三井記念美術館が、古美術の入門編として、毎年夏に定期的に企画している「美術の遊びとこころ」シリーズ。これまでに『五感であじわう日本の美術』や、『日本美術デザイ…
“web上だから出来る面白いガイド”をモットーに、 世界でただ一人のアートテラーが毎日役立つ美術情報をお届けします。
1983年生まれ。元吉本興業のお笑い芸人。 芸人活動の傍ら趣味で書き続けていたアートブログが人気となり、独自の切り口で美術の世界をわかりやすく、かつ楽しく紹介する「アートテラー」に転向。 現在は、美術館での講演やアートツアーの企画運営をはじめ、雑誌連載、ラジオやテレビへの出演など幅広く活動している。 著書に『ようこそ!西洋絵画の流れがラクラク頭に入る美術館へ』、『東京のレトロ美術館』など。
一流の建築家やデザイナーによって生み出された、優れたデザインの椅子を数多く所蔵している埼玉県立近代美術館。そんな「椅子の美術館」こと埼玉県立近代美術館が、満を…
メトロポリタン美術館やアムステルダム国立美術館、そして、ルーヴル美術館など、今、世界の名だたる美術館がパブリックドメインでコレクション作品を無料公開しています…
国立新美術館で開催中の展覧会、“マティス 自由なフォルム”に行ってきました。 (注:展示室内は一部撮影可。写真撮影は、特別に許可を得ております。) 20世紀…
現在、川崎市岡本太郎美術館では、“第27回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)”が絶賛開催中ですが、常設展として“人のかたち:岡本太郎の人体表現”が同時開催されて…
岡本太郎の遺志を継ぎ、「時代を創造する者は誰か」を問うための賞。それが、岡本太郎現代芸術賞。通称TARO賞です。プロアマ問わず誰でも応募可能で、国籍・年齢の制…
今回お届けするのは、ブログの読者参加型企画です。その名も、『美術クイズ☆正解は一年後』。 この企画は2024年の美術界で起こりそうなことを、現段階で皆様に予想…
年齢関係なし。所属関係なし。未発表の平面作品であれば、基本的に何でもありのガチンコバトル的な公募コンクール。それが、”FACE展”です。 主催はSOMPO美術…
現在、日本最大級の本の博物館こと、東洋文庫ミュージアムでは、“キリスト教交流史―宣教師のみた日本、アジア―”が開催されています。 実は、東洋文庫は設立の時か…
現在、根津美術館では、2つのやきもの展が同時開催されています。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。) 1つは、“魅惑の朝鮮陶磁”。根津…
本日お届けするのは、何の根拠も無いけれど、僕が勝手に芸術家たちに抱いているイメージを発表する企画の第2弾。あくまでも勝手なイメージなので、どれか一つでも、皆さ…
現在、ワタリウム美術館では、コレクション品を中心に紹介する不定期企画、“アイラブアート”の第18弾が開催されています。 展覧会名は、“パーフェクト・カモフ…
現在、PLAY! MUSEUMで開催されているのは、“櫻井翔 未来への言葉展 PLAYFUL!”という展覧会です。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を得てお…
昨年10月に、めでたく開館40周年を迎えた東京都庭園美術館。さらに、その本館である旧・朝香宮邸は、竣工からちょうど90周年を迎えました。それを記念して、現在、…
本日お届けするのは、記憶力と注意力を試すクイズの第2弾。 『クイズ!あれ?どっちだったっけ?』今回お届けするのは、記憶力と注意力を試すクイズです。問題は全部で…
東京都渋谷公園通りギャラリーで開催中の展覧会、“共棲の間合い -『確かさ』と共に生きるには-”に行ってきました。 展覧会のテーマは、共棲。つまり、共に暮ら…
アートテラー・とに~のそろそろ美術の話を...アートテラー・とに~がアートに関わる方をゲストにお迎えしてトークする不定期配信のPodcast番組です。soro…
現在、東京国立近代美術館では、写真家・中平卓馬(1938~2015)の没後初となる本格的な回顧展、その名も“中平卓馬 火―氾濫”が開催されています。 も…
■ウェルカム トゥ ダリ 監督:メアリー・ハロン脚本:ジョン・C・ウォルシュ出演:ベン・キングスレー、バルバラ・スコバ、クリストファー・ブリニー2022年…
現在、サントリー美術館で開催されているのは、“四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎”という展覧会です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いてお…
昨年9月、ヌーヴェル赤羽台(旧・赤羽橋団地)に、団地をテーマにしたURまちとくらしのミュージアムがオープンしました。団地生まれ、団地育ちの僕としては、行かない…
現在、祐天寺のアクセサリーミュージアムでは、“館長!これどうするんですか!?”が開催されています。 アクセサリーミュージアムのコレクションの大半を占めるの…
美術に関するニュースや美術品を見て、勝手に思っちゃたこと、想像してしまったことの数々を発表するコーナー。それが、『美術の思っちゃった』です。では、早速発表して…
2022年8月に、惜しまれつつ、閉館したお台場のチームラボボーダレスが、ついに2024年2月、麻布台ヒルズにリニューアルオープンしました! なお、施設の正…
スヌーピーファンの聖地であるカリフォルニアのシュルツ美術館。その世界初の公式サテライトミュージアムとして、六本木にオープンしたのがスヌーピーミュージアムです。…
第1回の印象派展が開催されてから、今年2024年は、ちょうど150年目となります。そんな印象派のメモリアルイヤーに、東京都美術館を皮切りに開催されるのが、“印…
ルノアールを筆頭に、モネ、ゴッホ、シャガール・・・と、街を歩いていると、時に、美術界の巨匠たちと同じ名前のお店に出くわします。果たして、それらのお店と巨匠との…
現在、21_21 DESIGN SIGHTのギャラリー1&2では、“もじ イメージ Graphic展”という展覧会が開催されていますが。 『もじ イメージ G…
「リアルファクトリー」をコンセプトに、印刷の美しさや奥深さ、楽しさを体感できるミュージアム、市谷の杜 本と活字館に久しぶりに行ってきました。 これまでは全…
ある時は「寛永の三筆」にも数えられる書家、ある時は国宝《舟橋蒔絵硯箱》を生み出す工芸家、またある時は「琳派」の総合芸術プロデューサー、しかしてその実体は、江戸…
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三井記念美術館が、古美術の入門編として、毎年夏に定期的に企画している「美術の遊びとこころ」シリーズ。これまでに『五感であじわう日本の美術』や、『日本美術デザイ…
絵本の夏、板橋の夏。今年も板橋区立美術館では、毎年恒例の、“イタリア・ボローニャ国際絵本原画展”が開催されています。 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展は…
アイディアを“練る”田中義久さんと、そのアイディアを“彫る”飯田竜太さんによって、2007年に結成されたアーティストデュオ。それが、Nerhol(ネルホル)で…
前回ご紹介いたしましたが、太宰府天満宮の境内にはさまざまな美術作品があります。それらの中には、現在ポーラ美術館で個展が絶賛開催中の、イギリスを代表するコン…
日本美術界をざわつかせた展覧会“ざわつく日本美術”の開催から4年―この夏、待望の(?)続編が、サントリー美術館で開催されています。その名も“まだまだざわつく日…
女性洋画家として初の日本芸術会員となった池口史子(ちかこ)さんと、その夫で作家で経済評論家でもある堺屋太一のの仕事場兼自宅を改装し、2018年3月に美術館とし…
現在、ワタリウム美術館では、1990年に開館以来して初となる、中国の現代作家による個展、“チェン・フェイ展「父と子」”が開催されています。本展の主役は、この人…
久しぶりに、太宰府天満宮へ。久しぶりに訪れたら、太宰府天満宮が大変なことになっていました! え?あ??どーゆーこと?! 実は今、御本殿は124年ぶりの大改…
“きゅーはく”こと九州国立博物館は、今年2025年にめでたく開館20周年を迎えました! それを記念して、現在開催されているのが、“九州の国宝 きゅーはくの…
ヨーロッパで最も古い美術館の一つ、スウェーデン国立美術館。スウェーデン王家が収集した美術品をコレクションの核とする美術館です。そのコレクションの中でも特に充実…
この夏、すみだ北斎美術館で開催されるのは、“あ!っと北斎~みて、みつけて、みえてくる浮世絵~”という展覧会です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得て…
草間彌生《南瓜》「南瓜は私の人生の伴侶です」と自伝で語るほど、草間彌生さんにとって南瓜はお気に入りのモチーフ。1980年代から南瓜の絵をたびたび描いてい…
先日まで、関西ではさまざまな国宝展が開催されていました。それらが6月15日に終わり、ひと段落が着いたかと思いきや!その後1週間も経たずに、大阪中之島美術館で、…
文政8年(1825年)に創業し、現在は日本で唯一の紅屋である伊勢半本店。今年めでたく創業200年を迎えました。それを記念して、伊勢半本店が運営する紅ミュージア…
この夏、渋谷区立松濤美術館で開催されているのは、“黙然たる反骨 安藤照―没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家―”です。本展の主役は、カンニング竹山さ…
■ガードナー美術館盗難事件-消えた5億ドルの至宝-監督:コリン・バーニクル2021年製作/210分/アメリカ 1990年、警官を装う2人の男がボストンの美…
えー、緊急で記事を書いております。何でもネット上では、明日7月5日に大災害が起こると話題になっているそうですね。自分はまったく信じていませんし、皆さまの不安を…
京都・東山五条の路地裏にひっそりと佇む河井寬次郎記念館。 柳宗悦や濱田庄司、芹沢銈介らとともに、民藝運動の中心人物として活躍した陶芸家・河井寬次郎が、自ら…
京友禅の最高峰、千總(ちそう)。1555年に創業し、今年で470年を迎える老舗中の老舗です。 そんな千總の京都本社屋2階にあるのが、千總ギャラリー。千總が…
『クイズ!知ってる画家の知らない絵』突然ですが、こちらの絵画の作者は一体誰でしょうか? 《パリ城壁の門》と題されたこの絵画は、実は、フィンセント・ファン・…
2021年にリニューアルオープンした八戸市美術館に行ってきました。 八戸市美術館といえば、今年3月に、美術館の館板から『美』の1字が消えてなくなるも、一級…
十和田市現代美術館から少し離れた場所に、一見すると、何の変哲もない古びた建物ながら、よくよく観てみると、とんでもないことになっている作品があります。その名もシ…
現在、十和田市現代美術館では、“野良になる”という展覧会が開催されています。 なんとも意味深な展覧会名ですが、美術館の公式HPには、このように記載されてい…
アートな街、青森県十和田市。国内でも屈指の人気を誇る現代美術館、十和田市現代美術館があるのは、もちろんのこと。 街のいたるところに、草間彌生さんをはじめと…
絵本の夏、板橋の夏。今年も板橋区立美術館では、毎年恒例の、“イタリア・ボローニャ国際絵本原画展”が開催されています。 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展と…
恐竜の夏、日本の夏。毎年、夏休みシーズンには、どこかしらの博物館で、恐竜展が開催されています。今年2024年に開催されるのは、パシフィコ横浜での“巨大恐竜展2…
オバケの夏、日本の夏。ここ近年、毎年夏にどこかしらのミュージアムで、オバケや妖怪をテーマにした展覧会が開催されています。今年の夏は、立川にあるPLAY! MU…
ボッティチェッリ、アルチンボルド、バスキア・・・・・美術館や美術の関連書籍などで目にすれば、これらのワードが、芸術家の名前だと認識できるでしょうが。もし、ノー…
現在、千葉市美術館では、摘水軒記念文化振興財団が有する、世界一の岡本秋暉コレクションを中心にした岡本秋暉展が開催されていますが。それと同時に、秋暉以外の摘水軒…
現在、千葉市美術館で開催されているのは、“岡本秋暉 百花百鳥に挑んだ江戸の絵師”という展覧会。江戸時代後期から末期に活躍した絵師、岡本秋暉(しゅうき)の実に…
この夏、SOMPO美術館で開催されているのは、“フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線”という展覧会です。 (注:展示室内は一部撮影可。写真撮影…
《夢》 ニューヨーク近代美術館(MoMA)蔵。素朴派を代表するアンリ・ルソー晩年の傑作。ルソーは生涯でジャングルを訪れたことが一度もなく、長年通い続けた…
「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」 空気や光、水、重力といった自然現象も素材にして、そう問いかけ続けてきた現代アーティスト・内藤礼さん。その待…
今年2024年は、アジアで唯一のダリ常設美術館として知られる、福島県の諸橋近代美術館が開館して、25年目を迎える節目の年。それに加えて、ダリの生誕120周年で…
2024年7月3日より、20年ぶりに新札が発行されました。その1000円札の新紙幣の図柄に採用されたのが、ご存じ、葛飾北斎の《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》です…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 まずは成川美術館に関するニュースから。芦ノ湖の大パノラマも楽しめる、箱根屈指の人気を誇る成川美術館で…
水天宮前駅のほど近くにある隠れ家系ミュージアム。それが、ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション。1998年に開館し、今年2024年で、めでたく開館25周年を迎えまし…
2018年に、栃木県那須塩原市にオープンしたN's YARDに行ってきました。 N's YARDの『N』は、現代美術家・奈良美智さんの『N』。「作品をより…
六本木ミュージアムで開催中の展覧会、“ミス ディオール展覧会 ある女性の物語”に行ってきました。 ディオールの展覧会といえば、昨年、東京都現代美術館で、…
栃木県那須塩原市にある創業1551年の老舗旅館、板室温泉大黒屋。 パッと見は、ただの(?)老舗旅館ですが、実は知る人ぞ知る、日本屈指のアートな旅館です。ア…