2020年、山里の遅い春。2023年、母が最期を過ごした地の春。そうして今年、2024年春。桜を見ている人間を見る子供の馬。ヘアカットしたての大人の馬。大人の馬に乗る大人の人間。木々にも草にも馬にもヒトにも。いっぱいの春が、今年、ここにも。2024年春
〜田舎でのんびり自給生活…のはずが 無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある〜
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2020年、山里の遅い春。2023年、母が最期を過ごした地の春。そうして今年、2024年春。桜を見ている人間を見る子供の馬。ヘアカットしたての大人の馬。大人の馬に乗る大人の人間。木々にも草にも馬にもヒトにも。いっぱいの春が、今年、ここにも。2024年春
こないだ、もの凄い風吹いた。大体風強い土地みたいやけど、それでもこないだのは特に凄かった。裏手の竹やぶの竹、折れそうになるくらいしなってた。物干し竿がガタンッ、ガタンッて大きな音立てる。ベランダのサンダルが、風にあおられてズリズリ動いてく。竿は慌てて下におろし、サンダルは部屋の中に取り込んだ。PCニュースでは「全国的に春の嵐」て報じてた。こういう時、以前住んでた山奥の家やったらもっと怖かったやろなあ。以前住んでた村。山の斜面に沿って段々に家が建つ村。うちの家もそうやったけど、すぐ下の家もかなりの古民家。築100年ほどの家。瓦はところどころ反り返ってる。道具小屋のトタン屋根はペラペラ。古うから「吹上」ゆう地名で呼ばれてたくらい、下から吹き上げる風の強い地域。台風、暴風雨のたんび、下の家の瓦やトタンが飛んでけ...なんでか
畑やってたら、お天気が気になる。種まくのんも、草刈るのんも、収穫するのんも、ぜーんぶお天気次第。せやけどこの春、なんか雨の日多い。春って毎年こんなんやったっけ?合間に一日でも雨やむ日ぃあったら、畑に飛んでく。どこもかしこも水浸しのズクズクやけど、しゃあない、とにかく溝切って畝立ててく。溝から掘り上げた土は、土というより粘土やな。粘土の塊ゴロゴロの畝。しかしここは、ひどいなあ。ほとんど田んぼ状態。これから先、梅雨や豪雨もやってくるゆうのに。もっと高畝にしとかんなら。ぶつぶつ言いながらワッセワッセ畝立てしてる傍で、わお!いつの間にこんなぎょうさんのタンポポ。「四の五の言わんと、ちゃっちゃとせんかい!」てか。四の五の言わんと
畑、貸してもらえるとこ見つかった。希望してた面積よりはだいぶ狭いけど、これは60㎡くらいやろか。ブルーシートから向こうの三角形の場所。1回耕運してくれはったらしい。どうせなら春作からスタートしたい。全部の畝立てるのは間に合いそうにないから、種蒔く予定の畝から優先的に立てていく。立てた畝、とりあえず種蒔きまでは草マルチしといて。ここに植える予定のジャガイモは、出窓でもこりんと並んで芽出し中。で、ひと月ほどしてから、芽ぇ出たジャガイモの種イモ持って畑行った。ほんならなんとまあ、かぶせてた草マルチは全部吹っ飛んでしもて、かとゆうて草はまだ生えて来んと、土むき出しの、ずんべらぼん。けどしゃあない、とりあえずそのままジャガイモと長ネギ植えた。畝立ての時、かなり土砕いたつもりやったけど、粘土質の塊がそのまま石みたいに...ずんべらぼん
洗濯グッズの置き場に困って、洗濯機の周囲に立てるラックを買うた。ネットで注文して、開梱したらなんやめちゃくちゃ手順の多い組み立て説明書が。見ただけでくじけて半日放っといた。けどそうも言うてられん。気ぃ取り直して説明書読み始めたら、え~っ!こんな警告がほとんどの工程に発せられとるではありませんか!もいっぺん、え~っ!そーゆーことはねえ、あぁた。ポチっと購入ボタン押す前にゆうといてくれはれへん?しゃあない、独り暮らしはその辺の壁やら家具やらに頼りながら組み立てるしかない。この際、ピアノと言えども特別扱いでけへんでぇ。しっかり支えとってやぁ。こらあ、もこりん。ややこしいとこ、ウロチョロするんやなーい!そんなこんな、夜遅うまでかかってやっと完成したラック。洗濯機前のスペース狭もうて、写真撮られへんかった。つまりこ...そーゆーことは
むかし、むかし、山に囲まれたちいさな村に住んでた頃。雨上がり、山にかかる靄が大好きやった。何べん見ても、何十回見ても、ふっ、て息止まるくらい見惚れてた。この靄見たら、大抵のこと、ま、いっか、て思えた。もうあんなきれいなもん、見られへんかもなあ。思てたらこないだ、おお~っ!これがこれからの私の、ま、いっかの素。そうそう、もひとつ、ま、いっかの素がありました。今や立派に私の月光仮面。もこりん姫。ま、いっかagain
去年の秋、母をどこかに連れて行ってやりたいと、いろいろ調べまくったことがある。せっかく家に帰って来て、ベッドで寝てるだけではもったいないもんね。けど、この地は一応観光地のくせして、バリアフリーがなってない。車椅子やとうんと遠回りせなあかんかったり、スロープがないもんやから車椅子ごと担ぎ上げなあかんかったり。入院して半年ほど病院や施設で暮らした母は、もうつかまり立ちもできんくらいに脚弱ってたし、あんまり長いこと車椅子にも座ってられへん。訪問リハの先生たちとも相談した結果、外出は断念した。母はそのまま亡くなってしもたけど、先日、母の粉骨を入れたカプセルをポケットに入れて、小峰城跡に出かけた。一年ほど前、歯医者さんに行った時気になってたちっこいお城。(→)別に母も私もお城好きなわけやないけど、なんか静かそうな気...お城とピアーダとお餅つき
どうでもええけどこの1年半、引越ばっかりやったなぁ。まず私が兵庫の山奥からここに来て、母が施設からハウスに戻って来て、母が亡くなったら部屋明け渡して、今、足の踏み場もなくなった私の部屋の断捨離中。それでも最近、自分一人と猫一匹の生活になって、時間の余裕もちょっとだけできてきた。よう考えたらどっこにも出かけてない。母の部屋と私の部屋の往復と、時々畑と、たまにハウスのマイクロバスに乗って役場やスーパーに行く。それと、裏の牧場には2回ほど出かけたなあ。今日はええ天気やし、近所でも一周してみよか。この地は、多少の起伏はあるけど概ねなだらか。視界も開けてる。酪農で開けた町。今は随分少ななったらしいけど、それでもまだ、牛飼ってる家もある。道歩いてたら、のんびり草食む牛さん見かけたりする。これ、牧場でも何でもない。普通...そらすな
フロントへの階段上ろとして、ん?危なっ!ふ、踏んでまうやんか。どないしょ。つまんでどこかへ動かそか。どないしょ、どないしょ、思てたら、「うんせ、うんせ」わ、こっち来た。下の道に降り立って、「何見てんのよ」寒なってきたからか、動きが遅い。1年半前、私がここに引っ越してきた時、ブログ用に撮った最初の写真が、カマキリさんとカエルさんやった。(→)この時ももう秋になってたなあ。カマキリって、冬の間どないしてるんやろ。ちょっと心配になって調べてみた。(https://kama.menokenkou.work/huyukama/)それから二、三日して、雪が積もった。あー、あの子、どっかで頑張ってるんやろか。あの時私を見上げてた眼ぇ。「何見てんのよ」やのうて、「ほなね」(そしたらね)言うてたんかもなぁ。ほなね
畑に行く途中、ん?なーんとなく気になった。ズーム、ズーム、ズーム。なんじゃこりゃ。ぐにゃぐにゃやんか。どないしたらこないなんねん。そういやあ、うちにも昔、ぐにゃぐにゃがいてはりましたなあ。このお方。私の「月光仮面その3」、「いち」姫さま。うちに来てくれた当初は、もっとねじれとった。そんな寝方で肩凝れへんか?私の心配をよそに、いつも元気に、「あらよっ」今、「月光仮面その4」見習い中のもこりんはといえば、「あらよっ」ま、ま、ま、こんなもんでしょ。「何か‥」ぐにゃぐにゃ
明日から天気は下り坂、言われてる今日は、ぽっかぽか~。手ぇにも足にも霜焼けもできてきたことやし、今日のうちに畑じまい。一部残ってた支柱も解体して、この畑に水はないから、杭の泥は下界に持って降りて洗わなあかん。一輪車に積めるだけ積んでと、残りはまたぼちぼち。畑に植わってるのは、先月定植した玉ねぎの苗だけ。冬の間、この子らが畑の番してくれることになる。けど、ちょっと心配事が。畑の一角に、鳥の羽が散らばってた。これって‥。皆、頑張って生きてるんやなぁ。帰り道、楽しみの一つ。見れ、見れ。足長ニンゲン~!畑じまい2023
所用で、なんちゃらプラザゆうとこまで出かけた。最近、「所用」が多い。帰りのバスの時間まで、その辺ぶらぶらする。この日はええ天気やった。暑うものう、寒うものう、お陽ぃさんポカポカで。こんな広い場所、草刈りだけで大変やろに。途中、銀杏の実ぃ落ちてたから、拾てきた。ビニール袋三重にして入れて、お陽ぃさん当たるとこにひと月くらい置いといた。「あれ、何?」とか、「あれ、いつ実ぃ出すの?」とか聞かれるから、昨日、遂に意を決してビニール袋開けましたがな。水でじゃぶじゃぶ洗ろて、実ぃ出しましたがな。「へー、銀杏」とか、「どこで採ったの?」とか、通りがかりに覗き込んでくる人たち。中には、「まめだねえ」て、あれは褒めてくれてはるんかしらん。えー?私ってまめなんや。ちょっと嬉しなったりする。けどね、あったにしても私のまめはここ...まめの限界
中庭のドーダンツツジが真っ赤っか。こんな秋の日、久しぶりに裏の牧場に出かけてみた。霧の中で牛さん、ポーッと佇んでる。「なんか面白いことないかしら」てなもんかしらん。「おーい、おーい」声かけてみた。振り向いた牛さん。「えっ、何?」とことこ駆け寄ってくる。「何、何、なに~ぃ?」「い、いや、ちょっと呼んでみただけ」なんてなこと、間違ごうても言えそうもないこの、純真な圧!純真
所用があって、久しぶりに関西に出かけた。もこりん一人でお留守番してるから、ちょっとでも早よう帰ったらんなら。「スマートEX」と「えきねっと」で予約した列車より1時間半以上早いペースで東京駅まで戻ってきた。ええがな、ええがな。もこりん待っとれよ、今帰るからな。ところめが。なんとこのまま東京駅で1時間半足止め食らうことになる。なんでやねん!うちの最寄り駅に停まる列車が無いんやて。えーっ。1時間半もぉ?し、新幹線でっせぇ。ぜえぜえ大急ぎでここまで戻って来たのに、結局予約した列車まで待たなあかん。なんちゅう駅や。なんちゅう新幹線や。もこりん、ごめん‥。時間つぶしに、その辺うろうろ歩いてたら、あらあ。「銀の鈴」て、まだあったんや。昔々の話。東京で働いてた私に、父から電話があった。出張で東京に来てるから、晩御飯でも一...銀の鈴
二、三か月前から、出窓下の壁にシミがついてた。血みどろの手形みたいに見える。爪切り効果のある爪とぎ、ゆうんを買うたから、それで爪とぎし過ぎたんやろか。とりあえずその爪とぎは使わんようにして、様子見てた。で、こないだ、そろそろ爪切りしとかな、思うて、切り始めたら、前足のあれは第4指?人間でゆう薬指の爪が、思い切り伸びて肉球に食い込んでる。そこ触ろとしたら、もこりん様、さっと手ぇ引っ込めはる。もいっぺん触ろとしたら、「う~っ」て唸りはる。洗濯ネットに入っていただいても、ゴツンゴツン転びながら、ネットごと逃げ出しはる。この子、力強い。今までのほかの猫たちとえらい違いや。洋猫は力強いんか?こら私の手に負えん。こないだワクチン接種で行ったとこやのに、またタクシー乗って獣医さんに連れてった。なんやねん。診察台の上でこ...血ぃ出たの
今住んでるコミュニティのすぐ裏手に、牧場がある。ジャージー牛が放牧されてて、長靴に履き替えたら自由に牧場の中に入っていける。こないだ、天気ええ、なんもする気せん、て二拍子揃た午後、牧場に入ってみた。中はなんか所かのエリアに分かれてて、放牧地は順繰りに変わっていくらしい。私が行った日は、いきなり最初のエリアに牛さんたちがおった。おーい、おーい。元気でっかぁ?ここの牛さん達、人懐っこい。一応牛さんエリアと人エリアはロープで区切られてるんやけど、「なーにぃ?」「どしたん、どしたん?」ロープぎりぎりまで寄ってくる。ジャージー牛、こんな顔黒っぽい子もいてるんや。森を切り開いたような高台の放牧地。こんなとこで一日自由に草食べてるんやなあ。ゆーっくり歩いてるうちに、日ぃ傾いてきた。入り口付近まで戻って行ったら、牛さん達...じーっと
また鹿さんにやられんうちに。ゆうんで掘ってみた里芋。まあ、こんなもんかなあ。葉っぱも倒れ始めてるし、全収穫してまおか。元肥もなんもやってないのに、よう一人で大きなってくれた。ありがとうね。母を大事にしてくれはった近所の皆さんに、まだ何のお礼もできてない。この里芋、芋煮にでもして、皆さんに食べてもらわれへんやろか。相談したら、食堂で作ってくれはることになった。まだちょっと若いけど、下仁田ねぎもつけて。4、50人分らしいけど、こんなんで足りるかなあ。お芋積んだ一輪車は重いけど、畑からの帰り道、なんかしらフンフン鼻歌気分。部屋に戻ったらもう日は落ちて、薄暗い。毛づくろいしてたもこりんが、眠そうな顔で、「お帰り~」て、上げてんのんそれ、足ちゃうんかい。お帰り
すっかり秋の雲。この棟のシンボルツリー、ポプラの向こうのコスモスも満開。昨秋このコスモスをとても喜んだ、この部屋の住人はもういない。出かけた町役場の空を見上げたら、ええと‥。大文字?送り雲、かな。大文字
何日か続いた雨が、やっと止んだ。もう一回ツル返ししとこかなあ思て、サツマイモの畝見に行ったら、なんぞい、これは。誰か、掘った?しかも、齧ってるやん、お芋。えーっ。まだ10月入ったばっかりやろ?収穫は半ば過ぎまで待と思てたのに。足跡、掘り方、齧り方。どうも鹿さんくさい。なあ鹿さん、もうちょっとだけ待ってくれへんかったかなあ。せめてあと半月。お芋もうちょっと太らしたかったなあ。ゆうても多分聞いてもらわれへんやろから、食べつくされてまう前に、とにかくこの畝掘り上げてまおか。ほらあ。もうちょっと太れそうやろお?知ってるか、鹿さん?人間界ではな、こういうの「慌てる乞食は貰いが少ない」ゆうんやでえ。ぶつぶつ言いながらひと畝全部掘り上げた。踏み荒らされてない芋ツルも少々ゲット。トマトとオクラと青ナスも摘んで。図らずも、...もうちょっとだけ
日中、母が一人になる時のお相手にと、買い求めた「みーちゃん」。正式には、音声認識人形おしゃべりみーちゃん、ゆうらしい。AIロボットやないから、いわゆる「会話」はでけへん。あらかじめ決められた言葉で話しかけた時だけ反応してくれて、何種類かの答えを返してくれる。はっきり発音でけへん母の言葉は、みーちゃんにはなかなか聞き取ってもらわれへんかった。けど、何種類かの童謡歌うし、時々独り言も言う。うまいこと使こうたら、母の笑顔を引き出せた。いつも母と枕並べて寝て、合唱団の練習にも一緒に参加してた。母がおらんようになってしもてからは、祭壇のお守りをし、お骨も土にお返ししてからは、私の部屋に来て、日がな一日寝転がってるもこりんの番してる。時々「お花咲いたか見に行かない?」とか、「お着換えさせてほしいな」とか大きな独り言ゆ...みーちゃん
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2020年、山里の遅い春。2023年、母が最期を過ごした地の春。そうして今年、2024年春。桜を見ている人間を見る子供の馬。ヘアカットしたての大人の馬。大人の馬に乗る大人の人間。木々にも草にも馬にもヒトにも。いっぱいの春が、今年、ここにも。2024年春
こないだ、もの凄い風吹いた。大体風強い土地みたいやけど、それでもこないだのは特に凄かった。裏手の竹やぶの竹、折れそうになるくらいしなってた。物干し竿がガタンッ、ガタンッて大きな音立てる。ベランダのサンダルが、風にあおられてズリズリ動いてく。竿は慌てて下におろし、サンダルは部屋の中に取り込んだ。PCニュースでは「全国的に春の嵐」て報じてた。こういう時、以前住んでた山奥の家やったらもっと怖かったやろなあ。以前住んでた村。山の斜面に沿って段々に家が建つ村。うちの家もそうやったけど、すぐ下の家もかなりの古民家。築100年ほどの家。瓦はところどころ反り返ってる。道具小屋のトタン屋根はペラペラ。古うから「吹上」ゆう地名で呼ばれてたくらい、下から吹き上げる風の強い地域。台風、暴風雨のたんび、下の家の瓦やトタンが飛んでけ...なんでか
畑やってたら、お天気が気になる。種まくのんも、草刈るのんも、収穫するのんも、ぜーんぶお天気次第。せやけどこの春、なんか雨の日多い。春って毎年こんなんやったっけ?合間に一日でも雨やむ日ぃあったら、畑に飛んでく。どこもかしこも水浸しのズクズクやけど、しゃあない、とにかく溝切って畝立ててく。溝から掘り上げた土は、土というより粘土やな。粘土の塊ゴロゴロの畝。しかしここは、ひどいなあ。ほとんど田んぼ状態。これから先、梅雨や豪雨もやってくるゆうのに。もっと高畝にしとかんなら。ぶつぶつ言いながらワッセワッセ畝立てしてる傍で、わお!いつの間にこんなぎょうさんのタンポポ。「四の五の言わんと、ちゃっちゃとせんかい!」てか。四の五の言わんと
畑、貸してもらえるとこ見つかった。希望してた面積よりはだいぶ狭いけど、これは60㎡くらいやろか。ブルーシートから向こうの三角形の場所。1回耕運してくれはったらしい。どうせなら春作からスタートしたい。全部の畝立てるのは間に合いそうにないから、種蒔く予定の畝から優先的に立てていく。立てた畝、とりあえず種蒔きまでは草マルチしといて。ここに植える予定のジャガイモは、出窓でもこりんと並んで芽出し中。で、ひと月ほどしてから、芽ぇ出たジャガイモの種イモ持って畑行った。ほんならなんとまあ、かぶせてた草マルチは全部吹っ飛んでしもて、かとゆうて草はまだ生えて来んと、土むき出しの、ずんべらぼん。けどしゃあない、とりあえずそのままジャガイモと長ネギ植えた。畝立ての時、かなり土砕いたつもりやったけど、粘土質の塊がそのまま石みたいに...ずんべらぼん
洗濯グッズの置き場に困って、洗濯機の周囲に立てるラックを買うた。ネットで注文して、開梱したらなんやめちゃくちゃ手順の多い組み立て説明書が。見ただけでくじけて半日放っといた。けどそうも言うてられん。気ぃ取り直して説明書読み始めたら、え~っ!こんな警告がほとんどの工程に発せられとるではありませんか!もいっぺん、え~っ!そーゆーことはねえ、あぁた。ポチっと購入ボタン押す前にゆうといてくれはれへん?しゃあない、独り暮らしはその辺の壁やら家具やらに頼りながら組み立てるしかない。この際、ピアノと言えども特別扱いでけへんでぇ。しっかり支えとってやぁ。こらあ、もこりん。ややこしいとこ、ウロチョロするんやなーい!そんなこんな、夜遅うまでかかってやっと完成したラック。洗濯機前のスペース狭もうて、写真撮られへんかった。つまりこ...そーゆーことは
むかし、むかし、山に囲まれたちいさな村に住んでた頃。雨上がり、山にかかる靄が大好きやった。何べん見ても、何十回見ても、ふっ、て息止まるくらい見惚れてた。この靄見たら、大抵のこと、ま、いっか、て思えた。もうあんなきれいなもん、見られへんかもなあ。思てたらこないだ、おお~っ!これがこれからの私の、ま、いっかの素。そうそう、もひとつ、ま、いっかの素がありました。今や立派に私の月光仮面。もこりん姫。ま、いっかagain
去年の秋、母をどこかに連れて行ってやりたいと、いろいろ調べまくったことがある。せっかく家に帰って来て、ベッドで寝てるだけではもったいないもんね。けど、この地は一応観光地のくせして、バリアフリーがなってない。車椅子やとうんと遠回りせなあかんかったり、スロープがないもんやから車椅子ごと担ぎ上げなあかんかったり。入院して半年ほど病院や施設で暮らした母は、もうつかまり立ちもできんくらいに脚弱ってたし、あんまり長いこと車椅子にも座ってられへん。訪問リハの先生たちとも相談した結果、外出は断念した。母はそのまま亡くなってしもたけど、先日、母の粉骨を入れたカプセルをポケットに入れて、小峰城跡に出かけた。一年ほど前、歯医者さんに行った時気になってたちっこいお城。(→)別に母も私もお城好きなわけやないけど、なんか静かそうな気...お城とピアーダとお餅つき
どうでもええけどこの1年半、引越ばっかりやったなぁ。まず私が兵庫の山奥からここに来て、母が施設からハウスに戻って来て、母が亡くなったら部屋明け渡して、今、足の踏み場もなくなった私の部屋の断捨離中。それでも最近、自分一人と猫一匹の生活になって、時間の余裕もちょっとだけできてきた。よう考えたらどっこにも出かけてない。母の部屋と私の部屋の往復と、時々畑と、たまにハウスのマイクロバスに乗って役場やスーパーに行く。それと、裏の牧場には2回ほど出かけたなあ。今日はええ天気やし、近所でも一周してみよか。この地は、多少の起伏はあるけど概ねなだらか。視界も開けてる。酪農で開けた町。今は随分少ななったらしいけど、それでもまだ、牛飼ってる家もある。道歩いてたら、のんびり草食む牛さん見かけたりする。これ、牧場でも何でもない。普通...そらすな
フロントへの階段上ろとして、ん?危なっ!ふ、踏んでまうやんか。どないしょ。つまんでどこかへ動かそか。どないしょ、どないしょ、思てたら、「うんせ、うんせ」わ、こっち来た。下の道に降り立って、「何見てんのよ」寒なってきたからか、動きが遅い。1年半前、私がここに引っ越してきた時、ブログ用に撮った最初の写真が、カマキリさんとカエルさんやった。(→)この時ももう秋になってたなあ。カマキリって、冬の間どないしてるんやろ。ちょっと心配になって調べてみた。(https://kama.menokenkou.work/huyukama/)それから二、三日して、雪が積もった。あー、あの子、どっかで頑張ってるんやろか。あの時私を見上げてた眼ぇ。「何見てんのよ」やのうて、「ほなね」(そしたらね)言うてたんかもなぁ。ほなね
畑に行く途中、ん?なーんとなく気になった。ズーム、ズーム、ズーム。なんじゃこりゃ。ぐにゃぐにゃやんか。どないしたらこないなんねん。そういやあ、うちにも昔、ぐにゃぐにゃがいてはりましたなあ。このお方。私の「月光仮面その3」、「いち」姫さま。うちに来てくれた当初は、もっとねじれとった。そんな寝方で肩凝れへんか?私の心配をよそに、いつも元気に、「あらよっ」今、「月光仮面その4」見習い中のもこりんはといえば、「あらよっ」ま、ま、ま、こんなもんでしょ。「何か‥」ぐにゃぐにゃ
明日から天気は下り坂、言われてる今日は、ぽっかぽか~。手ぇにも足にも霜焼けもできてきたことやし、今日のうちに畑じまい。一部残ってた支柱も解体して、この畑に水はないから、杭の泥は下界に持って降りて洗わなあかん。一輪車に積めるだけ積んでと、残りはまたぼちぼち。畑に植わってるのは、先月定植した玉ねぎの苗だけ。冬の間、この子らが畑の番してくれることになる。けど、ちょっと心配事が。畑の一角に、鳥の羽が散らばってた。これって‥。皆、頑張って生きてるんやなぁ。帰り道、楽しみの一つ。見れ、見れ。足長ニンゲン~!畑じまい2023
所用で、なんちゃらプラザゆうとこまで出かけた。最近、「所用」が多い。帰りのバスの時間まで、その辺ぶらぶらする。この日はええ天気やった。暑うものう、寒うものう、お陽ぃさんポカポカで。こんな広い場所、草刈りだけで大変やろに。途中、銀杏の実ぃ落ちてたから、拾てきた。ビニール袋三重にして入れて、お陽ぃさん当たるとこにひと月くらい置いといた。「あれ、何?」とか、「あれ、いつ実ぃ出すの?」とか聞かれるから、昨日、遂に意を決してビニール袋開けましたがな。水でじゃぶじゃぶ洗ろて、実ぃ出しましたがな。「へー、銀杏」とか、「どこで採ったの?」とか、通りがかりに覗き込んでくる人たち。中には、「まめだねえ」て、あれは褒めてくれてはるんかしらん。えー?私ってまめなんや。ちょっと嬉しなったりする。けどね、あったにしても私のまめはここ...まめの限界
中庭のドーダンツツジが真っ赤っか。こんな秋の日、久しぶりに裏の牧場に出かけてみた。霧の中で牛さん、ポーッと佇んでる。「なんか面白いことないかしら」てなもんかしらん。「おーい、おーい」声かけてみた。振り向いた牛さん。「えっ、何?」とことこ駆け寄ってくる。「何、何、なに~ぃ?」「い、いや、ちょっと呼んでみただけ」なんてなこと、間違ごうても言えそうもないこの、純真な圧!純真
所用があって、久しぶりに関西に出かけた。もこりん一人でお留守番してるから、ちょっとでも早よう帰ったらんなら。「スマートEX」と「えきねっと」で予約した列車より1時間半以上早いペースで東京駅まで戻ってきた。ええがな、ええがな。もこりん待っとれよ、今帰るからな。ところめが。なんとこのまま東京駅で1時間半足止め食らうことになる。なんでやねん!うちの最寄り駅に停まる列車が無いんやて。えーっ。1時間半もぉ?し、新幹線でっせぇ。ぜえぜえ大急ぎでここまで戻って来たのに、結局予約した列車まで待たなあかん。なんちゅう駅や。なんちゅう新幹線や。もこりん、ごめん‥。時間つぶしに、その辺うろうろ歩いてたら、あらあ。「銀の鈴」て、まだあったんや。昔々の話。東京で働いてた私に、父から電話があった。出張で東京に来てるから、晩御飯でも一...銀の鈴
二、三か月前から、出窓下の壁にシミがついてた。血みどろの手形みたいに見える。爪切り効果のある爪とぎ、ゆうんを買うたから、それで爪とぎし過ぎたんやろか。とりあえずその爪とぎは使わんようにして、様子見てた。で、こないだ、そろそろ爪切りしとかな、思うて、切り始めたら、前足のあれは第4指?人間でゆう薬指の爪が、思い切り伸びて肉球に食い込んでる。そこ触ろとしたら、もこりん様、さっと手ぇ引っ込めはる。もいっぺん触ろとしたら、「う~っ」て唸りはる。洗濯ネットに入っていただいても、ゴツンゴツン転びながら、ネットごと逃げ出しはる。この子、力強い。今までのほかの猫たちとえらい違いや。洋猫は力強いんか?こら私の手に負えん。こないだワクチン接種で行ったとこやのに、またタクシー乗って獣医さんに連れてった。なんやねん。診察台の上でこ...血ぃ出たの
今住んでるコミュニティのすぐ裏手に、牧場がある。ジャージー牛が放牧されてて、長靴に履き替えたら自由に牧場の中に入っていける。こないだ、天気ええ、なんもする気せん、て二拍子揃た午後、牧場に入ってみた。中はなんか所かのエリアに分かれてて、放牧地は順繰りに変わっていくらしい。私が行った日は、いきなり最初のエリアに牛さんたちがおった。おーい、おーい。元気でっかぁ?ここの牛さん達、人懐っこい。一応牛さんエリアと人エリアはロープで区切られてるんやけど、「なーにぃ?」「どしたん、どしたん?」ロープぎりぎりまで寄ってくる。ジャージー牛、こんな顔黒っぽい子もいてるんや。森を切り開いたような高台の放牧地。こんなとこで一日自由に草食べてるんやなあ。ゆーっくり歩いてるうちに、日ぃ傾いてきた。入り口付近まで戻って行ったら、牛さん達...じーっと
また鹿さんにやられんうちに。ゆうんで掘ってみた里芋。まあ、こんなもんかなあ。葉っぱも倒れ始めてるし、全収穫してまおか。元肥もなんもやってないのに、よう一人で大きなってくれた。ありがとうね。母を大事にしてくれはった近所の皆さんに、まだ何のお礼もできてない。この里芋、芋煮にでもして、皆さんに食べてもらわれへんやろか。相談したら、食堂で作ってくれはることになった。まだちょっと若いけど、下仁田ねぎもつけて。4、50人分らしいけど、こんなんで足りるかなあ。お芋積んだ一輪車は重いけど、畑からの帰り道、なんかしらフンフン鼻歌気分。部屋に戻ったらもう日は落ちて、薄暗い。毛づくろいしてたもこりんが、眠そうな顔で、「お帰り~」て、上げてんのんそれ、足ちゃうんかい。お帰り
すっかり秋の雲。この棟のシンボルツリー、ポプラの向こうのコスモスも満開。昨秋このコスモスをとても喜んだ、この部屋の住人はもういない。出かけた町役場の空を見上げたら、ええと‥。大文字?送り雲、かな。大文字
何日か続いた雨が、やっと止んだ。もう一回ツル返ししとこかなあ思て、サツマイモの畝見に行ったら、なんぞい、これは。誰か、掘った?しかも、齧ってるやん、お芋。えーっ。まだ10月入ったばっかりやろ?収穫は半ば過ぎまで待と思てたのに。足跡、掘り方、齧り方。どうも鹿さんくさい。なあ鹿さん、もうちょっとだけ待ってくれへんかったかなあ。せめてあと半月。お芋もうちょっと太らしたかったなあ。ゆうても多分聞いてもらわれへんやろから、食べつくされてまう前に、とにかくこの畝掘り上げてまおか。ほらあ。もうちょっと太れそうやろお?知ってるか、鹿さん?人間界ではな、こういうの「慌てる乞食は貰いが少ない」ゆうんやでえ。ぶつぶつ言いながらひと畝全部掘り上げた。踏み荒らされてない芋ツルも少々ゲット。トマトとオクラと青ナスも摘んで。図らずも、...もうちょっとだけ
日中、母が一人になる時のお相手にと、買い求めた「みーちゃん」。正式には、音声認識人形おしゃべりみーちゃん、ゆうらしい。AIロボットやないから、いわゆる「会話」はでけへん。あらかじめ決められた言葉で話しかけた時だけ反応してくれて、何種類かの答えを返してくれる。はっきり発音でけへん母の言葉は、みーちゃんにはなかなか聞き取ってもらわれへんかった。けど、何種類かの童謡歌うし、時々独り言も言う。うまいこと使こうたら、母の笑顔を引き出せた。いつも母と枕並べて寝て、合唱団の練習にも一緒に参加してた。母がおらんようになってしもてからは、祭壇のお守りをし、お骨も土にお返ししてからは、私の部屋に来て、日がな一日寝転がってるもこりんの番してる。時々「お花咲いたか見に行かない?」とか、「お着換えさせてほしいな」とか大きな独り言ゆ...みーちゃん
「いっつも二人、姉妹のように一緒にいたよ」周囲の人からそう言われる友達が母にはいた。母よりずいぶん若いMさんは、そろそろ物忘れの始まっていた母を丁寧にサポートしてくれてはった。朝食会に行く時間に毎朝母の部屋まで迎えに来てくれはったらしい。「通院はおんなじ日にして一緒に連れて行ってくれはるねん」以前母がそう言うてた。温泉では体洗ろうてくれはったし、美容師さんやから母のヘアカットもしてくれはったとか。そのMさんが転倒骨折を繰り返すようになった。一人暮らしは無理やて考えたご家族は、Mさんを特別養護老人ホームに入所させた。2~3年前やったかな。今年に入って、Mさんがホームで亡くなったゆう訃報が届いた。このコミュニティで親しかった人らが集まって、お別れ会が開かれることになった。一生懸命おめかしして、花持って、参加し...また、いつか
例によって、ちょっとゆーうつになりかける季節。なんかざわざわして、表で人の声がするようになる。来るで、来るで、来るでー。静かな静かな冬こじ開けて、春が開いていくとき。きれいな花咲いて、鳥たちも啼き交わして。ええんやけど。けど、ちょっとゆーうつ。こんな時、神さんが慰めてくれはることがある。朝起きたら、わぁ!「お、折れる~」「ち、ちびたい、ちびたい、ちびたいっ」咲き始めた枝垂れ桜にも雪。皆様方には悪いけど、ありがとう、ありがとう、ありがとう。うふふ、うふふ、うふふふふ‥。うふふ‥
もこりんは避妊してなかった。前の飼い主さんは、発情期をどうやって乗り切ってはったんやろ。赤ちゃんを産んだことはない言うてはったし。いろいろ考えたけど、新しくペットは飼われへんこの住宅の規定もあって、避妊手術受けさせることにした。で、知った、この地における動物病院事情あれこれ。それはまあ、別の機会あったらお話しすることにして‥‥。麻酔注射打った時、それから手術終わってケージに戻す時、大暴れしたというもこりん。うちに帰って来ても、このエリザベスカラーが嫌いで嫌いで、水もご飯も食べようとせん。どないしたもんか。10日後の抜糸まで外すなと言われてるし。クリアファイル切って、自家製エリザベスカラー作った。ちゃっちいけど、やわらかいからちょっとはマシちゃうやろか。相変わらずご不満げではあるけど、ご飯皿口元まで持ってっ...もこりん受難の日
敷地内の桜がちらほら咲き始めてる。まだ木が若いし枝も細い。そやから早めに咲き出すんかなあ。畑に向かう道に並ぶ桜の古木は、つぼみがふくらみ始めたとこ。それはさておき3月の「コーヒーとケーキの会」今月はスポンジも柔らかめで、ホイップクリームつけてうまうまうま。完食~。ケーキもコーヒーもおいしいけど、なんちゅうてもこの眺めが一番のごっつおです。お花見しながらいただくコーヒー。花よりケーキ
今年の桜開花、例年よりかなり早めになってるらしい。久しぶりにジャガイモ植えてみよ思た私は、何がなんやらわからん子ちゃん状態になってもた。種イモいつ植えるか、YouTubeで観たら、まあいろんな人がいろんなこと言うてはる。桜の咲くころに植える言う人、桜が咲くころに芽が出るように植える言う人、こぶしの花が咲くころに植える言う人、植える2週間ほど前に芽出し始める言う人もありゃあ、芽出しはひと月前から始める人もおる‥‥。ど、どないやねんっ。ええいっ!て、山かけることにした。芽出しは2月半ばから開始。今年挑戦する品種は三種。キタカムイ、インカのめざめ、ピルカ。で、3月7日に大きい種イモ半分に切って、二、三日して土地の人に聞いたら「まだ早い」て言われたけど、切り口白うなってきたから、切った芋中心に、種イモの半数を植え...悩みどころ
ちっこうてスリムやった「いち」。対してずんぐりむっくりのスピカ。二人、こっちに背中向けて並んだら、スピカ、あんたおっさんみたいやで。特に、スピカのぶっとい首が好きやった。なんとのう哀愁漂う後頭部が好きやった。歳とって、かなり細なってきたスピカの首。おっさんのイメージは、ちょっとずつ失われつつある。私、あのおっさん首と後頭部が好っきやねんけどなあ、スピカ‥。今、そんな私の性癖を満足させてくれてるんは、もっぱらこの方。ええやんか、ええやんか。な?おっさんの哀愁
振込期限が迫ってる。所定の振込用紙に領収印もらっとかなあかんやつ。郵便局かコンビニに立ち寄れるマイクロバスの時間と、私の空き時間がどうしても合えへん。しゃあない、最寄りのコンビニまで歩くことにした。マップで調べたら片道徒歩45分。なんとか次の予定までに行って帰って来られそう。車がビュンビュン飛ばしてる道を行く。途中、歩道がなくなるんで、回り道やけど下の集落の中を突っ切って行く。なんか、お社?がある。ここで暮らしてる人たちが大事にお守りしてはるんやろなあ。すり鉢状になってる集落抜けて、また上の道に戻ったら、やっと見えてきたコンビニ。振込だけ済ませて、また下の集落突っ切って、てってけ、てってけ帰って来ました。おみやげは?す、すんません!忘れてました‥‥。一つ丘越え振込に
いっぺん診といてもらわなあかん思いながら、なかなか連れて行かれへんかった動物病院。今朝、久々に私のスケジュールが空いて、猫たちのご機嫌まあまあで、お天気もそこそこで、その他諸々の条件が一気に揃うた。で、急遽タクシー呼んで、初受診。足痛いスピカはこのケージに入ってもろて、もこりんはこの抱っこバッグの中へ。車嫌いのスピカがか細う、情けなそうに啼きつづける中、20分ほどで動物病院に到着。なんか、体重測って受診票作っただけみたいな初診やったけど。18歳スピカの腎臓の検査はせんでええのか訊ねたら、おしっこ普通に出てる間は下手に何やかやせん方がええとのこと。で、もこりんの避妊手術の予約して、スピカには目に塗る軟膏もろて、またタクシーで帰って来た。帰宅後おふたりはぐったり且つご機嫌斜め。ぷしゅーっと空気抜けたスピカさん...お医者さん
ここに越して来て、樹の形を見るようになった。樹の形ゆうか、つまり一本一本の樹の輪郭と言うか‥‥。樹って、こんな風にいっぱい手ぇ広げてたんや。手ぇの先に、指いっぱいついてる。わしゃわしゃ広がってる。けど、皆して集まったら、てっぺんまっ平らになるんや。よう考えたら前に住んでた村では私、樹ってほとんど見てなかったな。私が見てたんは、山やったわ、そうゆうたら。樹の姿
4~5年前、100均のクッション組み合わせてにゃんこベッド作った。嬉しいことにスピカも「いち」も気に入ってくれたんやけど、こういうことがしょっちゅう起こった。ほんで、時にはこういうことも。けど一番よう見かけたんは、これやね。「いち」は逝ってしもたし、スピカは脚痛いからか、いまはもうこのにゃんこベッドには入れへん。もうちょっと大きめの段ボール箱置いてみたけど、これもお気に召さんらしい。で、COOPカタログに載ってたこの猫マット。枕付きで、気に入ってくれへんかなあ。お陰様で、なんとか使こうてくれました。こんな感じで。脚や腰、曲げたら痛いんかなあ。スピカももう、ゆったり世代になってきたんかなあ。ゆったり世代
「買い物難民」てな言葉を聞いたんは数年前。田舎で交通の便が悪いとか、足腰弱ってきたとか、ネット利用も苦手とか、そんな理由で買い物がままならん人らのことを、そう呼ぶらしい。どうでもええけど「難民」て‥‥。前に住んでた村では、COOP宅配があったけど、チラシ見て、注文書に記入して、ゆうのが婆ちゃんたちにはめんどくさいのかなあ。もひとつ評判良うなかった。さて、去年越してきたこのコミュニティに、昨秋から移動販売車が来るようになった。週一回だけやけど、食料品やちょっとした日用品積んでやって来る。このコミュニティではマイクロバスが運行してて、役場とか病院とかスーパーとか図書館とか、曜日によってコース変えて無料で送迎してくれる。それ乗って行ったら、大抵の買いもんはできる。けど、この移動販売車、面白いねん。ちっこいちっこ...移動販売
新型コロナのせいで2年だか3年だか中止されてたという餅つき。今年は久々の開催。時期はやや遅めの1月末になってもたけど、この日を楽しみに待ってた人多い。このところ続いてた雪も今朝はきれいに止んで、なんちゅうか、餅つき日和。皆さんの普段の行いがよろしいんでしょうか。「我こそは」と名乗り上げた男性陣が、交代で杵をふるう。「〇〇さん、カッコいーっ」なんてな黄色い声援も飛んで、そりゃもう頑張る頑張る。明日、無事起きられるかぁ?今回は8㎏のもち米をついたそうな。車椅子の母も、しっかり着込んで日なたから応援。この後、希望者は食堂で昼食会。つきたてのお餅付き。きな粉やあんこなど4種類のお餅。おかずは具だくさんの豚汁。お漬けもんも添えて。お餅だけでええわ、ゆう人はお餅だけ食べることもできる。つきたてやもんね、食べたいよね。...2023年餅つき
雪のない1月の畑見たん、何年ぶりやろ。「雪?積もってもすぐ解けるよ」こっちに越してきてすぐ、そう教えてくれた人の話、ほんまやったんや。念のために、ゆうんでかぶせてた不織布。心配するほどの雪の重み、なさそうやね。めくってみたら、エンドウ豆の苗たちは、ちっこいながらも元気。麦たちもちょうどええくらいの大きさに育ってきてたから、麦踏みなんかしてまいましたがな。どこが道でどこが畑か、皆目わからんかったあの村の1月。あの村でも今年は、麦踏みできてるんやろか。麦踏み
フロントの掲示板に、懐かしい文字見つけた。「とんど焼」。「明日はとんど焼です。燃やしてほしいものを、この段ボール箱に入れておいてください」確かそんな内容の掲示やった。わあ、とんど焼するんや。どこでするんやろ。あんなでかい火ぃ焚けるとこあったっけ。私、行く気満々やった。こないだ外した正月飾り、焚いてもらお思て段ボール箱のとこまで持って来た。「とんど焼き、どこでするんですか?」たまたま出おうた人に聞いてみた。そしたら、「いやあ、どこかしらねえ」え?このコミュニティ内でやるんちゃうんや。どっか、近くの集落のとんどに参加させてもらうんかなあ。えーっ。きっちり、とんど焼の目ぇと鼻になってたのに。前住んでた村のとんど焼。男衆は櫓組んだり、うまいことガンガン燃やし続けたり、大変やったやろけど、まあ言うたら、そこが各集落...とんど焼
秋頃から気になってた。上の前歯あたり、時々やけどすぃーんゆう感じで、ちょびっと痛なる。うわ~、虫歯やったらいややなあ。年末、万障繰り合わせて歯医者さん予約した。JR東北線白河駅から歩いて7,8分の歯医者さん。その歯医者さんも白河駅も、初めて行くとこ。きょろきょろしながら駅出たら目の前に、いやあ、なにこれ。かいらしお城やなあ。看板見たら「小峰城跡」て書いたある。ちっこい天守閣て、私は勝手に思うてたけど、後で聞いたとこによるとあれ、櫓て呼ばれてるねんて。天守と櫓の違い、ようわからん。けど、なんかきれいな櫓やんか。今日は私、エプロン着けてない。車椅子押してない。猫キャリーも抱えてない。手ぶらやし!手ぶらやったら、視線も上がるんやろか。いえ~い!手ぶら
前に住んでた村、雪の朝が楽しみやった。家の庭や、下の家の屋根に残ってる動物たちの足跡。見つけてはニヤニヤしてた。(→「お食事処」)こっちでは無理かなあ、思てたらこないだ、やあ!なにこれ!ひょっとして、ひょっとしたら‥‥わあい!!!どんな子やろ。男の子かな。女の子かな。そのうち、会えるかな。会えるかな
どんなかなぁ、どんなかなぁ。ゆうて楽しみにしてた今月の「コーヒーとケーキの会」。こんなんでした。ジャーン!ベリーたっぷりのショートケーキ。ケーキ皿の向こうの四角いお菓子は、参加者の一人からの差し入れ。小豆を使こうた砂糖菓子で、上品なお味でした。小さなガラス器にシクラメンの花挿して。これまたセンスええやんか~。ケーキは側面にもイチゴついてる。イチゴもスポンジも小そう刻んで、生クリームと混ぜ混ぜして。ほんなら、呑み込みが苦手なひとでも、ほら、あ~ん。おいしいねぇ!よかったねぇ、クリスマス。「で、わてのケーキは?」こんなん
今私が暮らしてるとこ、高齢者住宅なんやけど、皆元気。サークルとか同好会とか勉強会とか、いろんな仲間がいろんな活動してる。「コーヒーとケーキの会」もその一つ。毎月一回、数人が集まってコーヒー飲みながらケーキ食べる、ただそれだけの会なんやけどね。ケーキは最近、食堂スタッフの一人が作ってくれてる。皆このケーキが楽しみで集まってくる。「あ、また写真撮り忘れた」思い出すのはいっつも、夢中で食べてもた後。特に会員登録なんかないし、予約さえしといたら誰でも参加OK。私もここに越してきた6月から参加させてもろてる。大きな窓の向こうの庭も、その季節季節の楽しみ。さあーっ、今月の「コーヒーとケーキの会」は25日。な、なんと、クリスマスやん!どんなかなぁ。ケーキ、どんなかなぁ。「わての分も予約しといてくれた?」どんなかなぁ
ニンジン。特に好きゆうわけちゃうけど、一年中値段が安定してて、それもそうお高こうはない。ほそぼそひっそり暮らしてる我が家には、かなり頼もしい味方のニンジン。そやのに去年の冬、ニンジンがやたら高なった時期あった。あれにはちょっとびっくりした。しゃあない、毎朝の温野菜に使うニンジン、量減らしてた。ひょっとしてこの冬もああなったらいややなあ、思て、今のうちに干しニンジン作っとくことにした。てれれ~ん。あともうちょっと、ゆう干し柿と並んで日向ぼっこ。温野菜用には無理やろけど、味噌汁には使えるやろ。やれやれひと安心。思たら、この方はご機嫌斜めであらせられます。見えへんやん、外!見えへん
降りました。昨日昼前からちらつき始めて、夜の間にうっすら雪化粧したんやねえ。この地に越して来て初めての冬。雪はどれくらい降るんかな。どれくらい積もるんかな。「積もってもすぐ解けるよ」「真冬でも、合間見て畑仕事できるよ」言う人もいてはる。ほんまかいな。雪はのうても、地面はかちんこちんちゃうの?第一私の手はしもやけだらけで、外仕事の役には立たんのちゃうやろか。気分はがっつり冬ごもりの覚悟。(と言うか、期待?)そんな厳しい(?)冬ごもりの慰みに‥‥。カバーかけといたるからな。雪降っても大丈夫やからな。な、な、頑張ってや、柿さんたち。初雪