私は、舐められやすい星の下で生まれたようだ。 保育園では無口のために、 小学校では勉強ができないために、 中学校では運動ができないために、 高校ではいじられキャラとして、 大学では体型のことで、 社会人としては新人として、 中堅社員としては新入社員から、 社会人留学した時は若い子からおじさんとして、 ベンチャーに転職したときは気の弱い社員として、 管理職になってからは部下に舐められている。 一時期、どうして自分ばかり舐められてしまうのだろうかと、真剣に悩んだこともある。その度に、あまりニコニコしないようにしようとか、嫌な時は顔に出すようにしようとか、口に出して伝えようとか、工夫をしてきた。それ…
名前を変え、声を変え、宗教を変えて“謎の男”になった。 “和久井光司” 受賞直後、各局では特集が組まれて、ディランは “反戦・平和を歌った人” “時代の代弁者” として取り上げられた。どこかのコメンテーターが、「文学賞ではなくて、むしろ平和賞では?」と言っていたことにガックリ来たのもつかの間、ディランについては、受賞したのにコメントも出さない “無愛想な人” という印象だけが残った。 “無愛想な人” というのは、あながち間違ってはいない。 人に褒められると、逃げるように自分のスタイルを変えてきた。フォークシンガーとして名を馳せたら、すぐにロックへ転身し、批判を浴びた。彼のロックが評価を得るよう…
今朝の朝礼での社長の言葉が感動的だったので共有しておこうと思う。 おはようございます。 昨日、米国でとんでもないことが起こりました。トランプさんが、大統領選でヒラリーさんを下したのです。誰も予想していなかったでしょうね。私はうすうす感づいていましたが。 世界情勢は大きく動くでしょう。日本もやばいかもしれません。漠然とした不安が、日本中に漂っています。でも、そんな空気に飲まれるのはやめましょう。そんなものに実態はないのです。 それよりも、自分の足元をみましょう。自分自身のことから、できることに励みましょう。例えば私にタメ口を使わない等、出来ることは近くにあるはずです。社会人として、やるべきことを…
目覚ましが鳴る。慌ててスマホに手を伸ばした。 朝8時。 10時にビックサイトだから、約束まであと30分は寝れる。 目覚ましが鳴る。慌ててスマホに手を伸ばした。 朝9時半。 約束の時間まで、あと30分しかない。 終わった、と思った。 福祉用具のF氏に電話をかける。 「すいません、約1時間遅れます。先入ってて下さい」 「しょうがねーな」 F氏は思いのほか、にこやかだった。彼は出張で来ているけど、私は有休を使っているので、まあどちらでも良いのだろう。 私も出張なら、寝坊などしなかっただろう。有休、という潜在意識が私の気を緩ませた。私は気を抜くとすぐ楽な方に進んでしまう。 もう何がどうしたって間に合わ…
直木賞受賞作、朝井リョウさんの『何者』を読んだ。 テーマが就活、ツイッターということで、前々から気になっていた作品だ。 朝井さんは平成生まれで、私と同世代だということも、気になっていた理由のひとつだと思う。私が大学へ入学した頃はミクシィが衰退し、ちょうどツイッターやフェイスブックが流行りだしていたから、この世代にはイメージしやすい内容だと思う。逆にもっと前の世代の人にとっては、「何?この世界、気持ち悪っ」と感じるかもしれない。そこら辺をわざわざ説明しようとしないところに、作者の度胸を感じた。 私自身がどストライクの世代だからか、この物語には妙にリアリティを感じた。フィクションでありノンフィク…
www.jiji.com 拝啓、ボブ・ディラン あなたがニューポートのステージに立ってから随分経ちますが まだまだ世界は、暴力に溢れ、平和ではありません 僕があなたを知った時は、すでにライブでギターは弾かなくなっていましたね 10代後半でファンになってから、一番かぶれていた二十歳の頃 ボブディラン あの暗いおじさん ボブディラン 嫌味なひねくれ者 ボブディラン ふつうに歌ってくれ ボブディラン あのタンバリンマン ボブディラン、今聞く気がしないとか言ってた、四、五年前 ボブディランを聞かないことで何か新しいものを探そうとした そして今、懐メロのように 聞くあなたの声はとても優しい マギーズファ…
最近、僕の中で「奥田民生」熱が再燃しています。 (久しぶりに聴いた『さすらい』がきっかけで) あ〜これだよこれ。 この歌い方と脱力感。 やっぱかっこいいなぁ。 ヒゲがいいんだよなぁ。 奥田民生の良さを再認識しながら、思い出しました。 そーいえば僕は、奥田民生になりたいボーイだったな、と。 だらっとしているけど、キメるとこは決める。「こだわりは持たない」「なんでもいいよ」というけど、本当はすごくこだわってる。敢えて表に出さないだけ。 奥田民生の ”カッコつけないけどカッコイイ” に、僕は憧れていました。 そんなわけで、前々からタイトルがやけに気になっていたものを読んだので、ちょっと感想を書いてお…
社長が苦境に立たされている。 うつむき、肩をすぼめ、少し内股で歩くその姿は、以前のような覇気を失ってしまっている。最近、職場ではまるで存在感がない。 何が社長をそうさせたのか。 きっかけは、親会社の役員が当事業所へヒアリングに来た時の事である。 親会社では現在、新規開拓事業として独居高齢者向けの宅配弁当を開発中だそうで、そのため、実際にお宅に訪問している私たちに現場のニーズを聞きに来たというのだ。しかもこの日は、親会社の副社長直々にやってきたのだから、彼らの本気度は相当なものだっただろう。それと反比例するように、しぶしぶ業務後に集う我らが専門職。 実は事前に管理者に呼び出された私たちは、今日の…
これは私が『ディラン好きの日記』を始める少し前の話。 2010年3月、Zepp Tokyo 溢れんばかりの期待を胸に、会場へ向かった。 今日は、あのボブディランを生で拝める日なのだ。 イヤホンから流れるディランを聞きながら、私はこの日が来るのをずっと待ち望んでいた。 特徴的なダミ声。コード進行は単調なのに、難解な詞。なぜここまで引き込まれるのだろう...?このような疑問と共に、私は大学生になったのを機にディランに傾倒していくこととなった。 私の中でボブディランは”フォークの神様”だったし、伝説の人だった。 そんな過去の偉人が今も生きていて、その歌声を生で聴ける。私にとってそれはビートルズ来日と…
コーヒーが好き。 1日3杯は飲む。本当は5杯くらいいきたいけど、頻尿だから抑えてる。 一番安いのに、一番眠気を覚ましてくれる。 喫茶店に入ると、とりあえずコーヒーを頼んでしまう。ケチだからじゃない。 それくらい僕はコーヒーが好きなのだ。 コーヒーが好き。 ブラックではいかないけど、味が好き。 いつもミルクは入れてる。本当は砂糖もいきたいけど、頻尿だから抑えてる。 ペーパーフィルターも、コーヒーメーカーも持ってないけど 家ではネルドリップで飲むくらいの意地はある。 コーヒーが好き。 自分で豆は挽かないけど、匂いが好き。 だからタバコ臭い喫茶店には入らないようにしている。あとトイレが一つしかない所…
こんばんは、ディラン好きです。 胃が尋常じゃなく痛いっていうエントリを最後に、更新が途絶えてしまいました。 一部では死亡説が流れたようですが、GW返上で働いてウォーキングデッドのようになったので、死亡説はあながち間違っていません。 実はもう一つこの期間、私には死亡フラグが立ちました。 なにかって?それは、留学死亡フラグです。 そう、私はIELTSにボコボコにされたのです。 IELTSとは? International English Language Testing System(IELTS, アイエルツ)は英語熟練度を測る英語検定の1つで、ケンブリッジ大学ESOL試験機構、ブリティッシュ・カ…
風が強く吹いている。 雲は異常な速さで流れてゆく。 まるでこの世の終わりのような、異様な感じがする。 今日は朝から、救急車がよく通る。 僕はその様子を布団の中でぼんやり眺めてる。 こんな日は一歩も外へ出たくないのだけど、夕方には出なくてはならない。 昨日は友達と別れた後、腹痛に襲われた。 最初は胃もたれかと思ったけど、痛み方がいつもと違った。 なんとか家について、風呂に入る力もなく横になった。 呼吸をする度に、ミゾオチの辺りが痛い。 盲腸かと思って、右の下腹部を押したらズキッとした痛みが走った。 痛みに不安が被さって、寝付けないでいた。 おもむろに携帯で「盲腸」を検索する。 そしたらやっぱり該…
<前回までのあらすじ> 社員旅行に行ってきました。(前編) - ディラン好きの日記 ティンティンチラララチラチラ♪ 着信は管理者からだった。 先ほどまでのお祭りモードから一転 その場は、音が出る方の屁を満員電車でこいてしまった時のような空気が流れた。 社長「出るな...!」 F氏「し、しかし社長...!」 社長「これは業務命令だ。ここで出てしまっては、私たちの作戦はパーになってしまう」 F氏「わ、わかりました。」 着信音が止み、再び店の主人との会話を再開した後も、F氏はそわそわして落ち着かない様子だった。 しばらくして、呼んでおいたタクシーが到着した。 店を出てタクシーに乗り込む私たち。決戦は…
他人ニ読マレズ 家族ニ読マレ はてなスターと ブクマの無さニモ負ケヌ 丈夫な精神力ヲ持チ 恥をカキ 決してバズらず いつも静かニ更新シテイル 一ヶ月に3,4回の更新と ユーモアと少しの愚痴を吐き あらゆることを ディランを文章に入レズニ くだらぬ雑記ブログと化した そして忘れられた 都心の外れの住宅街の2階の 小さなプレハブ小屋に居テ ヒガシに病気のリヨウシャあれば 行って看病してやり 職場に疲れたババア居れば 行ってその肩を揉まサレ 管理者に呼ばれた同僚に会エバ 怖がらなくてもよいと言い フロアにケンカや怒号が交えば、 ワレ関セヌ顔をした 日照りの時は汗を流し 寒さの冬は夜明けに目覚め みん…
「ババアだった。アタミ死ね」 普段温厚な社長がファッションヘルス店から出てきてこのような暴言を発したのは、先日の社員旅行でのことだった。 --------------------------------------------------------------- 「社員旅行をしましょう」 朝礼で管理者が発したこの言葉。一度は聞こえないふりをしていたが、ついに現実のものとなってしまった。 冷え切った職場の雰囲気をKAIZENするのが狙い、とのこと。まじKANBENである。 というのも、企業に勤めている皆さまにとって社員旅行といえば、他部門のピチピチギャルとの交流のチャンスであるかもしれない。だ…
“一番大切なことは、目に見えないんだよ。” こう言っていたのはどこの誰だったか。 私はその真意をサン=テグジュベリからではなく、辞めていったクレイジー看護師から学んだ。 度重なるインシデントと報告書等の事務作業放棄。 看護部の人間関係を戦時状態にまで陥らせたクレイジー看護師だったが、法的事情により、会社側は解雇を言い渡すことができないでいた。 どうしようもない事情の中で事務所には日々怒号が飛び交い、張り詰めた空気が蔓延していた。 その様子を知りたい人はこちらを参照してほしい。 管理者を陰口ババア呼ばわりしたことを反省したい - ディラン好きの日記 そんなある日、冷戦状態の我が事務所に朗報が届い…
16時。 アメリカ留学から帰ってきた親友と新宿の老舗喫茶店「らんぶる」で『紗倉まな 生誕祭』までの時間をつぶす。 兼ねてからスカイプで連絡を取り合い、温めてきた彼とのラジオ配信だが、最終的な方向性で折り合いがつかず白紙へ戻った。私は伊集院光の、深夜の馬鹿力的なものをイメージしていたが、彼は大沢悠里のゆうゆうワイドっぽいものをイメージしていたらしい。ビジョンって難しい。 最悪のテンションで新宿ロフトプラスワンへ向かう。 歌舞伎町のど真ん中にそれはあった。 漂うアンダーグラウンド感。 私が知っているLOFTとはどうやら関係がないようだった。会場は思っていたよりも小さく、なんとなく昭和の匂いを感じる…
最近気づいたことがある。 去年から住んでるアパートが、 プレハブだった。 都心 駅近 築5年 バス・トイレ別 2階以上 南向き インターネットでこれらの検索ワードに引っかかって出てきた今の物件。 決める際は周辺の不動産屋を回ったが、条件に見合う物件はどれも私が見積もった家賃を軽く超えてしまう。家賃手当ゼロの弊社に勤めております私の絶対に負けられない戦い。やはり君に決めた。 さっそく申し込んだ内見。いざ拝見。 そしたらなんとオープンクローゼット、打ちっぱなしの壁、壁に内蔵された本棚。いわゆるデザイナーズ。即日・即決。デキる男は決断が早いのだ。 初めての一人暮らしに浮かれた春。 夏。南向きが災いし…
ボブディランが影響を受けたという小説『On The Road』 その映画版を観たのだけど、これは映画を観ただけでは消化しきれない、という気がしている。だがひとまず、映画を観た上での感想を残しておきたいと思う。 ※ネタバレを含むので、これから映画を観ようと思ってる方は注意して読んでいただきたい。 ニューヨークシティ、やがて私の運命を決定することになる街、悪徳と墜落がはびこる現代のゴモラ。私はそこで、ひとつ目の入り口を叩くことになるが、初心者ではなかった。 『ボブ・ディラン自伝』より ボブディランはミネソタ州育ち。 1950年代後期から60年代初頭にかけてのアメリカ・ポピュラーミュージックは彼にと…
職場を取り巻く環境が劣悪になっている。 なにが劣悪かって、人間関係だ。 我が職場、訪問看護事業を統括する部門はワンフロアにまとまっており、極めて閉鎖的な空間である。 そこの中には事務の島があり、福祉用具の島があり、ケアマネージャーの島があり、リハビリ専門職の島があり、そして管理者を含む看護師の島がある。 今、隣の看護師の島で戦争が起きている。その島だけでやってくれるならともかく、張り詰めた空気はフロア内に蔓延、ついにはケアマネ島、事務島、福祉用具島でも紛争が起こる事態となっている。 今まで中立的立場をとってきた我がリハビリ島だが、ついに私達の島にも白羽の矢がたった。 私達は毎日、各々の業務を終…
こんばんわ、ディラン好きです。 私は今まで、はてなで盛り上がっている話題に乗れた試しがないのですが(というかブームに乗るのが苦手)、けいろーさんが書いてたエントリを見て、これなら乗れそうだと思ったのでやってみることにします。と言っても完全に出遅れてますが... yamayoshi.hatenablog.com 1.ハイウェイ / くるり くるりは大学時代にすごくハマっていました。この歌はメロディ自体は単調だしシンプルなんだけど、歌い出しが気に入ってます。 僕が旅に出る理由は 大体100個くらいあって もうこの出だしでグッときますね。歌詞好きの私にはたまりません。 一人旅に出た時は、旅先で必ず聴…
浦沢直樹展「ボブディランを聴いて歌って描きまくる」に行ってきた
世の中がベッキーで湧いている頃、 私の目にはとんでもないニュースが舞い込んで来ました。 『2016年 3月 ボブ・ディラン来日公演 決定』 私は数年前ディランのLIVEに行き、一度ディランを嫌いになった経験があるので、ディラン来日という言葉を聞くと、トラウマティックに反応してしまうのです(笑) とはいえ、あの頃から私も成長しているのだし、ディランも変わっているだろうから、これは観ておきたい。いや、ディラン好きとして観ておかなければならない...! 使命感にかられ、ソニーミュージックのサイトを見ていたら、今日のイベントを見つけました。 www.sonymusic.co.jp 漫画家の浦沢直樹さん…
dylan-zuki.hatenablog.com 先日、とある職場にはびこるムラ社会の物語を書きましたが、もう少し学問的に日本的”空気”というものを知りたいと思い、積ん読してあった、山本七平氏の『空気の研究』を読みました。 今回はその感想とまとめという形で、「空気が読めない」というときの”空気”、「あの場ではそんな空気じゃなかった」という時の”空気”、それらの正体を振り返ってみたいと思います。 「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3)) 作者: 山本七平 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1983/10 メディア: 文庫 購入: 84人 クリック: 673回 この商品を含むブログ (…
人間関係における悩みというものは、万国共通いつの時代も尽きることはない。 とりわけ職場における人間関係のトラブルは、厚生労働省の調査を見ても、離職事由の中で依然、高い割合を示している。一億総活躍社会とやらを掲げる政権にとっても、この問題は憂慮する事柄だろう。 そこで、離職率の高さで業界トップ5に入る「医療・福祉」分野に属する我々の職場での取り組みを紹介しておこうと思う。 今後の政策立案において、ぜひ参考にしていただきたい。 私はいま、会社の中で20名に満たない小さな部署にいる。 このような小規模な職場環境は、よく言えばアットホーム、悪く言えば「逃げ場のないムラ社会」「同調圧力の温床」である。 …
ゲスの極み、サカナクション、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅ... テクノサウンズ興盛のこの時代に、あえて言おう。今こそ吉田拓郎であると。 日本の音楽シーンは戦前の演歌に始まり、西洋の影響を受けシャンソン、ジャズ、カントリーを取り込み、そして戦後におけるグループサウンズ、フォーク・ブームへと変遷していった。 大衆と音楽というのは奥深いもので、昔は社会階層に従って、支持される音楽がはっきりと分けられていたという。その昔アメリカでは、 ブルース=黒人労働者階級 ジャズ=黒人知識階級 ロック=白人労働者階級 フォーク=白人中流階級 スイング・ジャズ=白人知識階級 (参考:福屋利信http://…
皆さま、年の瀬をいかがお過ごしでしょうか。 はてなでぼっち、リアルで充実、ディラン好きです。 私も少し、この1年を振り返ってみたいと思います。 2015年は色々と新しいことにチャレンジした年となりました。 仕事面の変化 まずは転職。急性期の病院から、まったく離れた在宅の領域で働くことになりました。 業種は同じとはいえ未経験の分野に足を踏み入れることに不安も多かったのですが、親切な先輩に助けられながら乗り切ってきた感じです。 途中から陰口ババア管理者に職場を引っかき回されるまでは、心穏やかに仕事をすることができました。まあそのことについてはまたどこかで書きます。 dylan-zuki.haten…
↑ ディランを描いていたらいつの間にか完成したみうらじゅん みうらじゅん、彼は何者なのか。 “ゆるキャラ”という言葉を創ったかと思えば、 ふたコト目にはエロいことを言い 真面目にマンガを描いたかと思えば、 ふたコト目にはエロいことを言う。 アーティストとしてCDを出したかと思えば エロいことを言い、 エロい雑誌を集めては エロいことを言う。 人生エロエロ 作者: みうらじゅん 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2014/04/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る タモリ倶楽部に出てはタモリとニッチなことで盛り上がり、 安斎肇と酒を酌み交わす。 糸井重里は恩人で…
先日、職場の先輩とふたりで勉強会に参加した。 ウェブサイトで見つけたその勉強会は13800円と少々割高だったが、私の専門分野の勉強会ではよくあることだ。 内容は呼吸リハビリテーションについて。朝から夕方まで。それだけのボリュームならなおさらこの値段も納得である。むしろ安い方かもしれない。 不安があったとすれば、講師の名前が公表されていなかったことくらいだ。 たいした問題ではない。だって、「○○リハビリテーション研究会」というお固い名前の組織が主催しているのだから。その組織の名前は聞いたこともなかったけど、誠にそれらしい名前なのだからきっと信頼できる。 会場を開けると30人くらいの受講生が席に座…
はてなブログ ブログを更新しなくなって1ヶ月が過ぎる。 元々まめに更新する方ではなかったけれども、このブログに着手しない1ヶ月は気楽で、とても楽しかった。 こうして一ヶ月も甘い蜜を吸い続けていると、もう元の生活には戻れそうもない。 偉そうなことは言えないけれど、はてなに挙がるブログに、そそられるものがなく興味を失ってしまっていた。 たまに間違ってクリックするエントリは、タイトルの下ネタに釣られて見るものばかりだが、その内容のキモチ悪さに虚無感だけが残る。 私が見たいものは、すでに読者登録している固定のいくつかのものだけになってしまった。 一時は読者欲しさに『注目ブログ』を覗いては読者登録でもし…
幼い頃に見た山田洋次監督の『学校』シリーズ。 特に『学校Ⅱ』が印象的なものとして私の記憶に残っていたのですが、 はて、あの映画は結局なにを言いたかったんだっけ?と 急に気になったので、改めて観てみました。 ※これからこの映画を観てみようという人は、ネタバレ注意です。 学校II [DVD] 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ 発売日: 2005/11/26 メディア: DVD クリック: 101回 この商品を含むブログ (10件) を見る 舞台は北海道の高等養護学校。 主人公のタカシと同級生で重い障害を持つユウヤが、卒業を間近に学校から脱走するシーンで始まります。 西田敏行演じるベテラン教師の…
私の父親は、まだ私が幼かった頃に、脳幹出血で倒れた。 脳幹という場所は呼吸、覚醒、自律神経の中枢である。 不運にも父は、生命維持において最も重要な場所に、脳出血を発症してしまった。 手術の適応もなく、家族はただただ黙って見守っているしかない。それは実に無念で、悔しいことだった。 ある日、私は先輩に同行して新たな利用者の家へ向かった。 そこでは奥さんが、若くして倒れた夫の介護をしながら生活する。 ご主人は寝たきりで、介護保険サービスを使いながらなんとか在宅生活を継続していた。訪問リハビリもその内の一つだった。 同行する時にはいつも、カルテから事前に情報を得ている。 いくつもの疾患を目の当たりにし…
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