chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
六鹿宿 https://rokusika.muragon.com/

介護という仕事を通して思ったことや感じたことを綴っています。時々、脱線もします。

伊田 六鹿
フォロー
住所
京都府
出身
京都府
ブログ村参加

2015/05/23

arrow_drop_down
  • 雪の降る街で。

    久しぶりに京都の町に雪が降り積もった。真白なそれは町を包み込み、碁盤に延びた不健康で、もったいつけた路面の上に数々のスリッピーな罠を張り巡らせていた。 朝から様々な救急車両のサイレンが鳴り止まず、耳に痛いほどやかましい。 夜勤からの帰り道、エンジンブレーキを最大限に活用しな...

  • こまったなぁ

    この仕事を続けてきたけれど、何だか、困ったなぁ。何も見えやしねぇ。 どこを向いて、何を感じて仕事をしてんだか皆目、分からなくなってきた。 お金を、生活を、維持する、そういう風に割り切ることは簡単だけれども。 何だか。毎日。夢の中で猿の群れに襲われるくらいに困っている。 この...

  • バックナンバー

    大阪に女が居ただとか。二股がどうだの。 女物の水着を着てはしゃいでたのは、さすがに引くけれども。それは、気持ち悪いさねぇ。 でもそんなの知らなきゃ良いわけで。聞かなきゃ無かった事で。 そんな物、公表して、人を陥れる人間の方が、非道だと思うし… それを書き立てる、雑誌は、もは...

  • やめられない止まらない。

    西日本を襲った豪雨。考えられないほどの雨が降り注ぎ、大地を削りながら命を奪っていった。間違いなく行き過ぎた人類の経済活動が地球を犯した所産である。 けれど、やめられない止まらない。 肥大化することを正義だとし資本主義的な限界には目を背けて、まだ日本は大丈夫だ、美しいと煽る現...

  • 侍魂

    昨日の試合を見て悲しくなった。 フェアプレーとは程遠い試合をしていながらフェアプレーポイントで、アフリカ勢を抜いてトーナメント進出だなんて。 多くの人々が侍たちの躍進を信じてはいなかった。でも僕はサッカーが好きだから、弱くても頑張る侍たちの勝利を信じて応援した。どんなに強い...

  • 蚤の詩

    ぴょんと飛んでみた。 ぴょん、ぴょんと飛んでみた。 行きつく先が何処なのかを僕は知らないけれど。 何故、飛んだのか?飛ぶ必要があったのか? 何を目指して飛んだのか?本能のままに飛んだのか?僕には、それすらも分からない。 だけど僕は、ぴょんと飛んだ。思い切り良く、ぴょん、と。...

  • 我が道を行く。

    理不尽な命令や指示に対して、理不尽だと言い返す。 だが、無理やりに理不尽を押し付けられた時。そして反論を無視し続けられた果てに。 そんなことに頷く気になれない僕は我が道を行くことに決めた。 上からは、やっぱりあいつは言うことを聞かない部下だと蔑まれ。 下からは、逃げてるだけ...

  • そこにある、どこにも無い何か。

    夢の話をするのは阿呆のすることだ。 そう言い聞かされて僕は、育った。 意味の無いことを語ることは、人間として恥ずかしいことだと教わって今までを生きてきた。 僕はだから、途方もなく無口だ。海中深くに沈む意思を持たない貝殻のように。 そこにあるけれど、どこにも無い何かを求めて、...

  • 枯れて死にゆく。

    人の死を沢山見てきた。 有難いことに日本は平和なので、別段、戦の果ての血みどろの死を見た訳では無いのだが、それでもこういう職場に居ると、色んな死を見る機会はあるわけで。 医学の進歩が行き過ぎた果てに、呆け老人の数は無制限に増えた。 笑うことすらも出来ない彼らに、どう引導を渡...

  • ワルサーP38

    足元に絡みついているのは、緑色の長い蔓でしかない。 それを振り払った時に感じる痛みは、長く伸びた蔓が千切れてしまうことに対して、可哀そうに…、と思うくらいの極ちっぽけで取るに足りないものだ。 けれど、その時には感じなかった痛みがワルサーに膝を撃ち抜かれた時の様な痛みに変わっ...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、伊田 六鹿さんをフォローしませんか?

ハンドル名
伊田 六鹿さん
ブログタイトル
六鹿宿
フォロー
六鹿宿

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用