動作を正しく解釈できる能力を身につけることのできる重要性を大学教員は気づかないといけない
現在、臨床実習前の3年生に患者さんの動作を見て、正しく動作を解釈する学習をしています。私自身、非常に熱が入っています。それには理由があります。大学院の授業やセラピストへの勉強会などで臨床動作分析の講義をしており、動作解釈を話していますが、動作の見方を誤解していることが多いように思います。セラピスト自身の目で動作を見ているわけであるが、明らかに間違って判断していることがある。例えば、歩行の立脚期で対側に身体が傾斜するような動作を見るときに、多くの方が立脚側の股関節内転の動きであると短絡的に判断するようなことです。対側に身体が傾斜するのは、多くの要因があるわけです。このような誤解を是非、無くしたいと思うわけです。SNSの記事などで、動作を運動学で解釈することが本当に必要かというような内容の記事を見ることがあり...動作を正しく解釈できる能力を身につけることのできる重要性を大学教員は気づかないといけない
2022/06/11 07:49