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  • 少し前に、送られてきた写真漆黒の闇に映えるLEDライト。神戸のルミナリエです。人を引きつけてやまないようで、短い開催期間に随分と観客が来たらしい。こんな寒い時期だからこそ、ひときわ鮮やかで美しく見えるのだろうか。2018年はどんな光に出会えるだろう。光

  • 8月15日

    この日があったから、父は生き残り、帰還。やがて家族と再会そして一家再興ののち、次世代を又作った。その一人が私であり、今はその次世代も存在している。終わることで繋がったいのち。戦後の人生を余光と言っていたが、すでに戦地で過去の自分がどこかへ行ってしまったとぽつりのちに言っていた。戦地へ行く前から、昨歌をたしなんで昭和万葉集に戦争の歌が残ることになる。作歌は命が光る貴重な時だっただろう。鉛筆と紙さえあれば、いいのよと同じ歌の会で知り合い、結婚した母も60年亡くなるまで歌を続けた。亡くなったのはその歌の会の席で倒れて9日後。父は20数年いた場所を捨てて東京へ戻ってきて又歌の中心で切磋琢磨したかったが、この街では生き延びられなかった。享年60歳。職場で倒れてそのまま逝った。20代に煌めく作品を生み出したのだからやはり余...8月15日

  • なんとかの湯

    矢継ぎ早ですがまた更新我が家は車で行くと、30分以内にいわゆるスーパー銭湯がそこかしこにあります。その中でもよく行く湯は、毎時ごとにCMを流し、それが又サブリミナル効果抜群で着く早々、つい口ずさんでしまう♪衣食住揃っていて便利至極裸だから、衣は要らない?いえいえ汗を流すサウナ専門エリアでは作務衣を着て闊歩するから、衣も充実しているのだ。食は充実したお食事どころがあり、軽食もある。住の一部か?ヘアカット、マッサージ、アカスリ子供コーナー、ゲームコーナーと色々ある。極め付きは、広い広い畳の間にいつになく緩んだ老若男女がトドのように(失礼)ウチ倒れている、その有様。ああ、ここは温泉だ…実際湯に入って出て、しばらくは携帯をいじってもいられるのが、やがて地面に引きずり下ろされるようにググッ冷房や何やかやでどんどん中心にた...なんとかの湯

  • 帰るとほっ

    出戻りの梅雨?ならぬ台風停滞で梅雨明け後の大雨のこの頃…それ以前にも豪雨で被害甚大人々の生活が打ち砕かれましたまだ終わっていないそして人の術は儚く弱いものかな大自然の猛威に、直接一撃を食らうことに加えてまるで連動するような、政治の中心で辞める人続々…この気象に動かされているのかと、連想したくなるほどだ川岸が決壊するような、突然の辞任劇結び目がゆるくなりがちだったか解ける、解ける…大雨に変化した週末の午後車にまつわる綻びを軽自動車の窓からなんども目撃スーパーの出口での事故は車と自転車、見なかったのだろう延々と検証が続いていた選りに選って視界が限られるカーブのそのポイントに車が止まる!対向車がゆっくり待ってはくれましたが道幅があるとはいえ、端に寄らずにデンと停車中のバン、ふくらませて追い越すヒヤヒヤ首を振れば道の右...帰るとほっ

  • やすらぎの郷

    すっかり間があいてしまいましたが、元気に年は越せました。苦笑。そして、もう桜の季節、とは早いものです。今年はしっかり目に焼き付けようと思っていますが、それには、やはりスケッチが一番。なにより手元に残りますしね。さて、何処へ行こうか?あと、少しの時間…それはさて置き、いやはや楽しい昼ドラが始まりました。テレビ世代だからこそ受ける、「やすらぎの郷」倉本聰脚本、向こうからの声がけでしか入れないと言う、夢のような老人ホームのお話!なんと初回は8パーセントを超えたとか…20分の番組なのに。テレビ界で活躍した人々がひっそり暮らすらしい豪華なホームに、認知症の妻を見送ってから、無料で入る事になった主人公。入る基準もなかなか、なんですよね。行ったばかりの場所と随分似ているよね、とロケ地の情報をググると、おーやはり…温暖な場所の...やすらぎの郷

  • 寒暖の贈り物

    二日前ですか、すでに我が家が郊外なのですが・・・さらに郊外にある山の端近くのショッピングセンターへ車を駆る最中、目に飛び込む紅葉のあまりの鮮やかさに思わず声が。あの長い梅雨、そして夏があったのかどうかも分からない、はっきりとしない日々。最後まで蒸し暑かった10月ののち、突然冬のような寒い秋が来ました。が、その寒暖が贈り物をくれたのでしょう。見れば、木々は根元は青々として、先がオレンジや黄に変容し銀杏並木はまだ青々とのんびりしたのもあればまっ黄になっていたり。オレンジの街路樹はあまりに派手な色だし、どうだんつつじも深紅のベルトのようで、何もかもがあでやかに色づいて、なんだか自然が慌てている。いつもは緩慢に枯れるに任せた冴えない色味の山肌なのに、今年は、ペルシャ絨毯みたい。晴れればブルーの背景にすべての色彩が出揃い...寒暖の贈り物

  • 香りの季節

    涼しいを通り過ぎ、一気に寒いぐらいの日々。この寒暖差が体には来ますね。暑い、寒いと安定すると、わりあい楽なんですが春や秋の季節の変わり目はどうも調子がとりずらい。そして、不思議にあれほど使っていたお香もなりをひそめ、いよいよ灯火親しむ夜は、アロマが出番となるのです。ろうそくの明かりに心もやわらぎ、ブレンドしした香りを楽しむ・・・豊かな時間です。今夜は、ブラッドオレンジ5滴とベンゾイン1滴そして乳香1滴のブレンド。以前手にした、冬シリーズのブレンド精油が切れて、自分なりに作ってみたのですが、同じオレンジでもスィートとブラッドでは甘さの重みが違う。香りで重み、というのも難しいのですが、すっとしてストレートな強い香りもあれば、自然の多様さを残したどーんとした香りもある。精油は大体が、自然ですからさまざまな要素が溶け込...香りの季節

  • 美味に会う

    9月もやっと涼しくなってきたこの頃今年は梅雨が長く(東京の話ですが)、8月炎天が続くかと思いきやなが~い台風シーズンなどなどで曇りや雨が多くそれは今でも続いています。一体、太陽の顔がのぞいたのは何日間?と言いたいくらいどんより、じめじめ蒸し暑かった。が、暑さ寒さも彼岸まで・・・さすがにこうしてパソコンに向かっていても窓をあければ、ややひんやりとした空気が入ってきて一息つけます。夏は何をしていたのかといえば、先月にも書いたような観たり、聞いたりが続き、なぜか、きつ~い季節に行きたくなる能にも脚を運び、ぐったりして(満足してw)帰ってきたり。毎回、あの体験をふしぎと思いますが、じっと耐えて(!?)そのあかつきに来る、シャワーのような謡の高揚には、あ・・遠路はるばる、酷暑酷寒なんのその来てよかったとふかぶかと感動する...美味に会う

  • 真夏こそ

    正に観る、読むが進むのです。なぜか猛暑は、いつも閉じ込められる感があるからか、却ってそこを突破したくなり、体はしんどいのに、絵を見に行ったり映画で遠出したり、普段読まない日本文学に急に手が出たり。思い出すのは高校生の夏休み、源氏物語を読み始めてしまい宇治十帖は残したものの、最後まで。その後続きは手にしていない。原文に浸るには長い休み中が一番だった。思えば暑い昼下がり延々と古文と格闘した記憶がある。古文は分断されると、もう入り込めなかったから、この時が唯一だったかもしれない。大学時代はもっぱら四年間読んでばかりで、季節は問わず…トーマス・マンから延々とドイツの物を追いかけた。あれも心の時間だけはあったからか。まあよく浸れたものだ。それから随分読むことから遠ざかった気がする。めまぐるしく生きるばかりだった。が、時折...真夏こそ

  • 車椅子マーク

    考えさせられる事が多々あった旅の出来事を書こうと思う。今回、家族の足が不自由になり、それでも旅を敢行することにした。正直呆れる暴挙。しかし予約はすでに入り、お金も戻らないからとつい欲が出て…後でずいぶん後悔する羽目になったが。所は海外。まずは出発に際して、先方の到着空港内の車いす移動が必要と判明。事前に予約するには、出発カウンターまで来てくださいとの一言。いつもネットで簡単チェックインしていた者には、なるほど正にチェックするのだな〜と、理解させられる。度合いを見るのだろう。そこに辿り着くまでが既にトラブルだった!何しろ何もかも初めてのことで、程度が分からず、もう音を上げたくなる。これは先々大変だぞ・・・とにかく職員を捕まえ、訴えることが大切とすでに悟る。さて、飛行機は無事乗ったが足は浮腫むから、せっかく前に足を...車椅子マーク

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