chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
LD高校生ノビーのボーディングスクール留学 http://nobimamareport.blog.fc2.com/

LD(学習障害)を持つ息子が、アメリカのボーディングスクールに転校し、難関州立大学に合格するまで

我が家のノビーは、高校1年まで日本の学校に通っていた、いわゆる純ジャパニーズです。小学校5年生の時にLD-学習障碍と診断されました。高校2年の時にアメリカのボーディングスクールに転校し、全米州立大学のランキングで50位以内に入る大学に合格しました。受験を控えて頭を抱えている、のび太くんやのび子さんのご両親達に、「こんな道もあるんだよ」ということをお知らせしたくて、このブログを書くことにしました。

野比ママ
フォロー
住所
東京都
出身
東京都
ブログ村参加

2015/07/27

arrow_drop_down
  • 涙の合格発表

    合格発表はオンラインで、その後合格者にだけ色々な書類が入った合格パッケージがクーリエで届きます。2校の州立大学のうち、1校は中西部にある伝統的なパブリックアイビー校。もう1校はノビーのボーディングスクールの地元にある新興大学で、近年めきめきと難易度をあげ、特に地元での就職に強いリージョナルカレッジでした。どちらもサイズは2万人くらい、州立大学としては小規模で、学術研究よりも大学教育に力を入れている...

  • いちばん嬉しかった言葉

    ノビーにとってボーディングスクールでの高校生活がかけがえのないものとなったところから、大学を卒業して帰国するまでの事を書いてみようと思います。ノビーは中西部にあるリベラルアーツ系の小規模カレッジ3校からありがたくも奨学金つきでオファーをいただき、本命である州立大学2校の合格発表(確か凄く遅くて3月に入ってからだった)を待っていました。その間、当時のカレッジカウンセラーと話したときに、大変嬉しい言葉...

  • ポッドキャストエピソードのご紹介

    ちひろともこちはるのGlobal Educationというポッドキャストでお話させていただいております。内容的にはブログに書いていることを中心とした1時間程度のインタビューです。SpotifyとiPhoneのPodcastで無料で聴けます。ブログを全部読むのも大変だけれど、「アメリカのボーディングスクールでは発達障害の子たちにどんな教育をしているのか」興味があるという方はどうぞ聞いてみてください。にほんブログ村にほんブログ村...

  • 「個性ではなく障碍」という境地に至るまで

    過去のPost「LDってなに」において、 学習障碍は「個性」ではなく、「脳の機能障害がもたらす困難」であると認識することが必要 ということを書きました。野比ママがこの考えに至った、ノビー自身の言葉でそのことに気づかせてくれたできごとがあります。   ノビーは小学校5年生のときに非言語性学習障碍と診断されました。もう10年以上も昔のことなので、今と比べると関連書籍や手に入る情報はかなり限られては...

  • 有事の際のボーディングスクール - その2

    Covid-19の脅威は収まるところを知らず、米国でも日本でも第2の感染拡大が続いています。 米移民税関捜査局がオンライン授業しか受けられない学生はアメリカ国内の滞在を許可しない方針を決定したとのニュースもあり、これから入国する留学生のみならず、滞在中の留学生にも先行きが不安な状況ではありますが、多くの学校が新学期に向けて、授業の再開プランのアナウンスを始めました。 ノビーのいた高校では、以下のよ...

  • 読者登録メールを希望の方へ

    一番下の方の「読者登録」ボタンから更新を通知するメールの自動配信を登録することができます。ですが、多くの方が正しく設定されずに終わってしまっています。理由は以下です。多くの方が、本登録のためのURLをクリックする手続きをしないで終わってしまうために、登録が完了していません。特にキャリアメールを登録している方は、本登録のためのメールが迷惑メールとしてはじかれてしまうがために、以下のステップがおこなわれ...

  • 有事の際のボーディングスクール

    現在ボーディングスクールにお通いの方も、ボーディングスクールへの留学を検討中の方も、予想しなかった事態に直面し、心を痛めていらっしゃると思います。特にこの春に見事合格通知を手にしながら、ビザがどうなるか見通しが立たない方々においては、本当になすすべもなく憂慮の日々であるかと思われます。よい方向に向かい、最善の選択ができますようにお祈りいたします。Covid-19により世界中で大きなダメージを受けていますが...

  • アメリカの大学とスポーツ留学-その3

    アメリカの大学に留学して、NCAAカンファレンスで競技スポーツをするための具体的な手順についてです。 D3の場合D3の場合はNCAA審査が不要です。各大学のAthletic Departmentに直接問い合わせて、コーチのビデオ審査に漕ぎつけるか、キャンパスビジットの際にアポイントをとって話を聞きます。ノビーと一緒にキャンパスビジットを15校しましたが、ほとんどのD3大学でアポイントがとれました。特にD3は小規模大学が多いので、留学生...

  • アメリカの大学で競技スポーツをするには-その2

    NCAA Div. 1のGonzaga Universityで、日本人バスケット選手として初めてNCAA D1トーナメントに出場した八村塁君が、NBAドラフト1巡目でWashington Wizardsから指名を受け、ついにNBAデビューを果たしたことは大きなニュースになりました。八村選手以外にも、日本の高校からNCAAに挑戦する若者は増えています。同じバスケットではGeorge Washington Universityを卒業後、Memphis Grizzliesと契約した渡邊雄太選手は、...

  • アメリカ大学受験マニュアル復活しました!

    2017年10月に書いたエントリーアメリカの大学受験を知るための情報ソース その1をこの度編集いたしましました。日本語の情報ソースとして「アメリカ大学受験マニュアル」の紹介をしていたのですが、Yahoo知恵ノートが廃止されて以来、マニュアル記事にアクセスできなくなってしまい、長い事読めなくなってしまっていました。それを著者の方にお願いしたところ、ご自身のブログにアップしていただけたので、再び受験マニュア...

  • アメリカの大学で競技スポーツをするには-その1

    この話題はLDとは何の関係もないのですが、留学生がアメリカの大学に進学してスポーツをするという事に関してはいくつかの方法があり、まとまった情報がなかなかなく苦労しましたので、このトピックについて書いておこうと思います。ノビーはボーディングスクールで所属していたチームスポーツを大学でもやりたいと考え、カレッジリーグのNCAAチームに入ることを目標に、志望校も選んでおりました。入学後にトライアウトを受け、結...

  • LDサポートが充実した大学を探すには-その2

    LDサポートが充実した大学を探すには-その1で述べたように、ある程度規模のある州立大学の方が、小さな私立大学に比べると障碍者のためのサービス資源が整っています。しかし、そのように大学の体制が整っていても、大学の規模に見合った職員の数が確保されていなければ、必修科目がなかなかとれなかったり、なかなか教授のオフィスアワーの予約がとれなかったり、履修相談をするアドバイザーのサポートが受けにくかったりすれば、...

  • LDサポートが充実した大学を探すには-その1

    様々なネット上の情報試しに、” Colleges for students with learning disabilities" でググってみてください。驚くほどたくさんの記事がヒットします。とても読み切れません。野比ママの個人的な印象としては、この手の英語でかかれた記事は、いわゆるステルスマーケティングが多いです。誰が書いたのかもわからないベスト20とかベスト50とか。大学のレベルも高低玉石混交。無料で手に入るネット上の情報は、まったく根拠が...

  • アメリカの大学で受けられるLDサポートとは

    アメリカの大学において、LDやADHDの学生に対する支援は法律により定められています。ADA(アメリカ障害者法)とSection504(リハビリテーション法504条)はすべての大学に適用され、どの大学も対応可能な支援を明示しています。この支援プログラムでは、ベーシックなサポートが無料で受けられます。ただし、個々の学生に必要な支援を提示するのは学校ではなく、学生本人が要求しなければならず、また、支援範囲は教育機関により異...

  • TOEFLやSATのアコモデーション(特別配慮)はどうすればよいか-その2

    SATは受けるべきか標準テストを受けないという選択肢はあるのでしょうか?のび太くんのび子さんにとって、SATはTOEFL以上に大変です。SATのEnglishにはアメリカ人でさえ知らない単語が出てきます(2016年の改訂以降難解な単語は減ったとのことですが)。数学は日本の中学卒業~高校2年生程度のレベルで比較的易しく、数学が得意なら満点も難しくはない、とは聞くものの・・・その中学数学でさえ困難だったのがノビーですから・・(...

  • TOEFLやSATのアコモデーション(特別配慮)はどうすればよいか-その1

    LDやADHDの生徒にとって、手ごわい関門となるのがTOEFLやSAT/ACTです。アメリカの大学に出願するのであれば避けては通れないのがこれらの標準テストです。普通の生徒でも苦労するこれらのテストで、限られた時間内に大量の文章を読んで回答すること、そして何時間にもわたって集中力を持続することは、正直のび太くんのび子さんたちにとっては無理ゲーと言ってもよいくらいです。LDやADD/ADHDのハンディキャップを持ってテストを受...

  • 出願書類について-その2

    出願書類について-その1の続きです。アプリケーション、エッセイ、Personal Statement and/or Statement of Purpose(自己紹介書/志望理由書)。これら以外に提出する意義のあるものは?専攻によってはコンクール入賞作品とか、高校で高い評価を受けたリポートなどがあるかもしれませんが、以下の2つは考慮に値すると思います。Extracurricular Activityコモンアプリケーションにはこの項目があって、9年生から取り組んできた課...

  • 出願書類について-その1

    出願書類はとりあえず夏休みに一通り揃えて、あとはカレッジカウンセラーやアドバイザーやEnglishの先生などのアドバイスを得ながら、何度も手を入れて作りこんでゆきます。ボーディングスクールのカウンセラーは推薦状も含めて出願書類の書き方を見てくれますが、最終的に期日までに決められた書類を間違いなくそろえて提出するのは本人の自己責任です。普通の生徒さんでも最終チェックは親が一緒にするケースも多いですから、の...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、野比ママさんをフォローしませんか?

ハンドル名
野比ママさん
ブログタイトル
LD高校生ノビーのボーディングスクール留学
フォロー
LD高校生ノビーのボーディングスクール留学

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用