■くまあなにこもる（熊蟄穴）！（京都・今日明日 12/12）

七十二候では今日から、「くまあなにこもる（熊蟄穴）」。「穴ごもり」とか、「こもる」という響きには、冬の寒さではなく何かこんもりとした温かみを感じます。二十四節気では「大雪」。これは寒さ、冷たさの塊。間もなく年の瀬。京都では恒例の高校駅伝が開催されます。「師走の都大路」というのが最も寒いかも…。正月は箱根駅伝。山下りの白い息が寒さを伝えてくれます。無性に白味噌の雑煮が食べたくなりました。（冬の比叡...

■そらさむくふゆとなる（閉塞成冬）！（京都・今日明日 12/7）

今日から七十二候では、「そらさむくふゆとなる（閉塞成冬）」です。二十四節では「大雪」。いかにも寒そう。京都は確かに冷え込んでいます。「天地の気が塞がって冬となる」塞がるのは空ではないでしょうか。京都の冬の気候は「日本海型」気候。どんよりと曇った空に閉塞感を感じます。今日は冷え込んではいますが、まだまだ青空。本当の冬はこれからです。月曜日。元気に、笑顔で。（冬の鴨川）次のリンクはカテゴリー毎のメ...

■たちばなはじめてきばむ（橘始黄）！（京都・今日明日 12/2）

もう12月。ついこの間まで、暑い暑いと言っていたのに…。早くもストーブの季節。今日から七十二候では、「たちばなはじめてきばむ（橘始黄）」。ここでいう橘は柑橘系の総称とのこと。みかんを連想すると、確かに季節感が漂ってきます。初冬、師走、蜜柑、正月…。ただ、私自身の「たちばな」のイメージは春。鯉のぼり。甍（いらか）の波と 雲の波重なる波の 中空（なかぞら）を橘（たちばな）かおる 朝風に高く泳ぐや 鯉...

■きたかぜこのはをはらう（朔風払葉）！（京都・今日明日 11/27）

いよいよ京都も冷え込んできました。今月は暖かい日が続いて、紅葉も綺麗に染まっていないとか…。このくらいの冷え込みがあって、紅葉も綺麗になるのでしょう。七十二候では、今日から「きたかぜこのはをはらう（朔風払葉）」寒いはずです。「きたかぜ」だけでも寒いのに、「このはをはらう」ような風だともっと寒く感じます。寒さを助長するような七十二候。見事ではあります。七十二候でいう朔風払葉は、乾いた風、「空っ風...

■にじかくれてみえず（虹蔵不見）！（京都・今日明日 11/23）

もう11月も下旬。今日から七十二候では、「にじかくれてみえず（虹蔵不見）」です。晩秋、陽ざしが弱まり、虹がかかっていても見えなくなる頃。二十四節気では、今日から「小雪」。山間の地域では、ちらほら雪の舞うことも。ただ、京都では紅葉真っ盛りです。今年の紅葉は序盤は早めだと思われていましたが、11月に入って暖かい日が続き、色づきが遅くなっています。遅くなるだけならいいのですが、こういう年はおうおうにして色づ...