「焚火の終わり」 宮本輝 大阪に住む兄である茂樹と京都に住む妹(美花)との間の許されない愛、 出生の秘密を追うのを軸に物語が展開。舞台は大阪、京都、鳥取。 他にも同性愛者として美花の会社の社長や、同じく同性愛者の茂樹の 元同僚のサブストーリーも興味深かった。 近親相姦、同性愛という世間一般から見れば「異常」な彼らは 苦悩しながらも生きている。 特に日本人は「世間の目」を気にする習慣・文化…
「ラストサムライ」 2003年 期待が大きすぎたのか、ちょっとがっかりしたのが正直な感想。 まず長い上に退屈なシーンが多い。合戦とトムクルーズ(オール…
「世界史をつくった最強の300人」 小前亮 最強と言うのはさておき、その名の通り歴史に名を残した世界史の登場人物を 300人ピックアップして紹介する本。 世界史にあまり詳しくなくても、予備知識が無くても、広く浅く人物を紹介している だけなので難なく読めるとは思う。 かくいう私もメインで取ってたのは日本史なので、知らん人物ばっかりです。 各人物のエピソードは数行なので、この本で気になった人物を深…
「パルプフィクション」 1994年 パルプフィクション=三文小説の意味。 映画自体は決して安っぽくは無く、登場人物もやたら豪華。 (ブルース・ウィリス、ユマ・サーマン、ジョン・トラボルタ等) ただ「意味が分からない!」と好きになれない人も多いと思う…
「阪急電車」 有川浩 阪急今津線を舞台にしたオムニバス形式の小説。 中谷美紀主演で映画にもなっている。 今津線とは阪急西宮北口と宝塚駅を結ぶ片道15分くらいの短い路線。 交通の要所西北駅や阪神競馬場のある仁川、言わずと知れた大劇場のある宝塚以外は 降りた事もなく、この小説を読んで「あーそんな駅もあったなあ」と思いだした。 とりあえず小林(おばやし)駅は印象に残った。 作中に出てきたツバ…
「ファニーゲーム」 1997 この映画を観る前に他の人のレビューを見てみると 「救いようのな…
「史上最大の決断」 野中郁次郎 史上最大の作戦と呼ばれるWW2のノルマンディー上陸作戦。 この作戦を決行する為にそれくらい緻密に作戦が練られていたのか? またドイツ軍が何故敗れたのか?リーダーシップとは?がメインテーマ。 ノルマンディーより以前に行われたダンケルク撤退戦も大規模な作戦。 9日間で33万8千人が連合軍と英国の民間(漁船など)が総力を挙げてフランスから 英国へ脱出。 ヒトラーがこ…
「ブレアウィッチプロジェクト」 1999年 高校時代に「むっちゃ怖い」という噂になっていた映画。 低予算ながら世界的に大ヒット。レンタルして観賞。 感想 ・酔う。 →作品は疑…
「アップル帝国の正体」 後藤直義・森川潤 Appleの2012年 売上高 12兆3400億円 純利益 3兆2900億円 とてつもなく儲かっている化け物企業です。 どうやってこんなに稼いでいるのかの秘密を探った本。 まあ結構えげつないことやっています。 対仕入先メーカー 納期は死守。 コストカットに妥協なし。 →納期がずれたり、コストカットが実現できなければアップルのバイヤ…
「KT」 2002年 金大中事件を扱った映画。 KTとは金大中を指すイニシャル。 事件については朴正熙(クネのお父さん)政権時代にライバルで民主化運動をしていた金大中を 日本から韓国へ拉致したということくらいしか知らな…
「群れない生き方」 桜井章一 麻雀やる人ならこの人の名前を聞いたことのない人はほとんどいないだろう。 雀鬼と呼ばれ裏世界の代打ちで20年間無敗のまま引退したと言われる。 彼を題材にした漫画や映画(Vシネが多い)は山ほどあります。 本当にそこまで強かったかは賛否はあるみたいですが・・・ 彼自身は麻雀以外の分野で自己啓発本も数冊出しています。 まあ書いてる事全部が納得&同意出来るわけではありま…
「イントゥ・ザ・ストーム」 2014 アナ雪を映画館で見た際に、一番予告で印象に残ったのがこの作品。 「ストームにイントゥせよ!」とうフレーズが頭の中に残っていました。 映画館に映画を見に行くのは年に数えるくらい。 理由は値段が高いのと行くのが面倒くさいの…
「兄弟」 なかにし礼 昔、ビートたけしが兄、トヨエツが弟役でこの小説が原作のドラマやっていました。 全部は見てなかったけど。今もう1回見たいな。 「兄さん、死んでくれてありがとう」 このフレーズだけ記憶に鮮烈に残っていました。 どんなクズな兄貴だったんだと・・・ 原作を改めて読んでみました。 お兄さん、クズ過ぎです。上記のようなフレーズがどうして出てくるのか納得できます。 形式はなかにし礼…
「シンデレラ」 2015年 アナと雪の女王の短編と2本立てで上映。 ストーリーは昔見た絵本やアニメ通りで何のひねりもなし。 物語をそのまま実写化しただけという映画。 …
「会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから」 大西康之 2014 物ごころが付いたころから周りのどこかにSANYOの製品があったのは覚えている。 洗濯機、テレビ、デジカメ・・・ あとプロ野球オールスターのスポンサーも三洋でしたね。 現在住んでいる家にはSANYOブランドは一つも見当たりません。 そんなSANYOが何故消える羽目になったのか?そこで働いていた従業員は今何をしているのか? を追った本。 大型投資…
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