風を呼んで雲を隠して陽を浴びる山々を飛び越え木々を揺すり神々に祈る草木が萌え野花が咲いて木の実が弾けて風が吹く緑が揺れて小鳥が鳴く何処へ行こう何処まで行こう何処でも行こう昨日を忘れて今日は今日で明日はどうだろう風に乗る雲に乗る夢に乗るいつか何処かでいつか貴方といつかはいつ風が囁き風が微睡み風が揺する何がある何を見たら何を知りたい風は我が儘で風は好き放題で風は独り善がりで誰を呼ぼう誰と話そう誰かは誰だろういつも何処でもいつもどんな時もいつも風がそよぐ風を呼ぶ風を追う風と歌おうどこでも風が吹く泣いても笑っても風が吹くいつも風のなか~いつも風のなか