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  • 東京ブギウギ

    太平洋戦争が終わった時、ボクは9歳だった。食糧難で配給の食糧では、餓死する人がいた。食べ物を闇市で手に入れるなんて、曲がったことが出来ない、裁判官や検事、警察の偉い方などなどは、餓死寸前に皇居前の広場で切腹自殺・・・何人もいたのが新聞に載った。子供のボクの記憶に残るのは、配給になる食糧と言えば、大豆、砂糖・・・これが三食のご飯となる。大豆は炒って醤油をかけて味を付け、ボリボリ食べた。大豆はまだよい方で、キューバからの支援でキューバ糖なるものが配給された。どこから手に入れたのか、母が大鍋に一握りの小豆にたっぷり水を入れ、そこへキューバ糖を入れる砂糖水。母は、「ゼンザイよ」と言って食べさせたが、丼に小豆は1個入っていればOK。小豆の味がするだけの砂糖水をがぶがぶ飲んで、学校に出かけた。家族は全部で8人、大なべ...東京ブギウギ

  • 毎月の誕生日

    自分の中で、「90歳までは生きたい」との願いは、随分前からある。その為に毎日を大事にしているし、神様にもお願いしている。どうしてかと言うと、二人の叔父さんが90歳で旅立ったからだ。それが農家で仕事中に、麦を育てるために畑を、牛に鋤を引かせて息子と耕している最中に、午後3時になったので、「お~い、お茶にするぞ!」と倅に呼び掛けて、本人はお茶を入れて、土手を背に仰向けに横になった。その後、牛を畑の端に繋いで、倅が父親の傍に来ると、お盆に二つお茶を入れた湯呑があり、陽の当たる土手を背に、叔父さんは眠るように亡くなっていた。もう一人のおじさんは、公務員で年金でのんびり生活していた。三人の子供たちも結婚して独立、何不自由なく暮らしていた。ただ一つ気を付けなければいけないのが、高血圧で、お酒を飲んだり、力仕事は避けて...毎月の誕生日

  • 8月5日花火大会

    二か月も前にA席、S席他を売り出した。新婚の孫夫婦が見たいと言っているのか、親が花火を見せたいのか、「S席を買いますが如何?」と娘がジジババに訊いてきた。夜だし、もう良い年令だし、どうしようか迷っている内に、「S席が取れたよ!」と娘から連絡がある。夜七時から八時半までの1.5時間で金5千円也。迷っている暇はない、これで全席売れてしまったという。その花火大会。コロナの第9波が8月の帰省や夏祭りなど、人の密集する行事が、3年の自粛生活から解放されたことも手伝って、混雑することは分かっている。花火大会には行きたいが、混雑と足場が不案内と言うこともあって、自分の足腰が不安で、迷惑をかけそうで、お断りした。代金はすでに払ってあるが、キャンセル料で取って置いて下さい、と伝えた。体の衰えは如何ともし難い、情けない話であ...8月5日花火大会

  • 1円玉

    先日、100円ショップで植木鉢と土と、花を囲う柵と言うか棚を買った。全部で330円也。風船カズラを植えるためである。(植えた風船カズラ)小銭入れからお金を取り出す時に、1円玉が躍り出てしまった。コロコロッとカーブを描いて床を転がったところまでは見ていたが、支払いが、先と、お金を渡して、「今、1円玉が転がってしまった、どこへ行ったのかな?」と呟いたら、店員さんが、商品棚を引き出して、さんざん探してくれたが、見当たらない。「良いですよ、見つかったら儲けにしてください」と帰った。その帰り道、年齢(とし)で、かかとが痛く、電柱の脇の日陰に立ち止まった。さっきの一円玉、いつ出て来るのかなぁ・・・1円玉

  • ザクロ

    ザクロが稔ってきた。食べられるほどに熟すと、実が割れ、中に赤い種が並んで見える。(ザクロ)今では誰も見向きもしないのは、食べても決して美味しく感じないから、もう一つは、言い伝えからだと思われます。それが鬼の口の中の歯に見えるので、下記の俗説からかもしれません。ネットから引用。「釈迦が、子供を食う鬼神「可梨帝母」に柘榴の実を与え、人肉を食べないように約束させた。以後、可梨帝母は鬼子母神として子育ての神になった。柘榴が人肉の味に似ているという俗説も、この伝説より生まれた。」ザクロ

  • 朝顔

    今年まいた種の朝顔が開きました。野生種ではなく、大きな花が開いて綺麗だったので、来年育てようと、ご近所の朝顔を栽培をしていた方から、頂いた朝顔の種です。期待したほど大きくはなかったのは、地面で育てた朝顔と鉢植えの朝顔の違いでしょうか?育てた朝顔の葉は、それなりに大きく育ったので、大輪の花を期待した自分が悪い!?そう諦めました。朝顔

  • どこの国の国旗?

    どこの国の国旗だかお判りでしょうか?(ネットから)国旗を見て、国の名と首都名を当てるクイズに参加して全く分からなかった国旗です。星が赤い帯の上にあるから、中国に関係する?中国に近い国?グリーンと赤の横ラインはアフリカ系の旗に似ている?色んなことを考えましたが、さっぱり分からず、お手上げバンザーイ!回答を見たら「スリナム」?!名前を見てもまだわからないのです。ネットで調べたら、分からないはず、80年以上生きてきて、初めて耳にする国の名前です。そうです、南米のブラジルの国境に面している・・・説明するより、地図をご覧いただきましょう。(ネットから)ネットの説明によれば、「スリナム共和国の魅力は、なんといっても2000年に世界自然遺産に登録されている中央スリナム自然保護区です。」 何が魅力なのかを紹介したいと思い...どこの国の国旗?

  • PB,EX.って、何?

    PB,EX.って、何?「H.P.S.C.」行、これはバスの最終目的地の案内。「H.P.S.C.」って?ポイ活?押し活って?短縮語は全然わかりません。SDGsは最近になって、やっと分かった。Sはsustainable→持続可能なDはdevelopment→開発Gはgoals→目標表題のPB→辞典をみると→peanutbutter(ピーナツ・バター(笑)文章を読み進めると→privatebrand(プライベート・ブランド)と解る。な~んだ、スーパーで見る、ブランド物を自社製品として制作したもの、商品そのものはブランドものと同じであるが、スーパーの工場で作らせたもの、PBの方が安くて長持ちすると宣伝。EX→1)Express→特急→エクスプレス予約・・・→2)EXample→forexample(例えばの略)い...PB,EX.って、何?

  • アケビ

    アケビの実がなっていた。公園の公衆トイレの裏側にである。どうしてこんな所に成っているのだろうか、普段は誰も入って来ない所なのに。実がなって熟れると、引っ張りだこになることを恐れての事だろうか?秋に実が熟れると食べられるのだが、それは戦中戦後の食糧事情の悪いときのことだ。この時は、米ぬかまで食べた。今は、お漬物の材料にしかならない米ぬか、戦時中には、僅かな小麦粉(米ぬかに粘り気を持たせるためだけに)を混ぜて、パンを作った。形こそ、食パンであるが、口に入れたらバサバサで、味もなく、とても食べられた物では無い。そんな時に、アケビの実は、口に入れれば美味しかった。食糧事情が良くなってからは、だれも見向きもしない。実が熟して落ちるだけの事である。戦後の食糧難の時には、誰もが熟すのを待ちわびて、とって食べたのであるが...アケビ

  • 七夕まつり

    七月七日は、七夕まつりです。どこも準備に余念がない。年に一度、この日に牽牛と織姫が天の川を渡って、逢うことが出来るのです。天文学のことは良く知らないのですが、東京など大都市では、地上が明るくて、星さえ見ることが叶わないが、山間部へ行けば見ることが出来る。そんな夢のまた夢とでも言いましょうか、だからこそ七夕まつりは、大人を含めたお祭りになるのです。我がマンションも住民は高齢化しているのですが、高齢者が集まって、七夕祭りの準備をしました。(エントランスホールの七夕飾り)毎日散歩で出かける自然観察公園の事務所にも、七夕飾りが出来て、散歩のじじばばが立ち止まって、見ていました。笹ならぬ蔦の絡まる事務所に春?が来たような・・・(自然観察公園)(管理事務所の七夕飾り1)(管理事務所の七夕飾り2)織姫と牽牛(彦星)の話...七夕まつり

  • アジサイの花の芯の花

    アジサイの花は、こんもり丸いものが多い。色とりどりであるが、赤と紫色が多い。(標準的なアジサイ)(花の周りに小さな花が額のように取り巻くガクアジサイ)(標準的なガクアジサイ)(よく見かけるガクアジサイ)最近になって白いアジサイや、グリーンのアジサイが目に付く。これらは小さな花の集合体です。アジサイが花開くというのは、「真ん中の芯の部分が小さく開くのを、アジサイが花開く」と言う、と言うのをよく聞くので、丸い形の中央部分をかき分けて、芯の部分をのぞいて見るのですが、花が沢山あって、どれが芯の部分の花なのか、よく解らない。それが解るまで、アジサイを載せるのを躊躇ったので、ブログ記事にするのが遅れてしまった。アジサイの芯の花というのは、こんもりしたアジサイの真ん中の花ということでなく、アジサイそのものが小さな花の...アジサイの花の芯の花

  • 二宮金次郎と沖縄シーサー

    二宮金次郎の銅像は、以前は、どこの小学校にもありましたが、現代ではあまり見かけることがありません。話は変わりますが、25年前、東海道を車で、東京から下り、小田原市へ入る手前の二宮町の街道沿いの小学校に、二宮金次郎の銅像を見かけたのがボクの最後の記憶。二宮町だから、二宮金次郎もこの地の出身かと思ったら、お隣の小田原市の出身でいろいろな功績を残したかたです。貧乏な農家に生まれ、子供のころから働き、しかも勉強して、藩の財政を立て直した立役者でした。農家出身者が、武家社会の藩の財政に手を付けることさえ、当時は難しい時代に、立て直しをしたのは、余程の才能の持ち主だったようです。それを見習えと立てた銅像でしたが、近年は時代にそぐわないと、銅像そのものも、撤去されてしまいました。ところが、つい最近になって気が付いたので...二宮金次郎と沖縄シーサー

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