chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
ザイルと焚火と焼酎と https://blog.goo.ne.jp/1940sachiko

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なの

ザイルと焚火と焼酎と
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2015/03/13

  • 阿弥陀南稜を登り、中央稜を下りました

    朝はS上さんが3時半くらいから起き出して、朝ご飯を作ってくれていました。ゆっくりとカボチャのたくさん入ったおじやを食べました。各自のザックをまとめ、テントを畳みました。ゆっくりと作業し、6時には出発です。起きた時は満天の星でしたから、陽が昇ると無風快晴の最高の登山日和です。全員、1日目よりも数キロはザックが軽くなっています。水が減ったのが大きいですね。2022年10月16日(日)阿弥陀南稜(青ナギ~阿弥陀岳)~中央稜下降▲4:13。これは誰だろう?哲さんかな?▲5:34。阿弥陀岳にまだ朝陽は差しません。▲5:37。充分行動可能な明るさです。僕がパッキングしていますね。(撮影:S上)▲5:51。いよいよスタート!左からK野さん、S上さん、SS木さん、哲さん。ヘルメットも被って、ハーネスも装着しています。▲5...阿弥陀南稜を登り、中央稜を下りました

  • 阿弥陀南稜初日は立場岳の先の青ナギまで

    今回の山行で一番強く心に感じたことはYYDの山仲間への感謝です。そして、僕の取るべき姿勢は謙虚さと柔軟性であることも肝に銘じました。優しくて力のある若い山仲間に甘えてばかりでは駄目ですからね。助言や思いやりの言葉をきちんと受け止めて、今後に活かすことが大事だと思います。今回の山行計画者は僕です。YYDの山行ではかつて岩稜歩きの伝統もあったようです。僕が入会した2016年以前には阿弥陀南稜の記録も散見されます。しかも、冬の雪山シーズンに登っています。ですから、そのような伝統を若いメンバーにも引き継いでもらいたいと思い、計画を立てました。もし可能なら、今後は雪山の阿弥陀南稜に活かしてもらいたいと思い、重荷を背負ってのテント山行にしました。今回と同じコースを歩くのなら、土曜日に阿弥陀南稜取付きの河原にテントを張...阿弥陀南稜初日は立場岳の先の青ナギまで

  • 3ヶ月ぶりの山歩き。小手調べに選んだコースはちょうど1年前と同じ青梅丘陵ハイキングコース

    ブログへの記載は遅れていますけれど、昨年の10月下旬から腰痛のために山を歩けていません。ただ、山歩きをしていない間はクライミングばかりをやっていましたけれどね。腰痛も完治はしていませんけれど、まずまずの状態なのでそろそろ歩くこともしなければと、距離が短く、登りも少ない、それにコースタイムが分かっているコースを選びました。コースタイムが分かっているというのは、標準コースタイムと比較すると、自分の現況が分かり易いからです。で、選んだコースは青梅丘陵。奇しくも1年前に選んだコースと同じでした。その1年前のブログがこれです。『標準コースタイムで歩く』シリーズ№1―――116%青梅丘陵を歩いてみました116%という結果が出て、僕自身はかなりのショックを覚えたことを記憶しています。と言うのも、標高の低い、なだらかな山...3ヶ月ぶりの山歩き。小手調べに選んだコースはちょうど1年前と同じ青梅丘陵ハイキングコース

  • 天覧山平日岩トレ№3 ――― HTさんが最下部岩場のトラバース、1往復に成功!

    HTさんが平日の休みに天覧山で岩トレをするようになって今回が3回目。9月30日に右から左への片道トラバースを完成させていたHTさんです。2022年10月12日(水)天覧山平日岩トレ№3▲11:04。まずは最下部岩場の右から左へのトラバースの復習から。▲11:05。左端の核心部です。ここも無事突破かな?▲11:15。この日の課題は左から右への片道トラバースの完成です。▲11:18。右端のゴールがこの木の根っ子。左から右への片道トラバースが成功したのかな?このまま左へとトラバースを続けますが、持久力が続かず、左端の核心部で落ちてしまいます。しばらくはそんな状況が連続しました。▲11:44。でも、ついに1往復に成功!左から右への最初のムーブに不安があるので、左端からスタートしています。ですから、左端に戻って来て...天覧山平日岩トレ№3―――HTさんが最下部岩場のトラバース、1往復に成功!

  • 高尾南浅川河畔散歩とN村先生による陵南公園でのザイルワーク講習会

    つづら岩での岩トレを計画していたのですが、昼過ぎまで雨が残る予報に変わってしまい、中止となってしまいました。早朝5時36分から岩トレ実現の可否をLINEで相談し、最終的には6時10分くらいには中止決定。それから5時間後、再度LINEで相談。祝日の時間を持て余している面々が集まることになりました。2時に高尾駅北口に集合、陵南公園へ南浅川河畔遊歩道を散歩することに。SS木さん、N村さん、散歩程度ならと体調若干不調なW科さんまでも、つづら岩へ行くはずだった全員が顔をそろえました。高尾は素敵な土地ですね。山はもちろん、川が流れているなんて素晴らしいです。山好きな人はもっと住んだらいいところですね。大昔、三つ峠付近の沢でアイスクライミングを練習するので、高尾駅でステーションビバークしたことがありました。駅周辺をうろ...高尾南浅川河畔散歩とN村先生による陵南公園でのザイルワーク講習会

  • 今年最後の沢登りを奥多摩の惣岳沢で行ないました

    最初に、惣岳沢か惣角沢かについて記しておこうと思います。僕が初めて惣岳沢の存在を知ったのは、1992年に発行された『改訂増補東京付近の沢』を見た時だと思います。その本では「惣岳沢」となっていました。その後、1996年に発行された『奥多摩大菩薩高尾の谷123ルート』では「惣角沢」となっています。あまりメジャーな沢ではありませんから、他の本ではあまり目にしていませんね。最近はそんな本は購入していませんから、どうなっているのでしょう?2万5千図では「惣角沢」となっていますが、2万5千図の表記はあまり信用できません。間違いが多いことはよく知られていますからね。奥多摩を歩く人のバイブルと言われている宮内敏雄氏著『奥多摩』では「惣岳沢」となっています。ですから、戦前は「惣岳沢」だったのかというと、そうでもなさそうです...今年最後の沢登りを奥多摩の惣岳沢で行ないました

  • サス沢右岸尾根を登り、真光寺尾根を下りました

    この日の山行の目的は長く歩くこと(僕にとっては、ですが)でした。そして、前の週と同じ場所も歩きますから、山栗の大収穫も期待されていました。しかも、栗の魅力に引き寄せられて、N村さんの奥様ともお会いできるようになったのでした。月夜見山まで行けなくて、小河内峠から清八新道を下る可能性も高いと考えていましたが、栗拾いにかなりの時間を費やしたにもかかわらず、N村さんが終始いいペースで引っ張ってくれて、予定通り歩き切れました。山栗も大収穫でした。ブログの最後に僕の収穫分が出て来ますが、N村家はその10倍近くもの収穫だったと思います。二人とも集中して熱心に収穫していました。それに二人ともトングという武器まで持参しているんですからね!サス沢右岸尾根上部から、大ブナ尾根も、月夜見山までの稜線も栗、栗、栗・・・・・今年はど...サス沢右岸尾根を登り、真光寺尾根を下りました

  • 天覧山平日岩トレ№2 ――― 最下部岩場の片道トラバースを二人とも成功させました。N村さんは小ハングルートのリードも

    今回は平日岩トレの2回目です。今はまだ僕は自由に動けますから、その間は実践できます。仕事の都合で平日に休みのあるHTさん中心にトレーニングを継続できればと思っています。2022年9月30日(金)天覧山平日岩トレ№2▲10:53。最下部岩場のトラバースですが、N村さんは右から左への片道トラバースを完成させました。その後もコンスタントに成功。左から右へトラバースも核心部は成功させました。でもまだ安定はしていません。1往復にチャレンジしましたが、成功はしませんでした。▲10:53。右から左への片道トラバースを成功させて喜ぶN村さん。▲11:34。HTさんも右から左への片道トラバースを完成させました。彼女もコンスタントに成功できています。左から右へのトラバースは一番最初の両手で体を支えるところが苦手なようですね。...天覧山平日岩トレ№2―――最下部岩場の片道トラバースを二人とも成功させました。N村さんは小ハングルートのリードも

  • シダクラ沢ではN村さんにリーダーをやってもらったのですが・・・・

    理由は僕自身にもよく分かりませんが、ブログへの記録が遅れに遅れてしまいました。このシダクラ沢も2ヶ月半も昔のことです。これから徐々に書き進めて行って、今この時に追いつきたいと思っています。シダクラ沢は今年5月にも歩いていますけれど、その時とはまったく印象の異なる沢でした。この日はここのところの長雨の影響で沢の水量が多く、いつも以上に瑞々しさに溢れていました。そして、今年の夏が高温多雨だった影響でしょうか?苔の生育が良くて、とっても美しいです。シダクラ橋から見下ろす多摩川本流の流れは笹濁りしていませんでした。とは言え、水量が多くない訳ではありません。シダクラ沢の畔へ来て、準備をしましたが、やっぱり水量はいつもより多いです。2022年9月25日(日)シダクラ沢▲9:32。入渓点から見る最初の滝。易しく登れる滝...シダクラ沢ではN村さんにリーダーをやってもらったのですが・・・・

  • 1日開けて、またまた天覧山で岩トレしました

    15日はHTさんの平日の休みに合わせて急遽天覧山を計画。17日は焚火山行を台風14号のせいで中止にした代わりに、天覧山へ日帰りで行くことにしました。17日は途中で雨になることも予想されたのですが、降り出しが遅くなり、雨に遭うことはなく、ラッキーでしたね。15日のメンバーはHTさん、N村さん、僕、17日のメンバーはO崎さん、W科さん、N村さん、僕。2回とも天覧山の最下部岩場は僕たちだけで、思い切りトレーニングが出来ました。N村さんは連続しての参加で、やる気に溢れていますし、筋持久力もかなりあるようです。2022年9月17日(土)天覧山岩トレ▲10:24。まずは最下部岩場のトラバース練習からスタートします。右や中央は丁寧に進めば易しいトラバースです。難しいのは左端。写真のところからが難しくなります。落ちると、...1日開けて、またまた天覧山で岩トレしました

  • 山栗ご飯を作りました

    10月2日の奥多摩ハイキングで収穫した山栗を4日の日に山栗ご飯にして食べました。指の爪先ほどしかない小さな山栗の下処理が大変なのは分かっていましたが、やっぱり大変でした。写真を撮った時刻も記していますから、どれほど手がかかるのか分かって頂けると思います。久し振りの山カテゴリー以外のブログですね。▲15:14。クックパッドで「山栗ご飯」と検索しました。最初にぬるま湯に1時間ほど漬けてふやかすといいと出ていましたから、そうしました。ぬるま湯はすぐに冷えてしまいますから、途中でお湯を加えました。結局、2時間近く漬けていましたね。僕が拾って来た山栗の数は66個でした。でも、そのうちの1個はドングリでしたから、正確には65個ですね。▲16:59。ハサミで栗の殻に切れ目を入れました。三角形の3辺のうち2辺を切ります。...山栗ご飯を作りました

  • 平日の天覧山岩トレ再開かな? とりあえず№1

    新型コロナウイルスのパンデミックが発生して以降にYYDへ入会した新入会員はとても熱心なメンバーが多いですね。YYDは一応、沢登りと雪山中心の山岳会ですから当然かもしれませんが、実態はそうでもありません。沢登りをコンスタントに実践しているメンバーは3分の1くらいではないでしょうか?この日、天覧山に集ったN村さんもHTさんもそんなメンバーです。HTさんは仕事の都合で土日に休めないことも多く、代わりに平日休みがあったりします。それで、平日の岩トレをすることにしました。N村さんはある程度は自由に仕事の時間を決められるようです。本当はこの日は休めなかったようですが、急に事情が変わって休めるようになったんだとか。天覧山は高さのない岩場が幾つもあって、何度も繰り返し登って練習できる点がいいですね。しかも、トップロープを...平日の天覧山岩トレ再開かな?とりあえず№1

  • 奥多摩の茅尻沢左岸尾根を久し振りの山仲間と歩いて来ました

    山仲間とのLINEのトークの中で、SS木さんが体力が戻りつつある僕と軽い山歩きをしたいと思ってるらしいとの噂を聞きつけました。早速、連絡を取ると、T橋さんとの計画があるらしく、僕も加えてもらうことにしました。(S上さんに教えてもらって、最近LINEを始めたんです)「老いては子に従え」との諺がありますけれど、高齢者になってからは、若い人に教わることの方が多くなりますね。謙虚で柔軟な精神を持ち続けないと、最新の情報とか生活に必要な手段は得られないみたいですね。LINEをし始めて分かったこともあります。例えば、「了解しました」を「了解」だけで済ましたり、極端な場合は「り」だけで済ましたりする若者の気持ちが理解できますね。LINEのやり取りのことを「トーク」と呼んでいるのを最初は不思議に感じたのですが、やってみる...奥多摩の茅尻沢左岸尾根を久し振りの山仲間と歩いて来ました

  • ナメイリ沢と棡葉窪の2本の短い沢を組み合わせて遡行しました

    前の週は丹沢の懸垂岩で岩トレをしました。体力はほとんど使わない山行でした。北アルプスの疲労もほとんど抜けたはずですから、それなりの長さの沢登りをしたかったのですが、まだ気分が乗りません。やっぱりまだ少し疲労が残っているのかもしれません。という訳で、こんな時のための短い沢。1本では時間を持て余すでしょうから、1日に2本の短い沢を登ることにしました。短い沢と言えば盆堀川水系です。この山域の最高峰は臼杵山の842.1mですから、どの沢もとても短いのです。しかも、滝の多い沢がほとんどです。選んだ2本の沢はナメイリ沢と棡葉窪。ナメイリ沢は小滝よりは少し高めの滝が多くあります。しかも、すべて直登できて易しい。棡葉窪はこの流域で最短の沢で、短い中に沢の魅力が凝縮されています。もちろんすべての滝を直登することが可能です。...ナメイリ沢と棡葉窪の2本の短い沢を組み合わせて遡行しました

  • 北アルプスの疲労がだいたい取れて、懸垂岩の岩トレに参加しました

    北アルプスから戻って来て1週間後の土日は、まだまだ僕の肉体には疲労が残っていました。疲労感は消えていましたが、肉体にはダメージが残っていたのです。都合のいいことに天気はあまり良くなく、どこにも行かなくても残念な印象はありませんでした。2週間経過して、北アルプスの疲労もなんとか抜け、ひとりで奥多摩を歩いて来ようかとも思ったのですが、S藤さんが丹沢での岩トレを計画したのです。下山後の反省会開催の悪魔的誘惑に屈して、日常より3時間も早起きして、ヒルの棲息地に赴くことにしたのです。岩トレですから、体力的にも楽ですしね。この日は緑陰と清流に囲まれた環境の中、気持ちの良い岩トレで1日を過ごすことが出来ました。そんな恵まれた自然条件下、ヒルも活発に生きているようで、人類との攻防も若干はあったみたいですが・・・・2022...北アルプスの疲労がだいたい取れて、懸垂岩の岩トレに参加しました

  • お盆山行4日目 ――― のんびりと上高地へ

    朝目覚めて、いちばんの心配事は自分の脚の疲労回復度合いでした。昨日の横尾本谷右俣で受けた大ダメージが残っていたら、この日の行程も辛いものになりそうですからね。本当のところは実際に歩いてみなければ分かりませんけれど、起きて周辺を歩いた感じでは、脚には疲労が残っていないように思いました。天気も良く、ただ歩いて上高地に帰るだけの日を楽しくしてくれそうです。雨が降っていたりすると、ただ黙々と修行のように歩くだけになってしまって詰まらないですからね。2022年8月14日(日)ババ平~上高地▲6:20。槍ヶ岳は見えませんが、北西方向を見ています。正面の稜線は東鎌尾根ですね。▲6:21。テントも撤収し、いよいよ下山です。▲6:33。途中、赤沢岩小屋がありました。ウェストンもここで野営したそうです。僕も泊まりたいものです...お盆山行4日目―――のんびりと上高地へ

  • お盆山行3日目 ――― 最初の予定通り横尾本谷右俣を登りました。でも、僕の脚の筋肉は大ダメージ!

    前日の天気予報から判断して、この日は雨の中、涸沢から徳沢へ降りるだけの日だと考えていました。ですから、前の晩は夜中まで楽しく語り合い、僕なぞは無制限に飲み続けていました。朝早く起きた僕は、涸沢ヒュッテのトイレへ向かいます。懐電で足元を照らしますが、僕は石畳の道をフラ~リ、フラリと歩きます。完全なる二日酔いです!2022年8月13日(土)横尾本谷右俣~ババ平▲5:24。意外や意外!吊尾根や奥穂の斜面には陽が当たっています。▲5:41。北穂は明るく輝き、青空も広がっています。▲5:47。こんな天気なら前穂北尾根も登れるんじゃないかと思いました。でも、その時点での予報は午前中は霧、昼からは雨も降るというもの。今の晴れ間も何時雲の中に隠れてしまうか信用できません。天気予報には翻弄され続けていますからね。それに、前...お盆山行3日目―――最初の予定通り横尾本谷右俣を登りました。でも、僕の脚の筋肉は大ダメージ!

  • お盆山行2日目 ――― 天候悪く、涸沢で停滞。北穂高岳には登りました。夜は飲み過ぎて大丈夫かな?

    夜はあまりよく眠れませんでした。でも、肉体的には疲労もなく、高度馴化も問題なさそうです。夜中には途中で雨も降っていたようですし、強い風も時折吹いていたみたいでした。2022年8月12日(金)パノラマコースと北穂高岳▲5:10。朝起きて、テントから出ると、涸沢岳や奥穂高岳の中腹に朝陽が当たっていました。稜線は厚いガスに覆われています。このままガスが上がって行き、天候が回復してくれることを願うばかりでした。▲5:13。でも、すぐに東の空からは太陽の姿は消えてしまいました。予報でもこの日の天気はあまり良いものではありません。無理をして前穂北尾根を登るのは危険ですから、早々に前穂北尾根は断念しました。▲7:15。目的喪失の無為な朝の時間が過ぎて行きました。稜線にガスはかかっていますが、この程度のガスの状況なら、登...お盆山行2日目―――天候悪く、涸沢で停滞。北穂高岳には登りました。夜は飲み過ぎて大丈夫かな?

  • お盆山行1日目 ――― 初日はのんびり涸沢まで。僕は夜のアルコールを控えました

    YYDの若手実力者であるK野さんには幅広い体験をして欲しいと思っています。僕で貢献できることがあれば、可能な限りの協力をしたいと思います。それは僕にとってもメリットがあって、K野さんと共に行動することで現状の僕の力量でも行ける山のルートが増えるのです。今年のお盆休みに選んだ主目標は北アルプス前穂高岳の北尾根、いわゆる前穂北尾根です。その姿は美しく、まさに岩稜登攀の醍醐味、爽快感を堪能できる名ルートです。僕は3回(うち1回は下降)登攀したことがありますが、快適で、技術的にもさほど困難ではありません。そして、副目標は横尾本谷右俣。W.ウェストンが槍ヶ岳登頂に際してアプローチに利用した有名なルートです。登攀的要素はまったくありませんが、美しい景色に囲まれた楽しいルートです。それに、意外と人もいません。僕はウェス...お盆山行1日目―――初日はのんびり涸沢まで。僕は夜のアルコールを控えました

  • モミソ沢で久し振りに滝のリードをさせてもらいました

    4日に参加することにしていた天覧山での岩トレが雨天中止となりました。お盆休みの山行前に少しは体を動かしておきたいと思っていましたから、雨で当てが外れました。週末にどこかへ行こうと思いましたが、あまり疲労が残ってもお盆山行に影響してしまいます。そんなことを思っていたら、N村さんが丹沢の水無川水系のモミソ沢を計画したのです。モミソ沢はすごく短い沢ですから、あまり疲労は残らないはず。参加させてもらうことにしました。ここのところリードをすることがほとんどなかった僕です。クライミングにも貪欲になろうと思い、N村さんに「今日はリードさせてください」とお願い。快く了解していただきました。リードの機会を奪ってしまったM澤さんにも感謝ですし、申し訳ない気持ちです。でも、高齢者だからと言って、後続に道を譲ってばかりでは、自分...モミソ沢で久し振りに滝のリードをさせてもらいました

  • 『標準コースタイムで歩く』シリーズ№7 ――― 89% 真夏の奥多摩で雷轟く中、水根山に登りました

    山仲間との都合も合わず、ぽっかりと予定が空いた週末、僕は独り奥多摩を歩くことにしました。3ヶ月ぶりに『標準コースタイムで歩く』シリーズ№7を実践するためです。しかも、『少し長い距離を歩く』シリーズにもしたくて、倉戸口バス停~倉戸山~水根山~六ッ石山~奥多摩駅というコースにしたのです。コースタイムは7時間10分です。少し長い距離というのを7時間以上と考えていますから、ギリギリその範疇ですね。『少し長い距離を歩く』シリーズはこれまでに3回行なっています。1回目:日陰名栗沢2回目:小同心クラック3回目:ツルネ東稜今回は奥多摩の一般登山道ですから、楽な山行ですね。ところが、怖い怖い雷のせいで、石尾根を六ッ石山経由で下山することを断念しました。谷沿いの水根沢林道を下ることにしたのです。ですから、コースタイムは6時間...『標準コースタイムで歩く』シリーズ№7―――89%真夏の奥多摩で雷轟く中、水根山に登りました

  • 赤岳天狗尾根を登る予定でしたが、増水で渡渉困難となり、ツルネ東稜に変更して登りました

    YYDでも2009年10月に実行されている、赤岳天狗尾根。僕自身も2006年11月にS子ともう一人年配の女性H場さんとの3人で登っています。その時は出合小屋と編笠山の青年小屋天場で2泊3日でした。そして、僕は天狗尾根にもう一回、冬期に登ってます。てっきり、2006年以降に行なったものとばかり思っていましたが、記録を確認すると、2004年1月でした。赤岳天狗尾根を登ってから、阿弥陀岳北稜を登攀していますね。こののち、ハイレベルなアルパインクライマーになっていったH原君とY根君との3人パーティーでした。天狗尾根の尾根上で1泊し、さらに行者小屋前でテン泊、そのまま帰るのももったいないので、阿弥陀岳北稜を登ってから下山したんでしょうね。YYDの若いメンバーにも様々な岩稜を経験してもらいたいと思っています。YYDは...赤岳天狗尾根を登る予定でしたが、増水で渡渉困難となり、ツルネ東稜に変更して登りました

  • 石津窪をK野さんのリードで遡行しました。僕は自分のリード能力を上げないと、と痛感しています

    『東京起点沢登りルート120』では石津窪は2級で中級の沢とされています。K野さんは哲さんとは天覧山の岩トレで面識があり、彼なら大丈夫だと判断できたのですが、T内さんのことは知りませんでしたから、僕に相談が来ました。僕は古い人間で、石津窪は1級で初級の沢だとの認識しかありません。全ての滝が高巻けて、危険な箇所もないと思っていたからです(大滝の高巻きだけはその後少しずつ崩れているようで、困難になって来ているようです)。今回はすべての滝を登攀する予定でしたから、ザイルを張りさえすれば、T内さんも大丈夫なはずです。で、「いいんじゃないの」と返事。哲さんもT内さんも沢登りを始めたばかりですが、いい刺激になると思います。沢登りにクライミング能力が必須であることを理解してもらえると思います。実力を伸ばしつつあるK野さん...石津窪をK野さんのリードで遡行しました。僕は自分のリード能力を上げないと、と痛感しています

  • ここはウルシゲ谷沢? 千ガ沢下降は期待以上の楽しさ

    前の週の小同心クラックの疲労がまだ残っている僕は、都合のいい計画を立てました。短い沢3本を登下降する計画です。途中どこでも中断できるからです。その僕の疲労に関しては、急斜面での登りで脹脛にすぐに乳酸が蓄積されるような状態でしたね。小同心クラックは数年ぶりのテント山行でしたし、15kgのザックもそれくらいぶりですから。それで、どこを計画したかというと、南秋川小坂志川の支流ウルシゲ谷沢左俣~市道山~秋川盆堀川の支流千ガ(ちが)沢下降~棡葉窪でした。最後の棡葉窪は二俣まで遡行して、仕事道から下山するつもりです。それぞれが本当に短い沢ですし、1本目でも2本目でも気楽に終了できます。市道山の標高が795.1mですから、沢の小ささも想像できると思います。2022年7月2日(土)ウルシゲ谷沢~市道山~千ガ沢下降▲9:0...ここはウルシゲ谷沢?千ガ沢下降は期待以上の楽しさ

  • 9年ぶりの岩登り本番は、10年ぶりの小同心クラック。これからもまだ登攀できるでしょうか?

    ザイルパートナーだったS子とは谷川岳一ノ倉沢、北岳バットレス、穂高岳滝谷、剱岳八ッ峰やチンネなどのルートを登攀しました。S子が愛鷹山の積雪期縦走で脛骨骨折し、2度にわたる手術とトータル9ヶ月間の入院の末、S子の岩登り本番は不可能になりました。僕は人間の繋がりを大切に手繰り寄せながら、若くて素晴らしい山仲間を神様からの贈り物のように与えられ続けました。そんな若者たちの中で、H原君、Y根君、S﨑君、H田君、O橋君たちと岩登り本番のザイルを組みました。でも、若者たちの人生は変化が激しいものです。結婚をして危険な登山からは遠ざかり、仕事が超多忙で時間すら無くなり、転勤で遠くに行ってしまいます。僕の岩登り本番は9年前のO橋君との穂高岳滝谷ドーム中央稜が最後になってしまいました。北アルプス北穂高岳滝谷ドーム中央稜を登...9年ぶりの岩登り本番は、10年ぶりの小同心クラック。これからもまだ登攀できるでしょうか?

  • 日陰名栗沢の遡行は僕にとっての山体力復活作戦の第2ステージです

    昨年の11月からスタートした僕の山体力復活作戦。11月21日のゴンザス尾根~本仁田山~大休場尾根が最初でした。それから7ヶ月近く経ちました。自分自身の山体力の復活レベルですけれど、最盛期の自分と比べたら5割くらいだと思います。でも、加齢による必然的な衰えもあるでしょうから、7割くらいまでは戻ったのかもしれません。まだまだ後3割はアップさせねばなりませんね。沢登りシーズンに入りましたから、一般登山道を『標準コースタイムで歩く』シリーズは№6までで止まったままです。ただ、コースタイムで、否、それ以下で歩くことは出来るようになったと感じています。ですから、僕は次のステージに進むことにしました。それは「これまでよりもコースタイムが長いコースを歩く」ことです。これまではコースタイム数時間のコースがほとんどでした。そ...日陰名栗沢の遡行は僕にとっての山体力復活作戦の第2ステージです

  • YYDの新人2人が天覧山で初めての岩登りトレーニングをしました

    6月5日(日)のシダクラ尾根地図読み山行の反省会(という名の打ち上げ)で、新人の男性1人が「岩登りの練習をしたい」と言っていました。という訳で、1週間後の12日に岩トレを実行することに。山行計画を公表すると、同じ日のもう1人の新人女性も参加を申し込んで来ました。「僕ひとりで2人の初心者を教えるのは大変だな~ぁ!」と思っていたら、それを察したK野さんが手伝いに来てくれることに。感謝!感謝!初心者2名への岩トレ体制はスタッフ面では心配なくなりましたが、もっと心配なのは天気でした。何日も前から気象庁やウェザーニュースやらをチェックし続けていましたが、気象庁は慎重派で「曇り時々雨」みたいなレベルの予報から良くはなりません。ウェザーニュースの飯能市の予報を見ていると、2日前くらいだったか、1時間おきの予報の中に雨マ...YYDの新人2人が天覧山で初めての岩登りトレーニングをしました

  • 10年ぶりのシダクラ尾根。新鮮な感覚で感動できました

    YYDでは常時新入会員を募集しています。入会を検討している人のために時々体験山行を実施しています。体験山行だからと言って、易しいハイキングと思ったら大間違い。登山体験がさほど多くない人もいるのですが、そんな人にとってはかなりハードな山行を計画しています。YYDの常日頃の山行と比べれば、易しい方かもしれませんけれどね。ちなみに僕の場合の体験山行は奥多摩のヤケト尾根(日陰名栗山北尾根)でした。僕はこの尾根を何回か登ったことがありましたし、積雪期にも登ったことがありましたから、問題はありませんでした。さらにもう1回、僕は体験山行に参加しました。丹沢の広沢寺での岩トレです。ここでも数多く岩トレしたことがありましたから、問題はありません。直後に僕は入会を決めました。この日の山行にも体験山行参加者が5名もいました。Y...10年ぶりのシダクラ尾根。新鮮な感覚で感動できました

  • YYDの山行で、鷹ノ巣谷を大滝まで往復して来ました

    鷹ノ巣谷へはもう10回以上は入渓していると思います。でも、遡行回数だけではなく、僕にとって鷹ノ巣谷が特別なのは、鷹ノ巣谷が僕が沢登りをした最初の沢だった、ということなんです。本当のところは、鷹ノ巣谷の前にカロ―川谷に入ってはいます。普通のハイキングの格好で入り、裸足になってナメ滝を登り、次の滝を高巻こうとしましたが、危険と判断してそこで終了しました。その直後から本屋さんで「僕がやろうとしている、沢沿いに山へ登る行為は一体何なのか?」知ろうと思い、本を探しました。そして、それが沢登りだということを知ったわけです。沢登りの解説本を1冊、沢のルート図集を1冊購入しました。ルート図集の方は、当時はそれしか販売されていなかったと思います。そのルート図集は『東京周辺の沢』(昭和54年5月10日初版発行草文社)でした。...YYDの山行で、鷹ノ巣谷を大滝まで往復して来ました

  • 久し振りの長尾谷。易しい沢というイメージでしたが、今の僕にとってはタフな沢でした

    沢登りの復帰第2戦は多摩川の日原川の倉沢谷の支流、長尾谷です。僕の沢登り感覚、そして沢登りに必要な体力を取り戻すための沢としては最適な沢のひとつだと思ったからです。沢のガイドブックでは「水平距離1800m、標高差600m、遡行時間2時間30分」となっていました。ちなみに、シダクラ沢は「2000m、700m、3時間20分」ですから、シダクラ沢の方が長くて高くて傾斜も強いことが分かります。ところが、沢登りの難易は数字通りにはいかないのが面白い所です。今の僕には長尾谷の方がシダクラ沢よりもずっとタフな沢と感じられました。ですから、復帰第2戦の沢としては良い選択だったと言えるでしょうね。2022年5月22日(日)倉沢谷長尾谷~棒杭尾根▲9:39。奥多摩駅発8時35分の東日原行バスに乗って、倉沢バス停下車。そこから倉沢林...久し振りの長尾谷。易しい沢というイメージでしたが、今の僕にとってはタフな沢でした

  • つづら岩も3年半ぶりです。ダブルザイルの練習をしました

    つづら岩は奥多摩の大岳山1266.5mから南東に延びる馬頭刈(まずかり)尾根上にある岩場です。メインの南面は高さ40m、幅60mあります。つづら岩は僕にとってはとても思い出深い岩場なんです。僕は27歳の時、沢登りのルート図集と沢登りの解説本だけを頼りに単独で沢登りを始めました。ザイルはもちろん、ヘルメットもハーネスもなく、地下足袋と草鞋だけでやってました。通い慣れた奥多摩の、ルート図があって、ザイルがなくても高巻いたりして遡行できる沢ばかりを登ったのです。奥多摩の沢でルート図に載っている沢は当時はまだ少ししかありませんでした。さらに、ザイル不要の易しい沢となると、本数は限られます。そんな沢を僕は季節を変えたりしながら何回も訪れたのです。3年間ほどそんなことをしていると、さすがに詰まらなくなって来て、他の沢にも行...つづら岩も3年半ぶりです。ダブルザイルの練習をしました

  • 3年半のブランクを越えて、易しいシダクラ沢を遡行しました

    僕は自分のことを沢屋だと思っています。レベルは最盛期でもせいぜい中級の下ほどだったと思いますが、沢の風景が大好きです。そんな僕が訳あって3年半もの間、沢登りをしませんでした。登山自体も充実していませんでしたから、山体力も低下の一途を辿っていました。クライミング練習だけは細々と継続していましたが、沢を歩く感覚や滝を登る能力もかなり落ちていることが想像できます。山体力もまだまだ復活にはほど遠いレベルですが、最低限度までは戻って来たかと思います。ですから、沢登りも再開することにしました。選んだ沢は当然すごく易しい沢ですし、これまで何度も遡行したことのある沢です。10回近く行ったことがあるかもしれません。それがシダクラ沢でした。多摩川本流の奥多摩湖の少し下流にある支流です。山で言えば、御前山と惣岳山の北面の沢。ザイルを...3年半のブランクを越えて、易しいシダクラ沢を遡行しました

  • YYDの仲間と秩父の釜ノ沢五峰と品刕(しなしゅう)を歩きました。何とか迷惑をかけずに歩けるレベルになったかな、と思いました

    GWがやって来ました。僕のGWの過ごし方ですが、尾瀬周辺の春山に行くことが多かったですね。2泊3日から4泊5日くらいの日程が多かったと思います。何回も(10回くらい?)行ったので、様々なピークに行きました。主だったピークをほぼ西から並べてみると、笠ヶ岳、至仏山、日崎山、ススヶ峰、赤倉岳(未達)、大白沢山、大白沢池、カッパ山、外田代、白沢山、平ヶ岳、景鶴山、与作岳、笹山、アヤメ平、皿伏山、大清水平、鬼怒沼山、黒岩山、赤安山、小淵沢田代、尾瀬沼、・・・・まだ行ってない場所もたくさんあります。春山の燧ケ岳も登ってみたいですね。赤倉岳も雪庇の状態が悪くて直前で断念しました。いつか行ってみたいですね。ここ数年は訳あってGWとしての山行は行なえていません。今年も同様です。雪山とも幕営とも遠ざかっていますから、泊りの春山は無...YYDの仲間と秩父の釜ノ沢五峰と品刕(しなしゅう)を歩きました。何とか迷惑をかけずに歩けるレベルになったかな、と思いました

  • YYDのT原さんと西丹沢の畦ヶ丸のバリエーションを歩きました

    ほんの少しずつですが、自分の山体力が復活しつつあることを実感し始めています。もちろん数年前までの山体力に比べるとまだまだですが、YYDの仲間に迷惑をかけない程度には復活しているかもしれません。ただ、この山行を行なった4月9日ころはまだそこまでの実感はありませんでした。僕にとっては頑張るレベルの山行を繰り返すことで、山体力の復活も前進する、そんな思いもありました。ですから、T原さんが計画した西丹沢の山行に思い切って申し込むことにしたのです。T原さんはYYDの中でも健脚と知られる強い山屋です。しかも、今回はT原さんと僕の二人だけ。鍛えられることを覚悟して臨みました。でも、それは杞憂で、僕との距離がほんの少し開くたびに、1秒とか2秒ほど僕に意識させない程度に立ち止まってくれるんです。僕との距離が開かないように気遣いし...YYDのT原さんと西丹沢の畦ヶ丸のバリエーションを歩きました

  • YYDの地図読み山行で伊豆ヶ岳東尾根を歩いて来ました

    またしても1ヶ月以上前の山行記録です。Y山さんが計画した体験山行です。体験山行というのはYYDに興味のある方にYYDの山行を体験してもらって、入会するかしないかの参考にしてもらうための山行です。YYDのことを知ってもらうためですから、普段YYDが実践しているような山行でなければなりませんし、かと言ってあまりハード過ぎてもいけません。僕自身は入会前に2回の体験山行に参加しました。最初はヤケト尾根でした。奥多摩の日陰名栗山の北尾根です。この尾根は僕は何回か登ったことがありましたから、問題はありません。2回目は丹沢のゲレンデ広沢寺でした。ここも何度となく訪れたことのあるゲレンデですし、易しいルートでの基本練習だけでしたから、問題はありませんでした。今回のY山さんの体験山行には女性2名が参加するようです。彼女たちのこと...YYDの地図読み山行で伊豆ヶ岳東尾根を歩いて来ました

ブログリーダー」を活用して、ザイルと焚火と焼酎とさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ザイルと焚火と焼酎とさん
ブログタイトル
ザイルと焚火と焼酎と
フォロー
ザイルと焚火と焼酎と

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用