もう、一生恋なんてしないと思っていた。 なのに、恋をしてしまった・・・。
シングルマザーの私が、30歳の娘を心配して結婚相談所などに顔を出し、娘の結婚相手を見つけようとして、恋をしてしまった・・・。「娘や「母子との関係」や「やりとり」などについて
舘林さんが、 そのまま、着の身着のままで 東京へと向かいました。 そして、その日の夜に電話がありました。 簡単にまとめると? こんな感じでした。 彼の母の容態は? ・命に別状はないけど、右半身に痺れがあり、失語障害である。 ・お義父さんや舘林さんを見ても?認識しているのか?微妙 との事。 いずにしても、 短期で戻ってくるのは、難し…
「俺、一旦、東京に行こうと思う」 という彼の決意はホンモノでした。 「私も行くわ」 そう言いましたが・・・。 舘林さんは、 「いや、一旦様子をみて、すぐ戻るよ」 「せっかく、ここでの生活も安定してきたんだし・・・」 「今は、とにかく情報(母親の容態)を確認してくる」 たしかに、そうです。 今の状況でなにかを判断するの…
彼(舘林さん)との会話がなくなって数日後・・・。 突如、私の携帯電話が鳴りました。 LINEに一言 「今から、話せる?」 と・・・。 私は「もちろん」 と、LINEを返信しました。 そして、数分後 かなりやつれた 彼(舘林さん)が私の目の前にいました・・・。 この時、私には彼の目に決意を感じました。
彼(舘林さん)に、 彼の母の容態を伝えた時・・・。 正直かなりのショックを受けているようでした。 なぜなら? あの時・・・・。 http://mirar.sblo.jp/article/187659696.html?1606094448 手を引いて、彼の母から 逃げようと決断したのは、 舘林さんだったからです・・・。 あの時の判断が・・・ 残酷な結果を招いてしまったのか…
彼の父からの手紙を受け・・・。 正直、数日悩みました・・・。 彼(舘林さん)に、 彼の母の容態について伝えるべきか・・・? 直接ではないかもしれないけど・・・。 彼と私が、あの時、逃亡しなければ? 彼の母は、ここまでの容態にはならなかったのではないか? 正直、憎しみしかない相手でも・・・。 少なからず原因が 私たちにあるとするなら…
彼の母についての一報が思わぬところから、 入ってきました・・・。 思わぬところとは? 当時、住んでいた家に 彼の父からのお手紙が届いていたようです・・・。 娘の『かのん』が たまたま?都内に来た際に、 チェックしてくれたようなのですが・・・。 最近は便利な時代です。 娘に、その手紙を画像データにしてもらい LINEで受取ました。 彼…
ご無沙汰しちゃいました・・・。 ちょっと疲れていて お休みしてしまった。 ごめんなさい。 で、続きを・・・。 ・彼(舘林さん)との新生活 ・田辺さんから、お借りしたお金の返済 ※娘の『かのん』との関係も進展?? と、とっても穏やかで平凡な生活が少し続きました。 ですが・・・ある一報から事態は大きく変化していきました・・・。 その一報とは? 彼の母…
私と舘林さんは、東京離れ 離島での2人での生活がようやくできるようになりました。 そして、 田辺さんからお借りしたお金を 娘の『かのん』経由で返済する方向で、 落ち着きました。 それから、数か月ぐらいでしょうか? とても精神的にも、経済的にも、 落ち着き幸せな時が続きました・・・。 ある一報がくるまでは・・・。 人…
田辺さんにお金を返済しようとするも? やんわり断られそうな感じ。 そこで、娘にお金を渡し(振り込み) から、田辺さんに返済する形を取ろうと思いました。 で、娘の『かのん』に連絡をしてみました。 そして、この時、娘に電話で説明しました。 あの時・・・。 http://mirar.sblo.jp/article/187474485.html?1604278738 彼と私が困っていた時に、 …
田辺さんにお金を返済しようとしたのですが・・・。 入院していたため、 連絡が取れず、1ケ月が過ぎたぐらいの頃 ようやく連絡が取れました。 実に、7か月ぶりぐらいに電話でお話ができたのでした・・・。 私「ご無沙汰しております。入院されていたそうで、お身体大丈夫ですか?」 田辺さん「いやいや、ご心配おかけしました。はい。もう大丈夫です」 といった形で…
娘の親友である美咲ちゃんからの留守電に 私は耳をあてました。 すると?驚きの一報が入ってきたのでした・・・。 なんと? 〓田辺さんが緊急入院してしまった との事でした。 そして、娘の親友である美咲ちゃんに 折り返しの連絡をしたところ たまたま、娘のかのんが田辺さんに連絡したところ この状況が発覚。 娘は、即座に、 有休を取り、東京に戻り、お見舞いに…
お金を返そうと? 田辺さんに連絡をするも・・・。 連絡が繋がらず・・・。 娘の『かのん』に連絡をするも・・・。 連絡が繋がらず・・・。 その間、仕事の合間をぬって連絡をしてみたのですが 音沙汰がなく10日ほど過ぎました・・・。 そして、仕事の休憩中 スマホをみると? 着信がありました!!! 田辺さん?…
ようやくお金を貯めて 彼との2人暮らしをできるだけの余裕ができ 田辺さんにお金を返そうと連絡をしたのですが・・・。 なかなか連絡がつかず・・・。 私は? 娘の『かのん』に連絡をしたのでした・・・。 ですが・・・娘とも連絡が繋がりませんでした。 LINEは未読のまま・・・。 電話にも、留守電を入れたのですが・・・折り返しはありませんでした。 たま…
彼と別々の住み込みの仕事をはじめ 半年後、二人で暮らせるだけのお金が貯まりました。 そして、ここに来るまでに なにも言わず・・・お金を貸してくれた 田辺さんに連絡をする事にしたのです。 ところが・・・? なかなか連絡が繋がりません・・・。 LINEをしても、既読にはならず・・・。 電話をしても、着信になりますが・・・ …
彼と離れての生活から半年後・・・。 ※とっても、ほぼ毎日会ってましたが。 ついに、住み込みしているところを出て 2人で暮らせる状況になりました♪ 住み込みって ほとんどお金を使わないので 彼との約束通り 半年である程度のお金が貯められたのでした。 で、ここに来るまでに・・・。 私たちは、絶対にお金を返さないといけない人がいま…
住み込みでの仕事がスタートした私。 それから数日後 彼(舘林さん)も仕事が決まりました♪ 当初は、同じ職場も考えたのですが・・・。 たまたま、カップルや夫婦での住み込み不可だったため 別々の仕事をする事になったのでした。 一旦、離れて暮らす事にはなりましたが・・・。 近くですし、適度な距離感になった感じでした。 ささやかな努力目標として 「…
海岸から 彼(舘林さん)の元へ戻ると? 「さっきは、ごめん」 「でも、面接決まったよ!!!明日行ってくるよ」 と。 彼なりに・・・反省したのでしょう。 もちろん、私も、少しキツイ言い方をしてしまった事を きちんと彼にあやまりました。 彼(舘林さん)は 「いや、俺が甘かったよ。むしろ、ありがとう」 と。 …
彼を怒らせてしまい・・・。 私は、1人海岸で過ごしていました・・・。 どのくらい時間が経過したのか? わからないけど・・・あたりは陽が落ちてきた感じでした。 そして、ふと、携帯電話をみると? 着信アリの表示がありました。 誰かしら?と思ったのですが・・・。 全く身に覚えのない電話番号でした。 こうゆうのって無視すべき…
彼を怒らせてしまい・・・。 私は、1人海岸の方へ。 しばらく海をみていました・・・。 ・・・ ・・・ ・・・ 時間の感覚はありませんでした。 ゆったりとした時間の流れを感じていました。 この見知らぬ離島に来て良かった事は? 歩いて、すぐ海がある事でした。 都内にいた時は、 少々のお時間が掛かるので 海をみるなんて、 ほんとに、極まれな事でしたが・・・。 …
「少しの間、俺を1人にしてくれないか?」 彼からの言葉に 私は、なにも返せず・・・。 しばし・・・沈黙をしました。 でも、この場にいるよりも・・・。 一旦、離れる方が良いだろう・・・。 そう思い・・・ 「ごめん。言い過ぎたわ・・・少し頭を冷やしてくるね」 そう言い、 この場を離れました。 でも、この見知らぬ離島で 誰も知らな…
「じゃ、採用されないのは?どうして?」 と、私は、余計な一言を言ってしまったのでした・・・。 彼(舘林さん)は? ・・・ ・・・ ・・・ 口を閉ざしてしまいました・・・。 見知らぬ離島で、 唯一協力し合わない関係だといけないのに・・・。 私は、思わず出てしまった一言に激しく後悔したのでした・・・。
私の住み込みのお仕事が決まったのは良かったのですが・・・。 彼(舘林さん)の お仕事がなかなか決まりませんでした・・・。 それでも、2人で遊んでいるワケには行かず・・・。 まずは、 私が先にお仕事(住み込みでの)を始める事になりました。 ですが・・・ここから? 私たちの関係が少しづつ変化していきました・・・。 彼(舘林さん)は、仕事を探すも…
離島での住み込みのお仕事は? 調理補助などの宿泊施設が多かったので 調理には自信があったので、 そういった求人を中心に応募しました。 中には? カップルや夫婦でもOKなんていう求人もありました。 実際、私は? 彼と一緒にいられれば、なんでも良かったのですが・・・。 彼(舘林さん)は 調理補助は、ダメだという事で 別々の仕事を探す事になりました。
東京にいた時・・・。 アルバイトの面接に落ち続けた時もありました・・・。 http://mirar.sblo.jp/article/187535948.html?1598922431 でも、採用され、仕事を始められた事は 私にとって、小さな自信でした。 ※結果として、バックれた形になってしまいましたが・・・。 つまり、同じ方法をたどれば? 「必ずお目当ての「住み込み」のお仕事は見つかる!!!」 そん…
翌朝・・・。 私たちは、今後の生活について話合いをしました。 テーマは? 「この離島で、どう生活していくか?」 でした。 東京を離れる前は、 少々怯えるような表情をみせていた彼(舘林さん)ですが・・・。 この見知らぬ地に着き メンタル面に落ち着きが出てきたのでしょう。 だいぶ以前の 彼(舘林さん)に近い 表情をみせるようになっていました。
夕方頃・・・陽が落ちてきて 少し肌寒くなってきたので・・・。 街のようなところで ひとまず、宿を探す事にしました。 とはいえ・・・お金はそれほど多くありませんでした。 できるだけ安価なところを探す事にしたのです。 ホテルなどは、まず選択肢から外し 民宿など安価なところを探す事にしました。 旅行に来ているワケではなく・・・。 …
見知らぬ離島にて、 私は、舘林さんと? 携帯電話の電波チェック? という名のお散歩を始めました。 つまらない事だけど・・・。 何の心配もなく、2人でいられる事って 東京にいた時はなかったですから・・・。 ※彼の母に追われるという恐怖もありません。 たったこれだけの事が? とても幸せに感じました♪ そして、海辺に着き…
娘の『かのん』との 簡単な電話を終えると? 舘林さんが? 「あれ?君のは繋がるんだ・・・」 と一言、言いました・・・。 ふと、私は、気づきました。 それは?私と彼の携帯電話のキャリアの違い・・・。 ※これは、少し前のお話なので・・・今は違うかもしれないので、あえて伏せます。 私は A社の携帯電話 彼は、B社の携帯電話 …
お金どうしようかしら・・・? という現実に返った時・・・。 音がしていました。 その音は?携帯電話でした・・・。 見知らぬ離島で、存在すら忘れていたのですが・・・。 で、着信相手は? 娘の『かのん』でした。 私が電話に出ると? かのん「やっと出た!!!!!!!!!!」 と電話越しに、 大きな声でそう言われまし…
私たちは、未開の見知らぬ地に着き ゆっくりとした時間の流れを感じました。 それは、他人からみれば? きっと・・・とても些細な幸せな時間でした・・・。 離れ離れになり・・・。 1年以上の時を経て・・・。 ようやく、掴んだ かけがえのない2人だけの時間でした。 それは?私にとって夢でした・・・。 でも、夢というのは実現してしまうと・・・?…
そして、フェリーが? とある離島に到着しました。 それは? 全く何も知らない土地でした。 ただ、それでも? 私と舘林さんにとっては?「希望しかありませんでした」 1年以上も離れ お互いを求めていたのですから・・・。 これは当然なのかもしれません。 なによりも、 彼の母の影を心配しなくて良い この事が2人…
さて、どこから書きましょうかね・・・。 えーと・・・。 まずは、彼(舘林さん)とフェリーに乗り込み 東京を離れたところから・・・。 国内のいわゆる離島に到着しました。 (あえてどこかは書きません) フェリーに乗っている間は、 携帯電話の電波はなく、連絡は取れない状況でした・・・。 携帯電話の電源も落としていました。 ※一部、繋がるところもあったようですが・・・・。 …
ご無沙汰しております。 数年ブログを書いてきたもので・・・。 なにかブログを書かないと 逆に変な感じだったのですが・・・。 意外と多忙だったり、 新型コロナウィルスの影響なんかもありますので・・・。 実は、ゆっくりできませんでした。 で、「少しブログの続きを書こうかしら?」 なんて思い始めてます。 以前より、ゆっくりなブログの更新にはなり…
私は館林さんとフェリーに乗り込みました。 そして、東京を離れました。 私と館林さんの話は、ここで終わりになります・・・。 とても幸せに暮らしています・・・。 彼(館林さん)と一緒だからです。 今まで「ミラーボール」を読んでくれて、ありがとうございます。 少…
彼(館林さん)が? 「そろそろ乗船はじまるよ?」 と声をかけてくれました。 館林さんから 「なにを考えていたの?」 と聞かれました。 彼は、私が無言な時に、 黙って様子をみていてくれたようです。 私「ここまで、ほんといろいろあったわよね?」 「いろんな人に支えられてきて、今、私たちはいるのよね?」 と。 彼「…
佐伯先生にも ほんとお世話になったな・・・。 少し男性的なところがあるけど・・・ 彼女は素敵な女性 結婚が決まって ピアノ教室を退職する予定だったのだけど・・・ まさか?私が先にヤメる事になるとは? 想像できませんでした・・・。 きっと彼女が選んだ人だから、素敵な人なんだろうけど・・・。 婚約者って?どんな人なんだろう?<…
シングルマザーの遠山さんと 白髪の紳士こと相沢さんの2人はどうなったのかしら? ふと、フェリーを待つ間 そんな事を思いました。 大人な2人だけど・・・。 ちょっぴり子供みたいところがある シングルマザーの遠山さん。 そして、大人な男性の 白髪の紳士こと相沢さん。 この組み合わせは、 外からみて、絶対合うと思うのですが・・・?…
彼(舘林さん)が? 「これ?飲みなよ」 と、ブラックの缶コーヒーを手渡してくれました。 正直、いぶし銀のマスターや美人女店長さんの コーヒーには敵わないけど・・・。 とても美味しく感じました。 きっと?食べ物や飲み物って? なにを食べるのか?ではなく 誰と一緒に食べているか? これで、全然別のモノになるのか…
フェリーに乗るまでの時間・・・。 ここまで、 いろんな人に助けってもらった事が走馬灯のように巡りました・・・。 もし?玉城さんの 息子さんがお見合いをしなかったら? そして、その話を聞かなかったら? 私は、隣にいる彼(舘林さん)と出会う事はなかった・・・。 そうだ。あの時は? いぶし銀のマスターの喫茶…
私たちは? フェリーに乗る直前に お世話になった 田辺さんに、お礼の連絡だけはしようとしました。 ですが・・・たまたまか?はたまた運命なのか・・・? その時、田辺さんへの 連絡がつきませんでした・・・。 フェリーに乗ってしまえば ほぼ、携帯電話の電波が繋がらない状況になりますので 私たちは、やむなく・・・田辺さんに、お礼の連絡を断念しました。
フェリーに乗る直前 娘への連絡すら、断念した私ですが・・・。 この人だけには・・・。 なにも言わずに東京を離れるワケにはいかない・・・。 そう思っていたのが? 〓田辺さんでした・・・。 この時・・・。 http://mirar.sblo.jp/article/187481656.html なにも事情を聞かず、 私たちに、お金を貸してくれた方ですし ここまでお世話になりすぎている・・…
彼とフェリーに乗る直前・・・。 お世話になった方々の顔が浮かびました。 まずは、娘の『かのん』 正直、娘には連絡すべきか? フェリーに乗る直前まで悩みました・・・。 そもそも、私が? 彼(舘林)さんと、出会ったきっかけは? 娘の『かのん』のお見合い相手 としてでした・・・。 …
彼の母から逃げて、 私たちは、タクシーに乗り込みました・・・。 目的もなく、ただ出してもらったタクシーの中で、 館林さんがこう言いました。 「とにかく、遠いところへ行こう。そこで一緒に暮らそう」 反対する理由がありませんでした。 私は、大きく頷きました。 そして、その日のうちに、 私は館林さんとフェリーに乗り込みま…
大きな物音がしました。 振り返ってみると? そこには、彼の母が倒れていました・・・。 私は? パニックになって、彼の母の方へ歩いて行こうとしたのですが・・・ 「ダメだ」 なんと?彼(館林さん)がそれを止めました。 私たちは、 そのまま、タクシーを捕まえて乗り込みました。 目的もなくただ…
「待ちなさい! 待て!」 新宿の街に・・・ 彼の母の怒号が響きました・・・。 待ちません!!!絶対にい!!! 彼と必死に逃げました・・・。 でも、狭い路地は、2人横に並んでは走れません。 縦になって、彼の母から遠ざかりました。 でも、お店の大きなバケツや、 仕入れ商品にぶつかっ…
彼の母が? ゆっくりゆっくり近づいてきました・・・。 もしかすると? あまりの緊張で・・・ ゆっくりに見えただけかもしれませんが・・・。 今度は私が? 彼(館林さん)の手を握って逃げました。 「待ちなさい! こら!!待て!!」 背中から、 再び、新宿の街に・・・ …
「絶対に館林さんを守るからね」 私がそう伝えた時、 路地の入口にタクシーが停まりました・・・。 そんな・・・ウソでしょ・・・。 タクシーから降りて来たのは? 〓彼の母でした・・・。 鬼の形相をしていました・・・。 タクシーに乗ってきたのに、 身体からは、湯気が出ていました・・・。 怒りです・…
もし逃げられなかったら、 私は、彼の母になにをされていたか? わかりません・・・。 おおげさな話じゃなくて、 本当にそう思えるほど、怖かった・・・。 「大丈夫、大丈夫だよ」 逃げられたもの。 あとは、私が館林さんを守るだけ。 何があっても、 「絶対に館林さんを守るからね」 そう伝えたその時、 路地の入口にタクシーが1台停まったのでした・…
彼(館林さん)が、ガタガタ震えだしました・・・。 見る見る顔は青ざめて、唇も真っ青に・・・。 「大丈夫、大丈夫だからね」 私は彼の背中をさすりました。 大丈夫、何があっても私が守るから・・・。 「それに、さっきは助けてくれてありがとう」 彼の母を見た瞬間、足がすくんで身動きできませんでした。 まるで? 蛇に…
私は、彼を救出するため・・・。 彼の母が家に居ない日を探そう としたことがありました・・・。 そして、あの時、田辺さんから探偵を紹介してもらったのでした。 結果として、探偵への相談はせず あの日に、こうなり・・・。 https://blog.sakura.ne.jp/cms/article/edit/input?id=186852836 この状況に至ってたのでした。 その時の経験から・・・。 もしかしたら?プ…
私たちをずっと尾行していた人・・・。 「きっと、お義母さんじゃなくて、別の人だったんだよ。」 「例えば?探偵、とかかもしれないわ・・・」 私がそう口にすると? 「まさか?」 といった表情の彼。 でも、それ以外で説明できない・・・。 なぜ、彼の母が? あそこに居たのかってこと…
私は、脳裏に浮かんだことを口にしました。 「尾行していたのって・・・」 コンビニで誰かに見られているって、 何回も言っていた彼(館林さん)。 たしかに、彼は、しきりに振り返っていた。 でも、私は、 彼が過敏になっているからだと楽観視していた。 彼の母の姿がなかったので 「大丈夫だよ」って言ったけど・・・ それって?
「・・・何で」 泣きそうな顔で、彼(館林さん)がそうつぶやきました。 突如、姿を現した 彼の母に動揺を隠しきれませんでした。 表通りに出たいけど、 表通りをのぞきたいけど、 彼の母に見つかるのが、怖くてできません。 でした・・・。 呼吸は、ちっとも整いません。でした・・・。 まだずっと苦しかったです・・・。 「もしかして・・・?」…
「バカヤロウ!」 彼の母の叫び声が、 新宿の街に響き渡りました・・・。 後ろを振り向けません。 前だけを見て、必死に走り続けました・・・ 次第に、呼吸が苦しくなってきました・・・。 それでも、足を止めることはしません・・・。 彼の母が来るかもしれない・・・。 タクシーで追いかけているかもしれない。
彼とゆっくり 私の初出勤となるコンビニへ向かおうとしました。 ですが・・・先へ進めませんでした。 私たちの目の前には・・・? あの彼の母が・・・。 鬼の形相をした彼の母が、 目の前に立って居ました・・・。 そして、口が動きました・・・。 彼の母が、何か言おうとした時でした・・・。 私は後ろに引き…
コンビニでの初出勤の日・・・。 妙に落ち着かない私を見て、 「送って行くよ」 彼(館林さん)はそう言ってくれました。 13時 ちょっと早いけど、 彼とゆっくりコンビニへ向かいました。 いえ、向かおうとしました・・・。 でも、先へ進めませんでした。 なぜなら?そこには? 〓彼の母が立っていたか…
初仕事の日の前日、ゆっくり眠れました。 久し振りにビールを飲んだからかでしょうか? ゆっくり というより寝過ぎてしまったようでした・・・。 頭が少し痛いほどでした。 パンを1つだけ食べて、 コンビニの珈琲で目を覚まします。 「14時から。」 コンビニの店長さんから、そう言われました。 「まずはお昼過ぎの時間から入ってみて、夕方までやってみよ…
誰かに尾行されているかもしれない・・・。 という なんとも気持ちが悪い状況が頭をかすめていましたが・・・。 今は、その事を頭から切り離し 2人で、アルバイトの求人誌をチェックしました。 「コールセンターの仕事、こんなに時給良いんだね」 求人誌を見て 彼(館林さん)が驚いていました。 私は、「そうなんだよ」と先輩面をしました。 …
カプセルホテルには オープンスペースがあって、 自由に使える場所があります。 私たちはそこに座って、求人誌を広げました。 誰かに尾行されているかもしれない・・・。 ひとまず、その話は、無かったことにしていました。 もちろん、頭の中には消えずに >誰かに尾行されているかもしれない・・・。 と、残っているけれども・・・。 …
「(おふくろではない)・・・誰か別の人間が?」 私は、彼の言葉に、背筋がゾッとしました。 彼の母以外の、別の人間って・・・。 ・・・その人が、私たちを尾行しているってこと? 館林さんは、 「分からないけど・・・」 と、眉間に皺を寄せました。 一体、誰が・・・? お義父さん? いえ、お義父さんは、館林さんを逃がしてく…
私のアルバイト先が決まった事の ささやかなお祝いの帰り道 泊まっているカプセルホテルに着こうか? という時でした。 彼が後ろを振り向きました。 蒼い顔をして・・・。 「どうしたの?」 私が聞くと、 「いや・・・大丈夫」 と蒼い顔で言う彼・・・。 それでも、まだ警戒していて・・・。 私も振り返ったのですが・・・そこには誰…
ファミレスでのお祝いの帰り 私たちは、手を繋いで帰りました。 ビールで酔ったからじゃありません。 ただ、ただ、幸せを感じていました・・・。 どんなに美味しい物を食べても、 どんなに好きなブランドの洋服を着ても、 彼(館林さん)が居る。 この幸せには、勝てません。 そして、泊まっているカプセルホテルに着こうか…
この時の私にとって・・・・ 目の前に彼が居ること それが、1番幸せな事でした・・・。 1年以上も・・・ 家に帰ると彼(館林さん)が居なくて、 お義母さんに連れ戻されたって分かった時、 もう2度と彼に会えない・・・。って思ったほどでした・・・。 もしかして?この時の上野のデートが・・・? 彼との最後の思い出に…
私が? コンビニのアルバイトに合格したお祝いで、 彼と、お祝いでファミレスに行きました。 ビールで乾杯して、 そして、美味しいヒレカツ定食を食べました。 「幸せだよ」 そう、口から出ました。 ほんとに、幸せです・・・。 アルバイトが決まったことではなく・・・ そして、久し振りにビールを飲めたことではなく・・・ また、ヒレカツ定食が美味…
「今日、お祝いでファミレスに行こう」 私が誘うと、 彼は「もちろん」と。 夜の10時近くなのに、店内は混んでいました。 私は、やっぱりご飯とお味噌汁が食べたくて、 ヒレカツ定食を注文しました。 館林さんは? 「パスタにしようと思ってたけど、それ美味しそうだね」 って、ヒレカツ定食を2つ注文しました。 そして? 「ビール、飲んじゃおっか?」 と、私言うと? 館林さんは「いや・・…
「おめでとう」 彼(館林さん)に アルバイト先が決まった事を報告をすると、 喜んでくれました。 「こないだ、ケーキごめんね」 バイトの面接に落ちてばかりの 私を、励まそうと買って来てくれた彼)館林さん)に、 イライラをぶつけてしまったのでした・・・。 http://mirar.sblo.jp/article/187547485.html 「今日、ささやかなお祝いで…
アルバイト先から決まり・・ 明日から、きっと忙しくなる・・・。 今日のうちに、できることをやっておこう。 そう思って、 ずっとずっと心配させていた、 娘(かのん)に連絡をしました。 「良かったね。大変だけど、頑張って」 娘から、そう言ってもらいました。 「ずっと心配かけて、ごめんね。 あと少しだから。もうちょっとで、良くなるから」
ようやく、アルバイト先が決まりました。 コンビニで雇ってもらうことになったのでした。 とりあえず、 お昼過ぎの時間帯から、お試し期間として様子を見させてもらう という事に。 「明日から、さっそく入ってくれ」 と言われました。 正直、すぐに働けるなんて思っていなかったので、 凄く嬉しかったです。 明日から、きっと…
彼に、アルバイト先が決まらないイライラを 八つ当たりしてしまう という愚行を行ってしまった私・・・。 でも、ここで、本当の意味で 本気で仕事をしようと腹が決まったのでした。 「立地だけを条件」に、 いくつかピックアップしました。 そして、1つ1つに電話をかけて、 とりあえず5か所にアルバイトの面接をお願いしました。 コ…
私は彼(館林さん)の優しさをくみ取れず・・・ イライラをぶつけるサイテーな私・・・。 本当泣きたいくらい、サイテーでした・・・。 でも、ここで、ようやく吹っ切れた気がしました。 そうよ。彼を守らなきゃ。 もう、アルバイトなんて、どこでも良い。 どこでも良いと言いながら、 それでもなんだかんだ理由をつけて選んでいた自…
イライラしているの、自分で分かっていて、 うまくコントロールできないでいました・・・。 仕事が見つからず、お金がない事の不安から 私は、彼に強くあたってしまったのです・・・。 「・・・ごめん」 彼(館林さん)は、そう言って顔をふさぎました。 私は・・・サイテーです。 きっと彼は? アルバイトの面接に通っている私に、落選が続いているけど・・・ 元気…
カプセルホテルに寝泊まりするになって、 もう1週間が経ちました・・・。 でも、一週間も経つのに、 まだバイト先が決まりませんでした・・・。 つまり、田辺さんから借りたお金がどんどん減って行くばかり・・・。 さすがに、焦りを感じてきました。 そんなある日の事・・・。 面接から帰ると、 彼(館林さん)がケー…
私は、アルバイトもしたことないのも、事実でした・・・。 でも、結局 その音大は、お腹に、娘の『かのん』ができてから 辞めてしまったし、 かのんのことで親とは絶交され・・・ 娘を産んでからは必死に働いてきました。 私は、ピアノ教師ならちゃんとできます。 できるんです。 でも、ピアノ教師以外にできるものがない・・・。
「ピアノの教師以外に、お仕事って初めてなんですね・・・」 それが、バイトの面接で落とされる1番の理由らしかったです・・・。 私は、たしかに、音大に通っていた。 小さいころからピアノを習っていた。 これが、どうやら嫌われるようです・・・。 この2つで、 私がお嬢様育ちをしてきたと思われているみたいです。 確かに、不自由はして…
私は、本当は、ピアノの仕事がしたいのですが・・・。 でも、アルバイトの求人誌には当然なくて、 そして、もしピアノの仕事が出来たとしても、 彼の母に見つかる可能性が高い・・・。 今は、生活が落ち着くまでは別の仕事を・・・。 何でも良いので、とにかくアルバイトをして生活を安定させなくては・・・。 という悲壮感のような…
彼との生活を安定させるべく そして、 田辺さんのご厚意で借りたお金をきちんとお返しするために 職探しを始めたものの なかなかうまくいきませんでした・・・。 面接のことでです・・・。 もう、3つも落ちていたのでした・・・。 「へえー、音大に通っていたんですね」 「ピアノの先生だったんですか」 書いてある履歴書…
「おふくろじゃなかったんだけどさ・・・」 やっぱり、彼は、相当、敏感になっている様でした。 「明日も面接あるから、ちょっと待っててね。 仕事決まれば、また普段通りの生活に戻れるから」 そう言って、 彼(館林さん)を安心させました。 「俺もさー」 と、彼は求人誌を見せます。 「ちょっと見てみた」 と。 きっと彼は、相…
「昨日、コンビニに行ったんだ」 そう彼(館林さん)が、 思い詰めた表情でそう言いました。 昨日、私が居ない間に1人で出掛けたようです。 「凄いじゃん」そう言おうとした時・・・。 「誰かに見られている気がする・・・」 そう言うのでした・・・。 「え?」 見られているって、まさか・・・? 「お義母さんが?」 彼(館林さん)は首を振りま…
「年齢制限なし! 主婦さんや年配の方も、空いた時間に活躍してます」 その謳い文句があるアルバイト先をピックアップしました。 「未経験でも大丈夫!先輩が親切に教えてます!」 その言葉と一緒に載せられている、楽しそうな従業員の写真。 でも、どれも似たり寄ったりで・・・ 少しだけ、疑ってしまいます・・・。 そもそも?こんな…
シングルマザーの遠山さんと、 少しの時間だけでも会えて本当に嬉しかったです。 「また会える。」 私も、そう信じていました。 カフェでの面接が失敗したので、 再び、コンビニで求人誌をもらってきて、 チェーンのハンバーガー店に入りました。 珈琲だけ注文して。 まず、仕事ができそうところを9個見つけて、 片っ端から電話をしました。 全て年齢制限のないところにしました。 …
会いたい。もちろん。でも、分からない・・・。 心の中でそう思っていると、 それが伝わったようでした。 「大丈夫、会えるよ」 シングルマザーの遠山さんはそう言いました。 私も、それを信じました。 絶対、また遠山さんとホットヨガへ行けるようになります。 「遠山さんと相沢さん、お似合いだと思うよ?」 私がそう言うと、 シン…
カフェの面接の帰りに、 シングルマザーの遠山さんと遭遇しました。 取材へ向かう遠山さんは、ひどく慌てた様子でした。 「本当に、ごめんなさい」 私は頭を下げました。 どこまで彼女に伝わっているのか分からないけれど・・・。 きっと、私のことで相当迷惑をかけたと思ったからです。 「また会えるよね?」 遠山さんに聞かれ…
カフェのアルバイトの面接で失敗して トボトボと歩いていると? シングルマザーの遠山さん と、ばったり遭遇してしまったのでした・・・。 初めて見る、スーツ姿の遠山さんでした。 遠山さんは? 私のピアノ教室の生徒だった 美蘭ちゃんのお母さんです。 また、私とはシングルマザーと言う共通点がありました。 そして、毎週のように ホットヨガへ通って仲良くなったのが 遠山さんで…
新宿にある、チェーン店のカフェの面接に活きました。 でも、あまりに久々の面接に・・・。 とても緊張してしまい、何を聞かれたのか? そして何を答えたのかあまり覚えていません。 「結果はのちほどお電話します」 と言われました。 正直、手ごたえはなかったし、落ちちゃったかも・・・。 そう思ってトボトボと歩いていた時でした。 「嘘でしょ!」 目の前…
「カフェか・・・?」 と、さっそく電話してみたところ、 「明日面接を」 とのことでした。 それだけで、もう嬉しくて、彼(館林さん)と乾杯でもしたい気分でした。 でも、ダメ。落ち着きなさい と自分に言い聞かせました。 そんな余裕はないのよ? 田辺さんから借りた このお金は、ちゃんと全部お返しするのよ。…
生活を立て直すべく、職探しを始めました。 でも、久々に、求人誌を見て、ショックを受けました・・・。 やっぱり、年齢制限があるのですよね・・・。 実際、電話してみると、問題ないところもあるらしいのですが・・・。 ひとまず、急いでいるので 年齢制限で無理なところはバツをして、 残ったところからまた探しました。 本当はピアノの…
やっぱり、まだ警戒心は消えません・・・。 私だって彼の母は、怖いです。 いつどこで?彼の母に会うか分かりません・・・。 職場まで押し掛けてくる人ですから・・・。 何とかしなくちゃ・・・。 ひとまず、私は、コンビニで履歴書を10枚買ってきました。 なるべく、職場は?新宿で。人が多い場所の方が、 彼の母に見つ…
田辺さんのおかげで、 カプセルホテルに居れるようになりました。 ここにいる間に、絶対に生活を立て直そう。 彼(館林さん)も、何とかしなくちゃと考えてくれていました。 無理だけはいけませんが、 彼(館林さん)の協力も必要です。 そして、2人で、求人誌をもらいにコンビニへ行った時でした。 ハッとした表情を見せる彼(館林さん)…
田辺さんから渡されたポーチのお札をみて・・・。 「少しの間だけ、借りよう」 彼がこう言いました。 私も頷きました。 「このお金は、絶対に返そうね」 私は、頷く度に、涙がこぼれました・・・。 もう、あんな?格安民泊なんて・・・こりごりです。 金額は伏せますが、 相当なお金を田辺さんに借りたのでした・・・。 同じ失敗をしないために、 …
田辺さんに渡されたポーチは とても重くて、 中を開けるとそこには1万円札がたくさん入っていました・・・。 涙が出ました。 私よりも、彼(館林さん)が泣いていました。 「あんな仏のような人、いるんだね・・・」 こんなにお金があれば、何とかなる。 いえ、何とかしなくちゃいけません。 絶対に。 「少しの間だけ、借りよう」 彼が言いました…
「待ってて下さい」 と田辺さんに言われて、 私たちは、待っていました。 30分くらいでしょうか? 館林さんと、 「夜はあのカプセルホテルに現金で泊まるようなら良いね。」 そう話していました。 少しだけ、希望が持てました。 そして、戻ってきた田辺さんから、ポーチを手渡されました。 スマホで時間を確認した…
私は田辺さんの目を見て言いました。 「・・・お金を貸してください」 産まれて初めてでした・・・。 この言葉を口にしたのは。 人からお金を借りるなんて・・・。 しかも、血の繋がってない人から・・・。 「任せてください」 田辺さんは、ニコッとしました。 「ちょっとでも力になれたら、嬉しいんですよ、僕」 そう言って、お店を出ました。 …
「ご飯、ちゃんと食べてます? 足りなかったら、また買ってきますよ」 って、凄く優しくしてくれました。 館林さんも、何度も何度もお礼を口にしていて・・・。 田辺さん、私、田辺さんに出会えて、良かった・・・。 「応援するっていうことは、なんでも応援するってことです。 何か困ってないですか? 先生、何でも言ってください」 真剣な目でそう言われ、 恥を承知で・…
「実は・・・」 田辺さんが、 ハンバーガーの包み紙を綺麗に折りたたみながら言いました。 「全部、聞きました。全部なのかどうか分からないけど、 おおよその概要は、かのんさんから」 私は、きっと自分の口からは何も言えなかったから、 かのんから伝えてもらって良かったです。 「僕は、お二人を応援しますから」 田辺さんに言われました…
たしかに、あなたは(田辺さん)? 娘の彼氏になりそうな人だったけど・・・。 現実、ピアノの教師と生徒でしかない関係でしかない・・・。 甘えるわけにはいかないですよ・・・。 「・・・ピアノ教室、どうなりました?」 私は、ずっと気になっていたことを、 彼に尋ねました。 「ああ、よく知らないんですよねえ。僕も、(ピアノ教室を)辞めちゃって…
ハンバーガーチェーンにて・・・。 「何か、僕にできることありますか?」 ふいに、田辺さんにそう聞かれました・・・。 「大丈夫です」 気付けば、そう答えていました。 大丈夫なわけないのに・・・。 ひとめ見たら、分かるのに・・・。 でも、親戚でもなく、彼氏でもなく、 娘の彼氏になりそうな人だったけど・・・ 言って見…
「何かね?ジャンキーなものが食べたくなって」 そう笑う田辺さん。 嘘だ・・・。 私はそう感じました。 知ってます、そういうのを食べないことを。 いつも? 「こないだ美味しい親子丼のお店に行きましたよ」とか、 「美味しい焼鳥屋を見つけまして」とか、 雑誌に載るような 美味しいお店に通っている田辺さん。 きっと、私たちの状況をみ…
ピアノ教室の生徒さんでもあった 田辺さんと、新宿でバッタリ再会してしまいました・・・。 「少し時間、ありますか?」 そう聞かれました。 時間は、いくらでもあります。 でも、試食の時間は、早く行かないと・・・。 なんて、 何があっても言えません・・・。 どうしようかな・・・? と私が、困っていると、 …
試食をしに、 館林さんと一緒に百貨店に向かっていた時でした。 「もしかして・・・せ、先生?」 田辺さんに、会ってしまいました・・・。 私は、その場で固まってしまいました。 「・・・え、っと、あの・・・」 田辺さんも固まっていました。 「・・・先生、ですよね? 僕です、田辺です」 私の姿がよっぽどひどかったのでしょう・…
店員さんの疑いの目を受け・・・。 「また別のカプセルホテル、探さなきゃいけないかもね?」 彼(館林さん)にそう言うと、 「また別のとこ探すよ」 と頷きました。 もう、カプセルホテルすら?泊まれなくなるかもしれない・・・。 と、思ってましたが・・・私の心の中でしまっておきました。 そろそろ、試食の時間かし…
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