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  • 山本文緒さん 「なぎさ」を読んで

    山本文緒さんは、初読み。本屋を覗いていたら、かもめが飛ぶ美しい海の風景の表紙に見せられつい購入。そしたらサイン本でした。親子間、夫婦間、友人関係、会社関係の全てどこか傷があったり、すれ違いの関係に、読んでいて胸がつまってしまう。人生うまく回っている人もいれば、負のスパイラルから抜け出せない人もいる。それでもハッピーエンドで終わるのが「癒しの本」の世界だけど、この作品ではプチ幸せの光明しか見出せない。きっとそういう(僕等から見ると)辛い人生(でも本人はそう思っていないかもしれない)を送る人達もいるんだろうなぁ。と、思わせる作者の力量に感服。舞台が横浜とか横須賀とかのメジャな街じゃなく、京急久里浜というのも珍しい。山本文緒さん「なぎさ」を読んで

  • 図書館がベストセラー本の寄贈のお願い、エッ嘘でしょう?

    以前、このブログで「印税とはなんぞや」というタイトルで、作家にとって重要な関心事である収入つまり一般的に「印税」と言われているものに対し、コメントさせて頂いた。中でも古本のマーケットが大きくなるに従って、本来著作権使用の対価としてあるべき印税が、作家に支払われない矛盾について指摘させて頂いたのだが、最近、公共図書館がベストセラー本の寄贈を募っているというHPを見て、あらためてこの印税問題を提起する必要があると感じ、投稿することとした。この問題について論ずる前に、そもそも「印税とはなんぞや」についてあらためて確認しておこう。ウィキペディアでは出版物の印税について次のように説明している。出版物の場合、定価×印刷部数(若しくは実売部数)×一定割合の印税が出版社から著者に支払われる。大手の出版社の場合、印税は通例で10...図書館がベストセラー本の寄贈のお願い、エッ嘘でしょう?

  • トマ・ピケティ 「21世紀の資本」

    トマ・ピケティ「21世紀の資本」・・・まだ読んでいません。でも、でも、現代思想「21世紀の資本を読む」と、ついでに池田信夫「日本人のためのピケティ入門」も買ってしまいました。池田信夫本は、まだ読む気になれません。現代思想の方は、ピケティとの対談や賛同、批判等多方面の識者の記述・解説がありとても参考になります。背景や多学派などの視点も含めて構成されていますので、サブテキストのような感覚で読むととても参考になると思います。ピケティのr>g(資本成長率>経済成長率)という不等式は、アインシュタインのE=mc2(エネルギーと質量の等価性)並みに衝撃的な式ですが、それで思い起こすのはケインズが金融資本(金利生活者)を毛嫌いしていたことです。ここら辺は「一般理論」に記述があるわけではありませんが、かなり知られています。ピケ...トマ・ピケティ「21世紀の資本」

  • ちょっと気に入った作家さん

    最近出会った作家さんとしては、柴崎友香さんに並んで鮮烈だった麻宮ゆり子さん。鮮烈といっても、ストーリが激しいとか、劇的な内容というわけではなく、日常の淡々とした生活を優しさ溢れる文章で描きながら、しかし残像がいつまでも心に残る内容と表現力が凄い。・・・・とある会社の4人の同僚と先輩・後輩。皆一癖あったり、わけ有りの生い立ちを持ってるけれど、会社での出来事と日常との切り替わりや過去との決別のための苦闘、現実を乗り越えようとするそれぞれの姿が美しい。斎木君の日常行動にハラハラしたり、鳥取砂丘での中杉くんの「しんかいさあ~んッ」の叫びに思わずうるっときたり、男達だけの旅なのに心揺れる作品。今後も期待大!ちょっと気に入った作家さん

  • 24 トゥェンティ フォア

    イギリスのテレビドラマ、シャーロックに続いて、やや遅まきながら24(トゥェンティフォア)を見始めた。アメリカで話題だったことは知ってはいたが、こんなに面白いとは思わなかった。DVDをレンタルして見ているのだが、2日間でシーズン1を6巻見たことになる。もう病みつきだ。それにしても海外のテレビドラマってなんて面白いのだろう。それにスケールが大きい。それに比べて、日本のドラマは奥行き感という点で物足りない。きっと原作はそれほどの差はないのだろうが、ロケとか、スタッフの規模とか、そもそものベースになるところで、すなわち制作費用ですでに差がついているのではないか。まあ、それは良いとして、とにかく24を早く見よう。24トゥェンティフォア

  • 「本」に思う。

    本に関して、読者レビューを読んで気になる本を見つけると、自分も読みたいとたまらなくなる時がしばしばある。しかし、その本が図書館に行っても本屋さんでも見つからないことも多い。人気本なら図書館で100人待ちとかで、いつ自分の番になるのか分からないし、以前発行された本だと既に絶版になっていて、Amazonとかスーパー源氏などで古本を手に入れるしかない。そしてそれもしばしば手に入らないことがある。そこで思うのだが、図書館の貸出し状況のビッグデータ(あればですが)とか、読書好き方のためのWebサイトにある、読みたい本とか今人気の本などのデータなどを利用して、増刷とか再版とかできないんでしょうかね。図書館の使命である「知る自由」を守る、「図書の普及」からしても、出版ビジネスの発展という経済的側面からみても良いと思うのですが...「本」に思う。

  • 東野圭吾原作 TBSドラマ「新参者」を見て

    日曜日に、見逃していたた東野圭吾さん原作のドラマ「新参者」を見た。東野さんの加賀シリーズのTVドラマは「眠りの森」も良いけど、こちらが格段良い。舞台が人形町と地理的にも良く知っている場所なので、素直に入っていけるのも良い。加賀シリーズは、ミステリとしても一級品だけど、ラブロマンスや人の情についても表現されているところが、素晴らしい。加賀刑事の言葉「捜査もしていますよ、もちろん。でも、刑事の仕事はそれだけじゃない。事件によって心が傷つけられた人がいるのなら、その人だって被害者だ。そういう被害者を救う手だてを探しだすのも、刑事の役目です。」う~ん泣ける!東野圭吾原作TBSドラマ「新参者」を見て

  • 英語のジョーク(19)

    Man’sbestfriendAwifesaystoherhusbandoneweekendmorning,"We'vegotsuchacleverdog.Hebringsinthedailynewspaperseverymorning."Herhusbandreplied,"Well,lotsofdogscandothat."Thewiferesponded,"Butwe'veneversubscribedtoanypapers!"英語のジョーク(19)

  • 英語のジョーク(18)

    blondegirlQ:WhydoblondesdriveBMWs?A:Becausetheycanspellit.英語のジョーク(18)

  • 英語のジョーク(17)

    FindAmerica!TEACHER:George,gotothemapandfindNorthAmerica.GEORGE:Hereitis!TEACHER:Correct!Now,tom,whodiscoveredAmerica?TOM:George!英語のジョーク(17)

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