弟の夫 : 2 (アクションコミックス)作者: 田亀源五郎出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2016/01/16メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る弥一と夏菜の父娘、そして弥一の亡弟と同性婚していたマイク。そんな3人の交流を丁寧に描いた第二弾。 マイクの弥一の家への滞在が、主人公弥一の父子家庭だけではなく、その周辺の地域社会にも少しずつ影響を及ぼしていく様子が描かれていました。夏菜の友人の兄でゲイの中学生がマイクの存在を知ってこっそり会いに来るエピソードでは、マイノリティの子供が身近なロールモデルを渇望する姿が描写されています。私自身の幼少時を思い返した時、田舎と…
第9話 真打昇進と助六破門の回。退廃的なムードの中で抱き合う助六とみよ吉のシーンが艶っぽかったです。第4話で雨の降る日にみよ吉が菊の脚をさするシーンもそうでしたが、このアニメはアダルティーな雰囲気作りが上手いですね。直接的な性描写はないのに独特の艶めかしさを漂わせていました。助六のやるせない台詞で締めるラストの演出が、それまでの不穏さを盛り上げる劇伴の効果もあってとても格好良いです。そして、そこからの夕日をバックに流れ出すジャズのエンディングテーマが渋い。痺れます。哀愁が滲みつつも、どこか暖かみのある曲で、このレトロなアニメにぴったり。 第10話 七代目八雲師匠が亡くなる回。美声な親爺キャラで…
アニメ『昭和元禄落語心中』の第5~8話の感想です。いずれ原作漫画の感想記事も別途あげたいと思いますので、ストーリーについてはそちらで触れることとして、この記事では前回に引き続きアニメオリジナル部分についてを中心に書いていきます。 第5話 鹿芝居で弁天小僧を演じ、菊さんが手ごたえを掴む回。菊さん役の石田彰さんの女声が凄い。本当に歌舞伎を彷彿とさせる発声で、芸達者な声優さんだなぁとしみじみ思いました。最後、何枚も写真が撮られていくたびに菊さんたちが穏やかな様子に収まっていく演出がとても微笑ましくて良かったです。 第6話 何のために落語をするのか、菊さんが自分の芸を見つける回。アニメオリジナル展開多…
雲田はるこさんの漫画を原作とする『昭和元禄落語心中』の地上波でのアニメ化は、1巻発売当初から漫画を買い続けてきて全巻揃えている原作ファンとしては本当に嬉しかったし、感慨深いです。 第一話から最終話までアニメは全話観ましたので、以下に各話の感想を書いていきたいと思います。長くなってしまったので、今回は第4話まで。
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