耳学問（ビイプラスプランニング田中のコラム）

今日は、ビイプラスプランニング主宰の田中のコラムを紹介します。〜「耳学問」について〜「耳学問」というのは、冒自ら書物を読まないが、それにもまさる知識を得るとの尊敬の意味と、聞きかじりの浅はかな学問という軽蔑の意味と両方がある。しかし、私はここでは尊敬の意味にとりたい。私の知っている中小企業の社長さんだが、この人はいわゆる高等教育を受けてはいない。もちろん外国語も読めないし、忙しくてとても日本語書物を読む暇もない。にもかかわらず、最近の経済学説や新しい労務管理の知識、海外事情などにもくわしい。これは謙虚に他人の話を聞き、それによって勉強する耳学問の結果である。決して"聞きかじり"といったようなも…

目は心の窓

ビイプラスプランニングです。昨日の勉強会のテーマは「目は心の窓」。目は心の窓、などといわれる。これは相手の目を見れば、相手の心のなかが読み取れるという意味である。つまり目は、人の心をのぞき込む窓であり、人の心が映る窓なのだ。ところがそれとは逆に、目と窓は外界を見る窓であり、外の知識を取り入れる窓口でもある。目は社会の窓、目は知識の窓、目は勉強の窓、といってもよいだろう。人間は五感を通じて外界のことを知り、それを取り入れるのであるが、とくに知識を取り入れるには、目を通して視覚によることが一番多い。仏教では六根といい、眼（げん）、耳（に）、鼻（び）、舌（ぜつ）、身（しん）、意（い）の六つである。視…

オン・ザ・ジョブ・トレーニングについての意見交換会

ビイプラスプランニングです。6月13日、春山集会所にてオン・ザ・ジョブ・トレーニングについての意見交換会を行いました。以下、内容報告です。///////////////////////ビジネスの一種にセールスがある。セールスに関する書物も山ほどあり、また大切なことを指摘したり、教えてくれたりする。しかしセールスについての勉強は、実際にセールスを実践し、教えてもらうことである。やはりセールスの現場が最大の勉強場なのである。会社が社員を教育訓練する方法は、周知のようにオン・ザ・ジョブとオフ・ザ・ジョブに分けて考えられる。そして教育の本流はオン・ザ・ジョブだといわれている。つまり企業の教育とは、日常…

5月のサークル勉強会の報告（ビイプラスプランニング）

こんにちは。大阪地域活性化サークルのビイプラスプランニングです。5月24日、ふれあい会館にて、「商店街の店主さんのリーダーシップ・指導力」をテーマに勉強会を行いました。その内容について、以下にまとめます。 店長が、自己のリーダーシップ性をどうして身につけるか、という場合、どうすればいいのか。リーダーシップに関する万巻の書をひもとくのも一つの勉強法である。しかし本を読んだだけでは、真のリーダーシップは身につくまい。それを実際の職場で実践してみて、初めて自分のものとしてのリーダーシップとすることができる。むしろ、本を読まなくても、本当に勉強する心をもって、職場の人びとに接し、どうしたら指導力がもて…

「貪欲さ」についての講演（5月11日、ビイプラスプランニング）

ビイプラスプランニングでは5月11日、東大阪の中小企業の役員様を匿名で招いて、講演していただきました。以下はその講演の概要です。テーマ：「貪欲さ」についていかなる勉強の場所もこれを逃さず利用するという貧欲さが必要である。もしも、会社のお仕着せ研修がいやなら、最初からこれを拒否すればいい。それなら筋は通る。つぎのような例がある。ある中流の会社で、女子社員に対する接遇研修を実施しようとした。ところが女子社員たちがこれを拒否した。男子社員には接遇訓練をしないで、私たちにだけこれを行なうのは差別である。お客さまにペコペコお辞儀をし、ニコニコ笑顔をつくる訓練をして、私たちを接客婦に仕立てようとするのか、…