、ヨーロッパを代表する「ドナウ川」、アジアを代表する「ガンジス川」、アフリカを代表する「ナイル川」、南米を代表する...ナヴォーナ広場の3つの噴水…ローマ

  • 台北5日目(最終日)の食事

    台北5日目(最終日)の食事です。昼食はちょっと早めにMRT雙連駅の近くの屋台で頂きました。■香萬園魯肉飯がとても美味しいと口コミでの評判が高いお店です。・紅焼肉豚肉を紅麹に漬け込んで焼き上げています。甘辛いタレで美味しく頂きます。・魯蛋味が染み染みの煮卵は魯肉飯には不可欠のパートナーです。・魯肉飯脂身多めの豚バラ肉の煮込みとその汁をご飯緒上にぶっかけた魯肉飯です。漬物も一緒にもってあります。噂通りの美味しさで、これなら大盛りの方にしておけばよかったと少々後悔した小生です。■双連〇仔湯雙連駅から2~3分ほど歩いたところにあるスイーツの老舗です。台湾第五のかき氷を頂きます。・芋泥、花豆、紅豆、福圓、湯圓かき氷の上に乗せる具がメニュー名になっています。芋泥はタロイモのペースト、花豆はうずら豆、紅豆は小豆、福圓は...台北5日目(最終日)の食事

  • 台北5日目(最終日)…雙連朝市

    台北5日目(最終日)です。帰国のフライトが夕方の便なので、荷物を整理してホテルをチェックアウト。スーツケースをホテルに預けてからMRTで雙連駅まで繰り出しました。■雙連朝市早めの昼食を駅近くの屋台で頂いてから、MRT駅から始まる朝市をぶらぶらと歩きながら楽しみます。この朝市は片側が通常の家並みのお店、反対側がテント張りの屋台店となっています。・肉屋その場でぶつ切りにした肉をつるしたり、並べたりしています。・魚屋魚を売っているすぐ横でブラを売っているのも凄いです。・かつら屋なんとかつら(ウィッグ?)まで売っています。・魚屋地面に置かれたパッドの中にまだ生きて動いている蟹がいました。・ちまき屋・花屋・干し柿屋こちらでは柿餅と呼んでいます。果物全般が安い台湾ですが、この柿餅はどこでも結構お高めです。・惣菜屋煮込...台北5日目(最終日)…雙連朝市

  • 台北4日目の食事

    台北4日目の食事です。ホテルの朝食がいまいちなので、自転車で近くのMRT雙連駅の近くにある豆漿のお店へと向かいます。■世紀豆漿豆漿というのは日本でいうところの豆乳に近いものです。出来合いではなくどのお店でも店内で煮た豆を絞って豆漿を作っています。大ワンを代表する朝食のメニューの一つです。・蛋餅小麦粉と卵の生地でつくるクレープの様なものです。甘辛いとろみのあるソースを掛けて頂きます。・冷豆漿冷たい豆漿、わずかに砂糖が入ってほんのり甘くなっています。・鹹豆漿温かい豆乳に酢を入れておぼろ豆腐のような感じの美味しい一品です。店にもよりますが、こちらの鹹豆漿には葱や揚げパン(油条)などを入れて最後にラー油をかけています。酢を入れた直後はまだミルク状ですが、次第にもわっとおぼろ状になっていきます。■新田鰻味屋台北に何...台北4日目の食事

  • 台湾4日目…足つぼマッサージ、迪化街、臨江街觀光夜市

    台北の4日目は、特に予定もなくのんびり過ごしました。ホテルの朝食が殆ど期待できるものではないので、少し時間は遅かったですが、公営の貸し自転車(Youbike2.0)でMRT雙連駅の近くの豆漿のお店へと出掛けました。朝食をとった後は、昨日の太魯閣渓谷でのかなり無理をして長い距離を歩いた結果パンパンになっていた足をほぐすために近くの足つぼマッサージ店に入りました。■喜樂健康按摩站過去に2回施術を受けて割と気に入っているお店です。去年(ほぼ1年前)に行った後にお店が移転していました。幸い事前に営業開始時間を調べていたら移転の情報が出てきたので迷わずに済みました。・足つぼマッサージの様子1・足つぼマッサージの様子2実はこちらのお店のスタッフは視力に問題がある方々なんですが、国家資格をきちんと取得して丁寧な施術をし...台湾4日目…足つぼマッサージ、迪化街、臨江街觀光夜市

  • 台北3日目の食事

    台北3日目の食事です。太魯閣へのプライベートツアーが朝の6時半スタートだったので朝食抜きの小生、砂卡礑歩道のトレイル1.5km先にあったタロコ族の方のお店で豬のソーセージを頂きました。・馬告香腸(マガオソーセージ)馬告と言うのはごく限定された山奥に自生する、黒胡椒の様な見た目の辛味とほのかな苦味にレモンの様な香りを持つ非常にレアなスパイスです。これを粒ごと入れた豚肉のソーセージです。・馬告香腸(ちょっと食べた所)台湾のソーセージあるあるのちょっと甘みがあるソーセージですが、馬告の刺激がかなり面白いアクセントになっていて美味しかったです。見学でひたすら距離を歩き回っているうちに昼食を取るタイミングを逃してしまいました。太魯閣をでてホテルまで戻ってきたのが19時20分になっていたので、ホテルに入らずにそのまま...台北3日目の食事

  • 台北3日目…太魯閣渓谷

    台北の3日目、今日はプライベートツアーで予約しておいたガイド兼ドライバーの方に、ホテルを6時30分にピックアップしてもらって、台湾の東側にある太魯閣渓谷を含む太魯閣国家公園の見学に出かけました。太魯閣渓谷は立霧渓という河川が大理石の岩盤を侵食して形成された大峡谷です。ホテルからは車で2時間半ほど掛かりました。■清水断崖・清水断崖太魯閣国家公園の一部、写真では分かりにくいですが、太平洋に面してほぼ90度に切り立った断崖が21kmにもわたって続いているのだそうです。高さは800mに達するところもあるんだとか。・清水断崖の史跡この清水断崖、台湾10景なんだそうです。■太魯閣渓谷入口・太魯閣渓谷の入口太魯閣渓谷の東西を縦貫する道路の起点となっている門です。■砂卡礑歩道・砂卡礑歩道上の橋立霧渓に注ぎ込む支流に沿って...台北3日目…太魯閣渓谷

  • 台北2日目の食事

    台北2日目の食事です。■翡翠谷飲食店昼ご飯は烏来温泉の老街にある食堂で頂きました。せっかくなので烏来温泉らしいメニューを選んでみました。・筍のスープ山のように筍が入った薄い塩味のスープです。・山豬(いのしし)炒めミントの葉と一緒に炒めた猪です。ミントの香りがかなり強烈です。猪肉は豚肉と比べると硬めですが、しっかりした旨味を持っています。・竹筒飯タイヤル族の伝統的なご飯、竹筒にもち米を入れて蒸しあげたおこわです。竹を割ると竹の薄皮に包まれた状態のおこわが現れます。・水連菜水連とはいっても蓮の花の水連ではありません。見た目の通りシャキっとした細い茎の野菜です。アブラナ科ですが、水中で長々と茎をのばして栽培しているみたいです。・甘酢鯛タイとは書いてありましたが、実際は白身の川魚ではないかと思います。ケチャップを...台北2日目の食事

  • 台北2日目…

    台北2日目は、台北駅近くのバス停からバスに乗って延々2時間弱、台北の南28kmの烏来(ウーライ)温泉まで行ってきました。■烏来老街・烏来老街の入口バスの終点で降りて川沿いに少し上って橋を渡ると烏来老街が始まります。烏来は台湾の原住民族の一つタイヤル族が住む町(?)なので独特な文化や食材を見ることが出来ます。・烏来特産の野菜販売山菜をはじめとする野菜をそろえています。・烏来特産のお酒の販売栗を原料に造られた「小米酒」、ちょっと白濁した比較的低アルコールのお酒のようです。・山豬の腸詰の販売台湾では「豬」と言うのは日本の豚のお事で、日本でいう猪は「山豬」と言います。烏来の山で獲れた山豬の腸詰です。■トロッコ電車烏来老街エリアと、1.5kmほど川の上流にある烏来瀑布エリアを結ぶトロッコ電車です。・トロッコ電車と烏...台北2日目…

  • 台北一日目の食事

    台北1日目の食事です。実は昼も夜もホテルから至近の所にある雙城街夜市のお店で頂きました。先ずは昼ご飯。■蝦仁肉圓・蝦仁肉圓文字通り海老が入った肉圓(バーワン)です。台南で頂いたものと比べると周囲のデンプンの衣の透明度はそれほどない感じですが、プルンとした食感はまさに肉圓です。・紅焼土魨魚焿揚げた鰆にとろみの餡を掛けたスープです。鰆の白身の優しい味わいと出汁が効いたとろみのスープが実に好いマッチングです。■丁香豆花台湾の豆腐スイーツ、豆花のお店です。一般的には豆花は豆腐なので白いんですが、こちらの豆花は卵を使ってほんのり黄色味が付いているのが特徴です。・トッピング豆花の上に乗せるトッピングが選べるようになっています。・芋圓の豆花小生は芋圓(タロイモ団子)を乗せてもらいました。ほのかな甘みのシロップが掛かった...台北一日目の食事

  • 台北1日目…晴光市場、雙城街夜市、足つぼマッサージ

    いよいよ最後の滞在地、台北1日目です。…とは言ったものの、午前中は北投温泉のホテルの部屋風呂で最後の温泉を楽しんでからの出発です。(北投温泉滞在中に部屋風呂6回、手湯2回、足湯1回、外湯1回とまぁ本当に温泉三昧でした。)■晴光市場お昼過ぎにホテルに到着、チェックインの時刻には未だ早かったので荷物だけ預けて、すぐ目の前にある晴光市場、雙城街夜市(規模は本当に小さいけれど24時間営業している有難い夜市)で昼食を取ることにしました。晴光市場は輸入品店やジュエリーショップがあったり、乾物屋があったり、それに紛れて食堂があったりと、ちょっと変わった雰囲気の市場です。・晴光市場の様子・市場の中の屋台1油飯(台湾風おこわ)で人気のお店です。・市場の中の屋台2こちらも油飯やとろみスープのお店です。・からすみ屋無造作にカラ...台北1日目…晴光市場、雙城街夜市、足つぼマッサージ

  • 北投温泉3日目の食事

    北投温泉3日目の食事です。午前中は部屋風呂でゆっくりくつろいだ小生、12時を回ってから昼ご飯に出かけました。■豪季水餃專賣店昨夜の石牌夜市であてにしていた水餃子のお店に入れなかったこともあって、気持ちはすっかり水餃子の小生。ホテルからちょっと歩いて水餃子のお店までやって来ました。・肉圓(バーワン)さつま芋やカタクリのデンプンで挽肉の餡を包んで油で揚げたり、蒸して作っています。肉まんの皮がプルプルに変わった感じです。・豬肉酸辣湯餃台湾では水餃子とペアで頂くことが多い酸辣湯に豚肉餃子を入れたものになります。酸辣湯とは字ずらだけ見ると辛かったり酸っぱかったりのイメージだと思いますが、実際はそんなことはなく出汁が効いたとろみのあるスープにもやしや筍などが入った美味しいスープです。・燙青菜茹で野菜ですが店によって使...北投温泉3日目の食事

  • 北投温泉3日目…温泉三昧

    北投温泉3日目です。今日は汗からどんよりとしたお天気、天気予報でも雨が降る確率が高くなっていました。…ということで温泉三昧に邁進の一日です。(観光の写真はありません)午前中は部屋風呂で白硫黄泉の湯にどっぷりと浸かってのんびりと時間を過ごした後は、一度昼食を食べに出かけてからホテルに戻り、3時ころまで時間をつぶしてから出かけました。■北投青磺名湯青硫黄泉の湯に入ることが出来る24時間営業のお店です。男湯、女湯の大風呂もあるんですが、恥ずかしがり屋の小生は個室風呂を選びました。・北投青磺名湯・個室風呂の様子1・個室風呂の様子2石風呂にお湯を張っていきます。風呂の手前側にはほんの言い訳程度の棚と小さな椅子があるだけなので、脱いだ衣服とカメラなどが入った重たいリュックを何とか工夫して載せます。青硫黄泉の湯はあまり...北投温泉3日目…温泉三昧

  • 北投温泉2日目の食事

    北投温泉2日目の食事です。午前中部屋風呂でのぼせるほど温泉を楽しんだ後、12時を過ぎて慌てて昼ご飯に繰り出しました。とは言えお湯に当たって疲労感が出ている小生、遠くまで行くのはとても根性がなかったので、ホテルの近くのお店に飛び込みました。■胡須張魯肉飯髭のおじさんのイラストで展開している魯肉飯のチェーン店です。お腹が空いていたのでいろいろと小皿を含めて注文しました。・水耕A菜台湾の特有の野菜A菜の茹で野菜です。緑色が濃いレタス風の野菜です。・蒜泥白肉茹でた豚肉にたっぷりのニンニクソースを掛けています。生ニンニクをベースにしているのでかなり刺激的です。・菜頭湯大胆な大きさに角切りした大根のスープです。シンプルな薄い塩味のスープです。・唐山排骨豚肉の唐揚げです。排骨というと大きく平らな豚肉に骨が必ず入っている...北投温泉2日目の食事

  • 北投温泉2日目…地熱谷、復興公園泡腳池、石牌夜市

    北投温泉2日目です。北投温泉滞在中は、基本的に温泉三昧と決めているので観光の写真は少なくなります。午前中は部屋風呂でのぼせるほど温まったあと、昼ご飯を兼ねて外出です。■地熱谷谷間に90度以上の青硫黄泉が湧き出している名所です。・手湯の泉質の説明地熱谷の入り口にも手湯が設置されています。説明書きを見るとこの手湯の形は台湾の形を模しているようです。湯舟の底の高低も台湾の地形となっているみたいですね。・地熱谷の手湯観光名所だけあって次々に手を浸す人が絶えません。・尻湯(そんな名前はありません、岩盤浴的な感じかな?)地熱谷の熱いお湯を下に通してその蒸気で上の椅子部分を温めています。結構良い温度で座っていても心地好いです。小生も15分ほど座っていましたがすっかりくつろいでしまいました。・地熱谷1・地熱谷2地熱谷を一...北投温泉2日目…地熱谷、復興公園泡腳池、石牌夜市

  • 北投温泉1日目の食事

    北投温泉1日目の食事です。昼食はまだ台南にいたので、ホテルをチェックアウトした後、荷物を預けて近くで食堂で頂くことにしました。■鴨母寮市場昨日訪問した古い市場ですが、食事ができるお店も何軒か入っています。・冬菜鴨骨付きぶつ切りの鴨肉を入れたスープです。鴨の骨と皮から美味しい油が染み出しています。・排骨飯骨付きの豚肉のフライを載せたご飯です。豚肉の他には漬物と肉団子が申し訳程度に載って、あとは豚の脂の旨味が出た汁が掛けてあります。なんとも愛想の無い見てくれですが、これが市場飯、さっさと掻き込んでさっさと去っていくスタイルなんでしょうね。(でも美味しさは流石です。)■水果店(店名は忘れた)・総合水果冰バスの時間までまだかなりあったので、新鮮な果物を乗せた氷を頂きました。スイカ、パイナップル、苺、キウイ、マンゴ...北投温泉1日目の食事

  • 北投温泉一日目…手湯

    今日は台南から北上、北投温泉への移動日なので台南の写真はありません。…ということで北投温泉の一日目です。午前中は台南のホテルでうだうだと時間を潰し、午後になって台南バスターミナルからデラックスなバスに乗って台北へと移動しました。・バスの中の様子台南13時発の窓側1列ずつの贅沢な配置です。実は昨日切符を購入した際にはデラックスなバスに空きが無くて、13時12分の普通のバスのチケットだったんですが、本日ターミナルまで来て万一と思ってカウンターに確認してもらったら、かろうじて1席空いていたのでラッキーとばかり即座に変更してもらいました。何しろ台北まで4時間半(今日は台北市内に近づくにつれて大渋滞で結局5時間)掛かるのでこの変更は大きかったです。実は北投温泉のホテルのチェックイン開始時刻が19時からと恐ろしく遅い...北投温泉一日目…手湯

  • 台南4日目の食事

    台南4日目の食事です。■度小月原始店昼食は、台南を代表する麺である「担仔麺」発祥のお店(さらにその本店に行ってみました。かなり早めに訪問したので空いていましたが、食事中にどんどん人が押し寄せてきました。・担仔麺を作っているところ担仔麺は、作り手が腰を掛け、周囲に並べた食材や釜などで麺や具材を茹で、小椀に盛り付け、汁を注ぎ、トッピングの小エビやそぼろ肉などを乗せるところまでその場から一切動かずに行う独特のスタイルとなっています。・水出し中国茶・蒜泥白肉茹で豚のニンニクソース掛けです。かなりの大蒜が使われている感じです。ニンニクのパワー全開の大好きな料理です。・担仔麺煮卵を追加してあります。小椀に細めの麺にそぼろ肉、小葱、海老などをトッピングしてスープを掛けています。出汁の味わい深さが素晴らしいんですが、割と...台南4日目の食事

  • 台南4日目…鴨母寮市場、度小月、蝸牛巷、鄭成功祖廟、重慶寺、林百貨、小北成功夜市

    台南4日目、明日は北投温泉に移動するので台南観光の最終日です。とは言え結構自転車で遠乗りをしてみたり、電車で移動したりでそこそこ疲れも溜まっているので、今日は近場で軽めの観光です。■鴨母寮市場・鴨母寮市場ホテルからかなり近くにある古い市場です。雑多な食品(肉、魚、果物、野菜など)の店舗や、食事ができるお店が集まっています。・鶏肉屋冷蔵庫などではなく、直接捌いた鶏を並べています。はらわたの中身まで隠すことなく晒しているのが日本ではあまり見られないかも??・果物屋温かな台南は果物の宝庫です。いろんな果物を、日本では信じられないほどの安価で売っています。・台湾鯛(焼き物)台湾鯛という名前の魚を焼いたか揚げたかしていますね。・大腸、香腸屋夜市でもおなじみの台湾ソーセージ屋です。■度小月・担仔麺を作っているところ昼...台南4日目…鴨母寮市場、度小月、蝸牛巷、鄭成功祖廟、重慶寺、林百貨、小北成功夜市

  • 台南3日目の食事

    台南3日目の食事です。・布丁水果新鮮なフルーツとプリンを蜜句を凍らせた氷で作った氷カキの上にトッピングしています。台南から電車と地下鉄2本を乗り継いで結構疲れてしまったので、旗津へ渡るフェリー乗り場の近くにあったお店に飛び込みました。バナナ、パパイヤ、蓮霧(リンゴの様な感じ)、火龍果(ドラゴンフルーツ)、マンゴなどが乗っています。■海忠寶活海産お昼は旗津老街のお店で頂きました。・茹で空心菜空心菜をニンニクと一緒に茹でたシンプルな料理です。最初一皿でお願いしたんですが、多すぎるということで親切にハーフ(これでも!!)にしてくださいました。・銀魚白魚のフライです。胡椒塩で頂きます。ふんわりとした白身が実に味わい深い美味しい一皿です。フライの下にはさつま芋のチップスが敷いてありました。・干し貝柱の煮込みこれもハ...台南3日目の食事

  • 台南3日目…旗津(高雄)、花園夜市

    台南の3日目は、台湾鉄道で台南から高雄(新左營)まで出て、そこからMRT(地下鉄)を乗り継ぎ、さらにフェリーに乗って旗津(チージン)という所まで行ってきました。旗津は高雄の南東部の端に伸びる幅200m、長さ11.3kmの細長い島で、海鮮料理とサイクリングが楽しめるということで今回の訪問となりました。■旗津・旗津に渡るフェリーバイクを1階にのせ、乗客は2階に乗り込みます。旗津のターミナルまではほんの数分です。・旗津のフェリーターミナル・旗津の老街入口ターミナルから出るとすぐ目の前に旗津老街が続いています。でも長さも短いし、お店もそれほど多くない印象です。小生はこの老街の海鮮料理のお店で昼食を頂きました。・旗津の海岸旗津老街を抜けると、海岸とその手前に公園が広がっています。南国らしくヤシの木が茂っています。こ...台南3日目…旗津(高雄)、花園夜市

  • 台南2日目の食事

    台南2日目の食事です。ホテルの自転車でかなり無理して10kmほど先にある安平(アンピン)という港町迄行ってみた小生、台南はこの時期でも昼間は25℃近くあるので、大汗をかいて結構疲弊した小生です。まだお昼には時間がありましたが、体を冷やすのとエネルギー補給を兼ねて冷たいものを頂きました。・元気玉ネーミングに惹かれたわけでもありませんが、タロイモ団子やタピオカ、緑豆、小豆、タロイモアイスなど確かに元気が出そうな盛りだくさんのスイーツです。■安平樹屋の中の喫茶店・店内の様子・水出しコーヒー安平樹屋の見学の途中で、水分補給で頂きました。■周氏蝦巻安平にある超人気店です。本店は安平から結構離れた所にあるんですが、小生は安平に割と近くにある支店に入りました。・虱目魚(サバヒー)団子のスープ台南の名物養殖魚、虱目魚のす...台南2日目の食事

  • 台南2日目…安平、武聖夜市、神農街

    台南2日目は、ホテルの無償レンタサイクルで、ホテルから10km弱離れた安平(アンピン)という所まで行ってみました。左ひざに故障を抱えている小生としてはちょっとした冒険でしたが、40分ほどかけて何とか辿り着きました。■安平樹屋19世紀後半にイギリス商人が建てた「德記洋行」という貿易会社の事務用建屋と倉庫が残っています。・安平樹屋入口入場料70元を払ってここから中へと入ります。・德記洋行事務所跡現在は当時の資料館となっている白い瀟洒な2階建てです。・往年の食卓内部の部屋の一つには往年の食事用のテーブルが残されています。・德記洋行の貿易品当時の貿易品の説明が描かれています。・安平樹屋(4枚)事務所は資料館として現在まで維持されていますが、倉庫の方は亜熱帯のガジュマルの樹の生命力に覆いつくされた廃屋となっています...台南2日目…安平、武聖夜市、神農街

  • 台南1日目の食事

    台南1日目の食事です。朝食は羽田のANAラウンジで頂きます。・カレー(ルーだけ)、ミニサラダ、ウインナー、野菜サンド、ミニおにぎり(昆布)、いなり・お寿司(マグロ赤身、サーモン、海老)今回初登場のお寿司、注文して握って(??)頂くんですが、既に成型したシャリの上に、ラップで包んだネタを取り出して乗せるだけのちょっと残念なお寿司でした。昼食は機内食(生姜焼き)でしたが写真はありません。晩御飯は宿泊ホテルで自転車を借りて、小北観光夜市まで出かけます。一軒目・炒蛇肉初めて頂く蛇の肉です。皮とか肝とかはとりあえずやめて一番無難そうな肉の炒め物にしました。かなり薫りの強い野菜といためてありますが、癖は全く無くてちょっと歯ごたえ(そんなに強くはありません)が感じられるお肉でした。食べ終えた後、剥き身の蛇を切る所を見せ...台南1日目の食事

  • 台南1日目…小北観光夜市

    いよいよ台湾旅行の始まりです。初日は4時半に起床して、相模大野からリムジンバスで羽田まで。ラウンジで朝食を頂いてから、10時半のフライトで台北の松山機場まで飛び、そこからMRT(地下鉄)で台北駅まで向かいました。いつもはそこから長距離バスを使うんですが、今回はちょっと時間を稼ぎたかったので高鐵(台湾新幹線)で台南まで向かいました。高鐵の台南駅はちょうど新横浜駅が横浜席から離れているように台南の駅からは離れているので、台鉄に乗り換えて台南駅に向かうんですが、何と小生の悠々カード(パスモ的なもの)がエラーで改札を通れず、目の前で台鉄の電車が行ってしまうことに。次の電車は1時間後なので、何のために高い運賃で高鐵を使ったのかとしょっぱなから挫けました。ホテルにチェックインした後は、羽田のラウンジでのちょっとしたト...台南1日目…小北観光夜市

  • サン・ロッコ教会…ヴェネチア

    ヴェネチアの第20弾では、中世のヨーロッパを苦しめた疫病ペストに対する守護聖人、聖ロッコを祀るサン・ロッコ教会をご紹介します。ヴェネチア本島の中心部、ティチアーノの「聖母被昇天」で祭壇画で有名なサンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂の左手、ティントレットの絵画の殿堂として知られるスクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ(大同信組合)と並んで建つサン・ロッコ教会は、単身廊のバシリカ形式ですが、主祭壇にはフレスコ画に囲まれた聖ロックの遺体が安置されています。さらにこの教会には「刑務所にいる聖ロッコ」、「ペストの犠牲者を訪問する聖ロッコ」をはじめとするティントレットの絵画が残されています。また主祭壇の上部の2つのドームにはジュゼッペ・アンジェリによるフレスコ画が描かれています。入口側(カウンターファザ...サン・ロッコ教会…ヴェネチア

  • ナルニの風景

    ナルニの第5弾では、ナルニ駅前からのバスが到着する旧市街の入口、ジュゼッペ・ガリバルディ広場から旧市街の目貫通りへと進みながら、ナルニの町の風景をお届けします。ナルニの旧市街は丘の上に広がっているので、ガリバルディ広場からはちょっと坂を上って旧市街へと入っていきます、広場の中心には噴水(ジュゼッペ・ガリバルディ広場噴水)があり、アルコ・ロマーノ通りを挟んでナルニのドゥオーモが建っています。ドゥオーモのファザードは、アーチをくぐった所にあり、そこからナルニ旧市街の目抜き通りであるジュゼッペ・ガリバルディ通りが始まっています。それほど長くもない通りは市庁舎や観光案内所、市民の塔等があるプリオリ広場へ通じています。広場の突き当りにはジュゼッペ・ガリバルディ広場噴水とそっくりなプリオリの噴水があります。ここから道...ナルニの風景

  • ビトントの風景…ビトント

    ビトントの第5弾では、小路に迷い込んで撮影した写真を中心にお届けします。バーリ駅前から私鉄のバーリ・ノルド線で30分ほどで行くことが出来るビトントの観光は、駅前から延びる大通りを1km弱歩いた所で急に現れる塔や門のある広場から昼でも薄暗いような細い道に入り、観光のメインとなるドゥオーモへと進むことになりますが、その小路沿いにも迷路のような風景が広がっています。プルガトリオ教会をはじめとして小さな教会や宮殿もいくつか点在していますが、残念ながら一般に公開はされていない上に、教会の周囲のスペースが殆どないため、全容を写真に収めることも容易ではありません。そんな小路で撮影した写真を中心に集めてみました。ビトントの風景…ビトント

  • アクイレイラ大聖堂のクリプタ…アクイレイラ

    アクイレイラの第2弾では、大聖堂の地下に広がるクリプタをご紹介します。アクイレイラの町は紀元前181年に建設された古代ローマの植民都市に起源を持っています。553年にアクイレイア大司教は早大司教に昇格し、総大司教の座所として建設されたのが総大司教座聖堂です。現在のアクイレイア大聖堂は1031年に総大司教ポッポーネによってもとの聖堂跡地に再建されています。現在では20世紀初めの調査で発見された床一面のモザイクで著名ですが、主祭壇の下にはアクイレイアの殉教者エルマコラ(アクイレイラの初代司教)とフォルトゥナトゥスの遺物を保管するクリプタが設けられています。クリプタには内部前面に渡ってキリスト受難の物語のほか、この教会が聖母マリアと合わせて捧げられている聖エルマコラ生涯を描いた12世紀のフレスコ画が残っています...アクイレイラ大聖堂のクリプタ…アクイレイラ

  • サン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会…マテーラ

    マテーラの第11弾ではサン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会をご紹介します。マテーラの観光はサッシ地区への入り口にあたるヴィットリオ・ヴェネト広場から下方へと降りていくのが一般的ですが、このサッシ地区を取り囲むように続く道をヴィットリオ・ヴェネト広場から目の前のサン・ドメニコ教会のわきを抜けて少し行くとサン・ジョヴァンニ広場が開け、そこにプーリア・ロマネスク様式のジョヴァンニ・バッティスタ教会が現れます。この教会は古くはサンタ・マリア・ラ・ノヴァ教会として1193年以前にアンドレア司教によってパレスチナからマテーラに持ち込まれたアッコンの9人の悔い改める修道女を祀るものでしたが、その後改修され1233年に完成した後は、1480年に一度放棄されています。1695年にモンシニョールデルリョスによって現在の名前で...サン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会…マテーラ

  • コーンレイ、グラスレイ…ヘント(ゲント)

    ゲント(ベルギーではヘントと発音)の第1弾では、旧市街を流れるレイエ川の量岸に広がるコーンレイ、グラスレイをご紹介します。レイエ川の東側にあるのが、以前港だったグラスレイと呼ばれる家並みです。裕福だった商人たちの富と力を象徴するギルドハウスが並んでいます。穀物計量検査官の館と港使用税徴収官の館、穀物倉庫等ロマネスク様式、その他後期バロック様式など建物が豪華な並びを見せています。一方レイエ川の西側は、バロック様式の非自由船員組合の建物や16世紀の元ビール醸造所だった建物、さらにはロマネスク等式、ネオクラシック様式の建物が並んでいます。ヘント川を巡るボートツアーでは、この両岸の景色を眺めながら北上し、中世の城塞らしい特徴を備え、後には監獄としても使用されていたフランドル伯居城を右手に眺めながら、市壁の一部とし...コーンレイ、グラスレイ…ヘント(ゲント)

  • スポレートの風景

    スポレートの第16弾では、特にスポットを定めず町のあちこちの風景を集めてみました。スポレートの旧市街は徒歩で登っていくにはかなり大変な小高い丘の上に広がっていますが、最近はエスカレータがを乗り継いで簡単にアクセスできるようになっています。坂道の連続の旧市街の細い小路を歩いていると、不意に現れる広場や泉など興味深い景色に出会うことが出来ます。丘の頂上に建つアルボルノツィアーナ城塞からは、丘の下に広がる街の様子や、かつては水道橋としても使用されていた高さ80m、長さ230mの塔の橋などを見ることも出来ます。スポレートの風景

  • ヌラーゲ サントゥ・アンティーネ…トッラルバ

    トッラルバの第5弾では、正3角形状の形状が美しいサントゥ・アンティーネのヌラーゲをご紹介します。ヌラーゲというのは、世界中でもサルディーニャ島だけに残る先史時代の巨石建造物です。建造は紀元前1900年頃から紀元前800年頃に渡って行われており、現在サルディーニャ島全体では大小7000基ほどのヌラーゲが残っていると言われています。初期のヌラーゲは一本の塔だけでしたが、時代が進むと複数の塔を持つ複雑な構造へと変化しています。サントゥ・アンティーネのヌラーゲはサルディーニャのヌラーゲの中でも大きなものの一つで、元々は23~24mあったと推定される主塔を中心に正3角形状に小塔を配し、現在は2階までの構造となっていますが、本来は3階部分まであったとのことです。ヌラーゲの内部は3つのコーナーを結ぶ廊下や、石積みの部屋...ヌラーゲサントゥ・アンティーネ…トッラルバ

  • カピトリウム…オスティア・アンティカ

    オスティア・アンティカの第7弾では、遺跡の入り口から続く一本道のスカヴィ通りが遺跡に広がる街の中心に差し掛かり、五叉路にぶつかるちょっと手前に建つカピトリウムとその周辺の写真をお届けします。カピトリウムというのは、ローマの7つの丘の一つ、カンピドーリオの丘のカピトリウムにかつて存在した古代の神殿にならい、ジュピター、ユノ、ミネルヴァの3神を祀る神殿のことです。このカピトリウムはハドリアヌス帝の時代に建築されていますが、神殿を美しく飾っていた白い大理石の外装材は既に消失しており、ファザード部分には煉瓦の階段、前廊の6本の柱の一部が現存しています。階段を上った祭室の床には高い壁に囲まれ、かなり遠くからでも目立つ存在となっています。カピトリウム…オスティア・アンティカ

  • ポルトガルの料理

    2023.9.18~2023.10.7のポルトガル旅行で食べた料理を抜粋してご紹介します。特にポルトガルらしい料理を選んでみました。■ポルトの郷土料理・トリッパ(トリパス)の煮込み豚の第2胃袋(ハチノス)と豆を煮込んだ料理です。一緒に出てきたライスに掛けて頂きます。■エヴォラの郷土料理・カルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテジャ-ナアサリと豚肉を炒めてレモン汁とコリアンダー(パクチー)で仕上げています。エヴォラのあるアレンテージャ地方の郷土料理です。・豚のホホ肉の煮込み柔らかな豚のホホ肉を煮込んでアレンジの風味を絡ませています。■マデイラ島の郷土料理・GrilledLompetsマデイラ島名物の傘貝のバター炒めです。しっかりとした噛み応えと旨味のある美味しい貝です。・黒太刀魚のフライ、バナナのソテー乗せ見た目の...ポルトガルの料理

  • ポルトのあまけ

    ポルトのおまけです。マデイラ島を朝早い飛行機でポルトに移動した小生、明日の帰国便も早い時間帯なのでポルト空港のそばにあるホテルに1泊します。到着が早かったのでチェックインが出来ず、スーツケースなど重い荷物を預けてポルトの街中迄メトロを使って行ってみました。■アルマス礼拝堂・アルマス礼拝堂サンタ・カタリーナ通りに面して建つ外側が全面に渡ってアズレージョで覆いつくされた礼拝堂です。通りの名前のように元々はサンタ・カタリーナに捧げられた木製の礼拝堂だったようです。・サンタ・カタリーナ通り沿いのアズレージョ1929年に制作されたアズレージョは、「アッシジの聖フランチェスコ」と「聖カタリナ」という2人の聖人の生涯の様子を描いています。・礼拝堂正面礼拝堂の正面もアズレージョでおおわれています。・礼拝堂内部ポルトガルの...ポルトのあまけ

  • マデイラ島4日目

    マデイラ島の4日目です。長かったポルトガル旅行も一応今日で予定していた日程が終了。明日はポルト迄飛行機で戻って、明後日の日本への帰国便搭乗に備えます。今日はフンシャルの市内を巡ります。■カテドラル(大聖堂)1514年に、ポルトガル本土以外では最初に建てられた大聖堂です。・教会のファザードゴシック様式の備えたシンプルなファザードです。茶褐色の部分は、ジラン岬の崖の火山岩を使っているとのことです。・教会内部3身廊の内部に翼廊が付属したラテン十字のプランになっています。・主祭壇煌びやかな祭壇の左右にも副祭壇が設けられています。・主祭壇の祭壇画3層構造になっている祭壇画です。中央には聖母被昇天の像が置かれています。残念ながら向かって左側の2枚の絵は欠落しています。・右側廊の礼拝堂・左側廊の礼拝堂側廊には左右それぞ...マデイラ島4日目

  • マデイラ島3日目

    マデイラ島3日目です。この日は日本で事前に予約しておいたマデイラ島の西側をマイクロバスで巡るツアーに参加しました。■CaboGirao・カボ・ジランの絶壁1ヨーロッパでもっとも高い壁で、世界でも2番目の高さを誇ります。高さは580mあります。・カボ・ジランの絶壁2サマータイムとなっているポルトガル、さらにそこから西へと進んだ所にあるマデイラ島の朝は遅いです。10時過ぎですが朝日が逆行となっています。■RibeiraBrava・リベイラ・ブラバの海辺高い山々に囲まれたリベイラ・ブラバの海岸にはお洒落なリゾート施設が並んでいます。・果物店豊富な種類の果物がとれるマデイラ島では、どこに行っても果物を売るお店があります。・リベイラ・ブラバ教会正面サン・ベントを祀る小さな教会です。・教会内部単身廊の教会は小さいなが...マデイラ島3日目

  • マデイラ島2日目

    マデイラ島の2日目です。この日は日本で予約しておいたマイクロバスで島の東側を巡るツアーに参加しました。■Miradoueoのクリスト・レイ・キリストの像リオ・デ・ジャネイロにあるコルコバードのキリスト像や、リスボンを見渡すカトリックの記念碑が有名ですが、バスのドライバー兼ガイドによると、このマデイラ島のものがオリジナルなんだとか(実際はわかりません)。海から切り立った崖の上に海を剥いて建っているので、後ろ姿が朝日の中にシルエットになっています。・キリスト像の正面階段で崖の方に少し降りて行けるようになっていたので、正面のすがたを撮影しました。・崖の様子キリスト像が建っている崖の様子です。■PontadeSaoLourenco・ポンタ・デ・サン・トtrンツォの風景草木が無く、赤みを帯びた岩が切り立っている絶壁...マデイラ島2日目

  • マデイラ島1日目

    マデイラ島の1日目です。リスボン空港10時発のポルトガル航空機に乗って、大西洋上に浮かぶマデイラ島へとやって来ました。空港からホテルまでタクシーを使って移動、マデイラ島で一番大きな町であるフンシャルのホテルにチェックインをして一通り荷物をほどいた後は、山の上にあるモンテという所へと繰り出します。■ケーブルカー・ケーブルカー(ロープウェイ)モンテはかなりの山の上にあるので、観光客用にケーブルカーが造られています。(地元民は殆ど乗らないらしい)・ケーブルカーからの眺めこのケーブルカー人家の上を登っていきます。眼下にはフンシャルの街並みが広がります。■モンテ宮殿・モンテ宮殿入口ケーブルカーを降りた目の前には、山の急な斜面を利用したモンテ宮殿とトロピカルガーデンが待っています。・アフリカの仮面1・アフリカの仮面2...マデイラ島1日目

  • リスボン4日目

    リスボンの4日目、ポルトガルといえば町のあちこちや教会などで見ることが多いアズレージョですが、そのアズレージョの美術館を見学しに行ってきました。ホテルに近いロシオ広場に隣り合うフィゲイラ広場からバスに乗って向かいます。美術館は一見かなり不便なところにあるんですが、意外なほどの観光客が訪れていました。■国立アズレージョ美術館・マドレ・ドゥ・デウス修道院正面美術館は、16世紀初頭に建てられたマドレ・ドゥ・デウス修道院だった建物を改装しています。・アズレージョ美術館の入口美術館へは修道院の付属教会部分の横から入るようになっています・この鉄柵をくぐって奥が入口兼チケット売り場です。そういえばポルトガルって子供の割引とシニア(65歳以上)の割引をしているところが多くて、小生もその恩恵にあずかっているんですが、自己申...リスボン4日目

  • リスボン3日目

    リスボンの3日目は、MRT(地下鉄)で郊外のカンポ・グランデという駅まで移動、隣接するバスターミナルからオビドスという小さな町へと行ってきました。オビドスは千人にも満たない小さな町で、南北に細長くh地y壁で囲まれています。・町への入口(ポルタ・ダ・ヴィラ)城壁の南端部に町への入り口のアーチがあります。・ポルタ・ダ・ヴィラの中のアズレージョと礼拝堂入口を潜ると、内部には19世紀のアズレージョに囲まれた礼拝堂が見えてきます。・オビドスの街中へと続く道城壁の入り口の先には、町の中心部へと道が続いています。白い壁に青や黄色のカラーが映えますね。小生はメインの通りとなる左側(ディレイタ通り)を進みます。・ディレイタ通りの様子細い石畳の道の沿って土産物店やレストランなどが並んでいます。・ディレイタ通りの様子少し進むと...リスボン3日目

  • リスボン2日目

    リスボン2日目です。■サン・ジョルジェ城現在はリスボンを一望できる展望台として公園となっている城跡ですが、何と起源はユリウス・カエサルの時代にローマ人の手で基礎が造られているのだそうです。・城を取り囲む展望台部分・大砲が並ぶ展望台ローマの後は西ゴート族、イスラム勢力、キリスト教徒の王など居住者が入れ替わった要塞だけに、大砲もかなりの数が設置されています。・展望台からの眺望昨日訪問したコメルシオ広場が見えています。・城壁の門この門をくぐって城の内部へと進みます。・城の本丸部分さらに内部には城壁で取り囲まれた城の本丸部分が偉容を見せています。右手に見えている橋を渡ってさらに内部へと進みます。・城壁からの眺望1・城壁からの眺望2・城壁からの眺望3・城壁からの眺望4・城壁からの眺望5・城壁からの眺望6要塞である城...リスボン2日目

  • リスボン1日目

    リスボンの1日目です。エヴォラから午前中にポルトガル鉄道でリスボンまで移動しました。ホテルはバイシャ地区の中心にあるロシオ広場の近くなんですが、チェックインの時刻にはだいぶ早すぎたので荷物を預けて観光します。■ロシオ広場・ロシオ広場正式名称はドン・ペドロ4世広場と言うんだそうですが、ロシオ広場が殆ど正式名称のように使われています。広場の中心には初代ブラジル国王となったドン・ペドロ4世のブロンズ像がそびえ立ち、大きな噴水もあるにぎやかな広場です。■缶詰のお店・イワシの缶詰屋さん広場に面して回転木馬が見えるお店が目立っていますが、実はこちらはポルトガルの名物ともなっているイワシの缶詰のお店です。・お店の内部辺り一面に缶詰が並び、積まれています。実際にはイワシ以外にもタコや鰻などの物もあり、味付けもノーマルなオ...リスボン1日目

  • エヴォラ3日目

    エヴォラの3日目、疲れも相当溜まってきているので、この日は少々抑え目の観光です。なにしろポルトにしろ、エヴォラにしろどこへ行くにも急な坂道の上り下り、さらに教会などの建屋に入っても急な階段の上り下りばかりです。■サント・アンタオ教会・サント・アンタオ教会のファザードエヴォラ旧市街の中心となるジラルド広場の北側に建つルネッサンス様式の教会です。・教会内部3身廊の教会内部です。太い柱列に隠れていますが、側廊にはそれぞれ6個ずつの礼拝堂が並んでいます。・右翼廊(主祭壇から見て右側)主祭壇の前には翼廊が設けられています。いわゆるラテン十字のプランとなっています。・左翼廊こちらは左側の翼廊の様子です。■ジラルド広場・サント・アンタオ教会の前からジラルド広場を見ています。町の中心の広場ですが、飲食店などのお店はこの写...エヴォラ3日目

  • エヴォラ2日目

    エヴォラの2日目です。1日目は夕方ホテルに到着して直ぐに晩御飯を頂くことになったので観光はありません。さてこの日の午前中はエボラの街から車で30分ほど北上したところにある小さな小さな村、エヴォラモンテのお城を見に行きました。車が無いと絶対に辿り着けない所ですが、昨日バスターミナルからホテルまで乗せてもらったタクシーの運転手に、車内で価格交渉して3時間の貸し切りをお願いしていました。■エヴォラモンテ・エヴォラモンテの城3階建てで、四方に円筒形の張り出しが付いています。よく見ないとわかりませんが、2階、3階の高さの位置にリボンの様な結び目が造りこまれています。・城の内部お城の内部は無料公開されています。とても辺鄙な村にあるだけに暫くは小生の貸し切り状態でした。1階、2階、3階とフロアはほぼ同じ形状をしています...エヴォラ2日目

  • ポルト5日目

    ポルト5日目、今日は午後から長距離バスを乗り継いでアレンテージョ地方の中心、エヴォラに移動するので午前中に大聖堂を見学することにしました。■ポルト大聖堂・側面から見た大聖堂2つの鐘楼が並んでいるのが見えます。・大聖堂正面・大聖堂の中庭を囲む回廊その1・大聖堂の中庭を囲む回廊その2大聖堂の正面の入り口は閉鎖されているため、先ずは中庭に通じる入り口から入ります。4方を回廊が取り囲んでいますが、壁面にはアズレージョ(青色の装飾タイル)が敷き詰められています。・中庭の様子鐘楼が見えています。・中庭を見下ろしたところ。なんと、回廊の一部から鐘楼に一つに上ることが出来るようになっていました。先ずは途中で回廊の上に出てきます。先ほどの中庭を見下ろします。・鐘楼この左側の鐘楼に上ります。・鐘楼の上から隣の鐘楼をみたところ...ポルト5日目

  • ポルト4日目

    ポルト4日目です。この日はかなり積極的に動き回ったため、写真も多くなっています。■グレリゴス教会バロック様式で18世紀に建てられた教会です。・グレリゴス教会正面かなり縦長な建物になっています。奥に見えているグレゴリスの塔は、なんとポルトガルで一番高い塔で76mあります。・グレゴリスの塔の最上部なんと、左ひざの痛みや筋肉痛をだましだまし、細い階段を必死に塔の最上部まで登りました。人がすれ違うのも大変なほどの狭いテラスからはポルト中の展望が見渡せます。・ポルト市内の展望手前にポルト大聖堂の2本並んだ鐘楼、奥にはドウロ川をはさんで対岸が見えています。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、大聖堂の鐘楼の右には午後に訪問するセーラ・ド・ピラール修道院の丸い建物も見えています。・教会内部楕円形のプランとなっている内部...ポルト4日目

  • ポルト3日目

    ポルトの3日目です。ポルトに到着して以降、どうにも天候がすぐれません。今朝も雨が降る中、日本から予約しておいたドウロ川上流にあるワイナリーの見学、試飲に出かけました。■アマランテポルトのサン・ベント駅前近くから24人が乗ったバスでドウロ川上流を目指します。1時間ほど走った所でアマランテという町で40分ほどの見学のフリータイムとなりました。・サン・ゴンサーロ教会タメガ川に掛かるサン・ゴンサーロ橋とその向こうに見えるサン・ゴンサーロ教会です。・サン・ゴンサーロ教会内部単身廊ですが、手前側には礼拝堂が並び、主祭壇の手前には翼廊が設けられています。1540年に着工された教会ですが、ゴシック、ルネッサンス、バロック様式などが混在しています。ポルトガルの教会らしく、主祭壇は煌びやかな金色に光っています。・サン・ゴンサ...ポルト3日目

  • ブラガとボン・ジェジス…ポルト2日目

    ポルトの2日目(実際は1日目は夜到着で食事だけだったので観光は今日が初日です)は、ポルト・サンベント駅からポルトガル鉄道に乗って約1時間のブラガという町まで行ってきました。・アルコ・ダ・ポルタ・ノヴァブラガの駅から歩いて300mほどの所にある旧市街への入り口となる門です。■ボン・ジェズスブラガの旧市街からバスに乗って10分ほど、海抜400mの丘の上にある聖地です。・ケーブルカー実際のボン・ジェズスには教会の前にバロック様式の階段が続いているんですが、左ひざを痛めている小生にはきついのでケーブルカーで登り、帰りに階段を下りながら写真を撮ることにしました。・教会の全景・教会内部単身廊の内部です。・主祭壇十字架のキリストを囲む人々(わき腹を槍で刺したロンギヌスもいます)・右翼廊(正面から見て左側)・左側廊(正面...ブラガとボン・ジェジス…ポルト2日目

  • ポルトガル旅行へ

    いよいよ今日から4年ぶりのポルトガル旅行です。今回はエミレーツ航空でドバイ経由でリスボンへ、更に乗り継いでポルト迄飛びます。日程はポルト4泊、長距離バスでリスボン経由でアレンテージョ地方の中心都市のエヴォラへ行き3泊、そこからリスボン迄ポルトガル国鉄で移動して4泊、さらにマデイラ島まで飛んで4泊、最後はポルト迄飛んで、翌日のフライトに備えて1泊の計16泊の長い旅となります。現在は成田空港第2ターミナルのエミレーツラウンジで遅めの晩御飯を頂き、のんびりしています。■ラウンジの品揃え一つ一つの説明は省略しますが、美味しそうなものが結構そろっている印象です。■晩御飯今夜はいつもの炭水化物を控えてを忘れて頂きます。・ビーフカレーと鶏肉のカレー風味・グリーンピースのポタージュ・揚げたて天ぷら(こちらは注文制)・一口...ポルトガル旅行へ

  • ドゥカーレ宮殿…ウルビーノ

    ウルビーノの第9弾では、世界遺産のウルビーノ歴史地区の中心に建つドゥカーレ宮殿をご紹介します。ドゥカーレ宮殿は、ウルビーノ公国の君主であったフェデリーコ・ダ・モンテフェルトロによって15世紀半ばに建設が始まっています。現在の姿になったのは16世紀の半ば、およそ100年の年月がかかっています。最盛期の頃には君主や賓客をはじめとし、付き人、従者、馬丁、調理人、召使いなど500人ほどの人々がここで生活をしていたそうです。現在ドゥカーレ宮はマルケ国立美術館(マルケ州国立美術館)となっていますが、今回は美術館以外のエリアの写真を上げてみました。ドゥカーレ宮殿の西側の丘の上にあるレジステンツァ公園から眺める宮殿の豪華な偉容も素晴らしいです。宮殿の入り口から入ると直ぐにビジュ官への入り口がある回廊のある庭に出ますが、そ...ドゥカーレ宮殿…ウルビーノ

  • サンタ・コスタンツァ霊廟…ローマ

    ローマの第56弾では、第55弾でご紹介したサンタニエーゼ・フォーリ・レ・ムーラ教会の近くに建つサンタ・コスタンツァ霊廟をご紹介します。サンタ・コスタンツァ霊廟は、ローマ帝国の皇帝で初めてキリスト教を公認したコンスタンティヌス1世の娘であるコスタンツァが、自身と母へレナの霊廟として、殉教者アニェーゼへの崇拝に基づいてサンタニエーゼ・フォーリ・レ・ムーラ教会のすぐ近くに4世紀の半ばに建てられています。正面のナルテックス(拝廊)を潜ると円形のブランを持つ暗い内部へと続いています。2本ずつ対になった12本のコリント式円柱に囲まれた内部に祭壇が設けられています。祭壇を歩廊が取り囲む形の霊廟はまるで洗礼堂のようですが、実際7世紀にはサンタ・アニェーゼ教会の洗礼堂として使用されていたそうです。この歩廊の天井には細かなモ...サンタ・コスタンツァ霊廟…ローマ

  • サンテウラリア教会…カリアリ

    カリアリの第22弾では、カリアリの歴史的中心部であるマリーナ地区に建つサンテウラリア教会をご紹介します。サンテウラリア教会は、1370年頃にアラゴン人によって建てられたカタルーニャゴシック様式の教会です。教会自体は13世紀のサンテウラリア教会の上に建てられたと考えられており、アラゴン人による建築故かバルセロナの守護聖人である殉教者エウラリアに奉献されました。その後17世紀から18世紀にかけてバロック様式に改装されています。教会は階段を上った先のファザードは三つ葉の吊りアーチとバラ窓で装飾されています。ファザード横の鐘楼は下部は14~16世紀、上部の八角形の塔の部分は18世紀のものです。教会の内部は3身廊となっていますが、大きな中央身廊に2つの側面身廊が追加された独特ものとなっています。両側面にはそれぞれ4...サンテウラリア教会…カリアリ

  • サン・アキリーノ礼拝堂…ミラノ

    ミラノの第22弾では、ミラノの初期キリスト教建築においてサンタンブロージョ教会と並んで重要とされるサン・ロレンツォ大聖堂の中にあるサン・アキリーノ礼拝堂をご紹介します。大聖堂に入って右側の八角形の礼拝堂は、以前は完全にモザイクで覆われていたアトリウムを経由して大聖堂に接続されています。礼拝堂は元々4世紀、聖ジェネージオに奉献された独立した小さな教会だったそうですが、ペスト患者献身的な援護や真の信仰の擁護に従事したドイツ人司祭の遺骨が安置されたことにちなんでサン・アキリーノ礼拝堂と名付けられています。八角形の礼拝堂は全体が多色大理石で覆われて、全周に渡って半円形のエクセドラ(アプス)が設けられており、そのうちの4カ所にはモザイクが残り、他にはかなり劣化が進んではいるもののフレスコ画が描かれています。礼拝堂の...サン・アキリーノ礼拝堂…ミラノ

  • パリオ前日…アスティー

    アスティーの第10弾では、13世紀から続くと言われているパリオを直前にした街の様子をお届けします。パリオと言えば現在ではシエナのパリオ(競馬)が有名ですが、実は歴史的にはアスティーのパリオの方が起源は古く、13世紀頃から行われているのだそうです。パリオではメインの競馬に合わせて中世の衣装をまとった市民によるパレードが行われるんですが、今回お届けする写真はその前日、中世の衣装をまとった子供たちが町の中心の広場に集まっている様子と、競馬のライバルである地内の各地域が出店している特設ショップの様子となっています。パリオ前日…アスティー

  • 地方考古学博物館…ブリンディシ

    ブリンディシの第6段では、ドゥオーモ広場の大聖堂と隣接して建っているフランチェスコリベッツォ考古学博物館と、旧市街の東側、あまり観光客が立ち入ることが無いエリアの小さな教会の写真を集めてみました。写真で分かる通り、今回の訪問先はすべて閉まっており残念ながら内部の見学は出来ませんでした。1958年に開館した考古学博物館の内部には、青銅器や陶器、ガラス工芸品、コインなど先史時代からメサピア人、ローマ時代のブリンディジに至るまでの貴重な出土品が展示されているようですが、この時は博物館の外部に置かれたものだけを見ることが出来ました。そのほかの教会も説明のパネルを見るとシンプルながらもとても魅力的で、ある程度最初から覚悟はしていたものの万一でも開いていれば、と足を伸ばして訪問、そして予想通り撃沈となったものです。地方考古学博物館…ブリンディシ

  • 白い迷宮…オストゥーニ

    オストゥーニの第9段では、白い迷宮とも呼ばれるオストゥーニの旧市街の風景をご紹介します。オストゥーニの名前の由来はギリシャ語のアストゥーネオン(Astu-neon:新しい町)と言われているようです。町からは古い時代の遺跡も発見されており、古代からこの土地に人々が暮らしていたことが伺えます。古代ローマとカルタゴ(現在のチュニジア、チュニス湖付近)との第2ポエニ戦争(紀元前218年ー紀元前202年)で、将軍ハンニバル率いるカルタゴ軍のイタリア半島への侵攻によって破壊された町はその後再建されていて、これが前述の新しい町と関連しているかもしれません。旧市街はその最上部に建つ大聖堂へ向かう道に沿って土産物店やレストランが多数並んでいますが、そこから細い脇道に踏み込むとまさに迷宮が始まります。あてどなく迷宮をさまよっ...白い迷宮…オストゥーニ

  • フィエーゾレの大聖堂

    フィエーゾレの第3段では、フィレンツェのサン・マルコ修道院(美術館)の横から出発するバスの終点の広場に面して建つ、フィエーゾレの大聖堂をご紹介します。フィエーゾレ大聖堂は正式名をフィエゾレの聖ロムルス大聖堂と言い、起源は1028年まで遡るそうです。大聖堂の外観はロマネスク様式となっており、13世紀、14世紀に拡大されています。3廊式の内部はバシリカ形式で翼廊は無く、左右身廊の礼拝堂もない極めてシンプルな造りとなっています。主祭壇は一段高い位置に設けられており、その下には半地下状の空間があり、その一番奥には司教の葬儀礼拝堂があります。また、その脇には聖母子を描いた13世紀のイコンが飾られています。主祭壇のフロアへの階段は閉鎖されていましたが、中央には三連祭壇画が飾られています。さらに左右の階段の上にはネオ・...フィエーゾレの大聖堂

  • コルプス ドミニ修道院…ボローニャ

    ボローニャの第11段では、旧市街の小さな教会を巡りながら、その中からコルプス・ドミニ修道院をご紹介します。無数に教会が建つボローニャの旧市街ですが、公開されている有名どころの比較的大きな教会を除くと、ほとんどの小さな教会は非公開であったり、既に教会としての役目を終えている場合が多いように思います。今回はそんな小さな教会をあてどなく巡っていた中で内部を見ることが出来たコルプス・ドミニ修道院を中心に写真を集めました。コルプス・ドミニ教会の設立は15世紀の半ばですが、修道院自体は1300年ごろまで歴史をさかのぼることが出来るようです。教会部分は17世紀末に拡大再構築され、内部がバロック様式になっています。教会の内部にはサンタカテリーナデヴィグリの不朽の遺体が安置されているため、「聖者の教会」として聖域化されてい...コルプスドミニ修道院…ボローニャ

  • ポルトのサンタ・マリア大聖堂…ラヴェンナ

    ラヴェンナの第14段では、ポルトのサンタ・マリア大聖堂をご紹介します。モザイクで有名なサンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂が面するローマ通りをポルタ。ヌォーバ(ヌォーバ門)方向へ進み、テオドリコ宮殿を越えてさらに行った所に現れるポルトのサンタ・マリア大聖堂は、花壇で飾られた大きな長方形の広場の奥に建っています。ラヴェンナの教会としては珍しい大理石のファザードの前には1783年に完成した階段があります。元々はバロック様式のファサードに新古典主義様式がその後くわえられています。ラヴェンナの教会としてはモザイクが無いためか、ほとんど観光客が訪れることはありませんが、教会の内部は3身廊の内部はラテン十字のプランを持ち、両側に6つの礼拝堂が備わっています。ポルトのサンタ・マリア大聖堂…ラヴェンナ

  • バルレッタ4日目…オストゥーニ

    バルレッタ4日目、いよいよ2週間近くに渡ったイタリア旅行も最終日、明日はバルレッタからローマテルミニ駅まで特急電車のフレッチャ・ロッサ(赤い矢)で移動、さらにフィウミチーノ空港まで悪名高い全席一等車、ただし座席指定なしのレオナルド・エキスプレスで移動です。ということで観光も今日が最後、体は連日の睡眠不足と歩き回りでもうくたくたですが、オストゥーニという町まで行ってみました。・リベルタ広場オストゥーニ観光の起点となる広場です。以前はこの広場までイタリア国鉄の駅からバスが連絡していたんですが、現在はかなり離れた所に停留所が移動しており、フリーの観光客にはちょっと敷居が高くなっている感じです。その所為もあるのかもしれませんが、とにかくツアー客で溢れています。・市庁舎とサンフランシスコ教会リベルタ広場に面して市庁...バルレッタ4日目…オストゥーニ

  • バルレッタ3日目…モノポリーとサンタ・セポルクロ聖堂

    バルレッタの3日目は、朝早くからイタリア国鉄(FS)に乗ってモノポリーの町まで行ってきました。モノポリーへは過去一度訪問したことがあるんですが、その時は午前中にオストゥーニの町を見学してからの移動だったので、ほとんどの教会は扉を閉めており、さらには雨も降りだしたりしてあまり良い印象はありませんでした。ということで今回はそのリベンジとなります。モノポリーの旧市街はとても見所が多く、全部の写真はとてもご紹介しきれないので今回はいくつかに絞ってみました。■マリアサンティッシマデラマディア大聖堂モノポリーの町の大聖堂です。モノーポリの守護聖人、マドンナデッラマディアに捧げられています。教会の起源は12世紀初頭に、それまでの古い教会の上に建てられたロマネスク様式の教会となっていますが、現在の教会は18世紀にバロック...バルレッタ3日目…モノポリーとサンタ・セポルクロ聖堂

  • バルレッタ2日目…ジョヴィナッツォとバルレッタの教会巡り

    バルレッタの2日目は、先ずバルレッタとバーリーの間にあるいくつかの港町の一つ、ジョヴィナッツォに行ってきました。バルレッタからバーリー方面へ各駅停車で4駅目のジョビナッツォ、駅前から続く一本道を1kmほど歩くと旧市街へと到着します。■サンタゴスティーノ教会旧市街へと向かう道の途中に建っている教会です。・教会の外観・教会内部主祭壇の上部にはサンタゴスティーノのステンドグラスが飾られています。さらに足を進めると大きな3角形のヴィットリオ・エマニエール2世広場へ到着します。ここが新市街と旧市街の境目に建っています。・サン・ドメニコ教会広場に面して建つ巨大な教会ですが、一般には公開されていないようです。・トリトンの噴水広場の中央にある噴水です。トリトンというのはギリシア神話に出てくる海神です。■コンスタンチノーポ...バルレッタ2日目…ジョヴィナッツォとバルレッタの教会巡り

  • バルレッタの1日目…スヴェーヴォ城

    バルレッタの1日目、アルベロベッロからバーリー経由でバルレッタへと移動します。私鉄のSud-Est線は日曜日や、朝早い時間帯などは電車が走っておらず、バスが代行運転されています。今回は朝9時ころのバスで先ずはバーリーに移動、ここでイタリア国鉄に乗り換えてバルレッタの町へと向かいました。バルレッタの宿はこれまでのホテルとは異なり、建屋の一軒貸しのアパートメントスタイル、大きな部屋が2部屋でとても贅沢な気分です。チェックインしたのが12時半過ぎだったので、先ずは一通り荷物を開いてPCなどのセッティングをしてから昼食にでかけ、15時近くになってからの見学開始です。バルレッタの町はおもな見どころが比較的まとまっているんですが、何しろ今日はイタリアの独立記念日の6月2日、教会はことごとく締まっています。外観だけの写...バルレッタの1日目…スヴェーヴォ城

  • アルベロベッロ3日目…ロコロトンド、アイア・ピッコラ地区

    アルベロベッロの3日目は、Sud-Est線でお隣の駅まで移動してロコロトンドの町を見学しました。イトリアの谷を見下ろす「白く丸い町」として有名なロコロトンドですが、町の中に入ってしまうと全体の様子はなかなか分からないので、先ずは町の案内書で頂いたリーフレットにある航空写真を複写します。・ロコロトンドの全景■アドロラータ教会・アドロラータ教会ロコロトンドの旧市街を取り囲む道に面して建つ教会です。ロコロトンドの駅から旧市街を目指してひたすら坂道を登っていくと最初に目に入って来る教会です。・教会内部簡素な3廊式の内部には、19世紀半ばに元々あった旧アドロラータ教会をたてなおした際の悲しみの聖母、十字架の聖母、復活のキリストを描いた木製の彫像などが残っています。■ナポリ門・ナポリ門旧市街に入る門の一つです。・旧市...アルベロベッロ3日目…ロコロトンド、アイア・ピッコラ地区

  • アルベロベッロ2日目…マルティーナ・フランカ

    アルベロベッロの2日目は、Sud-Est線で2駅目にあるマルティーナ・フランカという町へと行ってきました。・点在するトゥルッロ電車の窓から見える田園風景のそこかしこにトゥルッロ(単数形、複数形だとトゥルッリになります)が点在しています。・干し草の束小麦を収穫した後の穂をまとめているのはイタリアではよく見かける風景です。・ロコロトンド明日訪問予定のロコロトンドの町が見えています。丘の上にある白くて丸い街並みが特徴的です。・サント・ステファーノ門マルティーナ・フランカの旧市街への入り口の一つとなっている門です。■サン・マルティーノ聖堂14世紀初頭のロマネスク様式の教会を、18世紀半ばに取り壊してロココ様式の教会として再建しています。フランスのトゥール出身の聖マルティーノに捧げられています。・教会のファザード1...アルベロベッロ2日目…マルティーナ・フランカ

  • アルベロベッロ1日目

    アルベロベッロの1日目、この日はバーリーのホテルを午前中にチェックアウトして私鉄のSUD-EST線でアルベロベッロまで移動です。11時21分発の電車が最初から5分遅れで出発、途中でどんどん遅れを重ねて乗換駅のプンティニャーノには25分遅れで到着、本来乗り継ぎの電車は発射している時間ですが、このようなことが日常茶飯事のイタリア、小生も大丈夫だろうと思っていましたが、やっぱり乗り継ぎの電車が待っていてくれました。ホテルに1時半頃にチェックインして、しばし休憩してからアルベロベッロの見学に出かけます。■サンタ・コスマとダミアーノ聖堂1885年に建てられた教会で、疫病救済の守護聖人となっており、ともに殉教した聖コスマと聖ダミアーノ兄弟の遺物が納められています。カトリックや東方教会ではとても尊敬されている聖人という...アルベロベッロ1日目

  • バーリー4日目…サン・二コラ聖堂

    バーリーの4日目もバーリーの旧市街を散策します。明日はアルベロベッロへと移動するのでバーリーの観光は実質的に今日が最後になります。とは言え、もうめぼしい所はほとんど回っているので、抜けているところを中心に歩きます。■メルカンティレ広場・メルカンティレ広場旧市街と新市街の境目の東の端は、海岸に面した広場(フェッラレーゼ広場)となっていますが、そこからつながるメルカンティレ広場には、観光客目当てのバールやレストランが集まっています。・セディーレ宮殿メルカンティレ広場に建つこの宮殿は市庁舎や公共劇場として使用されていましたが、現在では個人の所有となっているようです。美しい建物なんですが、残念ながら修復工事中でした。・ピーニャの噴水広場にある水飲み場です。現在でも冷たい飲料水が出てくるので、旅行客も空になったペッ...バーリー4日目…サン・二コラ聖堂

  • バーリー3日目…バーリー旧市街

    バーリーの3日目は旧市街の見学です。日曜日なので教会はミサがあったり観光客が詰めかけて混むだろうと予想して、空いていそうなところを中心に廻りました。・旧市街の入口バーリの旧市街は半島部分にまとまっています。一部は無くなっていますが全体は城壁で囲まれています。こちらは新市街から旧市街へ入る入り口の一つです。・旧市街の道旧市街の入り口のアーチを潜ると、こんな感じの細い道が続いています。・果物屋細い道に台をだして果物屋、野菜屋などが並びます。名物の乾燥オレキエッテを売っているところもあります。■サンタ・スコラスティカ考古学博物館先ずは、旧市街の先端近くにある考古学博物館を目指します。・考古学博物館の外観旧市街の狭い道は混みあって歩きにくいので、いったん城壁の外に出て海岸通りをあるきます。中世のベネディクト会修道...バーリー3日目…バーリー旧市街

  • バーリー2日目…ルーヴォとビトント

    バーリー2日目は、バーリーから出ている私鉄のバーリー・ノルド線に乗ってルーヴォとビトントの大聖堂の見学に行きました。最近のイタリアの教会には、午前中(8時頃から)開いていてお昼に一度閉め、午後は19時頃から再開となる所が非常に多いので、午前中に見終えるように早起きをして7時7分の電車に乗り込みました。ルーヴォ駅には8時ちょっと前に到着、駅から坂道を登りながら1.5kmほど歩いて大聖堂を目指します。■ルーヴォ大聖堂実はルーヴォ大聖堂は10年ほど前に一度訪問した時に、全体修復中で中に入れないどころか、外観もほとんど見れないという悲しい体験をしているので、今回がそのリベンジです。教会は12~13世紀頃に建てられ、そのご何回かの修復を経て現在に至っています。・大聖堂の外観中央部の屋根が一段高くなった独特の形をした...バーリー2日目…ルーヴォとビトント

  • バーリー1日目…マテーラとバーリーメトロポリタン美術館

    バーリーの一日目は、ガイド付きでマテーラの見学です。本当はマテーラではなくてカステル・デル・モンテを予約していたんですが、2日前に急に連絡が来てカステル・デル・モンテのツアーは中止、代わりにマテーラのツアーになると、ふざけたことを言ってきたのでちょっと腹が立っている小生です。それでもまぁ、マテーラも久しく行っていないので仕方ないかと気分を切り替えて出発です。ホテルの前まで車でピックアップに来てくれましたが、オーストラリアから観光に来ている女性3人と一緒でした(小生と同年配の方2人、ご高齢の方1人)。1時間ほど車を飛ばして到着です。■マテーラ・ヴィットリオ・ヴェネト広場の地下マテーラ見学の出発点となる広場には、古い地下貯水槽の遺構が広がっています。その前にはおそらく教会の跡と思われる柱廊がのこっています。・...バーリー1日目…マテーラとバーリーメトロポリタン美術館

  • ローマ2日目…教会巡り

    ローマの2日目は、夕方にバーリ迄移動するので午前から午後にかけて教会巡りを楽しみました。■サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ聖堂オッピオの丘の上にある、聖ペテロに捧げられ4世紀の教会です。初代教皇の聖ペテロに捧げられ、「戒めの聖ペトロ」という名前が付いています。・教会のファザード・3身廊の内部と後陣の主祭壇・聖遺物の鎖聖ペテロがエルサレムの牢屋で繋がれていた鎖と、ローマの牢獄で繋がれていた2つの鎖が奇跡によって1本の鎖となったとされています。この教会のご神体(聖遺物)です。・モーゼこの教会で最も人気があるのが、15世紀初頭にローマ教皇ユリウス2世霊廟の彫刻として、ミケランジェロがデザインし、その弟子たちによって作られたモーゼ像です。■サン・マルティノ・アイ・モンティ聖堂コッレ・オッピオ公園の端に建つこの教会...ローマ2日目…教会巡り

  • ローマ一日目

    5月23日から4年ぶりのイタリア旅行です。今回は初めてのエミレーツ航空を利用、韮たからドバイ経由してフィウミチーノ空港まで丸2日のフライトです。ローマのフィウミチーノ空港への到着は13時ちょっと過ぎでした。空港からローマテルミニ駅まで全席自由席一等車というぼったくり電車のレオナルドエクスプレスフに乗って移動、駅に近くのホテルにチェックインしたのが15時頃でした。体はかなり疲労していますが、せっかくの4年ぶりのローマ、ちょっとだけ写真を撮りに繰り出しました。■サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会それほど大きな教会ではありませんが、ベルニーニの素晴らしい彫刻があることで人気の高い教会です。・教会のファザード・教会内部単身廊の教会には左右3つづつの礼拝堂が設けられています。・ベルニーニの彫刻「聖テレジアの...ローマ一日目

  • サンタニエーゼ・フォーリ・レ・ムーラ教会…ローマ

    ローマの第54弾では、ローマの北東部のピア門から城壁街に伸びるのメンターナ街道を2kmほど行ったところに建つサンタニエーゼ・フォーリ・レ・ムーラ教会をご紹介します。名前の通り城壁の外にある聖アグネス教会と名付けられたこの教会は、コンスタンティヌス帝の娘コスタンツァが聖アグネスの墓の上に建てた4世紀の小さな聖堂の上に、7世紀に教皇ホノリウス1世によって建てられています。簡素なファザードを潜ると、3身廊の内部にはコスタンツァの教会から再利用されたとされるコリント式の円柱が並び、左右にそれぞれ3つの礼拝堂が並んでいます。主祭壇には貴石や大理石の象嵌で彩られた17世紀初頭のチボリオ(聖体用祭壇)があり、聖アグネス(聖アニエーゼ)と聖エメレンツィアナの遺物が入った銀の聖遺物箱が納められています。後陣のアプスにはビザ...サンタニエーゼ・フォーリ・レ・ムーラ教会…ローマ

  • ペーナ宮殿…シントラ

    シントラの第1弾では、標高528mのペーナ山の頂上に建つカラフルなペーナ宮殿をご紹介します。ペーナ宮殿は1836年にフェルナンド2世によって、1775年のリスボン地震で廃墟よなっていたペーナ山頂の修道院を王族の夏の間の離宮として再建され、1910年の王政廃止まで実際に使われていた宮殿です。ゴシック・リヴァイバル様式、ネオ・マヌエル様式、ネオ・イスラム様式、ネオ・ルネサンス様式、その他の複合的で贅沢な造りとなっている宮殿は、赤や黄、青などカラフルな色で塗られており、遠くからでもとても目立っています。正面からはコケティッシュな雰囲気の漂うペーナ宮殿ですが、宮殿の外周を一周する通路を通って上側に回ると、急峻で大きな岩がむき出しになっている地形を利用して、岩を取り除くことなく建物と共存しながら建築されていることが...ペーナ宮殿…シントラ

  • サン・ロレンツォ大聖堂…ミラノ

    ミラノの第21弾ではサン・ロレンツォ大聖堂をご紹介します。サン・ロレンツォ大聖堂は4世紀末から5世紀初頭に建築されたミラノでも最も古い教会の一つです。初期キリスト教の教会でしたが、11世紀、12世紀には大火事に見舞われ、大きな修復を重ねて現在に至っています。教会のファザードは19世紀の物ですが、その前には古代ローマ時代の16本のコリント様式の柱列と、コンスタンティヌス帝のブロンズ像が残されています。教会の内部はギリシア十字型のプランとなっており、古いフレスコ画も多数残されています。サン・ロレンツォ大聖堂…ミラノ

  • 娼婦の館(ルパナーレ)…ポンペイ

    ポンペイの第12弾では、人類最古の職業ともいわれる娼婦が営んでいた娼婦の館をご紹介します。ルパナーレと呼ばれる娼館は、ポンペイの遺跡の中心となるフォロから東方向に約150mのテアトリ通り、スタビアーネ浴場とCasadell'OrsoFerito(傷ついた熊の家)の間に建つ2階建ての建物です。1階に5部屋、バルコニーのある2階にも5部屋が備わっていますが、見学は1階のみで一方通行で内部を見ていくようになっています。部屋には石造りのベッドがあり、各部屋の入り口部分の壁にはエロティックな壁画がいくつも残されています。これは提供するサービスの看板代わりの役割を持っていたようです。いわゆる性愛が社会においてタブー視されていなかった時代の開放的な雰囲気を見ることができました。後半にはフォロの写真をならべてあります。娼婦の館(ルパナーレ)…ポンペイ

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