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  • 2024年 春

    2020年、山里の遅い春。2023年、母が最期を過ごした地の春。そうして今年、2024年春。桜を見ている人間を見る子供の馬。ヘアカットしたての大人の馬。大人の馬に乗る大人の人間。木々にも草にも馬にもヒトにも。いっぱいの春が、今年、ここにも。2024年春

  • なんでか

    こないだ、もの凄い風吹いた。大体風強い土地みたいやけど、それでもこないだのは特に凄かった。裏手の竹やぶの竹、折れそうになるくらいしなってた。物干し竿がガタンッ、ガタンッて大きな音立てる。ベランダのサンダルが、風にあおられてズリズリ動いてく。竿は慌てて下におろし、サンダルは部屋の中に取り込んだ。PCニュースでは「全国的に春の嵐」て報じてた。こういう時、以前住んでた山奥の家やったらもっと怖かったやろなあ。以前住んでた村。山の斜面に沿って段々に家が建つ村。うちの家もそうやったけど、すぐ下の家もかなりの古民家。築100年ほどの家。瓦はところどころ反り返ってる。道具小屋のトタン屋根はペラペラ。古うから「吹上」ゆう地名で呼ばれてたくらい、下から吹き上げる風の強い地域。台風、暴風雨のたんび、下の家の瓦やトタンが飛んでけ...なんでか

  • 四の五の言わんと

    畑やってたら、お天気が気になる。種まくのんも、草刈るのんも、収穫するのんも、ぜーんぶお天気次第。せやけどこの春、なんか雨の日多い。春って毎年こんなんやったっけ?合間に一日でも雨やむ日ぃあったら、畑に飛んでく。どこもかしこも水浸しのズクズクやけど、しゃあない、とにかく溝切って畝立ててく。溝から掘り上げた土は、土というより粘土やな。粘土の塊ゴロゴロの畝。しかしここは、ひどいなあ。ほとんど田んぼ状態。これから先、梅雨や豪雨もやってくるゆうのに。もっと高畝にしとかんなら。ぶつぶつ言いながらワッセワッセ畝立てしてる傍で、わお!いつの間にこんなぎょうさんのタンポポ。「四の五の言わんと、ちゃっちゃとせんかい!」てか。四の五の言わんと

  • ずんべらぼん

    畑、貸してもらえるとこ見つかった。希望してた面積よりはだいぶ狭いけど、これは60㎡くらいやろか。ブルーシートから向こうの三角形の場所。1回耕運してくれはったらしい。どうせなら春作からスタートしたい。全部の畝立てるのは間に合いそうにないから、種蒔く予定の畝から優先的に立てていく。立てた畝、とりあえず種蒔きまでは草マルチしといて。ここに植える予定のジャガイモは、出窓でもこりんと並んで芽出し中。で、ひと月ほどしてから、芽ぇ出たジャガイモの種イモ持って畑行った。ほんならなんとまあ、かぶせてた草マルチは全部吹っ飛んでしもて、かとゆうて草はまだ生えて来んと、土むき出しの、ずんべらぼん。けどしゃあない、とりあえずそのままジャガイモと長ネギ植えた。畝立ての時、かなり土砕いたつもりやったけど、粘土質の塊がそのまま石みたいに...ずんべらぼん

  • そーゆーことは

    洗濯グッズの置き場に困って、洗濯機の周囲に立てるラックを買うた。ネットで注文して、開梱したらなんやめちゃくちゃ手順の多い組み立て説明書が。見ただけでくじけて半日放っといた。けどそうも言うてられん。気ぃ取り直して説明書読み始めたら、え~っ!こんな警告がほとんどの工程に発せられとるではありませんか!もいっぺん、え~っ!そーゆーことはねえ、あぁた。ポチっと購入ボタン押す前にゆうといてくれはれへん?しゃあない、独り暮らしはその辺の壁やら家具やらに頼りながら組み立てるしかない。この際、ピアノと言えども特別扱いでけへんでぇ。しっかり支えとってやぁ。こらあ、もこりん。ややこしいとこ、ウロチョロするんやなーい!そんなこんな、夜遅うまでかかってやっと完成したラック。洗濯機前のスペース狭もうて、写真撮られへんかった。つまりこ...そーゆーことは

  • ま、いっか again

    むかし、むかし、山に囲まれたちいさな村に住んでた頃。雨上がり、山にかかる靄が大好きやった。何べん見ても、何十回見ても、ふっ、て息止まるくらい見惚れてた。この靄見たら、大抵のこと、ま、いっか、て思えた。もうあんなきれいなもん、見られへんかもなあ。思てたらこないだ、おお~っ!これがこれからの私の、ま、いっかの素。そうそう、もひとつ、ま、いっかの素がありました。今や立派に私の月光仮面。もこりん姫。ま、いっかagain

  • お城とピアーダとお餅つき

    去年の秋、母をどこかに連れて行ってやりたいと、いろいろ調べまくったことがある。せっかく家に帰って来て、ベッドで寝てるだけではもったいないもんね。けど、この地は一応観光地のくせして、バリアフリーがなってない。車椅子やとうんと遠回りせなあかんかったり、スロープがないもんやから車椅子ごと担ぎ上げなあかんかったり。入院して半年ほど病院や施設で暮らした母は、もうつかまり立ちもできんくらいに脚弱ってたし、あんまり長いこと車椅子にも座ってられへん。訪問リハの先生たちとも相談した結果、外出は断念した。母はそのまま亡くなってしもたけど、先日、母の粉骨を入れたカプセルをポケットに入れて、小峰城跡に出かけた。一年ほど前、歯医者さんに行った時気になってたちっこいお城。(→)別に母も私もお城好きなわけやないけど、なんか静かそうな気...お城とピアーダとお餅つき

  • そらすな

    どうでもええけどこの1年半、引越ばっかりやったなぁ。まず私が兵庫の山奥からここに来て、母が施設からハウスに戻って来て、母が亡くなったら部屋明け渡して、今、足の踏み場もなくなった私の部屋の断捨離中。それでも最近、自分一人と猫一匹の生活になって、時間の余裕もちょっとだけできてきた。よう考えたらどっこにも出かけてない。母の部屋と私の部屋の往復と、時々畑と、たまにハウスのマイクロバスに乗って役場やスーパーに行く。それと、裏の牧場には2回ほど出かけたなあ。今日はええ天気やし、近所でも一周してみよか。この地は、多少の起伏はあるけど概ねなだらか。視界も開けてる。酪農で開けた町。今は随分少ななったらしいけど、それでもまだ、牛飼ってる家もある。道歩いてたら、のんびり草食む牛さん見かけたりする。これ、牧場でも何でもない。普通...そらすな

  • ほなね

    フロントへの階段上ろとして、ん?危なっ!ふ、踏んでまうやんか。どないしょ。つまんでどこかへ動かそか。どないしょ、どないしょ、思てたら、「うんせ、うんせ」わ、こっち来た。下の道に降り立って、「何見てんのよ」寒なってきたからか、動きが遅い。1年半前、私がここに引っ越してきた時、ブログ用に撮った最初の写真が、カマキリさんとカエルさんやった。(→)この時ももう秋になってたなあ。カマキリって、冬の間どないしてるんやろ。ちょっと心配になって調べてみた。(https://kama.menokenkou.work/huyukama/)それから二、三日して、雪が積もった。あー、あの子、どっかで頑張ってるんやろか。あの時私を見上げてた眼ぇ。「何見てんのよ」やのうて、「ほなね」(そしたらね)言うてたんかもなぁ。ほなね

  • ぐにゃぐにゃ

    畑に行く途中、ん?なーんとなく気になった。ズーム、ズーム、ズーム。なんじゃこりゃ。ぐにゃぐにゃやんか。どないしたらこないなんねん。そういやあ、うちにも昔、ぐにゃぐにゃがいてはりましたなあ。このお方。私の「月光仮面その3」、「いち」姫さま。うちに来てくれた当初は、もっとねじれとった。そんな寝方で肩凝れへんか?私の心配をよそに、いつも元気に、「あらよっ」今、「月光仮面その4」見習い中のもこりんはといえば、「あらよっ」ま、ま、ま、こんなもんでしょ。「何か‥」ぐにゃぐにゃ

  • 畑じまい 2023

    明日から天気は下り坂、言われてる今日は、ぽっかぽか~。手ぇにも足にも霜焼けもできてきたことやし、今日のうちに畑じまい。一部残ってた支柱も解体して、この畑に水はないから、杭の泥は下界に持って降りて洗わなあかん。一輪車に積めるだけ積んでと、残りはまたぼちぼち。畑に植わってるのは、先月定植した玉ねぎの苗だけ。冬の間、この子らが畑の番してくれることになる。けど、ちょっと心配事が。畑の一角に、鳥の羽が散らばってた。これって‥。皆、頑張って生きてるんやなぁ。帰り道、楽しみの一つ。見れ、見れ。足長ニンゲン~!畑じまい2023

  • まめの限界

    所用で、なんちゃらプラザゆうとこまで出かけた。最近、「所用」が多い。帰りのバスの時間まで、その辺ぶらぶらする。この日はええ天気やった。暑うものう、寒うものう、お陽ぃさんポカポカで。こんな広い場所、草刈りだけで大変やろに。途中、銀杏の実ぃ落ちてたから、拾てきた。ビニール袋三重にして入れて、お陽ぃさん当たるとこにひと月くらい置いといた。「あれ、何?」とか、「あれ、いつ実ぃ出すの?」とか聞かれるから、昨日、遂に意を決してビニール袋開けましたがな。水でじゃぶじゃぶ洗ろて、実ぃ出しましたがな。「へー、銀杏」とか、「どこで採ったの?」とか、通りがかりに覗き込んでくる人たち。中には、「まめだねえ」て、あれは褒めてくれてはるんかしらん。えー?私ってまめなんや。ちょっと嬉しなったりする。けどね、あったにしても私のまめはここ...まめの限界

  • 純真

    中庭のドーダンツツジが真っ赤っか。こんな秋の日、久しぶりに裏の牧場に出かけてみた。霧の中で牛さん、ポーッと佇んでる。「なんか面白いことないかしら」てなもんかしらん。「おーい、おーい」声かけてみた。振り向いた牛さん。「えっ、何?」とことこ駆け寄ってくる。「何、何、なに~ぃ?」「い、いや、ちょっと呼んでみただけ」なんてなこと、間違ごうても言えそうもないこの、純真な圧!純真

  • 銀の鈴

    所用があって、久しぶりに関西に出かけた。もこりん一人でお留守番してるから、ちょっとでも早よう帰ったらんなら。「スマートEX」と「えきねっと」で予約した列車より1時間半以上早いペースで東京駅まで戻ってきた。ええがな、ええがな。もこりん待っとれよ、今帰るからな。ところめが。なんとこのまま東京駅で1時間半足止め食らうことになる。なんでやねん!うちの最寄り駅に停まる列車が無いんやて。えーっ。1時間半もぉ?し、新幹線でっせぇ。ぜえぜえ大急ぎでここまで戻って来たのに、結局予約した列車まで待たなあかん。なんちゅう駅や。なんちゅう新幹線や。もこりん、ごめん‥。時間つぶしに、その辺うろうろ歩いてたら、あらあ。「銀の鈴」て、まだあったんや。昔々の話。東京で働いてた私に、父から電話があった。出張で東京に来てるから、晩御飯でも一...銀の鈴

  • 血ぃ出たの

    二、三か月前から、出窓下の壁にシミがついてた。血みどろの手形みたいに見える。爪切り効果のある爪とぎ、ゆうんを買うたから、それで爪とぎし過ぎたんやろか。とりあえずその爪とぎは使わんようにして、様子見てた。で、こないだ、そろそろ爪切りしとかな、思うて、切り始めたら、前足のあれは第4指?人間でゆう薬指の爪が、思い切り伸びて肉球に食い込んでる。そこ触ろとしたら、もこりん様、さっと手ぇ引っ込めはる。もいっぺん触ろとしたら、「う~っ」て唸りはる。洗濯ネットに入っていただいても、ゴツンゴツン転びながら、ネットごと逃げ出しはる。この子、力強い。今までのほかの猫たちとえらい違いや。洋猫は力強いんか?こら私の手に負えん。こないだワクチン接種で行ったとこやのに、またタクシー乗って獣医さんに連れてった。なんやねん。診察台の上でこ...血ぃ出たの

  • じーっと

    今住んでるコミュニティのすぐ裏手に、牧場がある。ジャージー牛が放牧されてて、長靴に履き替えたら自由に牧場の中に入っていける。こないだ、天気ええ、なんもする気せん、て二拍子揃た午後、牧場に入ってみた。中はなんか所かのエリアに分かれてて、放牧地は順繰りに変わっていくらしい。私が行った日は、いきなり最初のエリアに牛さんたちがおった。おーい、おーい。元気でっかぁ?ここの牛さん達、人懐っこい。一応牛さんエリアと人エリアはロープで区切られてるんやけど、「なーにぃ?」「どしたん、どしたん?」ロープぎりぎりまで寄ってくる。ジャージー牛、こんな顔黒っぽい子もいてるんや。森を切り開いたような高台の放牧地。こんなとこで一日自由に草食べてるんやなあ。ゆーっくり歩いてるうちに、日ぃ傾いてきた。入り口付近まで戻って行ったら、牛さん達...じーっと

  • お帰り

    また鹿さんにやられんうちに。ゆうんで掘ってみた里芋。まあ、こんなもんかなあ。葉っぱも倒れ始めてるし、全収穫してまおか。元肥もなんもやってないのに、よう一人で大きなってくれた。ありがとうね。母を大事にしてくれはった近所の皆さんに、まだ何のお礼もできてない。この里芋、芋煮にでもして、皆さんに食べてもらわれへんやろか。相談したら、食堂で作ってくれはることになった。まだちょっと若いけど、下仁田ねぎもつけて。4、50人分らしいけど、こんなんで足りるかなあ。お芋積んだ一輪車は重いけど、畑からの帰り道、なんかしらフンフン鼻歌気分。部屋に戻ったらもう日は落ちて、薄暗い。毛づくろいしてたもこりんが、眠そうな顔で、「お帰り~」て、上げてんのんそれ、足ちゃうんかい。お帰り

  • 大文字

    すっかり秋の雲。この棟のシンボルツリー、ポプラの向こうのコスモスも満開。昨秋このコスモスをとても喜んだ、この部屋の住人はもういない。出かけた町役場の空を見上げたら、ええと‥。大文字?送り雲、かな。大文字

  • もうちょっとだけ

    何日か続いた雨が、やっと止んだ。もう一回ツル返ししとこかなあ思て、サツマイモの畝見に行ったら、なんぞい、これは。誰か、掘った?しかも、齧ってるやん、お芋。えーっ。まだ10月入ったばっかりやろ?収穫は半ば過ぎまで待と思てたのに。足跡、掘り方、齧り方。どうも鹿さんくさい。なあ鹿さん、もうちょっとだけ待ってくれへんかったかなあ。せめてあと半月。お芋もうちょっと太らしたかったなあ。ゆうても多分聞いてもらわれへんやろから、食べつくされてまう前に、とにかくこの畝掘り上げてまおか。ほらあ。もうちょっと太れそうやろお?知ってるか、鹿さん?人間界ではな、こういうの「慌てる乞食は貰いが少ない」ゆうんやでえ。ぶつぶつ言いながらひと畝全部掘り上げた。踏み荒らされてない芋ツルも少々ゲット。トマトとオクラと青ナスも摘んで。図らずも、...もうちょっとだけ

  • みーちゃん

    日中、母が一人になる時のお相手にと、買い求めた「みーちゃん」。正式には、音声認識人形おしゃべりみーちゃん、ゆうらしい。AIロボットやないから、いわゆる「会話」はでけへん。あらかじめ決められた言葉で話しかけた時だけ反応してくれて、何種類かの答えを返してくれる。はっきり発音でけへん母の言葉は、みーちゃんにはなかなか聞き取ってもらわれへんかった。けど、何種類かの童謡歌うし、時々独り言も言う。うまいこと使こうたら、母の笑顔を引き出せた。いつも母と枕並べて寝て、合唱団の練習にも一緒に参加してた。母がおらんようになってしもてからは、祭壇のお守りをし、お骨も土にお返ししてからは、私の部屋に来て、日がな一日寝転がってるもこりんの番してる。時々「お花咲いたか見に行かない?」とか、「お着換えさせてほしいな」とか大きな独り言ゆ...みーちゃん

  • SOME WOMAN

    この夏、大事にしてたもん、二つ失くした。6月に、18年間一緒におってくれた三毛のスピカを。そいで十日ほど前に、母を。なんか不思議な感じ。猫やとか、人やとか、そんなこと、あんまり関係あらへん。悲しいとか、そんな気持ちとも違う。二人とも、いっつもすぐそばでうろちょろしてる感じ。母は大勢の人から大事にされて、家を後にする時も、ほんまに大勢の人が見送ってくれはった。お骨になって帰ってきた翌朝、家の前の軒下に、大きなクモの巣ができてた。E.B.ホワイトの「シャーロットのおくりもの」思い出した。ハムにされそうな子豚のウィルバーを救おうと、クモのシャーロットが、自分の糸で文字を書く。「SOMEPIG」え、何匹かの豚?じゃのうて、このsomeは、「たいした」とか「特別な」とか訳すんやって。英単語は、学校で教えてくれる意味...SOMEWOMAN

  • 秋 ?

    畑に行く坂道。やけに落ち葉が多い。桜の葉っぱやねえ。なんでまたこんな茶色い色。暑すぎて、暑すぎて、今年一年分の夏の気温、もう全部使こてもたん?してみると、世間はもう、秋か?ああ、やっぱもう、秋なんかもしれん。ほら、秋眠、暁を覚えず。秋?

  • 高窓

    玄関入ってすぐの部屋に、高窓が一つある。晴れた日ぃ、午前中いっぱい燦燦とお陽ぃさん射し込む。今の季節、この部屋むーんと暑い、暑い。ほなら、さっさとカーテンでも吊るしたらええやんか。そう思うわなあ。しゃあけど、ほら、このお方、この窓、お気に入りのようでして。それに、夜はこの窓の向こうに、大きなお月さんがきれ~に見える。これ、写真に撮れたらええなあ。写し方ちょっと勉強しよ、思て、思たまま、カーテン吊るさんまま‥。高窓

  • 生命線

    もこりん、ペット保険に入っとこ思て、いろいろ調べた。ホームページ見たり、パンフ取り寄せたり。10社ほど、項目別にリスト作って比較検討した。その途中で、ふと思た。この子、いくつくらいまで元気でおってくれるやろ。これまでに私が見送った猫たちは4匹。どの子も長生きしてくれて、一番短かった「いち」で17歳半。けどこの子ら皆、雑種やった。純血種はもこりんが初めて。ネットで調べてみたら、【猫全体14.2歳】順位品種平均寿命(才)1日本猫14.31混合種14.33ペルシャ(チンチラ)13.94アメリカン・ショートヘア13.54ラグドール13.56スコティッシュ・フォールド13.47ロシアンブルー13.18ノルウェージャン・フォレスト・キャット12.69メイン・クーン12.510マンチカン11.2てな記事があった。(Ni...生命線

  • ここにおる

    お盆やねえ。去年「いち」が亡くなり、2か月前にスピカが亡くなり、私の手元に遺ったんは、「いち」とスピカの小さな骨が入ったカプルと、粉骨。大事に持ってるけど、ほんまは「いち」もスピカも、この木箱やカプセルの中にはおらへん、と私は思てる。だって、「やあ、秘伝豆の花咲いてきたねえ」て、葉っぱの下覗き込むとき。「あれえ、青丸ナスて、花は白いんや」なんて、独り言言うとき。畝やら通路やらわからんとこ、かき分けかき分け進んでいくとき。すぐ隣で並んで覗き込んだり、私の先をふわふわ飛んでたり、それは「いち」やったり、スピカやったり、時々は二匹揃てやったり。そんでたまに、もう20年以上も前に亡くなったニャンコ婆さんやったり、ペケやったり。なんしか、あの子らいっつも、ここにおるもん。ここにおる

  • ちょっとぉ‥‥

    芽えさえ出たらあとは大丈夫、て言われるニンジン。芽ぇ出揃うて、ボッサボッサに出揃うて、やったーて喜んで、一週間ほどしたらその芽ぇ、跡形もなく消えてしもてた。春大根はなあ、葉っぱ虫に食われまくるしなあ。思いながら蒔いた大根の種、すくすく育って間引き菜ありがた~くいただき始めてた。けどこの大根もしばらくしたら、いつの間にか葉っぱ全然あらへん。葉っぱ無いから、土の中の大根も大きなれんまましなびていく。ジャガイモの後に植えたネギの苗。自分で育ててる苗だけでは足らんから、下仁田と松本一本ネギの苗買うて、ポットン植えした。今年の冬はちゅるちゅるの下仁田ネギ毎日食べれるかも。採らぬネギの皮算用ウハウハしてたのに、誰や、土ん中から苗つまみ出して、そこらじゅうにバラまいてんのは!2,3日したら追加で植えよと準備してたネギ用...ちょっとぉ‥‥

  • ぐりぐり

    コミュニティ内でコロナ陽性者が出た。最初は濃厚接触レベルやった人たちの中から、陽性に転じる人も増えていった。飲食の場で感染が広がったらしい。マスク外してるし、食事にはやっぱある程度の時間かかるしねえ。会食に参加してたわけやない母と私にも、検査キットが届けられた。私はしゃあない、自分でやったけど、母は訪問看護さんに検査してもろた。ぐりぐりぐりぐりぐりーっ。98歳、べそかいて怒ってましたわ。幸い二人とも陰性。3日連続で陰性。けど今回のコロナ騒動で、感染対策にシビアな人、ゆるい人、それぞれかなりの開きがあるんやなあと思い知った。99人が必死に感染対策してても、そこにたった一人のゆるい人が紛れ込んだら、全体の感染対策はゼロになるんやで、て教わってきた。まあそこまで言い切るのはちょっと、て今まで思う部分もあったけど...ぐりぐり

  • 空白

    gooブログは、「1年前のあなたのブログ」ゆうのがメールで届く。それって、「あ、もうトマトの苗作る時期なんや」とか、「あれ、去年はもう雪積もってたんか」とか、畑仕事や冬支度の目安になって、結構助かったりする。そのメール、先月くらいから届けへん。去年6月初めにこっちに越して来て、しばらくブログ更新でけへんかったからねえ。デジカメのデータ見たら、ポータブルトイレとシャワーチェアだけがぽつんと置かれたがらんどうの部屋。この写真を最後に、撮影が途切れてる。次の写真は、そんで、んでから、私はいっつも、いきものたちに助けられてる。空白

  • 願いごと

    今年の七夕、お願いごとを書くと母が言うた。利き手麻痺の母に代わって、私が代書する。お願いごとは二つ。文言は本人から聞き取ったまま。「きのう、でええのん?」尋ねた私に、「うん、きのう」母は答えた。そうか。みんなとワイワイおしゃべりしてたあの日ぃは、母にとってはつい昨日のことなんや。お願いごと、叶のうたらええね。せっかく皆のとこへ戻って来られたんやもんね。願いごと

  • 数独

    なんかせなあかん時に限って、別にいませんでもええことが無性にやりとなる。学生時代、試験前になったらやたら本読みとなった、あの癖は歳とっても抜けへんもんなんかなあ。前の記事、画面に出したまま手ぇはキーボードに向かわず、数独なんかやってみる。スピカの食器、どうしょうかなあ。思いながら体は動かず、数独ばっか、やり続けてた。数独

  • わたしの月光仮面

    スピカが逝ってしもた。ふた晩、一緒に過ごして、スピカを抱いて火葬車の助手席に乗せてもろて、静かな山寺に向こうた。お坊さんのお経は私がお断りしたので無しにしたけど、もう動かへんスピカの、おつむや背中やしっぽや、体中撫で撫でして、お花で飾って、「ありがとう」と書かれた白い布かけて、用意してくれはった部屋の窓から、スピカがゆらゆら、空に昇って行くのん眺めてた。手元のカプセルに入れる骨だけ別にして、これがスピカのぜーんぶ。これを、粉骨して、桐の箱に入れてもらうことにした。一足先に亡くなってた「いち」のお骨も粉骨して、おんなじ箱に入れてもらう。昨日、粉になったスピカと「いち」を届けに来てくれはった。「いち」、そっちでまたスピカの上に乗ってんのか?スピカ、雨あがったら、「いち」と一緒に畑行こな。おかちゃの畑見るのん初...わたしの月光仮面

  • 贈り物

    梅雨空の下、中庭にすっくと立つこの棟のシンボルツリー。ポプラ、かな?その足元に、キノコやん。おーおー、皆いっちょまえにキノコのかっこして。かいらしなあ。なんと、いつのまにこんなぎょうさん。雨の贈り物やね。きょうは畑、行かれへんなあ。久しぶりに部屋におる私に、「はい、どーぞ」もこりんからおかちゃへの贈り物。贈り物

  • 選択

    スピカ、18歳と7か月。この子の顎には腫瘍があるそうです。つい3、4か月前、初めて受診したこの町の動物病院でトータルな健康チェックをお願いして、「歳のわりに腎臓もほかの内臓も特に問題ない」と、獣医さんのお墨付きをいただいて喜んでたのに。ふた月ほど前から急に左顎が腫れてきた。ある日、食べ終わったご飯のお皿見たら、真っ赤な血ぃいっぱいついてた。歯茎が腫れてて、それがつぶれたんやろか。翌朝、スピカが寝てる私の枕もとのシーツが血で真っ赤に染まってた。「歳のわりに健康」とのお墨付きくれたあの動物病院に連れてったら、腰に注射一本打って終わり。この先どうしたらええか尋ねたら、注射は2週間効くとの返答。何がなんやらわからんまま、とにかく2週間後に通院したら、また注射打って終わり。「これは何の病気ですか?」それくらいしか尋...選択

  • 動き出した

    雪が解けて、あちこちから草の赤ちゃんたちが顔出して、やがて一面の緑になる。それも、わくわくする一歩やけど、畑やってる身ぃとしては、やっぱ、これかな。やったー!早生玉ねぎ「ソニック」。う、うりゃあー!裸もち麦「ダイシモチ」も、梅雨前に急ぎ刈り取り。季節が動き出した。農作物はおおかたのバヤイ、収穫したら終わり、とはいかんのよね。一生懸命実ってくれた作物たちにバトンタッチして、今度はそれ食べる人間がせっせと後処理する。玉ねぎはこの後、何個かずつまとめて吊るし玉ねぎにする。ここに来て初めての収穫やから、まずは吊るす場所作りから。フックやら紐やら棒やら、買うてこな。もち麦は脱穀せんとね。穂から出てるあのつんつんした芒(のぎ)外すの、下手したら血だらけになるんよね。そんで、バラバラにした穂の中から、麦の実ぃだけ取り出...動き出した

  • 畑 1年目の初夏

    トラクターで2回ひっくり返され、草も生えん、ミミズもおらん。ぶつぶつ言いながらも畝立て、種まいて、ゆるゆるスタートした畑。ツタンカーメンは途中で枯れてもた株がようけあるけど、足元ではもち麦が機嫌よう紫の穂つけてくれてる。サツマイモが隣に引っ越してくるのを、わくわく待ってくれてる大根の赤ちゃんたち。ここの土パラパラで、すぐにおいど丸出しになってまう。恥ずかし、恥ずかしの玉ネギさん。エン麦って「燕麦」て書くんやて。なるほどねえ、というそのエン麦。4月末の突然の猛暑で葉が焼けてもて、全滅か思たのに、こんじょで復活してきたジャガイモの皆さん。こちら、畑デビュー待ちのトマト幼稚園児。まだベビーサークルに入ってるってとこかな。青ナスの赤ちゃんたち。そんなこんな、だんだんにぎやかになって来た1年目の畑です。「で、わてが...畑1年目の初夏

  • なんやかんやと今年も紅茶

    ひょっとしたらこれが生涯最後‥‥てなこと思いながら揉み揉みした去年の紅茶づくり。あの発酵止めの時の、得も言われぬかぐわしき香り。あのしあわせをぜひもう一度。て言うんで、やりましたがな今年も。紅茶づくり。詳しい工程は過去記事で紹介してるので、今回は各工程の結果のみ何はともあれ、お茶の生葉の入手。なんと、メルカリで見つけた。それを今回は一日半ほど陰干し。んで、ビニール袋に入れてひたすら揉み揉み。ふた袋に分けて揉んだ。関節の弱い私には、この工程が一番厳しい。人の倍以上時間かけても、葉の撚れは甘いまま。もうこの辺で堪忍しといてもらお、ゆうくらいまでとにかく揉んで、半日ほど袋のまま放置。ほんならじんわり発酵してくるんやね。それをレンジで加熱して発酵を止めて、それをさらに最後の仕上げ。からっからになるまで乾燥させる。...なんやかんやと今年も紅茶

  • お姫さま

    「入浴剤用意したら、使ってもらえますか?」いいですよーて訪問入浴の人言うてくれはったから、ネットで探しまくった。ちょうど「母の日」やしね。浴槽にお湯張って、バラの花浮かせる。ほんのーりやけど、ええ香り。ステキやねえ。お姫さまみたいやねえ。「え、呼んだかしら?」お姫さま

  • 一人二役

    いつもの牧草地。‥‥。あれえ?あの白い花、何?ついこないだまでここ、一面のタンポポやったんよ。やさしいやさしいタンポポ色の、黄色い草原やったんよ。いつの間に?あれ、なんかなあ、思いながら歩いてったら、ん?そっかぁ。タンポポさんかぁ。すごいぞタンポポさん。一人二役やん。一人二役

  • 金次郎さん

    先月、町役場に出かけた時、周辺ぶらぶらしてみた。ちょうど桜の時期。へー。ふーん。て、そこいらの桜の木、見て回ってたら、あらら、金次郎さん。久しぶりですねえ。こんなとこにいらっしゃったとは。お顔拝見したいけど、残念ながら入れませんねん。昨今の学校は安全対策ばっちり。私は不勉強で、あんさんの頑張りや優秀なとこ、よう知らんけど。それにしても、それにしても。仕事しながらでも勉強したいゆうのと、歩きながらスマホいじるゆうのと、そもそも比べてみよ思うかぁ?「わては、いちちゃん背負うて寝てました」(スピカ談)金次郎さん

  • おみやげ

    ちびたい雨降る日ぃもあるけど、霜降りる朝もあるけど、それでもあたり一面、緑、緑、緑。トウモロコシ畑の準備、進んでる。こんな4月のコーヒーとケーキの会。クリームたっぷりのスポンジケーキやったから、ほんで、酸っぱないイチゴやったから、母もムシャムシャいただきました。「え?いただいたぁ?」「ふーん」「で、おみやげは?」おみやげ

  • また、いつか

    「いっつも二人、姉妹のように一緒にいたよ」周囲の人からそう言われる友達が母にはいた。母よりずいぶん若いMさんは、そろそろ物忘れの始まっていた母を丁寧にサポートしてくれてはった。朝食会に行く時間に毎朝母の部屋まで迎えに来てくれはったらしい。「通院はおんなじ日にして一緒に連れて行ってくれはるねん」以前母がそう言うてた。温泉では体洗ろうてくれはったし、美容師さんやから母のヘアカットもしてくれはったとか。そのMさんが転倒骨折を繰り返すようになった。一人暮らしは無理やて考えたご家族は、Mさんを特別養護老人ホームに入所させた。2~3年前やったかな。今年に入って、Mさんがホームで亡くなったゆう訃報が届いた。このコミュニティで親しかった人らが集まって、お別れ会が開かれることになった。一生懸命おめかしして、花持って、参加し...また、いつか

  • うふふ‥

    例によって、ちょっとゆーうつになりかける季節。なんかざわざわして、表で人の声がするようになる。来るで、来るで、来るでー。静かな静かな冬こじ開けて、春が開いていくとき。きれいな花咲いて、鳥たちも啼き交わして。ええんやけど。けど、ちょっとゆーうつ。こんな時、神さんが慰めてくれはることがある。朝起きたら、わぁ!「お、折れる~」「ち、ちびたい、ちびたい、ちびたいっ」咲き始めた枝垂れ桜にも雪。皆様方には悪いけど、ありがとう、ありがとう、ありがとう。うふふ、うふふ、うふふふふ‥。うふふ‥

  • もこりん受難の日

    もこりんは避妊してなかった。前の飼い主さんは、発情期をどうやって乗り切ってはったんやろ。赤ちゃんを産んだことはない言うてはったし。いろいろ考えたけど、新しくペットは飼われへんこの住宅の規定もあって、避妊手術受けさせることにした。で、知った、この地における動物病院事情あれこれ。それはまあ、別の機会あったらお話しすることにして‥‥。麻酔注射打った時、それから手術終わってケージに戻す時、大暴れしたというもこりん。うちに帰って来ても、このエリザベスカラーが嫌いで嫌いで、水もご飯も食べようとせん。どないしたもんか。10日後の抜糸まで外すなと言われてるし。クリアファイル切って、自家製エリザベスカラー作った。ちゃっちいけど、やわらかいからちょっとはマシちゃうやろか。相変わらずご不満げではあるけど、ご飯皿口元まで持ってっ...もこりん受難の日

  • 花よりケーキ

    敷地内の桜がちらほら咲き始めてる。まだ木が若いし枝も細い。そやから早めに咲き出すんかなあ。畑に向かう道に並ぶ桜の古木は、つぼみがふくらみ始めたとこ。それはさておき3月の「コーヒーとケーキの会」今月はスポンジも柔らかめで、ホイップクリームつけてうまうまうま。完食~。ケーキもコーヒーもおいしいけど、なんちゅうてもこの眺めが一番のごっつおです。お花見しながらいただくコーヒー。花よりケーキ

  • 悩みどころ

    今年の桜開花、例年よりかなり早めになってるらしい。久しぶりにジャガイモ植えてみよ思た私は、何がなんやらわからん子ちゃん状態になってもた。種イモいつ植えるか、YouTubeで観たら、まあいろんな人がいろんなこと言うてはる。桜の咲くころに植える言う人、桜が咲くころに芽が出るように植える言う人、こぶしの花が咲くころに植える言う人、植える2週間ほど前に芽出し始める言う人もありゃあ、芽出しはひと月前から始める人もおる‥‥。ど、どないやねんっ。ええいっ!て、山かけることにした。芽出しは2月半ばから開始。今年挑戦する品種は三種。キタカムイ、インカのめざめ、ピルカ。で、3月7日に大きい種イモ半分に切って、二、三日して土地の人に聞いたら「まだ早い」て言われたけど、切り口白うなってきたから、切った芋中心に、種イモの半数を植え...悩みどころ

  • おっさんの哀愁

    ちっこうてスリムやった「いち」。対してずんぐりむっくりのスピカ。二人、こっちに背中向けて並んだら、スピカ、あんたおっさんみたいやで。特に、スピカのぶっとい首が好きやった。なんとのう哀愁漂う後頭部が好きやった。歳とって、かなり細なってきたスピカの首。おっさんのイメージは、ちょっとずつ失われつつある。私、あのおっさん首と後頭部が好っきやねんけどなあ、スピカ‥。今、そんな私の性癖を満足させてくれてるんは、もっぱらこの方。ええやんか、ええやんか。な?おっさんの哀愁

  • 一つ丘越え振込に

    振込期限が迫ってる。所定の振込用紙に領収印もらっとかなあかんやつ。郵便局かコンビニに立ち寄れるマイクロバスの時間と、私の空き時間がどうしても合えへん。しゃあない、最寄りのコンビニまで歩くことにした。マップで調べたら片道徒歩45分。なんとか次の予定までに行って帰って来られそう。車がビュンビュン飛ばしてる道を行く。途中、歩道がなくなるんで、回り道やけど下の集落の中を突っ切って行く。なんか、お社?がある。ここで暮らしてる人たちが大事にお守りしてはるんやろなあ。すり鉢状になってる集落抜けて、また上の道に戻ったら、やっと見えてきたコンビニ。振込だけ済ませて、また下の集落突っ切って、てってけ、てってけ帰って来ました。おみやげは?す、すんません!忘れてました‥‥。一つ丘越え振込に

  • お医者さん

    いっぺん診といてもらわなあかん思いながら、なかなか連れて行かれへんかった動物病院。今朝、久々に私のスケジュールが空いて、猫たちのご機嫌まあまあで、お天気もそこそこで、その他諸々の条件が一気に揃うた。で、急遽タクシー呼んで、初受診。足痛いスピカはこのケージに入ってもろて、もこりんはこの抱っこバッグの中へ。車嫌いのスピカがか細う、情けなそうに啼きつづける中、20分ほどで動物病院に到着。なんか、体重測って受診票作っただけみたいな初診やったけど。18歳スピカの腎臓の検査はせんでええのか訊ねたら、おしっこ普通に出てる間は下手に何やかやせん方がええとのこと。で、もこりんの避妊手術の予約して、スピカには目に塗る軟膏もろて、またタクシーで帰って来た。帰宅後おふたりはぐったり且つご機嫌斜め。ぷしゅーっと空気抜けたスピカさん...お医者さん

  • 樹の姿

    ここに越して来て、樹の形を見るようになった。樹の形ゆうか、つまり一本一本の樹の輪郭と言うか‥‥。樹って、こんな風にいっぱい手ぇ広げてたんや。手ぇの先に、指いっぱいついてる。わしゃわしゃ広がってる。けど、皆して集まったら、てっぺんまっ平らになるんや。よう考えたら前に住んでた村では私、樹ってほとんど見てなかったな。私が見てたんは、山やったわ、そうゆうたら。樹の姿

  • ゆったり世代

    4~5年前、100均のクッション組み合わせてにゃんこベッド作った。嬉しいことにスピカも「いち」も気に入ってくれたんやけど、こういうことがしょっちゅう起こった。ほんで、時にはこういうことも。けど一番よう見かけたんは、これやね。「いち」は逝ってしもたし、スピカは脚痛いからか、いまはもうこのにゃんこベッドには入れへん。もうちょっと大きめの段ボール箱置いてみたけど、これもお気に召さんらしい。で、COOPカタログに載ってたこの猫マット。枕付きで、気に入ってくれへんかなあ。お陰様で、なんとか使こうてくれました。こんな感じで。脚や腰、曲げたら痛いんかなあ。スピカももう、ゆったり世代になってきたんかなあ。ゆったり世代

  • 移動販売

    「買い物難民」てな言葉を聞いたんは数年前。田舎で交通の便が悪いとか、足腰弱ってきたとか、ネット利用も苦手とか、そんな理由で買い物がままならん人らのことを、そう呼ぶらしい。どうでもええけど「難民」て‥‥。前に住んでた村では、COOP宅配があったけど、チラシ見て、注文書に記入して、ゆうのが婆ちゃんたちにはめんどくさいのかなあ。もひとつ評判良うなかった。さて、去年越してきたこのコミュニティに、昨秋から移動販売車が来るようになった。週一回だけやけど、食料品やちょっとした日用品積んでやって来る。このコミュニティではマイクロバスが運行してて、役場とか病院とかスーパーとか図書館とか、曜日によってコース変えて無料で送迎してくれる。それ乗って行ったら、大抵の買いもんはできる。けど、この移動販売車、面白いねん。ちっこいちっこ...移動販売

  • 2023年餅つき

    新型コロナのせいで2年だか3年だか中止されてたという餅つき。今年は久々の開催。時期はやや遅めの1月末になってもたけど、この日を楽しみに待ってた人多い。このところ続いてた雪も今朝はきれいに止んで、なんちゅうか、餅つき日和。皆さんの普段の行いがよろしいんでしょうか。「我こそは」と名乗り上げた男性陣が、交代で杵をふるう。「〇〇さん、カッコいーっ」なんてな黄色い声援も飛んで、そりゃもう頑張る頑張る。明日、無事起きられるかぁ?今回は8㎏のもち米をついたそうな。車椅子の母も、しっかり着込んで日なたから応援。この後、希望者は食堂で昼食会。つきたてのお餅付き。きな粉やあんこなど4種類のお餅。おかずは具だくさんの豚汁。お漬けもんも添えて。お餅だけでええわ、ゆう人はお餅だけ食べることもできる。つきたてやもんね、食べたいよね。...2023年餅つき

  • 麦踏み

    雪のない1月の畑見たん、何年ぶりやろ。「雪?積もってもすぐ解けるよ」こっちに越してきてすぐ、そう教えてくれた人の話、ほんまやったんや。念のために、ゆうんでかぶせてた不織布。心配するほどの雪の重み、なさそうやね。めくってみたら、エンドウ豆の苗たちは、ちっこいながらも元気。麦たちもちょうどええくらいの大きさに育ってきてたから、麦踏みなんかしてまいましたがな。どこが道でどこが畑か、皆目わからんかったあの村の1月。あの村でも今年は、麦踏みできてるんやろか。麦踏み

  • とんど焼

    フロントの掲示板に、懐かしい文字見つけた。「とんど焼」。「明日はとんど焼です。燃やしてほしいものを、この段ボール箱に入れておいてください」確かそんな内容の掲示やった。わあ、とんど焼するんや。どこでするんやろ。あんなでかい火ぃ焚けるとこあったっけ。私、行く気満々やった。こないだ外した正月飾り、焚いてもらお思て段ボール箱のとこまで持って来た。「とんど焼き、どこでするんですか?」たまたま出おうた人に聞いてみた。そしたら、「いやあ、どこかしらねえ」え?このコミュニティ内でやるんちゃうんや。どっか、近くの集落のとんどに参加させてもらうんかなあ。えーっ。きっちり、とんど焼の目ぇと鼻になってたのに。前住んでた村のとんど焼。男衆は櫓組んだり、うまいことガンガン燃やし続けたり、大変やったやろけど、まあ言うたら、そこが各集落...とんど焼

  • 手ぶら

    秋頃から気になってた。上の前歯あたり、時々やけどすぃーんゆう感じで、ちょびっと痛なる。うわ~、虫歯やったらいややなあ。年末、万障繰り合わせて歯医者さん予約した。JR東北線白河駅から歩いて7,8分の歯医者さん。その歯医者さんも白河駅も、初めて行くとこ。きょろきょろしながら駅出たら目の前に、いやあ、なにこれ。かいらしお城やなあ。看板見たら「小峰城跡」て書いたある。ちっこい天守閣て、私は勝手に思うてたけど、後で聞いたとこによるとあれ、櫓て呼ばれてるねんて。天守と櫓の違い、ようわからん。けど、なんかきれいな櫓やんか。今日は私、エプロン着けてない。車椅子押してない。猫キャリーも抱えてない。手ぶらやし!手ぶらやったら、視線も上がるんやろか。いえ~い!手ぶら

  • 会えるかな

    前に住んでた村、雪の朝が楽しみやった。家の庭や、下の家の屋根に残ってる動物たちの足跡。見つけてはニヤニヤしてた。(→「お食事処」)こっちでは無理かなあ、思てたらこないだ、やあ!なにこれ!ひょっとして、ひょっとしたら‥‥わあい!!!どんな子やろ。男の子かな。女の子かな。そのうち、会えるかな。会えるかな

  • こんなん

    どんなかなぁ、どんなかなぁ。ゆうて楽しみにしてた今月の「コーヒーとケーキの会」。こんなんでした。ジャーン!ベリーたっぷりのショートケーキ。ケーキ皿の向こうの四角いお菓子は、参加者の一人からの差し入れ。小豆を使こうた砂糖菓子で、上品なお味でした。小さなガラス器にシクラメンの花挿して。これまたセンスええやんか~。ケーキは側面にもイチゴついてる。イチゴもスポンジも小そう刻んで、生クリームと混ぜ混ぜして。ほんなら、呑み込みが苦手なひとでも、ほら、あ~ん。おいしいねぇ!よかったねぇ、クリスマス。「で、わてのケーキは?」こんなん

  • どんなかなぁ

    今私が暮らしてるとこ、高齢者住宅なんやけど、皆元気。サークルとか同好会とか勉強会とか、いろんな仲間がいろんな活動してる。「コーヒーとケーキの会」もその一つ。毎月一回、数人が集まってコーヒー飲みながらケーキ食べる、ただそれだけの会なんやけどね。ケーキは最近、食堂スタッフの一人が作ってくれてる。皆このケーキが楽しみで集まってくる。「あ、また写真撮り忘れた」思い出すのはいっつも、夢中で食べてもた後。特に会員登録なんかないし、予約さえしといたら誰でも参加OK。私もここに越してきた6月から参加させてもろてる。大きな窓の向こうの庭も、その季節季節の楽しみ。さあーっ、今月の「コーヒーとケーキの会」は25日。な、なんと、クリスマスやん!どんなかなぁ。ケーキ、どんなかなぁ。「わての分も予約しといてくれた?」どんなかなぁ

  • 見えへん

    ニンジン。特に好きゆうわけちゃうけど、一年中値段が安定してて、それもそうお高こうはない。ほそぼそひっそり暮らしてる我が家には、かなり頼もしい味方のニンジン。そやのに去年の冬、ニンジンがやたら高なった時期あった。あれにはちょっとびっくりした。しゃあない、毎朝の温野菜に使うニンジン、量減らしてた。ひょっとしてこの冬もああなったらいややなあ、思て、今のうちに干しニンジン作っとくことにした。てれれ~ん。あともうちょっと、ゆう干し柿と並んで日向ぼっこ。温野菜用には無理やろけど、味噌汁には使えるやろ。やれやれひと安心。思たら、この方はご機嫌斜めであらせられます。見えへんやん、外!見えへん

  • 初雪

    降りました。昨日昼前からちらつき始めて、夜の間にうっすら雪化粧したんやねえ。この地に越して来て初めての冬。雪はどれくらい降るんかな。どれくらい積もるんかな。「積もってもすぐ解けるよ」「真冬でも、合間見て畑仕事できるよ」言う人もいてはる。ほんまかいな。雪はのうても、地面はかちんこちんちゃうの?第一私の手はしもやけだらけで、外仕事の役には立たんのちゃうやろか。気分はがっつり冬ごもりの覚悟。(と言うか、期待?)そんな厳しい(?)冬ごもりの慰みに‥‥。カバーかけといたるからな。雪降っても大丈夫やからな。な、な、頑張ってや、柿さんたち。初雪

  • センス

    今の住まいは、二戸一住宅が集まって一つの集落みたいな形になってる。地域性かなんか知らんけど、住んでる人らは概してセンスがええ。ここは田舎。前に住んでた山里も田舎。けど、住んでる人らの様子はかなり違う。例えば、ここの人らは、家の前に何か置く。何かゆうのは、自転車とか、傘立てとか、縁台とか、そうゆうもんやのうて、そうゆう実用的な道具類やのうて、のうても別に誰も困れへんもん。けど、あったら、「わあ~」て、なんとのうほわ~んとするこ洒落たもん。こんな風に花台置いたり、窓飾ったり。このお宅もなんかセンスよろしおまっしゃろ?そんで、花、花、花、ときた次が我が家。な、なんでっか、これ?すんません、雨模様なもんで、柿、軒下に干させてもろてます。センス

  • 秋 どんどん

    避暑地として知られるこの地域。けど今年の夏は異常に暑かったらしい。「半袖着たんだもんね」その人、夏でも長袖しか着たことなかったらしい。それくらい暑かった夏が終わったら、やっぱ秋やね。敷地のあちこち、すぐに枯葉で占拠される。今年は柿、メルカリで買うて吊るした。窓の奥でもこりんが見張ってる。「なによ。やんのん?」その間スピカは‥‥食欲の秋。おばあちゃんになってもモリモリ食べてくれてる。嬉しい。我が家の月光仮面たちが、それぞれ食料を守ったり食べたりしてくれてる間、おかちゃはといえば、せっせと畝立てて、玉ねぎ追加で植えた。エンドウの風よけと、来年の麦わら確保のため、燕麦なるものも初めて蒔いてみた。ちょこっと芽ぇ出始めてる裸麦とエンドウ豆。無事、冬越してくれるかなあ。この畑、風強うて、畝に枯草載せといてもすぐ吹き飛...秋どんどん

  • 月光仮面 その4

    60歳過ぎたおかちゃが、誰一人知った人もおらん土地に出かけて、生まれて初めての山里暮らしを始めた。その時に、ムカデと戦い、ネズミを追い回し、おかちゃを助けてくれた私の月光仮面。月光仮面2のスピカ。月光仮面3の「いち」。「いち」は16年半私のそばにいてくれて、去年お骨になった。「いち」は今でも、いつも私のそばにいて、畑にも一緒に出かけている。それから1年余り。いろいろな事情が重なって、私とスピカのもとにやって来た「もこりん」。なんとこの子は雑種のスピカとは違い、純血のスコティッシュ。甘ったれのこの子、私の月光仮面4になってくれるかしらん。月光仮面その4

  • 秋の黄色

    寒なる前に。えっちらおっちら畝立てしてる。とりあえず裸麦蒔いて、玉ねぎ苗移植して、スナップエンドウ、ツタンカーメン豆、絹さや蒔いて。あ、雪見なんちゃらいう菜っ葉の種も蒔いてみたな。空見上げたらもうすっかり秋の空や。帰り道。なんとまあ、黄色がきれいやなあ。アレルギーある人は、写真見ただけで息苦しうなるかもしれんけど、すんません。セイタカアワダチソウ。けどなあ、嫌われもんかもしれんけど、この子ら、一年中で今が一番きれいやねん。この子らにとっては、今が晴れ舞台やねん。ほら、蝶々は来る、蜂も来てる。虫たちの間では、ごっつ人気もんなんやからにして。秋の黄色

  • いただきます

    10月に入ってからやっと、朝のお茶を腰かけて飲めるようになった。ぶつ切りのニンジンや玉ねぎ、お芋類をレンジでチンして、これが夕方までのエネルギー源。ほくほくの野菜とあったかいほうじ茶をテーブルに運んで、いっただきま~す。よう考えたら、「いただきます」なんて久しぶりや。ここ半年近こう、ゆうてなかった。そら、あちこち動きながら、立ったままカロリーメイトなんか齧ってるようでは、いただきます、もないもんやわな。前、山奥の村で畑やってた時は、口に入れるもんのほとんどが、畑で育った野菜やった。機嫌よう大きなってくれてる、まさに今生きてるその子たちを、私は刈ったりもぎ取ったりする。家に持って帰って切ったり煮たりして、おかずにする。そやから、テーブルに準備した温野菜やみそ汁の前に座ったら、いただきます。自然に手ぇ合わさる...いただきます

  • 秋です

    開梱でけへんまんまの引っ越し荷物にうずもれ、日めくりだけがべりべり剥がされていく。そんな感じ。ここに来たのは6月のはじめ。どこ行っても虫、生き物たちは人懐こいなあ。あらら、どっからお越し?なあなあて、遊べへん?長距離移動の後、2日間ほどぐったりしてた高齢のスピカ。ほんまに心配したんやで~。けど、さすがスピカ様。ほどなく復か~つ!早よここ座って、わちきを膝に乗せなさいよ!お姫様モード全開。お姫様といえば、事情あってもう一人のお姫様が我が家に‥。このお方については、またおいおい。一緒に畑借りよ、ゆう人らの仲間に入れてもろて、ぼちぼち準備中。家の前の庭は、近所の人が一生懸命世話してくれはって、キバナコスモスが満開。ホウズキも赤なってる。敷地入口正面に広がる草地。引っ越してきた6月初めはまだ小さかったトウモロコシ...秋です

  • しばしの間

    梅雨の入りまでに、ぎりぎり間に合うか、ゆうタイミングでの引っ越し。中の畑から見下ろす村のこの風景も、見納めやなあ。火の見やぐら、映画の中やのうて実物で見る機会、またあるやろか。ほったらかし状態でも健気に実ぃつけてくれてるスナップエンドウ。見るに見かねた友人が、私の代わりにこまめに畑に出かけては収穫して、きつい坂道えっちらおっちら上って、我が家まで届けてくれる。むっちむちのパッキパキやで。さっと湯がいて冷蔵庫に入れといたら、ええおやつになる。引っ越した先でもこんな採れたての野菜食べられるかなあ。ただの採れたてはあかんねんで。邪悪なもんとは一切お付き合いしてない、純粋無垢な野菜やないと、痒い痒いが出るさかい。そういう野菜、また食べられるように、向こうでもなんとか頑張ってみよ。引っ越し準備は、ほんまちょびっとずつしか...しばしの間

  • ややこし

    引越日が近づいてきて、物の処分、スピードアップせなあかん。けど、電気やら水道やらインターネットやら、閉じたり開いたり開設したり。そんな連絡で一日のほとんどの時間がつぶれていってる。いろいろな手続きする中で、関東と関西の違いに戸惑ったりすることも多い。まあそれはまた別の機会あったら触れることにして、今日はごみについて、ちょっと。どこの自治体もごみ分別にはピリピリしてると思うけど、私が今住んでる町のバヤイ、えーっ、て思うこといっぱいある。他の町でもそうなんかなあ。ゴミの出し方のテキストみたいなんがあって、毎回それ見ながら出してる。まず、「燃えるゴミ」とか「容器包装のプラスチック」とか「金属」とか、ジャンル別の出し方のページがある。その後に、個別の品名ごとの出し方一覧が延々と続く。例えば、「茶だんす」ゆうのを見たら、...ややこし

  • 2022年 紅茶作り

    この村での住人としては最後の、ひょっとして生涯最後になるかもしれん、自家製紅茶作り。今年で4~5年目になるかなあ、自分とこの茶葉で紅茶作んのん。一昨年、割と丁寧に記録残してたんでご紹介。今年は手首の調子もあんまりようないし、ほんの先っぽの新芽だけ摘んだ。で、揉みやすうするために、ちょっと長めに二日間陰干し。それを今年は、お別れ会兼ねて、村で一番親しいしてもろてる人と一緒に揉み揉みした。彼女はちゃんとザルで揉んでたけど、私は例によって、ビニール袋に入れて、その上から揉むやり方。若い芽ぇばっかりやったからか、40分くらいで葉がよれてきた。ビニール袋密封して半日ほど置いたら発酵してくる。この後、120℃のオーブンに10分間入れて発酵止め。キッチンペーパー敷いたレンジで様子見ながら500Wを1~2分ずつ数回。からからに...2022年紅茶作り

  • 無粋

    「わあ、きれい!」山のほう見て、思わずそう言うたら、隣に居たおばさん、私の見てる方に目ぇやって訊ねてきた。「何が?」何が、って‥‥。先日、用あって3日間ほどこの町を離れた。戻って来た日は、大雨が上がったばっかり。駅前でバス待ってたら、お~!けど、う~ん。車やら、看板やら‥。電気の線って、こない張り巡らさんといかんもんやろか。暗い夜に明かり灯したり、遠くまで出かけるのに電車乗ったり、便利と引き換えに我慢せんなあかんもん。外出て戻ってきたら余計目についてまうなあ。無粋

  • お~い

    来月の転居に当たり、この田舎家、空き家バンクに登録した。公開は私が転出してしもてからになるけど、先日、担当者が下見に来はった。まずは納屋とか母屋とか案内して、最後にスピカと私が生活の場としてる部屋に入ってもろた。「失礼しま~す」とか言うて部屋に上がった担当の人、ぎくっ!ゆう感じで固まってもた。その視線の先に、人間の足音やら声やらしてるのに、微動だにせんスピカさま。えっ?こっちまで一緒になって目ぇこらしてたら、お腹、かすかに膨れたりしぼんだりしてる。「ああ、いや、生きてます、生きてます」ちょっとスピカ~。飼い主までびっくりさせんといてや。お~い

  • 10年ぶり?

    いやー、ええ天気やなあ、思てふと見たら、下の家の屋根に違和感。あっ!えーっ!ス、スズメ?スズメさんやったら、なんと10年ぶりくらいやんか。大きさも、羽の色も似てんねんけど、なんか今一歩、ちょっとちゃうような気ぃするんよね~。スズメって、あんな茶色っぽかったっけ。ゆうんでネットで調べてみたら、これ、ちゃうか?これ、顔似てるし、おなかも茶色いし。ホオジロゆう鳥らしい。スズメとどこちゃうねん。ついでに調べてみたら、(→スズメとホオジロの違いと見分け方)ふーん、なるほど。ホオジロちゃんとの出会いは嬉しいけど、スズメさんとの10年ぶりの再会、とはならんかったなあ。10年ぶり?

  • 三分刈り

    たんたらりんの、ぼーさぼさ♪喜んでるバヤイかゆう伸び方。草先が洗濯もんに触りそうになってきた。今を逃したらもっとえらいこっちゃ状態になってまう。ということで、充電式草刈り機の性能がもひとつやから、しゃあない、手刈り。三分刈り、っちゅうとこかな。左手前の小山は、刈り取った草。短かなった草たちの間に、タイム、咲き始めてる。三分刈り

  • GWちゃぷい

    朝のうち、五月晴れ~!ゆう感じやったのに、昼から雲出てきた。雲のせいやのうても、ここ2~3日、朝から寒いゴールデンウィーク。ガンガン炊いてるストーブの上に、やかん、夕食用の味噌汁下ごしらえ、湯たんぽや洗い物用のお湯、ついでに保温瓶も温めて‥。スピカさんも、ストーブに極力近い位置に。人間たちは、やれ6連休やの、バヤィによっては9連休やの、ひたすら羽根伸ばすことに邁進してるゆうのに。ご苦労様です、ストーブさん。もうそろそろ今季の仕事納めやね。ありがとうね。GWちゃぷい

  • ま、いっか

    最近、今年に入ってからは特に、電波の具合が悪い。TVは時々画像が途切れる。朝、天気予報とか見よと思た時に限って、ぷつっと画面暗なったりする。メッセージが出たまま進まんので、諦めてスイッチ切る。で、夕方つけてみたら、なーんもなかったように映ったりする。こないだ町のケーブルテレビの人が来て、あちこちのねじ絞めて帰ってくれはった。それ以来マシっちゃあマシやけど、やっぱり時々は画像途切れる。TVのせいなんか?まあ、PCだけでええか。と思うんやけど、そのPCも受信状態悪い。ZOOM参加中に、画像乱れたり音声途切れたりはしょっちゅう。Wi-Fiの不具合が町のあっちこっちから報告されてるんやて。報告されてるんやったら、なんとかしたりいや。来てくれた係の人は、なんとかしたることはせんと、Wi-Fi切断して有線でつなぐ方法教えて...ま、いっか

  • ドボーン

    オリンピックはとうに終わったし、プールの季節にはまだちと早い。けど、最近のスピカさんのマイブーム、ドボーン!スピカ選手、水面目指して一直線に飛び込みました!はたまた、ドボーン!指先までしっかり揃え、スピカ選手、美しいフォームです!次は上空、ドローンからの撮影です!ドボーン!見よ、鍛え抜かれた肩の筋肉!‥‥‥。しっかし短いなあ、お手々。ドボーン

  • 黄いろ

    我が家の春の庭は、黄色。まず、大きい花のラッパ水仙が咲く。それから、これは水仙なんか?小ぶりで、ものすごくええ匂いの黄色い花が咲く。かわいそうやけど、近くで香り楽しみたいから、隣に咲いてたムスカリと一緒に。これをトイレの窓、すだれの向こう側に置いたら、好っきやねん、これ。トイレのドア開けるたんびに、しゃ~わせ~の、香りする。黄いろ

  • 85歳のぼやき

    事情あって、家を一晩空けた。正確にゆうたら、一日半、留守にした。ほんまは、出発日のその真夜中に帰ってこれるんやけど、なんせタクシーがない。田舎の無人駅でひと晩膝抱えて過ごさなあかんことになる。この「タクシー無い」問題については、機会あったらまた。翌日の午後、ぜーぜー言いながら坂駆け上って家ん中入ったら、「どこ行っとったんじゃ~」わ、め、目やにだらけ。「目やにがどないしたんじゃ~」は、はい、拭き拭きさせていただきます。毎日2種類の薬、各2回の投薬。今回は3回分の投薬が抜けたことになる。なんとか事も無しにおってくれて、よかった。スピカ、頑張ったんやね、ありがとうね。「ふん!」ご、ごめんて‥‥。スピカ17歳半。人間でゆうたら85歳くらいかな。ごめんな、ほんまに。85歳のぼやき

  • 温度がご飯

    5,6月並みやとか、夏日やとか‥‥。昨日今日と、全国的に気温高い。ちょうどこの二日間、チェック怠ったばっかりに、菌床入れたビニール袋開けて、真上から覗いてみたら、サ、サルノコシカケか!他の二つの菌床も似たようなもんで、全部採ったら、ようまあ、すくすくと。うちのシイタケたち、気温のご飯、いっぱいもろたんやな。それを私がご飯に頂く。私も気温、食べてることになるんかな。温度がご飯

  • 粗大ゴミ

    私の住む町で、今年の4月から粗大ごみの回収が始まった。65歳以上で、車を持ってない世帯ゆう条件付きやけど、とにかもかくにも、やっと始まった。それまでは各自が車に積んで、処理センターまで運んでた。この町に越してきて、なんだかな~、て思うたこと3つ。1.図書館がない。2.粗大ごみの回収がない。3.新聞が朝刊だけで、配達はバス停まで。年々家の中の湿気がひどなって、カビ生えるわ、木材はふやけるわ。ボロボロになってしもた本箱や昇りタンスその他計5点、回収申し込んだ。回収始まったのは拍手もんやけど、そもそもこんな大型家具、玄関先まで運び出せる高齢者、どんだけいてるんやろ。ずりずり引きずったり倒したりしながら、なんとか玄関外まで引っ張り出した本箱。木材にもカビ生えんねんなあて、感心するくらいカビってた。このあと、ずりずり、ず...粗大ゴミ

  • 来てもた

    10日ほど前、つんつん伸びてきたなあ思てた水仙。ここ二、三日の陽気で一気に、毎年言うてるんやけど、この子らいっつも私に、後頭部しか見せてくれへん。南向きの庭の、南端に植わってるからねえ。ちょっと失礼して、やあ、こんちわ、こんちわ。村は、雪の白一色から、枯草の薄茶色に。それが今、うっすらと緑がかってきてる。やっぱ、来てもたなあ、春。来てもた

  • 綿の花から、衣服まで

    エコとか、サステナブルとか、SDGsとか。なんのこっちゃねん。けどそんな外国の言葉に頼らんでも、「自給自足」、もしこれができたら、これら全部クリアーできるんちゃうやろか。んなもん、無理やろ!て、思う?ところめが、ところめが、これやろうとしてる人、いてはんねん。こないだ、突然こんな看板、玄関前に出したおうちがある。なんと、私が住んでる村の住人さん。看板には「糸紡ぎ」てあるよね。けど、ここだけの話やけど、この人、糸紡ぎだけちゃうねん。実はこの人、畑に綿の種まいて、育てて、その花から糸紡いで、機織りして、ストールくらいならちゃちゃちゃって作ってまうねん。そやそや、地元の野山で採れる花や野草で、草木染めもしはるんやった。つまり、人間の暮らしに必要な「衣・食・住」のうちの、「衣」が自給できてまうねん。すごいやん!せやのに...綿の花から、衣服まで

  • 散髪

    真冬の間に散髪しとく予定やったイチジク、ジューンベリー、ブルーベリー。温くなるのが予想してたより早ようて。家入り口のジューンベリー、慌ててパッツン、パッツン。畑のイチジクも、これでもか~ゆうくらいに刈り込んだった。甘い実ぃいっぱいつけてくれて、せっせと母に送ってたイチジク。今年も一生懸命頑張ってくれるんかなあ。庭のブルーベリーもテケトーに散髪。ネットで調べても結局わからへんから、うちの果物たちどれもこれも、毎年めちゃくちゃな剪定。それでもいじけもせんと、律儀においしい実ぃつけてくれるもんねえ。ありがとうね。散髪されるもんがありゃあ、すいすい伸びてくるもんもある。庭の水仙。まず、大きな花のラッパ水仙。これ、花びらも真ん中のラッパも、ほんまにきれいな黄色やねん。花はあんまり好かん私でも、毎年楽しみにしてる。散髪

  • ヨーグルトづくし

    ストーブのお世話になってた自家製ヨーグルト。ストーブ使わんようになったらどないしよ。ゆうんで買うてみたヨーグルトメーカー。ロングライフの成分無調整豆乳と市販ヨーグルトで、さっそく作ってますがな自家製豆乳ヨーグルト。このヨーグルト使うて、おやつはヨーグルト入りパウンドケーキ。たまに食べるパンは、発酵もベンチタイムも無しの、ヨーグルト入りパン。材料混ぜてオーブンで焼くだけやから、1時間くらいでできる。ミルクっぽい味がホワンとして、焼きたてなんか絶品でっせ。ヨーグルト、好きな時に好きなだけ使えるのが、自家製の強みかな。ちなみにヨーグルト作りは9時間ほどかかるけど、セットして放っといたらええだけやから楽ちん。ただねえ‥‥、このかた、豆乳はお召し上がりにならへんので、種用に使うてるヨーグルト、たまーに、ちょこっとお分けし...ヨーグルトづくし

  • 選ぶ

    入院中の母が、今月末で退院となる。今年初めまでは介護保険サービスを受けながら、サービス付き高齢者向け住宅で独り暮らしをしていた母。もう一人暮らしは無理と判断した妹は、特別養護老人ホームに入所申し込みをした。2か月から1年以内に入所できそうとのこと。それまでの間、今までのサ高住は引き払い、夜間有人のサ高住に転居して待つのだという。重度の介護が必要になってきたとき、施設を選ぶか自宅を選ぶかは人それぞれ。どちらにもそれなりの選択理由がある。どちらも、このほうが親にとっていいはずと信じて選択する。今、母のキーパーソンは妹が務めている。コロナ感染予防のため、母への面会はできない。母は耳が遠いので、電話での会話も難しい。リビングウイルノートは一応作成済みだが、状況が変わればその段階で、ぎりぎりまで、本人の希望を確認したい。...選ぶ

  • おかまいなく

    あーあ。降ってもうっすらやなあ、もう。どうしょう、スピカ?「わてに言われましても‥」わあ、なにこれ!花まで咲いてきてるやん!ちょっと、ちょっと、なあ、スピカって!「どうぞおかまいなく」おかまいなく

  • 朝の幸せ

    いったいどんだけ根性あるんや、この辺の人ら。毎日毎日びっくりしてまう。毎日毎日尊敬してまう。それが、冬の朝。ちびた、ちびた、ちびた!言いながら土間を小走りにトイレに駆け込んで、いーっ、ちびた、ちびた、ちびた、ちびたいっ!言いながらシャカシャカ戻って布団にもぐり込む。ほんまは、こないしてずーっと冬の間じゅう、スピカ抱いて布団にもぐってたい。けど、そぅもでけへん冬の朝。湯たんぽさんだけが希望の星。ひと晩私のあんよを温めてくれてた湯たんぽさん。朝、お布団上げたら今度は私のお手々とお顔を温めてくれます。と言うても、顔に湯たんぽ押し付けるわけやない。ずん、ずん、ずん、ずん、ずん、ずん、ずん、ずん‥‥(「ジョーズ」の感じで)。じゃーん!私の冬の月光仮面。まだ結構あったかい。中のお湯、洗面器にあけて、まず手ぇ温めて、お湯替え...朝の幸せ

  • つまみ癖

    ほんまにせんなあかんのかな~。毎年そう思う確定申告。感染拡大のご時勢、e-Taxとやらがええんやろけど、マイナンバーカードは持ってるけど、カードリーダーはない。ところめが、今年からカードリーダーのうてもスマホあったらOK、て国税庁ホームページに書いてある。へー、一応スマホ持ってまっせー。ほんならいちいち切手や封筒用意せんでええやん、思て読んでみたら、あー、やっぱアプリちゃらいうもん使うんや。皆、素直にこのアプリちゃら入れてるんやろか。なんでもかんでもアプリ、アプリ。これって、使こうたあともずっとスマホん中に残ってんのやろ?使うときだけどっか外から借りてくるゆうわけにはいかんのんかいな。アプリどんどん取り込むのんて、あ、これ買うとこ、あれも買うとこゆうてついついポチってまうネット通販中毒と似てるような気ぃして。て...つまみ癖

  • うふふ と うえーっ

    なんちゅうても、ここ数日で一番ラッキーやったこと。ジャーン!これ、モノクロ写真とちゃう、ちゃーんとカラーで撮ってるのよん♪うふふ♫それはさておき、いよいよPCが危うなってきた。ときたまカリカリカリッてなこと言うたりする。動作もめっちゃ遅いし。外付けハードディスクにバック取るようにしてるけど、万一の時にそれ復元できるかどうか。いきなり壊れたらいろいろ支障出てまうし、しゃあない、跡継ぎのPC買いましたがな。けど、値段とかメーカーとかの関係で、Windows11。ともかく早めに使えるようにしとこ。思うて、説明書読みながら、旧PCでネット調べながら、スタートアップ始めた。10段階のうち、5段階目でこの画面。うえーっ!どないすんのんさ、これ。置いとこ、置いとこ。てなわけで、以来途中放棄されてる新PC。そろそろ放置1週間近...うふふとうえーっ

  • お籠りグッズ

    病院職員、町役場職員。町内公共の場で新型コロナ感染者が出たら、ケーブル放送で報告される。それがこないだ遂に、小学校が休校になったゆう放送があった。あーあ。下校時刻になったら、各方面10人くらいずつの小学生がバスに乗り込んで、キャーキャー騒ぎながら帰っとった。学校ではなんも指導してないんやろか。私、その時間帯のバス、乗らんようにしてた。次のバスまで丸一時間待たなあかんけど、しゃあない、ゆっくり歩きまわったりして待っとった。と言うことで、感染予防を表向きの理由に掲げて、まだまだ続けられそうな、お籠り生活。生協で注文してる菌床シイタケ。新旧合わせて3セット。もうこれ最後やろ、ゆうのもあるけど。んで、ヨーグルト。種菌にするのは市販の大豆ヨーグルト。ロングライフの豆乳買いだめしといて、それ400ccに種用ヨーグルト大さじ...お籠りグッズ

  • 頑張れ、冬

    2月も後半になってきたら、例の、いや~な予感のする日ぃがたまにある。例えば今日なんかが、その日。この景色見て、冬か?て尋ねられたらどうする?これから3月、4月にかけて、一番ゆーうつな季節。けど誰がなんちゅおうと(何と言おうと)、今は冬!買い物にも行かれへん冬、畑仕事もでけへん冬、ぜったい、ぜったい、冬!まだ皆してな、家ん中でじーっとしてなあかん冬!頑張れ、冬

  • せっかく買うたんやったら

    もうすぐ春かも~、なんてな記事書いた尻から、な、なんちゅうちびたさや今日は!水道の水、なかなかお湯になってくれへん。ゴム手袋してても、手ぇキンキンに痛い。「なあスピカ、あのフキノトウ、後悔してんのちゃうやろか」てなことぶつぶつ言いながらPCいじってた午後、いきなり画面固まった。ネットに接続されてない、ちゃらなんちゃらメッセージ出てる。え?私なんもしてないで。けど、エクスプローラーは開けられるんよねえ。停電か?あ、電動時計の音してない。しばらくしてケーブル放送で、町内の一部が停電中、ゆう放送あった。雪のせいやろか?復旧は夜7時半ころになる予定って。えー?そんなん、真っ暗になってまうやん。山の日ぃは暮れんの早い。それに今日は雪空で暗い。まだ夕方の4時過ぎやのに、スピカ~、だいじょぶか~?しゃあないから、買うたまま使...せっかく買うたんやったら

  • 春の足音

    「あー、なんかだるいー」「ふあぁぁぁ~~」「なんか、眠たいしー」あー、ひょっとして‥‥。スピカ、ほら見て。出てきたわ、フキノトウ。春の足音

  • 覚え方

    学生の頃から英語苦手やった。地理や歴史も嫌いやった。単語とか、首都の名前とか、年代とか、なんでそんなもん覚えなあかんねん、使うかどうかもわからんのに。そう思てた。私へそ曲がりやから、意味もないのにただただ暗記するゆうの、好かん。「○○年、△△氏と✕✕氏が▢▢で戦い、どうのこうの‥‥。」そんな、はるか昔の人様の喧嘩、どうでもええんちゃうん?なんて、すかしてみたりして。学校卒業してだーいぷしてから、私は目ぇで覚えてるんやて気づいた。「あのノートの、12~3ページくらいの、右下に書いたはず。あの、赤鉛筆で囲うたとこ‥‥」て、頭の中でパタパタパタて音立ててページが繰られて、ぐいーんて、右下の赤囲いに画像がフォーカスしていく。そんでやっと、探してるもん見つけるんやね。辛気臭そうに見えて、「あ、確かあそこ」て思い当たったら...覚え方

  • お食事処

    あー、晩のうちに降ったんやなあ、こないだの年末年始並みの雪になるて、天気予報ゆうてたもんなあ。で、左に首巡らせてみたら、ん?雪の上のあの筋はなんや?表に出てみた。カーポート下に放ってた、脱穀した後の秘伝豆の枝。その周りを何者かがぐるぐる歩いたらしい。えーと、これは‥‥、鹿さん?うん、鹿さんやわ、きっと。カーポートの下通って、外の道へ。鹿さんて、足あんまり上げんと歩くんか?夜の間に何頭かで連れもて来て、残ってるお豆食べてんのかなあ。夜中、窓の外で時々、ガサッとかコツンとか、かすかな音することある。あれ、鹿さんやったんか?まだ脱穀しきれてないお豆、早よ脱穀して、残りの枝お出ししとかなあかんなあ。お食事処

  • とうとう

    あーあ。とうとうや。「病院の○○科職員が2名、コロナ感染と判明。けど、周囲の職員のPCR検査結果は全員陰性なのでご安心ください」てなケーブル放送した翌日には、「△△科の看護師1名に、陽性反応が出ました」そのまた翌日には、「役場✕✕課職員1名がコロナ感染と判明しました。専門業者による消毒を行いましたので、明日以降も正常業務を行います」この町、今まで大丈夫やったんは、単に運が良かっただけやねん。住民の感染予防に対する認識は、びっくりするくらい甘い。何かというとすぐに皆して集まって作業して、作業の合間にゃあ、車座になっておやつ食べながらのおしゃべり。マスクもせんとバス乗ってくる婆ちゃんもいるしなあ。バスん中では、小学生らがギャーギャー騒いでる。一旦コロナ菌入り込んできたら、そら一発やわ。神さんのお守り当番ゆうのがあっ...とうとう

  • 敵意

    こないだから語学勉強し始めた。Web講師務めてる人が、やたら見た目の若々しさや体形維持を力説する。語学を仕事にしよ思たら頭の回転ようないといかん。そのためには脳を始め、心も体も若こうないといかん。「BMI、理想は22です」その人は言うて、計算式載ってるページまで教えてくれた。https://atsushitsubota.biz/Lb55289/217441自分の身長と体重入れてみたら、「うわ、やっぱり」判定は「低体重」て出た。自分がふくよかやないのはわかってる。「やっぱり」思たんは、そのこと指摘されたからやない。判定の仕方ゆうか、表現の仕方やねん。「普通体重」よりちょっと少なかったら、いきなり「低体重」なんか?多い方は、「肥満1度」から「肥満4度」まで、4段階もあるくせに。少なかったら十把一絡げで「低体重」なん...敵意

  • いろいろあるやろけど

    こないだ、町役場からの封書が届いた。例の、新型コロナ3回目ワクチン接種の案内。ファイザーかモデルナかも選べるんやって。ちょっと残念なことに、今回から高齢者でもネット予約できるようになった。これ、前回同様電話予約だけやったら‥‥。いっぺん役場まで様子見に行ってみよかしらんて、不謹慎なこと思てたのに。さすがに担当職員さんらからの突き上げあったんかな。ワクチンに関しては、いろんな意見がある。危険や、打つな、て訴えてる人もある。そうなんかもしれん。選択できるようにしとくんがええんかもしれん。ほんまのとこどうなんか、私は勉強不足なんかわからん。けど、ひとつだけ言いたいことがある。私には97歳になる母がおる。ヘルパーさんやら看護師さんやら、毎日大勢の人らに助けてもろて一人で暮らしてる。娘の私、遠くからいつもその人たちに手ぇ...いろいろあるやろけど

  • 昔の人って

    朝、カーテン引いたらなんや真っ白。窓開けてみよ思うんやけど、凍りついて動けへん。しゃあない、母屋の縁側から外見たら、おお、物干しの足、すっぽり埋もれてしもてるやん。んで、下の家の屋根からうちの庭まで、つながってしもてる。隣りの畑のキャベツ、先っぽも見えてへん。見たってえな、この木。この村、なんか知らん所々にこんな南国の木ぃ植わってんねん。「誰や~、俺をこんなとこ連れてきたんは~」ゆうて震えてるんやできっと。雪かきおっちゃん(→)が通してくれた家の前の道、もう消えかけてる。これじゃあ、どっこも行かれへん、だあれもけえへんなあ。くくく‥‥。昨日1月20日は大寒やってんて。きっちり暦通り頑張りはったんや。せやけど昔の人はえらかったんやなあ。どないして一番寒い日ぃなんかわかったんやろ。ともあれ我が村、ことも無し。我が家...昔の人って

  • とんど焼き 2022

    毎年1月14日、町内各地区で焼かれる「とんど」。朝のうち結構吹雪いてどうなることか思たけど、昼前から晴れてきた。今年、うちの集落の櫓はでっこうてカッコええ。門松やらしめ縄やら神さんの去年のお札やら、一緒にくべて燃やす。そこらの竹切って来て、男性陣が櫓組む。この組み方で、よう燃えたり、くすぶってばっかりやったり。皆歳とってきて、いつまで櫓組めるやろか。下の方に火ぃいれて燃やし始める。こんな青い竹が燃えるんやから、火ぃ強いねんなあ。あー、裏側の方がよう燃えてる。火ぃ小さなったら、竹の先にお餅挟んで焼く。大きなお鏡餅持ってくる人もおりゃあ、ちっこい丸餅焼く人もおる。それ持って帰って家族全員で分け合うて食べて、今年一年の無病息災を願うんやね。とんどに集まって来られる人数も、年々減ってきてる。毎年のとんど焼きで、この村の...とんど焼き2022

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