椎間板ヘルニアの自らの体験とリハビリの専門知識から痛みの原因を体系化し治療法・予防法をご紹介します!
1.急性期の運動療法について 過去の研究論文から、急性期の運動療法は、機能障害の改善に効果はみられません。 つまり、急性期は、どれだけ頑…
■ 以下の項目を読み、該当するものにチェックしてください。1つ1点として合計してください。 □ 仕事などではデスクワークが多い。 □ パソコンに長時間向かって…
○ 腰椎は、身体の支持性と運動性の両面が要求される部位であるため、スポーツによる外傷や障害を受けやす…
椎間板ヘルニアによる「神経根性疼痛」と化学的因子(TNF-α、セロトニン)
○ 腰椎疾患による神経根性疼痛は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症に伴う神経根の圧迫によって引き起こされます。 ○ 片側または両側の下肢に随節性に放散する疼痛やしびれで、腰椎の運動によって痛み…
■ 椎間板変性の病態 ○ 腰痛の主要な原因の一つである椎間板の変性は、50歳以上の人で90%以上にみられるごく一般的な病態です。 ○ その変性は、特に下位腰椎で頻度および重症度ともに高…
■ 腰部椎間板の神経支配 〓 腰部脊椎にある神経は、椎間板、線維輪、脊椎の骨膜、脊椎の靱帯などに存在します。 〓 腰椎は広範囲にわたる神経支配を受け、その後方では、腰椎の背側枝が背筋群と椎間関節に…
■ 老化にともなって、「椎間板」の厚さは減少しない!! 〓 椎間板は、老化とともに線維化するにつれて、肉眼的に髄核と線維輪の区別が不明瞭となり、2つの領域は融合して…
■ 髄核の加齢に伴う変化 〓 老化によって、プロテオグリカン
〓 McKenzieは、脊椎の構造的機能障害を姿勢性症候群、適応性短縮症候群、椎間板障害症候群の3つのカテゴリーに分類している。 〓 姿勢性症候群は、悪い姿勢を長時間とることで生じる…
*画像の出典:photoAC より 〓 問診や診察において、特定の病態による腰痛、神経根性の疼痛を除外し、非特異的腰痛であることが確認される。 その際に、重篤な脊椎疾患の除外に「red flag」の確認が行われる。 〓 慢性化に…
〓 疼痛に対する電気治療として代表的なものに「経皮的電気刺激療法(TENS)」があります。 〓 その中でも、汎用TENS(あるいは高周波…
*イメージ図:画像の出典はphotoACより 〓 椎間板ヘルニアになった場合、「椎間板切除術」が行われることがあります。 〓 椎間板切除術は、「下肢痛」に…
〓 最近、民間療法でもエステでも「筋膜リリース法」という用語が氾濫しています。 〓 自宅のポストに入るチラシに、顔面の皮膚を一皮むいたイメージの顔写真を「顔面の筋膜リリース」と謳っています。 〓 下の画像は、ある顔面リリースのサイトからの引用です。
■ 筋筋膜炎 〓 筋膜は、身体の筋肉を包んでいる膜で、筋線維を束ね、筋線維と筋線維の間は…
腰痛診断のトリアージ:Red Flags Sign、Yellow Flags Sign !
■ 腰痛診断のトリアージとは 腰痛の中には、がんや骨折などそのままほっておくと重篤な障害や生命に危険を及ぼす事態につながる可能性のある疾患が潜んでいます。 …
〓 腰の範囲は、人によって様々です。 〓 私は、腰の位置は?、と聞かれたら、上の図の「北欧」の位置を挙げます。 〓 専門家の間でも、統一した概念で使用されていないかもしれません。 〓 以前、ある患者さんに腰の痛みを聞いたときに、股関節の外側部分…
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