長唄三味線/杵屋徳桜の「お稽古のツボ」
住所
出身
ハンドル名
長唄三味線/杵屋徳桜の「お稽古のツボ」さん
ブログタイトル
長唄三味線/杵屋徳桜の「お稽古のツボ」
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/nagauta-shamisen
ブログ紹介文
三味線の音色にのせて、 日々感じること、 昭和から平成ひとケタ時代の街かどでの 想い出話などを
自由文
-
更新頻度(1年)

31回 / 364日(平均0.6回/週)

ブログ村参加:2015/07/18

長唄三味線/杵屋徳桜の「お稽古のツボ」さんの人気ランキング

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長唄三味線/杵屋徳桜の「お稽古のツボ」さんのブログ記事

1件〜30件

  • 寄せては返す波の鼓

    所用まで時間があったので、ふと、九十九里の砂浜に降り立つ。夏の終わりの遅い午後の海岸…というものは、どうしてこうも1970年代の記憶を呼び覚ますのだろうか。寄せる波、引く波、時折生じる三角波…悠久変わることなく繰り返させる海の営み。♪寄せては返す波の鼓…長唄『岸の柳』の一節。岸の柳は初夏の風物を描くすがすがしい唄だけれど、もう晩夏の初秋で、見上げる空の雲は鱗。……てなことがあった翌日の午前中、先週までは植木に水を遣るほか、寸時の滞在も躊躇するようなありさまだった日向のベランダに出てみたら、虫よけ網の向こうでブンブンと緑葉に取り掛かろうとするつわものがいた。あらあらと、そのけたたましさに度肝を抜かれて、ただぼんやりと傍観していたら、枝に近寄れないまでも、網のクロス目に尻尾をつけて、卵を産んだ。極々小さい、透明な翡...寄せては返す波の鼓

  • 夏の体験会承ります。

    旧暦の七夕も過ぎまして、いよいよ秋ですね…酷暑に喘ぎつつ見上げる空は、そこはかとなく憂いを含んだ…そう、秋の色をしています。しかし、21世紀市民としてはその前に、夏休みの宿題を仕上げなくてはなりません。今年も、夏休みの自由研究のお助け番といたしまして、親子三味線体験会を行います。親子でなくても、お一人でも、学生さんでなくても、構いません。……三味線を弾いてみたい、長唄をうたってみたい…合言葉はかくの如し、思い立ったが吉日。日程は下北沢教室:8月13日(火)、17(土)、24(土)、27(火)、28(水)池袋教室:8月15(木)、29(木)、31(土)お時間は10時~20時の間、完全予約制です。お電話は0334680330または♪三味っちゃおうホームページより、ご希望時間を3つぐらいご記入の上、お申し込みください...夏の体験会承ります。

  • 白昼のゆかたまつり

    残暑お見舞い申し上げます。本日、Waライブ両国亭がございます。今回は、浴衣まつりと題しまして、大井町の芸者衆のお座敷の愉しみ、着物を裁断しないでドレスとして着付けた折り紙ドレス着用の舞によるファッションショーを、これまた笛や太鼓、三味線で賑々しくお届けします。杵屋正邦作品の「太鼓の曲」もお聞きいただけます。酷暑の夏も涼やかに、ぜひお越しくださいませ。お待ちしております。白昼のゆかたまつり

  • ハートに唄もて

    本気で観光立国を目論んでいるのなら、日本人はもっと自国の文化を知らなきゃなりません。わざわざ外国から、この極東の小さい島国を訪れるからには、プチ西洋文化だったり、イエローモンキー的人真似エセ文化だったりするような文物を観たい…どうしても見たい!!……なぞと思うはずがありません。日本のよいところは、この過酷な自然環境(地震、カミナリ、火事…etc.)で生命の存続に脅かされながらも、朗らかに前向きに生きることを忘れない、心根の明るさとあっさりした達観、それにより長い年月積み上げてきた、文化的文物および技術の素晴らしさです。昨日今日、近代化した圧倒的物量に支配された横文字の発想でない、こまごまとした日常からあふれ出す情緒豊かな文物の数々。人間の細やかな神経、精神力から生み出された美しいものたち。だって、人間って、どん...ハートに唄もて

  • もっとJapaneseを!〈君影草の植え替え〉

    日曜の朝にちらと園芸番組をのぞいてみたら、どうやら百日草の特集のようなのだけれど、主役の名前が私の知ってるのと違う。カタカナ三文字ぐらいの聴いたことのない名称なので、もう忘れてしまったが、日本語イコール漢字表記の名称があるものはできればそれで表現したほうが、一目瞭然で簡潔ではなかろうか。表音文字である、カタカナや、アルファベット系の言語は、一目で物事の意味と全体像を把握できる漢字に劣るところがある、と私は常々思っている。私のように深く物事を考えず直感で生きている人間には、命綱とも思えるツールなのである。そのような、極々優秀で奇特な表記方法を編み出した日本語というツールを持っているのに、もったいない。…と思っている人間の数が多分、2020年頃には逆転して少数派になっているのだろう…と実感する今日この頃。5月の第二...もっとJapaneseを!〈君影草の植え替え〉

  • 梅雨時の和楽器ライブ(ディスカバリー伝統邦楽)

    この極東の地の自然の摂理として、梅雨時に雨が降るのは本寸法。…ですが、21世紀になってから気候も欧米化したのか、激烈な振幅度で、ひ弱な人間としては体に堪えます。皆さま、お体を大切になさって、日本列島ならではの気候・風土のもと、無理なく発生した古来の文化に親しみ、英気を養ってくださいませ。きたる6月16日日曜日(今週末です)、小田急線・成城学園前駅北側徒歩2分の、成城ホールにて、無料公演です。午後1時開演です。長唄(三味線と唄と囃子)、箏曲(13絃の琴)、小唄(三味線と唄)、清元(三味線と浄瑠璃)、新内(三味線と浄瑠璃)、常磐津(三味線と浄瑠璃)、笛(能管、篠笛etc.)…などをお聞きいただけます。今公演では、世田谷邦楽研究会企画番組として、「調絃と口三味線のお話」お話と実演を、杵屋徳衛がいたします。(午後3時前...梅雨時の和楽器ライブ(ディスカバリー伝統邦楽)

  • 雨宿り、風待ち(風葉記のうち)

    ……幼虫の行方は杳として知れない…雪之丞変化かっ!?と独り突っ込みをする5月末の状況から、はや十日余りがたち、それでも蛹化を目撃・所在を把握しているサナギのうちから気の早いものが羽化し、また旅立ち、日曜日の午後、三頭目の羽化に立ち会えなかった何となくしょんぼり気味の月曜日。ベランダの鉢周りを、前蛹化が近く彷徨う青虫の様子を見ておりましたら、鈴蘭の鉢の裏からひょこひょこっと蠢くものがあります。呼ばれず飛び出て、ジャジャジャジャーン!くしゃみはなけれど大魔王のようにひょっこり飛び出す、揚羽蝶の成虫が一羽。なんとなんと、ベランダのキャビネットの裏にもぬけの殻になった蛹を発見しました。こんなところで秘かに羽化していたのか……(\(^o^)/)しかし、外は雨。土砂降りの雨。何度も翅を羽ばたたかせ、飛ぶ稽古をしていたようで...雨宿り、風待ち(風葉記のうち)

  • 7回オモテの光芒@和ライブ両国亭

    おはようございます!明日が代休であらせられるでありましょう、本日、運動会の皆さま、今日のお疲れを明日の邦楽寄席で、ぜひ、お癒しくださいませ。理論ではなく情緒で、皆さまの右脳にしみる日本の音楽は、筋肉ばかりでなく、心のコリをほぐします。明日月曜日、両国は永谷ビルのお江戸両国亭で、第7回Waライブ両国亭が、開催されます。開演はヒル12時15分、午後2時までのコンパクトな興行です。~演奏とトークで味わう和の響き~とのキャッチにたがうことなき、充実のラインナップでおおくりいたします。番組は、一、違いの分かる男シリーズで昭和の皆さまにはおなじみ、箏曲家・沢井忠夫作曲の箏・尺八二重奏「風の歌」一、ドロップインナガウタ洋楽と邦楽の立脚点、演奏手法、考え方、味わい方…などなどの違いを、トークと実演でお聞かせします。初心者だけで...7回オモテの光芒@和ライブ両国亭

  • ヒトの ナサケの サカヅキ

    先週の唄稽古のとき、マイ譜本が手元になかったので、稽古に使ったことがない唄本を取り出してみた。20世紀のうちに、大正生れの姉弟子から、頂戴したものである。和綴じで、日常使いするには憚られる美しさだったので、本棚に仕舞ってあったものだ。装丁や、文字の美しさを時折出して眺めるぐらいだったので、中身を吟味する、ということがなかった。唄っているうちに、勧進帳のひとふし、♪士卒を引き連れ関守は門のうちへと…の箇所に、「かどのうち」という歌詞に「もんのうち」とルビがふってあることに気がついた。あれっ?あれあれっ???不思議に思いながらも、唄い進めていくと、なんと、あの二上りの有名なうたいどころ、♪…人の情けの盃を……が、♪人の情け「を」盃「に」と記述されている。奥付は、その本にはなかったので、同じ装丁の兄弟本の二冊を取り出...ヒトのナサケのサカヅキ

  • 風葉記・正

    新暦五月の尚武の勢いを駆ってか、光陰の一矢の恐ろしき事。今朝初めて気がついたのだが、食糧棚に寝かせていた長葱にネギボウズが生えていた。しかも既に開花していた。私はよく植物にトウを立てがちな性分なのだった。(本稿:塔が立つをご参照くださいませ)一昨年も切り取った大根のヘタから花を咲かせたのだが、写真をアップする間もなく時は流れた。建設的日々なのだ、と前向きに解釈しよう。こうなったらネギの種を採取するまで育てるしかあるまい。話のハナから余談になってしまった。令和元年五月一日。日が暮れ、また明けて、草木がすこやかに伸びゆく季節。わが庵のけなげな檸檬花に、なぜ蝶は訪うてはくれぬのかと気をもんで数日。檸檬の新芽に、2ミリ程の、小さく細い黒い筋が付いているのを発見。ぉぉ、これは、ひょっとすると、蝶の幼虫ではあるまいか…!!...風葉記・正

  • これまでの風葉記

    トクオウは気が気ではなかった。今年も賤が家の軒下を彩るべく、忠義な檸檬が馥郁たる五弁の白花を咲かせたというのに、なんということであろう、蝶が来ないのだ。平成31年の晩春、百花はことごとくが早く開花し、藤でさえ4月中旬には花房を垂らしていたのに、令和元年を迎えた初夏、どういうわけかひらひらひらと、花に戯れ舞い遊ぶべき、胡蝶の姿が見当たらないのだった。シジミチョウが数羽、クロアゲハ一頭、モンシロチョウ二羽ほど…それがこの春以来、私が見かけた蝶たちであった。去る平成31年の3月18日、いまだ檸檬の摘果を躊躇していたトクオウは、いつの間にか、実の付け根の枝に、ツンツンと尖った棘が育っていたのに気がついた。ぉぉ、母は強し、といにしへにもにも言うけれど、万物が、自分が守るべきものの生じたとき、何らかの防御策を講じ、強固な物...これまでの風葉記

  • サブカル懺悔1

    「もうそっちのほうに行くのはおよしなさいね」と、母が私に釘を刺したのは、入学式が済んで各種サークル勧誘のチラシが舞うキャンパスでのことだった。昭和50年代中頃中学生だった私は、高校受験間近いある年の共通テストで、全国で第3位という国語の成績を修めたのだったが、あまりにも神妙に受験勉強に勤しんだがゆえ、その反動で高校時代の三年間というもの、漫画研究からアニメーションや声優…という分野の藪に入れ込み、古文の先生を落胆させた。折しもテレビ版だった宇宙戦艦ヤマトがはじめて映画化され、小学生に交じって封切り館内売店のスチール写真グッズコーナーに並んだ私は、絵葉書のここからここまで、全カットくださいな、という大胆な行動に打って出た。初めての大人買いであった。同人誌や贔屓声優のファンクラブにも入り、声優が所属する劇団の芝居見...サブカル懺悔1

  • 初夏の和楽器ライブ

    時移りまして、令和元年五月六日(明日です!)。なんとまぁ、明日は立夏でございます。例年、世間的にはゴールデンウィークなる連休の最終日に、東京は武蔵野市の吉祥寺駅南口にて、邦楽の演奏会を開催しております。駅のそばのマルイ百貨店(昔そう言っていました)、路地を挟んで東隣の武蔵野公会堂(パープルホール)。筝、三味線、尺八など、日本の伝統音楽を代表する和楽器の演奏を、無料でお楽しみいただけます。開演は午後1時。古典曲、現代邦楽とりまぜて、バラエティに富んだ番組仕立てとなっております。今回は、企画番組として、尺八の魅力についての講演(午後2時半ごろ)もございます。当杵徳社中は、朗読三絃「さるとかにのおはなし」、ご存知長唄「勧進帳」で御目文字仕ります。終演は午後4時40分ごろを予定しております(明日の今頃です!!)。5月と...初夏の和楽器ライブ

  • しゃみせん指南

    今からでも間に合う、穴場観光地。こちらにございます。三味線体験講座です。★混んでいる場所は苦手。★連休中の予定を決めかねている。★でもちょっとだけ新しい体験がしたい。そんな皆さまに、三味線のあれこれをお伝えしつつ、弾いていただきます。ご希望を伺い、体験する曲を決めます。★平成を締めくくる体験★平成31年4月28(日)29(月)下北沢・杵徳会稽古場終日無料体験講座です。予定時間は40分ほど。ご希望時間をご予約くださいませ。お申込みは電話0334680330へ、お願い申し上げます。★令和を始めたい体験★令和元年5月1(水)2(木)、4(土)2日のみ西池袋稽古場1日及び4日は下北沢稽古場無料体験講座です。予定時間は40分ほど。ご希望時間をご予約くださいませ。お申込みは電話0334680330へ、お願い申し上げます。日...しゃみせん指南

  • 執念~シロツメクサは見ていた

    何たる不覚。何たるプロ意識の欠如。なんという不心得者。…なんということでしょう、4月早々のど風邪をこじらせ、2週間ほど臥せってしまいました。処方薬が体に合わず、快方と悪化を数日ごとに繰り返し、万事休す、もうどうしていいか分からない状態に陥ったのが先週中頃。土曜日の二時間待ちの診察室をやり過ごして、やっと新処方のお薬で、こうしてコンピュータに向かう心のゆとりが…申し訳ないことでございます。お稽古を休んでしまってごめんなさい。我が喉頭蓋は不思議なことに二股に分かれており(古びたこと二十年といわず、生まれた時から猫又なのです)、のどの奥がぴたっと閉まらず、黴菌の侵入を防ぐに不利なので、幼少期は季節の替わり目に必ず熱を出していた扁桃腺持ちなのです。(熱が出ると桃の缶詰を食べさせてもらって元気になるという、昭和のころあり...執念~シロツメクサは見ていた

  • 群生

    ♪3月31日と4月1日の間に~~~と、歌い飛ばすにはつらい、制度の替り目が在って。じたばたしているうちに平成30年度は仕舞ってしまった。仕方ないので花見しょ、とお向かいの公園へ、桜のご機嫌伺いに。ふと見ると、昨年まで天南星が咲いていた傍らに、なんと今年はカタクリが咲いているではありませんか。なんとまぁ、めずらしい。20世紀から21世紀にかけて、カタクリの花が咲く、というと珍しいので埼玉県の群生地が必ずニュースになっていた、その便りを聞かなくなったなぁ…とふと思い立って、お彼岸の青青会@杉並能楽堂へ、稽古の都合もあって、もう何年かぶりでカタクリの織り帯を締めて行ったのがつい10日前のこと。まぁ、片栗の帯ですね!と声をかけて下さった見所の有難い見知らぬタバリシチに、絶滅種のシンパシーをしみじみと。これはもう25年前...群生

  • 古典、コテン…新作。

    今日は六世中村歌右衛門丈のご命日なのだ。それはピンクの衝撃:林家ぺー師匠ではなく(それはお誕生日)……森銑三先生に教えていただいたわけではなく、大成駒自身が思い起こせよ…と伝えてくださったことに違いなかった。壇ノ浦の合戦があったのが、元暦二年三月二十四日…(西暦でいえば1185年:近年、旧暦を新暦に変換して実際は…云々と解釈して別の暦日で記念日とする方がいらっしゃるが、月の暦において何月、ということはとても重要で…たとえば雛の日といえば三月三日に決まってるし、討入りは極月十四日でなくてはならぬので、逆からの翻訳で正しいというのは実は正しくないのだと感じます。であるから、毎年微妙にズレた旧暦の暦日でアニバーサリーをそこはかとなく愉しむ、ということを実行し、真に季節感が知りたかった場合に、グレゴリオ暦に換算して調べ...古典、コテン…新作。

  • “あたま山”特集

    回を重ねまして、6度目となります和ライブ両国亭。なんと此度は、お花見シーズンに絶好、この時を逃すまいことか…という渾身の『あたま山』特集です。あたまやま、落語だけではなく、長唄にもございます。いまを遡りますこと60年ほど前の昭和32年、西暦にいたしますれば1957、NHKラジオ番組の企画物として誕生いたしました。作曲は山田抄太郎先生。作詞はアンツルこと安藤鶴夫御大。本名題ツノガキに「当世うた栗毛ユーモア邦楽」とございます。というわけで、めずらしや、落語と長唄の競演です。同じテーマ作品の、音楽と話芸…邦楽と落語の表現手法の違いを、一堂にて体感できるという、滅多にない機会でございます。今公演では、私は落語チームにて下座を勤めさせていただくこととなりました。ありがとうございます。ぜひお越しくださいませ。3月28日木曜...“あたま山”特集

  • divorce!

    「彼岸やがな…」昭和の終わりごろ、吉祥寺パルコの地下2階は本屋さんでした。下りエスカレーターで書店に着くと、右手奥が芸術本関連コーナーで、落語の本もその辺りの棚にありました。昭和60年前後でしたでしょうかねぇ…六代目笑福亭松鶴の口演がエンドレスで流されていたのが、その場所だったのです。当時、企画CDだったか、テープが売り出し中だったのでしょう、あのダミ声がなつかしい。今はもう無くなってしまった吉祥寺名物の映画館にバウスシアターというのがありまして、何度映画を見に行ったか知れません。スクリーンが三つあって、メイン館のバウス1ではお隣町に住んでらした春風亭柳昇師匠(現在飛ぶ鳥を落とす勢いの昇太さんの師匠ですね)のバウスシアター寄席がありました。これまた今は無くなってしまったサンロードの古本屋さんにポスターが貼り出し...divorce!

  • ワタシ ハ ケイコ

    目が覚めたら、私はケイコになってた。…つまり、宵寝から目覚めた母が、私をケイコさん!と呼んだのだ。そして、自分が声に出した、ケイコさん、という言葉に、そうだ、そうよ、あなたの名前はケイコだったわ!!ケイコ、ケイコ、ケイコよね?と、やっと思い出せた、という自分の確信に満足げに同意を求めるのであった。あのなぁ…と再び私は探偵物語の松田優作になった。なぜに、なにゆえ、ケイコ。もちろん私の戸籍上の名前はケイコではない。重なる子音すらなく文字数さえ合っていない。11か月前、父の通夜で7年ぶりに再会した母は、それからずっと私の名前を想い出せずにいた。つい1週間前、町内会の新年会で出席者の名簿を見て、苗字が自分と同じ方のフルネームを指差し、これ?これはあなた??と、目で訊いてきたので、いえいえ、そうではありません、第一私は苗...ワタシハケイコ

  • 青葉の森公園能舞台 プロムナードコンサート

    「もっと知ろう、もっと伝えようちばイズム」というスローガンのもと、千葉市中央区所在の青葉の森公園芸術文化ホールで、来る2月10日から17日……日曜日から日曜日までの一週間、本格能舞台で楽しむ「伝統芸能週間」という催しが行われます。その初日、2月10日の午前11時開演の、能舞台にてのプロムナードコンサートvol.32に伺います。入場無料、年齢制限なし、ゼロ歳から入場可、というこの機会に、ぜひ日本が世界に誇っていいはず(だって400年の長きにわたって研磨し続けてきた音楽なんだもん!)、の、伝統文化に触れてくださいませ。♪梅は咲いたか二重奏曲♪長唄「勧進帳」(抜萃演奏)♪童謡をモチーフにした「ペーパードール」♪朗読三絃「さるとかにのおはなし」…などなどを演奏予定です。皆さま、お待ちしております。青葉の森公園能舞台プロムナードコンサート

  • 寒き東都の ここかしこ

    ♪ひびやあかがりかかとや脛に…(ご存知、長唄『供奴(ともやっこ)』!!)手の甲の中指の付け根(拳を握ると一番尖がる部分ですね)が、なんだか痛いなぁ…と思っていたら、なんと、ひびのような、あかがり(皸=あかぎれのことですね)のようなものが出来ていた。踵やすねでなくともできるんですねぇ…ぁぁびっくり。平成31年の初春の乾燥たるや半端なかった。わが愛用の特効薬、三宝製薬のトフメルA軟膏をすかさず塗りました。朝一番、月一回の母の診察後、久しぶりに公園を突っ切って帰ろうと、井の頭七井橋へ立ち出ずる。冬枯れの汀の眺めは、これまた何とも言えぬ風情があります。とはいえ…水際立つ、とは人の形容なれども、実際のところ寒中の池の畔りは寒すぎて、立ち止まって暫し、逆しまの樹影の面白さ、水鳥のきびきびした潜りっぷり、波紋の行方など、愉し...寒き東都のここかしこ

  • 赤い紅玉とレモン

    我がベランダ栽培の檸檬の樹に、今年も夏みかんのような檸檬が実った。早く普通のレモンのようにしっぽが尖らないかなぁ…と見守っていたが、やはり丸いままだった。一年後輩のもう一株の檸檬は、ちゃんとレモンの形をして青い実で年を越し、寒の入りから黄金色に色づいてきたというのに…。このハッサクの如き丸いレモンをいつ収穫するべきか、私は悩んだ。ハッサク––––柑橘類のなかで最愛の果実。私は日々八朔さえあれば生きていけるのである。子供のころから、あの赤いネットに数個一連に詰められて売られているハッサクがあろうものなら、一日に最低二つ…いや、三つは必ずペロリと平らげてしまうのである。苦くて酸っぱい、甘くない。そこがよいのだ。とある仕事の恩人S氏のご実家の御父君が生前、丹精したハッサクをこの時季に頂くのは無類の愉しみ、歓び、僥倖で...赤い紅玉とレモン

  • あしたはドッチ part2

    「新暦じゃから仕方ない………」早くも年に一度の、明日待たるる、その宝船…義士祭の季節になりました。今日現在、江戸に雪が降らないのはそんなこともありましょう、旧暦ではまだ平成卅年霜月七日でございます。さて、明12月14日金曜日、第4回邦楽寄席「Waライブ両国亭」が興行されますょ。正午開場、12時15分開演、ランチタイム和ライブです。お日和もよく薩摩琵琶、長唄(細棹三味線)、笛や鼓、ビオラ、クラリネットで、本邦ならではの忠臣蔵特集をおたのしみくださいませ。幸若舞の「敦盛」もございます。木戸は500円です。邦楽寄席でお楽しみいただきました後は、お蕎麦屋さんの2階で腹ごしらえなさって、本所松坂町吉良邸、両国橋は渡らずに、義士の足跡をたどり高輪泉岳寺へ…12月14日の過ごし方はこれが本寸法というものでございましょう。どう...あしたはドッチpart2

  • 明日はどっち…

    昭和のころからだったでしょうか、もうずいぶん長い間、吉祥寺の駅ビルに「連獅子」という美容室がありました。水道道路と吉祥寺通りの交差点の角から、よく見えるガラス張りの3階、突出し看板にタテ文字で「連獅子」と書いてありました。横断歩道で信号待ちをするたび、一体、いかなる美容師さんが、どのような思いを込めてネーミングしたのか、とてもとても気になりつつも一度も入らずじまいでしたが、さてまた、青信号を待ちながら、「どっちの…どっちの連獅子だろう……?」などと、さらにまた妙な連想が湧いてくるほどに、気がかりな店名でした。皆さまご案内のように、長唄の連獅子には正治郎連獅子と勝三郎連獅子がございます。ともに、弾いても聞いても見ても、ワクワクドキドキ、ムネノコドウが収まらない、日本人のDNAが激しく揺さぶられるソウルフルな名曲で...明日はどっち…

  • 朝富士

    母は目が覚めると、富士山を見るのが好きである。「オカーサン、今日も富士山がきれいですょ」と、戸外へ誘うと、勇んで靴を履いてちょこちょことついてきて、「ぅわぁぁぁ、きれいねーーー!!」と、ちょっと可笑しくなってしまうほど大袈裟に、歓喜の声を上げるのである。なんだかそれがうれしくて、天気の佳い日はことさら、富士山の機嫌が気にかかる。朝富士

  • むさむさプロジェクト、発表会ですょ!

    先般よりご案内の『「合奏曲むさしの」を武蔵野市で弾こう!!プロジェクト』(略してむさむさプロジェクト)、2ヵ月間の講習を経て、いよいよ明日本番を迎えます。そも、このプロジェクト立ち上げのきっかけとなりましたのは、わが街・吉祥寺の武蔵野芸術文化財団が行う、華々しき海外オーケストラ招聘公演の素晴らしい業績を示す夥しきポスターの数々を、武蔵野公会堂々頭の掲示板で目にした時のことでした。もちろん、クラシック音楽は私も好きです。上野公園や池袋、サントリーホールやオーチャードホール、名だたる交響楽団のコンサート、オペラ公演にも以前はよく足を運びました。しかし、邦楽に携わる現在、その夥しい掲示物の中に、わが国の音楽が一枚もないのはどういうことなのだろう…と、寂しさを覚えました。たしかに、日本の文化催事のチラシもありました。完...むさむさプロジェクト、発表会ですょ!

  • 鱗雲

    鰯雲、という映画がありましたね。火曜日の朝、まだ虫は鳴いているだろうか…と心配しながら玄関から外を覗いてみましたら、青い空が広がっておりました。♪母より早く朝起きて…という「こいのぼり」の替え歌を思いつきました。思いつきなので季が違います。さて、今日は旧暦の平成卅年九月九日、重陽の節句なのでした。秋深し…だんだんに深まってゆく秋というより、突然深まってもう冬が来るんじゃないか、という気配の、平成最後の年の白い秋です。昭和の者の体感では、9月の終わりごろ…な、この1週間でした。移りゆく四季の、変わり目の風情が愉しめることも少なくなりました。鱗雲

  • 消息

    初夏、馥郁たる星の如き白い花をつけた檸檬の樹。ベランダ栽培ながら、三株あるうちの二株ほどが、一本につき一つずつの青い実をつけ(あんなに花が咲いたのに受粉とは難しいものですね、私も筆でお手伝いしたのですが…)、徐々に太り始めた初秋。嵐の晩に、私は彼らの身を守るため、風当たりの強くない物陰に鉢を移動したり、防護ネットが飛ばないように紐で括ったり、幹ともつかぬ茎のような樹体を添え木で補強したり…大わらわとはこういうときに使う言葉と思い知ったのでした。個人的な趣味の園芸でさえこのような有様であるのに、本職の方々のご苦労はいかばかり…お見舞い申し上げます。もう20年前に時々、昼の憩い、というNHKのラジオ番組を聞くのを楽しみにしていたのですが、久しぶりにつけたAMラジオから、同番組が流れてきて感激しました。当時は、お手紙...消息

  • ツルの日

    「つるのふたせんさんびゃくろくじゅうごばん…」毎月26日が鶴の日かどうかは知らないけれど、水屋の富とか、富くじの噺を聞かなくなったなぁ…と思ってみたものの、考えてみたら、わたくし自身が落語を久しく聞いてなかったことに気づいた。それにああいう宝くじの話は歳の瀬に聞くのがシーズンというものでございましょう。八月の間、お稽古が夏休みだったりする一方で、この季節ならではの講習、午前中に子ども教室…キッズ伝統芸能体験、へ伺う。常日頃では行かない街を訪れるのは愉しい。ホリデー快速なんという、登山支度の乗客で賑わう車両の中、まだ午過ぎの早い時間に仕事が終わって、私もついうかうかと、遊びに出掛けたい心持ちになっていた。この時間からこの、ついふらふらしたい気持ちを昇華させるとすると…先ほどの教室で、素敵な手ぬぐいを見かけた。紅色...ツルの日