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二草庵摘録 https://blog.goo.ne.jp/nikonhp

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップ

三毛ネコ
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2015/05/15

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  • スペイドという探偵がいた(創元推理文庫)

    一昨日こんな本を手に入れた。「スペイドという男」(稲葉明雄訳創元推理文庫)。何が嬉しいかというと、エラリー・クイーンの素晴らしい序文が付いていることですかな(ˊᗜˋ*)そうそう、エラリー・クイーンがいたなあ、ほぼ忘れていました。右は以前からあったコンチネンタル・オプの短編集。あとはいつどこで読むかだにゃ。何しろたくさんの本がスタンバイしているからね♬スペイドという探偵がいた(創元推理文庫)

  • 第1回達人戦

    おやおや、こんな棋戦があったとは知らなかった・・・と思ったら、2023年が大会初♬プロゴルファーのシニア選手権にあたる大会。50代以上の現役棋士が全員参加したようだ。う~む、なつかしのお名前がずらーりと。https://www.youtube.com/watch?v=Ha4TJCVzofkときろで、いま八冠の藤井さんはスポンサー契約料等をふくめ2億円超といわれている↑すごいなあ。第1回達人戦

  • シリアスな復讐の物語 ~ドイルの「四人の署名」を読む

    ■コナン・ドイル「四人の署名」深町眞理子訳(創元推理文庫2011年刊)おいおい、また復讐譚ですか、ドイルさん・・・といってみたくなった(*^。^*)タハハ初期のドイルを確認したくて、再読のエンジンがかかった。「緋色の研究」1887年「四つの署名」(四人の署名)1890年「シャーロック・ホームズの冒険」1892年短編集)テムズ川を、高速艇(当時の)で追いつ追われつの追跡シーンはうろ覚えながら記憶にあった。それとインド、インド人がからんでいたなあといったことくらいは。以前読んだのは高校の終わりころだったか、それとも20代になってからだったか?アグラ周辺が出てくるが、わたしはアグラはいったことがある。というか、インド3都巡りの旅で一泊したのだ。建築物として最高に美しいイスラム寺院、タージマハルをこの目で見たくて...シリアスな復讐の物語~ドイルの「四人の署名」を読む

  • 通路にいたカマキリさん

    母屋側の庭に出てゆく通路にこんなヤツが(^^;芝生の上の日向ぼっこかい、いやいやそうではないでしょう。。生き残りのヤマトシジミがこのカマキリをかすめて、ひらひらと低空飛行。ヤマトくん、気をつけないと捉まって食べられてしまうぞ!悪党面といえば、まっさきにカマキリさんを思い浮かべるよ。通路にいたカマキリさん

  • ハードボイルドの真髄 ~ロス・マクドナルド「動く標的」を読む

    ■ロス・マクドナルド「動く標的」田口俊樹訳(創元推理文庫2018年新訳)シーンからシーンへ、じつに丹念に登場人物をトレースしている。語り手は言わずと知れたリュウー・アーチャー、私立探偵である。この主人公の“眼”が、ほかの男や女に、見てくれに惑わされず、一定の距離をたもって非情に寄り添ってゆく。読者の先導役として、これ以上望むまでもない丁寧な語り手である。まるで映画のような瞼に映えるシーンや、鍵になりそうなことばを要所要所で覚えていたくて、ポストイットを大量にはさんだため、結果として本が水膨れ(ポストイット膨れ)している。こうなると古本屋さんやBOOKOFFには引き取ってもらえない(-ω-)わたしの認識にあやまりがないとすれば、3日間の出来事である。その間に4人、5人の死体が横たわる。ハメットの「血の収穫」...ハードボイルドの真髄~ロス・マクドナルド「動く標的」を読む

  • 竜王戦第4局の終盤(;^ω^)

    おっと、驚愕の終盤力とはこのことだ!とくにこの第4局。深浦九段のようなプロ棋士が頭をひねり、考え込んでしまうのだから世話はない(゚o゚;藤井聡太竜王名人の4連覇であっけなく幕を閉じた。伊藤匠7段が一矢報いると期待していたが。https://www.youtube.com/watch?v=RCld6DnKFNwたいへん高度な詰将棋の世界が出現している♬竜王戦第4局の終盤(;^ω^)

  • 読み継がれるミステリの古典 ~コナン・ドイル「緋色の研究」を読み返す

    (いずれも創元推理文庫版。文字はやや小さいが登場人物一覧がある)■コナン・ドイル「緋色の研究」深町眞理子訳(創元推理文庫・新訳版2010年刊)本編は、よく知られているように、二部構成となっている。第1部元陸軍軍医、医学博士ジョン・H・ワトソンによる回想録より第2部聖徒の国第1部はこれまでくり返し読んできたので、だいたい頭に入っている。だけど、第2部は、以前読んだとき、あまりおもしろくなかったので、ほぼ忘れていた。ストーリーの展開が鋳型にはまっていると思えた。冒険と復讐のよくあるお話なのである。まあシャーロック・ホームズのデヴュー作だから読むけど、そうでなければすっ飛ばしてしまうだろう(*´ω`)<シャーロック・ホームズの特異点>1.文学の知識―皆無2.哲学の知識―皆無3.天文学の知識―皆無4.政治について...読み継がれるミステリの古典~コナン・ドイル「緋色の研究」を読み返す

  • 知らなかった交通標識

    うむむ、ゾーン30とな(´・ω・)?交通標識か。としたら、はじめて見るぞ、こんな標識は。うっかり者ですからねぇ。たしかに7~80メートルほどいくと、道が狭くなる。大型車に対する警告かな。知らなかった交通標識

  • 孤独な人間たちの銅版画 ~ロス・マクドナルド「ミッドナイト・ブルー」を読む

    (新版・旧版表紙の違い。文字の大きさは同じ)■「ミッドナイト・ブルーロス・マクドナルド傑作集」小鷹信光訳(創元推理文庫2013年復刊フェア。初版は1977年刊)復刊フェアの一冊、本書「ミッドナイト・ブルーロス・マクドナルド傑作集」は、文字がいくらか大きくなったと思って買った。しかし、岩波の復刊フェアといっしょで、変わったのは表紙のみ。それでもかろうじて老眼にも読めるレベルである。本書にはつぎの5短編と評論1篇が収録されている。1.女を探せ2.追いつめられたブロンド3.ミッドナイト・ブルー◎4.眠る犬5.運命の裁き〇6.主人公(ヒーロー)としての探偵と作家これらを一口でいうとすれば、銃社会に生きる孤独な人間たちの銅版画ということになる。銃社会とは、アメリカのこと。人が殺され、血なまぐさいにおいがたちこめてい...孤独な人間たちの銅版画~ロス・マクドナルド「ミッドナイト・ブルー」を読む

  • ウィスキー党

    気がついたらいつのまにかウィスキー党。普段は水割りでいただくが、そろそろお湯割りにしょうかなあ^ωヽ*娘からもらったものや、バーボンがある。世の中には男でも甘党という人がいる。おいらは甘いものはチョコレート以外はまず食べないというか、食べられない。最近はサントリーホワイトをツーフィンガーで♬500ミリの缶ビールをいただいたあとでね、晩酌に。ウィスキー党

  • 小春日和けん太

    母屋の縁側で小春日和を愉しむけん太(´◡`)温かくて気持ちいいにゃあ。さっそくの毛づくろい、といこう。小春日和を、春の気候と勘違いしている人が、けっこういるんだってね。けん太、けん太♬おまえさんがいるだけで、ネズミどもは鳴りを潜めているぞ。小春日和けん太

  • 警察小説の金字塔 その4 ~エド・マクベイン「魔術」を読む

    ■エド・マクベイン「魔術」井上一夫訳(ハヤカワ・ミステリ文庫1995年刊)原作は第40巻「魔術」(Tricks)1988年刊前回引用した池上冬樹さんの解説を、もう一度引用させていただこう。《「魔術」は、プロット、人物描写、ストーリーテリング、文章、会話などあらゆる点で傑出しており、だれがどんなときに読んでも楽しめることうけあいのエンターテインメントである。ミステリがエンターテインメントとイコールで語られるいま、海外ミステリの、そして海外エンターテインメントの水準の高さを如実に示す傑作なのだ。さあ読め!読め!読め!》(400ページ)読み了えたいまとなって、やっぱり褒めすぎであったといわざるをえない。それはどこに原因があるのか、単に好悪の問題なのか(´・ω・)?わたしにいわせれば、平均点のエド・マクベインであ...警察小説の金字塔その4~エド・マクベイン「魔術」を読む

  • ムクドリの群れ

    近隣をクルマでふらふらしていたら、ムクドリどもが巨大な群れをつくって騒いでいた。ここに写っているのは、群れ全体の1/3か1/4程度(^^;;)下を通るときは要注意じゃな。糞の雨が降ってくる。ムクドリの群れ

  • 警察小説の金字塔 その3 ~エド・マクベイン「毒薬」を読む

    ■エド・マクベイン「毒薬」井上一夫訳(ハヤカワ・ミステリ文庫1994年刊原作は1983年刊)結論からさきに書かせていただくと、本編「毒薬」はまぎれもない傑作である。・・・といいたいところだが、惜しくも傑作を逃がしたと思う。決着のつけ方、つまり結末がよくないのだ。全397ページのうち、最後の第17章は373ページからはじまる。なぜこんなに急ぎ足に終わらせなければならなかったのか(´?ω?)だれが読んだとしてもハル・ウィリスとマリリン・ホリスの物語であることは間違いようがない。プロットの骨格は、いたって単純で、すっきりしている。とくに美貌の売春婦マリリン・ホリスのメキシコ時代を叙した第13章は圧巻といっていい。下敷きにしたあまり知られていないドキュメンタリーがあったのか。わたしばかりでなく、ほとんどの読者は圧...警察小説の金字塔その3~エド・マクベイン「毒薬」を読む

  • 昭和は遠くなりにけり

    近所のブックオフの夕方、入口あたり。ゲームに夢中なのか・・・よく見かける光景といえば、そうなる。店内にトレカ専用のテーブルが設置されているし、昼間っから若者がたむろっている(´Д`)☆懐かしのCMhttps://www.youtube.com/watch?v=V3ybzzY5HHk昭和は遠くなりにけり・・・じゃなあ。昭和は遠くなりにけり

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