これは何ていうクルマでしょう(゚ω、゚)ご存じの方、ぜひお教え下さい。走行中に、たまに見かけることがあります。光岡自動車か・・・と当て推量して検索したんですがわかりません。雨の多い日本でも、4月5月はオープンカーの出番!と思って眺めていますが、さっぱりわかりませぬ(´Д`)スピードを愉しむスポーツカーなのか、レクリエーション主体のオープンカータイプの軽自動車かのか?気になる自動車
気になるので調べたら、オオセンナリという名である。《江戸時代の末期に日本に入ってきた植物で観賞用に栽培され、別名「センナリホオズキ」とも呼ばれています。》とのこと。これが何とも不思議な風情(^^♪まるでガラスで作ったような半透明の花弁、そして独特な鞘。好きになりそうだにゃ(*´v`)別名センナリホオズキ
ニゲラという植物は花が風変りで、色の種類が多く、おもしろいけれど、タネになっても、棘のあるヘルメットをかぶった宇宙人みたいです´・ω・これ何ですかと訊くと、ニゲラのタネですと、土いじりをしていた上品なおばさまが教えてくれた。指で剥くと黒っぽいタネが飛び出した。へええ、はじめて見ましたよ,ニゲラのタネ(゚ω、゚)ニゲラのタネ
原彬久「吉田茂 -尊皇の政治家-」岩波新書(2005年刊)を読む
原彬久と表記し、あきひさではなく、よしひさと読ませる。この方の著作を手にするのははじめてである。Amazonでの評価は平均で星2つ半、あまり芳しいとはいえないのだが、最初に結論をいえば、わたし的には、評伝の秀作といった感想を抱いた。目次はつぎのようにならんでいる。第一章人生草創-維新の激流に生(な)るー第二章帝国主義を抱いて-外交官の軌跡―第三章体制の淵から-反軍部の旗幟―第四章敗戦国の宰相-瓦礫の底からー第五章歴史の岐(ちまた)に立つ-保守主義の貫徹―第六章講和・安保両条約締結に向けて-外交文書は語るー第七章権力の黄昏―政党政治からの逆襲―エピローグいまに生きる「吉田茂」原さんは、新書の仕様ながら切れ味十分、うまくまとめている・・・と思う。たった241ページですぞ、あとがきをふくめて。維新の志士なら類書、参考...原彬久「吉田茂-尊皇の政治家-」岩波新書(2005年刊)を読む
わが家の裏に生えている、つる性植物の先端。ぐんぐんのびてきて、他の植物の枝に絡みつく。何でもないようだが、放置するとどんどん、容赦なく絡みついて、枯らすことはないまでも本家本元を日陰者にしてしまう(ノω・、)このあいだも引っ張ったら、2m以上ずるずると剥がれてきた。可愛いようだが、始末が悪いのだ。つるの先端
しばらく写真的には眠りこけていた(-ω-)だけど先日、何か月ぶりかでふと「撮りたい!」という意欲が。曇っていたがそれがありがたかった♪1時間と少しで36枚1本を撮影。明らかに失敗しているものをのぞき、2本分を現像データ化してもらった。この一枚は孔雀のオリの前の人たち。TRIP35とロモネガの画像であ~る(´Д`)フィルムで撮るときの心地よい緊張感、その場で写りを確認することができない・・・という。失敗したんじゃないかって、いつもいくらか不安。孔雀のオリの前で
こんなカメラを持っていたことを思い出し、チェックしてみたら使えそうなので、ロモカラー100を装填し近場で撮影してみた。ピントはゾーンフォーカス、EEフィルムカメラ。これのすぐれているところは何といっても電池いらずなところ。セレン受光素子は立派に現役。オリンパスTRIP35忘れていてごめん♪素通しのファインダーなので、デジカメと併用していると、よくピント合わせをうっかりしてシャッターを切ってしまう。レンズシャッター機のため、音はいたって小さいのがいい(*´ω`)ハーフサイズではなく、これで“フルサイズ”なのだ。問題があるとすれば、シャッタースピードが、1/30or1/250しかないことだろう。むろんトイカメラや写ルンです・・・だと考えれば充分ですけどね。オリンパスTRIP35を思い出す
■青柳正規「皇帝たちの都ローマ都市に刻まれた権力者像」中公新書(1992年刊)レビュー塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読んでしまったいまとなっては、意義がうすれてしまった。第一、略年譜もないし、内容にぴったりとした地図も、必要最小限度。しかも、人物にではなく、建築物に照準が合わせてある。ところどころすぐれた省察があるものの、最後まで読み通すのがいささか苦痛だった。1992年という刊行年次だから、先駆的なお仕事ではあったのだろう。たまたまワゴンセールの100円の棚にあったから手に取ったようなもの。終わりに近づくにつれ、叙述は駆け足になっていく。396ページのボリュームで紀元前100年ごろから紀元後250年ごろまでの古代ローマ史を、スエトニウスの「ローマ皇帝伝」などの資料によりながらお書きになっている。なおBOO...読書という悪習について
左はキバナコスモスの一種、右はスカシユリの蕾だろう。しかし、真ん中にある、この紅色の花はなんだろう(´・ω・)?現場ではベニバナかな・・・と思ったのだけど、ベニバナは黄色以外はないようだ♪さっきから調べているけど、わからんなあ。どなたかご存じですか?なお後ろに見えているのは利根川。たったいまふと思いついたのだけど、アザミの仲間かしらね。この紅色の花は?
鹿島茂「子供より古書が大事と思いたい」文春文庫(1999年刊)がおもしろい♪
鹿島茂さんの本はこれまで5-6冊読んでいる。イギリス文学なら丸谷才一さん、フランス文学なら鹿島さん。そのお二人を情報源として頼りにし、意識するようになったのはいつからだろう。挿絵入りの本というものが世の中には存在する。その真の魅力を教えてくれたのが鹿島さんであった・・・と思う。いつか数えたら「濹東綺譚(ぼくときたん)」の岩波文庫は5冊も手許にある。なぜかというと、BOOKOFFの100円コーナーにあったのを救いだしていたら、結果的に5冊集まってしまった(^ε^)木村荘八の挿絵が素晴らしいからである。あの挿絵なしで「濹東綺譚(ぼくときたん)」の世界を想い浮かべることはできないといってもいいくらい。あとは、澁澤龍彦さんにも、魅力的な挿絵入りの著書があったと記憶している。わたしは最近、月に30冊ほど、金額にして2-3...鹿島茂「子供より古書が大事と思いたい」文春文庫(1999年刊)がおもしろい♪
本日はいつも以上にマニアックな話題。岩波文庫リクエスト復刊の一冊´・ω・1952年発行、1988年復刊の辰野隆選「リイルアダン短篇集(上)」が100円+税の棚に置いてあった。リイルアダンってだれ?知らんなあ、そんな作家。しばらく考えたが、どうもヴィリエ・ド・リラダンのことらしい♪帰って調べたら、やっぱりそうだった。持ってはいないけど、リラダンといえば「未来のイヴ(創元ライブラリ)」斎藤磯雄訳1996年刊が有名。ところで本書、いかにも古色蒼然たる染み付き本。まあ100円なので文句はいえない(。-ω-)そ、それにしてもリラダンがリイルアダン・・・とは。ローマ字読みか?岩波文庫リクエスト復刊「リイルアダン短篇集(上)」
墓地の一隅にできたアリの巣。はて、こんなところに彼らの餌があるとも思えないが・・・。働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくるのだそうだ。人間とよく似ている(゚д゚)移動する大集団を観察したことがある。ぞろぞろと長いながい行列を。戦争しているところにも出くわした、昔のことだけど。アリの巣
(最近文庫化された鹿島茂さんの「パリのパサージュ」。現代のパリより19世紀のパリの方がはるかに興味深い)両親の介護や読書のあいまに、以前からYouTubeにはまっている。うちにはTVがないし、DVDの再生装置もない。動画といえばYouTubeくらいしか見るものがないから、興味が赴くままクルージングしている。TVはあちらが放送したい時間に、放送したい番組を流しているだけなので、「見たいもの」が見られるわけではない。衛星放送だろうが有線TVだろうが、同じこと。それに比べ、YouTubeは自分でprogramをチョイスできる。動画を作成し、UPするのはほぼアマチュアである。しかも大量のアーカイブが蓄積されている。それらを見たいときに見放題(゚д゚)わがままな現代人にはぴったりのメディアといっていいのではないかしら。本...モネの水連にかくされていた意味
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これは何ていうクルマでしょう(゚ω、゚)ご存じの方、ぜひお教え下さい。走行中に、たまに見かけることがあります。光岡自動車か・・・と当て推量して検索したんですがわかりません。雨の多い日本でも、4月5月はオープンカーの出番!と思って眺めていますが、さっぱりわかりませぬ(´Д`)スピードを愉しむスポーツカーなのか、レクリエーション主体のオープンカータイプの軽自動車かのか?気になる自動車
このBOXがなんだかわかる人いるかしら?そう・・・ミツバチどもの住処。箱一つに何匹いるんでしょう?https://www.youtube.com/watch?v=0iV6wOcvrVI家の近くのIさんのお宅で、“分蜂”が起こり、わが家にその群れがやってきたんですね。おかげで、純正の蜂蜜をひと瓶いただきました。ミツバチの分蜂
読み返しもしないで、その人物の周辺をとぼとぼ、うろうろ。近ごろこういういやな病気を発症しているな(ノω`*)ううん、まいったぜ。そろそろ元の路線に復帰!・・・といきたいのだが、どうもまだしばらくかかるようだにゃ。先日買った文庫本「夏の闇」に、新潮社の“お知らせ”が紛れこんでいた。ふ~~む。TOPに掲げた一枚が、いわば内容見本である。2010年5月31日発売で、定価3360円(税込)。こういう書籍が発売になっていたとは、知らなかった。3360円で何部刷ったのだろう?さほど売れるとも思えないが。これを眺めているとだれでもかるが、開高健さんは、女の子が書くような“丸文字”の人なのでありまなあ。またこちらの文学全集はたぶん、高校時代に買った本。買っただけで、恥ずかしながら読んではいない。新潮日本文学63(巻全64...開高健の周辺をとぼとぼ歩く
《「人間」らしくやりたいナトリスを飲んで「人間」らしくやりやいナ「人間」なんだからナ》これは寿屋(現サントリー)時代のCMコピーの代表作と注釈がある、開高健さんの。「江分利満氏の優雅な生活」シリーズや、コラムニストとして名高い山口瞳はサントリーの後輩にあたる。往年のコラムはさすがにわたしの記憶にはないが。人間らしくやりたいナ
開高健与えられたのは58年。https://www.youtube.com/watch?v=h2FB-mS9Tbsこの時代の人物としては比較的多くのフィルムを残した。スコットランド紀行もすばらしい♬デスクに座っているのに飽きると、世界中へ出かけていった。いつも“奇蹟”のとなりに彼がいた。輝かしき58年!あんな豪勢な絢爛たる笑いで周囲の人びとを巻き込む作家が、ほかにいただろうか(´?ω?)しばらくはここから抜け出せそうにないなあ。開高健のいる光景
河出書房から出ているMOOKに「開高健永久保存版」がある。そこに「今よみがえる巨人の全貌」というキャッチコピーが添えられている。開高さん自身の著書に「ピカソはほんまに天才か」があるが、それにひっかけていえば「開高健はほんまに巨人か」といっても許されるだろう。かねてから気になっていた開高健さん。サントリーの宣伝部から身を起こし、CMコピーの制作者から一流の小説家になった。同じくサントリーの宣伝部出身者に山口瞳がいる。このお二人の“よき読者”になりたかったが、結局はろくすっぽ読まないあいだにこの世の人ではなくなってしまった。調べてみると、開高さんは享年58歳。その事実を知って衝撃をうけたのは、この2~3年のことである。開高さん、そんなお年で(゚Д゚;)(「開高健の文学論」中公文庫「衣食足りて文学は忘れわれた⁉...開高健はほんまに巨人か~この人をめぐるよしなしごと
ここは西の物置の裏手にあたる。妹の家の“チイちゃん”が逃げ出してきたのだ。このあたりはけん太の縄張り。ライバルが出現するより早く片づけねばと、つけ狙うけん太(゚o゚;都会のマンション猫とはことなり、2匹とも避妊はしてないですからね。数か月前顔を見たとき、いずれは・・・と予想していたけど。チイちゃんとけん太
シダレモモを撮ろうと下の妹の家へいったら、いろんな花が押し合いへし合い。そうか、もう四月なんだね、春本番(ˊᗜˋ*)だれが主役ですか!?と問うたら「あたしよ、あたし」とスイセンが。おや(^^?)そのスイセンも、衣裳さまざまですね。どの子がいいのか、迷います。スイセンいろいろ
ええと“街角の自転車シリーズ”です。何の変哲もないシルバーメタリックのママチャリ。そこにのしかかっている、このつる性の植物はなんでしょうね(´ω`*)シートは傷みがある。掃除をやった形跡もある。普段は駐車場で、自家用車が止まっていた・・・という気がする。「つる性植物の春の応援団♬」じゃな。街角のママチャリ
数日前にBOOKOFFへいったら、こんな本が置いてあった。「宮沢賢治の真実修羅を生きた詩人」今野勉(新潮文庫)なるほど、そうでしたか、知らなかったけど、文庫になったのが令和2年。中古好きのわたしが知らなくてあたりまえだなあ(笑)。どちらかといえば、童話より詩の方が好きである。大学時代に「夜行列車」という詩の同人誌をやっていたころ、友人たちはほとんど全員宮沢賢治を、緻密によく読んでいた。萩原朔太郎のファンは、わたしだけだった・・・と思う。宮沢賢治は10年ほどのサイクルのあいだに、2回か3回、読みたいという波がやってくる。つまり約3年のサイクルがある。彼は“あの世”があることを、強く願っていたし、またほとんど信じていた。それが気になって、ときおり取り出しては読み返す。数週間まえから、また“読みたい波”がやって...いちばんえらくなくて、ばかで、めちゃくちゃで~宮沢賢治の世界を読み返す
おやじが作ったままになっている菊小屋にヒヨドリが来ていた。こちらがクルマの中にいると、近くまで寄ってもよくは認識できないのだね、野鳥は(゚д゚)7~8カット撮った中の一枚をレタッチし、少し明るくした。数としてはスズメやムクドリの方がはるかに多いけど、ヒヨドリもときおりやってくる。庭のヒヨドリ
ぶじかえるかえるくん(^ε^)仕事で運転しているお父ちゃんのご帰還を、奥様も子どもも待っています・・・という交通安全シールが一時流行りましたよね。この子が傘がわりに手にしているのは“しめじ”でしょうかねぇ。横を走りながら気になりましたよ~~ん、カエルくん(^^♪ぶじかえる♪
写真にしたとき、“さび”(鉄錆)の美しさは格別だよね。ワビサビの“さび”(ノω`*)日が当たっていると、質感の細やかさ、時間に鍛えられた風格がとても鮮やか!以前もこのスポット撮ったことがあった。しばらくすると文字が剥落するな。コーヒー、スパゲティがおいしいあぜみちというお店があったのだ。コーヒー、スパゲティがおいしいあぜみち
国道17号を走っていたら、こんな光景が目を惹いた。小型消火器だよね。蓄圧式の液体タイプ、粉末タイプがあって、外の枠はアルミ缶じゃなかったかしら。これもリサイクルするのだろうにゃあ(´?ω?)こんな光景が
確定申告がおわり、いよいよ花、花のシーズンがはじまったにゃ(´◡`)両親は介護施設へ入所したので、わが家は息子とけん太とわたしの三人。下の妹がほぼ毎週掃除にきてくれる。義弟が裏の畑を耕しているので、軽トラが物置に入れてある。趣味の園芸というヤツですね。トマトとナス、キュウリ、カボチャ、スイカ、トウモロコシ、ゴーヤなど丹精して稔らせています。この屋敷の維持管理はなかなかたいへん。昨日、一昨日と、植え込みの手入れをしたが、今日はあちこち筋肉痛(^^;;)父が棘のあるミカンの木を2~3本植えたため、その枝が茂りに茂ってしまい、枝おろしに一汗かいた。木はなくてもいいのだから、コテンコテンに傷めつけてやったけどね!3月中には除草剤だの、草刈り機だの、雑草との戦いがはじまる。“花の季節、はじまりはじまり”と喜んでばか...花の季節~2024年のはじまり
今年は“ボケ”の当たり年かもね。2か所(新宅の庭と、物置前の鉢植え)とも、花が驚くほどいっぱい着いている。ボケはこの深みのある色が好き(^^♪ただし、バラ科なので、とげがあるから気をつけないとね。すぐに巨木化するハクモクレンもきれいだろうなあ、出かけてみるか。“ボケ”の深い赤
隠れている構図。つまりスクエアであります。赤、青、黒が大きく自分を主張し、ほかの要素を食べてしまった。こういう街角を“発見”し、まなざしがそれに反応する。そしてシャッターを押す・・・行為につながり、ええと、えっと・・・(笑)。スクエア
サクラを見にいったらカモに出会った。しばしば野鳥を撮影しているくせに、カモはかなりむずかしい仲間に入る。コガモ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、アイガモ・・・ますますむずかしくな~~る(´Д`)悩んでいても、教えてくれるわけじゃない。おっ、口をあけてなにか鳴いているぞ。「あやしいおっさんがきたぞ、注意!」といってるようだにゃ、おいらのことか(笑)。サクラを見にいったらカモと出会った
文庫本オンリーでこの数日、蔵書を漁っている。忘れていた本が突然顔を出し、あったねぇ、あんたも(*^。^*)てな、ニャハハ。ハヤカワ文庫の「警官嫌い」の新しい表紙も出てきた。だけど、違うのはデザインだけで、文字のサイズは変わらない。これじゃ意味ないねえ。室生犀星の文庫版もたぶん5冊はあるはず。すいません、本の話が多くて。すいません本が多くて
ストリート・フォトが撮りにくい世の中になりそろそろ20年かな?肖像権やプライバシーがああだ、こうだと議論を呼んでいて、人物に対してつい腰がひけてしまうカメラマンが多いことだろう。人間ってやつは、何ともめんどくさい生き物だ。クレームをつけることを商売としているクレーマーなる人物もいるから余計厄介(ノω・、)ではスナップショットという手法が絶滅の危機にあるのかというと、そんなことはない。試しにYouTubeで、路上スナップ、ストリート・フォトのキーワードを梃に検索してみると、出てくる、出てくる。いろんな動画が。■西田航「肖像権」https://www.youtube.com/watch?v=D0mHD7QCovU■中藤毅彦・こむろみほ「大阪で旅スナップ」~OMSYSTEMゼミhttps://www.youtu...ストリート・フォトの現在2023年版
うちの休耕田に咲いたジシバリの花。子ども時代はタンポポとよく間違えていました^ωヽ*花言葉は束縛、人知れぬ努力、いつもと変わらぬ心、忍耐だそうです。黄色い花は、周囲まで明るくしますよね。花が終わったら除草剤撒かないと。ジシバリの花
■アリステア・マクラウド「灰色の輝ける贈り物」中野恵津子訳(新潮クレストブック2002年刊)物語の大半が過去の話である。だから“哀惜の念”が、これらの短篇群を覆いつくしている。アリステア・マクラウドは、老齢になってから読むのにふさわしいといえる。背景となる時間の地層は、一世代ではなく、二世代、三世代、あるいはもっと分厚い幅の中に横たわっている。書かれている内容も、作者のスタイルも、ときおり息苦しくなるほどストイックで生真面目。そういう作風なのである。好きな人にはたまらない味を持っている。味は“滋味”ということばの方がふさわしいかもね(´Д`)たとえば、ブコウスキーのような小説家とは、対極にあるのだ。感情のうねりはゆったりしているが、ときに激しく岩頭を噛む。そのあたりの作者の呼吸が見どころというか、読みどこ...思慮深く、愛情深く~「灰色の輝ける贈り物」にしびれる
■川田順造「マグレブ紀行」中公新書(1971年刊)川田順造(1936年~)さんという文化人類学者を知っているという人が、世間にどのくらいいるのだろう。調べてみると、2021年に文化勲章を授与されている。しかし、一般的には知名度は低い方だろう。うん、聞いたことある・・・とはいえ、おそらくはレヴィ=ストロース「悲しき熱帯」の訳者としての名ではないか。Wikipediaで検索すると、驚くほどたくさんの著書がならんでいて、大きな仕事をしてきたことがわかる。《マグレブはアラビア語で「日の沈む国」を意味し、モロッコを中心に、ジブラルタル海峡を挾んでスペインと向いあったアフリカの一角である。ここはオリエント、オクシデント、アフリカの接点であり、また十五世紀に始まる、旧世界と新大陸との再会を準備した所でもある。本書は、ア...日の沈む国への旅~「マグレブ紀行」を読む
■村上春樹&柴田元幸「翻訳夜話2サリンジャー戦記」文春新書平成15年刊「ライムギ畑でつかまえて」は、野崎孝さんの訳で18~9年ほど昔に読んだことを、よく覚えている。友人にすすめられたのだ。しかし、読めば読むほど腹が立ってきて、結局60ページあたりで、投げ出してしまった。村上春樹訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」はまだ刊行されていなかったとおもう。「ふざけるな!何を戯言いっているんだ」「金持ちのわがままなお坊ちゃまの独り言。それ以外の何ものでもねえ」ひと口にいえば、そういったことに尽きる(T_T)俗にいう中二病といったらいいのか、鬱屈した自分自身の思春期と、どーしても比較してしまう。親の金で高校だか大学だかにいかせてもらいながら、何ほざいているんだ・・・と腹が立ったのだ。そういう読者、わたしのほかにたくさ...PTSD(シェル・ショック)に苦しんだ作家サリンジャー~対談「サリンジャー戦記」を読む
子どものころ見たことがあった気がする。でも撮影ははじめて!モズの早贄(はやにえ)。残酷シーンといえば残酷だけど、これはまあ習性ですからねぇ(*・д・)デジタルズーム域なので、画質よくないです。モズの早贄
コンビニでトイレ休憩&お弁当。県議会選挙がはじまったのでにぎやか。群馬あたりは無風選挙区だと思ったけど、そうでもないにゃ(゚Д゚;)すれ違いざま、女性運動員に、めいっぱい手を振られましたよん(゚Д゚;)どうも自民党議員みたいだった。いくか県議選・・・いかないだろうなあ(*´σー`)運動員さん~県議選
昭和のにおいがぷんぷんしている。「おおー、カバンの専門店♪」こんなお店があったんだねぇ、ほとんど廃墟だけど。しばらく前には「帽子の専門店」なんていうのに立ち寄り、学生帽を頂戴したことがあった。なごやかなおばあちゃんが店番をしていた。絵ばかりでなく、ロゴのすべてが古めかしくてステキやなあ^ωヽ*カバンの看板
ラッキーなことに桜子さんにお会いできた(^^♪何年か続けて撮影している白いサクラ(オオシマザクラかしら?)が満開だったので、そばへ寄っていったら、おばあちゃんと一緒にこの子がいた。「この木はこの孫の誕生木なんですよ!」そうか、まさに桜子さんではありませんか。背が高くすらりとして抜群のプロポーション(^^)/ついモデル扱いしてしまったけれど、そのおばあちゃんこそ、わたしが長年お会いしたかった方でした。小さいながらよく手入れがいき届いた田んぼの中の美しいガーデン。家からクルマなら3~4分。四季折々、いろいろな花が植えられています。偶然桜子さんにお会いした♪
昨日散歩していたら、東の水路のほとりに、今年もスミレが咲いていた。足許でさわやかな春の微風にゆれている。小さなちいさな、ちょっと目立たない紫の花。この花が咲くと、わが家にも春がやってきた・・・ということだろう。ああ、草むしりのシーズンがはじまるよん(^^;;)だれか手伝って!水路ぎわのスミレ
ずいぶん長いあいだphotoをメインに据えた記事を書かなかった。さきごろmixiのアルバムを見直していたら、自転車に乗る人たちがいろいろと写っていることに気がついた´・ω・「おやおや、こんなに撮っていたのか」さほど意識して撮ってはいなかった。mixiのアルバムに「フラグメント」というシリーズがあり、収録してあるのは、すべてクルマの運転席から撮影したスナップ。もちろん停車中に撮影している。そこからランダムに選び出して掲載することにする。画質が極端に悪いのがあるが、まあまあのものからセレクト(^^♪一枚一枚にコメントを付したい気がしないではないが、やめておこう。合計10枚+1をUPする。本人は一応街角スナップのつもりなので、動きの大きいphotoが多くなった。フォトグラファーは、写真のうしろに姿を潜めていれば...自転車に乗る人たち~街角スナップの10枚+1
■ソルジェニーツィン「イワン・デニーソヴィチの一日」木村浩訳新潮文庫(昭和38年刊)ロシア文学に少しでも関心があれば、この名高い小説を知らないという人はいないと思うけれど、一応BOOKデータベースを引用しておこう。《午前五時、いつものように、起床の鐘が鳴った。ラーゲル本部に吊してあるレールをハンマーで叩くのだ――。ソ連崩壊まで国外に追放されていた現代ロシア文学を代表する作家が、自らが体験した強制収容所での生活を描く。》《1962年の暮、全世界は驚きと感動でこの小説に目をみはった。のちにノーベル文学賞を受賞する作者は中学校の田舎教師であったが、その文学的完成度はもちろん、ソ連社会の現実を深く認識させるものであったからだ。スターリン暗黒時代の悲惨きわまる強制収容所の一日をリアルに、時には温もりをこめて描き、酷...野菜汁のたのしみはそれが熱いこと~「イワン・デニーソヴィチの一日」を読む
ここ数日ジャック・ロンドンにハマりかけ。昨日この2冊を新刊で買ってきた^ωヽ*ロンドンといえば「野性の呼び声」「どん底の人びと」しか持っていなかった。短編1作、そしてルポルタージュの「どん底・・・」は読んでいる。このところ“つまみ食い”ばかりが多くて、書評が書けない。足を地につけないとねぇ。ジャック・ロンドンの2冊
写真は引き算とはよくいわれるけど、これじゃ単に“無内容”かなあ´・ω・?えーと、たしか鳥さんにつつかれたあとのザクロの木・・・だったと思う。強引にいえば、水墨画(笑)。シルエット写真
日本は翻訳大国なんだなあ。近ごろ海外文学にばかりへばりついているから、そのことを痛感する(´Д`)娘はアメリカで生活しているってのに、おいらは英語もまるでダメ。今日は、古書店に柴田元幸責任編集「MONKEY」があったので、買ってきた、ムフフおもしろい♪すでに何冊か持ってはいるが。「復刊してほしい翻訳小説」を、柴田さんが50編、村上春樹さんが50編選んでリストを掲げ、そして対談している。「MONKEY」はいかにもマガジンらしいマガジンだし、翻訳大国ならではの雑誌といえるんだろうなあ。版元のスイッチ・パブリッシングは「Coyot」も出しているぞ。「MONKEY」2冊を買う
(表紙がかわって値上がりしたけど、中身はまったく違わない)■アゴタ・クリストフ「悪童日記」堀茂樹訳ハヤカワepi文庫2001年刊(原本は1986年パリ)友人から感想を聞いたことがあったので、驚きはなかったが、衝撃がなかったといえば嘘になる。しかし、読み了えたいまでも、作者の“位置”というのがよくわからない。行方不明の作者を探す小説なのであろうか?これまで読んだ、どんな作品とも似ていない。まったくユニークで、肉食動物のような非情な目が小説の背後に光っている。62編の短章から成り立ち、本文のみ273ページはノンストップですらすらと読める。訳者堀茂樹さんの巻末の解説はまことにいきとどいた優れもので、多くのことを教えていただいた。日本語の「悪童日記」は堀さんの命名のようで、直訳では「大きなノートブック」の意味だそ...過激かつ非情な“ぼくら”の物語~アゴタ・クリストフ「悪童日記」を読む
お父さんをつれて黒い犬が三頭散歩している。何ていう名の犬だろう(´?ω?)去年の夏ごろから、四頭だったのが一頭減って四頭になったのだ。夕方になると、飼い主をつれた犬たちが、農道を歩いている。ウォーキングというのは、本来犬たちの習性なのだろう。早春の日差しをあびて気持ちよさそうだにゃ。早春のウォーキング
(ポストイットをやたら挟んだ光文社古典新訳文庫版)■ホーソーン「緋文字」小川高義訳光文社古典新訳文庫2013年刊たいへん評価のむずかしい小説である。四苦八苦しながら、一か月ばかりかけて、ようやく読み了えることができた。以前に、二回ほど挫折している。今回も10ページあたりで、挫折しかけたので、冒頭の「税関」を後回しにし、ストーリーが始動する第一章「獄舎の扉」から読みはじめた。初心者にはそれが正解かもね(;^ω^)なぜ評価がむずかしいのかというと、韜晦につぐ韜晦、作者の“本音”がどこにあるのかわからなくなってしまうから。イライラさせられる。今回も、「もういいや、やめてしまおう」と、3~4回は思った。キリスト教の教義問答に類するものが、延々と展開される。しかも舞台がニューイングランドのため、厳格な教えで知られる...朽ち木が発する燐光のようなもの~ホーソーン「緋文字」を読む
新しいプロフィール写真に設定したふくろうの置物。母屋の玄関先、下駄箱の上にあったもので、井伏さんのドリトル先生シリーズでは「フクロ」と表記される。しかも古めかしい分厚い本の上に鎮座し、かたわらにはペンがある。その横に庭からもいだばかりのミカンを置いてパチリ(;^ω^)いまのおいらより2倍は賢いかもね。賢いフクロウ
定年退職したらゆとりをもって、ゆっくり読もうと思っていた(^^♪だけどほかの何冊かの本とともに、忘れていたアリステア・マクラウドの2冊。「灰色の輝ける贈り物」と「冬の犬」。どちらにも8編の短編が収めてある。キャッチコピー「完璧な宝石のような短編小説」だってさ。3編だけは読んでいる。驚くほど寡作なカナダの作家で、主要舞台はケープ・ブレトン島。これはアンの島、プリンスエドワードの東に隣接している、辺境そのもののような小さな島。先祖がスコットランドからやってきたのだ。この本の冒頭に周辺図が掲載されている(。-ω-)アリステア・マクラウドはご存じですか
詩人清岡卓行を知っている人、少ないだろうなあ。小説「アカシヤの大連」で芥川賞もとっている(´Д`)長期在庫のため、100円の棚に移されていたので、即Pic-upした。単行本では読んでいるのだけど、収録作が違っていた。デビュー作「氷った焔」の中などに5~6編素晴らしい詩が眠っている(-ω-)詩人清岡卓行の「アカシヤの大連」(講談社)を買う