課長が業者に「酒」贈った問題調査へ、クジラの処理巡り…「不信招く行為には厳正に対処」
2024/01/0509:00読売新聞オンライン大阪市役所=大阪市北区大阪湾に迷い込んだクジラの死骸処理を巡り、大阪市大阪港湾局の総務課長が市の委託業者側に日本酒を贈った問題で、横山英幸市長は4日、市条例に抵触しかねないとして、経緯などを調査するよう指示したことを明らかにした。市などによると、総務課長は、クジラが死んだことが確認された昨年1月13日に市内の海運業者の担当者に連絡を取り、処理に向けて相談。業者が大阪港湾局から依頼を受けて海洋投棄した数日後の同月下旬、業者事務所を訪れ、担当者宛てに2000円相当の酒を届けた。担当者は元市職員で、かつて同僚だった。職員の倫理規範などを定めた市職員基本条例では、「市民の疑惑や不信を招くような行為を厳に慎む」としている。横山市長は4日の記者会見で「不信を招く行為と認...課長が業者に「酒」贈った問題調査へ、クジラの処理巡り…「不信招く行為には厳正に対処」
2024/01/05 17:16