Amazonでブラックフライデーが現在開催中ですが、私にはこのセールが始まる前から買うぞ!と決めていたものがありました。それは、AmazonのタブレットFire HD 10。3年前にKindle Oasisを購入したのもやはりセールの時でした。
AmazonブラックフライデーでFire HD 10を主にKindleでマンガ読む用に購入
Amazonでブラックフライデーが現在開催中ですが、私にはこのセールが始まる前から買うぞ!と決めていたものがありました。それは、AmazonのタブレットFire HD 10。3年前にKindle Oasisを購入したのもやはりセールの時でした。
8月の新刊文庫でとても楽しみにしていた津村記久子『サキの忘れ物』(新潮文庫)を読み始めたら、まず最初の表題作がとにかく私好みで「いやあ!読書って本当にいいもんですね」と言いたくなるくらいよかった。
沢木耕太郎『作家との遭遇』(新潮文庫)を読んだ。沢木耕太郎の本を買うのは久しぶり。向田邦子についての「記憶を読む職人」を読んだら『父の詫び状』を無性に読みたくなって、久しぶりに読んだのだけど、やはりよかった。
文庫本・Kindle Oasisの持ち運びに無印良品の取り外せるペンケース付き手帳カバーを買ってみた
無印良品週間が開催されるとは知らず、開催前に購入した「取り外せるペンケース付き手帳カバー」黒・B6サイズ用。私は手帳を持っていないので、手帳カバーとして使うためではない。実は、文庫本を入れて持ち運ぶのに使うと思ったのだ。
佐藤正午『小説家の四季 2007-2015』・津村記久子『まぬけなこよみ』エッセイを読む日々
最近は好きな作家のエッセイを続けて読んだ。佐藤正午『小説家の四季 2007-2015』(岩波現代文庫)と津村記久子『まぬけなこよみ』(朝日文庫) 。
年末年始は本を読んだ。映画を観た。あとは食べて、寝て、それで終わった。年末年始に読んだのは、吉田篤弘『台所のラジオ』、イノハラカズエ『松江日乗 古本屋差し入れ日記』、堀江敏幸『雪沼の周辺』、長嶋有『夕子ちゃんの近道』。『雪沼の周辺』と『夕子
『動物のお医者さん』Kindle版が半額になっていたので全巻まとめ買いしちゃいました!
一番好きな小説は何かと聞かれたから答えに困るけど、一番好きな漫画なら即答できる。それは、佐々木倫子の『動物のお医者さん』。『花とゆめ』の連載を楽しみにしていたし、もちろんコミックスも全巻揃えた。今、私の手元にあるのは文庫版。大好きな『動物の
帰省をしなかったので、年末年始は家で好きなことをして過ごした。夫はゲーム(買ったばかりのXbox)、私は読書(たまにネトフリとアマプラで映画)。吉田篤弘の『台所のラジオ』(ハルキ文庫)は、12編の短編が収録された短編集。休みの日に一編ずつ読
江國香織の『旅ドロップ』(小学館文庫)をようやく読み終えた。普段ならあっという間に読んでしまうような薄い文庫本なのだけど。『旅ドロップ』というタイトルからもわかるように“旅”のエッセイ集。
ロバート・B・パーカー『初秋』初秋に読もうと思っていたのにもう晩秋
ロバート・B・パーカー『初秋』(ハヤカワ文庫)を読んだ。『初秋」は、成長譚好きの私の琴線に触れた小説。他のスペンサーシリーズも読んでみようかと思ったのだけれど、結局、この『初秋』と青年になったポールが登場する『晩秋』しか読んでいない。
絲山秋子『離陸』(文春文庫)を読んだ。絲山さんの小説を読むのは久しぶり。正確には、絲山さんの小説で、未読のものを読むのは久しぶり。あとがきに、この小説を書き始めるきっかけである伊坂幸太郎さんの言葉について書いてあった。
尾崎真理子『ひみつの王国 評伝 石井桃子』きっかけは『幻の朱い実』
尾崎真理子『ひみつの王国 評伝 石井桃子』を読んだ。石井桃子の自伝的長編小説『幻の朱い実』を読んで、石井桃子のことをもっと知りたいと思い、調べたところ、この評伝の存在を知った。
池波正太郎『池波正太郎の映画日記』少年のように胸を踊らせ、時にはステッキをついて試写室へ
池波正太郎『池波正太郎の映画日記』(講談社文庫)Kindle版を読んだ。映画日記とあるように試写会で観た映画の感想が主なのだけど、他にその日に食べたもの、本、音楽、猫などについても書いてあって、私は特に食べものについての記述を興味深く読んだ。
松本清張『死の発送』競馬界を舞台に描いた推理小説ということで読んでみた
松本清張は、今年の8月4日に没後30年を迎えたそうだ。それで、映像化作品を一挙放送したりしているらしい。私は、先日初めて松本清張の小説を読んだ。『或る「小倉日記」伝 傑作短編集(一)』という短編集だが、そのタイトルに偽りはなく、まさに傑作揃
松本清張『或る「小倉日記」伝 傑作短編集(一)』ドラマはいろいろ観たけど小説は初めて
松本清張『或る「小倉日記」伝 傑作短編集(一)』(新潮文庫)を読んだ。乗代雄介の『本物の読書家』に、『或る「小倉日記」伝』のことが出てきて、ちょっと気になっていたのだ。
綿矢りさ『手のひらの京』綿矢版『細雪』という惹句にひきつけられて読んでみた
綿矢りさ『手のひらの京』を読んだ。『生のみ生のままで』がものすごくよかったので、もっと綿矢作品を読んでみたくなり、前から気になっていた『手のひらの京』を読むことにした。『手のひらの京』が気になっていた理由は、綿矢版『細雪』という惹句。
Amazonで現在50%ポイント還元Kindle本夏のキャンペーンが開催されています。新潮社の書籍も対象となっていると知り、ちょうど新潮文庫で欲しかった、あの本を買いました。
乗代雄介『本物の読書家』表題作目当ても収録作「未熟な同感者」が思いがけず…
乗代雄介『本物の読書家』(講談社文庫)を読んだ。落ち着いた雰囲気の単行本の表紙からガラッと変わって、文庫本は黄色が目立つポップな表紙になった。そして、表紙絵には、表題作「本物の読書家」に出てくる小道具が描かれている。
綿矢りさ『生のみ生のままで』読後の多幸感がとにかくすごい百合小説
綿矢りさ『生のみ生のままで』上・下巻(集英社文庫)を読んだ。綿矢りさが、女性同士の恋愛を描いた小説、つまりは百合小説ということで、文庫化されたらすぐさま買って読むつもりだった。
ジリジリ暑い夏にふと思い出す小説がある。それは、宮本輝の『真夏の犬』(文春文庫)に収録されている表題作「真夏の犬」。主人公は、中学二年生の「ぼく」。ぼくは、父親からの言いつけで、夏休みの後半に廃車置き場の見張りをすることになる。
Kindle Oasis購入から2年経って読書スタイルは変わった?紙の本の購入は?
2020年7月のAmazonのタイムセールで、私はKindle Oasisを購入した。あれから2年。Kindle購入前と購入後で、私の読書スタイルがどう変わったかについて書いてみようと思う。
江國香織『ホテルカクタス』数字の2ときゅうりと帽子が住む、くたびれたアパート
江國香織『ホテルカクタス』を読んだ。私は、この『ホテルカクタス』が、数ある江國作品の中でもかなり好きだ。『わたしのベスト3 作家が選ぶ名著名作』で、川上弘美さんが、江國香織作品から「わたしのベスト3」を選んでいる。
「伊坂幸太郎の小説おすすめ10選」を紹介しようと思う。おすすめというかマイベスト10。『砂漠』、『チルドレン』、『ゴールデンスランバー』、『マリアビートル』など私の好きな作品だけを選んだ。
山崎努『柔らかな犀の角』(文春文庫)を読んだ。俳優・山崎努さんが週刊文春に7年にわたって連載していた「私の読書日記」をまとめたもの。どうやらこの本は、山Pこと山下智久さんの愛読書らしい。
伊坂幸太郎『マリアビートル』ブラッド・ピット主演で映画化!ブラピが演じるのは?
伊坂幸太郎『マリアビートル』(角川文庫)を久しぶりに読んだ。『ゴールデンスランバー』を久々に読んだら、私の伊坂幸太郎作品マイベスト5から他の作品も読みたくなった。それで、ブラッド・ピット主演で映画化される『マリアビートル』を読むことにした。
伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』を読んだ。青柳雅春は、元宅配便ドライバー。かつて配達先で泥棒に襲われていたアイドルを助けた青柳は、二枚目という外見もあって世間から注目を集めた。その青柳が、再び世間の注目を集めたのは、首相暗殺の犯人としてだった。
荒川洋治『忘れられる過去』(朝日文庫)を読んだ。読書にまつわるエッセイが多く収録されているということで以前から気になっていたのだけれど、ちょうど読んでいた長嶋有『本当のことしかいってない』に2003年に出会ったすぐれたエッセイ三冊のうちの一冊として挙げてあった。
金城一紀の『レヴォリューション No.3』は、ザ・ゾンビーズ・シリーズの第1弾。私はこのシリーズ作品(残念なことに全4作しかない)が全部好きだ。
津村記久子『ウエストウイング』名刺代わりの小説10選に選んでるけどやっぱり好き
津村記久子『ウエストウイング』(朝日文庫)を久しぶりに読んだ。ツイッターのハッシュタグ「#名刺代わりの小説10選」で選ぶほど大好きな小説。
滝口悠生『高架線』(講談社文庫)を読んだ。語り手は、西武池袋線の東長崎駅から徒歩5分ほどのところにあるおんぼろアパートかたばみ荘の二階手前の部屋に住む住人や住人の友人・知人たち。
ディック・フランシスの競馬シリーズで一番好きな『大穴』何度読んでも最高に面白い!
ディック・フランシス『大穴』(ハヤカワ文庫)を読んだ。春競馬(秋もだけど)が盛り上がってくると、競馬や競走馬が出てくる本が読みたくなる。寺山修司、虫明亜呂無、山口瞳、宮本輝、浅田次郎、ディック・フランシス。
江國香織『彼女たちの場合は』14歳と17歳の少女のアメリカふたり旅
江國香織『彼女たちの場合は』上・下(集英社文庫)を読んだ。文庫化を楽しみにしていた小説。アメリカのニューヨークで暮らす日本人の少女・礼那と礼那の家に住む従姉の逸佳。14歳の礼那と17歳の逸佳は、二人きりで旅に出る。
堀江敏幸『郊外へ』(白水Uブックス)を読んだ。私の本棚には五十音順ではなく、好きな作家順に文庫本が並んでいる。そうは言ってもベスト8か10くらいまでで後は適当だけど。今、一番最初(スライド式本棚の左奥)に並んでいるのは堀江敏幸の本。
長嶋有『パラレル』(文春文庫)を読んだ。もっぱらスタッフがツイートしているという長嶋有情報アカウントで文春文庫の『パラレル』と『エロマンガ島の三人』が品切重版未定となったことを知った。
マーセル・セロー著、村上春樹訳『極北』ハードボイルドなディストピア小説
マーセル・セロー著、村上春樹訳『極北』(中公文庫)を読んだ。前にも書いたけれど、ある番組でサバイバル登山家・服部文祥さんが推しボンとして『極北』を紹介するのを観て、いつか読みたいと思っていた。
井伏鱒二『風貌・姿勢』(講談社文芸文庫)Kindle版を読んだ。電子書籍の良い点はセールがあるところ。講談社文芸文庫は、サイズは文庫本でも価格は単行本並みもしくはそれ以上だったりするので、私にとっては気軽に手が出せない代物。
村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』上・下(講談社文庫)を読んだ。『羊をめぐる冒険』を久しぶりに読み返したら、もっと村上春樹を読みたくなってしまったので、『羊をめぐる冒険』の4年後を描いたこの小説を読むことにした。
和田誠・平野レミ『旅の絵日記』(中公文庫)を読んだ。私は日記を読むのが好きなので、タイトルに「日記」と付く本を見つけると気になる。
『羊をめぐる冒険』村上春樹の長編小説で一、二を争うほど好きなはずなのに
私は、『羊をめぐる冒険』が村上春樹の長編小説の中で一二を争うほど好きだ。好きなはずなのだけど、久しぶりに読み返したら、内容をほとんど忘れていた。でも、私にはよくあることだからもう驚かない。
大岡昇平『成城だよりⅢ』(中公文庫)を読んだ。ちょっとずつ読んでようやく全3巻読了。
オカヤイヅミ『ものするひと』Kindle版がセール中なので全巻買ってみた
柴崎友香さんが帯を書いていたので気になっていたマンガがあった。オカヤイズミ『ものするひと』。全3巻で柴崎さんが帯を書いたのは1巻。気になっていたけど忘れていた。Kindle本のセールをチェックしていて『ものするひと』がセール対象になっているのを見て思い出した。
ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集』(講談社文庫)を読んだ。「エンジェル・コインランドリー店」、「ドクターH.A.モイニハン」と続けて読んで、その荒涼とした雰囲気に戸惑った。
堀江敏幸『オールドレンズの神のもとで』中島みゆきの「杏村から」を聴いてみた
堀江敏幸『オールドレンズの神のもとで』(文春文庫)を読んだ。18篇の作品が収録された掌篇小説集で、一番短いのは「杏村から」という2ページの作品。ほんの2ページ(1ページとちょっと)なのだけど、とても味わい深く、すぐに次の作品を読むのはやめてしばらく余韻に浸った。
堀江敏幸『オールドレンズの神のもとで』中島みゆきの「杏村から」を聴いてみた
堀江敏幸『オールドレンズの神のもとで』(文春文庫)を読んだ。18篇の作品が収録された掌篇小説集で、一番短いのは「杏村から」という2ページの作品。ほんの2ページ(1ページとちょっと)なのだけど、とても味わい深く、すぐに次の作品を読むのはやめてしばらく余韻に浸った。
益田ミリ『お母さんという女』愛のこもったお母さんにまつわるエッセイとマンガ
益田ミリ『お母さんという女』(知恵の森文庫)を読んだ。益田さんの『世界は終わらない』が好きでよく読み返すのだけど、ドラマからハマった『僕の姉ちゃん』シリーズも文庫をまとめ買いしたら、これがまた良かった。
堀江敏幸『河岸忘日抄』(新潮文庫)を読み返した。再々々読ぐらいだろうか。以前このブログに書いたことがあるのだけど、初読ではこの小説の良さがわからなかった。でも、再読したところ、しっくりきてとても好きになった。
吉田篤弘『ソラシド』(中公文庫)を読んだ。昨年購入してからしばらく積んでいた。本には読みたくなるタイミングというのがあると思う。
クレイグ・ライス『マローン殺し』眠れない夜に洒落たミステリを
先日、なかなか眠れなくて何か短編、出来れば軽めのミステリーが読みたいと思って本棚からクレイグ・ライス『マローン殺し』(創元推理文庫)を引っ張り出した。とりあえず最初の一編、表題作でもある「マローン殺し」を読んだら、これが面白い。
『吉野朔実は本が大好き 吉野朔実劇場 AII IN ONE』お風呂で少しずつ少しずつ
吉野朔実『吉野朔実は本が大好き 吉野朔実劇場 AII IN ONE』(本の雑誌)を読んだ。今年のお年玉でKindle版を買って、お風呂で少しずつ読んでいたのだけれど、とうとう読み終えてしまった。
長嶋有『もう生まれたくない』ティーバッグの紐の垂れ下がったままのそれが気になって
長嶋有『もう生まれたくない』(講談社文庫)を読んだ。私は長嶋有が好きで、特に好きなのは『ジャージの二人』なのだけど、『夕子ちゃんの近道』、『ねたあとで』、『佐渡の三人』もかなり好きだ。好きだと挙げた小説はどれも穏やかだと思う。
津村記久子『ディス・イズ・ザ・デイ』サッカー好きでもそうでなくても
津村記久子の『ディス・イズ・ザ・デイ』(朝日文庫)を読んだ。2019年のサッカー本大賞受賞作ということだが、私がこの小説を読もうと思ったのは、もちろんそれが理由ではない。
『夕べの雲』とか『ノルゲ』とか最近Kindle Unlimitedで読んだ本
年末に帰省したら何か読むかもしれないと、その時にはKindle Unlimitedの対象となっていた講談社文芸文庫の庄野潤三の『夕べの雲』と佐伯一麦『ノルゲ』をダウンロードした。結局、年末年始には1ページも読まなかったのだけど
お年玉で買った本『吉野朔実は本が大好き』、『もう生まれたくない』など
昨年末、2年ぶりに帰省した。自分の実家ではさすがにもうお年玉をもらうことはないけれど、義実家では夫にではなく私にお年玉をくれる。もちろん遠慮せずありがたく頂戴している。お年玉で買うのは本。まずは紙の本。買おう買おうと思って買っていなかった長
石井桃子の自伝的長編小説『幻の朱い実』は熱いシスターフッド小説でした
私は石井桃子さんの愛読者というわけではない。ではなぜ分厚い文庫本で上下巻の自伝的長編小説を読もうと思ったのか。実は、『幻の朱い実』についてシスターフッド小説あるいは百合であるという感想をいくつか目にしたのがきっかけだった。
入間人間『安達としまむら』10巻を読んだ。安達としまむらが一緒に暮らすことになっているのは8巻ですでにわかっていたことなのだけど、10巻では大学を卒業した二人が一緒に暮らし始める時期のエピソードが描かれている。
村上春樹・安西水丸『象工場のハッピーエンド』ジョン・アプダイクを読んだことはないけれど
村上春樹・安西水丸『象工場のハッピーエンド』を読んだ。私のお気に入りは「ジョン・アプダイクを読むための最良の場所」と「マイ・ネーム・イズ・アーチャー」。
ずっと前から欲しかった念願のHERZ(ヘルツ)のブックカバーを遂に購入しました。HERZは革鞄などハンドメイドの革製品ブランド。私が購入したのは、フラップブックカバーの単行本用のLサイズと文庫本用のSサイズ。
野呂邦暢『愛についてのデッサン 野呂邦暢作品集』古本屋の若き店主が主人公
野呂邦暢『愛についてのデッサン 野呂邦暢作品集』を読んだ。野呂邦暢の名前を知ったのは、佐藤正午のエッセイで、そのうち野呂邦暢の小説を読んでみたいと思っていた。特に読みたいと思っていたのが、古本屋の若き店主が主人公だという『愛についてのデッサン』だった。
森下典子『こいしいたべもの』UFO派だけど夜明けのペヤング美味しそう
最近のお風呂Kindle本は、森下典子『こいしいたべもの』だった。Kindleの50%ポイント還元キャンペーン対象だった時に『いとしいたべもの』と一緒に買った。
三浦しをんが書く長編百合小説を楽しみにしていたのだけれど、結論から言うと、『ののはな通信』はかなりストレートな百合小説であるにも関わらず、その百合が私にはグッとこなかったし、キュンとしなかった。
『ののはな通信』、『愛についてのデッサン』など最近買った本について
三浦しをん『ののはな通信』、野呂邦暢『愛についてのデッサン 野呂邦暢作品集』、メイ・サートン『独り居の日記』、佐久間薫『カバーいらないですよね』など最近買った本の紹介。
最近は目黒考二の笹塚日記と桜庭一樹の読書日記をちょこちょこと読み返している。やはり他人の日記は面白い。「まっすぐに読書」というのが何回か出てくるのだけど、なんかいい。
庄野潤三『自分の羽根』を読んだ。庄野潤三の本を読むのはこれが初めて。Kindle Oasisをお風呂に持ち込んでちょっとずつ読んだのだけど、読むうちにどんどん庄野潤三いいなあと思って、最後は読み終えてしまうのが嫌だった。
100円ショップのトレーシングペーパー(グラシン紙)で文庫本のブックカバーを作ってみた
滅多に古本を買うことのない私の本棚に並ぶ文庫本の中で、最も状態が悪いのが、古本で買った有吉玉青『身がわり 母・有吉佐和子との日日』。そこで、思いついたのがグラシン紙でブックカバーを作ることだった。
穂村弘『野良猫を尊敬した日』特別にお腹が空いているときは生姜焼き定食を二つ
穂村弘『野良猫を尊敬した日』を読んだ。ちょっと嫌なことがあったり、イライラしたりしていてもほむほむのエッセイを読んで、くすっと笑ったりしていると、さっきまでトゲトゲしていた気持ちが、いつの間にか少しまるくなっている。
Kindle日替わりセールで購入した藤野可織『ピエタとトランジ<完全版>』を読んだ。これは、私の中では最高の百合小説だ。
江國香織『物語のなかとそと』を読んだ。江國さんのエッセイが文庫化されるのは久しぶりではないか。ちょっと調べてみたら、どうやら2013年8月に文庫化された『やわらかなレタス』以来のようだ。
柴崎友香『わたしがいなかった街で』を読んだ。柴崎さんが好きで、文庫化された作品はほとんど読んでいるのだけれど、この『わたしがいなかった街で』はずっとスルーしていた。
コンサイスの透明ブックカバー(クリアカバー)四六サイズを1枚買い足しました。コンサイス透明ブックカバーにはパスポート・保険証サイズからB4まで様々なサイズがあります。
恩田陸『祝祭と予感』お楽しみデザートのようなスピンオフ短編集
Kindle Oasisを購入してからお風呂に持ち込むのは、文庫本から完全にKindleに代わった。電子書籍のセールで買った恩田陸の短編集『祝祭と予感』もお風呂で一話ずつ読んだ。
久しぶりに読んだ『ねたあとに』の余韻に浸っていたら、無性に長嶋有を読みたくなってしまったので『長嶋有漫画化計画』、『本当のことしかいってない』、『安全な妄想』を買った。
吉田篤弘のエッセイ集『金曜日の本』を読んだ。『つむじ風食堂の夜』、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』といった小説を読んで、いいなあ、好きだなあとしみじみ思っていたけれど、これまでエッセイを読んだことはなかった。
『アガサ・クリスティー完全攻略』で五つ星の『五匹の子豚』を読んだ
霜月蒼『アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕』Kindle版をセールで100円で買い、そこで満点の五つ星評価をされていたアガサ・クリスティーの『五匹の子豚』Kindle版をこれもセールで買って読んだ。面白かった。
『ピエタとトランジ<完全版>』がKindle日替わりセールになっていて思わず二度見、そして購入
日付が変わると更新されるKindle日替わりセール。昨夜、三冊並んだ日替わりセール本の真ん中にあったのは、文庫化されたら買おうと決めていた藤野可織『ピエタとトランジ<完全版>』だった。
『アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕』なんと100円!そりゃあ 買っちゃうよね
三谷幸喜さん脚本でドラマ化されるアガサ・クリスティーの『死との約束』の放送を記念して、本日よりアガサ・クリスティー作品全点が50%OFFとなる電子書籍フェアが開催されている。
穂村弘『図書館の外は嵐 穂村弘の読書日記』を読んだ。前作『きっとあの人は眠っているんだよ 穂村弘の読書日記』が面白かったので、『図書館の外は嵐』も文庫化を待たずに購入した。
江國香織『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』子どもの世界をひらがなで
江國香織『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』を読んだ。江國さんは私の好きな作家の一人。しかし、この小説は、長い間、読むのを迷っていた。「ためらいなく恋人との時間を優先させる父と、思い煩いながら待ちつづける母」というあらすじの一部のせいで。
『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ短編集『祝祭と予感』Kindle版がセールでめちゃくちゃ安かったので
Amazonで本を物色していたら、恩田陸の『祝祭と予感』(幻冬舎単行本)のKindle版に目が留まった。正しくは、その価格に目が留まった。356円。『祝祭と予感』は、私が夢中になって読みふけった『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ短編集。
柴崎友香の『千の扉』を読んだ。『千の扉』は、最近読んだ柴崎作品の中で、久しぶりにすぅっと入ってくる小説だった。『パノララ』も『春の庭』も面白かったけれど、読んでいる時にすぅっと入ってきている感じはなかったように思う。
『図書館の外は嵐 穂村弘の読書日記』ほむほむの新刊が出ていたなんて知らなかったよ
『図書館の外は嵐 穂村弘の読書日記』という新刊が出ていたことを知った。以前読んだ『きっとあの人は眠っているんだよ 穂村弘の読書日記』が面白かったこともあり、『図書館の外は嵐』のKindle版を購入した。
『女のいない男たち』を読んだらやっぱり村上春樹っていいよねってなった
村上春樹『女のいない男たち』を読んだ。未読だった『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んだら、これがよくって、それならと、これも未読だった『女のいない男たち』を買って読んだら、これもよかった。
『わたしのベスト3 作家が選ぶ名著名作』目次を眺めているだけでわくわく
『わたしのベスト3 作家が選ぶ名著名作』をちょっとずつ読んでいる。最初から順番に読むのではなく、読みたいと思ったところをつまみ食いするように読んでいる。その理由は、目次を見てもらえればわかるのではないかと思う。
『仲谷鳰短編集 さよならオルタ』電子版が50%OFFのセール中だと知りKindle版を買う
私は『やがて君になる』のファンではあるけれど、作者の仲谷鳰さんの他の漫画を読んだことがなかった。仲谷鳰さんのツイートで『仲谷鳰短編集 さよならオルタ』電子版が50%OFFのセール中だと知ってKindle版を即購入した。
武田泰淳の『目まいのする散歩』を読んだ。今年の初読み。武田百合子にどっぷりハマって、百合子さんも出てくるからと思って、泰淳さんの『新・東海道五十三次』を読んだら、これがまあ面白かった。それならばと『目まいのする散歩』も読んでみた。
ツイッターで「#2020年の本ベスト約10冊」という面白いハッシュタグを見つけた。読んだ本すべての感想をブログに書いているわけではないけれど、過去記事をざっと見つつ私の2020年の本ベスト約10冊を選んでみた。
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』村上春樹の小説を久しぶりに買って読んでみた
村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んだ。村上春樹のエッセイや紀行文、インタビュー集などは、文庫化されれば大体迷うことなく買って読んでいるのだけど、小説に関しては、新たに買うことがなくなっていた。
入間人間の百合短編集『エンドブルー』はあの作品の後日談だった
入間人間『エンドブルー』を読んだ。イラストは、『やがて君になる』の仲谷鳰。『エンドブルー』には4編の短編が収録されているが、いずれも百合と言っていいと思う。
くらっぺ『はぐちさん』5&6巻のKindle版を購入した。読むと癒されて、心がほぐれる。しかも、心に刺さる名言が散りばめられている。そして、読むたびに私にもはぐちさんがいてくれたら、と思わずにはいられない。
講談社文芸文庫100作品がKindle Unlimitedで読める!大岡昇平『成城だより』も読めちゃう!
2020年12月1日より講談社文芸文庫の100作品がKindle Unlimitedで読めるようになったため、Kindle Unlimited会員なら追加料金なしで講談社文芸文庫の『成城だより』が読めるようになりました。
文庫化された『私的読食録』を文庫本で買うか、Kindle版で買うか迷った結果
文庫派の私が、珍しく単行本で買っていた堀江敏幸・角田光代の『私的読食録』。新刊情報で文庫化され新潮文庫になると知り、発売日の11月30日を今か今かと待っていた。迷ったのは、文庫本を買うか、Kindle版を買うか。
『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林さんの中学生の部分
オードリー若林正恭さんの『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』を読んだ。若林さんの初エッセイ『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』がとても面白かったので、文庫化を楽しみにしていた。
『安達としまむら』で百合にハマって7年の私のおすすめ百合小説16選
『安達としまむら』がきっかけで“百合”にハマって、7年。そんな私がおすすめする百合小説16作品を紹介します。
Kindle Unlimitedで『新橋烏森口青春篇 「椎名誠 旅する文学館」シリーズ』を読む
Kindle Unlimitedでまだ読み残したものがあるのではとAmazonで物色していたら、見つけてしまった。「椎名誠 旅する文学館」シリーズなるものを。実は、20代の頃、椎名誠の本がものすごく好きで読んでいた。
10月の新刊文庫で最も楽しみにしていた入間人間『安達としまむら』9巻(電撃文庫)。文庫で買うか、それともKindleで買うか、迷ったけれど、ここまでずっと文庫で揃えているので、9巻も文庫にした。
鳥野しの『オハナホロホロ』LINEマンガで読んだら続きが気になりすぎて
鳥野しの『オハナホロホロ』は、社会人百合の名作という評判を目にしたことがあって、知っていたけれど、主人公の女性と元恋人のシングルマザーの恋愛やあれこれという設定が私にはいまいち響かなかったので、読んでいなかった。しかし、まんまとハマってしまった。
『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』を読み、本当の姉妹ではないと今さら知って驚く
阿佐ヶ谷姉妹のエッセイ『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』を幻冬舎のKindle本のセールで買った。169円。私がよく買うハリボーのグミと大体同じ値段である。セールがあるのが電子書籍の良いところだ。
万城目学の『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』(角川文庫)をKindleで読んだ。マドレーヌ夫人というのは、人ではなく、猫。アカトラの雌猫である。マドレーヌは誰の夫人なのかというと、これが犬なのである。
暑くても食欲はある。食欲はあるのだけど、暑すぎて料理をする気力がない。さて、晩ごはんは何にしようかと思っていたところ、夫が丸亀製麺にお持ち帰りメニューがあるらしいから食べてみようと言ってくれたので小躍りした。うどん(3つ)、天ぷら(6つ)、
村上春樹「ベネチアの小泉今日子」を読んでから待っていたキョンキョンサブスク解禁
様々なアーティストの楽曲が次々とサブスク解禁される中、私が待っていたのがキョンキョンこと小泉今日子さんの楽曲のサブスク解禁だった。それが、今日、解禁された。熱心なファンというわけではないけれど(熱心なファンだったらCDを持っている)、好きな
プロジェクターを買ったので、早速アマプラで映画を観た。ずらりと並んだ一覧から選んだ『ワンダー 君は太陽』を観て、序盤の「え、ここで?」と自分でも不思議に思うシーンでもう泣いた。やはり年々涙もろくなっている気がする。一人で観てよかった。それに
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Amazonでブラックフライデーが現在開催中ですが、私にはこのセールが始まる前から買うぞ!と決めていたものがありました。それは、AmazonのタブレットFire HD 10。3年前にKindle Oasisを購入したのもやはりセールの時でした。
8月の新刊文庫でとても楽しみにしていた津村記久子『サキの忘れ物』(新潮文庫)を読み始めたら、まず最初の表題作がとにかく私好みで「いやあ!読書って本当にいいもんですね」と言いたくなるくらいよかった。
沢木耕太郎『作家との遭遇』(新潮文庫)を読んだ。沢木耕太郎の本を買うのは久しぶり。向田邦子についての「記憶を読む職人」を読んだら『父の詫び状』を無性に読みたくなって、久しぶりに読んだのだけど、やはりよかった。
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年末年始は本を読んだ。映画を観た。あとは食べて、寝て、それで終わった。年末年始に読んだのは、吉田篤弘『台所のラジオ』、イノハラカズエ『松江日乗 古本屋差し入れ日記』、堀江敏幸『雪沼の周辺』、長嶋有『夕子ちゃんの近道』。『雪沼の周辺』と『夕子
一番好きな小説は何かと聞かれたから答えに困るけど、一番好きな漫画なら即答できる。それは、佐々木倫子の『動物のお医者さん』。『花とゆめ』の連載を楽しみにしていたし、もちろんコミックスも全巻揃えた。今、私の手元にあるのは文庫版。大好きな『動物の
帰省をしなかったので、年末年始は家で好きなことをして過ごした。夫はゲーム(買ったばかりのXbox)、私は読書(たまにネトフリとアマプラで映画)。吉田篤弘の『台所のラジオ』(ハルキ文庫)は、12編の短編が収録された短編集。休みの日に一編ずつ読
江國香織の『旅ドロップ』(小学館文庫)をようやく読み終えた。普段ならあっという間に読んでしまうような薄い文庫本なのだけど。『旅ドロップ』というタイトルからもわかるように“旅”のエッセイ集。
ロバート・B・パーカー『初秋』(ハヤカワ文庫)を読んだ。『初秋」は、成長譚好きの私の琴線に触れた小説。他のスペンサーシリーズも読んでみようかと思ったのだけれど、結局、この『初秋』と青年になったポールが登場する『晩秋』しか読んでいない。
絲山秋子『離陸』(文春文庫)を読んだ。絲山さんの小説を読むのは久しぶり。正確には、絲山さんの小説で、未読のものを読むのは久しぶり。あとがきに、この小説を書き始めるきっかけである伊坂幸太郎さんの言葉について書いてあった。
尾崎真理子『ひみつの王国 評伝 石井桃子』を読んだ。石井桃子の自伝的長編小説『幻の朱い実』を読んで、石井桃子のことをもっと知りたいと思い、調べたところ、この評伝の存在を知った。
池波正太郎『池波正太郎の映画日記』(講談社文庫)Kindle版を読んだ。映画日記とあるように試写会で観た映画の感想が主なのだけど、他にその日に食べたもの、本、音楽、猫などについても書いてあって、私は特に食べものについての記述を興味深く読んだ。
松本清張は、今年の8月4日に没後30年を迎えたそうだ。それで、映像化作品を一挙放送したりしているらしい。私は、先日初めて松本清張の小説を読んだ。『或る「小倉日記」伝 傑作短編集(一)』という短編集だが、そのタイトルに偽りはなく、まさに傑作揃
松本清張『或る「小倉日記」伝 傑作短編集(一)』(新潮文庫)を読んだ。乗代雄介の『本物の読書家』に、『或る「小倉日記」伝』のことが出てきて、ちょっと気になっていたのだ。
綿矢りさ『手のひらの京』を読んだ。『生のみ生のままで』がものすごくよかったので、もっと綿矢作品を読んでみたくなり、前から気になっていた『手のひらの京』を読むことにした。『手のひらの京』が気になっていた理由は、綿矢版『細雪』という惹句。
Amazonで現在50%ポイント還元Kindle本夏のキャンペーンが開催されています。新潮社の書籍も対象となっていると知り、ちょうど新潮文庫で欲しかった、あの本を買いました。
乗代雄介『本物の読書家』(講談社文庫)を読んだ。落ち着いた雰囲気の単行本の表紙からガラッと変わって、文庫本は黄色が目立つポップな表紙になった。そして、表紙絵には、表題作「本物の読書家」に出てくる小道具が描かれている。
綿矢りさ『生のみ生のままで』上・下巻(集英社文庫)を読んだ。綿矢りさが、女性同士の恋愛を描いた小説、つまりは百合小説ということで、文庫化されたらすぐさま買って読むつもりだった。
ジリジリ暑い夏にふと思い出す小説がある。それは、宮本輝の『真夏の犬』(文春文庫)に収録されている表題作「真夏の犬」。主人公は、中学二年生の「ぼく」。ぼくは、父親からの言いつけで、夏休みの後半に廃車置き場の見張りをすることになる。
沢木耕太郎『作家との遭遇』(新潮文庫)を読んだ。沢木耕太郎の本を買うのは久しぶり。向田邦子についての「記憶を読む職人」を読んだら『父の詫び状』を無性に読みたくなって、久しぶりに読んだのだけど、やはりよかった。
無印良品週間が開催されるとは知らず、開催前に購入した「取り外せるペンケース付き手帳カバー」黒・B6サイズ用。私は手帳を持っていないので、手帳カバーとして使うためではない。実は、文庫本を入れて持ち運ぶのに使うと思ったのだ。
最近は好きな作家のエッセイを続けて読んだ。佐藤正午『小説家の四季 2007-2015』(岩波現代文庫)と津村記久子『まぬけなこよみ』(朝日文庫) 。
年末年始は本を読んだ。映画を観た。あとは食べて、寝て、それで終わった。年末年始に読んだのは、吉田篤弘『台所のラジオ』、イノハラカズエ『松江日乗 古本屋差し入れ日記』、堀江敏幸『雪沼の周辺』、長嶋有『夕子ちゃんの近道』。『雪沼の周辺』と『夕子
一番好きな小説は何かと聞かれたから答えに困るけど、一番好きな漫画なら即答できる。それは、佐々木倫子の『動物のお医者さん』。『花とゆめ』の連載を楽しみにしていたし、もちろんコミックスも全巻揃えた。今、私の手元にあるのは文庫版。大好きな『動物の
帰省をしなかったので、年末年始は家で好きなことをして過ごした。夫はゲーム(買ったばかりのXbox)、私は読書(たまにネトフリとアマプラで映画)。吉田篤弘の『台所のラジオ』(ハルキ文庫)は、12編の短編が収録された短編集。休みの日に一編ずつ読
江國香織の『旅ドロップ』(小学館文庫)をようやく読み終えた。普段ならあっという間に読んでしまうような薄い文庫本なのだけど。『旅ドロップ』というタイトルからもわかるように“旅”のエッセイ集。